JP4156161B2 - Light guide plate and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導光板及びその製造方法に関し、さらに詳しくは,車搭載用メーターパネル,テイルランプ等のバック照明装置に用いられる、光散乱層としてマイクロプリズム構造を設けた導光板及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液晶画面表示のバック照明用として、あるいは各種誘導灯のバック照明用として均一に発光する面光源が組み込まれている。この面光源は透明な板状成形体で形成され、本光源である冷陰極管(蛍光灯)からの光を受けて面発光するものであり、導光板とも称される。すなわち、本光源からの光は導光板の側面より導入され、板内を透過した光の一部が、板の裏面に施された光散乱層で散乱光を発し、面全体が均一に発光するものである。
その光散乱層形成のために、従来は、板の裏面にドットパターン印刷を施したり、円錐ドリルの切削を施したりしていたが、高度な技術を要することから、近年、板にマイクロプリズム構造を転写する方法が使用されている。
【0003】
ところで、導光板の材料としては、高度な全光線透過率が必要であることから、通常アクリル系樹脂(PMMA)が用いられている。しかしながら、アクリル系樹脂は耐熱性、機械的強度、難燃性に劣るため、車搭載用のディスプレイ、テイルランプ、ウィンカー等の照明装置には適さず、耐熱性,機械的強度,難燃性が良好なために、ポリカーボネート樹脂が使用され始めている。しかし、一般のポリカーボネート樹脂は流動性に劣り、板にマイクロプリズム構造を転写する場合に、転写性が低いという問題がある。転写性を向上させるためには、ポリカーボネート樹脂の分子量を低下させる方法があるが、分子量低下とともに、機械的強度が低下する。したがって、導光板の材料として、流動性と機械的強度に優れるポリカーボネート樹脂が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記状況に鑑みなされたもので、高い機械的強度を保ちながら、流動性が改良された芳香族ポリカーボネート樹脂を使用して製造された導光板とその製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、特定の末端基を有する芳香族ポリカーボネート樹脂が上記本発明の目的に適合しうることを見い出し本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明の要旨は下記の通りである。
1.下記式(1)
【0006】
【化2】
【0007】
で表されるtert−オクチルフェノキシ基を末端基として有する芳香族ポリカーボネート樹脂を用いて成形した板状成形体からなり、その表面あるいは裏面に光散乱層としてマイクロプリズム構造を有する導光板。
2.前記芳香族ポリカーボネート樹脂100重量部に対してアクリル系樹脂を0.01〜1.0重量部含有するものである上記1記載の導光板。
3.マイクロプリズム構造が正四面体である上記1又は2に記載の導光板。
4.正四面体の高さが10〜300μmである上記3記載の導光板。
5.板状成形体の射出成形時に、スタンパーを使用して光散乱層としてのマイクロプリズム構造を該板状成形体の表面あるいは裏面に転写することを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載の導光板の製造方法。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明について詳細に説明する。
まず、本発明の導光板の材料は前記式(1)で表されるtert−オクチルフェノキシ基を末端基として有する芳香族ポリカーボネート樹脂である。この芳香族ポリカーボネート樹脂は、慣用の製造方法、すなわち、通常、二価フェノールとホスゲンまたは炭酸エステル化合物等のポリカーボネート前駆体とを反応させることにより製造することができる。具体的には、例えば、塩化メチレンなどの溶媒中において、公知の酸受容体や、末端停止剤として下記式(2)
【0009】
【化3】
【0010】
で表されるtert−オクチルフェノールの存在下、更に、必要により分岐剤を添加し、二価フェノールとホスゲンのようなカーボネート前駆体との反応により、あるいは二価フェノールとジフェニルカーボネート等のカーボネート前駆体とのエステル交換反応などによって製造することができる。
【0011】
上記の二価フェノールとしては多種あるが、特に、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン〔通称:ビスフェノールA〕が好適である。