JP4161501B2 - Segment positioning device - Google Patents
Segment positioning device Download PDFInfo
- Publication number
- JP4161501B2 JP4161501B2 JP37474299A JP37474299A JP4161501B2 JP 4161501 B2 JP4161501 B2 JP 4161501B2 JP 37474299 A JP37474299 A JP 37474299A JP 37474299 A JP37474299 A JP 37474299A JP 4161501 B2 JP4161501 B2 JP 4161501B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- manipulator
- axis parallel
- rotating body
- gripping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールド掘削機におけるセグメント位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3〜図6は従来のセグメント位置決め装置を備えたシールド掘削機の一例を示しており、図3はシールド掘削機の側面断面図、図4は従来のセグメント位置決め装置の側面断面図、図5は図4の正面図、図6は6軸パラレルマニピュレータの概念図である。
【0003】
図3において、Sはトンネルを覆工する既設セグメント、1はシールド掘削機のカッタフェース、4はシールド掘削機本体、5はシールド掘削機の後胴であり、該後胴5は掘削円周面の土砂の崩壊を防ぐ役目を有している。
【0004】
シールド掘削機本体4にはスラスト軸受6を介してカッタフェース1が軸方向に支持され、カッタフェース1とシールド掘削機本体4との間には外軸受7及び内軸受8が円周方向に配設されている。カッタフェース1の回転中心軸2は中心軸受9を介してシールド掘削機本体4に支持されている。
【0005】
カッタフェース1にはリングギヤ10が設けられ、リングギヤ10にはピニオン11が噛み合っている。シールド掘削機本体4にはピニオン11に接続されたモータ12が設けられており、モータ12の駆動により、ピニオン11及びリングギヤ10を介してカッタフェース1が該カッタフェース1の回転中心軸2を中心に回転する。
【0006】
シールド掘削機本体4の後部内面にはシールドジャッキ13が円周方向に沿って複数設けられ、シールドジャッキ13が伸張することにより既設セグメントSの前部側面を押し付けながらシールド掘削機本体4を前進させる。
【0007】
前記カッタフェース1後面の空間部3の下部には電動機26で駆動されるスクリューコンベア25の導入口が開口している。該スクリューコンベア25は右上がりに配置され、搬送方向下流端の排出口は排泥管18の上部に開口している。排泥管18はA矢印方向に排泥する。
【0008】
図4において、シールド掘削機本体4の後胴5には、環状のエレクタ支持板31が鉛直に取り付けられ、エレクタ支持板31には複数個のローラ16が後胴5の中心軸に対して円周上に配設され、該ローラ16によって環状の回転体17が回動自在に支持されている。
【0009】
回転体17は、鉛直面17aと、後胴5の中心軸と平行にフランジ状に延びる外周面17bとを備えていて、外周面17bが前記ローラ16によって支持されており、更に、外周面17bの内周側にはリングギヤ17cが刻設されており、また、回転体17の鉛直面17aの内部には前記スクリューコンベア25等を配置するための貫通口17dが設けられている。
【0010】
エレクタ支持板31にはモータ14が固定されており、該モータ14によって回転するピニオン15が、前記回転体17のリングギヤ17cに噛み合っており、前記モータ14の駆動により回転体17が、シールド掘削機本体4の軸心を中心に旋回されるようになっている。
【0011】
回転体17の後方には、結合部材20を介して門型部材19が取り付けられている。回転体17の回転により門型部材19はトンネルの内周面に沿う方向に回転される。即ち、モータ14、ピニオン15、リングギヤ17c、ローラ16及び回転体17によって門型部材19の回転方向作動機構が構成されている。
【0012】
前記結合部材20の後方にはガイド部材29が設けられており、前後ジャッキ28の作動で門型部材19がガイド部材29に沿ってトンネル軸方向(図4において左右方向)に前後動する。更に門型部材19は上下ジャッキ27の作動でトンネル半径方向(図3において上下方向)に上下動する。つまり、上下ジャッキ27及び前後ジャッキ28により、夫々門型部材19の半径方向動作機構及び前後方向動作機構が構成されている。
【0013】
図4、図5において、門型部材19は前記スクリューコンベア25に干渉することなく上下、前後動及び旋回することが可能となるように門型に構成されている。
【0014】
門型部材19の下部は保持板30を構成しており、該保持板30の下面には、シールド掘削機本体4の軸心と平行な揺動板38が、6軸パラレルマニピュレータ32を介して支持されている。該揺動板38の下面には把持装置22が設けられ、把持装置22によってセグメントS0が把持されるようになっている。
