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JP4183678B2 - 無線通信システム - Google Patents

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JP4183678B2
JP4183678B2 JP2004370277A JP2004370277A JP4183678B2 JP 4183678 B2 JP4183678 B2 JP 4183678B2 JP 2004370277 A JP2004370277 A JP 2004370277A JP 2004370277 A JP2004370277 A JP 2004370277A JP 4183678 B2 JP4183678 B2 JP 4183678B2
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Description

本発明は、コンテナターミナルにおいてトランスファークレーン及び自動搬送台車を無線遠隔操作する際に用いられる無線通信システムに関するものである。
一般に、コンテナターミナルは、コンテナ船に対してコンテナ(荷)を積み込み荷揚げを行う岸壁施設を有するとともに、荷揚げしたコンテナを荷主に引き渡すまで貯蔵保管しまたは荷主から受け取ったコンテナを船積みするまで貯蔵保管する施設(蔵置領域(コンテナヤード))を有している。そして、コンテナターミナルにおいて、コンテナを移送する際には、コンテナヤードに蔵置されたコンテナをゴムタイヤ式トランスファークリーン(以下RTGと呼ぶ)によって自動搬送台車(以下AGVと呼ぶ)に移し、AGVによってコンテナを搬送するようにしている。
このようなコンテナターミナルにおいては、RTG及びAGVは無線遠隔制御によって運行制御されており、運行制御に当っては、例えば、管理棟に配置されたホストコンピュータからのRTG及びAGVにコマンド等の指令を送信するととともに、RTG及びAGVからそのステータスをホストコンピュータに送って運行制御を行っている。
コンテナターミナルで無線遠隔制御を行う際に、所謂無線LAN(ローカルエリアネットワーク)を用いると、コンテナターミナル等の屋外で使用可能な規格(IEEE802.11b又はIEEE802.11g)においては、設定可能なチャンネル(ch)数は14chであるものの、各chではその周波数帯が重なり合っているため、同時に使用可能なch数は最大で4chである。つまり、5ch以上のchを同時に使用すると、周波数帯の重なり合うch間で干渉が生じてしまい、通信レートが低下してしまうことになる。なお、所謂5GHz帯無線方式について無線局免許を取得して、屋外で規格IEEE802.11aを用いて無線遠隔制御を行う際においても、設定可能なch数は3〜4に制限されてしまう。
一方、同一周波数帯に複数のチャンネルを設定する際、少なくとも1つのチャンネルと他の1以上のチャンネルとの占有周波数帯域が部分的に重複し、かつその他のチャンネルとは周波数帯域が重複しないように設定して、占有周波数帯域が部分的に重複するチャンネル同士が隣接エリアに割り当てられないように、複数のチャンネルを1つの空間を複数に分割したエリアに割り当てるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開平10−285645号公報(第5頁〜第6頁、第1図〜第11図)
ところで、コンテナターミナルには通常20台程度のRTG及び40台程度のAGVが配置されており、これらRTG及びAGVがコンテナターミナルを走行するとなると、従来のように、占有周波数帯域が部分的に重複するチャンネル同士が隣接エリアに割り当てられないように複数のチャンネルを1つの空間を複数に分割したエリアに割り当てるようにした際には、コンテナターミナルを複数のエリアに分割する必要があり、コンテナターミナル全域に亘ってRTG及びAGVを良好に遠隔制御することが難しいという課題がある。
