[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4194506B2 - 復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機 - Google Patents

復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP4194506B2
JP4194506B2 JP2004038946A JP2004038946A JP4194506B2 JP 4194506 B2 JP4194506 B2 JP 4194506B2 JP 2004038946 A JP2004038946 A JP 2004038946A JP 2004038946 A JP2004038946 A JP 2004038946A JP 4194506 B2 JP4194506 B2 JP 4194506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
communication system
position information
software
signal demodulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004038946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005229546A (ja
Inventor
正典 斉藤
直彦 居相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2004038946A priority Critical patent/JP4194506B2/ja
Publication of JP2005229546A publication Critical patent/JP2005229546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4194506B2 publication Critical patent/JP4194506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、ソフトウェア無線技術を利用した放送・通信システムにおける信号復調用ソフトウェアのダウンロード方法およびこの方法において使用される受信機に関し、詳しくは、広域通信システムと狭域通信システムを併用する場合の復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機に関するものである。
近年、例えば、移動体等に対する通信の必要性から、多種多様な無線通信システムのサービスが提供されるようになってきている。このような環境下において、所望とするサービス機能や受信状態等に応じ、無線通信システムを適宜切り替えて使用したいという要求が強い。
そこで、各種の無線通信システムサービスに対応した無線端末を逐次構築することが可能なソフトウェア無線技術が注目されている。このソフトウェア無線技術を用いたソフトウェア無線端末は、無線リンク接続を行うための信号復調用の処理部等をソフトウェア(以下、信号復調用ソフトウェアとも称する)のダウンロードによって構築するものであり、単一のハードウェアを用いて、異なる無線通信システムに適応し得る無線端末に変更することができる。これは、夫々の無線通信システムに対応したハードウェア手段を備えておく必要がないことから、スペース、コスト、さらにはシステムバージョンアップ等の点で極めて効率的な技術である。
上述した信号復調用ソフトウェアのダウンロード方法としては、物理的な記憶媒体に記憶されていたソフトウェアを無線端末に入力する方法、インターネット等の有線回線経由で伝送したソフトウェアを無線端末に入力する方法、さらには通信・放送システムの伝送路自体を用いて伝送したソフトウェアを無線端末に入力する方法等が考えられるが、このうち、通信・放送システムの伝送路自体を用いて信号復調用ソフトウェアをダウンロードする方法は、ダウンロード用の伝送路や媒体を別途必要としないという点で優れた手法である。
このような、通信・放送システムの伝送路自体を使用して信号復調用ソフトウェアをダウンロードする手法は、例えば下記非特許文献1に示されている。
ソフトウェア無線における無線ダウンロード方法の一検討(電子情報通信学会ソフトウェア無線研究会、SR00-07、pp.47-52、2000年4月)
しかしながら、上記非特許文献1に記載された技術は、単一の通信システムにおけるダウンロードの手順についてのものであり、利用可能な通信・放送システムの伝送路が複数存在する場合に、信号復調用ソフトウェアのダウンロードを行なうための具体的な伝送路の選択および使用手順についての技術的検討はなされていない。