【0015】
6軸パラレルマニピュレータ32を図6により説明する。図6は6軸パラレルマニピュレータ32の機構概念図を示している。
【0016】
6軸パラレルマニピュレータ32は、6本のシリンダ33(33a〜33f)から成り、シリンダ33a,33b、シリンダ33c,33d、シリンダ33e,33f同士が一体となって継手36により揺動板38に支持されている。シリンダ33のロッド34(34a〜34f)は、シリンダ33f,33aのロッド34f,34a、シリンダ33b,33cのロッド34b,34c、シリンダ33d,33eのロッド34d,34e同士が一体となって継手37により保持板30に支持されている。これによりシリンダ33a〜33fは側面から見た際に鋸刃状のジグザク配置となっている。各シリンダ33a〜33fには制御弁35(図4)が設けられ、図示しない油圧源から油圧をシリンダの内部に個別に給排することで、ロッド34a〜34fが個別に伸縮される。
【0017】
6本のシリンダ33a〜33fのストローク制御を行うことにより、揺動板38にX、Y、Z、α、β、γの6方向(周方向、前後方向、径方向、ピッチング、ローリング、ヨーイング)の動きを発生させることができる。
【0018】
次に作用を説明する。前述したシールド掘削機では、シールド掘削機本体4のシールドジャッキ13を伸張させ、既設セグメントSの前部側面を押し付けながらシールド掘削機本体4を前進させる。一方、モータ12の駆動によりカッタフェース1を回転させる。これにより、シールド掘削機本体4は前方の土砂を切削しながら前進する。切削された土砂は、カッタフェース1後面の空間部3の下部に集められる。カッタフェース1後面の空間部3に集められた土砂は、スクリューコンベア25及び排泥管18によりシールド掘削機本体4の右側後方に搬送されて外部に排出される。
【0019】
次に、複数のシールドジャッキ13のいずれか一つを縮み方向に作動して既設セグメントSとの間に空間を形成する。把持装置22にてセグメントS0を把持し、回転方向作動機構のモータ14、半径方向作動機構の上下ジャッキ27、前後方向作動機構の前後ジャッキ28を夫々作動させて門型部材19を移動させ、把持セグメントS0を前記空間の位置に荒位置決めする。次に、6軸パラレルマニピュレータ32の6本のシリンダ33a〜33fの動作を組み合わせることにより、揺動板38に周方向X、前後方向Y、径方向Z、ピッチングα、ローリングβ、ヨーイングγの動きを発生させ、既設セグメントSに対し把持セグメントS0の合わせ面及び内外面を合致させる微調整を行う。
【0020】
この時、既設セグメントSに対して把持セグメントS0を押し付けることにより、セグメント相互間に備えられている図示しないシールパッキンを押し潰すように変形させて密着した状態に保持させる。
【0021】
この状態で、図3に示すように、既設セグメントSと把持セグメントS0のボルト孔(図示省略)にピース間ボルト23及びリング間ボルト24を挿入し、ナットによって締め付けることにより、既設セグメントSに把持セグメントS0を結合する。この作業の繰り返しにより所定長さのトンネルを覆工する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述したシールド掘削機では、回転するセグメント位置決め装置の内部を通してスクリューコンベア25等の機器を設置する際に、セグメント位置決め装置が機器と干渉し、このために保持板30と揺動板38との間に十分な可動範囲をもつ6軸パラレルマニピュレータ32を収容することが困難な場合がある。特に中小口径のシールド掘削機では干渉の問題が厳しくなる場合がある。
【0023】
このために、図3〜図6に示した従来技術では、回転方向作動機構の他に、半径方向作動機構、前後方向作動機構を特別に設けて、把持セグメントS0の大きなストロークでの荒調整を行い、6軸パラレルマニピュレータ32では微調整のみを行うようにしており、構造が非常に複雑化し、把持セグメントS0の位置決め操作も面倒になるという問題を有していた。
【0024】
本発明は、上記従来の問題点を解決するべくなしたもので、簡単な構成でセグメントの荒位置決めから微調整までを容易に行うことができ、しかも把持セグメントを既設セグメントに密着させる操作を小型の構成にて容易に行えるようにしたセグメント位置決め装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シールド掘削機にて掘削したトンネルの内面に、セグメントを把持して回転、位置決めを行い既設セグメントに連結することによりトンネルを覆工するシールド掘削機のセグメント位置決め装置であって、シールド掘削機本体の後部に設けられる回転体の後部に、周方向の一部外側にセグメントの把持装置が備えられた揺動板を所要の間隔を有して配置し、回転体と揺動板との間を、回転体の周方向に配置した6軸パラレルマニピュレータにより連結して揺動板を6自由度で移動できるようにし、且つ回転体における揺動板の把持装置に対応した位置に、シールド掘削機本体の軸方向に延びて揺動板の押し引きを行う圧着マニピュレータを備えたことを特徴とするセグメント位置決め装置、に係るものである。
