JP4161506B2 - Time division multiplex communication method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
時分割多重通信方式、すなわち通信時間をタイムスロットと呼ばれる短い単位時間に分割して、それぞれの単位時間を相異なる相手局との通信に用いる通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時分割多重通信方式を用いてひとつの局が複数の相手局と通信を行う場合においては、タイムスロットと呼ばれる時間単位を設定して、このタイムスロットを個々の相手局に割り当てる方式が用いられている。すなわち、ひとつのタイムスロットに対応する時間を、複数の相手局のうちのひとつの局との間の通信だけに用いて、その時間が経過して次のタイムスロットに対応する時間になると、当該次のタイムスロットを割り当てられた別の相手局との間の通信だけに用いる、という方式である。このようにして、タイムスロットが変わるごとに、次々に別の相手局との間で通信を行う、という方式が、用いられている。
【0003】
ここで、所定数のタイムスロットが、フレームと呼ばれる大きな単位時間の中に、複数のタイムスロットを設ける形で、まとめられている。このフレームの中におけるタイムスロットの順番によって、割当先の相手局が一意に決まる。すなわち、あるフレームにおいて、第一番目のタイムスロットが割り当てられた相手局を第一の相手局とし、第二番目のタイムスロットが割り当てられた相手局を第二の相手局として、以下第n番目のタイムスロットが割り当てられた相手局を第nの相手局とすれば、別のフレームにおいても、第一番目のタイムスロットは第一の相手局に、第二番目のタイムスロットは第二の相手局に、以下第n番目のタイムスロットは第nの相手局に、順次割り当てられる。この関係は、すべてのフレームにおいて共通である。
【0004】
このタイムスロットに該当する時間だけ、タイムスロットを割り当てられた相手局との間で通信を行い、時間が経過して別のタイムスロットに該当する時間にさしかかると、それまで通信を行っていた相手局との通信を打ち切り、当該別のタイムスロットを割り当てられていた別の相手局との通信を開始する。
このようにして、次々に異なる相手局との通信を行い、この動作をフレームごとに周期的に繰り返すことによって、複数の相手局との通信を、並行して行うかのように動作するものである。
【0005】
このときに、フレームにおけるタイムスロットの数は、通信制御のアプリケーション・ソフトウェアに依存していた。すなわち、アプリケーション・ソフトウェアが、ひとつのフレームに含まれるタイムスロットの数を予め宣言して、その通りにタイムスロットを作成して、通信を行っていた。このタイムスロットの数は、固定されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような通信技術は、 ITS (高度道路情報システム)の路車間通信システムに用いられるものである。ITSにおいては、路側に設けられた路側局と、路側局の付近の道路を走行する車両に搭載された車載局との間で通信を行うものであり、個々の車載局ごとにタイムスロットを割り当てて、いわゆる路車間通信を行う。
【0007】
このときに、各フレームにおける第一番目のタイムスロットはすべて第一番目の車両の車載局に、第二番目のタイムスロットはすべて第二番目の車両の車載局に、以下第n番目のタイムスロットはすべて第n番目の車両の車載局に、というように、個々の車両に搭載された車載局に対して、各フレームのうちからひとつのタイムスロットが割り当てられる。このようにして、すべての車載局は、すべてのフレームにおいて、割り当てれられたタイムスロット分の時間だけ、路側局との間で通信を行うことができる。
【0008】
ここで、特定のフレームにおいて、路側局と通信を行うべき車載局の数は、交通の状況に応じて変動する。すなわち、特定のフレームに対応する時間内に、路側局との間で通信可能な通信可能エリアの中に、車載局を搭載した車両が何台進入するかに応じて、路側局と通信を行うべき車載局の数が変動する。これに応じて、ひとつのフレームに設けるべきタイムスロットの数も、変動する。これは、ひとつのフレームに設けられるタイムスロットの数が、当該フレームにおいて路側局との間で通信可能な車載局の数の上限を、規定するためである。
【0009】
このような問題に対して、相手局の数として考え得る最大数を想定して、その数を少なくとも下回ることのないように、ひとつのフレーム当たりのタイムスロット数を定めることが、考えられる。たとえば、上述の路車間通信システムにおいては、道路が混雑して車間距離が狭まっている場合を想定する。ないしは交通渋滞の状況を想定する。この状況で、路側局と車両との通信が可能な領域としてひとつの路側局がカバーする通信可能エリアに、最大何台の車両が進入できるか、これは平地の駐車場における収容台数のごとき単純な問題であるので、その進入可能台数をもとに相手局の最大数を推測して、それを下回ることのないように、ひとつのフレーム当たりのタイムスロット数を定めればよい。そのようにすれば、一部の車載局と通信を行えない、という問題は、少なくとも回避できる。
【0010】
反面、通信効率の面からみると、これは最良の手法とは言えない、なぜなら、ひとつのフレーム内におけるタイムスロットの割り当ては、ひとつの車載局に対してひとつのタイムスロットであり、割り当てられなかったタイムスロットは、実質的に無駄となるからである。無駄なタイムスロットの分だけ、通信を行わずに時間を消費するだけになるので、通信中に待ち時間に似た時間の無駄を生じることになる。
【0011】
