JP4198783B2 - Oil mist separator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、工作機械等のオイルミスト潤滑系で使用されるオイルミスト分離器に関し、特に、工作機械の高速主軸の軸受部やギヤーボックス内の歯車等のミスト潤滑を行うオイルミスト潤滑系で使用されるオイルミスト分離器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、工作機械の高速主軸の軸受のミスト潤滑は、油の撹拌による温度上昇を抑制するために、ミスト粒径が小さいファインミストによって供給過多にならない流量をもって行われることを要求される。これに対し、ギヤーボックス内の歯車の潤滑は、軸受潤滑とは異なり、油浴潤滑や、ポンプによる強制潤滑により行われている。
【0003】
一部の機械では、歯車の潤滑もミスト潤滑により行うものがある。この歯車のミスト潤滑は、歯車の焼き付きを防止するために、軸受潤滑用のものよりミスト粒径が大きいラフミストによって多めの油量により行われることを要求される。
【0004】
このため、軸受の潤滑も、歯車の潤滑も、ミスト潤滑により行う場合には、両潤滑で異なる要求を満足するために、それぞれ専用のミスト発生装置を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のオイルミスト潤滑系では、配管回路の壁面等に付着することにより、液流状のコンデンス油が配管回路の途中で発生し、これが塊になって軸受等に過剰供給され、不安定な給油になり、特にファインミストによる適量潤滑を要求される軸受では、供給過多の油の撹拌による異常発熱の原因になり、軸受寿命を低下させる原因になる。
【0006】
また、軸受の潤滑と歯車の潤滑の両方をミスト潤滑により行う場合には、両潤滑で異なる要求を満足するために、2個のミスト発生装置が必要になり、装置構成が複雑なものになる。
【0007】
この発明は、上述の如き問題点に着目してなされたものであり、一つのミスト発生装置によって軸受のミスト潤滑と歯車のミスト潤滑とを安定性よく的確に行われる得るようにする器具であるオイルミスト分離器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明によるオイルミスト分離器は、ミスト発生装置から軸受潤滑部、歯車潤滑部へミストエアーを供給するオイルミスト配管の途中に設けられるオイルミスト分離器であって、
前記オイルミスト配管の通路断面積より大きい断面積を有する拡張チャンバを画定する箱体を有し、前記箱体の一方の面部にミストエアーの入口ポートが設けられ、前記箱体の他方の面部に第一の出口ポートが設けられ、前記箱体の底面部に第二の出口ポートが設けられており、
挿入管によって前記拡張チャンバ内に突出した前記第一の出口ポートは前記入口ポートより高い位置に設けられ、前記入口ポートと前記第一の出口ポートの挿入管とが互い違いに向き合っており、
前記入口ポートより前記拡張チャンバ内に流入したミストエアーのうち、ミスト粒径が小さい低重量のファインミストによるミストエアーの多くは、気流に乗って前記拡張チャンバの上側の前記挿入管より前記第一の出口ポートに連通した前記配管によって前記軸受潤滑部に供給されると共に、前記ミスト発生装置に連通した前記配管で発生したコンデンス油やミスト粒径が大きい重いラフミストによるミストエアーは、気流に乗らず、重力により前記拡張チャンバの下方へ落下するように流れ、前記第二の出口ポートに連通した前記配管によって歯車潤滑部に供給されるべく構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0012】
図1はこの発明によるオイルミスト分離器を含むオイルミスト潤滑系の一つの実施の形態を示している。
【0013】
図1において、10はミスト発生装置を、20はオイルミスト配管(後述する配管40、42、44)の途中に設けられたオイルミスト分離器を各々示している。
【0014】
オイルミスト分離器20は立方体状の箱体22により構成されている。箱体22はオイルミスト配管(後述する配管40、42、44)の通路断面積より大きい断面積を有する拡張チャンバ24を画定している。
【0015】
オイルミスト分離器20は、箱体22の一方の面部22aにミストエアーの入口ポート26を有し、箱体22の他方の面部22bに第一の出口ポート28を有し、箱体22の底面部22cに第二の出口ポート30を有している。
【0016】
この場合、第一の出口ポート28は入口ポート26より高い位置に設けられ、入口ポート26と第一の出口ポート28とは互い違いに向き合っている。なお、第二の出口ポート30は、箱体22の底面部22cにあるから、入口ポート26、第二の出口ポート30の何れよりも低いて位置にある。
【0017】
また、第一の出口ポート28は挿入管32によって拡張チャンバ24内に突出している。
【0018】
入口ポート26は、配管40によってミスト発生装置10と接続され、ミスト発生装置10よりミストエアーを供給される。
【0019】
この場合、ミスト発生装置10は、ミスト粒径が小さい軸受ミスト潤滑用のファインミストによるミストエアーを発生する。
【0020】
第一の出口ポート28は、軸受ミスト潤滑用のミストエアー出口ポートであり、配管42によって軸受潤滑部50に連通している。
【0021】
第二の出口ポート30は、歯車ミスト潤滑用のミストエアー出口ポートであり、配管44によって歯車潤滑部60に連通している。
【0022】
上述のような構成によるオイルミスト分離器20では、入口ポート26より拡張チャンバ24内に流入したミストエアーのうち、ミスト粒径が小さい低重量のファインミストによるミストエアーの多くは、気流に乗って拡張チャンバ24の上側の挿入管32より第一の出口ポート28へ流れ、配管42によって軸受潤滑部50に供給される。
【0023】