つまり、占有周波数帯域が部分的に重複するチャンネル同士が隣接エリアに割り当てられないように複数のチャンネルを1つの空間を分割したエリアに割り当ててしまうと、各エリアで使用可能なch数が極端に少なくなってしまい、コンテナターミナル全域に亘ってRTG及びAGVを良好に遠隔制御することが難しいという課題がある。
特に、RTGとAGVとを別々のホストコンピュータで遠隔制御する際には、時分割制御が困難となって、RTG通信系統とAGV通信系統との間に電波干渉が生じてしまい、良好な遠隔制御を行うことができないという課題がある。加えて、コンテナターミナルにおいてRTG及びAGVを無線遠隔制御する際には、コンテナによって無線回線が遮蔽されることが多く、さらにはコンテナによる電波の反射による干渉も生じるという課題がある。
本発明の目的は電波干渉が生じることなくコンテナターミナル全体に亘って良好にRTG及びAGVを無線遠隔制御することのできる無線通信システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、蔵置領域に蔵置された荷物をトランスファークレーンで無人搬送台車に搭載して、該無人搬送台車で前記荷物を搬送して、前記トランスファークレーン及び前記無人搬送台車をそれぞれ移動制御する制御装置を有する荷物ターミナルで用いられ、前記トランスファークレーン及び前記無人搬送台車と前記制御装置との無線通信をそれぞれRTG系基地局及びAGV系基地局を介して行う無線通信システムにおいて、前記RTG系基地局のアンテナと前記AGV基地局のアンテナとは鉛直方向に空間的に離れた位置に配置され、前記RTG系基地局のアンテナは前記AGV基地局のアンテナよりも高い位置に配置され、前記トランスファークレーンに備えられたアンテナは前記RTG基地局のアンテナと略同一の高さに配置されて、前記無人搬送台車に備えられたアンテナは前記AGV基地局のアンテナと略同一の高さに配置されていることを特徴とするものである。
本発明では、例えば、前記RTG基地局のアンテナの高さは前記荷物の高さよりも高く前記トランスファークレーンの高さと略同一であり、前記AGV基地局のアンテナの高さは前記荷物よりも低く、前記無人搬送台車の高さと略同一である。
本発明では、前記トランスファークレーンは前記蔵置領域を所定の方向に移動し、前記RTG基地局及び前記AGV基地局はそれぞれ複数備えられ、前記RTG系基地局及び前記AGV系基地局には予め規定された数のチャンネルの内の1つが割り当てられ、前記RTG基地局は前記所定の方向に沿って前記蔵置領域の両辺に配置され、前記AGV基地局は前記蔵置領域に形成された通路及び前記蔵置領域の周囲を規定する通路に対応して配置されて、前記RTG基地局及び前記AGV基地局間で電波干渉が生じないように前記チャンネルを前記RTG基地局及び前記AGV基地局に割り当てるようにする。
本発明では、前記RTG基地局及び前記AGV基地局はそれぞれ複数備えられ、前記RTG系基地局及び前記AGV系基地局には予め規定された数のチャンネルの内の1つが割り当てられ、前記トランスファークレーンには前記チャンネル毎に対応したアンテナが備えられるとともに、前記アンテナを選択的に無線機に接続する切替手段とが備えられ、前記無線機は複数備えられていることが望ましい。そして、本発明では、前記トランスファークレーンの前記蔵置領域における位置に応じて前記切替手段を制御して前記アンテナを前記無線機に選択的に接続する制御手段を有している。
本発明では、前記RTG基地局及び前記AGV基地局はそれぞれ複数備えられ、前記RTG系基地局及び前記AGV系基地局には予め規定された数のチャンネルの内の1つが割り当てられ、前記RTG基地局のアンテナは当該RTG基地局が用いるチャンネルに応じてその高さを異ならせるようにすることが望ましい。
本発明では、前記無人搬送台車には複数の無線機が備えられるとともに、前記無線機に対応してアンテナが備えられ、前記アンテナは前記無人搬送台車の進行方向前側に配置されるとともに、前記無人搬送台車の進行方向後側に配置されている。
本発明では、前記RTG基地局と前記トランスファークレーンとの通信及び前記AGV基地局と前記無人搬送台車との通信には、例えば、円偏波が用いられ、前記RTG基地局及び前記トランスファークレーンの通信と前記AGV基地局及び前記無人搬送台車の通信とに用いられる円偏波は互いにその偏波方向が逆向きである。