【0026】
上記手段において、回転体及び揺動板における6軸パラレルマニピュレータ及び圧着マニピュレータが配置された内側位置に、貫通口を備えてもよい。
【0027】
本発明によれば、揺動板を回転体に対向配置し6軸パラレルマニピュレータで支持させるようにしたので、可動範囲の大きい直動シリンダを使用することができ、6本のシリンダのストロークの制御を行うことにより、揺動板の把持装置に支持した把持セグメントを、周方向、前後方向、径方向、ピッチング、ローリング、ヨーイングの6自由度に所要のストロークで移動させて把持セグメントを位置決めすることができる。従って、従来技術における半径方向動作機構及び前後動作機構を不要にできるばかりでなく、従来技術における6軸パラレルマニピュレータによる微調整の機能を兼ね備えることができるので、従来技術に比して、構成の大幅な簡略化と操作性の向上が達成できる。
【0028】
更に、回転体における揺動板の把持装置に対応する位置に、シールド掘削機本体の軸方向に延びて揺動板の押し引きを行う圧着マニピュレータを備えたので、把持セグメントを既設セグメントに押し付けて密着させる力を小型(小径)のシリンダで得ることができる。このように、6軸パラレルマニピュレータのみによってセグメントの密着力を得る方式に比して、1本の圧着マニピュレータで大きな密着力を得ることができ、よって6軸パラレルマニピュレータはセグメントの位置決めができる容量を備えていればよいので、6軸パラレルマニピュレータを小型(小径)なものとすることができる。
【0029】
また、回転体と揺動板における6軸パラレルマニピュレータ及び圧着マニピュレータが配置された内側位置に、貫通口を形成しているので、スクリューコンベア等の配置が容易になる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0031】
図1は本発明の一例に係るセグメント位置決め装置の側面断面図、図2は図1のセグメント位置決め装置の斜視図である。なお従来技術において説明した部分と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0032】
図1、図2に示すように、シールド掘削機に回転可能に備えられている回転体17に対し、所要の間隔を有して対向するように鉛直方向の揺動板39を配置し、該揺動板39を、回転体17の周方向に配置した6軸パラレルマニピュレータ40によって支持する。揺動板39の周方向一部の外側には、把持装置47が備えられた保持板46が固定されている。
【0033】
6軸パラレルマニピュレータ40のシリンダ41、ロッド42は、図6に示した6軸パラレルマニピュレータ32のシリンダ33、ロッド34と、配置される方向及び伸縮ストロークが異なるのみで同じ作用を有するものであり、各シリンダ41は、制御弁45による油圧の給排によって、シリンダ41内を摺動するピストンに固着したロッド42を作動させる図示しない伸び側、縮み側の圧油室を備えた複動型のアクチュエータを構成している。
【0034】
各シリンダ41は、図6のシリンダ33と同様に、側面から見た際に鋸刃状のジグザク配置となるように、継手43,44によって回転体17と揺動板39における外周位置に接続されている。この時、各シリンダ41は、揺動板39が回転体17に対していかなる位置、姿勢をとっても3つ以上が同時に平行にならないように傾斜配置している。
【0035】
回転体17における揺動板39の把持装置47に対応した位置には、シールド掘削機本体4の軸方向に延びて揺動板39の押し引きを行うようにした圧着マニピュレータ48を備えている。圧着マニピュレータ48は、シリンダ49の基端が継手50により回転体17に接続され、ロッド51端が継手52により揺動板39に接続されている。
【0036】
回転体17及び揺動板39における6軸パラレルマニピュレータ40、及び圧着マニピュレータ48が配置された内側中央位置には、回転体17の貫通口17dに対応するように貫通口53が形成されていて、スクリューコンベア25等を収容できるようになっている。
【0037】
次に本発明の作用を図1、図2を用いて説明する。
【0038】
図1、図2において、モータ14を駆動してピニオン15を回転すると、リングギヤ17cを介してローラ16に支持された回転体17が回転し、回転体17に6軸パラレルマニピュレータ40を介して支持された揺動板39が回転する。これにより、揺動板39に固定された保持板46の把持装置47に支持された把持セグメントS0は、所要の位置に回転して周方向の位置決めをすることができる。
【0039】
更に、図示しない油圧源の圧油を6本のシリンダ41の制御弁45により夫々適宜図示しない延び側、縮み側の圧油室に給排して、6軸パラレルマニピュレータ40の6本のシリンダ41による大きな可動範囲で揺動板39をストロークさせて、把持セグメントS0の前後方向、径方向の位置を任意に位置決めすることができる。
【0040】
上記6軸パラレルマニピュレータ40は、微調制御も可能であり、揺動板39を介して把持セグメントS0に、図6と同様のX、Y、Z、α、β、γの6方向の動きを確実に発生させて、既設のセグメントSに対し把持セグメントS0の合わせ面及び内外面を正確に位置合わせ(姿勢調整)することができる。