このような時間の無駄を省いて通信効率を最大限に向上させることは、特に高速で走行中の車両に搭載された車載局と路側局との間で通信を行うような場合には、きわめて重要な課題である。なぜなら、このシステムにおいては、一方で通信可能な領域である通信可能エリアを狭めて複数の車両の混同を避けることが要求され、その一方では通信可能エリアを広げて冗長な通信などを可能にすることが要求されるからである。
【0012】
この背反した要求を満たすには、上述の通信効率を向上させ、ひと通りの通信を完了するまでの時間を短縮して、通信可能エリアを狭めて通信可能時間を短くしても、充分に通信を完了できるようにすることが、きわめて有効である。そのうえで通信可能エリアを狭めて、複数の車両の混同を回避できるようにすれば、上記の要求に応えられる。
このように、時分割多重通信においてタイムスロットの無駄を省き、通信効率を向上させることが、きわめて重要な課題となっている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる上記の課題を解決する目的で、本発明においては、路車間通信システムにおいて、ひとつのフレーム内におけるタイムスロットの数を可変とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、例を挙げて説明する。
図1に、本発明の実施形態を例示するシステム外観図を示す。
図において、1は道路であり、2は道路1上の適切な場所に設けられた路側局(通信機)、3は図示しない車載局(通信機)を搭載した車両である。かかる構成において、車両3は図に示すごとく道路1上を走行する。このとき、車両3が路側局2に接近した状態では、路側局2と車両3に搭載された車載局との間で、車両3が走行中であっても通信可能になっている。
【0015】
なお、路側局2を設置する適切な場所としては、道路1上で車両の通過を管理する目的に合致する場所となる。たとえば、従来の高速道路において有人の料金所が設置されているような場所である。
【0016】
図2に、上述の路側局2と車載局との間で行われる通信に用いられるプロトコルを示す。
図に示すFCMからENDまでの一連の列は、通信に用いられる所定の長さの信号群を示す。この信号群全体をフレームと呼ぶ。このフレームは、図に四角の枠で区切られたFCM、MDS、ないしENDまでの個々の信号列を連続的に伝送することにより構成される。この個々の信号列を、それぞれタイムスロット、もしくは単にスロットと呼ぶ。ここでは、以下タイムスロットを単にスロットと略称する。
【0017】
この列においては左方が早い時刻を、右方が遅い時刻を、それぞれ示す。従って、信号はまずFCMから始まって、次に、MDS、1、2、と順番に伝送され、最後にENDが伝送されて、1フレーム分の伝送を終了する。ここで、FCMのスロットには、当該フレームにおけるスロットの数とスロットの用途とを示す特別な信号が格納され、このFCMのスロットは、必ず当該フレームの最初に伝送される。
【0018】
ここで、路側局2と車載局との間で伝送される情報は、中間の1ないし8に載せられる。すなわち、図においてUPLINKとして示された1ないし4は車両から路側局2への送信に、図においてDOWNLINKとして示された5ないし8は路側局2から車両への送信に、それぞれ割り当てられる。
【0019】
図3は、上記プロトコルに基づいて実際に通信を行う状態を模式的に示す図である。
実際の通信は、まず車載局が路側局2に対して通信要求を送信し、この通信要求を受信した路側局2が、折り返し車載局に対して信号を送信する、という形態で行われる。
【0020】
まず、車載局が通信要求を送信する。この通信要求はUPLINKに載せて行われるが、車載局自体は、どのスロットが空き、すなわち通信に利用できるかを認識してはいない。そこで、車載局は疑似乱数発生機能を備えており、通信要求に先立ってこの機能を用いて疑似乱数を発生して、発生した乱数に基づいて任意にスロットを選択して、選択したスロットに載せて通信要求を送信する。この結果通信要求が正常に受信されて路側局2から信号が送信されれば、車載局はそのまま通信を続行するが、路側局からの信号がなければ、車載局は通信要求が正常に路側局2に到達しなかった可能性ありとして、再び任意にスロットを選択して通信要求を再送する。
【0021】
このため、たとえば複数の車載局が同時に、すなわち同一のスロットを選択して通信要求を送信した場合には、この通信要求は路側局2においては正しく認識されない。このとき、それぞれの車載局は改めて乱数を発生して任意にスロットを選択し直す。この際には、再度複数の車両が同じスロットを選択することは現実的にはないため、同じ現象を繰り返すことはない。
こののち、通信要求を受信した路側局2において、受信した通信要求を解析して、これに応答する信号を、車載局ごとに生成する。
【0022】
次いで、車載局ごとに生成された信号をDOWNLINKのスロットに割り当て、割り当てられたスロットごとに車載局に向けて送信する。このようにして、一連のフレームの通信を完了する。
【0023】
図4に、通信の前後に行われるべきタイムスロット割り当てならびに消去のフローチャートを示す。
図4において、まずステップ1において車両からの通信要求の有無を調べる。通信要求がない場合には、新しく通信要求を受け取る場合に備えて、ステップ1の動作を繰り返す。通信要求があった場合には、ステップ2においてスロット数を加算する。
【0024】
スロット数の加算の概念を、図5に示す。図5において、上はステップ2における処理以前のフレーム構成、下はステップ2における処理以降のフレーム構成である。図において、DOWNLINKにおいてスロットの数を1だけ加算して、TS7が追加されている。
【0025】
次にステップ3において、スロット数が最大に達したか否かを判定する。最大数に達した場合には、それ以上スロット数を増加させることはできないので、次に述べるステップ4での判定を省略して、さらなる通信要求の受け入れを打ち切って、ステップ6に移行する。
