JP4163528B2 - 給湯機の遠隔操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば給湯機本体に対して複数のリモコンが設けられた給湯機の遠隔操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のものにおいては、特開平6−249433号公報に開示されているように、給湯機本体からのデータを複数のリモコンに対して一括送信した後に、各リモコンに順々に応答要求を送信して各リモコンからのデータを順次受信するポーリング方式により通信するようにしたものがあった。
【0003】
また、特開平5−328466号公報に開示されているように、給湯機本体からリモコンに対して送信するデータを複数のデータ群に分割して順次各リモコンに送信するようにしているものがあった。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−249433号公報
【特許文献2】
特開平5−328466号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの従来の特許文献1のものは、給湯機本体から送信するデータの量が多くなった場合、各リモコンに応答要求が送信されるまでの間隔が長くなってリモコンから給湯機本体にデータを送信するまでの待ち時間が長くなって、結果として応答性が悪く、例えば操作に応じたリモコン表示の変更が遅れるなどの課題があった。
【0006】
また、特許文献2のものでは、複数のデータ群を予め定められた順番で順次送信するため、リモコンの操作に応じてデータ群のうちの1つが変更されても、予め定められた順番になるまで給湯機本体からその変更されたデータが送信されず、結果として応答性が悪く、例えば操作に応じたリモコン表示の変更が遅れるなどの課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は前記課題を解決するため、請求項1では、給湯機本体とこの本体に通信可能に接続され、この本体を遠隔操作する複数のリモコンとからなり、本体からのデータが各リモコンに送信された後に各リモコンからのデータがポーリング方式により本体に送信される通信フレームを構成し、本体からリモコンに送信する一連のデータを複数のデータ群に分割し、複数の通信フレームに分けて各リモコンに対して所定の送信順序で周期的に順次送信する通信制御手段と、リモコンの操作に応じて本体から各リモコンに送信するデータに変更が生じた場合は、変更のあったデータを含むデータ群を他の変更のないデータ群に優先して所定の送信順序に割り込ませて本体から各リモコンに送信するようにしたデータ送信順序変更手段とを備えたものとした。
【0008】
これにより、給湯機本体から各リモコンに送信するデータのデータ長が短くなり、各リモコンから給湯機本体にデータを送信するまでの待ち時間が短くなると共に、リモコンの操作に応じて給湯機本体から送信される変更のあったデータを含むデータ群が他の変更のないデータ群に優先して送信されるため、給湯機本体とリモコンとの応答性のより良いものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1は給湯機本体、2、3は本体1と通信可能に接続され、この本体1を遠隔操作するリモコンである。
【0012】
前記リモコン2、3には、給湯機本体1を操作指示するためのスイッチからなる操作部4と、本体1との通信に基づき本体1の状態を示す表示部5と、本体1と通信するための通信回路6と、操作部4と表示部5とを制御すると共に、通信回路6と接続されて本体1とデータの通信を行うリモコン制御部7とが設けられている。なお、リモコン2、3から給湯機本体1に送信するデータは操作された操作部4のスイッチ情報である。
【0013】
前記給湯機本体1には、本体1の作動を制御する本体制御部8と、本体制御部8からのデータをリモコン2、3に送信し、リモコン2、3からのデータを受信するための通信回路9とが設けられている。
【0014】
なお、給湯機本体1には給湯を行うための機能部品が設けられているが従来公知の内容であるのでその説明を省略している。これら給湯を行うための機能部品は石油給湯機、ガス給湯器、電気温水器、ヒートポンプ式給湯機等の公知の給湯機の種類に応じて機能部品を適宜組み合わせて配置すればよいものである。
【0015】
前記本体制御部8には、本体1からのデータが各リモコン2、3に送信された後に各リモコン2、3からのデータがポーリング方式により本体1に送信される通信フレームを構成し、給湯機本体1からリモコン2、3に送信する一連のデータを複数のデータ群(例えば、データ群α、β、γ)に分割し、データ群毎に定められたデータコードとそれに対応するデータを複数の通信フレームに分けて周期的に順次送信する通信制御手段10と、リモコン2、3の操作に応じて本体1から送信するデータに変更が生じた場合は、変更のあったデータを含むデータ群を他の変更のないデータ群に優先して送信するようにしたデータ送信順序変更手段11とが設けられている。なお、給湯機本体1からリモコン2、3に送信されるデータは、主にリモコン2、3の表示部5に表示される内容に関するものである。