【0041】
上記したように、回転体17に対向するように設けた揺動板39を支持する6軸パラレルマニピュレータ40の各シリンダ41は、伸縮ストロークを大きくしてもスクリューコンベア25等に干渉する恐れもなく、揺動板39の十分な移動量を確保することができ、よって従来技術における半径方向動作機構、前後動作機構を備えた構成に比して、構成の大幅な簡略化と操作性の向上とを図ることができる。
【0042】
一方、把持セグメントS0を位置決めする際には、既設セグメントSに対して把持セグメントS0を押し付けることにより、セグメント相互間に備えられている図示しないシールパッキンを押し潰して密着力を保持する必要がある。
【0043】
この時、回転体17における揺動板39の把持装置47に対応する位置に、シールド掘削機本体4の軸方向に延びて揺動板39の押し引きを行うようにした圧着マニピュレータ48を備えているので、把持セグメントS0を既設セグメントSに押し付けて所要の密着力を得る作用を、小型(小径)のシリンダ49で得ることができる。この把持セグメントS0を既設セグメントSに密着させる作動は、6軸パラレルマニピュレータ40は把持セグメントS0の位置を保持するのみの推力を保持させた状態として、圧着マニピュレータ48を伸長させることによって行う。
【0044】
従って、上記によれば、6軸パラレルマニピュレータ40のみによって把持セグメントS0の密着力を得る方式に比して、1本の圧着マニピュレータ48で大きな密着力を得ることができ、6軸パラレルマニピュレータ40は把持セグメントS0の位置決めができる容量を備えていればよいので、6軸パラレルマニピュレータを小型(小径)なものとすることができる。
【0045】
また、回転体17と揺動板39における6軸パラレルマニピュレータ40及び圧着マニピュレータ48が配置された内側位置に、貫通口17d,53を形成しているので、スクリューコンベア25等の配置は容易である。
【0046】
なお、本発明の実施の形態例においては、6軸パラレルマニピュレータを同一諸元のシリンダを用いて説明したが、用途によっては諸元の異なるアクチュエータを組み合わせて構成することも可能であること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えること、等は勿論である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、揺動板を回転体に対向配置し6軸パラレルマニピュレータで支持させるようにしたので、可動範囲の大きい直動シリンダを使用することができ、6本のシリンダのストロークの制御を行うことにより、揺動板の把持装置に支持した把持セグメントを、周方向、前後方向、径方向、ピッチング、ローリング、ヨーイングの6自由度に所要のストロークで移動させて把持セグメントを位置決めすることができる。従って、従来技術における半径方向動作機構及び前後動作機構を不要にできるばかりでなく、従来技術における6軸パラレルマニピュレータによる微調整の機能を兼ね備えることができるので、従来技術に比して、構成の大幅な簡略化と操作性の向上が達成できる効果がある。
【0048】
更に、回転体における揺動板の把持装置に対応する位置に、シールド掘削機の軸方向に延びて揺動板の押し引きを行う圧着マニピュレータを備えたので、把持セグメントを既設セグメントに押し付けて密着させる力を小型(小径)のシリンダで得ることができる。従って、6軸パラレルマニピュレータにて把持セグメントの密着力を得る方式に比して、1本の圧着マニピュレータで大きな密着力を得ることができ、よって6軸パラレルマニピュレータはセグメントの位置決めができる容量を備えていればよいので、6軸パラレルマニピュレータを小型(小径)なものとすることができる効果がある。
【0049】
また、回転体と揺動板における6軸パラレルマニピュレータ及び圧着マニピュレータが配置された内側位置に、貫通口を形成しているので、スクリューコンベア等の配置が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の掘削機のセグメント位置決め装置の側面断面図である。
【図2】図1のセグメント位置決め装置の斜視図である。
【図3】シールド掘削機の側面断面図である。
【図4】従来のセグメント位置決め装置の側面断面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の6軸パラレルマニピュレータの概念図である。
【符号の説明】
4 シールド掘削機本体
17 回転体
17d 貫通口
39 揺動板
40 6軸パラレルマニピュレータ
47 把持装置
48 圧着マニピュレータ
53 貫通口
S 既設セグメント
S0 セグメント(把持セグメント)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a segment positioning device in a shield excavator.
[0002]
[Prior art]
