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JP4161347B2 - サイズ調節用アジャスタ及びアジャスタ取付部材 - Google Patents

サイズ調節用アジャスタ及びアジャスタ取付部材 Download PDF

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Description

本発明は、衣服等のサイズ調節を行うためのサイズ調節用アジャスタ、及び該サイズ調節用アジャスタを衣服等に対して取付けるためのアジャスタ取付部材に関するものである。
従来、取付対象生地にアジャスタ本体を当接して取付ける構成として、腰周り寸法が可変となるようにベルトレスズボン又はスカートの腰部に設けられた打合せ部に装着される留め具であって、上記打合せ部の外側重ね部分の裏側に設けられる係止部材と、この係止部材を外側重ね部分の表側から固定する座金と、係止部材に対し腰周り方向にさし通された状態で両側が上記打合せ部における内側重ね部に取付けられる留め帯とからなり、上記係止部材と座金のいずれか一方に上記外側重ね部分を貫通する固定脚、同他方にこの固定脚に抱え込み結合される脚結合部がそれぞれ設けられ、上記留め具の一方向の移動に対しては上記係止歯の通過を許容し、これと反対方向に対しては係止用突条に係止して留め帯の移動を阻止しうるように、内向きに折曲形成されてなるベルトレスズボン、スカートの留め具が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
また、本出願人が先にした出願であって、係止突条を具備したアジャスタレールと、該係止突条と係合する係合爪を備えた操作体を基板に対して開閉自在とするとともに、アジャスタレール
を通すための空間を前記操作体及び基板の間に形成したスライダとからなり、ズボン、スカート等のウエスト打ち合わせ部の外側生地内面に前記スライダを、また内側生地外面に前記スライダを通したアジャスタレールの両端を固定して取付けたウエストサイズ調節用アジャスタの取付構造において、外側生地を両面から挟着する内面側部材及び外面側部材からなる一対の挟着部材の前記内面側部材における係合部と、スライダの基板に設けられた基板係合部とを、嵌着手段等で連結するウエストサイズ調節用アジャスタの取付構造が公知である(例えば、特許文献2参照。)。
実開昭63−060425号公報 特開2001−11719号公報
上記いずれの特許文献に開示されるサイズ調節用アジャスタにおいても、固定脚若しくはかしめ爪体は、取付生地を貫通して取付けるため、衣服等の外部に露呈することとなり、外観体裁上問題がある。このため、外観体裁を良好とするためには、外側から当て生地等で被覆する構成を追加する必要がある。しかしながら、当て生地は固定脚若しくはかしめ爪体のみを被覆するだけでは、その部分が継ぎはぎされたような外観となるため十分とはいえず、外観体裁を良好とするために相当量の当て生地を消費する欠点がある。
このように、当て生地の消費量を低減すると外観体裁が劣ることから、本出願人は、当て生地より内側となる前記取付生地自体を少なくして、外観体裁を保つ方法を試みた。その結果、衣服等に当該固定脚若しくはかしめ爪体を取付ける際に、直接位置決めを行うのは、精度を確保するのに非常に苦労を要するものであることがわかった。
また、上記した固定脚若しくはかしめ爪体に代えて、より安価で多用される複数のカシメピンを用いる場合には、更に位置決めの精度が要求され、また、現状では特殊で高価な(専用のプログラムを内蔵した)ミシンを用いなければ、十分な精度が確保されない。このような特殊な装置を用いないまま取付けを行うことは、商品品質の低下を生じたり、アジャスタの位置決めを再度行うことによる製造工程での負担の増加を生じることとなる。
このような事情から、本出願人は、アジャスタ本体の取付について、外観体裁を損なわず、また生地の消費量を僅かなものとした上で、アジャスタの衣服等に対する取付精度を、平易な作業のみで著しく向上することができ、高品質なアジャスタの取付を実現する手段を提供することを、課題とするものである。
アジャスタ本体と該アジャスタ本体に対してスライド調節可能なアジャスタレールを有するサイズ調節用アジャスタにおいて、アジャスタ本体を取付生地に取付けるための基布と、位置決め用舌片とを備え、前記基布は、表面に前記アジャスタ本体を設けるとともに、裏面には前記取付生地に対する仮止め手段を有し、位置決め用舌片は、前記基布に対して脱着可能として設けたことを特徴とするサイズ調節用アジャスタ等を、課題を解決するための手段とする。