特に、放送のように広いサービスエリアをカバー可能な広域通信(放送)システムと、無線LANに代表される狭域通信システムの双方が、信号復調用ソフトウェアのダウンロードに利用可能である場合に、両者をどのように使い分け、かつ連携させるかという点に関する具体的な技術は、上記非特許文献1に限らず、その他の提案においても示唆されていない未開拓の技術である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、広域通信システムと狭域通信システムを効果的に連携させ、信号復調用ソフトウェアをダウンロードする際の信頼性を確保しつつ、伝送容量の異なる複数の通信システム間で、ソフトウェアをダウンロードする際の負荷を効果的に分担することが可能な復調ソフトウェアのダウンロード方法およびこれに用いられる受信機を提供することを目的とするものである。
本発明の復調ソフトウェアダウンロード方法は、
所定地域の全体をカバーする広域通信システムと、該所定地域の一部のみをカバーする狭域通信システムとを使用し、
前記広域通信システムにより、前記狭域通信システムの信号復調用ソフトウェアを、所定値以上の頻度で反復送信し、
前記信号復調用ソフトウェアは、当該信号復調用ソフトウェアにより信号復調される通信システムの種別を示す通信システム識別情報と、前記所定地域内における、当該信号復調される通信システムが受信可能なエリアを示す受信可能エリア位置情報とを付加して送信するものとし、
受信機側では、前記広域通信システムで送信された前記狭域通信システムの前記信号復調用ソフトウェアと、当該信号復調用ソフトウェアに付随する前記通信システム識別情報および前記受信可能エリア位置情報を含む前記付加情報とを所定の記憶装置に記憶するとともに、所定の位置情報検出装置から現在の受信位置を示す現在位置情報を取得し、
さらに受信機側では、前記記憶装置に記憶された前記信号復調用ソフトウェアのうち前記通信システム識別情報、前記受信可能エリア位置情報、および前記現在位置情報に基づいて、前記狭域通信システムによる送信信号を復調する信号復調部にダウンロードすべき信号復調用ソフトウェアを選択し、該選択された信号復調用ソフトウェアを前記信号復調部にダウンロードし、
前記受信機側では、受信者が受信を希望する情報種別が設定されるとともに、該情報種別で識別される各情報が、いかなる時刻にいかなる前記狭域通信システムで送信されるかが規定された番組表情報が設定され、
前記受信機側では、前記現在位置情報が、前記記憶装置に記憶された前記信号復調用ソフトウェアの前記受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であるか否かの判定を、前記受信優先順位の高い順に、前記信号復調用ソフトウェアごとに行い、
前記現在位置情報が前記受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であると判定された前記狭域通信システムのうち、前記受信を希望する情報種別が送信されるまでの待ち時間が最も少ない前記狭域通信システムの前記信号復調用ソフトウェアを、前記信号復調部ヘダウンロードすることを特徴とするものである。
なお、上記「広域通信システム」には、例えば地上デジタル放送や衛星デジタル放送等の放送システムが含まれる。
また、前記復調ソフトウェアダウンロード方法おいて、
前記受信機側では、前記現在位置情報が、前記記憶装置に記憶された前記信号復調用ソフトウェアの前記受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であるか否かの判定を、前記信号復調用ソフトウェアごとに行い、
前記現在位置情報が前記受信可能エリア内であると判定された前記信号復調用ソフトウェアが存在しない場合には、該現在位置情報を、受信がなされている移動体の現在の進行方向から予測される、所定時間後の該移動体の位置を示す予測位置情報に置き換えた後、
前記判定および前記ダウンロードを行なうことが好ましい。
さらに、前記広域通信システムが地上デジタル放送システム、衛星デジタル放送システムおよびIMT-2000のうちから選択されるシステムであることが好ましい。
また、本発明の受信機は、上述したいずれかの復調ソフトウェアダウンロード方法に用いられることを特徴とするものである。
本発明の復調ソフトウェアダウンロード方法および受信機によれば、カバーするサービスエリアが広い広域通信システム(通信システムあるいは放送システム)を信号復調用ソフトウェアのダウンロード用の伝送路として利用することで、所望する時点において受信機が必要とする信号復調用ソフトウェアを、その時点までに確実に受信機に伝送することができる。これにより、所望する時点において必要な信号復調用ソフトウェアを記憶装置から復調部ヘダウンロードする際に、常にその信号復調用ソフトウェアが記憶装置に記憶されているという状態とすることができる。
また、伝送帯域が広く、伝送容量が大きい広域通信システム(通信システムあるいは放送システム)を信号復調用ソフトウェアの伝送路として利用することにより、信号復調用ソフトウェア配信の対象となる各狭域通信システムの信号復調用ソフトウェアを一括して伝送することができ、システム全体の簡略化、および受信機動作の簡略化が可能となる。