これに対し、配管回路(配管40)で発生したコンデンス油やミスト粒径が大きい重いラフミストによるミストエアーは、気流に乗らず、重力により拡張チャンバ24の下方へ落下するように流れ、拡張チャンバ24の底面に開口している第二の出口ポート30より配管42によって歯車潤滑部60に供給される。
【0024】
上述のようにして拡張チャンバ24内にて、ミスト粒径が小さいファインミストによる軸受ミスト潤滑に適したミストエアーと、コンデンス油やミスト粒径が大きいラフミストによる歯車ミスト潤滑に適したミストエアーとに自然分離され、軸受潤滑部50にはミスト粒径が小さいファインミストによるミストエアーが適量供給され、歯車潤滑部60にはコンデンス油やミスト粒径が大きいラフミストによるミストエアーが全体して多量に供給される。
【0025】
これにより、コンデンス油が塊になって軸受潤滑部50に過剰供給されることが回避され、供給過多の油の撹拌による異常発熱することがなくなり、これに対し歯車潤滑部60にはコンデンス油やミスト粒径が大きいラフミストによるミストエアーが全体して多量に供給されて歯車潤滑が良好に行われ、一つのミスト発生装置10によって軸受のミスト潤滑と歯車のミスト潤滑とが安定性よく的確に行われるようになる。
【0026】
また、入口ポート26と挿入管32、第一の出口ポート28とは互い違いに向き合っているから、ミスト粒径が大きいラフミストによるミストエアーが入口ポート26より第一の出口ポート28へ直流することがない。
【0027】
また、第一の出口ポート28は挿入管32によって拡張チャンバ24内に突出しているから、拡張チャンバ24の内壁面に付着した油滴による液流が第一の出口ポート28に流れ込むことがなく、第一の出口ポート28にはミスト粒径が小さいファインミストによる軸受ミスト潤滑に適したミストエアーだけが流れることになる。このことによっても軸受のミスト潤滑が安定性よく良好に行われる。
【0028】
また、拡張チャンバ24は、オイルミスト配管の通路断面積より大きい断面積を有し、内容積を有しているから、ミスト発生装置10が油滴下式のもので、ミスト発生に関して脈動(濃薄)があっても、ミストエアーは拡張チャンバ24内に一時滞在し、拡張チャンバ24がバッファチャンバとして機能し、ミストエアーの濃度の安定化が図られる。
【0029】
上述のようなことから、ミスト潤滑の状態が安定し、良好なミスト潤滑が行われるようになる。
【0030】
以上に於ては、この発明を特定の実施の形態について詳細に説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、この発明の範囲内にて種々の実施の形態が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、この発明によるオイルミスト分離器によれば、ミスト粒径が小さい低重量のファインミストとコンデンス油およびミスト粒径が大きい重いラフミストとが拡張チャンバ内で重力分離され、ミスト粒径が小さいファインミストによるミストエアーの多くは、気流に乗って拡張チャンバの上側の第一の出口ポートへ流れ、これに対し、配管回路で発生したコンデンス油やミスト粒径が大きいラフミストによるミストエアーは、気流に乗らず、重力により拡張チャンバの下方へ落下するように流れ、拡張チャンバの底面に開口している第二の出口ポートへ流れる。
【0032】
これにより、ミスト粒径が小さいファインミストによるミストエアーは第一の出口ポートより軸受潤滑部に供給し、コンデンス油やミスト粒径が大きいラフミストによるミストエアーは第二の出口ポートより歯車潤滑部に供給することができ、一つのミスト発生装置によって軸受のミスト潤滑と歯車のミスト潤滑とを安定性よく的確に行うことが可能になる。
【0033】
また、第一の出口ポートが入口ポートより高い位置に設けられ、入口ポートと第一の出口ポートとが互い違いに向き合っているから、ミスト粒径が大きいラフミストによるミストエアーが入口ポートより第一の出口ポートへ直流することがなく、ミスト粒径が小さいファインミストによるミストエアーとミスト粒径が大きいラフミストによるミストエアーとの分離が確実に行われ、一つのミスト発生装置によって軸受のミスト潤滑と歯車のミスト潤滑とを安定性よく的確に行うことが可能になる。
【0034】
さらに、第一の出口ポートは挿入管によって拡張チャンバ内に突出しているから、拡張チャンバの内壁面に付着した油滴による液流が第一の出口ポートに流れ込むことがなく、第一の出口ポートにはミスト粒径が小さいファインミストによる軸受ミスト潤滑に適したミストエアーだけが流れることになり、軸受のミスト潤滑が安定性よく良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明によるオイルミスト分離器を含むオイルミスト潤滑系の一つの実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ミスト発生装置
20 オイルミスト分離器
22 箱体
24 拡張チャンバ
26 入口ポート
28 第一の出口ポート
30 第二の出口ポート
32 挿入管
40、42、44 配管
50 軸受潤滑部
60 歯車潤滑部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an oil mist separator used in an oil mist lubrication system for machine tools and the like, and in particular, used in an oil mist lubrication system for performing mist lubrication of a bearing portion of a high-speed main spindle of a machine tool or a gear in a gear box. The present invention relates to an oil mist separator.