請求項1に係る発明によれば、位置決め用舌片を使用することによって、アジャスタの取付精度を著しく向上して、安定して高品質なアジャスタの取付構造を実現することができるとともに、前記位置決め用舌片は、前記基布に対して脱着自在に設けた構成としたことによって、位置決め縫着後に基布から取外し、より体裁を向上させることができる。
アジャスタ本体を取付生地に取付けるための基布と、位置決め用舌片とを備え、前記基布は、表面に前記アジャスタ本体を設けるとともに、裏面には前記取付生地に対する仮止め手段を有し、位置決め用舌片は、前記基布に対して脱着可能として設けたことによって、位置決め用舌片で基布を取付生地に対して位置決めして仮止め手段で取付け、基布と取付生地とを縫着することによって、アジャスタが外側に露呈せず、外観体裁を損なわないサイズ調節用アジャスタとすることができる。
また、同構成によって、外部に固定脚若しくはかしめ爪体が露呈しないように設ける生地としてアジャスタ本体よりも僅かに大きい程度の基布を用いることから、外観体裁を良好とするための生地の消費量が僅かですみ、また、基布の取付生地に対する縫着を、通常の一般的なミシンで行うことができることから、非常に縦済性に優れたものとすることができる。
請求項2に係るサイズ調節用アジャスタ、請求項5に係るアジャスタ取付部材、及び請求項8に係る位置決め用舌片によれば、位置決め用舌片に目盛を形成することによって、単に位置決め用舌片の輪郭のみで位置決め箇所を決定するだけでなく、前記目盛を用いて位置決めを行うことができることから、衣服等のサイズに応じて異なる位置決め用舌片を用意する必要がなく、非常に効率的にアジャスタ本体の位置決めを行うことができる。
請求項3に係るサイズ調節用アジャスタ及び請求項6に係るアジャスタ取付部材のように、基布の縁部近傍を縫着部とし、仮止め用の接着手段を、前記縫着部よりも内側となる裏面側位置とした場合には、縫着時に縫着に使用する針が両面接着テープ等の仮止め手段と接触しないことから、針が接着剤等で汚れることがなく、また針の動きの円滑さが確保でき、更に効率的にアジャスタ本体の位置決め作業を行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、アジャスタ本体が裏面に仮止め用の接着手段を有する基布と、該基布に対して脱着可能に設けられる位置決め用舌片とを備えたアジャスタ取付部材とすることによって、衣服とは無関係に予め基布に対してアジャスタ本体を取付ければよく、そして、位置決め用舌片によって用意に位置決め箇所を決定することができることから、アジャスタ本体の生地に対する取付手段が、固定脚若しくはかしめ爪体、複数のカシメピン等、どのような位置決め困難な取付手段であっても、迅速且つ正確に、位置決めを行うことができる。
また、請求項7に係る発明のように、位置決め用舌片が基布の縫着位置を含み配置する構成とした場合には、基布の縫着時に位置決め用舌片が取付生地に縫合され、該縫目を切断線として、位置決め用舌片をちぎりとることができ、アジャスタ本体の位置決め処理を円滑に行うことができる。
本発明は、アジャスタ本体1を取付ける基布3と、基布3に対して脱着自在に設けられる位置決め用舌片4を用いることにより、取付生地6に対して、アジャスタ本体1の迅速且つ正確な位置決めを可能とする目的を達成するものである。
図1は本発明の実施例1に係るアジャスタ取付部材Bを示す斜視図、図2は図1のA−A拡大断面図、図3は実施例1で使用したアジャスタ本体1を示す説明分解斜視図、図4は取付生地6に対してアジャスタ取付部材Bを位置決めする状態を示す斜視図、図5は取付生地6に対してアジャスタ取付部材Bを位置決めする状態を示す斜視図、図6は取付生地6に対してアジャスタ取付部材Bを縫着する状態を示す斜視図、図7はアジャスタ取付部材Bの位置決め用舌片4を裁断した状態を示す斜視図、図8はアジャスタ取付部材Bに対してアジャスタ本体1及びアジャスタレール2を取付ける状態を示す斜視図、図9はアジャスタ取付部材Bとアジャスタ本体1とを取付けた状態を示す斜視図、図10はアジャスタ取付部材Bとアジャスタ本体1とを取付けた状態を示す側面図、図11はアジャスタ取付部材Bの他の実施例を示す側面図(実施例2)、図12はアジャスタ取付部材Bの他の実施例を示す側面図(実施例3)である。