ビスフェノールA以外の二価フェノールとしては、例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−1−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−tert−ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−テトラメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−テトラクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−テトラブロモフェニル)プロパン等のビス(ヒドロキシアリール)アルカン類;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ナフチルメタン等のビス(ヒドロキシアリール)アリールアルカン類;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン等のビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類;4,4’−ジヒドロキシフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルフェニルエーテル等のジヒドロキシアリールエーテル類;4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルフィド等のジヒドロキシジアリールスルフィド類;4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホキシド等のジヒドロキシジアリールスルホキシド類;4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホン等のジヒドロキシジアリールスルホン類;4,4’−ジヒドロキシジフェニル等のジヒドロキシジフェニル類などを挙げることができる。これらの二価フェノールは、それぞれ単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。
【0012】
また、炭酸エステル化合物としては、ジフェニルカーボネート等のジアリールカーボネート,ジメチルカーボネート,ジエチルカーボネート等のジアルキルカーボネート等を挙げることができる。
【0013】
末端停止剤としては、前記式(2)で表されるtert−オクチルフェノールが使用されるが、なかでもp−tert−オクチルフェノールが好ましい。また、本発明の目的を損なわない範囲で、p−tert−ブチルフェノール,p−クミルフェノール,フェノールなどの一価フェノールを併用してもよい。さらに、末端全てが封止されず、二価フェノールの水酸基が残っていてもよく、tert−オクチルフェノキシ基の末端分率で約60%以上でよい。
【0014】
その他、分岐剤として、例えば1,1,1−トリス(4−ヒドキシフェニル)エタン、α,α’,α''−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼン、1−〔α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル〕−4−〔α’,α’−ビス(4''−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼン、フロログシン、トリメリット酸、イサチンビス(o−クレゾール)等の官能基を三個以上有する化合物を用いることができる。
【0015】
本発明に用いられる芳香族ポリカーボネート樹脂は、通常粘度平均分子量が、10,000〜40,000のものが好ましく、11,000〜20,000のものがより好ましく、12,000〜17,000のものが特に好ましい。分子量が低すぎると、耐衝撃性に劣る場合があり、高すぎると成形が困難になり、また転写性も悪くなる場合がある。
【0016】
本発明においては、芳香族ポリカーボネート樹脂の導光性を向上させるために、芳香族ポリカーボネート樹脂100重量部に対して0.01〜1.0重量部のアクリル系樹脂を加えた方が好ましい。0.01重量部未満では、導光性の向上がみられない場合があり、1.0重量部を超えると、逆に導光性が低下する場合がある。より好ましくは、0.05〜0.5重量部である。
【0017】
上記のアクリル系樹脂とは、アクリル酸、アクリル酸エステル、アクリロニトリル及びその誘導体のモノマー単位を繰り返し単位とするポリマーをいい、単独重合体又はスチレン、ブタジエン等とのコポリマーをいう。具体的には、ポリアクリル酸,ポリメタクリル酸メチル(PMMA),ポリアクリロニトリル,アクリル酸エチル−アクリル酸−2−クロロエチル共重合体,アクリル酸−n−ブチル−アクリルニトリル共重合体,アクリロニトリル−スチレン共重合体,アクリロニトリル−ブタジエン共重合体,アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等を挙げることができる。中でも、特に、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)を好適に用いることができる。
【0018】
本発明においては、さらに成形時の熱劣化による黄変を防止するために、芳香族ポリカーボネート樹脂の安定剤として、シリコン系化合物にメトキシ基、ビニル基等の官能基を導入した反応性シリコン系化合物(オルガノシロキサン等)を添加するほうが好ましい。この場合、その添加量は、通常、芳香族ポリカーボネート樹脂100重量部に対して、0.01〜3.0重量部、好ましくは0.05〜2.0重量部である。
【0019】