【0016】
次に、図2に基づきこの一実施形態の作動について説明すると、まず、通信制御手段10は番号の若いデータコードとそれに対応するデータ(データ群α)にリモコン2に対する応答要求を結合した信号CSIαを接続されている全てのリモコンに向けて送信する。ここで、データ群αを送信する信号をCSIαとよび、データ群β、γに関しても同様にCSIβ、CSIγとよぶ。
【0017】
次に、リモコン2からデータを受信した旨の返答RP2を受信するとリモコン3に対して応答要求信号CQIを送信する。そしてリモコン3からデータを受信した旨の返答信号RP1を受信することで1つの通信フレームが構成され、次の通信フレームでは通信制御手段10は次のデータコードとそれに対応するデータ(データ群β)にリモコン2に対する応答要求を結合した信号CSIβを送信するようにして通信フレーム単位の周期を繰り返し、本体1から各リモコン2、3に通信フレーム毎にデータ群αからγまでを順次周期的に送信する。
【0018】
ここで、リモコン2の操作部4が操作されると、リモコン制御部7は操作されたスイッチ情報を記憶し、給湯機本体1からの応答要求を受信した際に記憶したスイッチ情報信号RSI1を給湯機本体1に送信するようにしている。
【0019】
そして、本体制御部8はリモコン2から受信したスイッチ情報に基づき給湯機本体1の作動を制御し、これによってリモコン2、3に送信する表示に関するデータ(ここではデータ群γに含まれている)が変化することとなる。例えば、リモコン2または3で操作されたスイッチが給湯設定温度の変更スイッチである場合、このスイッチ情報が給湯機本体1で受信されると給湯設定温度が変化し、それに伴い各リモコン2、3に送信されるべき給湯設定温度に関するデータが変化する。
【0020】
そして、データ送信順序変更手段11は、この変更されたデータを含むデータ群(ここではデータ群γ)をリモコン2、3に送信するようデータコード順(α→β→γ→α→‥)に送信していたデータ群の送信順序を変化のあったデータ群(データ群γ)を送信順序に即座に割り込ませて送信するよう変更するようにしており、各リモコン2、3の表示部5には変更のあったデータに関する表示が即座に更新されることとなる。
【0021】
このように、給湯機本体1から各リモコン2、3に送信するデータを分割して、リモコンとのポーリング方式により通信する通信フレームに分けて送信するようにしたので、各リモコン2、3から給湯機本体1にデータを送信するまでの待ち時間を短くすることができると共に、各リモコン2、3の操作に応じて給湯機本体1から送信される変更のあったデータを含むデータ群が他の変更のないデータ群に優先して送信されるため、給湯機本体1と各リモコン2、3との応答性をより良いものとすることができ、リモコン操作に応じたリモコン表示の変更が即座に行われる。
【0022】
なお、前記データ送信順序変更手段11は、変化のあったデータ群を通常の送信順序に割り込ませるようにしているが、これに限られず、変化のあったデータ群を優先して送信し、本来変化のあったデータ群が送信される順番ではこの変化のあったデータ群を飛ばして送信するように送信順序を変更するようにしても良く、要は変化のあったデータ群を他の変化のないデータ群に優先して即座に送信できるようデータ群の送信順序を変更するようにすればよいものである。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1によれば、給湯機本体から各リモコンに送信するデータのデータ長が短くなり、各リモコンから給湯機本体にデータを送信するまでの待ち時間が短くなると共に、リモコンの操作に応じて給湯機本体から送信される変更のあったデータを含むデータ群が他の変更のないデータ群に優先して送信されるため、給湯機本体とリモコンとの応答性のより良いものとすることができ、リモコン操作に応じたリモコン表示の変更が即座に行われるといった非常に優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブロック図。
【図2】同一実施形態の作動の説明図。
【符号の説明】
1 給湯機本体
2 リモコン
3 リモコン
10 通信制御手段
11 データ送信順序変更手段
Claims (1)
- 給湯機本体とこの本体に通信可能に接続され、この本体を遠隔操作する複数のリモコンとからなり、本体からのデータが各リモコンに送信された後に各リモコンからのデータがポーリング方式により本体に送信される通信フレームを構成し、本体からリモコンに送信する一連のデータを複数のデータ群に分割し、複数の通信フレームに分けて各リモコンに対して所定の送信順序で周期的に順次送信する通信制御手段と、リモコンの操作に応じて本体から各リモコンに送信するデータに変更が生じた場合は、変更のあったデータを含むデータ群を他の変更のないデータ群に優先して所定の送信順序に割り込ませて本体から各リモコンに送信するようにしたデータ送信順序変更手段とを備えたことを特徴とする給湯機の遠隔操作装置。
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