JP4188678B2 - Chair - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、学校の教室や講堂等において使用される椅子であって、不使用時には、背凭れを机に向かって前方に移動させておくようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の椅子としては、カウンターの下部に、左右方向を向く軸をもって枢着した脚支柱の上端部に座体を固着し、上記脚支柱を、後傾して座体をほぼ水平に支持する使用位置から、ほぼ垂直をなして、座体がカウンターの下に収容される不使用位置に向かって、常時ばね付勢したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、平行リンク機構を用いて、座体を、使用位置から、机に近接する不使用位置まで前後方向に移動しうるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2815341号公報(第3〜4頁、第1図)。
【特許文献2】
特開2000−139603号公報(第2〜3頁、図1)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者は、座体が脚支柱と一体的に固着されているので、不使用位置としたとき、座面が脚支柱の回動に伴って前方に傾斜するため、座体上に荷物を載置したままで不使用位置とすると、荷物が座体より落下するという問題がある。
【0006】
後者は、使用位置としたとき、後傾した2本の平行リンクのみで座体を支持するので、各平行リンクの下端の枢着部に大きな負荷が掛り、頑丈な構造としなければならない。さらに座体が前方の不使用位置に移動する際、座体は、平行リンクの回動に伴って、移動途中で上方に持ち上げられるため、その分だけ机の下方に大きな収容空間を確保しなければならない。
【0007】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、使用時に、座体を安定して強力に支持することができるとともに、不使用時には、座体を水平状態のまま移動させて、机の下にコンパクトに収容しうるようにした、構造が簡単で、安価に製造できる椅子を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、ベースに立設した脚支柱の上端部に座支基を設け、この座支基に座体を前後方向に摺動自在に装着し、背凭れを支持する背凭れ支杆の下端部を、前記ベースまたは脚支柱の下端部に、左右方向を向く軸をもって枢着し、かつ前記座体後部を、背凭れ支杆に、該背凭れ支杆の前後方向の回動に連動して、前後方向に移動するように、連係手段により連係する。
【0009】
(2)上記(1)項において、連係手段を、座体に回動可能に支持された左右方向を向く軸の両端に、背凭れ支杆にその長手方向に摺動自在に係合する摺動部材を連設したものとする。
【0010】
(3)上記(1)または(2)項において、座体を前方に向かって付勢する付勢手段を、座支基と座体との間に設ける。
【0011】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、座支基の両側部に複数の受けローラを軸着し、かつ座体の下面の両側部に設けた前後方向を向く内向きコ字状のレールを、各受けローラに外嵌する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1及び図3は、本発明の椅子の一実施形態の使用位置としたときの状態を、図2は、同じく使用位置と不使用位置の両方の状態を、図4は、同じく不使用位置としたときの状態を、また、図5は要部の詳細を示す。
【0013】
この椅子(1)は、机(2)(図2の想像線参照)の後方(図2〜図5の左方を前方とする)の床面(3)上に、アンカーボルト(4)をもって固着したベース(5)のほぼ中央に立設された垂直の脚支柱(6)を備えている。脚支柱(6)の下端部及びベースはカバー(7)(図1〜図4の想像線参照)により覆われている。
【0014】
脚支柱(6)は、角管よりなり、その上端には、上面が開口する浅い方形箱状の座支基(8)の下面中央が溶接により固着されている。座支基(8)の四方の縁には、上方を向く前壁(8a)、後壁(8b)及び左右1対の側壁(8c)が設けられている。
【0015】
両側壁(8c)(8c)の外面側には、前後1対の受けローラ(9)(9)が、左右方向をを向く水平の軸(10)をもってそれぞれ枢着されている。
【0016】