また、信号復調用ソフトウェアをダウンロードするか否かの判定を、現在位置情報および受信可能エリア位置情報の各情報に基づいて行なうことにより、各狭域通信システムの信号復調用ソフトウェアを、それぞれ最も必要とされるタイミングで確実に信号復調部ヘダウンロードすることができる。
さらに、信号復調用ソフトウェアをダウンロードするか否かの判定に受信優先順位情報、受信希望情報種別情報あるいは予測位置情報等を利用することにより、受信者の様々な利用形態に適確に対応することができる。
以下、本発明の実施形態に係る復調ソフトウェアダウンロード方法およびその受信機について図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る受信機1の構成を示すブロック図である。図示するように、第1の実施形態に係る受信機1(後述する第2、第3の実施形態に係る受信機2、3についても同じ)は、広域通信システムの受信信号と狭域通信システムの受信信号の両者を復調し、各々の復調信号から、対応するデータを復元するものであり、所望の狭域通信システムの受信信号(対象となるエリア内において受信し得る受信信号)を復調する信号復調用ソフトウェアを広域通信システムを利用してダウンロードするものである。
すなわち、受信機1は、アンテナ(図示せず)を介して入力された広域通信システムの受信信号を復調する広域システム復調部10と、広域通信システムの復調信号から受信データを復元する広域システムデータ受信部11と、アンテナ(図示せず)を介して入力された狭域通信システムの受信信号を復調する狭域システム復調部12と、狭域通信システムの復調信号から受信データを復元する狭域システムデータ受信部13と、広域システムデータ受信部11で受信されたデータに含まれる狭域通信システムの信号復調用ソフトウェア、ならびに通信システム識別情報、受信可能エリア位置情報、およびその他の付加情報を記憶しておくためのハードディスク等の記憶装置14と、カーナビ等の位置情報検出装置から入力された現在位置情報を記憶しておくための現在位置情報記憶部15と、現在位置情報、通信システム識別情報、受信可能エリア位置情報および狭域通信システムの受信優先順位情報に基づき、どの信号復調用ソフトウェアを狭域システム復調部12ヘダウンロードするかの判定を行なう判定部16と、判定部16から出力された判定結果に基づいて、信号復調用ソフトウェアの狭域システム復調部12へのダウンロードを制御する復調ソフトウェアダウンロード制御部17(以下、単に制御部17とも称する)と、狭域通信システムの受信優先順位情報を記憶しておくための狭域通信システム受信優先順位記憶部18とを含むように構成されている。
なお、上記信号復調用ソフトウェアとは、各狭域通信システムの復調、デインタリーブ、誤り訂正復号、同期再生等を行なうためのDSP(Degital Signal Prossesor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)のプログラム、さらにはFPGAの回路データ等を記述したものである。
図4は、広域通信システムと狭域通信システムのサービスエリアの関係を概念的に示すものである。図4に示す例では、広域通信システムとして地上デジタル放送を、狭域通信システムとして無線LANおよびDSRC(Dedicated Short Range Communication)を用いた場合について、それらの通信システムのサービスエリアを示している。
また一般に、上記広域通信システムとしては、上記地上デジタル放送の他、例えば衛星デジタル放送等の放送システムがある。この場合のサービスエリアは、通常、半径数十kmから数百km程度の広い範囲に及ぶ。
また、携帯電話のサービスエリアが、放送システムと同程度の広い範囲をほぼ連続的にカバーしている場合は、例えばIMT-2000等の携帯電話システムを広域通信システムとして用いることもできる。
一方、上記狭域通信システムは、広域通信システムのサービスエリアに含まれる比較的狭いエリアをカバーする通信システムであり、例えば上述した無線LANやDSRC等がある。この場合のサービスエリアは、通常、半径数十mから数百m程度の狭い範囲である。
また、上記受信機1においては、広域通信システムの受信信号は広域システム復調部10に入力され、OFDM、QAM、QPSK、VSB等のデジタル変調信号の復調が行われる。
また、上記広域システム復調部10では、デジタル復調の他に、周波数変換、同期再生、デインタリーブ、誤り訂正符号の復号等、広域通信システムの受信信号からデジタルデータ信号を取り出すまでの信号処理が行われる。
また、広域システムデータ受信部11は、広域システム復調部10からデジタルデータ信号を受け取り、例えばMPEG2方式で符号化された映像信号や音声信号を復号し、映像・音声・データ等の情報信号を復元し、受信データ(広域システム受信データ)として受信機1から出力する。
また、広域システムデータ受信部11は、デジタルデータ信号に含まれる、狭域通信システムの信号復調用ソフトウェア、ならびにこの信号復調用ソフトウェアに付随する通信システム識別情報、受信可能エリア位置情報およびその他の付加データを、デジタルデータ信号から抽出し、記憶装置14に出力する。
