JP4156201B2 - Structure to prevent the suspension spring from falling off - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器の懸架ばね脱落防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧緩衝器では、実開昭53-9615号公報に記載の如く、タンパチューブとピストンロッドとを有し、ピストンロッドにスプリングシートを設け、スプリングシートにスプリングシートラバーを介して懸架ばねを支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、懸架ばねが破損すると、懸架ばねがその上下端部又は切断端部からピストンロッドにからみ付き、その後、懸架ばねがピストンロッドに対して回転して滑り移動することによりピストンロッドまわりから外れて脱落する虞がある。脱落した懸架ばねはタイヤと接触する虞もある。
【0004】
本発明の課題は、油圧緩衝器において、懸架ばねが破損しても、ピストンロッドまわりから外れて脱落することを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、油圧緩衝器の懸架ばねを支承する上側スプリングシートにスプリングシートラバーを介して懸架ばねを支持した油圧緩衝器の懸架ばね脱落防止構造において、スプリングシートにスプリングシートラバー保持手段を設けるとともに、スプリングシートラバーにスプリング保持手段を設け、前記スプリング保持手段が懸架ばねの素線を内側から保持する内側保持部と、外側から保持する外側保持部とを有し、前記内側保持部はその背面に補強部を備え、前記補強部は内側保持部の背面の下端部から水平に延びる板状水平部と、内側保持部の背面であって板状水平部の上部に形成される凹状肉抜き部とを備え、前記内側保持部は板状水平部の上部を、素線を保持する他の部分より肉厚の薄い薄肉壁部とするようにしたものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記スプリングシートラバーの前記外側保持部の外面には前記薄肉壁部の径方向外側でスプリングシートと隙間なく接する突状拘束部と、前記外側保持部の外面を縮径して設け、スプリングシートと前記外側保持部の外面との間に形成される隙間とを備えるようにしたものである。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記薄肉壁部がスプリングシートに当接しないようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は油圧緩衝器を示す要部断面図、図2は第1実施形態のスプリングシートラバーを示す断面図、図3はスプリングシートラバーを示し、(A)はスプリングシートラバーの外周側部分を切出して示す下面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は(A)のC視に沿う矢視図、図4は第2実施形態のスプリングシートラバーを示す断面図である。
【0018】
(第1実施形態)(図1〜図3)
油圧緩衝器10は、ストラットダンパ型であり、図1に示す如く、アウタチューブ11(ダンパチューブ)に内蔵してあるシリンダ(不図示)にピストンロッド12を挿入し、アウタチューブ11に車輪側取付ブラケット13を備えて車輪に結合されるとともに、アウタチューブ11から突出するピストンロッド12に車体側取付ブラケット14を備えて車体に取付けられる。尚、車体側取付ブラケット14は、カラー15、上下のマウントベース16A、16B及びマウントラバー17からなるマウントラバー組立体18からなり、このマウントラバー組立体18のカラー15をピストンロッド12の上端側小径部に挿入してナット19で締結することにて構成されている。
【0019】
油圧緩衝器10は、アウタチューブ11にタイロッド取付アーム20を備えてタイロッドが連結され、不図示のステアリング装置による操舵力をアウタチューブ11から車輪に伝え、転舵可能としている。
【0020】
油圧緩衝器10は、アウタチューブ11の外周に固定したロアスプリングシート21と、ピストンロッド12の周囲に設置されて車体側取付ブラケット14に軽圧入等で固定されて背面支持されたスラストベアリング23に軽圧入等で固定されるアッパスプリングシート22との間に、懸架ばね24を介装している。具体的には、懸架ばね24は、ロアスプリングシート21に支持されるとともに、アッパスプリングシート22にスプリングシートラバー30を介して支持される。
【0021】
油圧緩衝器10は、ピストンロッド12の車体側取付ブラケット14より下部に固く抱きつくように挿着したバンプラバー25を備える。油圧緩衝器10は、最圧縮時に、このバンプラバー25をアウタチューブ11の上端面のバンプストッパキャップ26に衝合して最圧縮ストロークを規制する。
【0022】
即ち、油圧緩衝器10にあっては、車両が路面から受ける衝撃力を懸架ばね24の弾発力により吸収するように伸縮する。そして、油圧緩衝器10は、その伸縮に伴うピストン(不図示)の上下動時に、ピストンに設けてあるピストンバルブ装置、シリンダに設けてあるベースバルブ装置等が発生する減衰力により、その伸縮振動を速やかに抑制するものである。
【0023】
しかるに、油圧緩衝器10は、懸架ばね24をアッパスプリングシート22に支持するためのスプリングシートラバー30を図2、図3に示す如くに構成している。
【0024】
スプリングシートラバー30は、円環状体31の内周に設けた環状連結部32を介して蛇腹状ダストカバー33を一体成形している。ダストカバー33の下端部はバンプストッパキャップ26に設けたダストカバー受26Aに当接可能とされている。
【0025】
スプリングシートラバー30は円環状体31の上面の周方向複数位置(本実施形態では4位置)のそれぞれに、スプリングシート22の周方向複数位置(本実施形態では4位置)に設けた保持孔22Aに弾性変形して圧入、係止される係止突部34を備えるとともに、円環状体31の外周に、スプリングシート22の外周壁の内側に設けた保持面22Bに圧入されて嵌合保持される嵌合外径部35を備える。これにより、スプリングシートラバー30はスプリングシート22に固定的に保持される。スプリングシート22の保持孔22A、保持面22Bがスプリングシートラバー保持手段を構成する。
【0026】
スプリングシートラバー30は円環状体31の下面の周方向に連続する凹状断面のスプリング着座部36を備え、このスプリング着座部36に懸架ばね24の上端部側の素線を着座させて支持する。スプリングシートラバー30はスプリング着座部36の周方向に沿う複数位置(本実施形態では4位置)に、その周方向に沿う一定長さ範囲に渡るスプリング保持部37を設けてある。スプリング保持部37は、懸架ばね24の上端部側の素線を内側から保持する内側保持部38と、外側から保持する外側保持部39とを有し、それらの内側保持部38と外側保持部39により懸架ばね24の素線の横断面の外周の180度を越える範囲を把持して拘束保持する素線把持面40を形成する(図2)。
【0027】
スプリングシートラバー30は、外側保持部39の外面39Aを、前述のスプリングシート22の保持面22Bに嵌合保持される嵌合外径部35に対して縮径して設け、スプリングシート22の保持面22Bと外径保持部39の外面39Aとの間に隙間A(図3(A))を形成する。尚、スプリングシートラバー30は、外形保持部39の外側にスプリングシート22の保持面22Bに隙間なく接する突状拘束部41を備え、外側保持部39に保持した懸架ばね24の径方向位置を拘束する。また、スプリングシートラバー30は、スプリング着座部36の周方向に沿って、相隣るスプリング保持部37、37に挟まれる中央部に、懸架ばね24の上端部側の素線をその外周側から拘束して該懸架ばね24の全体をスプリングシートラバー30に対してセンタリングする突状センタリング部42を備える。センタリング部42によりセンタリングされた懸架ばね24の素線の外周面は、スプリング着座部36の周方向に沿う、外側保持部39とセンタリング部42を除く範囲で、スプリング着座部36との間に隙間Bを付与される。
【0028】
スプリングシートラバー30は、外側保持部39の前述した縮径外面39Aがスプリングシート22の保持面22Bとの間に前述の隙間Aを形成する範囲と、スプリング着座部36が前述の隙間Bを形成する範囲に対応する位置に、懸架ばね24の素線の上端部(素線の切断端面)が位置付けられるとき、懸架ばね24の圧縮変形によるその上端部の拡径方向への変位をそれらの隙間A、Bの範囲内で許容できる。尚、懸架ばね24はスプリングシート22への取付位置がその取付段階で決められるようになっている。このため、スプリングシートラバー30は、懸架ばね24をスプリング着座部36に着座せしめるように組込んだとき、懸架ばね24の素線の上端部の位置が上述の隙間A、Bを形成する範囲に対応する適正組込位置に設定されるように、円環状体31の外周面の一部(本実施形態では外側保持部39の外側に設けた突状拘束部41の外面)にスプリングシート22(保持面22B)への位置合せ突部43を備える。スプリングシートラバー30の位置合せ突部43をスプリングシート22の保持面22Bに設けた位置合せ凹部(不図示)に係合せしめることにより、スプリングシート22への正規の取付位置に取付けられる懸架ばね24の素線の上端部をスプリングシートラバー30に対する上述の適正組込位置に位置決めし得るものとなる。
【0029】
スプリングシートラバー30は、スプリング保持部37における内側保持部38の背面に補強部45を付帯して備える。補強部45は、内側保持部38の背面の下端部から前述のダストカバー33との連結部32に水平に延びる板状水平部45Aと、内側保持部38の背面の両側端部から連結部32に垂直に延びる板状略三角部45Bとからなり、内側保持部38の背面と水平部45Aと三角部45Bにより凹状肉抜き部46を形成する。
【0030】
従って、油圧緩衝器10にあっては、ピストンロッド12に設けられた車体側取付ブラケット14にスラストベアリング23が軽圧入等で固定され、このスラストベアリング23にスプリングシート22が軽圧入等で固定され、このスプリングシート22の保持孔22A、保持面22Bにスプリングシートラバー30が固定的に保持され、このスプリングシートラバー30のスプリング保持部37(内側保持部38、外側保持部39)に懸架ばね24の上端部の素線が拘束保持されて使用されるものとなる。
【0031】
油圧緩衝器10によれば、以下の作用がある。
▲1▼懸架ばね24が破損しても、懸架ばね24はスプリングシートラバー30に保持されていて脱落しない。尚、懸架ばね24がスプリングシートラバー30とともにスプリングシート22から落下しても、懸架ばね24を保持しているスプリングシートラバー30がピストンロッド12まわりで閉じた環状をなしているから、これらがピストンロッド12まわりから外れて脱落することがない。また、懸架ばね24がスプリングシートラバー30及びスプリングシート22とともにピストンロッド12まわりで落下しても、懸架ばね24を保持しているスプリングシートラバー30及びスプリングシート22がともにピストンロッド12まわりで閉じた環状をなしているから、これらがピストンロッド12まわりから外れて脱落することがない。
【0032】
▲2▼スプリング保持部37を、スプリングシートラバー30の周方向の複数位置に分散配置したから、その周方向の全周に連続配置するものに比して、スプリングシートラバー30を軽量化できる。
【0033】
▲3▼スプリング保持部37が内側保持部38と外側保持部39とを有するから、懸架ばね24を内外から掴むように強固に保持し、しかも内側保持部38の背面を補強部45で補強したから、懸架ばね24の保持強度を強化できる。
【0034】
▲4▼内側保持部38の補強部45に肉抜き部46を設けたから、上述▲3▼の補強効果を具備しながら、スプリングシートラバー30を軽量化できる。
【0035】
▲5▼外側保持部39の外面がスプリングシートラバー30のスプリングシート22に嵌合して保持される外径より縮径して設けられ、スプリングシート22と外側保持部39の外面との間に隙間が形成されるから、スプリングシートラバー30への懸架ばね24の組込み状態下で、外側保持部39が懸架ばね24の端部を隙間なく保持する状態になったときでも、その端部を外側保持部39の上述の縮径部分に対応する位置に位置付ける限り、懸架ばね24の圧縮変形によるその端部の拡径方向への変位を上記隙間の範囲内で確実に許容できる
【0036】
▲6▼スプリングシートラバー30にダストカバー33を一体化したから、部品点数を削減できるし、ピストンロッド12まわりへのダストカバー33の取付工数を削減し、油圧緩衝器の生産性を向上できる。
【0037】
(第2実施形態)(図4)
第2実施形態のスプリングシートラバー50が、第1実施形態のスプリングシートラバー30と異なる点は、スプリングシートラバー50の円環状体31がダストカバーを一体に備えず、別体のダストカバーを例えばバンプラバー25に一体化し、ダストカバーの上端側の拡径外径部の下側に延びて重なり配置可能とされる縮径内径部51(外水の飛散経路を遮断する)を円環状体31の内周に設けたことにある。
【0038】
スプリングシートラバー50は、スプリングシートラバー30と同様に、円環状体31に、スプリングシート22の保持孔22A、保持面22Bに保持される係止突部34、外径部35、懸架ばね24のためのスプリング着座部36、スプリング保持部37(内側保持部38、外側保持部39)を備える。また、スプリングシートラバー50は、スプリングシートラバー30と同様に、外側保持部39の外側に突状拘束部41を、スプリング着座部36にセンタリング部42を、円環状体31の外周面の一部に位置合せ突部43を備える。
【0039】
スプリングシートラバー50は、スプリングシートラバー30の内側保持部38と同様の補強部52をスプリング保持部37における内側保持部38の背面に備える。補強部52は、内側保持部38の背面の下端部から前述の縮径内径部51に水平に延びる板状水平部52Aと、内側保持部38の背面の両側端部から縮径内径部51に垂直に延びる板状略三角部52Bとからなり、内側保持部38と水平部52Aと三角部52Bにより凹状肉抜き部53を形成する。
【0040】
従って、スプリングシートラバー50を採用する油圧緩衝器10にあっても、ピストンロッド12に設置された車体側取付ブラケット14にスラストベアリング23が軽圧入等で固定され、このスラストベアリング23にスプリングシート22が軽圧入等で固定され、このスプリングシート22の保持孔22A、保持面22Bにスプリングシートラバー50が固定的に保持され、このスプリングシートラバー50のスプリング保持部37(内側保持部38、外側保持部39)に懸架ばね24の上端部の素線が拘束保持されて使用されるものとなり、第1実施形態におけると同様の作用を奏する。
【0041】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、油圧緩衝器において、懸架ばねが破損しても、ピストンロッドまわりから外れて脱落することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧緩衝器を示す要部断面図である。
【図2】図2は第1実施形態のスプリングシートラバーを示す断面図である。
【図3】図3はスプリングシートラバーを示し、(A)はスプリングシートラバーの外周側部分を切出して示す下面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は(A)のC視に沿う矢視図である。
【図4】図4は第2実施形態のスプリングシートラバーを示す断面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器
11 アウタチューブ(ダンパチューブ)
12 ピストンロッド
22 スプリングシート
22A 保持孔(スプリングシートラバー保持手段)
22B 保持面(スプリングシートラバー保持手段)
24 懸架ばね
30、50 スプリングシートラバー
32 連結部
33 ダストカバー
36 スプリング着座部
37 スプリング保持部(スプリング保持手段)
38 内側保持部
39 外側保持部
39A 外面
45、52 補強部
46、53 肉抜き部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure for preventing a suspension spring from falling off a hydraulic shock absorber.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a hydraulic shock absorber has a tamper tube and a piston rod as described in Japanese Utility Model Publication No. 53-9615, a spring seat is provided on the piston rod, and a suspension spring is provided on the spring seat via a spring seat rubber. I support it.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art, when the suspension spring breaks, the suspension spring is entangled with the piston rod from the upper and lower ends or the cut end, and then the suspension spring rotates and slides with respect to the piston rod. There is a risk of falling off from the surroundings. The dropped suspension spring may come into contact with the tire.
[0004]
An object of the present invention is to prevent a hydraulic shock absorber from falling off from around the piston rod even if the suspension spring is broken.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a suspension mechanism for preventing a spring spring from falling off in a suspension system for a hydraulic shock absorber in which a suspension spring is supported by an upper spring seat supporting a suspension spring of the hydraulic shock absorber via a spring seat rubber. The spring seat rubber is provided with spring holding means, and the spring holding means has an inner holding part for holding the wire of the suspension spring from the inside and an outer holding part for holding from the outside, and the inner holding part. Is provided with a reinforcing portion on the back surface, the reinforcing portion is a plate-like horizontal portion extending horizontally from the lower end portion of the back surface of the inner holding portion, and a concave shape formed on the back surface of the inner holding portion and above the plate-like horizontal portion. and a thin portion, der those wherein the inner holding portion is an upper portion of the plate-shaped horizontal section, and so that a thin walled walls of thicker than the other portion which holds the strand .
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the protruding restraint portion that further contacts the outer surface of the outer holding portion of the spring seat rubber without any gap on the outer side in the radial direction of the thin wall portion, The outer surface of the outer holding portion is provided with a reduced diameter, and a clearance formed between the spring seat and the outer surface of the outer holding portion is provided .
[0007]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the thin wall portion does not contact the spring seat .
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part showing a hydraulic shock absorber, FIG. 2 is a cross-sectional view showing a spring seat rubber of the first embodiment, FIG. 3 shows a spring seat rubber, and FIG. Cut-out bottom view, (B) is a cross-sectional view taken along line BB in (A), (C) is a view taken in the direction of arrow C in (A), and FIG. 4 is a spring seat rubber according to the second embodiment. FIG.
[0018]
First Embodiment (FIGS. 1 to 3)
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
In other words, the hydraulic shock absorber 10 expands and contracts so that the impact force that the vehicle receives from the road surface is absorbed by the elastic force of the
[0023]
However, the
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
Accordingly, in the
[0031]
The
(1) Even if the
[0032]
{Circle around (2)} Since the
[0033]
(3) Since the
[0034]
(4) Since the thinned
[0035]
(5) The outer surface of the outer holding
(6) Since the
[0037]
Second Embodiment (FIG. 4)
The
[0038]
Similar to the
[0039]
The
[0040]
Therefore, even in the
[0041]
The embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration of the present invention is not limited to this embodiment, and there are design changes and the like without departing from the gist of the present invention. Is included in the present invention.
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the hydraulic shock absorber, even if the suspension spring is broken, it can be prevented from coming off from the periphery of the piston rod and falling off.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part showing a hydraulic shock absorber.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the spring seat rubber according to the first embodiment.
FIG. 3 shows a spring seat rubber, (A) is a bottom view showing the outer peripheral side portion of the spring seat rubber, (B) is a sectional view taken along line BB in (A), (C) ) Is an arrow view along the C view of (A).
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a spring seat rubber according to a second embodiment.
[Explanation of symbols]
10
12
22B Holding surface (spring seat rubber holding means)
24 suspension springs 30 and 50
38 Inner holding
Claims (3)
スプリングシートにスプリングシートラバー保持手段を設けるとともに、スプリングシートラバーにスプリング保持手段を設け、
前記スプリング保持手段が懸架ばねの素線を内側から保持する内側保持部と、外側から保持する外側保持部とを有し、
前記内側保持部はその背面に補強部を備え、
前記補強部は内側保持部の背面の下端部から水平に延びる板状水平部と、内側保持部の背面であって板状水平部の上部に形成される凹状肉抜き部とを備え、
前記内側保持部は板状水平部の上部を、素線を保持する他の部分より肉厚の薄い薄肉壁部とすることを特徴とする油圧緩衝器の懸架ばね脱落防止構造。In the suspension structure for preventing the fall of the suspension spring of the hydraulic shock absorber supporting the suspension spring via the spring seat rubber on the upper spring seat supporting the suspension spring of the hydraulic shock absorber,
A spring seat rubber holding means is provided on the spring seat, and a spring holding means is provided on the spring seat rubber,
The spring holding means has an inner holding part for holding the wire of the suspension spring from the inside, and an outer holding part for holding from the outside;
The inner holding portion includes a reinforcing portion on the back surface thereof,
The reinforcing portion includes a plate-like horizontal portion that extends horizontally from the lower end of the back surface of the inner holding portion, and a concave meat-cut portion that is the back surface of the inner holding portion and is formed at the top of the plate-like horizontal portion,
The suspension mechanism for preventing a suspension spring from falling off, characterized in that the inner holding part has a thin wall part with a thinner wall than the other part holding the wire at the upper part of the plate-like horizontal part .
前記外側保持部の外面を縮径して設け、スプリングシートと前記外側保持部の外面との間に形成される隙間とを備えることを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器の懸架ばね脱落防止構造。A projecting restraint portion that is in contact with the outer surface of the outer holding portion of the spring seat rubber without gaps on the radially outer side of the thin wall portion; and
The suspension spring for a hydraulic shock absorber according to claim 1, further comprising a clearance formed between the outer surface of the outer holding portion with a reduced diameter and a spring seat and an outer surface of the outer holding portion. Drop-off prevention structure.
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