座体(11)の下面前後部には、左右方向を向く座支持板(12)(13)が固着されており、それらの座支持板(12)(13)の両側部には、前後方向を向くとともに、断面形が内向きコ字状をなす左右1対のレール(14)(14)が溶接等により固着されている。 両レール(14)(14)の前端下部同士は、側面視倒立L字状の前連結部材(16)により、後端部同士は垂直板状の後連結部材(17)によりそれぞれ連結されている。両レール(14)(14)の内側の開口縁部には、互いに上下内向きの短寸の折曲片(14a)(14a)が形成されている。
【0017】
座支基(8)の両側壁(8c)(8c)に枢着された4個の受けローラ(9)には、両レール(14)(14)が外嵌され、それによって、座体(11)は、前後方向に移動しうるようになっている。
【0018】
後連結部材(17)の前面中央には引掛部材(18)が、座支基(8)の前壁(8a)の後面中央には係合フック(19)が固着され、引掛部材(18)と係合フック(19)との間には、付勢手段である引張りコイルばね(20)の両端部が係止されている。座体(11)は、この引張りコイルばね(20)により、前方、すなわち不使用位置に向かって常時付勢されている。後壁(8b)の中央部には、引張りコイルばね(20)が挿通するようにした切欠部(8d)が形成されている。
【0019】
背凭れ支杆(21)は、断面円形の管材を折曲して形成され、上半部は、倒立U字状をなして背凭れ(22)を支持する背凭れ支持部(21a)をなし、さらに下半部は、背凭れ支持部(21a)の両下端から座体(11)の下方に達する位置まで平行状態を保って直線状に延出する案内支持部(21b)と、案内支持部(21b)の下端から内方に向かって屈曲させられ、かつ脚支柱(6)の下端部の両側面を外側から挟持するようにして、左右方向を向く軸(23)をもって枢着された枢支部(21c)とからなっている。
【0020】
左右1対のレール(14)(14)の後部下面には、軸受金具(24)(24)が、その中央のU字状の軸受部(24a)(24a)を、連係手段(25)における左右方向を向く軸(26)の両側部に下方より嵌合し、かつ軸受部(24a)の上端がレール(14)(14)の下面により閉塞されるようにして固着され、これにより、軸(26)が左右方向を向く軸まわりに回動可能として連結されている。
【0021】
連係手段(25)は、軸(26)の両端に、円筒状をなす摺動部材(27)の中央部内側面にT字状をなすように連設された取付ボス部(27a)を固嵌したものよりなっている。摺動部材(27)には取付ボス部(27a)の軸方向と直交する方向に貫通する摺動支持孔(27b)が穿設され、摺動支持孔(27b)の内周部には合成樹脂等の低摩擦材で成形されたスリーブ(28)が圧入されている。軸(26)の両端に固着された摺動部材(27)の摺動支持孔(27b)には背凭れ支杆(21)の案内支持部(21b)が摺動自在に嵌挿されている。
【0022】
連係手段(25)により、背凭れ支杆(21)と座体(11)とは、背凭れ支杆(21)の前後方向の回動に連動して、座体が前後方向に移動させられるように、互いに連係されている。
【0023】
図1及び図3に示すように、座体(11)がほぼ水平をなし、背凭れ支杆(21)が後傾し、かつレール(14)(14)の前部下面に固着した前連結部材(16)の後面中央部に固着されたストッパ(29)が、脚支柱(6)の前面に当接した使用位置(図2における実線の状態)から、背凭れ支杆(21)を前方に起立するように所要角度回動させると、図2の想像線及び図4に示すように、レール(14)(14)の後端同士を連結する後連結部材(17)の前面が、座支基(8)の後壁(8b)の後面に固着されたストッパ(30)に当接した不使用位置(図2における想像線の状態)となる。
【0024】
座体(11)の下面には、レール(14)(14)等を覆うように、カバー(31)が着脱自在に設けられている。このカバー(28)のほぼ中央には、脚支柱(6)が挿通する図示省略する前後方向に長い長孔と、連係手段(25)の軸(26)が挿通する通孔(31a)(図5参照)とが設けられている。
【0025】
背凭れ支杆(21)は、引張りコイルばね(20)により、前方に向けて付勢されているので、椅子(1)は、常時は、図2及び図4に示すように、机(2)に近接した不使用位置に位置しており、椅子(1)の後方には、人が通れる程度の通路が形成される。
【0026】
椅子(1)を使用するには、背凭れ(22)とともに背凭れ支杆(21)を、引張りコイルばね(20)の付勢力に抗して後方に回動させる。すると、それに伴って背凭れ支杆(21)に連係手段(25)を介し連係された座体(11)が後方に移動させられ、ストッパ(29)が脚支柱(6)の前面に当接することにより、使用位置に停止させられるので、その状態で座体(11)上に着座する。
【0027】