【0026】
最大数に達していない場合には、次のステップ4において、所定時間を経過したか否かを判定する。所定時間を経過していない場合には、さらに別の車両からの通信要求を受け入れることが可能であるので、再びステップ1に戻る。所定時間を経過した場合には、既に通信要求のあった車両との通信を開始しなければならないため、通信要求を受け入れる余裕の有無にかかわらず、さらなる通信要求の受け入れを打ち切って、ステップ6に移行する。
【0027】
次にステップ6において、通信要求にタイムスロットを割り当てる。このとき、スロットの割り当て方には種々考えられるが、たとえば通信要求の早い順にスロットを割り当てるようにしてもよい。すなわち、最初に受信した通信要求にスロット1を、次に受信した通信要求にスロット2を、というように順次スロットを割り当てるようにしてもよい。
【0028】
さらにステップ7において、FCM用の割り当てデータを生成する。このFCM用の割り当てデータには、1フレームにいくつのスロットを含んでいるか、また個々のスロットがどの通信要求に、すなわちどの車載局に割り当てられているか、という情報を含んでいる。路側局2からの信号を受信した車載局では、この割り当てデータを読み取って、自車両のためにどのスロットのデータが必要であるかを判断できる。その結果、他車両のためのデータであると判断されたスロットについては、車載局側では無視しても構わない。
【0029】
また、この割り当てデータは、ステップ2においてスロット数を加算した結果を反映している。すなわち、ステップ2の処理においてスロット数が変更されている場合には、その変更されたスロット数を示している。
【0030】
次にステップ8において、実際の通信を行う。ここでの通信は路側局2から車載局への一方向通信であり、ステップ2において加算、もしくはステップ2の処理を省略して加算されなかった数のスロットに対して、それぞれ個別の車載局を割り当ててあり、この割り当てに基づいて路側局2と個々の車載局との間で実際の通信を行う。
【0031】
その後、ステップ9において、特定の車載局との間で通信がすべて完了したか否かを、判断する。完了していれば、次のフレームでは当該車載局との間で通信を行う必要はなく、当該車載局に向けて信号を送信することもないので、ステップ10においてスロット数を1だけ減算する。完了していない場合には、ステップ10を省略することとして、スロット数の減算を行わない。
【0032】
スロット数の減算の概念を、図6に示す。図6において、上はステップ10における処理以前のフレーム構成、下はステップ10における処理以降のフレーム構成である。図において、DOWNLINKにおいてスロットの数を1だけ減算して、スロット7が削除されている。
【0033】
次に、ステップ11において、ステップ9の判断を、現在スロットを割り当てられたすべての車載局に対して行ったか否かを、判断する。まだ判断していない車載局が残っている場合には、判断していない車載局について、ステップ9以降の処理を同様に行う。すべての車載局について判断を終えた場合には、一連の処理を終了する。
【0034】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明においては、車載局からの通信要求に応じてスロットの数を可変としたので、フレームの数が車載局からの通信要求の数に応じて適宜増減することになり、その結果としてスロットを有効に利用することができ、フレームの時間長さを可能な限り短縮することができる。このために、時間的に効率の良い通信を行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な路車間通信システムの概要を示す外観図である。
【図2】時分割多重通信のプロトコルの概念を示す説明図である。
【図3】通信状態を示す説明図である。
【図4】通信処理の手順を示す説明図である。
【図5】スロット数の加算の概念を示す説明図である。
【図6】スロット数の減算の概念を示す説明図である。
【符号の説明】
1 道路
2 路側局[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a time division multiplex communication system, that is, a communication system in which communication time is divided into short unit times called time slots and each unit time is used for communication with a different partner station.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when one station communicates with multiple other stations using the time division multiplex communication method, a method of setting a time unit called a time slot and assigning this time slot to each other station is used. It has been. That is, when the time corresponding to one time slot is used only for communication with one of a plurality of counterpart stations, the time passes and the time corresponding to the next time slot is reached. This is a method in which the next time slot is used only for communication with another assigned other station. In this way, a method is used in which communication is performed with another partner station each time the time slot changes.
[0003]
Here, a predetermined number of time slots are grouped together by providing a plurality of time slots in a large unit time called a frame. The destination partner station is uniquely determined by the time slot order in this frame. That is, in a certain frame, the partner station to which the first time slot is assigned is the first partner station, and the partner station to which the second time slot is assigned is the second partner station. If the partner station to which the time slot is assigned is the nth partner station, even in another frame, the first time slot is the first partner station, and the second time slot is the second partner station. In the following, the nth time slot is sequentially assigned to the nth partner station. This relationship is common in all frames.
[0004]
For the time corresponding to this time slot, communication is performed with the partner station to which the time slot is assigned, and if the time passes and the time corresponding to another time slot is reached, the other party that has been communicating until then The communication with the station is terminated, and the communication with another partner station assigned with the other time slot is started.
In this way, communication with different partner stations is performed one after another, and this operation is periodically repeated for each frame, so that communication with a plurality of partner stations is performed in parallel. is there.
[0005]
At this time, the number of time slots in the frame depends on communication control application software. That is, the application software declares the number of time slots included in one frame in advance, and creates and communicates the time slots accordingly. The number of time slots was fixed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Such a communication technique is used for an ITS (Intelligent Road Information System) road-to-vehicle communication system. In ITS, communication is performed between a roadside station provided on the roadside and an in-vehicle station mounted on a vehicle traveling on a road near the roadside station, and a time slot is assigned to each in-vehicle station. So-called road-to-vehicle communication.
[0007]
At this time, all the first time slots in each frame are in the in-vehicle station of the first vehicle, all the second time slots are in the in-vehicle station of the second vehicle, and the nth time slot hereinafter. Are all assigned to the in-vehicle station of the nth vehicle, and one time slot is assigned to each in-vehicle station mounted on each vehicle. In this way, all in-vehicle stations can communicate with the roadside station in all frames for the time corresponding to the assigned time slot.
[0008]
Here, in a specific frame, the number of in-vehicle stations that should communicate with the roadside station varies depending on traffic conditions. In other words, within the time corresponding to a specific frame, communication is performed with the roadside station according to how many vehicles equipped with the in-vehicle station enter the communicable area that can communicate with the roadside station. The number of in-vehicle stations that should be changed. In response to this, the number of time slots to be provided in one frame also varies. This is because the number of time slots provided in one frame defines the upper limit of the number of in-vehicle stations that can communicate with the roadside station in the frame.
[0009]
For such a problem, it is conceivable to assume the maximum possible number of counterpart stations and to determine the number of time slots per frame so as not to fall below that number at least. For example, in the road-to-vehicle communication system described above, it is assumed that the road is congested and the distance between vehicles is narrow. Or assume a traffic jam. In this situation, the maximum number of vehicles that can enter the communicable area covered by a single roadside station as an area where the roadside station and the vehicle can communicate is as simple as the number of vehicles accommodated in a flat parking lot. Therefore, the maximum number of partner stations can be estimated based on the number of vehicles that can enter, and the number of time slots per frame can be determined so as not to fall below that. By doing so, at least the problem that communication with some in-vehicle stations cannot be performed can be avoided.
[0010]
On the other hand, from the viewpoint of communication efficiency, this is not the best method because the time slot allocation in one frame is one time slot for one in-vehicle station and cannot be assigned. This is because the time slot is substantially wasted. Since time is consumed without performing communication for the useless time slot, time similar to waiting time is wasted during communication.
[0011]
The improvement of communication efficiency to the maximum by eliminating such time waste is extremely important especially when communication is performed between an in-vehicle station and a roadside station mounted on a vehicle traveling at a high speed. This is an important issue. Because in this system, on the other hand, it is required to narrow the communicable area, which is a communicable area, to avoid confusion of multiple vehicles, and on the other hand, widen the communicable area and enable redundant communication etc. Because it is required.
[0012]
In order to satisfy this contradictory requirement, even if the communication efficiency is improved, the time required to complete the entire communication is shortened, and the communicable area is shortened and the communicable time is shortened, sufficient communication is achieved. It is extremely useful to be able to complete In addition, if the communicable area is narrowed so that the confusion of a plurality of vehicles can be avoided, the above request can be met.
As described above, in time division multiplex communication, it is an extremely important issue to eliminate waste of time slots and improve communication efficiency.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, in the present invention, in the road-to-vehicle communication system, the number of time slots in one frame is variable.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described by way of examples.
FIG. 1 shows a system external view illustrating an embodiment of the present invention.
In the figure, 1 is a road, 2 is a roadside station (communication device) provided at an appropriate location on the
[0015]
An appropriate place for installing the
[0016]
FIG. 2 shows a protocol used for communication performed between the
A series of columns from FCM to END shown in the figure indicates a signal group having a predetermined length used for communication. This entire signal group is called a frame. This frame is configured by continuously transmitting individual signal sequences from FCM, MDS, or END, which are divided by a square frame in the figure. Each individual signal sequence is called a time slot or simply a slot. Hereinafter, the time slot is simply referred to as a slot.
[0017]
In this column, the left shows an earlier time and the right shows a later time. Therefore, the signal is first transmitted from the FCM, then transmitted in order of MDS, 1, 2, and finally END is transmitted, and transmission for one frame is completed. Here, in the slot of the FCM, a special signal indicating the number of slots in the frame and the usage of the slot is stored, and the slot of the FCM is always transmitted at the beginning of the frame.
[0018]
Here, the information transmitted between the
[0019]
FIG. 3 is a diagram schematically illustrating a state in which actual communication is performed based on the protocol.