また、芳香族ポリカーボネート樹脂に、本発明の目的を損なわない範囲で、各種添加剤を配合してもよい。例えば、ヒンダードフェノール系,エステル系,リン酸エステル系,アミン系等の酸化防止剤、ベンゾトリアゾール系,ベンゾフェノン系等の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系等の光安定剤、脂肪族カルボン酸エステル系,パラフィン系,シリコンオイル,ポリエチレンワックス等の内部潤滑剤,常用の難燃化剤、難燃助剤、離型剤、帯電防止剤等を挙げることができる。
【0020】
前記各成分を配合、混練方法は通常の方法で行えばよく、例えば、リボンブレンダー,ドラムタンブラー,ヘンシェルミキサー,バンバリミキサー,単軸スクリュー押出機,二軸スクリュー押出機,コニーダ,多軸スクリュー押出機等により行うことができる。混練に際しての加熱温度は通常280〜320℃が適当である。
【0021】
本発明の導光板は、上記の芳香族ポリカーボネート樹脂を用いて成形した板状成形体からなり、その表面あるいは裏面に光散乱層としてマイクロプリズム構造を有するものである。
上記のマイクロプリズムは、特に限定されないが、正四面体のものが好ましい。また、その高さは10〜300μmのものが好ましく、より好ましくは20〜200μm、特に好ましくは50〜100μmである。
【0022】
本発明の導光板の製造は、板状成形体の射出成形時に、スタンパーを使用して光散乱層としてのマイクロプリズム構造を該板状成形体の表面あるいは裏面に転写すればよい。その場合、光散乱層は、導光板の全面でもよいし、一部でもよい。その射出成形は、シリンダー温度を260〜330℃、金型温度を50〜120℃にして行うのが好ましい。
【0023】
導光板としては、特に制限はなく、厚さ3mm程度の平板を成形すればよい。また、形状は平板状に必ずしも限定されず、レンズ効果を有する曲面板でもよく、目的・用途に応じて適宜選定すればよい。例えば、導光板の厚さが光源から遠くなるにつれて次第に薄くなる楔型形状の断面を有する構造でもよい。また、面状発光体の前面に別部材からなる表示部を一体化して設けた構造にしてもよい。
【0024】
【実施例】
更に、本発明を製造例,実施例及び比較例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
製造例1
[ポリカーボネートオリゴマーの製造]
400リットルの5重量%水酸化ナトリウム水溶液に、60kgのビスフェノールAを溶解し、ビスフェノールAの水酸化ナトリウム水溶液を調製した。次いで、室温に保持したこのビスフェノールAの水酸化ナトリウム水溶液を138リットル/時間の流量で、また、塩化メチレンを69リットル/時間の流量で、内径10mm、管長10mの管型反応器にオリフィス板を通して導入し、これにホスゲンを並流して10.7kg/時間の流量で吹き込み、3時間連続的に反応させた。ここで用いた管型反応器は二重管となっており、ジャケット部分には冷却水を通して反応液の排出温度を25℃に保った。また、排出液のpHは10〜11となるように調整した。このようにして得られた反応液を静置することにより、水相を分離、除去し、塩化メチレン相(220リットル)を採取して、PCオリゴマー(濃度317g/リットル)を得た。ここで得られたポリカーボネートオリゴマーの重合度は2〜4であり、クロロホーメイト基の濃度は0.7規定であった。
【0025】
製造例2−1
[末端変性ポリカーボネートA1 の製造]
内容積50リットルの攪拌付き容器に、製造例1で得られたポリカーボネートオリゴマー10リットルを入れ、p−tert−オクチルフェノール155gを溶解させた。次いで、水酸化ナトリウム水溶液(水酸化ナトリウム53g、水1リットル)とトリエチルアミン5.8ccを加え、1時間300rpmで攪拌し、反応させた。その後、上記系にビスフェノールAの水酸化ナトリウム溶液(ビスフェノール:720g、水酸化ナトリウム412g、水5.5リットル)を混合し、塩化メチレン8リットルを加え、1時間500rpmで攪拌し、反応させた。反応後、塩化メチレン7リットル及び水5リットルを加え、10分間500rpmで攪拌し、攪拌停止後静置し、有機相と水相を分離した。得られた有機相を5リットルのアルカリ(0.03規定−NaOH)、5リットルの酸(0.2規定−塩酸)及び5リットルの水(2回)の順で洗浄した。その後、塩化メチレンを蒸発させ、フレーク状のポリマーを得た。得られたフレーク状ポリマーを120℃で48時間乾燥させた。p−tert−オクチルフェノキシ基の末端分率は99.5%であり、ポリマーの粘度平均分子量は14,900であった。
【0026】
製造例2−2
[末端変性ポリカーボネートA2 の製造]
製造例2−1において、p−tert−オクチルフェノール155gの代わりにp−tert−ブチルフェノール113gを用いた他は、製造例2−1と同様にして、フレーク状ポリマーを得た。p−tert−ブチルフェノキシ基の末端分率は99.5%であり、ポリマーの粘度平均分子量は15,000であった。
【0027】
製造例2−3
[末端変性ポリカーボネートA3 の製造]
製造例2−1において、p−tert−オクチルフェノール155gの代わりにフェノール71gを用いた他は、製造例2−1と同様にして、フレーク状ポリマーを得た。フェノキシ基の末端分率は99.5%であり、ポリマーの粘度平均分子量は15,100であった。
【0028】
製造例2−4
[末端変性ポリカーボネートA4 の製造]