使用後、椅子(1)から離れると、引張りコイルばね(20)の付勢力により、座体(11)が前方に移動し、それに伴って座体(11)に連係手段(25)を介して連係された背凭れ支杆(21)が前方に回動させられ、ストッパ(30)が後連結部材(17)の前面に当接して、椅子(1)は不使用位置で停止させられる。
【0028】
本実施例によれば、使用位置としたとき、座体(11)の前部を脚支柱(6)により、同じく後部を背凭れ支杆(21)により、安定して強力に支持することができ、しかも、不使用時には、座体(11)を水平状態のまま前方に移動させて机(2)の下方にコンパクトに収容し、椅子(1)の後方に人が通行できる程度の通路を形成することができる。したがって、座体(11)上に荷物をおいたままでうっかり不使用位置にしても、荷物が座体(11)より落下することを防止できる。また、机(2)の下方に大きな収容空間を確保する必要もない。さらに本実施例の椅子(1)は構造が簡単なので、安価に製造できる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、幾多の変形した態様で実施することができる。
【0030】
例えば、連係手段(25)は、背凭れ支杆(21)の案内支持部(21b)から内方に係合ピンを突設し、座体(11)の後部側面に前記係合ピンに係合可能な上下方向に長い長孔を形成し、両者を係合することによっても実施することができる。すなわち背凭れ支杆(21)の回動を座体(11)の前後方向の移動に変換出来る構造であれば、どのような構造のものでもよい。
【0031】
上記実施形態においては、背凭れ支杆(21)の下端部の枢支部(21c)を、左右方向を向く軸(23)をもって脚支柱(6)の下端部の両側面に枢着しているが、枢支部(21c)は、ベース(5)に枢着してもよい。
【0032】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、使用位置としたとき、座体の前部を脚支柱により、同じく後部を背凭れ支杆により、安定して強力に支持することができ、しかも、不使用時には、座体をほぼ水平状態のまま前方に移動させて、机の下方にコンパクトに収容し、椅子の後方に人が通行できる程度の通路を形成することができる。したがって、座体上に荷物を載置したままでうっかり不使用位置としても、荷物が座体より落下することはない。また、机の下方に大きな収容空間を確保する必要もない。
【0033】
請求項2記載の発明によると、連係手段を、円滑に作動できるとともに、簡単な構造とすることができ、安価に製造することができる。
【0034】
請求項3記載の発明によると、付勢手段を、座体の下方の中空部に、コンパクトに、しかも外部に露呈しないように体裁よく収容することができる。
【0035】
請求項4記載の発明によると、脚支柱は1本であっても、左右に離間した複数の受けローラにより、座体の前部を安定して支持することができるとともに、内向きコ字状のレールに受けローラが嵌合することにより、座体の前後動を円滑に案内できるだけでなく、座体の上下方への移動を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を、使用位置としたときの斜め前方より見た外観斜視図である。
【図2】同じく、使用位置としたときを実線で、また不使用位置としたときを想像線で示す側面図である。
【図3】同じく、使用位置としたときの、レールの中心で縦断した縦断側面図である。
【図4】同じく、不使用位置としたときの、図3と同様の縦断側面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う拡大縦断正面図である。
【符号の説明】
(1)椅子
(2)机
(3)床面
(4)アンカーボルト
(5)ベース
(6)脚支柱
(7)カバー
(8)座支基
(8a)前壁
(8b)後壁
(8c)側壁
(8d)切欠部
(9)受けローラ
(10)軸
(11)座体
(12)(13)座支持板
(14)レール
(14a)折曲片
(16)前連結部材
(17)後連結部材
(18)引掛部材
(19)係合フック
(20)引張りコイルばね(付勢手段)
(21)背凭れ支杆
(21a)背凭れ支持部
(21b)案内支持部
(21c)枢支部
(22)背凭れ
(23)軸
(24)軸受金具
(24a)軸受部
(25)連係手段
(26)軸
(27)摺動部材
(27a)取付ボス部
(27b)摺動支持孔
(28)スリーブ
(29)ストッパ
(30)ストッパ
(31)カバー
(31a)通孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chair used in a school classroom, a lecture hall, or the like, in which the backrest is moved forward toward the desk when not in use.
[0002]
[Prior art]
As a conventional chair of this type, a seat is fixed to the upper end of a leg column pivotally attached to the lower part of the counter with a shaft facing in the left-right direction, and the leg column is tilted backward to make the seat almost horizontal. There is one in which a spring is constantly biased from a supporting use position toward a non-use position in which the seat is accommodated under the counter in a substantially vertical direction (for example, see Patent Document 1).
[0003]
There is also a parallel link mechanism that allows the seat body to be moved in the front-rear direction from the use position to the non-use position close to the desk (see, for example, Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2815341 (pages 3 to 4, FIG. 1).
[Patent Document 2]
JP 2000-139603 A (
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the former, since the seat is fixed integrally with the leg column, the seat surface tilts forward as the leg column rotates when the seat is not in use. If the unused position is left on the load, there is a problem that the load falls from the seat.
[0006]
In the latter, since the seat body is supported by only two parallel links inclined backward when in the use position, a heavy load is applied to the lower end of each parallel link, and the structure must be strong. Further, when the seat moves to the front unused position, the seat is lifted upward in the middle of movement along with the rotation of the parallel link, so a large storage space must be secured below the desk accordingly. I must.
[0007]
In view of the above-mentioned problems of the prior art, the present invention can stably and strongly support the seat during use, and can move the seat in a horizontal state when not in use. An object of the present invention is to provide a chair that can be compactly accommodated under a desk, has a simple structure, and can be manufactured at low cost.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the seat support base is provided at the upper end portion of the leg support erected on the base, and the seat body is slidably mounted in the front-rear direction to support the backrest. The lower end is pivotally attached to the lower end of the base or the leg column with a shaft that faces in the left-right direction, and the rear part of the seat is supported by the backrest, and the backrest is interlocked with the rotation in the front-rear direction. Then, it is linked by the linkage means so as to move in the front-rear direction.
[0009]
(2) In the above paragraph (1), the linking means is slidably engaged with the backrest slidably in the longitudinal direction at both ends of the left and right shafts supported rotatably on the seat body. It is assumed that a moving member is provided continuously.
[0010]
(3) In the above item (1) or (2), an urging means for urging the seat body forward is provided between the seat support base and the seat body.
[0011]
(4) In any one of the above items (1) to (3), a plurality of receiving rollers are axially attached to both sides of the seat support base, and inwardly facing the front-rear direction provided on both sides of the lower surface of the seat body A U-shaped rail is fitted on each receiving roller.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1 and 3 show the state when the chair according to the embodiment of the present invention is used, FIG. 2 shows the state of both the use position and the non-use position, and FIG. 4 shows the state of the non-use position. FIG. 5 shows details of the main part.
[0013]
This chair (1) has an anchor bolt (4) on the floor (3) behind the desk (2) (see the imaginary line in FIG. 2) (the left side in FIGS. 2 to 5 is the front). It is provided with a vertical leg column (6) erected substantially at the center of the fixed base (5). The lower end portion and the base of the leg column (6) are covered with a cover (7) (see the imaginary line in FIGS. 1 to 4).
[0014]
The leg column (6) is formed of a square tube, and the center of the lower surface of a shallow rectangular box-shaped seat support (8) having an upper surface opened is fixed to the upper end thereof by welding. A front wall (8a), a rear wall (8b), and a pair of left and right side walls (8c) facing upward are provided on the four edges of the seat support base (8).
[0015]
A pair of front and rear receiving rollers (9) and (9) are pivotally attached to the outer surface side of both side walls (8c) and (8c) with horizontal shafts (10) facing left and right.