この場合において、広域通信システムでは、狭域通信システムの信号復調用ソフトウェアを、例えば一定の時間間隔で反復伝送し、記憶装置14に記憶される信号復調用ソフトウェアが、常に最新バージョンのソフトウェアに更新されるように構成する。
一方、狭域通信システムの受信信号は狭域システム復調部12に入力され、周波数変換、同期再生、デジタル復調、デインタリーブ、誤り訂正符号の復号等の信号処理が行なわれる。
狭域システム復調部12における信号処理は、RF(無線周波数)からIF(中間周波数)への周波数変換等の、A/D変換前の信号処理を除いては、DSPやFPGA等のソフトウェア的に書き替え可能なデバイスによって行われ、DSPやFPGAのソフトウェアを書き替えることにより、書き替え前とは異なる種々の変調方式、インタリーブ方式、誤り訂正方式および同期方式に対応可能とすることができる。このような技術が、一般に、ソフトウェア無線技術と称されるものであり、本実施形態においては、このソフトウェアが記憶装置14からダウンロードされることになる。
すなわち、本実施形態において用いられる信号復調用ソフトウェアは、狭域システム復調部12が行なう信号処理のうち、A/D変換後のデジタル的な信号処理を、DSPやFPGA等の書き替え可能なデバイスのソフトウェアとして構築したものであり、一般的には、クロック同期再生、復調、デインタリーブ、誤り訂正復号等の信号処理を含むものである。
また、上記狭域システム復調部12の数は、1つとしても良いし複数個としても良いが、複数個とした場合には、例えば無線LANとDSRCの復調処理を同時に行なうことが可能となる。
また、上記狭域システムデータ受信部13は、狭域システム復調部12からデジタルデータ信号を受け取り、映像・音声・データ等の情報信号を復元し、受信データ(狭域システム受信データ)として受信機1から出力する。
上記狭域システム復調部12が複数個存在する場合には、複数の狭域通信システムからのデジタルデータ信号が狭域システムデータ受信部13に入力されるため、狭域システム復調部12と狭域システムデータ受信部13は、例えば次のいずれかの方法で信号処理を行なう。
まず第1の方法は、狭域システムデータ受信部13に、複数の狭域通信システムからの各デジタルデータ信号が入力され、これら複数のデジタルデータ信号が、所定のアルゴリズムに従って併用され、これにより作成されたデータ信号が受信データとして出力される方法である。
また第2の方法は、狭域システム復調部12において、各狭域通信システムの受信信号の品質が比較され、最も品質の高い受信信号に係る1つの狭域通信システムが選択され、選択された狭域通信システムのデジタルデータ信号が狭域システムデータ受信部13へ出力される方法である。
ここで、受信信号の品質としては、受信信号レベル、ビット誤り率、あるいはパケット誤り率等がある。
なお、受信信号の品質の比較を行なうタイミングの例としては、例えば、一定の時間間隔ごととする。
また、上記記憶装置14は、上述したようにハードディスクメモリの他、周知の磁気ディスクメモリ、光ディスクメモリ、半導体メモリ等を使用することが可能であり、広域システムデータ受信部11から受け取った信号復調用ソフトウェア、通信システム識別情報、受信可能エリア位置情報、その他の付加情報を記憶する。
上記通信システム識別情報は、その信号復調用ソフトウェアがどの狭域通信システムの信号復調用ソフトウェアであるかを表す情報である。
また、上記受信可能エリア位置情報は、通信システム識別情報で表される狭域通信システムが受信可能であるエリアを、例えば緯度・経度等の位置情報を用いて表した情報である。
上記受信可能エリアの表現方法として種々の方法があるが、例えば、受信可能エリアを多角形で表現し、多角形の各頂点の座標を緯度・経度で表す方法等がある。
また、上記その他の付加情報は、上述した以外の種々の情報が含まれ、例えば信号復調用ソフトウェアのバージョン情報や著作権情報等がある。
また、上記現在位置情報記憶部15には、カーナビ等の位置情報検出装置(GPS)等によって得られた現在位置情報が記憶される。
また、狭域通信システム受信優先順位記憶部18には、各狭域通信システムにおける受信優先順位情報が記憶される。この受信優先順位情報の設定方法としては、受信者が逐次手動で設定する方法や、受信機出荷時に予め設定しておく方法等がある。
また、上記判定部16は、記憶装置14から入力された通信システム識別情報および受信可能エリア位置情報、現在位置情報記憶部15から入力された現在位置情報、ならびに狭域通信システム受信優先順位記憶部18から入力された狭域通信システムの受信優先順位情報に基づき、どの信号復調用ソフトウェアを狭域システム復調部12ヘダウンロードすべきかについて判定を行なう。
上記判定部16における判定のアルゴリズムとしては、例えば以下のような方法がある。