本発明では、前記RTG基地局のアンテナ及び前記AGV基地局のアンテナはアンテナ塔に該アンテナ塔から離間して配置されている際、前記アンテナ塔のアンテナ側表面には電波吸収体を配置することが望ましい。
本発明では、前記RTG基地局のアンテナ及び前記AGV基地局のアンテナはアンテナ塔に該アンテナ塔から離間して配置されている際、前記アンテナ塔と前記アンテナとの間には反射板を位置付けて、該反射板を前記アンテナ塔側から前記アンテナ側に向って下向きに傾斜させて、該反射板の傾斜角度が略ブリュースタ角に規定することが望ましい。
以上のように、本発明では、RTG系基地局のアンテナとAGV基地局のアンテナを鉛直方向に空間的に離れた位置に配置して、RTG系基地局のアンテナをAGV基地局のアンテナよりも高い位置に配置し、トランスファークレーンに備えられたアンテナをRTG基地局のアンテナと略同一の高さに配置し、無人搬送台車に備えられたアンテナをAGV基地局のアンテナと略同一の高さに配置するようにしたので、電波干渉が生じることなく、コンテナターミナル全体に亘って良好にトランスファークレーン及び無人搬送台車を無線遠隔制御することができるという効果がある。また、RTG基地局及びAGV基地局間で電波干渉が生じないようにチャンネルをRTG基地局及びAGV基地局に割り当てれば、RTG基地局及びAGV基地局間で電波干渉が生じることがない。
本発明では、複数の無線機を選択的にチャンネル毎に規定されたアンテナに接続するようにしたので、無線機の台数を抑制しつつ、複数の無線回線を確立することができるという効果がある。
本発明では、無人搬送台車には複数の無線機が備えるとともに、無線機に対応してアンテナを備えて、アンテナを無人搬送台車の進行方向前側に配置するとともに、無人搬送台車の進行方向後側に配置するようにしたので、無線機の数を抑制しつつ、良好な通信を行うことができるという効果がある。
本発明では、RTG基地局及びトランスファークレーンの通信とAGV基地局及び無人搬送台車の通信とに用いられる円偏波を互いにその偏波方向が逆向きであるようにしたので、RTG通信系統とAGV通信系統との間における電波干渉を抑制することができるという効果がある。さらに、円偏波は1回反射すると回転方向が左右逆になるため、フェージングの影響を緩和することができる。
本発明では、アンテナ塔のアンテナ側表面に電波吸収体を配置するようにしたので、アンテナから放射される電波を電波吸収体で吸収でき、その結果、アンテナから放射される直接波が反射波によって影響されることがない。また、本発明では、アンテナ塔とアンテナとの間には位置付けられる反射板の傾斜角度を略ブリュースタ角に規定するようにしたので、反射波の反射レベル及び外来波の反射レベルを抑圧することができ、その結果、アンテナからの直接波が影響を受けることを少なくすることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1にコンテナターミナル11を概略的に示す図であり、コンテナターミナル11には、コンテナ船12に対してコンテナ(荷物)13の荷役を行う岸壁クレーン14が備えられるとともに、コンテナ13を積付け保管する複数のコンテナヤード15が備えられている。図示のように、各コンテナヤード15には多数のコンテナ13が集積され、コンテナヤード15に集積されたコンテナ13を跨ぐようにして、複数のRTG16が配置されている。そして、各RTG16は図中実線矢印で示す方向に移動可能となっている。
一方、コンテナターミナル11には複数のAGV17が配置され、これらAGV17はコンテナヤード15間を走行するとともに、岸壁クレーン14とコンテナヤード15との間を走行して、RTG16によってコンテナヤード15上のコンテナ13がAGV17上に搭載され、岸壁クレーン14に運ばれて、岸壁クレーンによって船積みされる。また、コンテナ船12上のコンテナ13は岸壁クレーン14によってAGV17上に搭載され、AGV17によってコンテナヤード15に運ばれて、RTG16によってコンテナヤード15に積載される。
図2も参照して、コンテナターミナル11には管理棟18が配置されており、この管理棟18には、例えば、二台のホストコンピュータ21及び22が設置され、ホストコンピュータ21と各RTG16とは、無線回線(例えば、無線LAN)によって接続され、同様にして、ホストコンピュータ22と各AGV17とは無線回線によって接続されている。そして、各RTG16及び各AGV17はそれぞれホストコンピュータ21及び22によって無線遠隔制御されている。なお、図示の例では、ch数は4つであり、これら4つのch(1)〜ch(4)の内いずれかのchを用いてホストコンピュータ21及び22と各RTG16及び各AGV17は通信を行うものとする。
図2に示すように、ホストコンピュータ21には4台の無線機(基地局)23a〜23dが接続され、基地局(以下RTG基地局と呼ぶ)23a〜23dにはそれぞれch(1)〜(4)が割り当てられているものとする。一方、ホストコンピュータ22には多数の無線機(基地局)24−1〜24−N(Nは4以上の整数)が接続され、各基地局(以下AGV基地局と呼ぶ)24−1〜24−Nにはch(1)〜(4)のいずれか1つの割り当てられているものとする。なお、各RTG基地局及びAGV基地局からはビーム状に電波が放射されるものとする。
ところで、図3に示すようにch(1)〜(4)はその隣接するチャンネルと周波数帯域が重なり合うため、周波数帯の重なり合うch間で干渉が生じてしまうことになる。このため、RTG16とAGV17とをch(1)〜(4)を用いて無線遠隔制御する際には、RTG通信系統とAGV通信系統との間の電波干渉を少なくする必要がある。
図4(a)〜(c)を参照して、図4(a)は、RTG基地局の配置をコンテナヤード15の上方から示す図であり、図4(b)はAGV基地局の配置をコンテナヤード15の上方から示す図である。また、図4(c)はRTG基地局及びAGV基地局の配置をコンテナヤード15の側方から示す図である。図4(a)に示すように、コンテナヤード15においては、各コンテナ13に所定の間隔をおいて積載され、コンテナヤード15の周り及び各コンテナ13間に形成された通路pをホストコンピュータ22から指令に応じてAGV17は走行する。
図4(a)に示す例では、RTG16(図4(a)には示さず)の移動方向(図中実線矢印で示す方向)に沿ってコンテナヤードの縁部にはRTG基地局23a〜23dが配置されている。なお、図4(a)においては、ch(1)〜ch(4)でRTG基地局23a〜23dが特定されており、図示の例では、コンテナヤード15全体をカバーするように、コンテナヤード15の左辺側上側にはch(2)が規定され、コンテナヤード15の左辺下側にはch(4)が規定されている。また、コンテナヤード15の右辺側上側にはch(3)が規定され、コンテナヤード15の右辺下側にはch(1)が規定されている。
AGV基地局24−1〜24−Nの配置は、RTG基地局23a〜23dの配置に応じて決定され、図4(b)に示すように、AGV17が走行する通路pに対応付けて、RTG基地局24−1〜24−Nが配置される。図示の例では、上下方向に沿った(つまり、RTG16の移動方向に沿った)3つの通路pには図中左側から順次ch(1)、ch(4)、及びch(4)が割り当てられ、RTG基地局23a〜23dのchとその周波数帯域が重なり合わないようにchが選択される。
図中左右方向に沿った(つまり、RTG16の移動方向と直交する方向に沿った)複数の通路pに対応付けて、例えば、コンテナヤード15の左辺側には、図示のように、ch間の干渉を避けるため、図中上側から順次ch(3)、ch(1)、ch(3)、ch(1)、ch(3)、ch(1)、ch(3)、ch(1)、ch(3)、ch(1)、ch(3)、及びch(1)が割り当てられ、コンテナヤード15の右辺側には、図中上側から順次ch(2)、ch(4)、ch(2)、ch(4)、ch(2)、ch(4)、ch(2)、ch(4)、ch(2)、ch(4)、ch(2)、及びch(4)が割り当てられる。つまり、ch(1)〜(4)を用いてRTG16及びAGV17と通信を行う際には、RTG基地局とAGV基地局とが電波干渉を起さないように、ch(1)〜ch(4)が各通路に割り当てられることになる。
図4(c)を参照すると、コンテナヤード15の周りにはアンテナ塔25が配置され、このアンテナ塔25は水平面に対して垂直に上方に延在し、アンテナ塔25の上側には各RTG基地局23a〜23dのアンテナが配置される。一方、アンテナ塔25の下側には各AGV基地局24−1〜24−Nのアンテナが配置される。つまり、RTG基地局から放射される電波(ビーム)とAGV基地局から放射される電波とは鉛直方向に離間していることになる。
ここでは、RTG基地局及びRTGに備えられるアンテナをコンテナ13の高さよりも高く、かつRTGと同程度の高さとし(例えば、20メートル程度)、AGV基地局及びAGVに備えられるアンテナをコンテナ13の高さよりも低く、かつAGVと同程度の高さとする(例えば、2メートル程度)。これによって、RTG通信系統及びAGV通信系統における電波指向性を垂直方向に空間的に分離して、RTG通信系統及びAGV通信系統との間において電波干渉が生じないようにする。
さらに、RTG通信系統においては、コンテナ13の遮蔽を受けないから、結果的にRTG基地局の数を減らすことができ、さらに、RTG通信系統及びAGV通信系統ともに地面及びコンテナによる電波反射が低減されて、通信品質の劣化を抑制することができる。
図5及び図6を参照して、図5においては、RTG基地局23a〜23dのアンテナは図4(a)〜(c)で説明したように配置されているものとする。図6に示すように、RTG16は4つのアンテナ16a〜16dを有しており、アンテナ16a〜16dはそれぞれch(1)〜ch(4)に対応するものとする(図5においては、アンテナはch(1)〜ch(4)で示されている)。RTG16は2台の無線機26及び27を備え、図示の例では、無線機26は切替スイッチ28を介してアンテナ16c及び16bに接続され、無線機27は切替スイッチ29を介してアンテナ16a及び16dに接続されている。そして、切替スイッチ28及び29はRTG16の位置に応じて切替制御されて(RTGには図示はしないがコントローラが搭載されている)、無線機26とアンテナ16c及び16bが選択的に接続され、無線機27とアンテナ16a及び16dが選択的に接続される。
RTG16の位置はホストコンピュータ21によって把握されており、図5において、RTG16がコンテナヤード15の右半分のエリアに位置する際には、ホストコンピュータ21からコマンドに応じてコントローラは切替スイッチ28及び29を切替制御して、無線機26とアンテナ16cとを接続して、無線機26はch(3)を用いてRTG基地局23cと通信を行う。また、無線機27とアンテナ16aとが接続されて、無線機27はch(1)を用いてRTG基地局23aと通信を行うことになる。
一方、図5において、RTG16がコンテナヤード15の左半分のエリアに位置する際には、ホストコンピュータ21からコマンドに応じてコントローラは切替スイッチ28及び29を切替制御して、無線機26とアンテナ16bとを接続して、無線機26はch(2)を用いてRTG基地局23bと通信を行う。また、無線機27とアンテナ16dとが接続されて、無線機27はch(4)を用いてRTG基地局23dと通信を行うことになる。
上述のようにして、RTG16の位置に応じて切替スイッチ28及び29を切替制御して、無線機26及び27が用いるchを変更するようにすれば、常にRTG16は通信距離の短いRTG基地局と通信を行えることになる。なお、RTGの移動速度は、比較的遅いため、切替スイッチ28及び29によるスイッチング動作によってアンテナの切替を行っても、RTG基地局とRTG16との通信に支障が生じることはない。また、上述の説明では、ホストコンピュータ21からコマンドに応じて切替スイッチ28及び29を切り替えるようにしたが、図5に示すように、右半分のエリアと左半分のエリアとの間にある通路pにマーカー30を配置して、RTG16はこのマーカー30を検知する都度、エリアが異なったとして、切替スイッチ28及び29を切替制御するようにしてもよい。
このようにすれば、1つのRTG16に搭載する無線機の数が抑制され、しかも複数の無線回線を用いてRTG基地局と通信を行える結果、通信信頼性を向上させることができる。
ところで、ch(1)とch(3)及びch(2)とch(4)とは周波数帯が離れているものの、不可避的に若干の干渉が生じてしまう。このような不具合を防止するため、RTG基地局及びRTGにおいては、例えば、RTG基地局及びRTGともに、ch(1)用及びch(4)のアンテナとch(2)及びch(3)用のアンテナをその高さを異ならせるようにしてもよい。例えば、ch(1)用及びch(4)のアンテナの高さを22メートル、ch(2)及びch(3)用のアンテナの高さを23メートルとすると、各アンテナにおける垂直方向の指向性は狭いから、ch(1)とch(3)、ch(2)とch(4)とはあたかも垂直方向に空間的に分離されて、ch(1)とch(3)、ch(2)とch(4)との間における電波干渉を抑制することができる。
図7及び図8を参照して、AGV17は2つのアンテナ17a及び17bを備えており、アンテナ17a及び17bに対応して無線機31及び32が搭載されている。つまり、図8に示す例では、アンテナ17aは無線機31に接続され、アンテナ17bは無線機32に接続されている。図7には示すように、アンテナ17aはAGV17の前部に配置され、車体から外方向に延在している。一方、アンテナ17bはAGV17の後部に配置され、同様にして車体から外方向に延在している。
このようにして、AGV17の前部及び後部に車体から外方向に延在するように、アンテナ17a及び17bを配置すれば、図7に示すように、AGV17は車体の前後方向にビームが形成され、通信状態に応じてch(1)〜ch(4)を切り替えるようにすれば、無線機の台数を抑制しつつ、複数の無線回線を用いてAGV基地局と通信を行える結果、通信信頼性を向上させることができ、例えば、コンテナを搭載したAGV17が縦列に並んで渋滞が生じた際においても、他のAGVの影響を受けることなく、通信を行えることなる。
なお、ここでは、RTG基地局とRTGとの通信、AGV基地局とAGVとの通信には、円偏波が用いられ、RTG通信系統とAGV通信系統とにおいては偏波分離が行われる。つまり、RTG通信系統とAGV通信系統とでは偏波方向が逆にされ、例えば、RTG通信系統では、右旋円偏波が用いられ、AGV通信系統では左旋円偏波が用いられる。この結果、RTG通信系統はAGV通信系統からの電波干渉を受けにくく、AGV通信系統はRTG通信系統からの電波干渉を受けにくくなる。さらに、円偏波を用いると、電波反射によるフェージングの影響を低減することができる。即ち、円偏波は一回反射すると、その回転方向が左右逆となるため、奇数回の反射によるフェージングの影響が除去されることになって、結果的にフェージングの影響を緩和することができる。
ところで、前述のアンテナ塔25に基地局用のアンテナ33(RTG基地局用アンテナ及びAGV基地局用アンテナ)を取り付ける際には、図9に示すように、アンテナ塔25から腕部34を外方向に延在させて、この腕部34の先端部にアンテナ33が取り付けられる。一般に、アンテナ塔25は反射体であるから、アンテナ33の背面側にも電波が放射されると、アンテナ塔25で電波が反射されて、この反射波が妨害波となって直接波が影響を受けてフェージング等の不具合が生じることがある。
このため、ここでは、図10に示すように、アンテナ塔25の表面(アンテナ33側表面)に腕部34の基部からアンテナ33の延在方向に沿って電波吸収体35を配設する。このように、電波吸収体35を配置すると、電波吸収体35によってアンテナ33の背面側に放射される電波が吸収されて、反射波が生じることがなく、アンテナ33からの直接波が反射波によって影響を受けることがない。
さらに、図11に示すように、アンテナ塔25側から外来波が妨害波としてアンテナ33側に到達することがある。このような外来波を反射波とともに抑制するためには、図12に示すように、アンテナ塔25とアンテナ33との間に反射板36を配置することが望ましい。この反射板36は水平方向に対してブリュースタ角(θ)程度下向きに傾けられており、つまり、アンテナ塔25側端部がアンテナ33側端部よりも上側に位置付けられて、反射板36の傾斜角度はブリュースタ角(θ)程度とされる。