[0002]
[Prior art]
In general, mist lubrication of a high-speed main shaft bearing of a machine tool is required to be performed at a flow rate that does not cause excessive supply by fine mist having a small mist particle size in order to suppress temperature rise due to oil agitation. On the other hand, unlike the bearing lubrication, the gears in the gear box are lubricated by oil bath lubrication or forced lubrication by a pump.
[0003]
In some machines, the gears are also lubricated by mist lubrication. The gear mist lubrication is required to be performed with a larger amount of oil by rough mist having a larger mist particle size than that for bearing lubrication in order to prevent seizure of the gear.
[0004]
For this reason, when both the bearing lubrication and the gear lubrication are performed by mist lubrication, dedicated mist generators are employed in order to satisfy different requirements for both lubrications.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In a conventional oil mist lubrication system, liquid-like condensed oil is generated in the middle of the piping circuit by adhering to the wall surface of the piping circuit, and this is agglomerated and excessively supplied to bearings, etc. In particular, a bearing that requires an appropriate amount of lubrication with fine mist causes abnormal heat generation due to agitation of excessive supply of oil, and causes a decrease in bearing life.
[0006]
Further, when both the bearing lubrication and the gear lubrication are performed by mist lubrication, two mist generators are required to satisfy different requirements for both lubrications, resulting in a complicated apparatus configuration. .
[0007]
The present invention has been made by paying attention to the above-described problems, and is an instrument that allows a mist lubrication of a bearing and a mist lubrication of a gear to be stably and accurately performed by one mist generating device. It aims to provide an oil mist separator.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, an oil mist separator according to the present invention is an oil mist separator provided in the middle of an oil mist pipe for supplying mist air from a mist generator to a bearing lubrication part and a gear lubrication part. ,
The oil mist has a box body defining an expansion chamber having a cross sectional area greater than the cross-sectional area of the pipe, mist air inlet port is provided on one surface of the box body, the other face of the box body A first outlet port is provided, and a second outlet port is provided at the bottom of the box ,
The first outlet port protruding into the expansion chamber by an insertion tube is provided at a position higher than the inlet port, and the inlet port and the insertion tube of the first outlet port face each other alternately.
Of the mist air that has flowed into the expansion chamber from the inlet port, most of the mist air by the fine mist having a small mist particle size and small weight rides on the first air pipe from the insertion tube on the upper side of the expansion chamber. Mist air generated by the condensed oil and heavy rough mist having a large mist particle size generated in the pipe connected to the bearing lubrication part by the pipe communicating with the outlet port of the mist generator does not ride on the airflow. , And flows so as to drop below the expansion chamber due to gravity, and is supplied to the gear lubrication portion by the pipe communicating with the second outlet port .
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 shows one embodiment of an oil mist lubrication system including an oil mist separator according to the present invention.
[0013]
In FIG. 1, 10 indicates a mist generating device, and 20 indicates an oil mist separator provided in the middle of an oil mist pipe (
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
In this case, the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
In this case, the
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
In the
[0023]
On the other hand, condensed oil generated in the piping circuit (pipe 40) or mist air due to heavy rough mist having a large mist particle size flows on the
[0024]
As described above, in the
[0025]
As a result, it is avoided that the condensed oil is agglomerated and excessively supplied to the
[0026]
In addition, since the
[0027]
Further, since the
[0028]
Further, the
[0029]
As described above, the state of mist lubrication is stabilized and good mist lubrication is performed.
[0030]
In the above, the present invention has been described in detail with respect to specific embodiments. However, the present invention is not limited thereto, and various embodiments are possible within the scope of the present invention. This will be apparent to those skilled in the art.