まず第1の方法は、通信システム識別情報を参照しながら、現在位置情報が、受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内にあるか否かを、受信優先順位の高い順に各信号復調用ソフトウェアごとに判定し、受信可能エリア内と判定された最初の信号復調用ソフトウェアを、狭域システム復調部12ヘダウンロードする方法である。
また第2の方法は、通信システム識別情報を参照しながら、現在位置情報が、受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内にあるか否かを、受信優先順位の高い順に各信号復調用ソフトウェアごとに判定し、受信可能エリア内と判定された信号復調用ソフトウェアのうち、受信優先順位の高い順に、予め定められた所定数の信号復調用ソフトウェアを、狭域システム復調部12ヘダウンロードする方法である。
上記判定部16において判定を行なうタイミングの例としては、例えば、一定の時間間隔ごととする。
また、上記復調ソフトウェアダウンロード制御部17は、判定部16からの判定結果情報を入力され、その判定結果情報に応じて、記憶装置14から狭域システム復調部12への信号復調用ソフトウェアのダウンロードを制御する。
このダウンロードを行なう前に信号復調用ソフトウェアの認証等が必要な場合は、該制御部17がその処理を行なう。
<第2の実施形態>
次に図2を用いて、本発明の第2の実施形態に係る受信機2の構成およびこの受信機2に対して復調ソフトウェアをダウンロードする方法について説明する。
図2に示す第2の実施形態において、図1に示す第1の実施形態と略同様の機能を有する各部(広域システム復調部20、広域システムデータ受信部21、狭域システム復調部22、狭域システムデータ受信部23、記憶装置24、現在位置情報記憶部25、および復調ソフトウェアダウンロード制御部27)については、第1の実施形態の各部(広域システム復調部10、広域システムデータ受信部11、狭域システム復調部12、狭域システムデータ受信部13、記憶装置14、現在位置情報記憶部15、および復調ソフトウェアダウンロード制御部17)に付した符号に10を加えた符号により示し、その詳細な説明は省略する。また、その他の機能についても、第1の実施形態と略同様のものについては、その説明を省略する。
本発明の第2の実施形態に係る受信機は、図2に示すように、広域システム復調部20、広域システムデータ受信部21、狭域システム復調部22、狭域システムデータ受信部23、記憶装置24、現在位置情報記憶部25、および復調ソフトウェアダウンロード制御部27と、現在位置情報、通信システム識別情報、受信可能エリア位置情報、受信希望情報種別情報および番組表情報から、どの信号復調用ソフトウェアを狭域システム復調部22ヘダウンロードするかを判定する判定部26と、受信者が受信を希望する情報の種別を記憶する受信希望情報種別記憶部28と、番組表情報を記憶する番組表記憶部29とを含むように構成される。
第2の実施形態に係る受信機2においては、無線LANやDSRC等の狭域通信システムにおいて、例えば交通情報、天気予報あるいはニュース等の情報を、予め定められた時刻に同報送信する機能を備えている。
この第2の実施形態に係る受信機2においては、受信者は、自分が受信を希望する情報の種別を、スイッチやキーボード等の入力手段を用いて受信機2に設定するように構成されており、その設定内容は受信希望情報種別記憶部28に記憶される。
さらに、上記情報種別によって識別される各情報が、どの時刻にどの狭域通信システムで送信されているかを示す番組表情報が、番組表記憶部29に記憶される。番組表情報を受信機2へ送信する手法としては、例えば、いずれかの通信システムを用いる手法、ICカード等の物理的な記憶媒体を用いる手法、さらにはインターネット等の有線回線を用いる手法等がある。
上記判定部26は、現在位置情報が、記憶装置24に記憶された受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であるか否かを、各信号復調用ソフトウェアごとに判定し、さらに、現在位置情報が受信可能エリア内である狭域通信システムのうち、受信を希望する情報種別の情報受信までの待ち時間が最も少ないものを選択する判定を行なう。この判定部26による判定結果に基づき、復調ソフトウェアダウンロード制御部27は、記憶装置24に記憶されている所定の信号復調用ソフトウェアを狭域システム復調部22へダウンロードする制御を行なう。
<第3の実施形態>
次に図3を用いて、本発明の第3の実施形態に係る受信機3の構成およびこの受信機3に対して復調ソフトウェアをダウンロードする方法について説明する。
図3に示す第3の実施形態において、図1に示す第1の実施形態と略同様の機能を有する各部(広域システム復調部30、広域システムデータ受信部31、狭域システム復調部32、狭域システムデータ受信部33、記憶装置34、現在位置情報記憶部35、復調ソフトウェアダウンロード制御部37、および狭域通信システム受信優先順位記憶部38)については、第1の実施形態の各部(広域システム復調部10、広域システムデータ受信部11、狭域システム復調部12、狭域システムデータ受信部13、記憶装置14、現在位置情報記憶部15、復調ソフトウェアダウンロード制御部17、および狭域通信システム受信優先順位記憶部18)に付した符号に20を加えた符号により示し、その詳細な説明は省略する。また、その他の機能についても、第1の実施形態と略同様のものについては、その説明を省略する。