このように、傾斜角度がブリュースタ角(θ)程度の反射板36はアンテナ塔25とアンテナ33との間に配置すると、アンテナ33の背面側に放射された電波は反射板36で反射するが、反射板36の傾斜角度がブリュースタ角(θ)程度であるから、その反射レベルが極めて小さく、一方、外来波も反射板36における反射レベルが極めて小さくなって、結果的に外来波及び反射波の影響を抑圧することができ、アンテナ33からの直接波が外来波及び反射波によって影響を受けることを抑圧することができる。
なお、図13に示すように、反射板36の傾斜角度を45度程度とすれば、アンテナ33の背面側に放射された電波は反射板36によって上方に反射され、外来波は反射板36によって下方に反射されることになるから、結果的に外来波及び反射波の影響を抑圧することができ、アンテナ33からの直接波が外来波及び反射波によって影響を受けることを抑圧することができる。
RTG系基地局のアンテナとAGV基地局のアンテナを鉛直方向に空間的に離れた位置に配置して、RTG系基地局のアンテナをAGV基地局のアンテナよりも高い位置に配置し、トランスファークレーンに備えられたアンテナをRTG基地局のアンテナと略同一の高さに配置し、無人搬送台車に備えられたアンテナをAGV基地局のアンテナと略同一の高さに配置するようにしたから、電波干渉が生じることなく、コンテナターミナル全体に亘って良好にトランスファークレーン及び無人搬送台車を無線遠隔制御することができる結果、例えば、コンテナターミナルにおける通信システムに適用できる。
本発明による無線通信システムが用いられるコンテナターミナルを概略的に示す図である。 本発明による無線通信システムの一例を概略的に示すブロック図である。 隣接するチャンネル同士の干渉を説明するための概略図である。 RTG基地局及びAGV基地局の配置を説明するための図であり、(a)はRTG基地局の配置をコンテナヤードの上方から示す図、(b)はAGV基地局の配置をコンテナヤードの上方から示す図、(c)はRTG基地局及びAGV基地局の配置をコンテナヤード15の側方から示す図である。 RTGのアンテナ配置をコンテナヤードとともに概略的に示す図である。 RTGに搭載された無線機とアンテナとの切替を説明するためのブロック図である。 AGVの電波放射方向をコンテナヤードとともに示す図である。 AGVに取り付けられたアンテナを無線機とともに示す斜視図である。 アンテナ塔にアンテナを取り付けて反射波を受ける状態を示す図である。 アンテナ塔に電波吸収体を取り付けた状態を示す図である。 アンテナ塔にアンテナを取り付けて反射波及び外来波を受ける状態を示す図である。 アンテナ塔とアンテナとの間に傾斜角度がブリュースタ角である反射板を配置した状態を示す図である。 アンテナ塔とアンテナとの間に傾斜角度が45度である反射板を配置した状態を示す図である。
符号の説明
11 コンテナターミナル
12 コンテナ船
13 コンテナ(荷物)
14 岸壁クレーン
15 コンテナヤード
16 RTG
17 AGV
18 管理棟
21、22 ホストコンピュータ
23a〜23d RTG基地局
24−1〜24−N AGV基地局
25 アンテナ塔
26、27、31、32 無線機
28、29 切替スイッチ
30 マーカー
33 アンテナ
35 電波吸収体
36 反射板

Claims (10)

  1. 蔵置領域に蔵置された荷物をトランスファークレーンで無人搬送台車に搭載して、該無人搬送台車で前記荷物を搬送して、前記トランスファークレーン及び前記無人搬送台車をそれぞれ移動制御する制御装置を有する荷物ターミナルで用いられ、前記トランスファークレーン及び前記無人搬送台車と前記制御装置との無線通信をそれぞれRTG系基地局及びAGV系基地局を介して行う無線通信システムにおいて、
    前記RTG系基地局のアンテナと前記AGV基地局のアンテナとは鉛直方向に空間的に離れた位置に配置され、前記RTG系基地局のアンテナは前記AGV基地局のアンテナよりも高い位置に配置されており、
    前記トランスファークレーンに備えられたアンテナは前記RTG基地局のアンテナと略同一の高さに配置され、前記無人搬送台車に備えられたアンテナは前記AGV基地局のアンテナと略同一の高さに配置されていることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記RTG基地局のアンテナの高さは前記荷物の高さよりも高く前記トランスファークレーンの高さと略同一であり、
