JP4193946B2 - Ip網を用いたip通信システム - Google Patents
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Description
<<カプセル化の技法(特許文献1)>>
図144において、1はIP網、2及び3は網ノード装置、5乃至8はLAN,10及び11は端末、15(図145)及び16(図146)は装置制御表である。端末10はアドレス“E1”を有し、端末11はアドレス“E2”を有する。
ソースアドレス“E1”、宛先アドレス“E2”である外部IPパケット17が通信回線12を経由して、通信回線の終端の論理端子を経て網ノード装置2に入力する。ここで、入側の論理端子には内部アドレス“I1”を付与してある。網ノード装置2は外部IPパケット17が入力すると、装置制御表15内の複数のレコード内から、次の(1)式の関係が成り立つレコード(カプセル制御レコード)(ただし、内部アドレス“I1”を含む)を順次探していく。ここで、ANDは論理演算のANDを表わし、“E1”及び“E2”は外部IPパケット17に含まれている外部アドレスである。“M1,N1,M2,N2”は装置制御表15内のレコードに含まれる。
( ("E1" AND "M1") = "N1" ) AND ("E2" AND "M2") = "N2") ) …(1)
内部パケット18はIP網1内を転送され、網ノード装置3に到達すると、装置制御表16の管理の基に復元されて外部パケット19となり、外部パケット19は、内部アドレス“I2”が付与されて通信回線14の終端の論理端子を経由し、次に通信回線14を経て端末11に送信される。
なお、外部パケットの宛先アドレス“E2”が変わると、装置制御表15内の他のレコードについて前記(1)式が調べられ、内部パケット18の宛先が変わる(網ノード装置の交換機能)。なお、本発明において、装置制御表をカプセル制御表とも呼び、装置制御表のレコードをカプセル制御レコード若しくは通信レコードとも呼ぶ。
(3)端末の端末位置識別子、外部アドレス、端末をIP網に接続するための内部アドレスをIP網内のドメイン名サーバに登録しておき、一方の端末からの要求により、ドメイン名サーバに端末1及び端末2の端末位置識別子を提示して、端末1及び端末2に関連するアドレス情報(外部アドレスと内部アドレス)を取得し、端末1側の網ノード装置1内に通信レコード1を設定すると共に、端末2側の網ノード装置2内に通信レコード2を設定し、端末1と端末2との間でIPパケットを送受することができる。また、端末1乃至端末2からの要求により、前記設定した通信レコード1及び通信レコード2を抹消するようにする。
(4)端末のIPアドレスをIP網の通信回線接続部に登録しておき、通信回線接続部が、未登録のIPアドレスをソースアドレスとして含むIPパケットを検出すると、当該IPパケットを廃棄して不要IPパケットのIP網流入を防ぎ、IP網の通信輻輳を予防する。
<<本発明の前提となるIP網(特許文献2)>>
固定電話、移動電話、マルチメディア通信をいずれも実施可能であるIP網である。
<<通信ケース1:固定電話機と固定電話機との間の通信>>
図2は固定電話機905−1から固定電話機905−4への電話通信のための呼接続制御を説明する図であり、電話機905−1の電話番号は“TN1”、電話機905−4の電話番号は“TN2”である。IP網900内の呼接続制御は、共通線信号方式に基づいている(ステップA21,A34,A44,A54,A74,A84)。
<<固定電話機の電話番号登録>>
通信ケース1における固定電話機の登録方法とカプセル制御表の通信レコードの設定について、図1及び図3乃至図4を参照して説明する。
<<通信ケース2:移動電話機と移動電話機との間の通信>>
図5及び図6は移動電話機905−6から移動電話機905−8への電話通信(呼接続制御)を説明しており、電話機905−6の電話番号は“TN3”、電話機905−8の電話番号は“TN4”である。IP網900内の呼接続制御は、共通線信号方式に基づいている(ステップB21,B34,B44,B54,B74,B84)。
<<移動電話機の電話番号登録>>
通信ケース2における移動電話機の登録方法と装置制御表の通信レコードの設定について、図1及び図7を参照して説明している。
<<移動電話機の初期位置の登録>>
移動電話機905−6はその位置をIP網900に登録することができる。無線基地局902−3は、移動電話機905−6と情報交換して通信可能性を確認し、更に一連のステップを実施し(図7のステップQ10乃至Q16)、少なくとも電話番号“TN3”と端末認証情報“PID3”が上位の電話番号サーバ995に通知される。上位の電話番号サーバ995は、電話番号の登録ステップQ7において保持している電話番号“TN3”及び端末認証情報“PID3”と、ステップQ16において取得した電話番号“TN3”及び端末認証情報“PID3”とを比較して、端末認証結果が合格か不合格かを判定する。前記認証結果は、一連のステップを経て移動電話機905−6に報告される(ステップQ20乃至ステップQ25)。
<<移動電話機の位置変更>>
移動電話機の初期位置登録を完了している状態において、移動電話機905−6がその所在位置を変更して、たまたま無線通信回線917−7(図1)を経由して無線基地局902−4に接続したケースである。無線基地局902−4は移動電話機905−6xと情報交換し、以降は一連のステップが実施され(図8のステップQ10x乃至Q14x)、その結果として電話番号サーバ909−5は電話番号“TN3”、端末認証情報“PID3”及び関連アドレスを取得し(ステップQ15x)、上位の電話番号サーバ995に通知する(ステップQ16x)。
<<通信ケース3:移動電話機と固定電話機との間の通信>>
図9は移動電話機905−6から固定電話機905−4への電話通信(呼接続制御)を説明する図であり、電話機905−6の電話番号は“TN3”、電話機905−4の電話番号は“TN2”である。
<<通信ケース2乃至4のバリエーション>>
移動電話機と無線基地局との他の形態を開示しており、以下に説明する。図10において、950−1はIP網、950−2は網ノード装置、950−3はIP通信回線、951−1は無線基地局、951−2はIP通信回線インタフェース部、951−3は無線インタフェース部、952−1はアナログ移動電話機、952−2はディジタル移動電話機、952−3及び953−4はIP移動電話機、953−1乃至953−4は無線通信路である。図11において、網ノード装置950−2と無線基地局951−1との間のIP通信回線950−3に、電話回線接続制御メッセージやディジタル音声を含むIPパケットが送受される。また、無線通信路953−1乃至953−4上に、電話回線接続制御メッセージやディジタル音声が、無線信号の形態で送受されるようになっている。
<<通信ケース6:通信レコードを設定する端末間通信>>
図12は特許文献2の実施例8の通信ケース6として開示されている技法であり、端末905−11から端末905−11と端末905−14との間の通信を可能とするための通信パス設定要求パケット(端末905−14の識別名を含む)が送出され(ステップK01乃至K06)、電話管理サーバー906−4が電話番号サーバー906−5に問い合わせ(ステップK07)、端末905−14の識別名に対応するアドレス情報を取得する(ステップK08)。そして、電話管理サーバー906−4が端末905−11に通信パス設定可否情報を通知し(ステップK55乃至K58)、電話管理サーバー906−4が電話管理サーバー907−4に通信パス設定を要求する(ステップK21)。電話管理サーバー906−4は、通信パス設定のための通信レコード設定を網ノード装置906−1に指示し(ステップK66、K67)、電話管理サーバー907−4は、通信レコード設定を網ノード装置907−1に指示する(ステップK64、K65)。前記通信パスは、前記通信レコードが設定される網ノード装置906−1及び網ノード装置907−1との間の論理的な通信路である。
<<移動通信網とIP網を経由した端末間>>
特許文献2は、移動通信網とIP網を経由した共通線信号方式をベースとする端末間接続制御方法を説明しており、以下に概説する。特許文献2の実施例1は、端末152(図13)から端末間通信のための接続を要求し、端末152−メディアルータ153−IP網145−移動通信網146−無線基地局159−端末160なる通信路を経由して、端末160に接続する共通線信号方式をベースとした端末間接続制御方法を開示している。ここで、端末152及び端末160は電話機や音声画像の送受機能を有する端末であり、更に端末160は無線通信機能を有する。
1.無線LAN及びIP網を経由した通信を行う第1実施例
無線LAN及びIP網を経由した通信を行う第1実施例を説明する。本実施例は、前提とするIP網の実施において、電話機952−1(図10)―無線基地局951−1―網ノード装置950−2、を経由する論理的な通信路において、無線基地局951−1を、無線部1203(図15)とメディアルータ1219とに置き換えて、LAN1200内部で無線インタフェースを有する電話機や端末を実施する形態に相当する。
<<無線LAN内部の端末からの発信>>
次に図21を参照して、電話機の機能を含む端末1222から電話機905−4に電話通信するための端末間通信接続制御方法を説明する。
<<無線LAN内部の端末の着信>>