3 to 6 show an example of a shield excavator provided with a conventional segment positioning device, FIG. 3 is a side sectional view of the shield excavator, FIG. 4 is a side sectional view of the conventional segment positioning device, and FIG. Is a front view of FIG. 4, and FIG. 6 is a conceptual diagram of a 6-axis parallel manipulator.
[0003]
In FIG. 3, S is an existing segment covering the tunnel, 1 is a cutter face of a shield excavator, 4 is a shield excavator body, 5 is a rear trunk of the shield excavator, and the
[0004]
The cutter excavator body 4 supports a
[0005]
A
[0006]
A plurality of
[0007]
An inlet of a
[0008]
In FIG. 4, an annular
[0009]
The rotating
[0010]
A
[0011]
A gate-
[0012]
A
[0013]
4 and 5, the gate-
[0014]
A lower part of the gate-
[0015]
The 6-axis
[0016]
The six-axis
[0017]
By controlling the strokes of the six
[0018]
Next, the operation will be described. In the shield excavator described above, the
[0019]
Next, any one of the plurality of shield jacks 13 is operated in the shrinking direction to form a space between the existing segment S. The
[0020]
At this time, by pressing the gripping segment S 0 with respect to the existing segment S, deformed so as to crush the seal packing (not shown) are provided between the segments each other is held in close contact with.
[0021]
In this state, as shown in FIG. 3, the
[0022]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the shield excavator described above, when installing a device such as the
[0023]
For this purpose, in the prior art shown in FIG. 3 to FIG. 6, in addition to the rotation direction operation mechanism, a radial direction operation mechanism and a front / rear direction operation mechanism are specially provided to roughly adjust the gripping segment S 0 with a large stroke. was carried out, and to perform only the six-axis parallel the
[0024]
The present invention has been made to solve the above-mentioned conventional problems, and can easily perform from rough positioning to fine adjustment of a segment with a simple configuration, and further, the operation for bringing the gripping segment into close contact with the existing segment is small. It is an object of the present invention to provide a segment positioning device that can be easily configured.