[0031]
【The invention's effect】
As can be understood from the above description, according to the oil mist separator of the present invention, low-weight fine mist with a small mist particle size and condensed rough oil and heavy rough mist with a large mist particle size are separated by gravity in an expansion chamber. Most of the mist air generated by fine mist with a small mist particle size flows in the airflow to the first outlet port on the upper side of the expansion chamber, while the condensed oil generated in the piping circuit and the rough mist with a large mist particle size Mist air does not get on the airflow, flows so as to fall below the expansion chamber due to gravity, and flows to the second outlet port opened at the bottom surface of the expansion chamber.
[0032]
As a result, mist air from fine mist with a small mist particle diameter is supplied to the bearing lubrication part from the first outlet port, and mist air from rough mist with large condensed oil and mist particle diameter is fed to the gear lubrication part from the second outlet port. The mist lubrication of the bearing and the mist lubrication of the gear can be performed stably and accurately by one mist generator.
[0033]
In addition, since the first outlet port is provided at a position higher than the inlet port, and the inlet port and the first outlet port face each other alternately, mist air due to rough mist having a large mist particle size is first from the inlet port. Mist air from fine mist with small mist particle size and mist air with rough mist with large mist particle size are reliably separated without direct current to the outlet port, and mist lubrication of bearings and gears are performed by one mist generator. This makes it possible to perform the mist lubrication with good stability and accuracy.
[0034]
Furthermore, since the first outlet port protrudes into the expansion chamber by the insertion tube, the liquid flow caused by the oil droplets attached to the inner wall surface of the expansion chamber does not flow into the first outlet port. Only mist air suitable for bearing mist lubrication by fine mist having a small mist particle diameter flows through the mist, and the mist lubrication of the bearing is performed with good stability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing one embodiment of an oil mist lubrication system including an oil mist separator according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記オイルミスト配管(40、42、44)の通路断面積より大きい断面積を有する拡張チャンバ(24)を画定する箱体(22)を有し、前記箱体(22)の一方の面部(22a)にミストエアーの入口ポート(26)が設けられ、前記箱体(22)の他方の面部(22b)に第一の出口ポート(28)が設けられ、前記箱体(22)の底面部(22c)に第二の出口ポート(30)が設けられており、
挿入管(32)によって前記拡張チャンバ(24)内に突出した前記第一の出口ポート(28)は前記入口ポート(26)より高い位置に設けられ、前記入口ポート(26)と前記第一の出口ポート(28)の挿入管(32)とが互い違いに向き合っており、
前記入口ポート(26)より前記拡張チャンバ(24)内に流入したミストエアーのうち、ミスト粒径が小さい低重量のファインミストによるミストエアーの多くは、気流に乗って前記拡張チャンバ(24)の上側の前記挿入管(32)より前記第一の出口ポート(28)に連通した前記配管(42)によって前記軸受潤滑部(50)に供給されると共に、前記ミスト発生装置(10)に連通した前記配管(40)で発生したコンデンス油やミスト粒径が大きい重いラフミストによるミストエアーは、気流に乗らず、重力により前記拡張チャンバ(24)の下方へ落下するように流れ、前記第二の出口ポート(30)に連通した前記配管(44)によって歯車潤滑部(60)に供給されるべく構成されていることを特徴とするオイルミスト分離器。 An oil mist separator (20) provided in the middle of an oil mist pipe (40, 42, 44) for supplying mist air from the mist generator (10) to the bearing lubrication part (50) and the gear lubrication part (60). And
The oil mist pipe (40, 42, 44) has a box body (22) defining an expansion chamber (24) having a larger cross-sectional area than the cross-sectional area of one of the surface portions (22a of the box body (22) ) Is provided with a mist air inlet port (26), the other surface (22b) of the box (22) is provided with a first outlet port (28), and the box (22) has a bottom surface ( 22c) is provided with a second outlet port (30) ,
The first outlet port (28) protruding into the expansion chamber (24) by the insertion tube (32) is provided at a position higher than the inlet port (26), and the inlet port (26) and the first outlet port (26) are provided. The insertion port (32) of the outlet port (28) is alternately facing,
Of the mist air that has flowed into the expansion chamber (24) from the inlet port (26), most of the mist air by fine mist having a small mist particle size and having a small mist particle size is carried on the air flow and flows into the expansion chamber (24). It is supplied to the bearing lubrication part (50) by the pipe (42) communicating with the first outlet port (28) from the insertion pipe (32) on the upper side, and also communicated with the mist generating device (10). Condensed oil generated in the pipe (40) and mist air due to heavy rough mist having a large mist particle diameter do not ride on the airflow but flow so as to fall below the expansion chamber (24) due to gravity, and the second outlet port oil mist component, characterized in that it is configured to be supplied to the gear lubricant portion (60) by said pipe communicating (44) to (30) Vessel.
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