次に、図22を参照して、無線LAN1200内部の端末1222が電話機905−4からの電話呼出しの受信(着信)を行う例を説明する。端末1222の電話番号は“TN1”、電話機905−4の電話番号は“TN2”であり、端末1222のIPアドレスは“E1”、電話機905−4にアクセスするためのメディアルータ903−4のIPアドレスは“E2”のケースである。本ケースにおいて、発呼側電話機905−4の側は、図2を用いて説明した発呼側の呼接続制御手順と一致する。即ち、図2内のメディアルータ903−1とメディアルータ903−4との間の通信接続制御手順は、図22内のメディアルータ903−4とメディアルータ1219との間の通信接続制御手順と一致する。
<<無線LAN−IP網−無線LAN間の通信>>
他の端末間通信接続制御方法を、図23及び図19を参照して説明する。900はIP網、1200は無線LANであり、図15において用いた符号及び機能と同一である。1200Rは無線LAN、1219Rはメディアルータ、1202R及び1203Rは無線部、1211Rは無線通信路、1222Rは電話機の機能を含む端末であり、無線LAN1200Rは、無線LAN1200の内部構成や機能と同様である。メディアルータ1219Rは、無線LAN1200R内の端末を登録するための端末登録表1260(図21)と同じ形式の端末登録表を含む。
<<無線LAN内で用いる無線端末>>
無線端末500(図25)はIPパケット送受信機能を有する端末であり、無線通信機能及び電話機の機能を含む。無線端末500内の無線通信機能モジュール1202x(図15)は無線部1202が有する無線通信機能を含み、更にIPパケット送受信機能モジュール1222x(図15)は、端末1222が有するIPパケット送受信機能及び電話機の機能を含む。このようになっているから、無線端末500は無線LAN内で用いる移動電話機として用いることができる。更に、無線端末500はIPパケットを送受してディジタルデータを送受できる端末として、また、ディジタル化した画像や音声を送受可能な移動電話機、無線機能付音声画像装置として用いることもできる。
<<無線端末を通信網に接続する方法>>
無線端末500を無線LAN1200の内部で用いず、他の通信網に接続する方法を説明する。500、500−1、500−2、500−3(図25)は同一の無線端末であり、異なる点は無線通信路を経由する接続先の違いである。無線端末500は、無線通信路1211xを経て無線部1203に接続しており、無線端末500−1は、無線通信路1231を経てIP網900の無線基地局902−5に接続しており、無線端末500−2は、無線通信路1232を経てIP網900の無線基地局902−3に接続している。更に、無線端末500−3は、無線通信路517を経て移動通信網510の無線基地局513に接続している。
<<無線LAN―IP網―PSTN又は移動通信網経由の通信>>
図26は、無線LAN―IP網―公衆交換電話網(PSTN)を経由する通信、及び無線LAN―IP網―移動通信網を経由する通信を説明する図である。600はIP網、601は移動通信網、602が公衆交換電話網、1200は無線LAN、603は終端ゲートウェイ、604及び605は中継ゲートウェイ、606は中継交換機、607は終端交換機、608は移動通信網の中継交換機(関門移動網加入者制御局ともいう)、609は移動通信網の交換機(移動網加入者制御局ともいう)、610は無線基地局、612は公衆交換電話網602の端末、613は移動通信網601の端末である。
<<まとめ>>
無線LANに接続する端末がIP網を経由して他の端末と通信できるようにするため、IP網内に認証サーバを設置し、無線LAN内部の端末に対する認証手続きを遂行する。
2.無線基地局を切替えて電話通信を継続する第2実施例
図31は、IP網900(図1)内部の無線基地局902−1乃至902−5をその外部に取り出した形態であるIP網900Xを示しており、無線基地局902−2及び902−3はIP通信回線で終端ゲートウェイ901−3に接続し、無線基地局902−5はIP通信回線で終端ゲートウェイ901−1に接続し、無線基地局902−4はIP通信回線で終端ゲートウェイ901−4に接続している。202乃至205は無線通信領域であり、それぞれ無線基地局902−2乃至902−5と移動電話機との間で無線通信可能な範囲を示している。終端ゲートウェイ901−1乃至901−4(図1内)は、電話管理サーバその他各種のサーバを含む。各終端ゲートウェイは1以上の代理移動電話サーバを含むことが可能であるが、本実施例は代理移動電話サーバの数が1の例である。IP網900Xは、その外部の無線基地局と連携してIP網900と同等の機能を実施でき、また、IP網900X内リソース(網ノード装置、サーバ、通信回線など)は、IP網900と同一である。IP網900Xと無線基地局とを連携した通信機能と、IP網900の機能機能との本質的な違いはない。以降、IP網900とIP網900Xとを区別せずに説明する。
<<内部IPアドレスの配送>>
次に、図32及び図33を参照して、内部IPアドレスの配送方法を説明する。電話通信サービスの開始前において、運用管理サーバ915(図1、図33)は電話管理サーバ908−4に内部IPアドレスを配送し(ステップK1)、電話管理サーバ908−4は、終端ゲートウェイアドレス管理表211(図37)に、受信した内部IPアドレス“IA851,IA301,IA5,IA6,IA9”を書き込んで保持する。同様に、運用管理サーバ915は内部IPアドレスを配送し(ステップK4)、電話管理サーバ906−4は、受信した内部IPアドレスをその内部の終端ゲートウェイアドレス管理表211X(図64内)に保持する。更に、運用管理サーバ915は内部IPアドレスを配送し(ステップK7)、電話管理サーバ909−4は受信した内部IPアドレスをその内部の終端ゲートウェイアドレス管理表に保持する。なお、終端ゲートウェイアドレス管理表211(図37内)の内部アドレス“IA851”は、内部IPアドレス値が“IA43”である代理移動電話サーバと無線基地局とが、ユーザネットワークインタフェース“UNI3”により通信するために、内部アドレス“IA850”割り当てられているケースを示している。
<<主なIPアドレス>>
EA1は無線基地局902−5の外部IPアドレス、IA1は無線基地局902−5に接続する通信回線終端の論理端子の内部IPアドレス、EA3は無線基地局902−3の外部IPアドレス、IA3は無線基地局902−3に接続する通信回線終端の論理端子の内部IPアドレス、EA4は無線基地局902−4の外部IPアドレス、IA4は無線基地局902−4に接続する通信回線終端の論理端子の内部IPアドレスである。EMBは代理移動電話サーバに共通の外部IPアドレスであり、IA41は代理移動電話サーバ906−6の内部IPアドレス、IA42は代理移動電話サーバ907−6の内部IPアドレス、IA43は代理移動電話サーバ908−6の内部IPアドレス、IA44は代理移動電話サーバ909−6の内部IPアドレスである。
<<移動電話機の初期位置登録>>
移動電話機をIP網900に登録する手順を実施するが、これについては本実施例の後半部において説明する。
<<呼接続制御>>
図32及び図33を参照して、電話番号“TN3”である移動電話機905−6から電話番号“TN4”である移動電話機905−8を呼出す呼接続制御の前半部(即ち、ステップB01〜ステップB60−4)を説明する。前記呼接続制御の流れは、本発明の前提とするIP網(特許文献2の実施例8)の呼接続制御に示す移動電話機905−6から移動電話機905−8を呼出す呼制御の流れ(図5)の内、ステップB01〜ステップB60−4までとほぼ同一であるが、電話呼を管理するためのCIC管理表の表現形式、IPアドレスやポート番号の取得方法、サーバ類のアドレス値は本実施例において変更している。また、電話番号サーバとして、移動電話機専用の電話番号サーバ996(図31、図33)を用いている。
<<音声通信用のアドレスの比較と更新>>
電話管理サーバ908−4は、IPパケット217(図44)内部に、無線基地局902−3が送信するディジタル音声パケットをカプセル化するための内部IPアドレス(本ケースでは“IA301”)が存在するか(例えば無線基地局が開局した直後)、或は当該内部IPアドレス“IA301”が終端ゲートウェイアドレス管理表211(図37内)の内で割当て済み項目として含まれていないかを調べる。本ケースでは未割り当て領域に区分されているので、内部IPアドレス“IA301”を割り当て項目に変更する。このために、電話管理サーバ908−4は、終端ゲートウェイアドレス管理表211を終端ゲートウェイアドレス管理表211Z(図37内)として書き換える。なお、終端ゲートウェイアドレス管理表211内の未割り当てIPアドレスとして“IA301”が含まれていないケースでは、他のIPアドレス、例えば“IA5”を終端ゲートウェイアドレス管理表211Zのアドレス割り当て領域に移行する。
<<呼接続制御の続き>>
電話管理サーバ908−4は、IPパケット217(図44)から取得した各種のIPアドレスとUNI4とをCIC管理表908−4A(図55)に追加し、この結果はCIC管理表908−4B(図56)の1行目レコ−ドに示されている。
<<回線番号CICの管理>>
電話管理サーバ909−4はIPパケット218(図45)を受信して、IPパケット218内の各種情報(CIC-7, IAM, TN3, TN4, 5006, IA3, EA3, IA301, EA301, IA43, EMB, UNI3, IA4, EA4, IA401, EA401, IA44, PID4, UNI4, IA13, IA14)を参照し、CIC管理表909−4A(図59)を形成する。このとき、書き込み時刻“St4”も書き込む。なお、CIC管理表909−4A内部のアドレス情報は、CIC管理表908−4B(図56)とは自己と相手が逆になっている。