[0025]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a segment positioning apparatus for a shield excavator that covers a tunnel by gripping and rotating and positioning the segment on the inner surface of a tunnel excavated by a shield excavator and connecting the segment to an existing segment. An oscillating plate provided with a segment gripping device at a part of the outer side in the circumferential direction is disposed at a rear portion of the rotating body provided at the rear portion of the excavator body with a predetermined interval. Are connected by a six-axis parallel manipulator arranged in the circumferential direction of the rotating body so that the rocking plate can be moved in six degrees of freedom, and the shield is positioned at a position corresponding to the rocking plate gripping device in the rotating body. The present invention relates to a segment positioning device including a crimping manipulator that extends in the axial direction of an excavator body and pushes and pulls a swing plate.
[0026]
In the above means, a through hole may be provided at an inner position where the 6-axis parallel manipulator and the crimping manipulator in the rotating body and the swing plate are arranged.
[0027]
According to the present invention, since the swing plate is disposed opposite to the rotating body and supported by the six-axis parallel manipulator, a linear cylinder having a large movable range can be used, and the stroke control of the six cylinders can be performed. To position the gripping segment by moving the gripping segment supported by the gripping device of the oscillating plate with a required stroke in six degrees of freedom in the circumferential direction, the front-rear direction, the radial direction, pitching, rolling and yawing. Can do. Therefore, not only can the radial motion mechanism and the front-rear motion mechanism in the prior art be made unnecessary, but also a fine adjustment function by the 6-axis parallel manipulator in the prior art can be provided, so that the configuration is greatly increased compared to the prior art. Simplification and improved operability can be achieved.
[0028]
In addition, a crimping manipulator that extends in the axial direction of the shield excavator main body and pushes and pulls the swinging plate is provided at a position corresponding to the swinging plate gripping device in the rotating body, so that the gripping segment is pressed against the existing segment. The close contact force can be obtained with a small (small diameter) cylinder. Thus, compared to a method in which the adhesion force of the segment is obtained only by the 6-axis parallel manipulator, a large adhesion force can be obtained by one crimping manipulator, and thus the 6-axis parallel manipulator has a capacity for positioning the segment. As long as it is provided, the 6-axis parallel manipulator can be made small (small diameter).
[0029]
Moreover, since the through-hole is formed in the inner position where the 6-axis parallel manipulator and the crimping manipulator are arranged in the rotating body and the swing plate, the arrangement of the screw conveyor or the like is facilitated.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0031]
FIG. 1 is a side sectional view of a segment positioning device according to an example of the present invention, and FIG. 2 is a perspective view of the segment positioning device of FIG. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the part same as the part demonstrated in the prior art, and description is abbreviate | omitted.
[0032]
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, a
[0033]
The
[0034]
Each
[0035]
A crimping
[0036]
A through-opening 53 is formed at the inner central position of the
[0037]
Next, the operation of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0038]
1 and 2, when the
[0039]
Further, the pressure oil from the hydraulic source (not shown) is supplied to and discharged from the pressure oil chambers on the extending side and the contracting side (not shown) by the
[0040]
The 6-
[0041]
As described above, each
[0042]
On the other hand, in positioning the grip segment S 0, by pressing the gripping segment S 0 with respect to the existing segment S, necessary to maintain the adhesive force by crushing a seal packing (not shown) are provided between the segments each other There is.
[0043]
At this time, a crimping
[0044]
Therefore, according to the above, it is possible to obtain a large adhesion force with one crimping
[0045]
Moreover, since the through-
[0046]
In the embodiment of the present invention, the 6-axis parallel manipulator has been described using a cylinder having the same specification. However, depending on the application, it may be configured by combining actuators having different specifications. It goes without saying that various modifications are made without departing from the scope of the present invention.