    前記AGV基地局のアンテナの高さは前記荷物よりも低く、前記無人搬送台車の高さと略同一であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記トランスファークレーンは前記蔵置領域を所定の方向に移動し、
    前記RTG基地局及び前記AGV基地局はそれぞれ複数備えられ、前記RTG系基地局及び前記AGV系基地局には予め規定された数のチャンネルの内の1つが割り当てられており、
    前記RTG基地局は前記所定の方向に沿って前記蔵置領域の両辺に配置され、
    前記AGV基地局は前記蔵置領域に形成された通路及び前記蔵置領域の周囲を規定する通路に対応して配置されて、
    前記RTG基地局及び前記AGV基地局間で電波干渉が生じないように前記チャンネルを前記RTG基地局及び前記AGV基地局に割り当てるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信システム。
  4. 前記RTG基地局及び前記AGV基地局はそれぞれ複数備えられ、前記RTG系基地局及び前記AGV系基地局には予め規定された数のチャンネルの内の1つが割り当てられており、
    前記トランスファークレーンには前記チャンネル毎に対応したアンテナが備えられるとともに、前記アンテナを選択的に無線機に接続する切替手段とが備えられ、前記無線機は複数備えられていることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 前記トランスファークレーンの前記蔵置領域における位置に応じて前記切替手段を制御して前記アンテナを前記無線機に選択的に接続する制御手段を有することを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  6. 前記RTG基地局及び前記AGV基地局はそれぞれ複数備えられ、前記RTG系基地局及び前記AGV系基地局には予め規定された数のチャンネルの内の1つが割り当てられており、
    前記RTG基地局のアンテナは当該RTG基地局が用いるチャンネルに応じてその高さを異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信システム。
  7. 前記無人搬送台車には複数の無線機が備えられるとともに、前記無線機に対応してアンテナが備えられ、
    前記アンテナは前記無人搬送台車の進行方向前側に配置されるとともに、前記無人搬送台車の進行方向後側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  8. 前記RTG基地局と前記トランスファークレーンとの通信及び前記AGV基地局と前記無人搬送台車との通信には円偏波が用いられ、
    前記RTG基地局及び前記トランスファークレーンの通信と前記AGV基地局及び前記無人搬送台車の通信とに用いられる円偏波は互いにその偏波方向が逆向きであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の無線通信システム。
  9. 前記RTG基地局のアンテナ及び前記AGV基地局のアンテナはアンテナ塔に該アンテナ塔から離間して配置され、
    前記アンテナ塔のアンテナ側表面には電波吸収体が配置されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  10. 前記RTG基地局のアンテナ及び前記AGV基地局のアンテナはアンテナ塔に該アンテナ塔から離間して配置され、
    前記アンテナ塔と前記アンテナとの間には反射板が位置付けられ、該反射板は前記アンテナ塔側から前記アンテナ側に向って下向きに傾斜しており、該反射板の傾斜角度が略ブリュースタ角に規定されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
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