製造例2−1において、p−tert−オクチルフェノール155gの代わりにp−tert−ブチルフェノール95.9gを用いた他は、製造例2−1と同様にして、フレーク状ポリマーを得た。p−tert−ブチルフェノキシ基の末端分率は99.5%であり、ポリマーの粘度平均分子量は17,000であった。
【0029】
なお、ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量(Mv)は、ウベローデ型粘度計にて、20℃における塩化メチレン溶液の粘度を測定し、これより極限粘度[η]を求めた後、次式にて算出した。
[η]=1.23×10-5Mv0.83
【0030】
実施例1、参考例1〜2及び比較例1〜4
製造例2−1〜2−4で得られたフレーク状ポリマーを用い、第1表に示す配合割合でPMMA(住友化学工業社製、スミペックMG5)、安定剤(信越シリコーン社製、KR219、メトキシ基及びビニル基を有するオルガノシロキサン)、酸化防止剤(旭電化工業社製、PEP36、リン系酸化防止剤)を配合し、60×60×3mmのキャビティ内に高さ70μmの正四面体のマイクロプリズムのスタンパーを挿入し、成形した。シリンダー温度320℃、金型温度115℃とした。得られた導光板の転写率、落錘衝撃強度、輝度の値を第2表に示す。
それらの測定方法は下記のとおりである。
【0031】
(1)転写率
転写された導光板のマイクロプリズムの正四面体を10個選び、その高さの平均値を70μmで割り%で表したものである。なお、マイクロプリズムの正四面体の高さはオリンパス光学社製走査型レーザー顕微鏡を用い測定した。
(2)落錘衝撃強度
ASTM D−3763−86に準拠して行った。
速度:7m/s、荷重:36.85N
(3)輝度
導光板の裏面(マイクロプリズムを転写した側)及び側面を高反射率材料(出光石油化学社製、タフロンHR2500を射出成形)のプレート(厚さ3mm)で覆い、光源側エッジより冷陰極管(ハリソン電機社製、HMBS26E)で照射し、導光板表面を乳白のアクリル板(三菱レイヨン社製、アクリライト432、厚さ2mm)で覆い、導光板の中央部の輝度を測定(ミノルタ社製、LS−110を使用)した。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、高い機械的強度を保ちながら、流動性が改良されたポリカーボネート樹脂を材料として使用しているため、導光板を製造する際マイクロプリズム構造の転写性に優れ、導光板は機械的強度、導光性共に優れているものが得られる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a light guide plate and a method for manufacturing the same, and more particularly, to a light guide plate provided with a microprism structure as a light scattering layer and used in a back lighting device such as a car-mounted meter panel and a tail lamp. Is.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a surface light source that uniformly emits light is incorporated for back lighting of a liquid crystal screen display or for back lighting of various guide lights. This surface light source is formed of a transparent plate-like molded body, receives surface light from a cold cathode tube (fluorescent lamp) which is the main light source, and is also called a light guide plate. That is, light from this light source is introduced from the side surface of the light guide plate, and a part of the light transmitted through the plate emits scattered light in the light scattering layer provided on the back surface of the plate, and the entire surface emits uniformly. Is.
In order to form the light scattering layer, dot patterns have been printed on the back of the plate or conical drills have been cut. The method of transferring is used.