<<通信レコ−ドの設定>>
電話管理サーバ909−4は、CIC管理表909−4B(図60)を参照して通信レコ−ドの書込み情報を取得して表管理サーバ909−3に送信し(ステップB64)、表管理サーバ909−3は網ノード装置909−1内部の装置制御表910−4(図53)の4行目のレコ−ド“IA401,IA301,EA401,EA301,M255,M255,…”として設定する(ステップB65)。ここで、マスク情報M255 は、“255.255.255.255”とする。同様に、電話管理サーバ908−4は、CIC管理表908−4C(図57)を参照して通信レコ−ドの書込み情報を取得して表管理サーバ908−3に送信し(ステップB66)、表管理サーバ908−3は装置制御表910−3(図52)の3行目のレコ−ド“IA301,IA401,EA301,EA401,M255,M255,…”として設定する(ステップB67)。
<<通信フェーズ>>
電話機905−6と電話機905−8との電話通信には、装置制御表910−3(図52)内の前記設定した3行目のレコ−ド“IA301、IA401,EA301、EA401,M255,M255,…”と、装置制御表910−4(図53)の前記設定した4行目のレコ−ド“IA401、IA301,EA401、EA301,M255,M255,…”とが用いられる。電話機905−6の音声は無線通信路917−5(図31)を経由して転送され(ステップB68−1)、無線基地局902−3でデイジタル化された音声IPパケットはIP網内部を転送されて無線基地局902−4に到達し(ステップB68−2〜ステップB68−4)、無線基地局902−4において、電話音声が無線通信電波の形態で無線通信路917−6を伝送されて電話機905−8に到達する(ステップB68−5)。電話機905−8から送られたアナログ音声は、ディジタル化されてIPパケットに格納されて逆方向に送られる(ステップB69−1〜B69−5)。
<<無線通信領域の検出と移動準備手順>>
移動電話機905−6(図31)が移動して重複する無線通信領域205内に位置すると、移動電話機905−6zは無線基地局902−5から無線通信路917−10を経由して、無線基地局902−5の無線基地局識別記号“BS902-5”及び無線基地局902−5が接続する終端ゲートウェイ901−1の識別記号“GWE901-1”を取得する(図32のステップB80)。次に、図32及び図33内のステップの範囲230内のステップB81乃至B93について説明する。移動電話機905−6zは、電話番号“TN3”、宛先電話番号“TN4”、識別記号“GWE901-1”
及び“BS902-5”を無線通信路917−5yを経て無線基地局902−3に通知する(ステップB81、ハンドオーバ要求という)。無線基地局902−3は、電話番号“TN3”及び“TN4”、識別記号“GWE901-1”及び“BS902-5”を含むIPパケット225(図65)を形成して網ノード装置908−1に転送し(ステップB82)、網ノード装置908−1は、装置制御表910−3(図52)の第1行目のレコード“IA3,IA43,Kzero,EMB,Mzero,M255,…”を用いてIPパケット225をIPカプセル化して内部パケット226(図66)を形成して代理移動電話サーバ908−6に転送し(ステップB83)、代理移動電話サーバ908−6は、内部パケット226から内部パケット227(図67)を形成し、内部パケット227を電話管理サーバ908−4に転送する(ステップB84)。
“WC6”、外部アドレス“EA101”及びポート番号“5012”を取得し、更に、電話管理サーバ906−4は、終端ゲートウェイアドレス管理表211(図37内)を、終端ゲートウェイアドレス管理表211Z(図37内)のように書換えて内部アドレス“IA101”を取得し、更に“IA101”に対応するレコード内の“UNI3”を取得し、前記により取得した“WC6、IA101、EA101、5012、UNI3”をCIC管理表906−4A(図62)に書き込み、結果はCIC管理表906−4B(図63)のようになる。
<<無線通信領域の検出と移動準備手順のバリエーション>>
前記ステップB81〜ステップB93のバリエーションとして、以下に述べるステップB80x、ステップB101乃至B105として実施可能である。移動電話機905−6が移動して無線通信領域203と205とが重複する範囲内に位置すると、移動電話機905−6zは、無線基地局902−3が接続する終端ゲートウェイ901−3を識別するための識別記号“GWE901-3”、無線基地局902−3の無線基地局識別記号“BS902-3”、送信元電話番号“TN3”及び宛先電話番号“TN4”を、無線通信路917−10を経て無線基地局902−5へ通知する(ステップB80x)。無線基地局902−5はハンドオーバ要求と判断し(ステップB100)、取得した前記識別記号“GWE901-3”、電話番号“TN3”及び“TN4”を、網ノード装置906−1を経て(ステップB101)、更に代理移動電話サーバ906−6を経て(ステップB102)、電話管理サーバ906−4へ通知する(ステップB103)。ステップB100乃至ステップB103は、ステップB90〜ステップB93と同様の手順である。電話管理サーバ906−4は、受信した内部パケットから、識別記号“GWE901-3”、電話番号“TN3”及び“TN4”を取得し、前記識別記号“GWE901-3”と電話管理サーバアドレス表211X(図38)とを用いて電話管理サーバ908−4のアドレス“IA13”を得る。次に、電話管理サーバ906−4は電話管理サーバ908−4に対して、移動電話機905−6のハンドオーバ要求(無線通信領域203から無線通信領域205への移動)が出された事実と、電話番号“TN3”、“TN4”及び無線基地局902−3は、無線基地局アドレス管理表212Xを用いて取得したアドレス関連情報“EA101,5012,WC6”とを通知し(ステップB104)、電話管理サーバ908−4は、CIC番号“CIC−7”電話番号“TN3”及び“TN4”に対応するCIC管理表908−4C(図57)のレコード内の通信相手情報(IA4,EA4,IA44,EMB,IA14,IA401,EA401,5008,UNI4)を電話管理サーバ906−4に転送する(ステップB105)。
<<装置制御レコードの設定指示>>
電話管理サーバ906−4はIPアドレス“IA101,IA401,EA101,EA401”を含む内部パケット234(図74)を形成し、表管理サーバ906−3経由(ステップB112)で網ノード装置906−1に転送し、網ノード装置906−1は前記IPアドレス情報を網ノ−ド装置906−1内部の装置制御表910−1(図54)の3行目のレコ−ド“IA101,IA401,EA101,EA401,M255,M255,…”として設定し(ステップB113)、その結果を返信する(ステップB114、B115)。更に、電話管理サーバ906−4は、IPアドレス“IA401,IA101,EA401,EA101”を含む内部パケット235(図75)を形成して電話管理サーバ909−4に送信し(ステップB120)、電話管理サーバ909−4は内部パケット235を受信して、表管理サーバ909−3経由で網ノード装置909−1に内部パケット236(図76)を転送し(ステップB122、B123)、網ノード装置909−1が装置制御表910−4(図53)内に前記IPアドレス情報を書き込み、その結果を返信する(ステップB124〜B126)。ステップB115及びステップB126の完了確認により(ステップB127)、移動電話機905−6が移動電話機905−6zの位置を経由して移動電話機905−6yの位置に移動し、電話通信を継続する切り替え準備が完了する。
<<切り替え動作の開始>>
電話管理サーバ906−4は切替え準備を確認すると(ステップB127)、ハンドオーバ切替え指示を含むIPパケット237(図77)を形成して電話管理サーバ908−4に送出し(図34及び図35内のステップB130)、IPパケット237に含まれる切替え指示情報は代理移動電話サーバ908−6、網ノード装置908−1を経て(ステップB131、B132)、IPパケット238(図78)として無線基地局902−3に到達し(ステップB133)、更に切替え指示情報は無線通信路917−5y(図31内)を経て移動電話機915−6zに到達する(ステップB134)。なお、電話管理サーバ908−4はステップB130の後、この時点以前に用いていたCIC管理表908−4C(図57)の利用を止めるため終了時刻“St3e”を書き込み、この結果得られるCIC管理表908−4Dは図58に示される。端末間通信接続制御に用いたCIC管理表908−4D(図58)を通信料金の課金などに用いることが可能であり、これに関しては特許文献2において開示されている。
<<移動電話機専用の電話番号サーバの書き換え>>
電話管理サーバ906−4はCIC管理表906−4B(図63)の内部のレコードから、電話番号“TN3”と関連する内部アドレス情報(IA1,EA1,IA41,EMB,IA11,IA101,EA101)と自己のUNIの値“UNI3”を取り出し、電話番号“TN3”、IPアドレス“IA101,EA101,UNI3”を含むIPパケット248(図88)を形成して移動電話機専用の電話番号サーバ996に送信し(ステップB163)、IPパケット248の内容に従う書き換え完了が報告される(ステップB164)。この結果、電話番号サーバ996内部の移動電話機登録表210(図36)の第1行目のレコードは、“TN3,IA3,EA3,IA43,EMB,IA13,IA301,EA301、UNI3,PID3”から、“TN3,IA1,EA1,IA41,EMB,IA11,IA101,EA101、UNI3,PID3”(図89の表題部を除いた1行目)のように変更される。従って、後述する移動電話機の位置の変更手順を実施したと同等の結果となる。