[0047]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the swing plate is disposed opposite to the rotating body and supported by the six-axis parallel manipulator, a linear cylinder having a large movable range can be used, and the stroke control of the six cylinders can be performed. To position the gripping segment by moving the gripping segment supported by the gripping device of the oscillating plate with a required stroke in six degrees of freedom in the circumferential direction, the front-rear direction, the radial direction, pitching, rolling and yawing. Can do. Therefore, not only can the radial motion mechanism and the front-rear motion mechanism in the prior art be made unnecessary, but also a fine adjustment function by the 6-axis parallel manipulator in the prior art can be provided, so that the configuration is greatly increased compared to the prior art. There is an effect that simplification and improvement in operability can be achieved.
[0048]
In addition, a crimping manipulator that extends in the axial direction of the shield excavator and pushes and pulls the swinging plate is provided at a position corresponding to the swinging plate gripping device on the rotating body. The force to be generated can be obtained with a small (small diameter) cylinder. Therefore, compared with the method of obtaining the adhesion force of the gripping segment with a 6-axis parallel manipulator, a large adhesion force can be obtained with one crimping manipulator, and thus the 6-axis parallel manipulator has a capacity for positioning the segment. Therefore, there is an effect that the 6-axis parallel manipulator can be made small (small diameter).
[0049]
Moreover, since the through-hole is formed in the inner position where the 6-axis parallel manipulator and the crimping manipulator are arranged in the rotating body and the swing plate, there is an effect that the arrangement of the screw conveyor or the like is facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of a segment positioning device for an excavator according to the present invention.
2 is a perspective view of the segment positioning device of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a side sectional view of a shield excavator.
FIG. 4 is a side sectional view of a conventional segment positioning device.
FIG. 5 is a front view of FIG. 4;
6 is a conceptual diagram of the 6-axis parallel manipulator of FIG. 4;
[Explanation of symbols]
4 Shield excavator
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37474299A JP4161501B2 (en) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | Segment positioning device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37474299A JP4161501B2 (en) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | Segment positioning device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001182499A JP2001182499A (en) | 2001-07-06 |
JP4161501B2 true JP4161501B2 (en) | 2008-10-08 |
Family
ID=18504359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37474299A Expired - Fee Related JP4161501B2 (en) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | Segment positioning device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4161501B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102733819B (en) * | 2012-03-29 | 2014-10-29 | 江苏凯宫隧道机械有限公司 | Shield pipe segment erector formed by splicing six-degree-of-freedom double arms in staggered way |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37474299A patent/JP4161501B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001182499A (en) | 2001-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4655493A (en) | Shield tunneling machine | |
JP4161501B2 (en) | Segment positioning device | |
JP4076472B2 (en) | Diameter digging method | |
JP4134425B2 (en) | Segment positioning device | |
JP2000186492A (en) | Excavator for tunnel | |
JP4310331B2 (en) | Diameter drilling equipment | |
NL2027629B1 (en) | A boring machine | |
KR200404282Y1 (en) | The Poclain which a right and left rotary motion is possible to install the bucket. | |
JP4134431B2 (en) | Segment positioning device | |
JPH08226294A (en) | Master-slave tunnel excavator and method of excavation construction thereof | |
JP2678894B2 (en) | Segment assembly equipment for shield machine | |
JP3595412B2 (en) | Tunnel excavator, repair method and excavation method | |
JP4244480B2 (en) | Segment positioning device | |
JP4161500B2 (en) | Segment positioning device | |
JPH09189200A (en) | Segment erector device | |
KR0127291B1 (en) | Rectangular shield excavating machine | |
JP4120112B2 (en) | Segment positioning device | |
KR100718636B1 (en) | Tunneling machines having a apparatus for stopping rolling | |
JPH0557398B2 (en) | ||
JP2575429Y2 (en) | Segment positioning device | |
JP7192596B2 (en) | Cutter bit device and cutter bit changer | |
JPH03110288A (en) | Excavator for cruved pit | |
JP3365378B2 (en) | Segment positioning device | |
JP2001098898A (en) | Segment positioning method and equipment | |
JP4780425B2 (en) | Shield machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080701 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080714 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |