JP4159744B2 - 番組選択装置および番組選択方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組選択装置に関し、より特定的には、テレビジョン受像装置(例えば、テレビジョン受像機(チューナとディスプレイ等とを備えたいわゆるテレビ),テレビやモニタと接続されるチューナ,チューナを備えたビデオやパソコンなど)と接続され、電子番組ガイドを利用して番組を選択するための番組選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子番組ガイド(Electronic Program Guide;以下、EPG)は、放送局からユーザ側へEPG情報を送り、番組を選択するための番組表等をテレビジョン受像機等の画面上に表示するサービスである。EPGは、従来、主としてCATVやCS放送で採用されており、EPGを利用するテレビジョン受像機等が提供されている。
【0003】
EPG情報は、番組の放送開始/終了時刻,ジャンル,あらすじ,出演者紹介などを含み、例えば、ビデオ信号の垂直帰線消去期間に重畳したり、(ディジタルCATVやCS放送であれば)MPEG2トランスポートストリームに含めて送られる。EPGを利用するテレビジョン受像機は、ビデオ信号やストリームからEPG情報を抽出して番組表等を作成し、画面上に表示する。ユーザは、画面上に表示された番組表等を参照して、視聴する番組を選択する。
送られてきたEPG情報からどのような番組表を作成するかは、テレビジョン受像機側で決めることができる。そのため、表示される番組表は、受像機によって細部は異なるが、図14に示すような様式のもの(総合番組表)が多い。
【0004】
図14は、EPGを利用する従来のテレビジョン受像機で表示される番組表の一例を示す図である。図14において、番組表は、横軸をチャンネル、縦軸を放送時刻として、(現在時刻において放送中の番組以降の)複数の番組の情報を2次元的に配列した様式を有する。
画面の広さの制約のため、番組表には、放送開始/終了時刻,ジャンル等のインデックス的な情報だけが示される。インデックス的な情報だけの番組表でも、全部はテレビジョン受像機の画面内に収まらないので、一部(図中の実線部分)を表示して、例えばカーソルが画面の周縁にきたとき、画面を(上下左右に)スクロールさせるようにしている。
【0005】
ユーザがリモコンのカーソルキー,決定キー等を操作して番組表中の1つの番組を選択すると、画面が切り替わり、その番組についてのあらすじ,出演者等の詳細な情報が表示される。ユーザは、表示された情報を参照して、その番組を視聴するか否かを決める。そして、視聴する場合、再びカーソルキー等を操作して、表示開始の指示や視聴/録画予約の設定などを行い、視聴しない場合、画面を切り替えて番組表に戻り、表中の別の番組を選択する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ユーザは、番組を選択する際に、視聴する時刻ないしは時間帯を予め決めている場合が少なくない。
その場合、上記従来のテレビジョン受像機では、ユーザは、カーソルキー等を操作して、画面に表示された図14のような番組表上で、現在時刻の位置にあるカーソルを、最初、縦軸に沿って視聴時刻の位置まで移動させ、次に、カーソルを横に振って番組を選択することになる。よって、例えば夜の番組を朝に予約するときのように、現在時刻と視聴時刻との時間差が大きいと、画面のスクロールに時間がかかり、その結果として、番組選択を素早く行えないことがあった。
【0007】
さらには、スクロール後も、画面の大半が不必要な視聴時刻以外の番組の情報によって占められ、視聴時刻の番組の情報は、わすかしか(例えば数チャンネル分)画面内に表示されないので、特にチャンネル数が多いとき(CATVやCS放送では数十〜数百チャンネルに達することがある)、使い勝手が悪く、その結果として、番組選択を素早く行えないことがあった。
【0008】
それゆえに、本発明の目的は、テレビジョン装置と接続され、視聴する時刻(ないしは時間帯)を予め決めている場合に、EPGを利用して素早く番組選択を行えるような番組選択装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明は、上記のような目的を達成するために、以下に述べるような特徴を有している。
本発明の第1の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための番組選択装置であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出する手段、
EPG情報を保存する手段、
視聴時刻を指定する手段、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成する手段を備え、
視聴時刻を指定する手段は、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とし、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させ、
視聴時刻を指定する手段は、時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させる際、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させることを特徴としている。
【0010】
上記第1の局面(または下記第3,10,12,14の局面)によれば、視聴時刻を指定し、視聴時刻に関連する番組、例えば、視聴時刻において放送中の番組の情報だけが記載された番組表を表示するようにしたので、画面をスクロールさせる手間と時間が省け、しかも、必要な視聴時刻の情報が一目でわかるようになる。その結果、ユーザが視聴時刻を予め決めている場合、EPGを利用して番組選択を素早く行えるようになる。また、不必要な視聴時刻以外の番組の情報が画面の大半を占めることがなくなるので、画面の有効利用が図れるようになる。また、例えばリモコンのテンキー等を操作して直接視聴時刻を入力する場合と比べて、ユーザが単純なカーソルキー操作を行うだけで時刻指定を行える。その結果、時刻指定にかかる時間が短くて済み、番組選択をより素早く行えるようになる。また、変化速度を速く設定した場合、時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くでき、遅く設定した場合、時刻指定情報の微調整を行い易くなる。その結果、時刻指定にかかる時間を短縮できる。
【0011】
第2の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための番組選択装置であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出する手段、
EPG情報を保存する手段、
視聴時刻を指定する手段、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成する手段を備え、
視聴時刻を指定する手段は、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とし、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させ、
視聴時刻を指定する手段は、時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させる際、当初、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させ、当該速度を、途中で別のいずれかの速度に切り替えることを特徴とを特徴としている。
【0012】
上記第2の局面(または下記第4,11,13,15の局面)によれば、視聴時刻を指定し、視聴時刻に関連する番組、例えば、視聴時刻において放送中の番組の情報だけが記載された番組表を表示するようにしたので、画面をスクロールさせる手間と時間が省け、しかも、必要な視聴時刻の情報が一目でわかるようになる。その結果、ユーザが視聴時刻を予め決めている場合、EPGを利用して番組選択を素早く行えるようになる。また、不必要な視聴時刻以外の番組の情報が画面の大半を占めることがなくなるので、画面の有効利用が図れるようになる。また、例えばリモコンのテンキー等を操作して直接視聴時刻を入力する場合と比べて、ユーザが単純なカーソルキー操作を行うだけで時刻指定を行える。その結果、時刻指定にかかる時間が短くて済み、番組選択をより素早く行えるようになる。また、例えば、当初は変化速度を遅くして微調整を行い易くし、途中で変化速度を速くして、時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くすることができる。しかも、自動的に変化速度が切り替わるので、速度設定の手間が省ける。その結果、時刻指定にかかる時間を短縮できる。
【0013】
第3の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための方法であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ、
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップを含み、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップでは、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させることを特徴としている。
【0014】
第4の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための方法であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ、
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップを含み、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップでは、当初、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させ、当該速度を、途中で別のいずれかの速度に切り替えることを特徴としている。
【0015】
第5の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための番組選択装置であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出する手段、
EPG情報を保存する手段、
視聴時刻を指定する手段、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成する手段を備え、
視聴時刻を指定する手段は、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とし、
時刻指定情報を、現在時刻から、EPG情報に含まれる番組の放送開始時刻に沿って、視聴時刻へと変化させることを特徴としている。
【0016】
上記第5の局面(または下記第6〜9の局面)によれば、視聴時刻を指定し、視聴時刻に関連する番組、例えば、視聴時刻において放送中の番組の情報だけが記載された番組表を表示するようにしたので、画面をスクロールさせる手間と時間が省け、しかも、必要な視聴時刻の情報が一目でわかるようになる。その結果、ユーザが視聴時刻を予め決めている場合、EPGを利用して番組選択を素早く行えるようになる。また、不必要な視聴時刻以外の番組の情報が画面の大半を占めることがなくなるので、画面の有効利用が図れるようになる。また、例えばリモコンのテンキー等を操作して直接視聴時刻を入力する場合と比べて、ユーザが単純なカーソルキー操作を行うだけで時刻指定を行える。その結果、時刻指定にかかる時間が短くて済み、番組選択をより素早く行えるようになる。また、時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くでき、しかも、時刻指定情報を変化させて視聴時刻で止めるとき放送開始時刻からずれて停止することがないので、ユーザが微調整を行う必要が全くなくなる。その結果、時刻指定にかかる時間が最短で済み、番組選択を最も素早く行えるようになる。
【0017】
第6の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用するテレビジョン受像機であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出する手段、
EPG情報を保存する手段、
視聴時刻を指定する手段、
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成する手段、
番組表を表示する手段、および
番組表を参照して番組を選択する手段を備え、
視聴時刻を指定する手段は、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とし、
時刻指定情報を、現在時刻から、EPG情報に含まれる番組の放送開始時刻に沿って、視聴時刻へと変化させることを特徴としている。
【0018】
第7の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための方法であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ、
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を、現在時刻から、EPG情報に含まれる番組の放送開始時刻に沿って、視聴時刻へと変化させるステップを含んでいる。
【0019】
第8の局面は、コンピュータ装置において実行される、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を、現在時刻から、EPG情報に含まれる番組の放送開始時刻に沿って、視聴時刻へと変化させるステップを含む動作環境を、コンピュータ装置上で実現するためのプログラムを記録している。
【0020】
第9の局面は、コンピュータ装置において実行される、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するためのプログラムを、通信回線を通じて供給する方法であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を、現在時刻から、EPG情報に含まれる番組の放送開始時刻に沿って、視聴時刻へと変化させるステップを含む動作環境を、コンピュータ装置上で実現するためのプログラムを通信回線を通じて供給する。
【0021】
第10の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用するテレビジョン受像機であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出する手段、
EPG情報を保存する手段、
視聴時刻を指定する手段、
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成する手段、
番組表を表示する手段、および
番組表を参照して番組を選択する手段を備え、
視聴時刻を指定する手段は、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とし、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させ、
視聴時刻を指定する手段は、時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させる際、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させることを特徴としている。
【0022】
第11の局面は、EPG(電子番組ガイド)を利用するテレビジョン受像機であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出する手段、
EPG情報を保存する手段、
視聴時刻を指定する手段、
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成する手段、
番組表を表示する手段、および
番組表を参照して番組を選択する手段を備え、
視聴時刻を指定する手段は、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とし、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させ、
視聴時刻を指定する手段は、時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させる際、当初、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させ、当該速度を、途中で別のいずれかの速度に切り替えることを特徴としている。
【0023】
第12の局面は、コンピュータ装置において実行される、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップを含み、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップでは、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させることを特徴とする動作環境を、コンピュータ装置上で実現するためのプログラムを記録している。
【0024】
第13の局面は、コンピュータ装置において実行される、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップを含み、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップでは、当初、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させ、当該速度を、途中で別のいずれかの速度に切り替えることを特徴とする動作環境を、コンピュータ装置上で実現するためのプログラムを記録している。
【0025】
第14の局面は、コンピュータ装置において実行される、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するためのプログラムを、通信回線を通じて供給する方法であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップを含み、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップでは、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させることを特徴とする動作環境を、コンピュータ装置上で実現するためのプログラムを通信回線を通じて供給する。
【0026】
第15の局面は、コンピュータ装置において実行される、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するためのプログラムを、通信回線を通じて供給する方法であって、
ビデオ信号からEPG情報を抽出するステップ、
EPG情報を保存するステップ
視聴時刻を指定するステップ、および
EPG情報から、視聴時刻に関連する番組の情報を選出して、番組表を作成するステップを備え、
視聴時刻を指定するステップは、
視聴時刻を指定するための時刻指定情報を現在時刻とするステップ、および
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップを含み、
時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻へと変化させるステップでは、当初、予め決められた複数の速度のいずれかの速度で変化させ、当該速度を、途中で別のいずれかの速度に切り替えることを特徴とする動作環境を、コンピュータ装置上で実現するためのプログラムを通信回線を通じて供給する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン受像機の要部の構成を示すブロック図である。図1において、第1の実施形態に係るテレビジョン受像機は、受像機本体1と、リモコン2とで構成されている。受像機本体1は、チューナ部10と、EPG部11と、ディスプレイ12とを備えている。EPG部11は、EPG情報抽出部111と、EPG情報保存部112と、操作信号受信部113と、演算制御部114と、画像情報生成部115とを含む。
【0028】
図2は、図1のリモコン2の主要なキーを示す模式図である。図2において、リモコン2には、EPGキー21と、メニューキー22と、決定キー23と、カーソル(上,下,左および右)キー24とテンキー(1〜10)25とが設けられている。
なお、放送局からは、EPG(電子番組ガイド)情報が、ビデオ信号の垂直帰線消去期間に重畳したり、(ディジタルCATVやCS放送であれば)MPEG2トランスポートストリームに含めて送信されている。
【0029】
第1の実施形態に係るテレビジョン受像機では、チューナ部10が放送局からの信号またはストリームを受信し、ディスプレイ12が、チューナ部10から出力されるビデオ信号を可視光の態様で出力する。EPG部11は、ビデオ信号からEPG情報を抽出して番組表等を作成し、ディスプレイ12に表示させる機能を持つ。
一方、ユーザは、ディスプレイ12に表示された番組表等を参照して、視聴する番組を選択する。選択は、リモコン2のテンキー25,カーソルキー24,決定キー23等を操作して行う。
【0030】
EPG部11において、EPG情報抽出部111は、ビデオ信号からEPG情報を抽出する。EPG情報保存部112は、EPG情報を保存する。操作信号受信部113は、ユーザが行うリモコン操作(あるいは、図示しない本体パネル操作)を示す操作信号(ここではリモコン操作信号とする)を受信する。演算制御部114は、図示しないCPUとプログラムメモリとを含み、プログラムメモリに格納されたプログラムデータに従ってCPUが動作することにより、リモコン操作信号に応じて時刻指定情報(後述)を、EPG情報に基づいて番組表,詳細番組情報等を、それぞれ作成すると共に、画像情報生成部115を制御する。画像情報生成部115は、時刻指定情報,番組表,詳細番組情報等に基づいて、ディスプレイ12に与える画像情報を生成する。
【0031】
以上のように構成された第1の実施形態に係るテレビジョン受像機の動作について、以下に説明する。なお、ビデオ信号を表示したり、ユーザのリモコン操作に応じてチャンネル選択,予約設定を行うなどの、テレビジョン受像機としての基本的な動作は、従来と同様であり、かつ一般に広く知られているので、説明を省略する。また、ビデオ信号からEPG情報を抽出したり、EPG情報に基づいて番組表,詳細番組情報等を作成して表示するなどの、EPGを利用するテレビジョン受像機としての基本的な動作は、従来と同様であるので、簡単に説明する。
【0032】
図1において、テレビ受像機の電源が投入されると、最初、EPG情報抽出部111が、送られてきたビデオ信号からEPG情報を抽出し、EPG情報保存部112は、抽出されたEPG情報を保存する。このEPG情報を抽出して保存する動作は、電源投入時に限らず、投入後も随時実行される。
電源投入後、ユーザは、リモコン2のEPGキー21を押して、EPG画面を呼び出す。応じて、リモコン2から受像機本体1へ向けてリモコン操作信号が送られ、受像機本体1では、操作信号受信部113が、そのリモコン操作信号を受信する。演算制御部114は、画像情報生成部115にEPG画面の画像情報を生成させる。生成された画像情報はディスプレイ12に入力され、それによって、ディスプレイ12には、例えば図3に示すようなEPG画面が表示される。
【0033】
図3は、第1の実施形態に係るテレビジョン受像機において、ディスプレイ12に表示されるEPG画面の一例を示す図ある。図3において、EPG画面では、所定の番組(例えば、プロモーション番組や、電源切断直前に視聴されていた番組)の映像の上にオーバーラップして、時刻指定情報用のウインドウ3と、番組表用のウインドウ4とが提示される。ウインドウ3に表示される時刻指定情報は、日,月および時刻(時,分)を含み、ウインドウ4に表示される番組表は、時刻指定情報が示す時刻において放送される番組に関するインデックス的な情報(ここでは、放送チャンネル,ジャンルおよび放送開始/終了時刻)を含む。
つまり、ユーザが視聴時刻を指定すると、EPG画面には、時刻指定情報と、指定された視聴時刻において放送中の番組(のインデックス的な情報)だけが記載された番組表とが表示される。この点が従来とは異なるので、図4を用いて詳細に説明する。
【0034】
例えば、いま、12月5日の午後8時であり、ユーザは、30分後の8時半から何か番組を見たいと考え、EPG画面を呼び出して番組を選択し、視聴予約を行うとする。このとき、ディスプレイ12に表示されるEPG画面は、ユーザのリモコン操作に応じて、図4(a)→(b)→(c)のように変化する。
すなわち、最初、ユーザは、EPGキー21を押す。応じて、リモコン2から受像機本体1へリモコン操作信号が送られ、EPG画面の表示が開始されるが、初期画面では、時刻指定情報として、現在時刻(5,Dec,20:00)が、番組表として、現在時刻の番組表が、自動的に表示される(図4(a))。
【0035】
次に、ユーザは、カーソル右キー24を押す。応じて、リモコン2から受像機本体1へリモコン操作信号が送られ、EPG画面の時刻指定情報が1分だけ進む。カーソル右キー24を押し続けると、時刻指定情報が所定の速度で進む。例えば、カーソル右キー24を押し続けている期間、実時間が0.1秒(実単位時間;後述)経過する毎に、EPG画面に表示される時刻指定情報が1分(時刻指定単位時間;後述)ずつ進む。ユーザがカーソル右キー24を押し続ける(連続押しする)と、EPG画面の時刻指定情報は、現在時刻から視聴時刻(5,Dec,20:30)に変化する(図4(b))。こうして時刻表示情報が視聴時刻となった時点で、ユーザは、カーソル右キー24を開放する。
なお、時刻指定情報を後退させたい場合、カーソル左キー24を押せばよい。
【0036】
次に、ユーザは、決定キー23を押す。応じて、リモコン2から受像機本体1へリモコン操作信号が送られ、EPG画面には、現在時刻の番組表に代えて、視聴時刻の番組表、つまり12月5日の午後8時半において放送中の番組(ちょうどその時刻に開始される番組は含まれ、終了される番組は含まれない)の情報だけが記載された番組表が表示される(図4(c))。
【0037】
このように、ユーザが視聴時刻を指定し、EPG画面には、視聴時刻において放送中の番組(のインデックス的な情報)だけが記載された番組表を表示するようにしたので、EPG画面をスクロールさせることなく番組選択を即座に開始できるうえ、必要な番組だけが表示されているので選択もしやすく、その結果、番組の選択を素早く行えるようになる。
なお、演算制御部114が、視聴時刻に放送中の番組の情報を、EPG情報保存部112から取り出す動作の詳細については、後述する。
【0038】
次に、ユーザは、表示された番組表を参照して1つの番組を選択し、その番組の詳細情報を呼び出す。すなわち、ユーザがカーソル上下キー24を操作すると、番組表中でカーソルが上下に移動し、決定キー23を押すと、カーソルで示された番組の詳細情報が表示される。
次に、ユーザは、表示された詳細情報を参照して、その番組を見るか否かを決め、見る場合には、決定キー23を押す。見ない場合には、EPGキー21を押して再び番組表を呼び出し、別の番組を選択すればよい。決定キー23が押されると、受像機本体1において予約設定がなされる。
【0039】
テレビジョン受像機は、上記のようにして予約された番組の放送開始時刻になると、自動的に電源を投入し、あるいはチャンネルを切り替えて、その番組を表示する。
ここで、演算制御部114が、視聴時刻に放送中の番組の情報を、EPG情報保存部112から取り出す動作を、図5のフローチャートを用いて説明する。
演算制御部114は、予め、視聴可能な全てのチャンネルに通し番号i(1,2,…)を付与している。また、各チャンネルについて、EPG情報保存部112に情報が保存されている全ての番組に通し番号j(1,2,…)を付与している。つまり、演算制御部114は、各番組およびEPG情報保存部112に保存されている各番組の情報を(i,j)で識別している。
【0040】
図5において、演算制御部114は、最初、i=1とし(ステップS101)、次にj=1とする(ステップS102)。そして、EPG情報保存部112の内容を参照して、番組(i,j)(ここでは番組(1,1))の放送開始時刻が指定された視聴時刻以上である(つまり同時刻または時間的に遅い)か否かを判断する(ステップS103)。判断結果が否定である場合、ステップS106に進む。
【0041】
ステップS103の判断結果が肯定である場合、演算制御部114は、番組(i,j)の放送終了時刻が指定された視聴時刻よりも小さい(つまり時間的に早い)か否かを判断する(ステップS104)。判断結果が否定である場合、ステップS106に進む。
ステップS104の判定結果が肯定である場合、演算制御部114は、番組(i,j)の情報を、EPG情報保存部112から取り出す(ステップS105)。
【0042】
ステップS106では、演算制御部114は、jをインクリメント、つまりj=j+1(ここではj=2)として、ステップS103に戻る。
次に、演算制御部114は、現在のチャンネルが最終チャンネルであるか否かを判断する(ステップS107)。そして、判断結果が否定である場合、iをインクリメント、つまりi=i+1(ここではi=2)とし(ステップS108)、その後、ステップS103に戻る。
【0043】
こうして、i,jをインクリメントしつつ、ステップS103〜S105の動作が反復され、視聴時刻においてチャンネル1,2,3,…で放送中の番組が、EPG情報保存部112から順次取り出されていく。
そして、ステップS107の判定結果が肯定となった時点で、演算制御部114は、動作を終了する。
【0044】
以上のように、本実施形態によれば、ユーザが視聴時刻を指定し、EPG画面には、視聴時刻において放送中の番組の(インデックス的な)情報だけが記載された番組表を表示するようにしたので、総合番組表(従来の技術の欄を参照)を表示させる場合と比べ、画面をスクロールさせる手間と時間が省け、しかも、必要な視聴時刻の情報が一目でわかるようになる。その結果、ユーザが視聴時刻を予め決めている場合、EPGを利用して番組選択を素早く行えるようになる。また、不必要な視聴時刻以外の番組の情報が画面の大半を占めることがなくなるので、画面の有効利用が図れるようになる。
【0045】
なお、本実施形態では、ユーザが指定した視聴時刻において放送中の番組(つまりは、各チャンネルにつき1番組ずつ)だけが記載された番組表を表示したが、例えば、視聴時刻において放送中の番組およびその次に放送される番組だけ(つまりは、各チャンネルにつき2番組ずつ)が記載された別の番組表を表示したり、視聴時刻から所定時間(例えば1時間)以内に放送される番組(つまりは、視聴時刻において放送中の番組、および視聴時刻から所定時間以内に放送が開始される番組)だけが記載された他の番組表を表示してもよい。
【0046】
あるいは、ユーザがさらにジャンル指定も行い、指定ジャンルに該当しない番組をふるい落とすようにして、番組表に記載する番組を絞り込むようにしてもよい(特にチャンネル数が数百にも及ぶCS放送等の場合、番組選択を素早く行うのに役立つ)。
こうして番組表に多様性を持たせることは、本実施形態を基にして容易に行える。
【0047】
また、番組表を表示する際、各番組の情報を縦一列に配列した様式で表示した(図3参照)が、必要な視聴時刻の情報が一目でわかるようであれば、縦複数列等、別の様式で表示してもかまわない。
あるいは、図14のような、横軸をチャンネル、縦軸を放送時刻として、各番組の情報を2次元的に配列した様式を有する番組表(総合番組表)の、視聴時刻の部分を表示してもよい。つまり、ユーザが視聴時刻を指定し、応じて、EPG画面には、総合番組表の視聴時刻部分を即座に表示する。この場合にも、画面を縦方向にスクロールさせる手間と時間は省ける。
【0048】
また、本実施形態では、視聴時刻を指定する際に、EPG画面呼び出し当初、時刻指定情報として現在時刻をEPG画面上に表示し、次に、ユーザのカーソルキー操作に応じて時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻まで変化させるようにしたが、リモコン2の(チャンネル選択用の)テンキー25を利用して指定を行ってもよい。ただし、その場合、キー操作が面倒なので、結果的に却って番組選択に時間がかかる恐れもある。
【0049】
さらには、時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻まで変化させる際に、カーソルキー24の連続押しに応じて、時刻指定情報を所定の速度で変化させたが、この時刻指定情報の変化速度を速く設定すれば、時刻指定情報を現在時刻から視聴時刻まで変化させるのに要する時間を短くでき、一方、遅く設定すれば、ユーザが時刻指定情報の微調整を行い易くなる。よって、時刻指定情報を変化させる速度は、視聴時刻まで変化させるのに要する時間と微調整の難易とを勘案して、適切に設定するのが好ましい。
【0050】
加えて、時刻指定情報の変化速度は、時刻指定情報を変化させる処理を実行する実時間間隔を示す実単位時間と、時刻指定情報を何分単位で変化させるかを示す時刻指定単位時間とで決まる。本実施形態では、実単位時間を0.1秒,時刻指定単位時間を1分とし、それによって、{10分}/秒の変化速度を得たが、例えば、実単位時間を0.2秒,時刻指定単位時間を2分としても、実単位時間を0.5秒,時刻指定単位時間を5分としても、{10分}/秒の変化速度を得ることができる。
【0051】
さて、以下に説明する第2,第3の実施形態では、時刻指定情報を所定の速度で変化させる第1の実施形態のテレビジョン受像機と比べて、視聴時刻まで変化させるのに要する時間が短く、しかもユーザが微調整を行いやすいテレビジョン受像機を開示する。
【0052】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るテレビジョン受像機は、第1の実施形態に係るテレビジョン受像機と同様の構成を有する。そして、EPG画面に表示する時刻指定情報をユーザのカーソルキー操作に応じて変化させる際の動作を除き、同様の動作を行う。よって、第2の実施形態に係るテレビジョン受像機については、その構成、および第1の実施形態と同様の動作についての説明を省略し、異なる動作についてのみ、図1〜図5を適宜援用して説明する。
【0053】
図1において、第2の実施形態に係るテレビジョン受像機は、時刻指定情報を変化させる速度を、ユーザの指定に応じ、予め複数段階に切り替えて設定する。ここでは、切り替え段階数を2段階とし、相対的に遅い速度で時刻指定情報を変化させる方を低速モード,速い速度で変化させる方を高速モードと呼ぶことにする。
ユーザは、EPG画面を呼び出す前に、リモコン2のメニューキー22を押して、メニュー画面を呼び出す。応じて、リモコン2からリモコン操作信号が受像機本体1へと送られ、ディスプレイ12には、例えば図6に示すようなメニュー画面が表示される。
【0054】
次に、ユーザは、リモコン2のカーソルキー24を操作して、表示されたメニュー画面上で「EPG時刻指定速度モード設定」の項目を指定し、その後、決定キー23を押す。応じて、ディスプレイ12には、例えば図7に示すような、EPG時刻指定速度モード設定画面が表示される。
次に、ユーザは、リモコン2のカーソルキー24を操作して、表示されたEPG時刻指定速度モード設定画面上で、高速および低速のいずれか一方を指定し、その後、決定キー23を押す。応じて、受像機本体1では、時刻指定情報を変化させる速度に関するモード設定がなされる。
【0055】
こうしてモード設定されたテレビジョン受像機では、第1の実施形態と同様にして、EPG画面が呼び出される。そして、ユーザがリモコン2のカーソルキー24を操作して視聴時刻を指定し、応じて、EPG画面に、視聴時刻周辺の番組の情報だけを記載した番組表が表示される。第1の実施形態と異なるのは、上記のようにして予め設定されるEPG時刻指定速度モードによって、EPG画面上の時刻指定情報の変化速度が変わる点だけである。
【0056】
図8は、第2の実施形態に係るテレビジョン受像機において、EPG画面上の時刻指定情報が変化する様子を、低速モードの場合と高速モードの場合とを対比させて示した模式図である。図8において、低速モードの場合、実時間が0.1秒経過する毎に、EPG画面に表示される時刻指定情報が1分ずつ進行し(変化速度{10分}/秒)、高速モードの場合、実時間が0.1秒経過する毎に時刻指定情報が5分ずつ進行する(変化速度{50分}/秒)。
【0057】
ここで、演算制御部114が行う時刻指定動作、すなわちユーザのリモコン操作に応じて時刻指定情報を変化させる動作を、図9のフローチャートを用いて説明する。
図9において、演算制御部114は、最初、時刻指定を行う意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、EPGキー21が押されたか)否かを判断する(ステップS201)。そして、判定結果が否定であれば、肯定となるまで待機する。
【0058】
ステップS201の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報(図中、Tと表記)を現在時刻とし(ステップS202)、その後、時刻指定情報を変化させる意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたか)否かを判断する(ステップS203)。そして、判断結果が否定の場合、時刻指定動作を終了する。
【0059】
ステップS203の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報を1分だけ進めさせ(ステップS204)、その後、時刻指定動作を継続する意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたままであるか)否かを判断する(ステップS205)。そして、現在の時刻指定速度モードが高速モードか否かを判断し(ステップS206)、判断結果が肯定である場合、時刻指定単位時間(ΔT)をΔTl(0<ΔTl;ここでは5分)に設定する(ステップS207)。
【0060】
ステップS206の判断結果が否定(低速モード)の場合、時刻指定単位時間をTs(0<Ts<Tl;ここでは1分)に設定する(ステップS208)。
次に、演算制御部114は、ステップS204で時刻指定情報を1分進めさせてから実単位時間(Δt;ここでは0.1秒)経過したか否かを判定し(ステップS209)、判定結果が否定であれば、肯定となるまで待機する。
【0061】
ステップS209の判定結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報を時刻指定単位時間だけ変化(ここでは進め)させ(ステップS210)、その後、時刻指定動作を継続する意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたままであるか)否かを判断する(ステップS211)。そして、判断結果が否定の場合、時刻指定動作を終了する。
【0062】
ステップS211の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、ステップS209に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。なお、今回のステップS209では、前回のステップS210で時刻指定情報を変化させてから実単位時間だけ経過したか否かが判定される。
そして、ユーザがカーソル右キー24を押し続けている期間、ステップS209およびS210が反復され、カーソル右キー24を開放すると、時刻指定動作が終了される。
【0063】
以上のように、本実施形態によれば、時刻指定情報を変化させる速度を、ユーザの指定に応じて予め複数段階に切り替えて設定するようにしたので、変化速度を速く設定した場合、時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くでき、遅く設定した場合、時刻指定情報の微調整を行い易くなる。従って、EPG画面上の時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くでき、しかもユーザが微調整を行い易くなる。その結果、番組選択をより素早く行えるようになる。
【0064】
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るテレビジョン受像機は、第1の実施形態に係るテレビジョン受像機と同様の構成を有する。そして、EPG画面に表示する時刻指定情報をユーザのカーソルキー操作に応じて変化させる際の動作を除き、同様の動作を行う。よって、第3の実施形態に係るテレビジョン受像機については、その構成、および第1の実施形態と同様の動作についての説明を省略し、異なる動作についてのみ、図1〜図5を適宜援用して説明する。
【0065】
第3の実施形態に係るテレビジョン受像機は、EPG画面上の時刻指定情報を、当初、予め決められた複数段階の変化速度のいずれかで変化させ、その速度を途中で自動的に、別のいずれかの変化速度に切り替える。ここでは、切り替え段階数を2段階とし、相対的に遅い速度で時刻指定情報を変化させる方を低速モード,速い速度で変化させる方を高速モードと呼ぶことにする。
【0066】
図1において、第3の実施形態に係るテレビジョン受像機では、第1の実施形態と同様にして、EPG画面が呼び出される。そして、ユーザがリモコン2のカーソルキー24を操作して視聴時刻を指定し、応じて、EPG画面に、視聴時刻周辺の番組の情報だけを記載した番組表が表示される。第1の実施形態と異なるのは、時刻指定情報を変化させている途中で、時刻指定情報の変化速度が切り替わる点だけである。
【0067】
図10は、第3の実施形態に係るテレビジョン受像機において、EPG画面上の時刻指定情報が変化する様子を示した模式図である。図10において、当初は、実時間が0.1秒経過する毎に、EPG画面に表示される時刻指定情報が1分ずつ進行し(低速モード)、途中(実時間が0.2秒が経過した時点)で速度モードが切り替わり、それ以降は、実時間が0.05秒経過する毎に時刻指定情報が1分ずつ進行する(高速モード)。すなわち、時刻指定情報を変化させる動作を開始した当初は、変化速度は低速であり、開始から所定時間(ここでは、カーソル右キー24を押してから0.2秒)経過後に、自動的に変化速度が高速となる。
【0068】
ここで、演算制御部114が行う時刻指定動作、すなわちユーザのリモコン操作に応じて時刻指定情報を変化させる動作を、図11のフローチャートを用いて説明する。
図11において、演算制御部114は、最初、時刻指定を行う意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、EPGキー21が押されたか)否かを判断する(ステップS301)。そして、判定結果が否定であれば、肯定となるまで待機する。
【0069】
ステップS301の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報(図中、Tと表記)を現在時刻とし(ステップS302)、その後、時刻指定情報を変化させる意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたか)否かを判断する(ステップS303)。判断結果が否定の場合、時刻指定動作を終了する。
【0070】
ステップS303の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報を1分だけ進めさせ(ステップS304)、その後、時刻指定動作を継続する意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたままであるか)否かを判断する(ステップS305)。そして、ステップS304で時刻指定情報を1分進めさせてから所定時間(ここでは、0.2秒)経過したか否かを判断し(ステップS306)、判断結果が肯定である場合、高速モード、すなわち実単位時間(Δt)をΔts(0<Δts;ここでは0.05秒)に設定する(ステップS307)。
【0071】
ステップS306の判断結果が否定の場合、低速モード、すなわち実単位時間をtl(0<ts<tl;ここでは0.1秒)に設定する(ステップS308)。
次に、演算制御部114は、ステップS304で時刻指定情報を1分進めさせてから実単位時間(Δt)経過したか否かを判定し(ステップS309)、判定結果が否定であれば、肯定となるまで待機する。
【0072】
ステップS309の判定結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報を時刻指定単位時間(ΔT;ここでは1分)だけ変化(ここでは進め)させ(ステップS310)、その後、時刻指定動作を継続する意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたままであるか)否かを判断する(ステップS311)。そして、判断結果が否定の場合、時刻指定動作を終了する。
【0073】
ステップS311の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、ステップS306に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。なお、今回のステップS309では、前回のステップS310で時刻指定情報を変化させてから実単位時間(Δt)だけ経過したか否かが判定される。
そして、ユーザがカーソル右キー24を押し続けている期間、ステップS306〜S310が反復され、カーソル右キー24を開放すると、時刻指定動作が終了される。
【0074】
従って、ユーザがカーソル右キー24を押してから上記所定時間(ここでは0.2秒)経過するまでは、低速モードに設定されて、実時間が0.1秒毎に時刻指定情報が1分ずつ進行し(変化速度{10分}/秒)、経過した時点で自動的に高速モードに切り替わり、それ以降は、実時間が0.05秒経過する毎に時刻指定情報が1分ずつ進行する(変化速度{20分}/秒)。
【0075】
以上のように、本実施形態によれば、当初、予め決められた複数段階の変化速度のいずれかで変化させ、その速度を、途中で別のいずれかの変化速度に切り替えるようにしたので、例えば、当初は変化速度を遅くして微調整を行い易くし、途中で変化速度を速くして、時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くすることができる。しかも、自動的に変化速度が切り替わるので、速度設定の手間が省ける。従って、EPG画面上の時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くでき、しかも、ユーザが微調整を行い易くなると共に、変化速度を切り替える手間も省ける。その結果、番組選択をより素早く行えるようになる。
【0076】
ところで、第2の実施形態では、時刻指定情報を高速モードで変化させる場合、視聴時刻によっては(例えば8時03分,8時56分など)、低速モードに切り替えて微調整を行う必要がある。一方、第3の実施形態では、時刻指定情報が高速に変化している状態で停止させると、視聴時刻からずれて停止する可能性が高いので、やはり微調整の手間がかかる。そこで、以下に説明する第4の実施形態では、時刻指定情報を視聴時刻まで変化させるのに要する時間が短く、しかも微調整を全く行わなくてよいテレビジョン受像機を開示する。
【0077】
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係るテレビジョン受像機は、第1の実施形態に係るテレビジョン受像機と同様の構成を有する。そして、EPG画面に表示する時刻指定情報をユーザのカーソルキー操作に応じて変化させる際の動作を除き、同様の動作を行う。よって、第4の実施形態に係るテレビジョン受像機については、その構成、および第1の実施形態と同様の動作についての説明を省略し、異なる動作についてのみ、図1〜図5を適宜援用して説明する。
【0078】
図1において、第4の実施形態に係るテレビジョン受像機では、第1の実施形態と同様にして、EPG画面が呼び出される。そして、ユーザがリモコン2のカーソルキー24を操作して視聴時刻を指定し、応じて、EPG画面に、視聴時刻周辺の番組の情報だけを記載した番組表が表示される。第1の実施形態と異なるのは、EPG画面上の時刻指定情報が、(予め決められた実単位時間毎に、)予め決められた時刻指定単位時間ずつ変化するのでなく、最初は現在時刻であり、現在時刻から次の番組の放送開始時刻へ変化し、さらにその次の番組の放送開始時刻へと変化し、…というように、番組の放送開始時刻(または放送終了時刻)に沿って変化(進行または後退)していく点だけである。
【0079】
図12は、第4の実施形態に係るテレビジョン受像機において、EPG画面上の時刻指定情報が変化する様子を示した模式図である。図12を図14の番組表とと比較しながら見ればわかるように、EPG画面上の時刻指定情報は、現在時刻を午後8時(20:00)として、ユーザがカーソル右キー24を押す毎に(連続押しの場合、実単位時間(例えば0.5秒)毎に)、20:20(図14のチャンネル「8」参照),20:30(チャンネル「2」参照),21:00(チャンネル「4」または「6」参照),…のように変化していく。
【0080】
ここで、演算制御部114が行う時刻指定動作、すなわちユーザのリモコン操作に応じて時刻指定情報を変化させる動作を、図13のフローチャートを用いて説明する。
演算制御部114は、第1の実施形態と異なり、時刻指定情報を、予め決められた時刻指定単位時間(ΔT)ずつ変化させるのでなく、時刻指定情報を変化させる量を、EPG情報を参照してその都度変える。
【0081】
図13において、演算制御部114は、最初、時刻指定を行う意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、EPGキー21が押されたか)否かを判断する(ステップS401)。そして、判定結果が否定であれば、肯定となるまで待機する。
ステップS401の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報(図中、Tと表記)を現在時刻とし(ステップS402)、その後、時刻指定情報を変化させる意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたか)否かを判断する(ステップS403)。判断結果が否定の場合、時刻指定動作を終了する。
【0082】
ステップS403の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報を1分だけ進めさせ(ステップS404)、その後、時刻指定動作を継続する意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたままであるか)否かを判断する(ステップS405)。そして、EPG情報保存部112から、時刻指定情報の示す時刻において放送中の全番組の放送終了時刻を、第1の実施形態で図5のフローチャートを用いて説明したのと同様にして取り出す(ステップS406)。そして、抽出した放送終了時刻の中から、(例えば各放送終了時刻を相互に比較することにより、)時刻指定情報の示す時刻(ここでは現在時刻)に最も近接する放送終了時刻を取り出す(ステップS407)。
【0083】
次に、演算制御部114は、ステップS404で時刻指定情報を1分進めさせてから実単位時間(Δt;ここでは0.5秒)経過したか否かを判定し(ステップS408)、判定結果が否定であれば、肯定となるまで待機する。
ステップS408の判定結果が肯定の場合、演算制御部114は、時刻指定情報を、ステップS407で選び出した最近接放送終了時刻とし(ステップS409)、その後、時刻指定動作を継続する意のリモコン操作信号が入力されたか(ここでは、カーソル右キー24が押されたままであるか)否かを判断する(ステップS410)。そして、判断結果が否定の場合、時刻指定動作を終了する。
【0084】
ステップS410の判断結果が肯定の場合、演算制御部114は、ステップS406に戻り、同様の処理を繰り返す。なお、今回のステップS408では、前回のステップS409で時刻指定情報を変化させてから実単位時間(Δt)だけ経過したか否かが判定される。
そして、ユーザがカーソル右キー24を押し続けている期間、ステップS406〜S409が反復され、カーソル右キー24を開放すると、時刻指定動作が終了される。
【0085】
従って、ユーザがカーソル右キー24を押すと、EPG画面には、最初、時刻指定情報として現在時刻が表示され、その後、カーソル右キー24を押す毎に(あるいは連続押ししている期間)、時刻指定情報は、現在時刻から、その時刻に最も近接する番組の放送開始時刻へ,次に近接する番組の放送開始時刻へ,…というように、各番組の放送開始時刻(または放送終了時刻)に沿って変化(進行または後退)していく。
【0086】
以上のように、本実施形態によれば、EPG画面上の時刻指定情報を変化させるのに要する時間を短くでき、しかも、時刻指定情報を変化させて視聴時刻で止めるとき、放送開始時刻からずれて停止することがなくなるので、ユーザが微調整を行う必要が全くなくなる。その結果、番組選択を最も素早く行えるようになる。
【0087】
(その他の実施形態)
第1は、図1のEPG部11単独で構成した番組選択装置である。このような番組選択装置は、他のテレビジョン受像機,TVチューナ,チューナ内蔵型ビデオデッキ,チューナ内蔵型パーソナル・コンピュータ等のテレビジョン受像装置と接続され、その受像装置がEPGを利用して番組選択を行えるようにする。その動作は、第1〜第4実施形態で説明したものと同様である。
【0088】
第2は、EPG情報を利用するTVチューナである。このようなTVチューナは、例えば図1に示すテレビジョン受像機からディスプレイ12を除いた構成を有し、他のテレビジョン受像機,モニタ等と接続されて、第1〜第4実施形態と同様の時刻指定情報,番組表等を、その受像機等のディスプレイ12に表示させる。
第3は、上記のようなTVチューナを内蔵したビデオデッキである。
【0089】
第4は、上記のようなTVチューナを内蔵したパーソナル・コンピュータである。なお、この場合、本コンピュータの出荷時に、予め演算制御部114のプログラムメモリへプログラムデータを格納しておく以外にも、次のようにして、プログラムメモリへプログラムデータを格納することができる。すなわち、プログラムデータを記録した記録媒体(フロッピーディスク,CD−ROM等)からそのプログラムデータを読み取って、プログラムメモリへ格納する。または、通信回線を通じて伝送されてくるプログラムデータを受信して、プログラムメモリへ格納してもよい。
【0090】
以上のように、本発明に係る番組選択装置は、テレビジョン装置(例えばテレビジョン受像機,テレビやモニタと接続されるチューナ,チューナを備えたビデオやパソコンなど)と接続され、電子番組ガイドを利用して素早く番組を選択できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン受像機の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のリモコン2の主要なキーを示す模式図である。
【図3】 図1のディスプレイ12に表示されるEPG画面の一例を示す図ある。
【図4】 ユーザが図1のディスプレイ12に表示されるEPG画面((a)が図3のEPG画面と対応)を参照して番組を選択する手順を説明するための図である。
【図5】 図1の演算制御部114(第1の実施形態)が、視聴時刻において放送中の番組の情報をEPG情報保存部112から取り出す動作を示すフローチャートである。
【図6】 図1のディスプレイ12に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。
【図7】 図1のディスプレイ12に表示されるEPG時刻指定速度モード設定画面の一例を示す図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態に係るテレビジョン受像機(構成は図1と同様である)において、EPG画面上の時刻指定情報が変化する様子を、低速モードの場合と高速モードの場合とを対比させて示した模式図である。
【図9】 図1の演算制御部114(第2の実施形態)が行う時刻指定動作、すなわちユーザのリモコン操作に応じて時刻指定情報を変化させる動作を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の第3の実施形態に係るテレビジョン受像機(構成は図1と同様である)において、EPG画面上の時刻指定情報が変化する様子を示した模式図である。
【図11】 図1の演算制御部114(第3の実施形態)が行う時刻指定動作、すなわちユーザのリモコン操作に応じて時刻指定情報を変化させる動作を示すフローチャートである。
【図12】 本発明の第4の実施形態に係るテレビジョン受像機(構成は図1と同様である)において、EPG画面上の時刻指定情報が変化する様子を示した模式図である。
【図13】 図1の演算制御部114(第4の実施形態)が行う時刻指定動作、すなわちユーザのリモコン操作に応じて時刻指定情報を変化させる動作を示すフローチャートである。
【図14】 EPGを利用する従来のテレビジョン受像機で表示される番組表(総合番組表)の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…受像機本体
2…リモコン
3…時刻指定用ウインドウ
4…番組表用ウインドウ
10…チューナ部
11…EPG部
12…ディスプレイ
21…EPGキー
22…メニューキー
23…決定キー
24…カーソルキー
25…テンキー
111…EPG情報抽出部
112…EPG情報保存部
113…操作信号受信部
114…演算制御部
115…画像情報生成部
Claims (2)
- EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための番組選択装置であって、
放送信号から送信されたEPG情報を抽出するEPG情報抽出手段と、
前記EPG情報抽出手段が抽出した前記EPG情報を保存するEPG情報保存手段と、
時刻指定開始要求、時刻指定要求、及び時刻指定確定要求の入力に基づいて、視聴時刻を設定する視聴時刻設定手段と、
前記視聴時刻設定手段が設定した前記視聴時刻に関連する番組のEPG情報を、前記EPG情報保存手段が保存した前記EPG情報から取得して、番組表を作成する画像情報生成手段と、
前記画像情報生成手段が作成した前記番組表を表示する番組表表示手段とを備え、
前記視聴時刻設定手段は、前記時刻指定開始要求が入力された場合、前記視聴時刻を指定するための時刻指定情報に現在時刻を設定し、前記時刻指定要求が入力された場合、前記EPG情報保存手段が保存した前記EPG情報に含まれる全ての番組の放送開始時刻を取得して、前記現在時刻に最も近接する前記放送開始時刻を前記時刻指定情報に設定し、前記時刻指定要求の入力が継続している間、前記時刻指定情報に設定した前記放送開始時刻の次に近接する前記放送開始時刻を前記時刻指定情報に設定することを所定時間毎に繰り返し、前記時刻指定確定要求が入力された場合、前記時刻指定情報を前記視聴時刻として設定して、前記画像情報生成手段へ出力することを特徴とする、番組選択装置。 - EPG(電子番組ガイド)を利用して番組を選択するための方法であって、
放送信号から送信されたEPG情報を抽出するEPG情報抽出ステップと、
抽出された前記EPG情報を保存するEPG情報保存ステップと、
時刻指定開始要求、時刻指定要求、及び時刻指定確定要求の入力に基づいて、視聴時刻を設定する視聴時刻設定ステップと、
設定された前記視聴時刻に関連する番組のEPG情報を、保存された前記EPG情報から取得して、番組表を作成する画像情報生成ステップと、
作成された前記番組表を表示する番組表表示ステップとを備え、
前記視聴時刻設定ステップは、前記時刻指定開始要求が入力された場合、前記視聴時刻を指定するための時刻指定情報に現在時刻を設定し、前記時刻指定要求が入力された場合、保存された前記EPG情報に含まれる全ての番組の放送開始時刻を取得して、前記現在時刻に最も近接する前記放送開始時刻を前記時刻指定情報に設定し、前記時刻指定要求の入力が継続している間、前記時刻指定情報に設定した前記放送開始時刻の次に近接する前記放送開始時刻を前記時刻指定情報に設定することを所定時間毎に繰り返し、前記時刻指定確定要求が入力された場合、前記時刻指定情報を前記視聴時刻として設定して、前記画像情報生成ステップへ出力することを特徴とする、番組選択方法。
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