本発明の実施例1に係るサイズ調節アジャスタは、アジャスタ取付部材Bと、アジャスタ本体1、アジャスタレール2からなる。そして、前記アジャスタ取付部材Bは、図1及び図2に示すように、長さ40ミリメートル、幅35ミリメートル、厚さ0.8ミリメートル程度の柔軟な合成皮革からなる基布3と、長さ35ミリメートル、幅20ミリメートルの位置決め用舌片4と、仮止め用の接着手段である両面接着テープ5とからなる。
ここで、位置決め用舌片4は、図2に示すように、可撓性を有する合成樹脂製のシートからなり、その一端を基布3に対して取付けるための取付端部43と、該取付端部43から連続して表面に目盛40を形成した位置決め部44からなる。位置決め部44には、図1に示すように、取付端部43とは反対側の端部となる先端41から5ミリメートル間隔で前記目盛40となる横線を設けている。
また、両面接着テープ5は、薄膜のテープ地52の表裏面に夫々接着材51、剥離紙50を順次形成したものである。尚、剥離紙50は接着の際に剥がして使用する。
そして、実施例1に係るアジャスタ取付部材Bは、前記基布3の裏面31中央において、前記位置決め用舌片4の一端である取付端部43が重合し、両面接着テープ5によって、該位置決め用舌片4の取付端部43を被覆し、基布3の裏面31及び位置決め用舌片4の双方に亘って前記両面接着テープ5の接着材51で接合して構成したものである。
ここで、図2に示すように、前記両面接着テープ5の大きさは、基布3に対して設けられる縫着糸30にかからない大きさとしており、本実施例1では、長さ15ミリメートル程度としている。
また、両面接着テープ5における取付生地当接側には、剥離紙50が取付けらた状態が保たれている。
更に、本実施例1では、アジャスタ取付部材Bは、平面視において、基布3の前側端部32からの位置決め用舌片4の突出量を20ミリメートルとしている。アジャスタ取付部材Bにおける基布3、位置決め用舌片4、両面接着テープ5は、平面上で機械的に取付けるため、容易に十分な精度で取付けることができる。
本発明に係るアジャスタ取付部材の使用については、アジャスタ本体1の一部のみを先に基布3に対して取付けて位置決めする方法と、アジャスタ本体1全体を基布3に取付けた上で、位置決めする方法のいずれによっても行うことができる。
図3に示すように、本発明の実施例1においては、アジャスタ本体1は、操作体11と基板10とからなり、更に基板10は基板底体14と基板本体13とからなり、このうち、基板底体14のみを先にアジャスタ取付部材Bに取付けて位置決めする方法によって行っている。
尚、基板底体14は、前側左右位置には二つのカシメピン取付孔140、後方側中央に一つのカシメピン取付孔140を備えており、カシメピン7のカシメ脚70を、カシメピン取付孔140と基布3とを連通し、基布3の裏面31側でかしめることによって、基板底体14と基布3とを固着した構成である。
そして、取付生地6に対するアジャスタ取付部材Bの位置決めは、上記アジャスタ取付部材Bの裏面側に設けた両面接着テープ5の剥離紙50を剥がし、図4及び図5に示すように、取付生地6の端部60とアジャスタ取付部材Bにおける位置決め用舌片4の先端41若しくは目盛40とを合わせて、仮止めする。(本実施例では先端41に合わせた例を図示している。)
この際に、先端41若しくは目盛40と取付生地6の端部60とを平行に保つこと、及び先端41又は目盛40によって得られる間隔によって、精度が確保できる。
次に、図6に示すように、通常のミシンを利用して、基布3の縁33に沿って当該基布3の縁33近傍と取付生地6とを縫着糸30で縫合する。この際に、縫着糸30は、位置決め用舌片4を合わせて縫合しており、位置決め用舌片4にはこの際に縫着糸30が連通するミシン目が形成されることとなる。
縫着後、図7に示すように、位置決め用舌片4を指で引張って、縫着糸30が連通するミシン目から裁断して除去する。
本実施例1の場合、基布3と取付生地6との間の目立たない位置に、位置決め用舌片4の切れ端42が残ることとなる。
以上のようにしてアジャスタ取付部材Bの取付が完了する。尚、本実施例1では、アジャスタ本体1の基板底体14のみをアジャスタ取付部材Bに取付けているので、図8に示すように、アジャスタ本体1の残りの部分(即ち、基板本体13及び操作体11)を、前記基板底体14と取付ける。
アジャスタレール2の取付けは、該図8に示すように、アジャスタ本体1とともに取付けたのち、アジャスタレール2の両端を他の生地に縫合することもできるし、アジャスタ本体1をアジャスタ取付部材Bに完全に取付けた後に別工程として取付けることもできる。
尚、本実施例1で使用しているアジャスタ本体1について説明すると、先ず、アジャスタ本体1は全て金属製材料からなり、基板底体14は基板本体13の後記本体側係合部を案内する案内穴141と該案内穴141に連続して形成される底体側係合部142、及び基板本体13との係合後不慮の離脱を防止する離脱防止片143を有するとともに、該基板底体14の前側左右位置には前記したように、二つのカシメピン取付孔140、後方側中央に一つのカシメピン取付孔140を夫々形成している。また、後方側左右には、操作体11の開口動作を案内する案内用切欠き144を設けている。
次に、基板本体13は、その左右に鉤状に起立させた鉤状壁130を備えるとともに、操作体11の軸穴111とともに操作体11の開閉軸となる軸突起131を前記鉤状壁130の後端部に形成している。
また、操作体11は、アジャスタレール2に形成される務歯列20と係脱自在となる掛止爪112を前側に備え、左右は下方へ折曲状態として、前記基板本体13の鉤城壁130の外側面に内接する壁部113を備え、更に壁部113の後側位置には前記基板本体13の軸突起131が嵌る前記軸穴111を備え、前記壁部113の後端下部には、前記基板底体14の案内用切欠き144に沿うガイド部114を形成した構成である。
アジャスタ本体1における基板本体13と操作体11は、軸突起131が軸穴111内に嵌り込むことにより一体となり、上記基板底体14の案内穴141内に本体側係合部を収め、基板本体13を前方へスライドさせることにより、本体側係合部と底体側係合部142が係合し、基板本体13及び基板底体14が一体となる。
操作体11は通常状態において、軸突起131と基板底体14との挟持によって閉口状態で維持されており、該操作体11の操作部115を指で押圧すると、操作体11のガイド部114が、前記基板底体14の案内用切欠き144に嵌り込むようにガイドされ、操作体11が開口して、掛止爪112がアジャスタレール2の務歯列20から離れ、アジャスタレール2とアジャスタ本体1の係合が解除される。
以上、実施例の正確な把握のため、実施例1で使用したアジャスタ本体1について説明したが、本発明は、特にアジャスタ本体1について限定するものではなく、上記実施例に関わらず、本発明は、アジャスタレール2に適合可能な種々の公知なアジャスタ本体1を使用することができる。
また、本実施例1に係るアジャスタ取付部材の他の取付方法として、図9及び図10に示すように、予め基布に対してアジャスタ本体1全体を取付けた上で、取付生地6に対して基布3を縫着することもできる。該取付方法を用いた場合には、大柄なアジャスタ本体1が予め基布3に取付けられていることから、位置決めを行う際に、アジャスタ本体1を把持することで、より扱いやすいという利点を有する。
また、本発明における位置決め用舌片4は、基布3に対して脱着可能に取付けされるものであるが、上記実施例1のように、縫着時のミシン掛けによって形成されるミシン目を利用する場合に限られず、例えば、実施例2として、図11に示す構成のように、位置決め用舌片における基布3との取付部近傍にミシン目、切込み、切欠き等の裁断補助手段46を形成しておき、基布3の一端を指で引張ることにより、前記ミシン目から位置決め用舌片4が裁断され、位置決め用舌片4の一部が僅かに基布3に残るものとすることもできるし、或いは、実施例3として、図12に示す構成のように、離脱可能な程度に仮止め接着された位置決め用舌片4の全てが基布3から剥離するものとすることができる。この場合、仮止め用の接着材45は、位置決め用舌片4とともに剥がれてもよいし、基布3に残るものであってもよい。更に、位置決め用舌片4は、基布3の表面側、裏面31側のいずれに対しても、取付けることができるし、二つ折り状とした位置決め用舌片4の一端を基布3の表面側、他端を基布3の裏面31側に設けるものとすることもできる。
また、本発明によれば、実施例で開示した複数のカシメピンに代えて、固定脚若しくはかしめ爪体を使用することができる。この場合においても、アジャスタ本体は、基布に予め全て取付けることもできるし、アジャスタの一部のみを先に取付けることもできる。
尚、上記した本願発明の実施例1の構成の場合には、縫着時のミシン掛けによって形成されるミシン目を利用するため、前もってミシン目や切込み、切欠き等を形成する手間が省け、作業性の向上、コストの低廉化をより一層図ることができる点で優れている。