<<内部IPアドレスの随時配布>>
電話管理サーバ909−4は、移動電話機専用の電話番号サーバ996に要求して内部IPアドレスを追加要求し、或いは配布済みの内部IPアドレスを電話番号サーバ996に返却することができる(ステップB165、オプション)。他の電話管理サーバも前述同様に電話番号サーバ996と交渉し、内部IPアドレスの追加配布や返却を要求することができる(オプション)。
<<解放フェ−ズ>>
図34及び図35内のステップB170〜ステップB192cに示す通話の解放フェーズは、本発明の前提とするIP網の呼接続制御手順(図6内のステップB70〜ステップB92c)とほぼ同様であり、以下に概説する。
<<通信レコードの抹消>>
ステップB173の後に電話管理サーバ906−4は、解放IPパケット250(図90)の中に書き込んだ回線番号“CIC-7”を表管理サーバ906−3に送信し(ステップB196)、表管理サーバ906−3は対応する通信レコ−ド、本ケ−スでは装置制御表910−1(図54)の3行目のレコ−ド“IA101,IA401,EA101,EA401,M255,M255,…”を抹消する(ステップB197)。同様に、電話管理サーバ909−4はステップB176の後に、IPパケット250(図90)の中の回線番号“CIC-7”を取り出して、対応する通信レコ−ド(本ケ−スでは装置制御表910−4(図53)の2行目のレコ−ド“IA401,IA101,EA401,EA101,M255,M255,…”)の抹消を指示する(ステップB198、B199)。
<<解放報告オプションと無線チャネルの切断>>
以下、電話管理サーバ、無線基地局、移動電話機とを結ぶ通信路の解放手順(ステップB188a乃至B192c)が行われるが、これの手順は図6に示す通信路解放手順(ステップB88a乃至B92c)と同様である。
<<着信側移動電話機のハンドオーバ>>
上記実施例において、移動電話機905−6から移動電話機905−8へ電話呼出ししており、つまり移動電話機905−6が発呼電話機、移動電話機905−8が着呼電話機である。ステップB80(図32)において、移動電話機905−6が無線通信領域203内から無線通信領域205内に移動し、移動電話機905−6の接続する無線基地局が切り替わりを含むハンドオーバが生じている。つまり、発呼電話機の移動によりハンドオーバが生じている。
<<同じ終端ゲートウェイに接続する無線基地局に移動するバリエーション>>
図92乃至図95は、移動電話機905−6が、無線基地局902−3、終端ゲートウェイ901−3、終端ゲートウェイ901−4、無線基地局902−4を経由して移動電話機905−8と電話通信を継続し、次の段階として、移動電話機905−6が無線通信領域203内から無線通信領域202(図31)内に移動し、移動電話機905−6w、無線基地局902−2、終端ゲートウェイ901−3、終端ゲートウェイ901−4、無線基地局902−4を経由して、移動電話機905−8を結ぶ電話通信を継続できる通信手順を示している。ここで、移動電話機905−6wは、無線通信範囲202内に移動した電話機905−6である。
<<移動電話機の電話番号登録>>
移動電話機を用いるための電話番号登録手順を図96に示しており、この登録手順は、特許文献2として図7に示す移動電話機の電話番号登録手順の一部を変更した技法となっており、下記に説明する。
<<電話機の初期位置の登録>>
次に、電話機の初期位置の登録手順を説明する。無線基地局902−3は、移動電話機905−6と情報交換して通信可能性を確認し(図96のステップV10)、通信可能性が確認されると、移動電話機905−6は位置登録情報を無線基地局902−3に向けて発信する(ステップV11)。位置登録情報は電話番号“TN3”、認証情報”PID3”を含む。無線基地局902−3は位置登録情報を含む外部IPパケット271(図98)を形成し、網ノード装置908−1に送信する(ステップV12)。外部IPパケット271は、無線基地局アドレス管理表212(図39)を参照して取得した外部IPアドレス“EA301”、前記取得した電話番号“TN3”、認証情報”PID3”及び無線基地局902−3の識別記号“BS902-3”を含む。外部IPパケット271は網ノード装置902−3を経て、内部パケット272(図99)となり、内部パケット272は代理移動電話サーバ908−6に送られる(ステップV13)。代理移動電話サーバ908−6は受信した内部パケット272から内部パケット273(図100)を形成し、内部パケット273は電話管理サーバ908−4に送られる(ステップV14)。
<<移動電話機の位置変更>>
移動電話機の初期位置登録の手順を完了している状態において、移動電話機905−6がその所在位置を変更し、新しい移動電話機の位置を登録することができる。電話番号“TN8”である移動電話機が初期位置登録の手順を完了しており、移動電話機専用の電話番号サーバ996内部の移動電話機登録表(図36)第3行目のレコード“TN8,IA8,EA8,IA48,EMB,IA18,IA801,EA801,UNI8,PID8”となっているケースである。前記移動電話機(電話番号“TN8”)が電話機905−5(図1内)へ位置を変更するケースを、図97を参照して説明する、
移動電話機905−5は無線基地局902−2と情報交換して通信可能性を確認し(ステップV10x)、通信可能性が確認されると、移動電話機905−5は位置変更情報を無線基地局902−2に向けて発信する(ステップV11x)。位置変更情報は電話番号“TN8”、認証情報”PID8”を含む。無線基地局902−2は位置変更情報を含む外部IPパケット275(図102)を形成し、網ノード装置908−1に送信する(ステップV12x)。以下、前記移動電話機の初期位置登録と同様の手順を行い(ステップV13x、ステップ14x)、電話管理サーバ908−4は内部パケット276(図103)を形成し、電話番号サーバ996に送信する(ステップ15x)。前記認証の結果は前記逆方向に、移動電話機905−6に報告される(ステップV17x〜ステップV21x)。電話番号サーバ996は内部パケット276を受信し、移動電話機登録表210(図36)の第3行目のレコード“TN8,IA8,EA8,IA48,EMB,IA18,IA851,EA801,UNI8,PID8”は移動電話機登録表210X(図89)のように書き換えられる(ステップ16x)。ここで、内部IPアドレス“IA851”への書き換えは、IPパケット276内の内部IPアドレス“IA851”により変更指定されている。
<<ルート電話番号サーバ>>
IP網900X(図31)を大規模化した他の移動電話通信の実施方法を、図104を参照して説明する。
<<複数の移動電話機専用の電話番号サーバのまとめ>>
IP網は複数のIP網Nl、…、Nk(k=1,2,…)で成っており、IP網N−mとIP網N−nとはIP通信回線を経て直接に或いは他のIP網N−kを経て間接的に接続されており、IP網Nmは移動電話機専用の電話番号サーバNmを含み、移動電話機専用のルート電話番号サーバはIP網Nmの何れかに含まれる。電話番号サーバはNmは移動電話機専用のルート電話番号サーバを経て、電話番号サーバNnの有する電話番号に関連するIPアドレスと関連情報を取得することができ、前記複数の移動電話機専用のルート電話管理サーバを用いて、移動電話機1−無線基地局3−IP網Nm−IP網Nn−無線基地局2−移動電話機2又は固定電話機2である通信路を経由する電話通信しながら、移動電話機1が無線基地局の無線通信領域3の範囲内に移動し、移動電話機1−無線基地局3−IP網Nm−IP網Nn−無線基地局2−移動電話機2又は固定電話機2と電話通信を継続すること(ハンドオーバ)が可能である。
<<固定電話機から移動電話機への電話呼び出し>>
図107は特許文献2において開示されている固定電話機905−1から移動電話機905−8への接続制御手順である。図107の左側半分の通信手順は、電話機905−1(図1)が発信側となる呼接続制御手順を示しており、図2の左側半分の通信手順と同様である。また、図107の右側半分の通信手順は、電話機905−8(図1)が着信側となる呼接続制御手順を示しており、図5の右側半分の通信手順と同様である。このようになっているから、固定電話機905−1から移動電話機905−8への呼接続制御を実施し、前記電話機間において電話通信を行うことができる。
<<移動電話機から固定電話機への電話呼び出し時のハンドオーバ>>
図108乃至図111は、移動電話機905−6が発信側電話機、固定電話機905−4が着信側電話機となり、移動電話機905−6が無線通信領域203(図31)から無線通信領域205へ移動(ハンドオーバー)するケースについての通信手順(以降、通信手順108という)を説明している。一方、図32乃至図35は、移動電話機905−6が発信側電話機、移動電話機905−8が着信側電話機となり、移動電話機905−6が無線通信領域203(図31)から無線通信領域205へ移動するケースについての通信手順(以降、通信手順32という)を説明している。通信手順32は、着信側電話機が移動電話機905−8であり、通信手順108は固定電話機905−4(図108乃至図111)に変更しているが、発信側電話機905−6のハンドオーバーに関しては同一である。
<<固定端末を呼出し中の移動電話機のハンドオーバ>>
固定電話機905−4と通信中の移動電話機905−6(図31)とが、位置905−6から位置905−6yに移動するハンドオーバの実施例を、図108、図109、図110及び図111を参照して前述している。以下では、この実施例において、固定電話機905−4(図31)をIP端末905−17に切り替えた実施例を説明する。ここで、固定電話機905−4及びIP端末905−17とも、メディアルータ903−4に接続されている(図31)。図108、図112、図110、図113を用いて説明する。
<<まとめ>>
IP網に接続する電話機や無線端末、音声画像装置の地理的位置を移動しながら端末間通信を継続するため電話管理サーバを複数設置し、電話管理サーバは電話機の地理的位置を変更するための一連の呼接続制御手順を実施する。IP網は、移動電話機1と移動電話機2との間の移動電話機間通信、移動電話機と固定電話機又はIP端末との間でIP網を経由して電話通信を行うことが可能であり、移動電話機は電話通信中に少なくとも無線基地局を変えて電話通信を継続するハンドオーバ通信が可能である。ハンドオーバを実施すると、移動後の電話機の位置情報である内部アドレスが、移動電話機専用の電話番号サーバ内部の移動電話機登録表のレコードとして書換えられる。
<<特許文献との関係>>
IP網は2以上の終端ゲートウェイを含み、終端ゲートウェイは網ノード装置を含み、外部IPパケットが入側網ノード装置において内部パケットに変換されてIP網内を転送され、出側網ノード装置において内部パケットから外部IPパケットを復元されてIP網外部に転送される。IP網を経由して移動電話機と固定電話機又はIP端末との間で電話通信を行うことも可能であり、移動電話機間通信及び移動電話機間通信が共に可能であるIP網を前提とする。本実施例は、移動電話機のハンドオーバを実施する新しい通信手順などを前記開示されているIP網に適用していることに特徴がある。
3.通信レコードを設定し解放する第3実施例
利用者からの要求により、外部IPパケット又は内部パケットを一方から他方へ変換するために用いる通信レコード(カプセル制御レコードともいう)を網ノード装置の内部に設定し解放する第3実施例を説明する。図12により説明した通信パス設定方法を詳細化し、更に通信パスの設定拒否機能を付与している。
<<端末のIP網への登録>>
次に、ユーザの端末327をIP網300内部のドメイン名サーバ318に登録する手順を説明する。端末327を管理しているユーザ326は、端末327内に設定するIPアドレス(外部アドレス“EA1”)を添付して受付321に申込む(図115のステップS1)。申込内容は、ユーザサービスサーバ322を経てオープン接続サーバ323に届けられる(ステップS2、S3)。前記手順の実施において、ユーザサービスサーバ322は、ユーザ326が管理する端末327を識別するための端末位置識別子“URL1”をIP網300内部で統一しているルールに従って定め、この端末位置識別子“URL1”をユーザ326に通知している。また、リソース管理サーバ324は、端末327に接続する通信回線334の終端の論理端子336に付与している内部IPアドレス“IA1”をオープン接続サーバ323に通知している(ステップS4)。オープン接続サーバ323は、ドメイン名サーバ318に、端末327に関係する端末位置識別子“URL1”、外部IPアドレス“EA1”、内部IPアドレス“IA1”で成る1組を、ドメイン名サーバ318の内部に保持するよう指示する(ステップS5)。
<<通信パスの動的な設定と解放>>
内部パケットが転送されるIP網300内の通信路、例えば論理端子336及び337を結ぶ論理的な通信路を通信パス(又は単にパス)と呼ぶ。装置制御表330及び331内の通信レコードを設定することにより、論理端子336及び337を結ぶ通信パスを設定する方法、及び前記通信パスを解放する方法を図116を参照して説明する。
<<通信パス設定拒否登録の手順>>
端末328は、パス設定を拒否したい通信相手の端末位置識別子“URL12”をパケット353(図130)に格納して送出すると、前記パス設定拒否要求はメディアルータ333、網ノード装置309、パス設定サーバ313を経由してパス管理サーバ317に到達する(ステップU31乃至U34)。パス管理サーバ317は、パス管理サーバ317の内部に保持しているパス設定拒否表346(図123)に要求内容を書き込む(ステップU35)。パス設定拒否表346(図123)の表題部を除いた第1行目は、“URL2”を有する端末は、“URL8”を有する端末及び“URL12”を有する端末との間においてパスの設定を拒否することを示している。同様にして、端末327の側からパス設定拒否要求を含むパケットを送出し、パス管理サーバ316の内部に保持している通信パス設定拒否表に書き込むことができる(ステップU41乃至U45)。
<<通信パス設定判定の他の方法>>
通信パス設定判定の他の方法を説明する。図131は、端末位置識別子の付与例を木構造状に表現しており、354−1はルートドメインであり、ドメイン354−1の名は“root”である。ドメイン354−1はその配下に3つのドメイン、即ちドメイン“aa”、“bb”、“cc”を持ち、ドメイン“aa”はその配下にドメイン“pp”、“qq”、“rr”を持ち、ドメイン“bb”はその配下にドメイン“ss”、“tt”を持ち、ドメイン“pp”はその配下にホスト“H1”、“H2”を持ち、以下同様である。
allowed”となっており、ソース端末側の端末位置識別子の値に拘わらず、ステップ354−11からステップ354−13へ進む。通信パスの設定が拒否されていないと、通信レコードの設定の準備を行う(ステップ354−15)。なお、前記通信パスの設定が許可されていないと判断されると(ステップ354−12、354−14)、通信レコードの設定を行わない(ステップ354−16)。
<<複数のIP網の接続とDNSの関係>>
図134はドメイン名サーバの階層構造を示しており、ルートとなるドメイン名サーバ355の下位にドメイン名サーバ325、356、357が位置している。ドメイン名サーバ325は、その下位にドメイン名サーバ318及び319(図114)が位置している。図135はIP網300、300−1、300−2を通信回線で接続している様子を示しており、IP網300はドメイン名サーバ325を含み、IP網300−1はドメイン名サーバ356を含み、IP網300−2はルートとなるドメイン名サーバ355を含み、更にIP網300−1はルートとなるドメイン名サーバ355を含む様子を示している。このようになっており、ステップU5−1乃至U5−4(図116)に示すようにドメイン名サーバ間の情報交換を行うことができる。
<<内部パケットがソースアドレスを含まないバリエーション>>
内部パケットが内部宛先アドレスを含むが、内部ソースアドレスを含まないバリエーションを説明する。通信網300X(図136)は、IP網300(図114)とほぼ同様な構造を有している。内部パケット350X(図136)は、通信3層未満のMPLS(Multi Protocol Label Switching)フレームにより実施しており、このMPLSフレームは宛先アドレスを含むがソースアドレスを含まない。通信網300X(図136)がIP網300(図114)と異なる主要な点は、網ノード装置308が網ノード装置308Xとなり、網ノード装置309が網ノード装置309Xとなっていることであり、外部パケット349は通信回線334の終端の論理端子336Xから網ノード装置308Xに入力し、制御表330Xが用いられて、内部パケット350Xに変換されて通信網300Xの内部に転送される。同様に、内部パケット350Xは網ノード装置309Xに入力し、外部パケット349−2として復元され、論理端子337Xを経由して通信回線335へ送出される。終端ゲートウェイ301X(図136)は終端ゲートウェイ301(図114)とほぼ同様な構造であり、異なる点は、網ノード装置308を含まず、代わりに網ノード装置308Xを含んでいることである。終端ゲートウェイ302Xも前記同様であり、網ノード装置309を含まず、網ノード装置309Xを含んでいる。通信網300Xの内部はIP網300の内部と差異があるが、通信網300Xの外部はIP網300の外部と差異を生じていない。内部パケットをMPLSフレームにより実施する技法は、特許文献2の実施例7などにおいて開示されている。このようになっているから、端末を通信網300Xへ登録し、通信レコードの設定と解放により、2つの端末間通信のための通信パスの動的な設定と解放が可能であり、また、通信パスの設定拒否登録が可能であり、利用者からの要求により通信レコードを設定又は解放する通信網300Xを実施できる。
<<内部パケットが外部パケットと同じバリエーション>>
通信網300Y(図137)は、IP網300(図114)とほぼ同様な構造を有しているが、外部パケットをそのまま内部パケットとする点が大きく異なる。主な相違点は、網ノード装置308及び309がそれぞれ網ノード装置308Y及び309Yとなっていることである。装置制御表330及び331はそれらのレコード形式が変わり、それぞれ装置制御表330Y及び331Yとなっている。通信回線334を転送された外部パケット349が、論理端子336Y(識別名“ID1”)から網ノード装置308Yに入力し、外部パケット349内のアドレス(送信元アドレス“EA1”、宛先アドレス“EA2”)が装置制御表330Y内に登録されているかが調べられる。
<<ポート番号の指定>>
本実施例において、端末327と端末328とは、TCPパケット乃至UDPパケットを送受することを可能とし、他のパケット送受は許可しない。即ち、IPパケットの上位プロトコルの指定は、TCPとUDPのみ通過許可することもできる。また、ポート番号は、IP網の内部のルールとして予め定めた値を用いるようにすることができる。端末328が、ポート番号の値は20及び21(FTP)、25(SMTP)、80(HTTP)、4000のいずれかのケースのみ着信及び返信できるように定めておく。ここで、前記ポート番号“4000”は、本実施例の公開URLを用いるデータ交換サービス特有のポート番号として定めて用いる値である。ポート番号の値を、23(Telnet)や他のポート番号の利用を禁止して、通信相手からの不正アクセスを防ぐ。前記上位プロトコルの指定やポート番号の指定は、特許文献2の実施例7において開示されている網ノード装置の機能(プロトコルフィルタ、ポートフィルタ)を用いて実施できる。即ち、網ノード装置内の装置制御表のレコードを、特定のプロトコルを選択し、或いは特定のポート番号を選択するように設定することにより実施できる。
<<複数端末へのコンテンツデータの配送>>
図138において、300−5はIP網、301−10乃至301−12は終端ゲートウェイ、400乃至404はIPパケット送受信機能を有する端末、405はドメイン名サーバである。端末400はデータ配送機能を有するコンテンツ配送サーバでもある。IP網300−5は、本実施例において説明した各種のサーバ、例えばパス設定サーバ、オープン接続サーバなどを含むが省略している。端末400乃至404は、それぞれの端末を識別するための個別の端末位置識別子(URL)とIPアドレスを有し、端末400乃至404はIP網300−5に登録してある。即ち、各端末のURLとIPアドレスは、IP網300−5内の終端ゲートウェイサーバ301−10乃至301−12内のいずれかのドメイン名サーバに登録してある。従って、ドメイン名サーバ405から、終端ゲートウェイサーバ内のドメイン名サーバ内の各端末のURLを呼出せるようになっている。端末400及び端末401は、本実施例において前記説明した方法により端末400と端末401との間の通信パスを設定しており、端末400及び端末402は両端末の通信パスを設定しており、以下同様であり、端末400及び端末404は両端末間の通信パスを設定している。
<<公開サーバ>>
図140において、300−6はIP網、301−20乃至301−22は終端ゲートウェイ、410乃至414はIPパケット送受信機能を有する端末、415はドメイン名サーバである。端末410は、その端末位置識別子(URL)をIP網300−6に登録しておくことにより、公開サーバとして位置づけされており、例えばデータ提供機能を含むWWWサーバであり、専門プログラムなどを実行するASPサーバであり、利用側の端末のデータを保持するデータ蓄積サーバである。IP網300−6は、本実施例において説明した各種のサーバ、例えばパス設定サーバ、オープン接続サーバなどを含むが省略している。端末410乃至414はそれぞれの端末を識別するための個別のURLとIPアドレスを有し、端末410乃至414はIP網300−6に登録してある。従って、ドメイン名サーバ415からIP網内の各端末のURLを呼出せるようになっている。
<<まとめ>>
前記実施例の技術を要約すると、次のようになる。ここで、本実施例の端末327(図114)を端末“m”と表わし、端末328を端末“n”と表わす。ユーザの端末“m”は通信回線経由でIP網に接続され、通信回線の終端の論理端子に内部アドレス“IA−m”を付与されており、また、ユーザ“m”の端末は端末位置識別子“URL―m”を付与され、外部アドレス“EA−m”を用いる。端末情報のIP網への登録とは、ユーザの端末“m”に関する情報、即ち端末位置識別子“URL−m”、外部アドレス“EA−m”、内部アドレス“IA−m”の組を、IP網内部のドメイン名サーバの内部に保持することである。端末“m”と端末“n”との間のIPパケットが転送される通信路を、端末“m”と端末“n”を結ぶ通信パス(又はパス)という。端末“m”の側の網ノード装置に、通信レコード“IA−m,IA−n、EA−m、EA−n、MK,MK”が設定され、端末“n”の側の網ノード装置に通信レコード“IA−n,IA−m、EA−n、EA−m、MK,MK”が設定されることにより、端末“m”と端末“n”を結ぶ通信パスが設定される。ユーザの端末“m”乃至“n”が“URL−m”及び“URL−n”を含むパス設定要求パケットを送出することにより、IP網内部のパス設定拒否表が調べられて通信パスの設定が許可されていると、端末“m”と端末“n”を結ぶ通信パスが設定される。ただし、パス設定拒否表に通信パスの設定が許可されていないケースでは、前記通信パスは設定されない。
4.端末アドレスをIP網に登録する第4実施例
図133はIP網2000を示しており、2001乃至2005はIP網2000内部のサブIP網であり、また、通信回線により直接又は間接的に接続されている。2007乃至2009はサブIP網2001に含まれる通信回線接続部であり、2010はサブIP網2002に含まれる通信回線接続部である。2011は通信回線接続部2007内部のアドレス検査モジュールであり、2012はルータである。なお、2012はIPパケット転送機能を有するスイッチとしても良い。通信回線接続部2007乃至1010は、網ノード装置2(図135)と同様にIP網とLANとを接続する機能を有するが、網ノード装置2と異なり、外部IPパケットにIPヘッダを付与して内部IPパケットを形成するIPカプセル化機能を含まない。
N = (S AND M) …(2)
そして、(2)式が成立するときは、LAN2015内の端末のIPアドレスがアドレス検査モジュールに保持されていると見なせる。ここで、(2)式の”AND”は、1ビット対応の論理積演算を表わす。
N#1 = (X AND M#1) …(3)
本ケースでは、MPLS制御表2101の第1行目のレコード“IN#1,M#1,N#1,V#1,L#1,OUT#1”が対象であり、上記(3)式が成立するので、VPN(仮想プライベート網)を識別するためのVPN識別子“V#1”とMPLSフレームのヘッダに設定するMPLSラベル“L#1”とを用いてMPLSフレーム2108を形成し、次に前記形成されたMPLSフレーム2108は、回線識別子“OUT#1”により識別される通信回線2104に送出される。ソースIPアドレスが“X”、宛先IPアドレスが“Z”であるIPパケット2107が、回線識別子“IN#1”により識別される通信回線2102からMPLSエッジルータ2100に入力したケースも同様であり、MPLS制御表2101の2行目のレコードが用いられてMPLSフレーム2109が形成され、回線識別子“OUT#2”により識別される通信回線2105に送出される。なお、MPLS制御表2101の形態は変更することが可能であり、例えばM#1及びN#1を用いず、第1行目のレコードを“IN#1,V#1,L#1,OUT#1”と変更することも可能である。このケースでは上記(3)式の演算は実施せず、MPLSフレーム2108を形成して通信回線2104へ送出する。
(まとめ)
端末は通信回線経由でIP網の通信回線接続部に接続されており、端末のIPアドレスをIP網の通信回線接続部に登録しておき、通信回線接続部がIPパケットを受信し、当該通信回線接続部が未登録のIPアドレスをソースアドレスとして含むIPパケットを検出すると、当該IPパケットを廃棄することにより、不要IPパケットがIP網及びサブIP網に入力することを予防できる。以上の手順によって、不要IPパケットがIP網内部に溢れて正常な通信が妨害される事態を防止でき、IPアドレスを登録した端末間通信がスムーズに行えるようになる。
2、3 網ノード装置
5〜8 LAN
10、11 端末
12、14 外部通信回線
13 内部通信回線
15、16 装置制御表
17、19 外部パケット
18 内部パケット
152 端末
153 メディアルータ
145 IP網
146 移動通信網
159 無線基地局
160 端末
202〜205 無線通信領域
210,210X 移動電話機登録表
211,211Z 終端ゲートウェイアドレス管理表
211X サーバアドレス表
212,212X 無線基地局アドレス管理表
249 移動電話機登録表
300、300−5、300−6 IP網
300X、300Y 通信網
301〜303 終端ゲートウェイ
304〜307 LAN
308、309 網ノード装置
310、311 終端制御部
312、313 パス設定サーバ
314、315 表管理サーバ
316、317 パス管理サーバ
318、319 ドメイン名サーバ
322 ユーザサービスサーバ
323 オープン接続サーバ
324 リソース管理サーバ
325 ドメイン名サーバ
346 パス設定拒否表
354−1 ルートドメイン
354−10 パス設定許可表
359 ゲートウェイ
400 コンテンツ配送サーバ
410 公開サーバ
500、500−1乃至500−3 無線LAN内の無線端末
510 移動通信網
511,512 交換機
600 IP網
601 移動通信網
602 公衆交換電話網
603 終端ゲートウェイ
604、605 中継ゲートウェイ
606、608 中継交換機
607、609 交換機、
610 無線基地局
612、613 端末
900、900X IP網
900−10乃至900−12 IP網
902−1〜902−5 無線基地局
910−1乃至910−4 装置制御表
906―4A乃至906―4B CIC管理表
908―4A乃至908―4D CIC管理表
909−4A乃至909−4C CIC管理表
966 電話番号サーバ
901−1〜901−4 終端ゲートウェイ
914−1〜914−4 終端制御部
910−1〜910−4 装置制御表
906−1〜909−1 網ノード装置
906−2〜909−2 代理電話サーバ
906−3〜909−3 表管理サーバ
906−4〜909−4 電話管理サーバ
906−5〜909−5 電話番号サーバ(又は下位の電話番号サーバ)
906−6〜909−6 代理移動電話サーバ
916−1〜916−4 ルータ
995 上位の電話番号サーバ
990−1〜990−2 ユーザ
991−1〜991−2 受付者
992−1〜992−2 ユーザサービスサーバ
1040 IP網
1041〜1044 網ノード装置
1200 無線LANの範囲
1201〜1203 無線部
1204〜1206 無線送受信部
1207〜1209 IP処理部、
1210〜1212 無線通信路、
1214〜1216 通信回線、
1217〜1218 ルータ、
1219 メディアルータ
1220〜1223 端末
1224 認証付電話番号サーバ
1241,1242 IPパケット
1232,1242 MACフレーム
1260 端末登録表
2000 IP網
2001〜2005 サブIP網
2007〜2009 通信回線接続部
2011 アドレス検査モジュール
2100 MPLSエッジルータ
2101 MPLS制御表
Claims (10)
- IP網は複数の網ノード装置を含み、前記IP網の外部に複数の無線基地局があり、
無線基地局B1は通信回線L1を経て網ノード装置N1に接続され、無線基地局B2は通信回線L2を経て網ノード装置N2に接続され、無線基地局B3は通信回線L3を経て網ノード装置N3に接続され、
前記無線基地局B1乃至B3はそれぞれ無線通信可能領域RG1乃至RG3を有しており、
移動端末M1が前記無線基地局B1と通信して無線通信路C1を確保し、電話番号TN2を用いて宛先移動端末M2との通信接続を要求した結果として、
前記無線通信可能領域RG1の内部に位置する移動端末M1が無線通信路C1、前記無線基地局B1、前記通信回線L1、前記網ノード装置N1、前記IP網、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、無線通信路C2を経て移動端末M2との間でIPパケットを送受する通信を行っており、
IPパケットが前記通信回線L1から前記網ノード装置N1に入力すると、前記IPパケットは前記網ノード装置N1においてIPカプセル化されて内部IPパケットに変換され、前記内部IPパケットは前記IP網内を転送され、前記網ノード装置N2で逆IPカプセル化されて前記IPパケットが復元されるようになっており、
前記移動端末M1と前記移動端末M2とが通信中に、前記移動端末M1が前記無線通信可能領域RG1と重複する無線可能領域RG3の内部に地理的に移動し、
前記移動端末M1が無線通信路C3、前記無線基地局B3、前記通信回線L3、前記網ノード装置N3、前記IP網、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、前記無線通信路C2を経て前記移動端末M2との間でIPパケットを送受する通信を継続するハンドオーバが行われ、
前記IPパケットが前記通信回線L3から前記網ノード装置N3に入力すると、前記IPパケットは前記網ノード装置N3においてIPカプセル化されて内部IPパケットに変換され、前記内部IPパケットは前記IP網内を転送され、前記網ノード装置N2で逆IPカプセル化されて前記IPパケットに復元され端末移動後も通信が継続するハンドオーバが可能であることを特徴とするIP網を用いた通信システム。 - IP網は複数の網ノード装置を含み、前記IP網の外部に複数の無線基地局があり、
無線基地局B1は通信回線L1を経て網ノード装置N1に接続され、無線基地局B2は通信回線L2を経て網ノード装置N2に接続され、無線基地局B3は通信回線L3を経て網ノード装置N3に接続され、
前記無線基地局B1乃至B3はそれぞれ無線通信可能領域RG1乃至RG3を有しており、
前記網ノード装置N1乃至N3はそれぞれ装置制御レコードR1乃至R3を設定しており、
前記端末M1は電話番号を用いて前記端末M2に接続要求するため前記無線基地局B1と通信し、接続要求及び前記移動端末M2の電話番号TN2を無線通信路C1経由で前記無線基地局B1へ送信し、前記無線基地局B1は前記接続要求及び前記電話番号TN2を前記IP網に送信し、
前記端末M2が着信可能であれば、前記IP網は前記無線基地局B2を経由して着信通知を前記端末M2に送信し、
前記端末M2は応答準備開始を知らせる呼出中通知を前記IP網に送信し、前記IP網は前記呼出中通知を前記端末M1に送信し、
前記端末M2は応答を知らせる応答通知を前記IP網に送信し、前記IP網は前記応答通知を前記端末M1に送信し、前記端末M1への前記応答通知の送信により、端末間通信用に新たな装置制御レコードの設定が可能となり、
前記IP網は前記網ノード装置N1に対して装置制御レコードR12の設定を指示し、前記網ノード装置N2に対して装置制御レコードR21の設定を指示し、前記装置制御レコードR12及びR21は前記網ノード装置N1及びN2の間に内部IPパケットが転送される通信パスP12を定めており、
前記無線通信可能領域RG1の内部にある移動端末M1が、移動端末M2と、無線通信路C1、前記無線基地局B1、前記通信回線L1、前記網ノード装置N1、前記通信パスP12、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、無線通信路C2を経由してIPパケットを送受する通信を行っており、
前記IPパケットが前記通信回線L1から前記網ノード装置N1に入力すると、前記IPパケットは前記網ノード装置N1においてIPカプセル化されて内部IPパケットに変換され、前記内部IPパケットは前記IP網内を転送され、前記網ノード装置N2で逆IPカプセル化されて前記IPパケットが復元され、
前記移動端末M1が前記移動端末M2と通信中に、前記移動端末M1が、前記無線通信可能領域RG1と重複する無線可能領域RG3の内部に地理的に移動すると、前記端末M1は、前記無線基地局B1又は前記無線基地局B3の少なくとも一方を経由して、前記無線通信可能領域RG3内部への移動通知を前記IP網に送り、前記IP網は前記無線通信可能領域RG3への前記移動通知を基に、
前記IP網は前記網ノード装置N3に対して新たな装置制御レコードR32の設定を指示し、前記網ノード装置N2に対して新たな装置制御レコードR23の設定を指示し、前記装置制御レコードR32及びR23は前記網ノード装置N3及びN2の間に内部IPパケットが転送される通信パスP32を定めており、
前記移動端末M1が無線通信路C3、前記無線基地局B3、前記通信回線L3、前記網ノード装置N3、前記通信パスP32、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、前記無線通信路C2を経て前記移動端末M2との間でIPパケットを送受する通信を継続するハンドオーバが行われ、
前記IPパケットが前記通信回線L3から前記網ノード装置N3に入力すると、前記IPパケットは前記網ノード装置N3においてIPカプセル化されて内部IPパケットに変換され、前記内部IPパケットは前記IP網内を転送され、前記網ノード装置N2で逆IPカプセル化されて前記IPパケットに復元され端末移動後も通信が継続するハンドオーバが可能であることを特徴とするIP網を用いた通信システム。 - IP網は複数の網ノード装置を含み、前記IP網の外部に複数の無線基地局があり、
無線基地局B1は通信回線L1を経て網ノード装置N1に接続され、無線基地局B2は通信回線L2を経て網ノード装置N2に接続され、無線基地局B3は通信回線L3を経て網ノード装置N3に接続され、
前記網ノード装置N1乃至N3はそれぞれ1以上の装置制御レコードを含み、
前記無線基地局B1乃至B3はそれぞれ無線通信可能領域RG1乃至RG3を有しており、
前記移動端末M1が前記移動端末M2への接続要求と前記移動端末M2の電話番号TN2とを前記IP網に送り、前記IP網は前記接続要求を前記移動端末M2に送り、前記移動端末M2は呼出中通知を前記IP網に送り、前記IP網は前記呼出中通知を前記移動端末M1へ送り、前記移動端末M2は応答通知を前記IP網に送り、前記IP網は前記IP網は前記応答通知を前記移動端末M1へ送り、前記網ノード装置N1及びN2に装置制御レコードR12及びR21をそれぞれ設定し、前記装置制御レコードR12及びR21は前記網ノード装置N1及びN2の間に通信パス12を定めており、
前記無線通信可能領域RG1の内部に位置する移動端末M1が無線通信路C1、前記無線基地局B1、前記通信回線L1、前記網ノード装置N1、前記通信パス12、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、無線通信路C2を経て移動端末M2との間でIPパケットP1を送受する通信を行っており、
前記IPパケットP1が前記通信回線L1から前記網ノード装置N1に入力すると、前記IPパケットP1は前記網ノード装置N1において、前記装置制御レコードR12が参照されて、IPカプセル化されて内部IPパケットNP1に変換され、前記内部IPパケットNP1は前記通信パス12を転送され、前記網ノード装置N2で逆IPカプセル化されて前記IPパケットP1が復元されるようになっており、
前記移動端末M1が前記移動端末M2と通信中に、前記移動端末M1が前記無線通信可能領域RG1と重複する無線可能領域RG3の内部に地理的に移動し、前記端末M1は、前記無線基地局B1又は前記無線基地局B3の少なくとも一方を経由して、前記無線通信可能領域RG3内部への移動通知を前記IP網に送り、前記IP網は前記無線通信可能領域RG3の内部への前記移動通知を基に、前記網ノード装置N3及びN2に装置制御レコードR32及びR23を新たに設定し、前記装置制御レコードR32及びR23は前記網ノード装置N3及びN2の間に通信パス32を定めており、
前記移動端末M1が無線通信路C3、前記無線基地局B3、前記通信回線L3、前記網ノード装置N3、前記通信パス32、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、前記無線通信路C2を経て前記移動端末M2との間でIPパケットを送受する通信を継続するハンドオーバが行われ、
IPパケットP2が前記通信回線L3から前記網ノード装置N3に入力すると、前記IPパケットP2は前記網ノード装置N3において、前記装置制御レコード32が参照されてIPカプセル化されて内部IPパケットNP2に変換され、前記内部IPパケットNP2は前記IP網内部の前記通信パス32を転送され、前記網ノード装置N2で逆IPカプセル化されて前記IPパケットP2に復元され、端末移動後も通信が継続するハンドオーバが可能であることを特徴とするIP網を用いた通信システム。 - IP網は複数の網ノード装置及び接続サーバを含み、前記IP網の外部に複数の無線基地局があり、
無線基地局B1は通信回線L1を経て網ノード装置N1に接続され、無線基地局B2は通信回線L2を経て網ノード装置N2に接続され、無線基地局B3は通信回線L3を経て網ノード装置N3に接続され、
前記無線基地局B1乃至B3はそれぞれ無線通信可能領域RG1乃至RG3を有しており、
前記網ノード装置N1乃至N3は複数の装置制御レコードで成る装置制御表H1乃至H3を含み、
移動端末M1が電話番号TN2である移動端末M2への接続要求を前記無線基地局B1経由で前記IP網に送信した結果として、
前記無線通信可能領域RG1の内部に位置する前記移動端末M1が無線通信路C1、前記無線基地局B1、前記通信回線L1、前記網ノード装置N1、前記IP網、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、無線通信路C2を経て移動端末M2との間でIPパケットを送受する通信を行っており、前記装置制御表H1内に装置制御レコードR12が設定されており、前記装置制御表H2内に装置制御レコードR21が設定されており、前記装置制御レコードR12及びR21は前記網ノード装置N1及びN2の間に内部IPパケットが転送される通信パスP12を定めており、
前記IPパケットが前記通信回線L1から前記網ノード装置N1に入力すると、前記IPパケットは前記網ノード装置N1において、前記装置制御レコードR12が用いられてIPカプセル化されて内部IPパケットに変換され、前記内部IPパケットは前記通信パスP12を転送され、前記網ノード装置N2で、前記装置制御レコードR21が用いられて逆IPカプセル化されて前記IPパケットが復元されるようになっており、
前記移動端末M1が前記移動端末M2と通信中に、前記移動端末M1が前記無線通信可能領域RG1と重複する無線可能領域RG3の内部に地理的に移動し、
前記移動端末M1は前記無線基地局B3と通信して、前記無線基地局B3を識別する識別記号B3iDを取得すると、前記識別記号B3iDを含むハンドオーバ要求を前記無線基地局B1、前記網ノード装置N1経由で、前記接続要求側端末M1との通信に関わる接続サーバS1に送信し、前記接続サーバS1は、受信した前記ハンドオーバ要求情報を基に、前記無線基地局B3との通信に関わる接続サーバS3と通信し、前記接続サーバS3は、前記移動端末M2との通信に関わる接続サーバS2に対して前記ハンドオーバ要求を通知し、
前記接続サーバS3は、前記網ノード装置N3内部の前記装置制御表H3内に装置制御レコードR32xを設定し、前記接続サーバS2は、前記装置制御表H2内に新たに装置制御レコードR23xを設定し、前記装置制御レコードR32x及びR23xは前記網ノード装置N3及びN2の間に内部IPパケットが転送される通信パスP32xを定めており、
前記移動端末M1が無線通信路C3、前記無線基地局B3、前記通信回線L3、前記網ノード装置N3、前記通信パスP32x、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2、前記無線基地局B2、前記無線通信路C2を経て前記移動端末M2との間でIPパケットを送受する通信を継続するハンドオーバが行われ、
前記IPパケットが前記通信回線L3から前記網ノード装置N3に入力すると、前記IPパケットは前記網ノード装置N3において前記装置制御レコード32xが用いられてIPカプセル化されて内部IPパケットに変換され、前記内部IPパケットは前記IP網内を転送され、前記網ノード装置N2で前記装置制御レコードR23xが用いられて逆IPカプセル化されて前記IPパケットに復元され、端末移動後も通信が継続するハンドオーバが可能であることを特徴とするIP網を用いた通信システム。 - 前記移動端末M1が前記無線通信可能領域RG1と重複する無線可能領域RG3の内部に地理的に移動した後、前記移動端末M1が前記無線基地局B3と通信して、前記無線基地局B1の識別記号B1iDを含むハンドオーバ要求を前記無線基地局B3に送信し、前記ハンドオーバ要求は、前記網ノード装置N3経由で、前記無線基地局B3との通信に関わる接続サーバS3に到達し、前記接続サーバS3は受信した前記ハンドオーバ要求情報を基に、前記無線基地局B1との通信に関わる接続サーバS1と通信し、前記接続サーバS3は、前記移動端末M2との通信に関わる接続サーバS2に対して前記ハンドオーバ要求を通知し、
前記接続サーバS3は前記装置制御表H3内に装置制御レコードR32xを設定し、
前記接続サーバS2は前記装置制御表H2内に装置制御レコードR23xを新たに設定し、前記装置制御レコードR32x及びR23xは前記網ノード装置N3及びN2の間に内部IPパケットが転送される通信パスP32xを定めており、前記移動端末M1が前記無線基地局B3、前記通信パスP32x及び前記無線基地局B2経由で前記移動端末M2と通信できるようになっている請求項4に記載のIP網を用いた通信システム。 - 前記無線基地局B2が無く、固定端末T2が端末通信回線L2を経て網ノード装置N2に接続されており、前記移動端末M1と固定端末T2とが、無線通信路C1、前記無線基地局B1、前記通信回線L1、前記網ノード装置N1、前記IP網、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2経由でIPパケットを送受する通信を行っており、
前記移動端末M1が前記固定端末T2と通信中に、前記移動端末M1が前記無線通信可能領域RG1と重複する無線可能領域RG3の内部に地理的に移動し、
前記移動端末M1が無線通信路C3、前記無線基地局B3、前記通信回線L3、前記網ノード装置N3、前記IP網、前記網ノード装置N2、前記通信回線L2を経て前記固定端末T2との間でIPパケットを送受する通信を継続するハンドオーバが可能である請求項1乃至5のいずれかに記載のIP網を用いたIP通信システム。 - 前記IP網内は、内部IPパケットが転送されずに、代わってIPパケットに簡易ヘッダを付加する簡易カプセル化により得られる簡易ヘッダ付内部パケットが転送されるようになっており、
前記網ノード装置N1,N2又はN3は、通信回線から入力した前記IPパケットを簡易カプセル化して簡易ヘッダ付内部パケットを形成して前記IP網内部へ送信し、前記簡易ヘッダは宛先アドレスを含むが送信元アドレスを含まず、簡易ヘッダ付内部パケットを受信すると、当該網ノード装置の装置制御レコードを用いて前記簡易ヘッダ付内部パケットを簡易逆カプセル化して得られるIPパケットを前記IP網外部の通信回線へ送信し、前記簡易逆カプセル化は前記簡易ヘッダ付内部パケットから前記簡易ヘッダを除くことにより達成されるようになっている請求項1乃至6のいずれかに記載のIP網を用いたIP通信システム。 - 前記IP網内は、前記内部IPパケットが転送されずに、代わって前記IPパケットに拡張タグを付加するカプセル化により得られる拡張タグを含む内部パケットが転送されるようになっており、
前記網ノード装置N1乃至N3は、通信回線から入力した前記IPパケットを拡張タグカプセル化して拡張タグ付内部パケットを形成して前記IP網内部へ送信し、拡張タグ付内部パケットを受信すると、当該網ノード装置の装置制御レコードを参照して前記拡張タグ付内部パケットを拡張タグ逆カプセル化して得られるIPパケットを前記IP網外部の通信回線へ送信し、前記拡張タグ逆カプセル化は前記拡張タグ付内部パケットから前記拡張タグを除くことにより達成される請求項1乃至6のいずれかに記載のIP網を用いたIP通信システム。 - 前記移動端末M1及びM2はIPアドレスを有し、無線形式のIPパケットを形成して、無線通信路で経由して無線基地局に送信するようになっている請求項1乃至6のいずれかに記載のIP網を用いたIP通信システム。
- 前記電話番号TN2に代わりホスト名TN2xを用いるようになっている請求項1乃至9のいずれかに記載のIP網を用いた通信システム。
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