[0003]
By the way, as the material of the light guide plate, since a high total light transmittance is required, acrylic resin (PMMA) is usually used. However, acrylic resin is inferior in heat resistance, mechanical strength, and flame retardancy, so it is not suitable for lighting devices such as displays mounted on vehicles, tail lamps, blinkers, etc., and has heat resistance, mechanical strength, and flame retardancy. Polycarbonate resins are beginning to be used for their goodness. However, a general polycarbonate resin has poor fluidity, and there is a problem that transferability is low when a microprism structure is transferred to a plate. In order to improve the transferability, there is a method of lowering the molecular weight of the polycarbonate resin. However, the mechanical strength is lowered as the molecular weight is lowered. Therefore, a polycarbonate resin excellent in fluidity and mechanical strength is required as a light guide plate material.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a light guide plate manufactured using an aromatic polycarbonate resin having improved fluidity while maintaining high mechanical strength, and a method for manufacturing the same. .
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies, the present inventors have found that an aromatic polycarbonate resin having a specific end group can be adapted to the object of the present invention, and have completed the present invention.
That is, the gist of the present invention is as follows.
1. Following formula (1)
[0006]
[Chemical 2]
[0007]
A light guide plate having a microprism structure as a light scattering layer on the front surface or the back surface thereof, which is formed by using an aromatic polycarbonate resin having a tert-octylphenoxy group as a terminal group.
2. 2. The light guide plate according to 1 above, which contains 0.01 to 1.0 part by weight of an acrylic resin with respect to 100 parts by weight of the aromatic polycarbonate resin.
3. 3. The light guide plate according to 1 or 2 above, wherein the microprism structure is a regular tetrahedron.
4). 4. The light guide plate as described in 3 above, wherein the regular tetrahedron has a height of 10 to 300 μm.
5. 5. The micro prism structure as a light scattering layer is transferred to the front surface or the back surface of the plate-shaped molded body by using a stamper at the time of injection molding of the plate-shaped molded body. Manufacturing method of light guide plate.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is described in detail below.
First, the material of the light guide plate of the present invention is an aromatic polycarbonate resin having a tert-octylphenoxy group represented by the formula (1) as a terminal group. This aromatic polycarbonate resin can be produced by a conventional production method, that is, usually by reacting a dihydric phenol with a polycarbonate precursor such as phosgene or a carbonate compound. Specifically, for example, in a solvent such as methylene chloride, the following formula (2) is used as a known acid acceptor or a terminal terminator.
[0009]
[Chemical 3]
[0010]
In the presence of tert-octylphenol, a branching agent is added if necessary, and reaction between a dihydric phenol and a carbonate precursor such as phosgene, or a dihydric phenol and a carbonate precursor such as diphenyl carbonate It can be produced by a transesterification reaction.
[0011]
The dihydric phenol is various, and 2,2-bis (4-hydroxyphenyl) propane [common name: bisphenol A] is particularly preferable. Examples of dihydric phenols other than bisphenol A include bis (4-hydroxyphenyl) methane, 1,1-bis (4-hydroxyphenyl) ethane, 2,2-bis (4-hydroxyphenyl) butane, 2,2 -Bis (4-hydroxyphenyl) octane, 2,2-bis (4-hydroxy-1-methylphenyl) propane, 1,1-bis (4-hydroxy-tert-butylphenyl) propane, 2,2-bis ( 4-hydroxy-3-bromophenyl) propane, 2,2-bis (4-hydroxy-3,5-tetramethylphenyl) propane, 2,2-bis (4-hydroxy-3-chlorophenyl) propane, 2,2 -Bis (4-hydroxy-3,5-tetrachlorophenyl) propane, 2,2-bis (4-hydroxy-3,5-tetrabromide) Bis (hydroxyaryl) alkanes such as phenyl) propane; Bis (hydroxyaryl) arylalkanes such as 2,2-bis (4-hydroxyphenyl) phenylmethane and bis (4-hydroxyphenyl) naphthylmethane; 1,1 -Bis (hydroxyaryl) such as bis (4-hydroxyphenyl) cyclopentane, 1,1-bis (4-hydroxyphenyl) cyclohexane, 1,1-bis (4-hydroxyphenyl) -3,5,5-trimethylcyclohexane ) Cycloalkanes; dihydroxy aryl ethers such as 4,4′-dihydroxyphenyl ether and 4,4′-dihydroxy-3,3′-dimethylphenyl ether; 4,4′-dihydroxydiphenyl sulfide, 4,4′- Dihydroxy-3,3′-dimethyldiphenyls Dihydroxy diaryl sulfides such as fido; dihydroxy diaryl sulfoxides such as 4,4′-dihydroxydiphenyl sulfoxide, 4,4′-dihydroxy-3,3′-dimethyldiphenyl sulfoxide; 4,4′-dihydroxydiphenyl sulfone, 4, Examples include dihydroxydiaryl sulfones such as 4′-dihydroxy-3,3′-dimethyldiphenylsulfone; dihydroxydiphenyls such as 4,4′-dihydroxydiphenyl. These dihydric phenols may be used alone or in combination of two or more.
[0012]
Examples of the carbonate compound include diaryl carbonates such as diphenyl carbonate, dialkyl carbonates such as dimethyl carbonate and diethyl carbonate.
[0013]
As the terminal terminator, tert-octylphenol represented by the formula (2) is used, and among them, p-tert-octylphenol is preferable. In addition, monohydric phenols such as p-tert-butylphenol, p-cumylphenol, and phenol may be used in combination as long as the object of the present invention is not impaired. Further, not all ends may be capped, and the hydroxyl group of the dihydric phenol may remain, and the end fraction of the tert-octylphenoxy group may be about 60% or more.
[0014]
Other examples of the branching agent include 1,1,1-tris (4-hydroxyphenyl) ethane, α, α ′, α ″ -tris (4-hydroxyphenyl) -1,3,5-triisopropylbenzene, 1- [α-methyl-α- (4′-hydroxyphenyl) ethyl] -4- [α ′, α′-bis (4 ″ -hydroxyphenyl) ethyl] benzene, phlorogsin, trimellitic acid, isatin bis (o A compound having three or more functional groups such as (-cresol) can be used.
[0015]
The aromatic polycarbonate resin used in the present invention usually has a viscosity average molecular weight of preferably 10,000 to 40,000, more preferably 11,000 to 20,000, and 12,000 to 17,000. Those are particularly preferred. If the molecular weight is too low, impact resistance may be inferior, and if it is too high, molding may be difficult and transferability may be deteriorated.
[0016]
In the present invention, in order to improve the light guiding property of the aromatic polycarbonate resin, it is preferable to add 0.01 to 1.0 part by weight of an acrylic resin with respect to 100 parts by weight of the aromatic polycarbonate resin. If the amount is less than 0.01 part by weight, the light guiding property may not be improved. If the amount exceeds 1.0 part by weight, the light guiding property may be lowered. More preferably, it is 0.05 to 0.5 part by weight.
[0017]
The above-mentioned acrylic resin refers to a polymer having repeating units of monomer units of acrylic acid, acrylic ester, acrylonitrile and derivatives thereof, and refers to a homopolymer or a copolymer with styrene, butadiene or the like. Specifically, polyacrylic acid, polymethyl methacrylate (PMMA), polyacrylonitrile, ethyl acrylate-acrylic acid-2-chloroethyl copolymer, acrylic acid-n-butyl-acrylonitrile copolymer, acrylonitrile-styrene Examples thereof include copolymers, acrylonitrile-butadiene copolymers, and acrylonitrile-butadiene-styrene copolymers. Among these, polymethyl methacrylate (PMMA) can be particularly preferably used.
[0018]
In the present invention, in order to further prevent yellowing due to thermal deterioration during molding, as a stabilizer for an aromatic polycarbonate resin, a reactive silicon compound in which a functional group such as a methoxy group or a vinyl group is introduced into a silicon compound. It is preferable to add (organosiloxane etc.). In this case, the addition amount is usually 0.01 to 3.0 parts by weight, preferably 0.05 to 2.0 parts by weight, with respect to 100 parts by weight of the aromatic polycarbonate resin.
[0019]
Moreover, you may mix | blend various additives with an aromatic polycarbonate resin in the range which does not impair the objective of this invention. For example, antioxidants such as hindered phenols, esters, phosphate esters, and amines, UV absorbers such as benzotriazoles and benzophenones, light stabilizers such as hindered amines, aliphatic carboxylic acid esters, Examples thereof include internal lubricants such as paraffinic, silicone oil, polyethylene wax and the like, conventional flame retardants, flame retardant aids, mold release agents, antistatic agents and the like.
[0020]
The above components may be blended and kneaded in the usual manner. For example, ribbon blender, drum tumbler, Henschel mixer, Banbury mixer, single screw extruder, twin screw extruder, conida, multi screw extruder Etc. The heating temperature at the time of kneading is usually 280 to 320 ° C.
[0021]
The light guide plate of the present invention is composed of a plate-like molded body molded using the above aromatic polycarbonate resin, and has a microprism structure as a light scattering layer on the front surface or the back surface thereof.
The microprism is not particularly limited, but a regular tetrahedron is preferable. Moreover, the thing of 10-300 micrometers is preferable, More preferably, it is 20-200 micrometers, Especially preferably, it is 50-100 micrometers.
[0022]
In producing the light guide plate of the present invention, a microprism structure as a light scattering layer may be transferred to the front surface or the back surface of the plate-shaped molded body by using a stamper at the time of injection molding of the plate-shaped molded body. In that case, the light scattering layer may be the entire surface of the light guide plate or a part thereof. The injection molding is preferably performed at a cylinder temperature of 260 to 330 ° C. and a mold temperature of 50 to 120 ° C.
[0023]
The light guide plate is not particularly limited, and a flat plate having a thickness of about 3 mm may be formed. The shape is not necessarily limited to a flat plate shape, and may be a curved plate having a lens effect, and may be appropriately selected according to the purpose and application. For example, the light guide plate may have a wedge-shaped cross section in which the thickness of the light guide plate gradually decreases as the distance from the light source increases. Moreover, you may make it the structure which provided integrally the display part which consists of another member in the front surface of the planar light-emitting body.
[0024]
【Example】
Further, the present invention will be described more specifically with reference to production examples, examples and comparative examples, but the present invention is not limited to these examples.
Production Example 1
[Production of polycarbonate oligomer]
60 kg of bisphenol A was dissolved in 400 liters of 5 wt% aqueous sodium hydroxide solution to prepare an aqueous sodium hydroxide solution of bisphenol A. Next, this aqueous solution of bisphenol A in sodium hydroxide maintained at room temperature at a flow rate of 138 liter / hour and methylene chloride at a flow rate of 69 liter / hour was passed through an orifice plate through a tubular reactor having an inner diameter of 10 mm and a tube length of 10 m. It was introduced, and phosgene was co-flowed into it and blown in at a flow rate of 10.7 kg / hour, and reacted continuously for 3 hours. The tubular reactor used here was a double tube, and the discharge temperature of the reaction solution was maintained at 25 ° C. through the jacket portion through cooling water. The pH of the effluent was adjusted to be 10-11. The reaction solution thus obtained was allowed to stand to separate and remove the aqueous phase, and the methylene chloride phase (220 liters) was collected to obtain a PC oligomer (concentration 317 g / liter). The degree of polymerization of the polycarbonate oligomer obtained here was 2 to 4, and the concentration of the chloroformate group was 0.7N.
[0025]
Production Example 2-1
[Production of terminal-modified polycarbonate A 1 ]
10 liters of the polycarbonate oligomer obtained in Production Example 1 was placed in a container with stirring having an internal volume of 50 liters, and 155 g of p-tert-octylphenol was dissolved therein. Next, an aqueous sodium hydroxide solution (53 g of sodium hydroxide, 1 liter of water) and 5.8 cc of triethylamine were added, and the mixture was stirred at 300 rpm for 1 hour to be reacted. Thereafter, a sodium hydroxide solution of bisphenol A (bisphenol: 720 g, sodium hydroxide 412 g, water 5.5 liters) was mixed with the above system, 8 liters of methylene chloride was added, and the mixture was stirred at 500 rpm for 1 hour to be reacted. After the reaction, 7 liters of methylene chloride and 5 liters of water were added, stirred at 500 rpm for 10 minutes, allowed to stand after stirring was stopped, and the organic phase and the aqueous phase were separated. The resulting organic phase was washed with 5 liters of alkali (0.03 N NaOH), 5 liters of acid (0.2 N hydrochloric acid) and 5 liters of water (twice) in this order. Thereafter, methylene chloride was evaporated to obtain a flaky polymer. The obtained flaky polymer was dried at 120 ° C. for 48 hours. The terminal fraction of the p-tert-octylphenoxy group was 99.5%, and the viscosity average molecular weight of the polymer was 14,900.
[0026]
Production Example 2-2
[Production of terminal-modified polycarbonate A 2 ]
In Production Example 2-1, a flaky polymer was obtained in the same manner as in Production Example 2-1, except that 113 g of p-tert-butylphenol was used instead of 155 g of p-tert-octylphenol. The terminal fraction of p-tert-butylphenoxy group was 99.5%, and the viscosity average molecular weight of the polymer was 15,000.
[0027]
Production Example 2-3
[Production of terminal-modified polycarbonate A 3 ]
In Production Example 2-1, a flaky polymer was obtained in the same manner as in Production Example 2-1, except that 71 g of phenol was used instead of 155 g of p-tert-octylphenol. The terminal fraction of the phenoxy group was 99.5%, and the viscosity average molecular weight of the polymer was 15,100.
[0028]
Production Example 2-4
[Production of terminal-modified polycarbonate A 4 ]
A flaky polymer was obtained in the same manner as in Production Example 2-1, except that 95.9 g of p-tert-butylphenol was used instead of 155 g of p-tert-octylphenol in Production Example 2-1. The terminal fraction of p-tert-butylphenoxy group was 99.5%, and the viscosity average molecular weight of the polymer was 17,000.
[0029]
The viscosity average molecular weight (Mv) of the polycarbonate resin was calculated by the following equation after measuring the viscosity of the methylene chloride solution at 20 ° C. with an Ubbelohde viscometer, and determining the intrinsic viscosity [η] from this. .
[Η] = 1.23 × 10 −5 Mv 0.83
[0030]
Example 1, Reference Examples 1-2 and Comparative Examples 1-4
Using the flaky polymer obtained in Production Examples 2-1 to 2-4, PMMA (Sumitomo Chemical Industries, Sumipec MG5) and stabilizer (manufactured by Shin-Etsu Silicone Co., Ltd., KR219, methoxy) at the blending ratio shown in Table 1. Group and vinyl group organosiloxane), antioxidant (Asahi Denka Kogyo Co., Ltd., PEP36, phosphorus antioxidant), 60 × 60 × 3 mm cavities of 70 μm height tetrahedral micro A prism stamper was inserted and molded. The cylinder temperature was 320 ° C. and the mold temperature was 115 ° C. Table 2 shows the transfer rate, drop weight impact strength, and luminance values of the obtained light guide plate.
Their measuring methods are as follows.
[0031]
(1) Transfer rate Ten microtetraprism tetrahedrons of the light guide plate that have been transferred are selected, and the average height is divided by 70 μm and expressed in%. The height of the regular tetrahedron of the microprism was measured using a scanning laser microscope manufactured by Olympus Optics.
(2) Drop weight impact strength This was performed in accordance with ASTM D-3763-86.
Speed: 7m / s, load: 36.85N
(3) Cover the back surface (side on which the microprism is transferred) and side surface of the luminance light guide plate with a plate (thickness 3 mm) of high reflectivity material (made by Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., Toughlon HR2500) and from the light source side edge Irradiation with a cold cathode tube (Harrison Electric Co., Ltd., HMBS26E), the surface of the light guide plate is covered with a milky acrylic plate (Mitsubishi Rayon Co., Ltd., Acrylite 432, thickness 2 mm), and the brightness at the center of the light guide plate is measured ( Minolta LS-110 was used).
[0032]
[Table 1]
[0033]
[Table 2]
[0034]
【The invention's effect】
According to the present invention, the polycarbonate resin with improved fluidity is used as a material while maintaining high mechanical strength. Therefore, when the light guide plate is manufactured, the transfer property of the microprism structure is excellent. That is excellent in both the mechanical strength and the light guiding property.
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