また、目盛40は実施例に示した横線のみならず、縦線を単独で形成することもできるし、前記横線と縦線の両方を形成した桝目状とすることもできる。そして、目盛の形成は、着色により形成する場合のみならず、例えば、プレスや切込み等によって形成することができる。
更に、実施例1における位置決め用舌片4は、正面視矩形であるが、本発明は当該実施例の形状に限られるものではなく、指で摘みやすい形状を付加形成することもできるし、また材質については、上記合成樹脂のみに限らず、紙や布、合成繊維等種々の繊維を利用することができる。
本発明の実施例1に係るアジャスタ取付部材を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係るアジャスタ取付部材を示すA−A拡大断面図である。 本発明の実施例1で使用したアジャスタ本体を示す説明分解斜視図である。 取付生地に対してアジャスタ取付部材を位置決めする状態を示す斜視図である。 取付生地に対してアジャスタ取付部材を位置決めする状態を示す斜視図である。 取付生地に対してアジャスタ取付部材を縫着する状態を示す斜視図である。 アジャスタ取付部材の位置決め用舌片を裁断した状態を示す斜視図である。 アジャスタ取付部材に対してアジャスタ本体及びアジャスタレールを取付ける状態を示す斜視図である。 本発明のアジャスタ取付部材とアジャスタ本体とを取付けた状態を示す斜視図である。 本発明のアジャスタ取付部材とアジャスタ本体とを取付けた状態を示す側面図である。 本発明のアジャスタ取付部材の他の実施例を示す側面図である。(実施例2) 本発明のアジャスタ取付部材の他の実施例を示す側面図である。(実施例3)
符号の説明
B アジャスタ取付部材
1 アジャスタ本体
10 基板
11 操作体
111 軸孔
112 掛止爪
113 壁部
114 ガイド部
115 操作部
13 基板本体
131 軸突起
14 基板底体
140 カシメピン取付穴
141 案内穴
142 底体側係合部
143 離脱防止片
144 案内用切欠き
2 アジャスタレール
20 務歯列
3 基布
30 縫着糸
31 裏面
32 前側端部
33 縁
4 位置決め用舌片
40 目盛
41 先端
42 切れ端
43 取付端部
44 位置決め部
45 接着材
46 裁断補助手段
5 両面接着テープ
50 剥離紙
51 接着材
52 テープ地
6 取付生地
60 端部
7 カシメピン

Claims (8)

  1. アジャスタ本体と該アジャスタ本体に対してスライド調節可能なアジャスタレールを有するサイズ調節用アジャスタにおいて、
    アジャスタ本体を取付生地に取付けるための基布と、位置決め用舌片とを備え、前記基布は、表面に前記アジャスタ本体を設けるとともに、裏面には前記取付生地に対する仮止め手段を有し、位置決め用舌片は、前記基布に対して脱着可能として設けたことを特徴とするサイズ調節用アジャスタ。
  2. 位置決め用舌片は、表面に目盛を形成したことを特徴とする請求項1記載のサイズ調節用アジャスタ。
  3. 基布の縁部近傍を縫着部とし、仮止め用の接着手段は前記縫着部よりも内側に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のサイズ調節用アジャスタ。
  4. 裏面に仮止め用の接着手段を有する基布と、該基布に対して脱着可能として設けられる位置決め用舌片とを備えたことを特徴とするアジャスタ取付部材。
  5. 位置決め用舌片は、目盛を形成したことを特徴とする請求項4記載のアジャスタ取付部材。
  6. 基布の縁部近傍を縫着部とし、仮止め用の接着手段を、前記縫着部よりも内側となる裏面側位置としたことを特徴とする請求項4又は5記載のアジャスタ取付部材。
  7. 基布の裏面中央において、前記位置決め用舌片の一端が重合し、仮止め用の接着手段によって、該位置決め用舌片の一端を被覆し、基布の裏面及び位置決め用舌片の双方に亘って接着接合したことを特徴とする請求項4、5又は6記載のアジャスタ取付部材。
  8. 繊維若しくは合成樹脂からなり、アジャスタ本体を取付ける基布に対して取付ける取付端部と、該取付端部に連続して表面に目盛を形成してなる位置決め部を形成してなることを特徴とする位置決め用舌片。
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