[0016]
Seat support plates (12) and (13) facing the left-right direction are fixed to the front and rear portions of the lower surface of the seat body (11), and the both sides of the seat support plates (12) and (13) are In addition, a pair of left and right rails (14) and (14) whose cross-sectional shape is inwardly U-shaped are fixed by welding or the like. The lower portions of the front ends of the rails (14) and (14) are connected to each other by a front connecting member (16) having an inverted L shape in side view, and the rear ends are connected to each other by a rear connecting member (17) having a vertical plate shape. .
[0017]
Both rails (14) and (14) are externally fitted to the four receiving rollers (9) pivotally attached to both side walls (8c) and (8c) of the seat support base (8). 11) can move forward and backward.
[0018]
A hook member (18) is fixed to the center of the front surface of the rear connecting member (17), and an engagement hook (19) is fixed to the center of the rear surface of the front wall (8a) of the seat support base (8). Both ends of the tension coil spring (20), which is a biasing means, are locked between the engagement hook (19). The seat body (11) is constantly urged forward by this tension coil spring (20), that is, toward the non-use position. A notch portion (8d) through which the tension coil spring (20) is inserted is formed at the center of the rear wall (8b).
[0019]
The backrest (21) is formed by bending a tube with a circular cross section, and the upper half forms an inverted U-shaped backrest support (21a) that supports the backrest (22) The lower half further includes a guide support portion (21b) extending linearly from both lower ends of the backrest support portion (21a) to a position reaching the lower side of the seat body (11) and a guide support portion. It was bent inward from the lower end of the portion (21b) and pivotally attached with the shaft (23) pointing in the left-right direction so as to sandwich both side surfaces of the lower end of the leg strut (6) from the outside. It consists of a pivot (21c).
[0020]
Bearing brackets (24) and (24) are mounted on the lower surface of the rear part of the left and right rails (14) and (14), and U-shaped bearings (24a) and (24a) in the center are connected to the linkage means (25). The shaft (26) facing in the left-right direction is fixed to both sides of the shaft (26a) from below, and the upper end of the bearing portion (24a) is fixed so as to be closed by the lower surfaces of the rails (14) (14). (26) is connected so as to be rotatable about an axis facing in the left-right direction.
[0021]
The linking means (25) is fixedly fitted to both ends of the shaft (26) with mounting boss portions (27a) continuously provided in a T shape on the inner surface of the central portion of the cylindrical sliding member (27). It is made of what you did. The sliding member (27) is provided with a sliding support hole (27b) penetrating in a direction perpendicular to the axial direction of the mounting boss portion (27a), and is combined with the inner peripheral portion of the sliding support hole (27b). A sleeve (28) formed of a low friction material such as resin is press-fitted. The guide support portion (21b) of the backrest support (21) is slidably inserted into the slide support hole (27b) of the slide member (27) fixed to both ends of the shaft (26). .
[0022]
By the linkage means (25), the backrest (21) and the seat (11) are moved in the front-rear direction in conjunction with the back-and-forth rotation of the backrest (21). Are linked to each other.
[0023]
As shown in FIGS. 1 and 3, the
[0024]
A cover (31) is detachably provided on the lower surface of the seat (11) so as to cover the rails (14) (14) and the like. Near the center of the cover (28) is a long hole (not shown) through which the leg strut (6) is inserted and a through hole (31a) through which the shaft (26) of the linkage means (25) is inserted (see FIG. 5).
[0025]
Since the backrest (21) is urged forward by the tension coil spring (20), the chair (1) is always provided with a desk (2) as shown in FIGS. ) Is located in a non-use position in the vicinity of the chair (1), and a passage through which a person can pass is formed behind the chair (1).
[0026]
To use the chair (1), the backrest (22) and the backrest support (21) are rotated backward against the urging force of the tension coil spring (20). Accordingly, the seat body (11) linked to the backrest support (21) via the linkage means (25) is moved rearward, and the stopper (29) comes into contact with the front surface of the leg column (6). Therefore, the robot is stopped at the use position, and is seated on the seat body (11) in that state.