本発明の第3の実施形態に係る受信機3は、図3に示すように、広域システム復調部30、広域システムデータ受信部31、狭域システム復調部32、狭域システムデータ受信部33、記憶装置34、現在位置情報記憶部35、復調ソフトウェアダウンロード制御部37、および狭域通信システム受信優先順位記憶部38と、将来時点における受信機3の位置を予測する予測位置情報演算部39と、判定部36へ入力する位置情報を現在位置情報の入力位置と予測位置情報の入力位置との間で切り換えるスイッチ40と、現在位置情報または予測位置情報、通信システム識別情報、受信可能エリア位置情報および狭域通信システムの受信優先順位情報に基づき、どの信号復調用ソフトウェアを狭域システム復調部ヘダウンロードするかを判定する判定部36とを含むように構成される。
上記予測位置情報演算部39は、現在位置情報記憶部35から入力された複数時点における現在位置情報に基づいて将来時点における受信機の位置を予測し、その結果を出力する。最も簡単な位置予測方法としては、例えば、2つの時点における位置座標から、移動体の移動方向と移動速度を求め、それらの情報と現在位置情報とから、将来時点における受信機3の位置を予測する方法がある。
また、上記スイッチ40は、現在位置情報記憶部35からの現在位置情報出力と、予測位置情報演算部39からの予測位置情報出力とを、判定部36から出力される制御信号に基づいて切り換える。
また、上記判定部36は、通信システム識別情報を参照しながら、現在位置情報が、受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であるか否かを、受信優先順位の高い順に各信号復調用ソフトウェアごとに判定し、その結果、現在位置情報が受信可能エリア内である信号復調用ソフトウェアが存在しない場合には、スイッチ40により現在位置情報出力から予測位置情報出力に切り換え、現在位置情報の替わりに、現在の受信機の進行情報(車載受信機の場合は、自動車の進行情報)から予測される、所定時間後の予測位置情報を、予測位置情報演算部39から受け取る。
そして、通信システム識別情報を参照しながら、予測位置情報が、受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であるか否かを、受信優先順位の高い順に各信号復調用ソフトウェアごとに判定し、受信可能エリア内と判定された最初の信号復調用ソフトウェアを選択する判定を行なう。この判定部36による判定結果に基づき、復調ソフトウェアダウンロード制御部37は、記憶装置34に記憶されている所定の信号復調用ソフトウェアを狭域システム復調部32へダウンロードする制御を行なう。
この第3の実施形態について、さらに図4に示す例を用いて説明する。図4では、車載受信機の移動ルートが点線で表されており、所定の時間間隔で判定部37による判定が行われる。
地点A、B、Cは、各判定が行われる受信点を表す。車載受信機が受信点Aにあるときには、ダウンロードすべき狭域通信システムとしてDSRCが選択されるが、車載受信機が受信点Bにあるときには、現在位置情報が受信可能エリア内となる狭域通信システムがないため、将来位置を受信点Aから受信点Bまでの移動ルートの軌跡から予測し、所定時間後には無線LANの受信可能エリアに入ることを予測することにより、前もって無線LANの信号復調用ソフトウェアをダウンロードしておく。
すなわち、一般には車載受信機が受信点Cに来るまで無線LANの信号復調用ソフトウェアがダウンロードされず、車載受信機が無線LANの受信可能エリアに入る時点と、実際に無線LANからの信号を受信可能となる時点との間に遅延が生じることになるが、第3の実施形態によるダウンロード方式を用いることにより、車載受信機が無線LANの受信可能エリアに入った時点から直ちに無線LANからの信号を受信することが可能となり、円滑でシームレスな通信システムとすることができる。
なお、本発明に係る復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機としては、上記実施形態で説明した態様に限られるものではなく、その他の種々の態様の変更が可能である。
例えば、上記実施形態は、移動体に併設された無線通信システムに対応するソフトウェア無線端末に適用した例であるが、本ソフトウェア無線端末が、無線通信機能としてPDA(Personal Digital Assistant)や小型ノート型パソコンに組み込まれた態様のものに適用するようにしてもよい。さらに、位置情報検出装置は、GPS以外の位置情報検出手段を用いてもよい。
また、自動車等の移動体のみならず、固定的に設置される受信機についても適用が可能である。
また、本発明の実施形態は、ソフトウェア無線で用いられる信号復調用ソフトウェアのダウンロードについて記述しているが、本発明に係るダウンロード方法および受信機の構成を適用して、一般的なソフトウェアのダウンロードにも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態に係る受信機を示すブロック図 本発明の第2の実施形態に係る受信機を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る受信機を示すブロック図 広域通信システムおよび狭域通信システムの各サービスエリアの一例を示す概念図
符号の説明
10、20、30 広域システム復調部
11、21、31 広域システムデータ受信部
12、22、32 狭域システム復調部
13、23、33 狭域システムデータ受信部
14、24、34 記憶装置
15、25、35 現在位置情報記憶部
16、26、36 判定部
17、27、37 復調ソフトウェアダウンロード制御部
18、28、38 狭域通信システム受信優先順位記憶部
29 番組表記憶部
39 予測位置情報演算部
40 スイッチ

Claims (4)

  1. 所定地域の全体をカバーする広域通信システムと、該所定地域の一部のみをカバーする狭域通信システムとを使用し、
    前記広域通信システムにより、前記狭域通信システムの信号復調用ソフトウェアを、所定値以上の頻度で反復送信し、
    前記信号復調用ソフトウェアは、当該信号復調用ソフトウェアにより信号復調される通信システムの種別を示す通信システム識別情報と、前記所定地域内における、当該信号復調される通信システムが受信可能なエリアを示す受信可能エリア位置情報とを付加して送信するものとし、
    受信機側では、前記広域通信システムで送信された前記狭域通信システムの前記信号復調用ソフトウェアと、当該信号復調用ソフトウェアに付随する前記通信システム識別情報および前記受信可能エリア位置情報を含む前記付加情報とを所定の記憶装置に記憶するとともに、所定の位置情報検出装置から現在の受信位置を示す現在位置情報を取得し、
    さらに受信機側では、前記記憶装置に記憶された前記信号復調用ソフトウェアのうち前記通信システム識別情報、前記受信可能エリア位置情報、および前記現在位置情報に基づいて、前記狭域通信システムによる送信信号を復調する信号復調部にダウンロードすべき信号復調用ソフトウェアを選択し、該選択された信号復調用ソフトウェアを前記信号復調部にダウンロードし、
    前記受信機側では、受信者が受信を希望する情報種別が設定されるとともに、該情報種別で識別される各情報が、いかなる時刻にいかなる前記狭域通信システムで送信されるかが規定された番組表情報が設定され、
    前記受信機側では、前記現在位置情報が、前記記憶装置に記憶された前記信号復調用ソフトウェアの前記受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であるか否かの判定を、前記受信優先順位の高い順に、前記信号復調用ソフトウェアごとに行い、
    前記現在位置情報が前記受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であると判定された前記狭域通信システムのうち、前記受信を希望する情報種別が送信されるまでの待ち時間が最も少ない前記狭域通信システムの前記信号復調用ソフトウェアを、前記信号復調部ヘダウンロードすることを特徴とする復調ソフトウェアダウンロード方法。
  2. 前記受信機側では、前記現在位置情報が、前記記憶装置に記憶された前記信号復調用ソフトウェアの前記受信可能エリア位置情報で示されるエリアの範囲内であるか否かの判定を、前記信号復調用ソフトウェアごとに行い、
    前記現在位置情報が前記受信可能エリア内であると判定された前記信号復調用ソフトウェアが存在しない場合には、該現在位置情報を、受信がなされている移動体の現在の進行方向から予測される、所定時間後の該移動体の位置を示す予測位置情報に置き換えた後、
    前記判定および前記ダウンロードを行なうことを特徴とする請求項記載の復調ソフトウェアダウンロード方法。
  3. 前記広域通信システムが地上デジタル放送システム、衛星デジタル放送システムおよびIMT-2000のうちから選択されるシステムであることを特徴とする請求項1または2記載の復調ソフトウェアダウンロード方法。
  4. 請求項1〜のうちいずれか1項記載の復調ソフトウェアダウンロード方法に用いられることを特徴とする受信機。
JP2004038946A 2004-02-16 2004-02-16 復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機 Expired - Fee Related JP4194506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004038946A JP4194506B2 (ja) 2004-02-16 2004-02-16 復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004038946A JP4194506B2 (ja) 2004-02-16 2004-02-16 復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005229546A JP2005229546A (ja) 2005-08-25