The actual communication is performed in such a form that the in-vehicle station first transmits a communication request to the
[0020]
First, the in-vehicle station transmits a communication request. This communication request is made on the UPLINK, but the in-vehicle station itself does not recognize which slot is empty, that is, available for communication. Therefore, the in-vehicle station has a pseudo-random number generation function, generates a pseudo-random number using this function prior to a communication request, arbitrarily selects a slot based on the generated random number, and places it in the selected slot. To send a communication request. As a result, if the communication request is normally received and a signal is transmitted from the
[0021]
For this reason, for example, when a plurality of in-vehicle stations simultaneously transmit a communication request by selecting the same slot, this communication request is not correctly recognized by the
After that, the
[0022]
Next, a signal generated for each in-vehicle station is assigned to a DOWNLINK slot, and transmitted to the in-vehicle station for each assigned slot. In this way, a series of frame communication is completed.
[0023]
FIG. 4 shows a flowchart of time slot assignment and deletion to be performed before and after communication.
In FIG. 4, first, at step 1, the presence or absence of a communication request from the vehicle is examined. If there is no communication request, the operation of step 1 is repeated in preparation for receiving a new communication request. If there is a communication request, the number of slots is added in
[0024]
The concept of adding the number of slots is shown in FIG. In FIG. 5, the upper is the frame configuration before the processing in
[0025]
Next, in
[0026]
If the maximum number has not been reached, it is determined in
[0027]
Next, in step 6, a time slot is assigned to the communication request. At this time, there are various ways of assigning slots. For example, slots may be assigned in the order of early communication requests. That is, slot 1 may be assigned sequentially to the first received communication request,
[0028]
Further, in step 7, FCM allocation data is generated. The allocation data for FCM includes information indicating how many slots are included in one frame and to which communication request each slot is allocated, that is, to which in-vehicle station. The in-vehicle station that has received the signal from the
[0029]
The allocation data reflects the result of adding the number of slots in
[0030]
Next, in step 8, actual communication is performed. The communication here is a one-way communication from the
[0031]
Thereafter, in step 9, it is determined whether or not all communication with a specific in-vehicle station has been completed. If completed, it is not necessary to communicate with the in-vehicle station in the next frame, and no signal is transmitted to the in-vehicle station. Therefore, in step 10, the number of slots is decremented by one. If not completed, step 10 is omitted, and the number of slots is not subtracted.
[0032]
The concept of subtracting the number of slots is shown in FIG. In FIG. 6, the upper is the frame configuration before the processing in step 10, and the lower is the frame configuration after the processing in step 10. In the figure, slot 7 is deleted by subtracting 1 from the number of slots in DOWNLINK.
[0033]
Next, in step 11, it is determined whether or not the determination in step 9 has been made for all in-vehicle stations to which the current slot is assigned. If there are still in-vehicle stations that have not been determined, the processes after step 9 are similarly performed for the in-vehicle stations that have not been determined. When the determination is finished for all the in-vehicle stations, the series of processes is terminated.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, since the number of slots is made variable according to the communication request from the in-vehicle station, the number of frames is appropriately increased or decreased according to the number of communication requests from the in-vehicle station. As a result, the slot can be used effectively, and the time length of the frame can be shortened as much as possible. For this reason, time-efficient communication can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view showing an outline of a road-vehicle communication system to which the present invention is applicable.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a concept of a protocol for time division multiplex communication.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a communication state.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a procedure of communication processing.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a concept of addition of the number of slots.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing the concept of subtraction of the number of slots.
[Explanation of symbols]
1
Claims (4)
前記大単位時間に含まれる前記小単位時間の所定数を、
相手局との通信に先立って相手局から受け取った通信要求に応じて
可変とすることを特徴とする、時分割多重通信方法。A time division multiplex communication method in which one specific station communicates with a plurality of partner stations, and includes a set of start signal transmission time and end signal transmission time, and the start signal transmission time and end signal transmission time. has a large unit time including small unit time a predetermined number between, assign a small unit of time according to a predetermined order for each individual large unit time to each remote station, a small unit of time allocated In a communication method for performing communication with a partner station to which the unit time is assigned,
A predetermined number of the small unit times included in the large unit time,
A time division multiplex communication method, characterized in that it is variable in response to a communication request received from a partner station prior to communication with the partner station .
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