[0027]
After use, when the chair (1) is separated from the chair (1), the seat body (11) is moved forward by the biasing force of the tension coil spring (20), and accordingly, the seat body (11) is connected to the seat body (11) via the linking means (25). The linked backrest (21) is rotated forward, the stopper (30) comes into contact with the front surface of the rear connecting member (17), and the chair (1) is stopped at the non-use position.
[0028]
According to this embodiment, when in the use position, the front portion of the seat body (11) can be stably and strongly supported by the leg support (6) and the rear portion by the backrest support (21). In addition, when not in use, the seat (11) is moved forward in the horizontal state to be compactly accommodated below the desk (2), and a passage that allows people to pass behind the chair (1) is provided. Can be formed. Therefore, it is possible to prevent the luggage from falling from the seat body (11) even if the luggage is left on the seat body (11) and inadvertently placed in the unused position. Moreover, it is not necessary to secure a large storage space below the desk (2). Furthermore, since the chair (1) of this embodiment has a simple structure, it can be manufactured at low cost.
[0029]
In addition, this invention is not limited only to the said embodiment, It can implement in many modified aspects.
[0030]
For example, the linkage means (25) has an engagement pin projecting inward from the guide support portion (21b) of the backrest support (21), and is engaged with the engagement pin on the rear side surface of the seat (11). It can also be carried out by forming a long hole in the vertical direction that can be combined and engaging both. In other words, any structure may be used as long as the rotation of the backrest support (21) can be converted into the longitudinal movement of the seat (11).
[0031]
In the above embodiment, the pivot portion (21c) at the lower end portion of the backrest support (21) is pivotally attached to both side surfaces of the lower end portion of the leg strut (6) with the axis (23) facing in the left-right direction. However, the pivot (21c) may be pivotally attached to the base (5).
[0032]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the invention, when in the use position, the front part of the seat body can be stably and strongly supported by the leg support and the back part by the backrest support, and when not in use. The seat body can be moved forward in a substantially horizontal state to be compactly accommodated under the desk, and a passage that allows a person to pass behind the chair can be formed. Therefore, even if the baggage is placed on the seat body and inadvertently placed in the unused position, the baggage does not fall from the seat body. Moreover, it is not necessary to secure a large accommodation space below the desk.
[0033]
According to the second aspect of the present invention, the linking means can operate smoothly, can have a simple structure, and can be manufactured at low cost.
[0034]
According to the third aspect of the present invention, the urging means can be accommodated in the hollow portion below the seat body in a compact manner so as not to be exposed to the outside.
[0035]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of an embodiment of the present invention viewed obliquely from the front when it is in a use position.
FIG. 2 is a side view showing a solid line when it is in the use position and an imaginary line when it is in the non-use position.
FIG. 3 is a longitudinal side view taken longitudinally at the center of the rail when in the use position.
4 is a longitudinal side view similar to FIG. 3 when it is in a non-use position. FIG.
FIG. 5 is an enlarged vertical front view taken along line VV in FIG. 4;
[Explanation of symbols]
(1) Chair
(2) Desk
(3) Floor surface
(4) Anchor bolt
(5) Base
(6) Leg support
(7) Cover
(8) Zodiac base
(8a) Front wall
(8b) Rear wall
(8c) Side wall
(8d) Notch
(9) Receiving roller
(10) axis
(11) Seat
(12) (13) Seat support plate
(14) Rail
(14a) Folded piece
(16) Front connecting member
(17) Rear connecting member
(18) Hook member
(19) Engagement hook
(20) Tension coil spring (biasing means)
(21) Backrest support
(21a) Backrest support
(21b) Guide support
(21c) Pivot
(22) Backrest
(23) Axis
(24) Bearing bracket
(24a) Bearing part
(25) Linkage means
(26) axis
(27) Sliding member
(27a) Mounting boss
(27b) Sliding support hole
(28) Sleeve
(29) Stopper
(30) Stopper
(31) Cover
(31a) Through hole
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