JP4194506B2 true JP4194506B2 (ja) 2008-12-10

Family

ID=35003897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004038946A Expired - Fee Related JP4194506B2 (ja) 2004-02-16 2004-02-16 復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4194506B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008117447A1 (ja) * 2007-03-27 2008-10-02 Pioneer Corporation 受信装置、受信方法、受信プログラムおよび記録媒体
US8938772B2 (en) * 2009-09-11 2015-01-20 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast reception device and digital broadcast reception method
JP6555891B2 (ja) * 2015-02-03 2019-08-07 日本無線株式会社 携帯通信端末および携帯通信端末の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005229546A (ja) 2005-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5083522B2 (ja) ネットワーク監視方法、ネットワーク監視装置、回線エラー防止システム、ネットワーク監視装置用プログラム
JP4864144B2 (ja) 放送受信装置
JP4889729B2 (ja) ダイバーシチ受信装置
US20100136898A1 (en) Device and method to store product information
WO2007135942A1 (ja) デジタル放送受信装置
JPWO2007142182A1 (ja) 放送受信端末装置、放送受信方法、プログラムおよび記録媒体
JP4194506B2 (ja) 復調ソフトウェアのダウンロード方法および受信機
WO2006098108A1 (ja) 受信装置
JPH08330908A (ja) 移動体fm受信機用選局処理装置
ES2239138T3 (es) Metodo y sistema para habilitar el establecimiento de un canal en un receptor de señal de television.
JP2002521984A (ja) 情報受信装置及び方法、並びに情報送受信システム
JP2001053635A (ja) 受信装置及び受信方法
JP2022045131A (ja) 放送受信装置
JP4500623B2 (ja) 移動体通信システム及び移動通信端末
JP4381669B2 (ja) 受信装置
JP4065859B2 (ja) 受信装置、無線通信装置、無線通信システム、受信方法及び受信プログラムを記録した記録媒体
JP2006129051A (ja) デジタル放送受信装置、デジタル放送受信制御プログラム
US20070093278A1 (en) Method and device for displaying good reception-sensitivity information in broadcast receiver
KR100913548B1 (ko) 네비게이션 정보 업데이트 장치와 그를 이용한 네비게이션정보 업데이트 시스템
JP2016048876A (ja) サイマル放送受信装置とデジタルテレビ放送受信装置
JP2005328409A (ja) 通信システム切り替え方法とその端末、サーバ及び移動通信システム
KR100942808B1 (ko) 도로 구간별 채널 품질 정보를 이용한 디지털 멀티미디어방송 핸드 오버 방법 및 시스템
JP4429824B2 (ja) 無線通信システム、無線通信端末、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP2005236460A (ja) 移動体通信システム及び移動通信端末
JP2007195041A (ja) 放送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141003

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees