JP4193013B2 - 情報出力装置および接続関係管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、IEEE1394規格などのデジタル・インターフェースと複数のアナログ入力端子(アナログ・インターフェース)とを併せ持ち、自機に接続される複数の電子機器との接続関係を管理する情報出力装置、および、この情報出力装置において用いられる接続関係管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送メディアやインターネットなどの通信メディアを通じて、あるいは、DVD(デジタルビデオディスク)などの記録媒体を通じて、様々なデジタルコンテンツが豊富に提供されるようになってきている。このように豊富に提供されるようになったデジタルコンテンツの利用範囲を広げるとともに、使用者(ユーザ)にとって使い勝手のよいデジタルコンテンツの利用環境を整えることが考えられている。
【0003】
例えば、オーディオ・ビジュアル機器(AV機器)と総称されるモニタ装置や各種の再生装置、記録装置、記録再生装置、受信装置などの電子機器に、アナログ・インターフェースとともに、デジタル・インターフェースを設けることが考えられている。このように、各種の電子機器にデジタル・インターフェースを設けることにより、デジタルコンテンツを劣化させずに複製したり、再生したりするなどことが可能となる。
【0004】
そして、デジタル・インターフェースには、様々なものがあるが、リアルタイム性の要求されるデジタル映像信号やデジタル音声信号などを高速に伝送することが可能なIEEE(米国電気電子技術者協会)において規格化されたIEEE1394規格のデジタル・インターフェースが注目されている。
【0005】
このIEEE1394規格のデジタル・インターフェースは、パケット伝送により情報を伝送する。また、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースは、電子機機器間の接続の自由度が大きく、ツリー型配線(タコ足配線)、スター型配線(ヒトデ型配線)、ディジーチェイン型配線(数珠つなぎ配線)などが可能である。
【0006】
例えば、図10Aに示すように、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを備えた各種の電子機器をディジーチェイン型で接続した場合、各電子機器1、2、3、4、5は、目的とする相手先(出力先)を示す情報を、映像信号などの目的とする情報信号を伝送するパケットに含めて送出することができるようにされ、各電子機器1、2、3、4、5は、自機を出力先とするパケット(自機宛のパケット)を受信し、自機宛以外のパケットは受信しないようにすることができる。
【0007】
このように、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを備えた電子機器を図10Aに示すようにディジーチェイン型で接続した場合には、図10Bに示すように、1本のデジタル・バスに複数の電子機器が接続されているのと等価である。
【0008】
つまり、従来からあるアナログ接続の場合には、接続される電子機器の台数に応じて、複数個のアナログ入力端子を設けておかなければならない。例えば、モニタ装置2に、4台の電子機器をアナログ接続しようとすれば、モニタ装置2には、電子機器4台分のアナログ入力端子が必要になる。
【0009】
しかし、デジタル・インターフェースの場合には、前述したように、接続される電子機器の台数分のデジタル入出力端子を設けることなく、いわゆるバス接続された複数の電子機器との間で、相互にデジタル信号の送受ができるようにされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来は、デジタル・インターフェースと、アナログ・インターフェースを併せ持つ装置間の接続は、いわゆる民生用のAV機器間では存在しなかった。しかし、今後においては、例えば、従来からのアナログ・テレビ放送と、新たに開始されたデジタル・テレビ放送とが併存するというように、アナログ信号によるコンテンツの提供と、デジタル信号によるコンテンツ提供とが併用される期間が続くと考えられる。
【0011】
このため、各種の電子機器には、アナログ・インターフェースと、デジタルインターフェースの両方を搭載することになる。例えば、図11に示すように、モニタ装置2に3つのアナログ入力端子2a1、2a2、2a3が設けられるとともに、デジタル入出力端子2d1、2d2が設けられることが考えられている。
【0012】
このような、モニタ装置2に、図11に示すように、インテリジェント・レシーバ・デバイス(以下、IRDと略称する。)と呼ばれるデジタル放送の受信機1と、DVTR3とをアナログ接続するとともに、デジタル接続もするようにすると、モニタ装置2においては、IRD1やDVTR3との間で、どのようにアナログ接続されているのかが分からない。
【0013】
例えば、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを通じてデジタル接続される電子機器間では、相互に通信を行うなどして、自機には、どのような電子機器が接続されているのかを知ることができるようにされる。
【0014】
しかし、モニタ装置2は、3つある自機のアナログ入力端子2a1、2a2、2a3のうち、どの入力端子にIRD1からのアナログ信号が供給され、どの入力端子にDVTR3からのアナログ信号が供給されるのかが分からない。どのようにアナログ接続を行ったかは、実際に接続を行った使用者は分かっているが、それをモニタ装置2自身が自動的に知ることはできない。
【0015】
このため、例えば、DVTR3からモニタ装置2にデジタル信号とアナログ信号とが交互に供給されるような場合、DVTR3からのデジタル信号については、モニタ装置2において正常に処理できるのに、DVTR3からのアナログ信号の供給がされても、使用者が、DVTR3からのアナログ信号が供給されているアナログ入力端子を選択しない限り、モニタ装置2において、処理されないということが発生する。
【0016】
また、実際にデジタル信号の供給を受けている状態から、アナログ信号の供給を受けるように切り換えるときに、どのアナログ入力端子に切り換えればよいのかが分からずに、アナログ端子への切り換えを迅速に行うことができない場合があると考えられる。
【0017】
以上のことにかんがみ、この発明は、アナログ接続とデジタル接続が混在する場合に、アナログ信号とデジタル信号とのいづれが供給される場合にも柔軟に対応することが可能な情報出力装置、および、この情報出力装置において用いられる接続関係管理方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の情報出力装置は、
接続された電子機器の固有情報が通信によって検出できるようにされたデジタル・バス用のデジタル入出力端子と、
複数のアナログ入力端子と、
前記デジタル入出力端子を通じて接続されたすべての相手機器の前記固有情報を検出する相手機器情報検出手段と、
前記複数のアナログ入力端子のそれぞれに接続される相手機器の候補として、前記相手機器情報検出手段で検出された相手機器の前記固有情報を報知する報知手段と、
前記報知手段により報知された前記候補の中から、前記複数のアナログ入力端子の中の目的とするアナログ入力端子に接続される相手機器を選択設定させる設定手段と、
前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと、前記設定手段により設定された相手機器の前記固有情報とを対応付けて管理する管理手段と
を備えることを特徴とする。
【0019】
この請求項1の記載の発明の情報出力装置によれば、デジタル・バスに接続された電子機器の固有情報が、デジタル入出力端子を通じて相手機器情報検出手段により検出され、これが報知手段により報知される。そして、報知された固有情報に基づいて、使用者により、設定手段を通じて、デジタル接続されている電子機器のうち、複数のアナログ入力端子のうちの目的とする端子に接続される電子機器が選択され設定される。
【0020】
つまり、デジタル接続されている電子機器が、アナログ接続された場合に、複数のアナログ入力端子のうちのどの端子に接続されるかが設定され、これが、管理手段によって管理される。したがって、どの電子機器がどのアナログ入力端子に接続されているかを管理することができるようにされる。
【0021】
これにより、デジタル信号を送出していた電子機器からアナログ信号が送出されるようになっても、管理情報に基づいて、迅速かつ正確に複数のアナログ入力端子の中から目的とする電子機器が接続されたアナログ入力端子を選択し切り換えるなどのことができるようにされる。
【0022】
また、請求項2に記載の発明の情報出力装置は、請求項1に記載の情報出力装置であって、
前記デジタル入出力端子と前記複数のアナログ入力端子とのうち、いづれの端子から信号の供給を受けるかを切り換える切り換え手段と、
前記デジタル入出力端子を通じて自機宛に供給されるデジタル信号の有無を検出するデジタル信号有無検出手段と、
前記デジタル信号有無検出手段からの検出出力と、前記管理手段により管理されている情報とに基づいて、前記切り換え手段を制御する切り換え制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0023】
この請求項2に記載の発明の情報出力装置によれば、前述のように、デジタル入出力端子を通じてデジタル信号が供給されている場合には、相手機器情報検出手段により検出される固有情報などに基づいて、どの電子機器から送出されたデジタル信号が自機に供給されているかを検出することができる。
【0024】
そして、デジタル信号有無検出手段により、自機宛のデジタル信号が検出されなくなった場合には、管理手段により管理されている情報に基づいて、直前まで、デジタル信号を供給していた電子機器からアナログ信号の供給を受けるように、切り換え手段が切り換え制御手段により切り換えられる。
【0025】
これにより、同じ電子機器から、例えば、デジタル信号の送出とアナログ信号の送出とが交互に行われるような場合であっても、そのいづれの信号も自動的に受信して適正に処理することが可能な柔軟性の高い情報出力装置および複数の電子機器と情報出力装置とからなるシステムを構築することができるようにされる。
【0026】
また、請求項3に記載の発明の情報出力装置は、請求項1または請求項2に記載の情報出力装置であって、
前記管理手段による管理が開始されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記管理手段による管理が開始されていないと判別された場合に、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始するように制御する手段と
を備えることを特徴とする。
【0027】
この請求項3に記載の情報出力装置によれば、複数のアナログ入力端子と、これに接続される電子機器とが対応づけられて管理手段による管理が開始されているか否かが判別手段により判別される。管理手段による管理がまだ開始されていないと判別された場合には、情報検出手段、報知手段、設定手段などの各部が制御され、固有情報の検出、検出した固有情報の報知、および、アナログ入力端子と、報知された固有情報との対応付けのための選択設定が行われるようにされる。
【0028】
これにより、複数のアナログ入力端子とこれに接続される電子機器とが対応付けられて管理されていないときには、アナログ入力端子とこれに接続される電子機器とを対応付けて管理するようにするための手続が自動的に開始され、複数のアナログ入力端子と、デジタル・バスに接続された電子機器のそれぞれとを確実に対応付けて管理することができるようにされる。
【0029】
また、請求項4に記載の発明の情報出力装置は、請求項1、請求項2または請求項3に記載の情報出力装置であって、
使用者からの管理の開始指示入力を受け付ける指示入力受け付け手段と、
指示入力受け付け手段を通じて、使用者からの管理の開始指示入力を受け付けたときに、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始するように制御する手段と
を備えることを特徴とする。
【0030】
この請求項4に記載の情報出力装置によれば、例えば、情報出力装置に接続された電子機器を取り外したり、あるいは、新たに接続するようにした場合などに、使用者が、指示入力受け付け手段を通じて、複数のアナログ入力端子と、これに接続される電子機器とを対応付けて管理するための処理を開始するように指示する。この指示に応じて、情報検出手段、報知手段、設定手段などの各部が制御され、固有情報の検出、検出した固有情報の報知、および、アナログ入力端子と、報知された固有情報との対応付けのための選択設定が行われるようにされる。
【0031】
これにより、使用者からの指示に応じて、いつでも複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始することができるようにされる。したがって、使用者からの指示に応じて、いつでも、正確なアナログ接続の状態を情報出力装置において管理することができるようにされる。
【0032】
また、請求項5に記載の発明の情報出力装置は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の情報出力装置であって、
接続関係が変更されたか否かを検出する変更検出手段と、
前記変更検出手段により、接続関係が変更されたと検出された場合に、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始するように制御する手段と
を備えることを特徴とする。
【0033】
この請求項5に記載の情報出力装置によれば、変更検出手段により、例えば、デジタル接続された電子機器の着脱が検出された場合に、接続関係が変更されたと判断し、情報検出手段、報知手段、設定手段などの各部が制御され、固有情報の検出、検出した固有情報の報知、および、アナログ入力端子と、報知された固有情報との対応付けのための選択設定が行われるようにされる。
【0034】
これにより、接続関係が変更するようにされた場合には、固有情報とアナログ入力端子とを対応付けて管理するようにするための手続が自動的に開始され、常時、デジタル・バスに接続された電子機器のそれぞれと、複数のアナログ入力端子とを対応付けて管理することができるようにされる。
【0035】
また、請求項6に記載の発明の情報出力装置は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載の情報出力装置であって、
前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報との対応付けを変更するための情報を受け付ける変更情報受付手段と、
前記変更情報受付手段を通じて受け付けた情報に基づいて、前記管理手段により対応付けて管理する前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報との対応付けとを変更する変更手段と
を備えることを特徴とする。
【0036】
この請求項6に記載の情報出力装置によれば、変更情報受付手段を通じて受け付けられた情報に基づいて、管理手段よって管理されている固有情報とアナログ入力端子との対応付けを変更することができるようにされる。
【0037】
これにより、例えば、情報出力装置の使用者が、アナログ入力端子に接続された電子機器のアナログ接続を変更した場合にも、その変更に応じて、管理手段により管理されている情報を変更することができるので、常時、適正に固有情報とアナログ入力端子との対応づけを適正に管理することができるようにされる。また、アナログ接続される機器についても管理することができるようにされる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、この発明による情報出力装置および接続状態管理方法の一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、この発明による情報出力装置および接続状態管理方法を、デジタル入出力端子とアナログ入力端子とを備えたデジタルモニタ装置(以下、単にモニタ装置という。)に適用した場合を例にして説明する。
【0039】
なお、以下に説明する実施の形態において、デジタル接続するためのデジタル・インターフェースは、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースが用いられる場合を例にして説明する。また、以下の実施の形態においては、説明を簡単にするため、モニタ装置の音声系の説明については省略する。
【0040】
図1は、この実施の形態のモニタ装置10を説明するためのブロック図である。また、図2、図3は、この実施の形態のモニタ装置10への電子機器の接続例を説明するための図である。図1に示すように、この実施の形態のモニタ装置10は、3つのアナログ入力端子11a1、11a2、11a3を備えるとともに、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースに対応したデジタル入出力端子11dを備えるものである。
【0041】
これらアナログ入力端子11a1、11a2、11a3、および、デジタル入出力端子11dを通じて、モニタ装置10は、各種の電子機器とアナログ接続およびデジタル接続することができるようにされている。そこで、この実施の形態のモニタ装置10の構成および動作について説明する前に、図2、図3を参照しながら、この実施の形態においての、モニタ装置10への電子機器の接続例について説明する。
【0042】
モニタ装置10には、アナログ映像信号やアナログ音声信号を出力する電子機器や、デジタル映像信号やデジタル音声信号を出力する電子機器などの各種の電子機器を接続することができるものであるが、この実施の形態においては、図2に示すように、モニタ装置10には、IRD1と、DVTR(デジタルビデオテープレコーダ)3とが、デジタル接続されるとともに、アナログ接続される。
【0043】
IRD1は、前述もしたように、デジタル放送の受信機であり、この実施の形態においては、MPEGエンコードされた複数のテレビ番組などが多重化されたデジタルテレビ放送を受信することができるものである。
【0044】
そして、IRD1は、使用者(ユーザ)からの指示に応じて、目的とするデジタル放送信号を受信選局し、その選局したデジタル放送信号から目的とするテレビ番組のデジタルデータを抽出してアナログ信号に変換し、これをアナログ出力端子1aを通じて出力することができるものである。
【0045】
また、IRD1は、受信選局したデジタル放送信号をそのままデジタル入出力端子1dを通じて出力し、例えば、DVTR、カメラ一体型のVTR、DVDの記録再生装置などの記録装置や、この実施の形態のモニタ装置10などの情報出力装置に供給することができるものである。
【0046】
DVTR3は、デジタル入出力端子3d1、3d2を通じて供給されるデジタル信号をそのままビデオテープに記録したり、図示しないがアナログ入力端子を通じて供給されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、データ圧縮、この実施の形態においては、例えば、MPEGエンコードしてビデオテープに記録することができるものである。
【0047】
また、DVTR3は、アナログテレビ放送の受信機能を有しており、アナログテレビ放送信号を受信して、これをデジタル信号に変換するとともに、データ圧縮してビデオテープに記録したり、また、受信したアナログテレビ放送信号をアナログ出力端子3aを通じて出力することができるものである。
【0048】
そして、この実施の形態においては、図2に示すように、IRD1のアナログ出力端子1aとモニタ装置10のアナログ入力端子11a1とが接続され、同様に、DVTR3のアナログ出力端子3aとモニタ装置10のアナログ入力端子11a2とが接続されている。また、IRD1のデジタル入出力端子1dとDVTR3のデジタル入出力端子3d1とが接続され、DVTR3のデジタル入出力端子3d2とモニタ装置10のデジタル入出力端子11dとが接続される。
【0049】
したがって、図3に示すように、この実施の形態においては、IRD1およびDVTR3のアナログ出力端子と、モニタ装置10のアナログ入力端子とは、1対1に対応するように接続されている。また、この実施の形態においては、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースが用いられるので、IRD1と、DVTR3と、モニタ装置10とは、図3に示すように、1本のデジタル・バスを通じて相互にデジタル接続されていることになる。
【0050】
つまり、この実施の形態においては、IRD1とDVTR3との間においては、デジタル伝送線を通じて直接的にデータをデジタル伝送することができる。同様に、DVTR3とモニタ装置10の間においても、デジタル伝送線を通じて直接的にデータをデジタル伝送することができる。
【0051】
また、図2においては、IRD1とモニタ装置10との間には、DVTR3が存在し、デジタル伝送線によって直接的には接続されていない。しかし、図3に示したように各電子機器は、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの機能により、いわゆるバス接続されている場合と同様に接続されている状態にあり、IRD1とモニタ装置10との間においても、デジタル伝送線を通じて、直接的にデータをデジタル伝送することができるようにされている。
【0052】
つまり、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの場合には、出力先(相手先)を指定して情報信号(デジタルデータ)をパケット送信し、出力先においては、自機宛のパケットのみを受信して処理することができるようにされているためである。また、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの場合には、同じデジタル・バスに接続された電子機器に対して、情報の提供を要求するなどのことができるようにされている。
【0053】
つまり、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースは、映像信号や音声信号などの情報信号パケットを目的とする出力先に送信したり、自機宛の情報信号パケットのみを受信することができるようにされているものである。また、映像信号や音声信号などの目的とする情報信号の提供を要求するなどの各種の制御信号パケットを送受できるようにもされている。
【0054】
なお、モニタ装置10は、図1、図2に示したように、3つのアナログ入力端子を有するものであるが、アナログ入力端子11a3には、電子機器は接続されていない。つまり、モニタ装置10のアナログ入力端子11a3は、空いている状態にある。このため、図3においては、モニタ装置10のアナログ入力端子11a3についての記載は省略した。
【0055】
このように、この実施の形態においては、モニタ装置10に、IRD1と、DVTR3とがデジタル接続されるとともに、アナログ接続されている場合を例にして説明する。図1に示したように、この実施の形態のモニタ装置10において、アナログ入力端子11a1、11a2、11a3を通じて入力されたアナログ映像信号は、セレクタ16に供給される。また、デジタル入出力端子11dを通じて入力されたMPEG方式でデータ圧縮された自機宛のデジタルデータは、IEEE1394I/F回路12により取り込まれ、デ・マルチプレクサ13に供給される。
【0056】
IEEE1394I/F回路12は、また、自機宛のパケットから、例えばそのパケットのヘッダ部などに付加されている制御情報や送信元の電子機器に関する情報などを抽出し、これをコントロール部20に供給することができるようにされている。
【0057】
デ・マルチプレクサ13は、これに供給されたデジタルデータが複数の放送番組やEPG(電子番組表)などが多重化されたものである場合には、使用者からの選択指示入力に応じたコントロール部20からの制御信号に基づいて、使用者からの指示に応じた放送番組あるいはEPGを抽出し、これをMPEGデコーダ14に供給する。
【0058】
この実施の形態のモニタ装置10のコントロール部20は、図1に示したように、CPU21、ROM22、RAM23がCPUバス24を通じて接続されたマイクロコンピュータであり、このモニタ装置10の各部を制御する。ここで、ROM22は、コントロール部20において実行される各種のプログラムや、処理に必要となる各種のデータが記録されたものであり、RAM23は、各種の処理において主に作業領域として用いられるものである。
【0059】
そして、MPEGデコーダ14は、これに供給された放送番組などのデジタルデータを圧縮伸長処理(MPEGデコード)して、圧縮前のデジタルデータを復元し、この復元したデジタルデータをD/A変換部15に供給する。D/A変換部15は、これに供給されたデジタルデータをアナログ信号(アナログ映像信号)に変換し、これをセレクタに供給する。
【0060】
このように、アナログ入力端子11a1、11a2、11a3を通じて供給を受けたアナログ映像信号と、デジタル入出力端子11dを通じてデジタル信号として供給され、MPEGデコードされるとともにアナログ信号に変換された映像信号は、セレクタ16に供給される。セレクタ16は、コントロール部20により制御され、3つのアナログ入力端子11a1、11a2、11a3およびデジタル入出力端子11dのうち、どの端子を通じて供給を受けた信号を出力するかを切り換える。
【0061】
つまり、この実施の形態においては、使用者は、アナログ入力端子11a1、11a2、11a3、および、デジタル入出力端子11dの内のどの端子からの映像信号を表示するかを指示する指示入力をリモートコマンダ40に入力する。リモートコマンダ40からは使用者の指示入力に応じたリモコン信号(赤外線信号)が出力される。このリモコン信号が、コントロール部20に接続されたリモコン信号受光部32により受光されて、コントロール部20に供給される。そして、使用者からの指示入力に応じた制御信号がコントロール部20において形成されてセレクタ16に供給される。
【0062】
これにより、使用者からの指示入力に応じて選択された端子を通じて供給された映像信号がセレクタ16から出力され、重畳回路17に供給される。重畳回路17には、OSD(On Screen Display)生成回路18により生成された表示データ(OSDデータ)が供給される。
【0063】
OSDデータは、表示する映像に重ね合わせて表示される各種の表示情報を形成するものであり、例えば、チャンネルコール時に表示されるチャンネル番号や音量調整時に表示される音量レベルを示す音量バー、あるいは、各種のメッセージなどの表示情報を形成するものである。OSD生成回路18は、コントロール部20からの制御信号に応じて、OSDデータを生成する。
【0064】
重畳回路19は、セレクタ16からの映像信号に、OSD生成回路18からのOSDデータによるOSDメッセージ(表示情報)を重畳し、OSDメッセージを重畳した映像信号を表示回路19に供給する。表示回路19は、これに供給された映像信号から表示素子に供給する信号を形成する。ここで形成された信号が、モニタ装置10の陰極線管などの表示素子に供給され、その表示画面に、選択した端子を通じて供給された映像信号に応じた映像が表示される。
【0065】
そして、この実施の形態においては、前述もしたように、モニタ装置10には、IRD1とDVTR3とがデジタル接続されるとともに、アナログ接続もされており、モニタ装置10は、IRD1やDVTR3からデジタル信号とアナログ信号の両方の供給を受けることができるようにされている。このように、アナログ接続とデジタル接続が混在する場合には、同じ電子機器からデジタル信号とアナログ信号とが交互にモニタ装置10に供給される場合が発生する。
【0066】
例えば、図2、図3に示したように接続されているDVTR3において、初めは、ビデオテープにMPEG圧縮されてデジタル記録されているデジタルコンテンツを読み出してデジタル入出力端子3d2を通じてモニタ装置10に対して供給していたが、使用者からの指示により、DVTR3のアナログテレビ放送の受信機能により、受信して復調したアナログテレビ放送番組のアナログ映像信号をモニタ装置10に供給するようにされるなどの場合である。
【0067】
このような場合には、モニタ装置10において、デジタル入出力端子3dから信号の供給を受けるようしている状態を、アナログ入力端子11a2からのアナログ信号を処理するようにしなければならない。しかし、IRD1やDVTR3が、モニタ装置10のどのアナログ入力端子に接続されているかは、実際に伝送線を電子機器間に接続した使用者でないと分からなし、また、接続を行った使用者であっても、モニタ装置10と他の電子機器との接続状態をいつも意識しているわけではない。
【0068】
このため、前述した例のように、DVTR3からの出力信号が、デジタル信号からアナログ信号に例えば切り換えられるようにされた場合に、モニタ装置10において、迅速かつ正確に使用者がDVTR3からのアナログ信号が供給されているアナログ入力端子を選択して切り換えるようにすることは難しい。
【0069】
そこで、この実施の形態のモニタ装置10においては、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの機能により、モニタ装置10が接続されるデジタル・バスに接続されているすべての電子機器のそれぞれに割り当てられている固有情報を検出する。そして、この検出した固有情報と、モニタ装置10が備えるアナログ入力端子11a1、11a2、11a3のそれぞれとを対応づけたアナログ接続管理表をコントロール部20に接続された接続管理メモリ31に形成する。
【0070】
このようにして、モニタ装置10は、モニタ装置10のアナログ入力端子のそれぞれと、このモニタ装置10が接続されたデジタル・バスに接続されている電子機器の固有情報とを対応付けて管理することにより、モニタ装置10のアナログ接続の状態を管理するようにしている。
【0071】
具体的には、コントロール部20は、この実施の形態のモニタ装置10に電源が投入されたときに、コントロール部20に接続された接続管理メモリ31に、アナログ接続管理表が形成されているか否かを確認し、接続管理メモリ31に、アナログ接続管理表が形成されていない場合には、アナログ接続管理表を形成する動作を開始する。
【0072】
まず、コントロール部20は、IEEE1394I/F回路12を制御して、IEEE1394規格のデジタル・バスを通じて、モニタ装置10に接続されているすべての電子機器に対して、当該デジタル・バスを通じて、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて定義されているSDD(SelfDescribing Devices)情報を問い合わせる。SDD情報は、メーカー名(社名)、商品カテゴリ、機種名などの電子機器に関する各種の情報を含むものである。
【0073】
そして、モニタ装置10のIEEE1394I/F回路12は、問い合わせに応じてIRD1、DVTR3から送信されてくるSDD情報を検出し、検出したSDD情報からデジタル・バスに接続されたIRD1、DVTR3を特定するための情報を抽出する。この実施の形態においては、IEEE1394I/F回路12は、SDD情報から、その電子機器の商品カテゴリ情報、メーカー名を抽出し、これをコントロール部20に供給する。
【0074】
コントロール部20は、IEEE1394I/F回路12からの商品カテゴリ情報、メーカー名を各電子機器ごとに、例えば、RAM23に一時記憶する。そして、この実施の形態のモニタ装置10においては、RAM23に一時記憶した各電子機器ごとの商品カテゴリ情報とメーカー名とをモニタ装置10の表示素子の画面に表示することにより、モニタ装置10にデジタル接続されるともに、アナログ接続されている可能性の高い、あるいは、アナログ接続される可能性の高い電子機器をモニタ装置10の表示素子の表示画面に表示することにより使用者に報知する。
【0075】
このように、モニタ装置10のアナログ入力端子に接続されている可能性の高い、あるいは、アナログ接続される可能性の高い電子機器の候補を報知して、この報知した候補の中から、モニタ装置10の所定のアナログ入力端子に接続される電子機器を、実際にモニタ装置10の所定のアナログ入力端子に接続された電子機器に応じて選択することができるようにする。
【0076】
なお、図2、図3を用いて前述したように、この実施の形態においては、モニタ装置10のアナログ入力端子11a1には、IRD1が既に接続され、また、モニタ装置10のアナログ入力端子11a2には、DVTR3が既に接続されているので、モニタ装置10の使用者は、その接続状態に応じて、モニタ装置10の所定のアナログ入力端子に接続される電子機器を選択設定することになる。
【0077】
図4は、モニタ装置10のアナログ入力端子に接続されている可能性の高い電子機器の候補を報知するとともに、報知された候補の中からモニタ装置10の各アナログ入力端子に接続される電子機器を使用者によって選択設定するために用いられる報知選択画面の一例を説明するための図である。
【0078】
この実施の形態のモニタ装置10は、前述したように、IEEE1394規格のデジタル・バスを通じてモニタ装置10に接続されたすべての電子機器の固有情報を得て、これをRAM23に一時記録すると、このRAM23に一時記録した情報を含め、図4に示した報知選択画面を形成するために必要となるデータをOSD生成回路18に供給する。
【0079】
OSD生成回路18は、コントロール部20からの情報に基づいて、図4に示した報知選択画面を形成するためのOSDデータを生成し、これを重畳回路17に供給する。重畳回路17は、セレクタ16からの映像信号に、OSD生成回路18からのOSDデータに応じた表示情報、この場合には図4に示した報知選択画面を重ね合わせて、これを表示回路19を通じてモニタ装置10の表示素子に供給する。
【0080】
これにより、モニタ装置10の表示素子の画面Gには、図4に示した報知選択画面が表示されることになる。そして、この実施の形態においては、図4に示したように、モニタ装置10が備える3つのアナログ入力端子ごとに、その入力端子に接続されている可能性の高い電子機器の固有情報(商品カテゴリ情報、メーカー名)の一覧表であって、使用者により電子機器の選択を行うための選択メニューMNUが表示される。
【0081】
この選択メニューMNUには、図4に示すように選択指示子Pが表示される。この選択指示子Pは、モニタ装置10のリモートコマンダ40を通じて入力される使用者からの指示入力に応じて、この実施の形態においては、候補としての電子機器の表示された固有情報の先頭部分に移動させることができるようにされている。つまり、この実施の形態においては、商品カテゴリを示すIRDの前、または、DVTRの前に移動させることができるようにされている。
【0082】
この選択指示子が位置する商品カテゴリ、メーカー名が示す電子機器が、選択メニューMNUが対応付けられて表示されているアナログ入力端子に接続されている電子機器として、このモニタ装置10に設定されることになる。
【0083】
そして、モニタ装置10の使用者は、前述のように、モニタ装置10のリモートコマンダ40を操作することにより、目的とする電子機器の商品カテゴリを示す情報の前に選択指示子を移動させ、リモートコマンダ40の決定キーを押下することにより、選択を確定する。
【0084】
このようにして、使用者によるモニタ装置10の特定のアナログ入力端子に接続される電子機器の選択が確定されると、モニタ装置10のコントロール部20は、その特定されたアナログ入力端子と、これに接続されている電子機器として選択された電子機器の固有情報(商品カテゴリ情報とメーカー名)とが対応付けられて接続管理メモリ31に記録される。
【0085】
この実施の形態のモニタ装置10は、3つのアナログ入力端子11a1、11a2、11a3を備えているので、3つのアナログ入力端子のそれぞれについて、前述の電子機器の選択および確定処理を行うことにより、図5に示すようなアナログ接続管理表が接続管理メモリ31に形成される。
【0086】
なお、既に選択された電子機器の固有情報は、選択メニューに表示させないようにしたり、あるいは、既に選択されていることを示すようにすることにより、使用者による選択間違えを防止するようにすることができる。
【0087】
図5は、この実施の形態のモニタ装置10の接続管理メモリ31に形成されるアナログ接続管理表を説明するための図である。図5において、入力端子1はアナログ入力端子11a1に、入力端子2はアナログ入力端子11a2に、また、入力端子3はアナログ入力端子11a3に対応している。
【0088】
そして、図5に示すように、この実施の形態のモニタ装置10には、アナログ入力端子11a1(入力端子1)を通じてメーカーがS社であるIRD1がアナログ接続され、アナログ入力端子11a2(入力端子2)を通じてメーカーがS社であるDVTR3がアナログ接続されていることが設定され、モニタ装置10において管理することができるようにされる。
【0089】
なお、この実施の形態において、モニタ装置10は、3つのアナログ入力端子11a1、11a2、11a3を備えるものであるが、図2、図3を用いて前述したように、モニタ装置10には、IRD1と、DVTR3とがアナログ接続されるとともに、デジタル接続されるのみであり、アナログ入力端子11a3(図5において、入力端子3)は、空き状態となっている。
【0090】
そして、この実施の形態のモニタ装置10は、図5に示したアナログ接続管理表を接続管理メモリ31に形成することにより、自機にデジタル接続されたIRD1とDVTR3とは、自機のどのアナログ入力端子に接続されているかを管理することができる。つまり、モニタ装置10は、モニタ装置10にアナログ接続される電子機器のそれぞれを、接続されるアナログ入力端子に対応させて管理することができるようにされる。
【0091】
これにより、モニタ装置10の接続管理メモリ31に形成されたアナログ接続管理表を例えばユーザからの指示に応じてモニタ装置10の表示素子の表示画面に表示することにより、モニタ装置10の使用者は、モニタ装置10のどのアナログ入力端子にどの電子機器が接続されているかを簡単かつ確実に知ることができる。したがって、信号の供給を受ける端子の選択を迅速かつ確実に行うことができる。
【0092】
また、モニタ装置10は、図5に示したアナログ接続管理表を有することにより、モニタ装置10に対して、デジタル接続されるとともにアナログ接続されるIRD1やDVTR3から、デジタル信号とアナログ信号とが交互に供給するようにされた場合に、信号の供給を受ける端子を自動的に選択し、切り換えることができる。
【0093】
図6は、モニタ装置10にデジタル接続されるとともにアナログ接続されるDVTR3から、前述したようにデジタル信号とアナログ信号とが交互に供給される場合に、モニタ装置10において行われる信号の供給を受ける端子の自動切り換え処理を説明するための図である。
【0094】
モニタ装置10のコントロール部20は、使用者からの指示に応じて、IEEE1394I/F回路12を制御して、DVTR3に対してデジタルデータの送出を要求し、DVTR3からの自機宛のデジタル信号を受信するようにする。同時に、図6Aに示すように、コントロール部20は、デ・マルチプレクサ13、MPEGデコーダ14、D/A変換回路15を通じて供給された映像信号を出力するようにセレクタ16を切り換える。これにより、DVTR3からのデジタル信号に応じた映像が、またモニタ装置10の表示素子の表示画面に表示される。
【0095】
このとき、この実施の形態において、モニタ装置10のコントロール部20は、どの電子機器に対してデジタルデータの供給を要求したかに基づいて、デジタルデータの出力元の電子機器、この場合には、DVTR3が、接続管理メモリ31に形成したアナログ接続管理表において、どの電子機器であるかを特定し、特定した電子機器はどれであるかを管理することができるようにされている。
【0096】
また、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの場合には、前述もしたように、出力先(相手先)を指定して情報信号(デジタルデータ)をパケット送信し、出力先においては、自機宛のパケットのみを受信して処理することができるようにされており、IEEE1394I/F回路12は、目的とする電子機器からの自機宛のデジタル信号の有無を検知し、これをコントロール部20に通知することができるようにされている。
【0097】
このため、図6において時点t1が示すように、DVTR3において、ビデオテープにMPEGエンコードされて記録されているデジタルデータの読み出しおよび出力処理が停止され、DVTR3のアナログテレビ放送の受信機能によって、受信復調されたアナログ放送信号が出力するようにされたとする。この場合、IEEE1394I/F回路12においては、DVTR3からモニタ装置10へのデジタル信号は検出されないので、目的とする電子機器からのデジタル信号がないことが、IEEE1394I/F回路12からコントロール部20に通知される。
【0098】
このとき、モニタ装置10のコントロール部20は、図5を用いて前述した接続管理メモリ31のアナログ接続管理表を参照し、図6Bに示すように、デジタル信号を供給していたDVTR3が接続されているモニタ装置10のアナログ入力端子11a2を通じて供給を受けるアナログ映像信号を出力するようにセレクタ16を切り換える。これにより、自動的に、DVTR3からのデジタル信号に変えて、DVTR3からのアナログ信号に応じた映像が、モニタ装置10の表示素子の表示画面に表示される。
【0099】
そして、今度は、図6において時点t2が示すように、DVTR3からモニタ装置10へのデジタル信号の供給が再開されると、IEEE1394I/F回路12において、DVTR3からモニタ装置10へのデジタル信号が検出され、DVTR3からモニタ装置10へのデジタル信号の供給があることがコントロール部20に通知される。
【0100】
DVTR3からモニタ装置10へのデジタル信号の供給があることがコントロール部20に通知されると、コントロール部20は、IEEE1394I/F回路12を制御して、DVTR3から自機宛のデジタル信号を受信するようにするとともに、デ・マルチプレクサ13、MPEGデコーダ14、D/A変換回路15を通じて供給された映像信号を出力するようにセレクタ16を切り換える。これにより、DVTR3からのデジタル信号に応じた映像が、またモニタ装置10の表示素子の表示画面に表示される。
【0101】
このように、モニタ装置10においては、接続管理メモリ31に形成したアナログ接続管理表(図5参照)を用いることにより、モニタ装置10にデジタル信号を供給していた電子機器が、デジタル信号の供給を停止し、アナログ信号を出力するようにした場合であっても、ユーザ自身が入力端子の供給路を切り換えるなどの操作を行うことなく、自動的に、モニタ装置10にデジタル信号を供給していた電子機器からのアナログ信号の供給を受けて、これを処理することができる。
【0102】
つまり、接続管理メモリ31に形成したアナログ接続管理表(図5参照)を用いることにより、モニタ装置10にデジタル接続されるとともにアナログ接続された電子機器(情報信号の出力元の電子機器)は、デジタル・インターフェースからでも、アナログ・インターフェースからでもデータを出力することができ、また、モニタ装置10(情報信号の出力先の電子機器であって、供給された情報信号を処理して出力する情報出力装置)においては、デジタル信号、アナログ信号のどちらが入力されても、入力された信号に応じて、アナログとデジタルの端子の切り換えが可能になる。
【0103】
また、ここでは、DVTR3がデジタル信号とアナログ信号を交互に出力する場合を例にして説明したが、IDR1がデジタル信号とアナログ信号を交互に出力する場合もある。この場合にも、モニタ装置10は、接続管理メモリ31に形成したアナログ接続管理表に基づいて、デジタル信号の供給が停止された場合に、デジタル信号を供給していた電子機器からアナログ信号の供給を受けるようにしたり、また、デジタル信号の供給が再開された場合には、デジタル信号の供給を受けるようにすることができる。
【0104】
図7は、上述したようなデジタルとアナログの端子の切り換えについて説明するための図である。図7に示すように、モニタ装置10が目的とする電子機器からデジタル信号の供給を受けている場合には、モニタ装置10はデジタル入出力端子11dからの信号を受信して処理するようにする。
【0105】
そして、目的とする電子機器からデジタル信号の供給が停止された場合には、図7において一点鎖線が示すように、目的とする電子機器、すなわち、デジタル信号を供給していた電子機器からのアナログ信号の供給を受け付けるように、接続管理メモリ31に形成されたアナログ接続管理表に基づいて、端子の切り換えを行うことができる。
【0106】
すなわち、デジタル信号を供給していた電子機器がDVTR3である場合に、デジタル信号の供給が停止された場合には、アナログ入力端子11a2を通じ手供給されるアナログ信号を処理するようにし、また、デジタル信号を供給していた電子機器がIRD1である場合に、デジタル信号の供給が停止された場合には、アナログ入力端子11a1を通じ手供給されるアナログ信号を処理するように使用する端子を切り換えることができる。そして、デジタル信号の供給が再開された場合には、デジタル入出力端子11dからのデジタル信号を処理するように切り換えることもできる。
【0107】
したがって、この実施の形態においては、モニタ装置10には、IRD1と、DVTR3とが接続される場合を例にして説明したが、多数の電子機器がデジタル接続されるとともに、アナログ接続される場合に、この発明を適用することができる。
【0108】
[アナログ接続管理表の作成タイミングについて]
前述した実施の形態においては、モニタ装置10に電源が投入されたときに、接続管理メモリ31にアナログ接続管理表が形成されていない場合に、モニタ装置10にデジタル接続されているすべての電子機器の固有情報の検出、すべての電子機器の固有情報の報知、報知された電子機器の中から目的とするアナログ入力端子に接続された電子機器の選択設定といった一連の処理を行って、アナログ接続管理表を形成するようにした。しかし、アナログ接続管理表の形成タイミングは、これに限るものではない。
【0109】
例えば、使用者が、デジタル接続されている電子機器をそのネットワークから取り外したり、あるいは、新たに電子機器をデジタル接続したり、また、アナログ接続されている電子機器を取り外したり、あるいは、新たに電子機器をアナログ接続した場合に、使用者から例えばリモートコマンダ40を通じて入力されるアナログ接続管理表生成要求がモニタ装置10に供給されたときに、アナログ接続管理表を形成するための一連の動作を開始するようにすることもできる。
【0110】
また、モニタ装置10自身が、デジタル接続の変更やアナログ接続の変更が発生したことを検知するようにして、デジタル接続の変更やアナログ接続の変更が発生したことを検知したときに、アナログ接続管理表を形成するための一連の動作を開始するようにすることもできる。
【0111】
つまり、IEEE1394規格のデジタル・バスを通じて電子機器が接続されて形成されたネットワークにおいては、そのネットワークから電子機器が取り外されたり、あるいは、新たに電子機器がデジタル接続された場合には、これを検知して、トポロジ(接続形態)の再構成を行う。
【0112】
したがって、IEEE1394規格のデジタル・バスを通じて形成されたネットワークにおいて、電子機器が取り外されたり、あるいは、新たに電子機器が接続されたときには、これが各電子機器に通知される。そこで、この通知を受けたときに、モニタ装置10のIEEE1394I/F回路12は、ネットワークに変更が生じたことをコントロール部20に通知するようにする。
【0113】
このように、デジタルネットワークに変更が生じたことが、IEEE1394I/F回路12からコントロール部20に通知されたときに、コントロール部20により、前述したアナログ接続管理表を形成するための一連の処理を開始するようにする。
【0114】
また、図8に示すように、モニタ装置10のアナログ入力端子11a1、11a2、11a3の後段に、これらアナログ入力端子11a1、11a2、11a3から供給される信号レベルあるいはインピーダンスなどを監視することにより、アナログ入力端子11a1、11a2、11a3のそれぞれについて、接続されていた電子機器が取り外されたり、あるいは、新たに電子機器が接続されたりしたことを検知して、これをコントロール部20に通知する接続検出部50を設けるようにする。
【0115】
図8において、接続検出部50以外の各部分は、図1に示したモニタ装置10の対応する各部分と同様に構成された部分である。そして、この接続検出部50により、モニタ装置10のアナログ入力端子11a1、11a2、11a3からの電子機器の取り外し、あるいは、アナログ入力端子11a1、11a2、11a3への電子機器の接続が発生したことが、コントロール部20に通知された場合に、コントロール部20により、前述したアナログ接続管理表を形成するための一連の処理を開始するようにすることもできる。
【0116】
また、前述したようにデジタル接続の変更と、アナログ接続の変更との両方を検知し、コントロール部20に通知するようにしておくことにより、デジタル接続、アナログ接続のどちらが変更された場合にも、アナログ接続管理表の再形成を行うようにすることができる。
【0117】
このように、接続が変更されたことが検知された場合に、アナログ接続管理表の再形成を行うようにしておけば、モニタ装置10は、いつでも正確なアナログ接続管理表に基づいて、自機のアナログ入力端子と、自機にアナログ接続された電子機器とを対応付けて管理することができる。
【0118】
また、前述したように、アナログ接続管理表の形成タイミングとして、▲1▼モニタ装置10に電源が投入された後、接続管理メモリ31にアナログ接続管理表が形成されていない場合、▲2▼使用者からのアナログ接続管理表の形成要求がモニタ装置10に供給された場合、▲3▼デジタル接続、あるいは、アナログ接続の変更が検知された場合の3つのタイミングを持つようにすることにより、モニタ装置10は、自己の接続管理メモリ31に形成するアナログ接続管理表をいつでも正確なものとして保つことができる。
【0119】
また、既に作成されているアナログ接続管理表(図5参照)をモニタ装置10の表示素子の表示画面に表示し、例えば、リモートコマンダ40を通じて必要な情報を入力することにより、アナログ接続管理表において、接続が変えられた部分を修正できるようにしておくこともできる。この場合には、使用者による情報入力により、アナログ接続管理表をいつでも正しい情報にしておくことができる。また、この機能により後述もするように、例えば、アナログ接続だけしかされない電子機器が存在しても、これをアナログ接続管理表に含めてモニタ装置10において管理することができる。
【0120】
[デジタル接続された電子機器の固有情報の他の例]
また、前述した実施の形態において、IEEE1394規格のデジタル・バスを通じてモニタ装置10に接続された電子機器の固有情報は、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて定義されているSDD(Self Describing Devices)情報を問い合わせ、SDD情報の中から抽出するようにした。しかし、これに限るものではない。
【0121】
例えば、各電子機器間において、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースに準拠した固有情報をDescriptor(記述子)の中に埋め込んで送受するようにすることを取り決めておく。
【0122】
そして、この実施の形態においては、信号の入力を受け付けるモニタ装置10が、デジタル入出力端子11dを通じて供給される出力機器からのDescriptorを参照し、そのDescriptorに含まれる固有情報を取得するようにしてもよい。この場合には、図5に示したアナログ接続管理表において、商品カテゴリ、メーカー名などの情報が、Descriptorから取得する固有情報となる。
【0123】
また、入力機器であるモニタ装置10は、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて定義されているノードID(NodeID)などの情報を検出する。そして、モニタ装置10のコントロール部20は、自機にデジタル接続された各電子機器からのノードIDなどの情報に基づいて、IEEE1394規格のデジタル・バスによって接続されて形成されたネットワークのトポロジ(接続形態)を予測し、トポロジマップを形成する。
【0124】
トポロジマップは、モニタ装置10を含め、IEEE1394規格のデジタル・バスによってデジタル接続された電子機器がどのように接続されているかを示すための情報である。そして、トポロジマップとノードIDとを対応させて、例えば、RAM23に記憶する。
【0125】
そして、コントロール部20は、RAM23に記憶されたトポロジマップとノードIDとに基づいて、図9に示すような接続図をモニタ装置10の表示素子の表示画面Gに表示する。この場合にも、接続図を表示するためのOSDデータを形成するために必要なデータが、コントロール部20からOSD生成回路18に供給され、図9に示すような接続図がモニタ装置10の表示素子の表示画面に表示される。
【0126】
そして、モニタ装置10の使用者は、自機の表示素子の表示画面Gに表示された接続図を見ながら、アナログ接続関係を選択設定する。図9において、各電子機器間を結ぶ実線はIEEE1394規格のデジタル・バスである。このデジタル・バスの接続状態は、トポロジマップ、ノードIDなどに基づいて、自動的に表示されるものである。
【0127】
そして、使用者は、モニタ装置10のリモートコマンダ40を操作して、IRD1のアナログ出力端子と、モニタ装置10の3つあるアナログ入力端子のうちの1つとを選択する。つまり、IRD1のアナログ出力端子は、モニタ装置10のどのアナログ入力端子に接続されるかを選択する。
【0128】
同様に、使用者は、モニタ装置10のリモートコマンダ40を操作して、DVTR3のアナログ出力端子と、モニタ装置10の3つあるアナログ入力端子のうちの1つとを選択する。つまり、DVTR3のアナログ出力端子は、モニタ装置10のどのアナログ入力端子に接続されるかを選択する。
【0129】
そして、使用者からの操作に応じて、IRD1のアナログ出力端子と、モニタ装置10の選択されたアナログ入力端子とを例えば、図9において点線で示したように、その接続状態を表示するとともに、DVTR3のアナログ出力端子と、モニタ装置10の選択されたアナログ入力端子とについてもその接続状態を表示し、使用者が視覚を通じて確認できるようにする。
【0130】
なお、図9において、モニタ装置10のアナログ入力端子に付された番号のうち、1番は、アナログ入力端子11a1に、2番は、アナログ入力端子11a2に、また、3番は、アナログ入力端子11a3に対応している。
【0131】
このようにして、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの機能により伝送される各電子機器のノードIDなどの情報に基づいて、トポロジマップを作成し、これを表示することにより、使用者は、視覚を通じてモニタ装置10と他の電子機器との接続状態を確認しながら、アナログ接続の状態について、正確に設定することができるようにされる。
【0132】
そして、図9に示した接続上で設定するようにした、モニタ装置10に対する各電子機器のアナログ接続状態は、モニタ装置10の接続管理メモリ31に記憶される。この場合には、トポロジマップとして、接続状態を示す情報が、接続管理メモリ31に記憶されることになるが、これが前述したアナログ接続管理表としても機能するものである。
【0133】
すなわち、デジタル信号の出力元の電子機器がモニタ装置10において決定されれば、その電子機器がアナログ接続もされている場合には、モニタ装置10のどのアナログ入力端子に接続されているかを判別することができるようにされる。そして、図9に示す接続図を使用者からの指示がある場合など、必要に応じてモニタ装置10の表示素子の表示画面Gに表示することにより、デジタル接続だけでなく、アナログ接続の状態をも使用者に明確かつ正確に通知することができる。
【0134】
また、モニタ装置10の接続管理メモリ31に記憶されるトポロジマップの情報に基づいて、前述したように、1つの電子機器からデジタル信号とアナログ信号の両方を供給することができる場合に、供給される信号に応じて、モニタ装置10側において用いる端子を自動的に切り換えることができるようにされる。
【0135】
このように、モニタ装置10にデジタル接続された電子機器を特定する固有情報としては、前述したSDD情報から抽出する情報、Descriptorの中に埋め込まれた固有情報、あるいは、ノードIDなどの情報などの各種の情報を用いることができる。
【0136】
また、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを通じて検出可能な固有情報だけでなく、モニタ装置10から、これにデジタル接続された各電子機器に、デジタル・バスを通じて、あるいは、デジタル・バスとは別の経路、例えば、別の伝送線や無線により固有情報の問い合わせを行って、固有情報の提供を受けるようにしてももちろんよい。
【0137】
つまり、なんらかの方法により、デジタル信号の出力元の電子機器の固有情報を、デジタル信号の出力先の電子機器が得られるようにし、その固有情報を報知することにより、アナログ接続されている可能性の高い電子機器を使用者に知らせ、アナログ接続の状態をデジタル信号の出力先の電子機器、前述の実施の形態においてはモニタ装置10に設定し、管理することができるとともに、それを利用することもできるようにされる。
【0138】
そして、デジタル接続の状態だけでなく、アナログ接続の状態をも管理することができるので、デジタル信号の伝送とアナログ信号の伝送とが共存する状態において、それらデジタル信号、アナログ信号の両方について、より便利な利用環境を整えることができる。
【0139】
なお、前述の実施の形態においては、モニタ装置10に対し、IRD1と、DVTR3とがデジタル接続されるとともにアナログ接続される場合を例にして説明した。しかし、必ずしも、電子機器は、デジタル接続とアナログ接続の両方によって接続されていなくてもよい。
【0140】
つまり、デジタル接続のみがされる電子機器や、アナログ接続だけがされる電子機器があってももちろんよい。この場合には、デジタル・インターフェースと、アナログ・インターフェースの関係付けが成されないだけであり、アナログ接続された電子機器については、それがアナログ信号の供給を受ける電子機器のどの入力端子に接続されているかを管理することができる。
【0141】
したがって、デジタル接続がされているか否か、あるいは、アナログ接続されているか否かだけでなく、例えば、アナログ対応のVTRのように、アナログ端子しか持たない電子機器が接続された場合にも、その電子機器が、アナログ信号の供給を受ける電子機器のどのアナログ入力端子に接続されているかを管理することができる。
【0142】
また、前述の実施の形態において、モニタ装置10の接続管理メモリ31に形成されたアナログ接続管理表を、モニタ装置10に対してデジタル接続されている他の電子機器から参照できるようにしてもよい。例えば、モニタ装置10にデジタル接続された電子機器が、モニタ装置10にアナログ接続管理表の情報を問い合わせ、その問い合わせに応じて、モニタ装置10が問い合わせ元の電子機器にアナログ接続管理表の情報を提供するようにする。
【0143】
これにより、問い合わせ元の電子機器は、自機がモニタ装置10に対してアナログ接続去れた機器か否かなどを確認することができる。また、自機が、モニタ装置10に対してアナログ接続されている機器であれば、例えば、自機が、デジタル出力からアナログ出力に信号の出力形式を変更した場合に、所定のアナログ入力端子への切り換えを指示するなどのことをできるようにすることが可能となる。
【0144】
また、前述した実施の形態においては、デジタル接続される電子機器の固有情報は、モニタ装置の表示素子の表示画面に表示することにより報知するようにしたが、報知は表示に限るものではない。例えば、音声により報知し、その音声に応じて、アナログ接続の対応関係を選択設定するようにすることもできる。また、固有情報の報知を情報出力装置に接続されたプリンタ装置などを通じて、紙に印字して報知するようにすることもできる。
【0145】
また、前述の実施の形態においては、アナログ入力端子は、ビデオ用入力端子(V)と、左チャンネル音声用入力端子(L)と、右チャンネル用音声入力端子(R)とからなるいわゆるVLR端子であるものとして説明した。しかし、アナログ入力端子は、これに限るものではなく、例えば、RGB端子、コンポジット端子、YUV端子、YC端子などであってもよい。
【0146】
そして、これら複数種類のアナログ入力端子を備える電子機器同士の場合には、これらの複数のアナログ入力端子を接続する場合にも、そのそれぞれのアナログ入力端子に接続される電子機器は何であるかを管理することができる。つまり、アナログ信号の出力元の電子機器のアナログ出力端子と、アナログ信号の出力先のアナログ入力端子とは、必ず1対1に対応する。しかし、1対1に対応する関係が、電子機器間に幾つ存在するとしても、この発明を適用することができる。
【0147】
また、前述の実施の形態においては、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを用いる場合を例にして説明したが、デジタルインターフェースは、IEEE1394規格のものに限るものではない。映像信号や音声信号といった情報信号の他に、情報信号の出力元の電子機器の固有情報の送受が可能な各種のデジタル・インターフェースを用いることができる。
【0148】
また、前述の実施の形態においては、モニタ装置10には、これに接続されたDVTRなどの電子機器からは、デジタル信号あるいはアナログ信号のうちの一方の信号が供給される場合を例にして説明した。しかし、これに限るものではない。
【0149】
モニタ装置10には、デジタル信号とアナログ信号の両方が、同時に供給される場合にもこの発明を適用することができる。例えば、モニタ装置10にデジタル信号とアナログ信号の両方が供給されている場合、モニタ装置10が、デジタル信号の供給を要求した場合には、デジタル信号の供給を受け付けるようにし、デジタル信号の供給が停止された場合には、アナログ信号の供給を受け付けるようにしたり、また、同時に供給された場合に受け付ける優先順位を予め決めておき、その優先順位にしたがって、供給を受ける信号を選択するなどのことができる。
【0150】
すなわち、モニタ装置10に、アナログ・インターフェースを通じて供給される信号と、デジタル・インターフェースを通じて供給される信号とのどちらを受け付けるかを例えばコントロール部20において判別し、その判別結果に応じて、アナログ信号の供給を受け付けるか、デジタル信号の供給を受け付けるかを切り換えるようにすればよい。また、供給されるデジタル信号や、アナログ信号の状態や内容などに応じて、どちらの供給を受け付けるかを判別するようにしてももちろんよい。
【0151】
また、前述の実施の形態においては、各種の電子機器からデジタル信号やアナログ信号の供給を受けて出力する情報出力装置がモニタ装置である場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、LCD(液晶ディスプレイ)などの表示素子を備え、各種の電子機器からデジタル信号とアナログ信号の供給を受けて、それを処理するなどして出力することが可能な、IRD、DVTRなどの各種の電子機器にも、この発明を適用することができる。
【0152】
また、前述した実施の形態においては、モニタ装置、IRD、DVTRなどのいわゆるオーディオビジュアル機器(AV機器)によりシステムを構築するようにしたがこれに限るものではない。例えば、アナログ端子とデジタル端子とを備えるコンピュータ装置を接続したシステムを構成する情報出力装置にも、この発明を適用することができる。
【0153】
また、前述の実施の形態においては、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースと、アナログ・インターフェースとが併用される場合を例にして説明した。しかし、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースのように、デジタル接続された相手機器の判別が可能なデジタル・インターフェースと、デジタル接続された相手機器の判別が不能なデジタル・インターフェースが併用される場合にも、この発明を適用することができる。
【0154】
つまり、デジタル接続された相手機器の判別が不能なデジタル・インターフェースが、前述した実施の形態のアナログ・インターフェースに相当し、デジタル接続された相手機器の判別が不能なデジタル・インターフェースに対応したデジタル入力端子と、これに接続される電子機器とを対応付けて管理する場合にこの発明を適用することができる。
【0155】
また、前述の実施の形態においては、DVTR3からデジタル出力される情報信号は、ビデオテープから読み出されたデジタルデータであり、また、DVTR3からアナログ出力される情報信号は、アナログテレビ放送の放送信号の場合として説明した。しかし、デジタル出力される情報信号と、アナログ出力される情報信号とがことなる場合だけでなく、同じ情報信号が、デジタル出力される場合と、アナログ出力される場合にもこの発明を適用することができる。
【0156】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、デジタル接続とアナログ接続とがされる電子機器において、アナログ接続の状態を正確に管理することができる。そして、管理している情報を使用者に通知することにより、アナログ接続についても、どのような接続状態にあるかを迅速にかつ正確に知らせることができる。
【0157】
また、デジタル接続される電子機器の情報を得て、その情報を参考にすることにより、アナログ接続の状態をデジタル信号やアナログ信号の供給を受けて出力する情報出力装置としての電子機器において簡単かつ正確に設定することができるようにされる。
【0158】
また、アナログ接続の状態を管理しているので、例えば、同じ電子機器からデジタル信号とアナログ信号とが交互に供給されるような場合であっても、使用者の手を煩わせることなく、自動的にデジタルとアナログとの切り換えを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報出力装置の一実施の形態が適用されたモニタ装置を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示したモニタ装置と他の電子機器の接続例を説明するための図である。
【図3】図1に示したモニタ装置と他の電子機器の接続例を説明するための図である。
【図4】図1に示したモニタ装置に表示される報知設定画面の一例を説明するための図である。
【図5】図1に示したモニタ装置の接続管理メモリに形成されるアナログ接続管理表の一例を説明するための図である。
【図6】1つの電子機器からデジタル信号とアナログ信号とが交互に供給される場合の自動切り換え処理を説明するための図である。
【図7】デジタル信号とアナログ信号とが交互に供給される場合の自動切り換え処理を説明するための図である。
【図8】この発明による情報出力装置の他の一実施の形態が適用されたモニタ装置を説明するための図である。
【図9】トポロジマップに基づいてモニタ装置の表示画面に表示される接続図の一例を説明するための図である。
【図10】IEEE1394規格のデジタル・インターフェースによって電子機器を接続する場合の一例を説明するための図である。
【図11】デジタル接続とアナログ接続とが混在するシステムの一例を説明するための図である。
【符号の説明】
11a1、11a2、11a3…アナログ入力端子、11d…デジタル入出力端子、12…IEEE1394I/F回路、13…デ・マルチプレックス、14…MPEGデコーダ、15…D/A変換回路、16…セレクタ、17…重畳回路、18…OSD生成回路、19…表示回路、20…コントロール部、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…CPUバス、31…接続管理メモリ、32…リモコン信号受光部、40…リモートコマンダ、50…接続検出部
Claims (12)
- 接続された電子機器の固有情報が通信によって検出できるようにされたデジタル・バス用のデジタル入出力端子と、
複数のアナログ入力端子と、
前記デジタル入出力端子を通じて接続されたすべての相手機器の前記固有情報を検出する相手機器情報検出手段と、
前記複数のアナログ入力端子のそれぞれに接続される相手機器の候補として、前記相手機器情報検出手段で検出された相手機器の前記固有情報を報知する報知手段と、
前記報知手段により報知された前記候補の中から、前記複数のアナログ入力端子の中の目的とするアナログ入力端子に接続される相手機器を選択設定させる設定手段と、
前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと、前記設定手段により設定された相手機器の前記固有情報とを対応付けて管理する管理手段と
を備えることを特徴とする情報出力装置。 - 前記デジタル入出力端子と前記複数のアナログ入力端子とのうち、いづれの端子から信号の供給を受けるかを切り換える切り換え手段と、
前記デジタル入出力端子を通じて自機宛に供給されるデジタル信号の有無を検出するデジタル信号有無検出手段と、
前記デジタル信号有無検出手段からの検出出力と、前記管理手段により管理されている情報とに基づいて、前記切り換え手段を制御する切り換え制御手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報出力装置。 - 前記管理手段による管理が開始されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記管理手段による管理が開始されていないと判別された場合に、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始するように制御する手段と
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報出力装置。 - 使用者からの管理の開始指示入力を受け付ける指示入力受け付け手段と、
指示入力受け付け手段を通じて、使用者からの管理の開始指示入力を受け付けたときに、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始するように制御する手段と
を備えることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の情報出力装置。 - 接続関係が変更されたか否かを検出する変更検出手段と、
前記変更検出手段により、接続関係が変更されたと検出された場合に、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始するように制御する手段と
を備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の情報出力装置。 - 前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報との対応付けを変更するための情報を受け付ける変更情報受付手段と、
前記変更情報受付手段を通じて受け付けた情報に基づいて、前記管理手段により対応付けて管理する前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報との対応付けとを変更する変更手段と
を備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載の情報出力装置。 - 接続された電子機器の固有情報が通信によって検出できるようにされたデジタル・バス用のデジタル入出力端子と、複数のアナログ入力端子とを備える情報出力装置において、自機に接続される相手機器との接続関係を管理する方法であって、
前記デジタル入出力端子を通じて接続されたすべての相手機器の前記固有情報を検出し、
前記複数のアナログ入力端子のそれぞれに接続される候補として相手機器の前記固有情報を報知して、前記複数のアナログ入力端子の中の目的とするアナログ入力端子に接続される相手機器を使用者に選択設定させ、
前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと、選択設定された前記相手機器の前記固有情報とを対応付けて管理することを特徴とする接続関係管理方法。 - 前記デジタル入出力端子を通じて自機宛に供給されるデジタル信号の有無と、対応付けて管理している前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とに基づいて、前記デジタル入出力端子と、前記複数のアナログ入力端子とのうち、どの端子からの信号を受け使えるようにするかを切り換えることを特徴とする請求項7に記載の接続関係管理方法。
- 前記固有情報が検出されて管理されているか否かを判別し、前記固有情報が管理されていないと判別した場合に、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の接続関係管理方法。
- 使用者からの管理の開始指示入力を受け付けたときに、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始することを特徴とする請求項7、請求項8または請求項9に記載の接続関係管理方法。
- 接続関係が変更されたか否かを検出し、接続関係が変更されたことが検出された場合に、前記相手機器の前記固有情報の検出を行って、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報とを対応付けた管理を開始することを特徴とする請求項7、請求項8、請求項9または請求項10に記載の接続関係管理方法。
- 使用者からの前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報との対応付けの変更要求に基づいて、前記複数のアナログ入力端子のそれぞれと前記相手機器の前記固有情報との対応付けを変更することを特徴とする請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11に記載の接続関係管理方法。
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