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JP4155894B2 - 波長ルーティング装置及び波長ルーティングネットワーク - Google Patents

波長ルーティング装置及び波長ルーティングネットワーク Download PDF

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Description

本発明は、波長ルーティング装置に関する。特に、周回性アレイ導波路格子(以下、「アレイ導波路格子」を「AWG」とする。)を備える波長ルーティング装置および周回性AWGを用いた波長ルーティングネットワークに関する。
図1、図2に従来のフルメッシュ型のネットワークの構成を示す。図3に周回性AWGの構造を示す。図4(1)に周回性AWGの論理的な接続を説明する図を示す。図4(2)に周回性AWGの入出力ポート対の間の波長対応表を示した図を示す。図1、図2において、1はノード、2は接続、3は周回性AWGを備える波長ルーティング装置を示す。図3において、30は入力チャネル導波路、31は入力スラブ導波路、32はアレイ導波路、33は出力スラブ導波路、34は出力チャネル導波路、40は周回性AWGを示す。図4(1)において、40は周回性AWG、を示す。図4(2)において、縦方向は入力ポートのポート番号、横方向は出力ポートのポート番号、各交点は波長チャネルの波長をそれぞれ示す。
従来、N個のノードでフルメッシュ型のネットワークを構成する場合、図1のように任意の2つのノード間をすべて光ファイバで結んでいた。ここで、図1では、5つのノードを例にとった。
このとき、ノード1の間をすべて接続するために光ファイバを多く必要とした。例えば、5個のノードをもれなく接続するために、10本の光ファイバが必要となる。そこで、上記問題を解決するために、AWGに波長周回性という機能を持たせた周回性AWGが開発された(例えば、特許文献1参照。)。
波長多重伝送システムにおいては、複数の波長の光を1本の光ファイバで伝送するため、送信側においては複数の波長の光信号を1本に多重化する機能が必要であり、受信側においては多重化された光信号を波長ごとに分波する機能が必要となる。この多重化や分波する機能を光合分波器で実現する。AWGとは、その機能を平面光回路(PLC)を用いて実現する光合分波器の1種である。図3のように、入力チャネル導波路30から入力した光信号を入力スラブ導波路31で分配し、長さの異なる導波路を複数有したアレイ導波路32で光路差を付与し、出力スラブ導波路33の出力側の出力チャネル導波路34に結合させることによって光信号が干渉し、特定波長の光信号を出力することができる。
また、波長周回性とは、図4(1)に示すように、複数個ずつ(図4(1)に示す場合、5個)入出力ポートを有する光合分波器において、各入力ポートに複数(図4(1)に示す場合、5種類)の波長チャネルが入力可能なとき、過不足なく必ず異なる出力ポートから出力されるような光合分波特性のことである。このことから、各入力ポートから入力可能な波長チャネルの数は、入出力ポートの数によって決定され、図4(1)に示す接続例の場合は、5種類の波長チャネルが各入力ポートから入力可能である。一定の規則とは、各入出力ポート間の接続に波長が順番となるように波長チャネルを対応させるものである。上記規則を表に表したのが、図4(2)に示す波長対応表であり、この波長対応表のように、波長チャネルの波長が周回して対応することから波長周回性という。この規則は、AWGの任意の入出力ポートの数について同様である。
AWGに波長周回性という機能を持たせた周回性AWGは、たとえば、図4(1)に示すように、5個の入力ポートと各ポートあたり5種類の異なる波長チャネルのすべてが、5個の出力ポートの各ポートいずれかと1対1に接続される。このような周回性AWG40を用いると、図2のように、N個のノードをスター状に接続することによって、フルメッシュ型のネットワークを構成することができ、ネットワークに必要な光ファイバの本数を削減することができる。
なお、図1および図2は、各ノード1間の論理的な接続関係を示した図であって、物理的には、ノード1の出力ポートと周回性AWGの入力ポートとを接続する光ファイバと、ノード1の入力ポートと周回性AWGの出力ポートとを接続する光ファイバと、の2本を接続2に含むものである。
しかし、各ノード1同士は信号の伝送に1つの波長チャネルしか使用することができないため、ある1つのノードから他の複数のノードに、それぞれ情報量が異なる信号を伝送する場合は、時分割多重で情報量の差を吸収せざるを得ず波長多重伝送システムのメリットを活かしきれない。ここで、時分割多重とは、通信回線を使用する時間を等分し、複数の通信回線に順番に割り当てる方式をいう。また、需要に応じた容量増設などにも対応できず、柔軟性にかけるネットワークの構成になってしまうという問題が生じる。
特開2001−346235号公報(第(2)頁、第3図、第4図図)
本発明は、このような問題を解決するために、入力ポートと出力ポートに複数の波長チャネルの設定が可能な波長ルーティング装置およびこれを用いた波長ルーティングネットワークを提供することを目的とする。
本発明は、背景技術において述べた、周回性AWGのある入力ポートに入力された複数の波長チャネルのすべてが、それぞれ異なった出力ポートから出力される機能を利用している。
具体的には、上記目的を達成するために、本願第1発明は、M(M:以上の整数)個の入力ポートおよびM個の出力ポートを有する周回性アレイ導波路格子を備える波長ルーティング装置において、p(p:M−1未満の自然数)個の該出力ポートとp個の該入力ポートとが1対1に接続されている波長ルーティング装置である。
本願第1発明において、前記出力ポートと接続されている少なくとも1の前記入力ポートと、該入力ポートと接続されている前記出力ポートとが、光増幅器を介して1対1に接続されることが望ましい。
また、本願第1発明において、前記出力ポートと接続されている前記入力ポート以外のいずれか一個の前記入力ポートと、前記入力ポートと接続されている前記出力ポート以外のいずれか一個の前記出力ポートと、からなる複数の入出力ポート対において、少なくとも1対の入出力ポート対の間で信号伝送に使用可能な波長チャネルの数が2以上であることが含まれてもよい。
本願第2発明は、M(M:以上の整数)個の入力ポートおよびM個の出力ポートを有する周回性アレイ導波路格子と、該周回性アレイ導波路格子の入力ポートのうちN(N:2以上M未満の自然数)個のそれぞれおよび該周回性アレイ導波路格子の出力ポートのうちN個のそれぞれが1対1に接続されたN個のノードと、を有する波長ルーティングネットワークにおいて、該周回性アレイ導波路格子の入力ポートのうち該ノードが接続されていないq(q:(M−N)以下の自然数)個の該入力ポートと、該周回性アレイ導波路格子の出力ポートのうち該ノードが接続されていないq個の該出力ポートと、が1対1に接続されている波長ルーティングネットワークである。
本願第2発明において、前記周回性アレイ導波路格子の出力ポートと接続されている少なくとも1の前記周回性アレイ導波路格子の入力ポートと、該入力ポートと接続されている前記周回性アレイ導波路格子の出力ポートとが、光増幅器を介して1対1に接続されていることが望ましい。
また、本願第2発明において、少なくとも2個のノード間において、信号伝送に使用可能な波長チャネルの数を2以上としたことが含まれてもよい。
また、本願第2発明において、少なくとも2個のノード間において、一方のノードから他方のノードへの信号伝送に使用可能な波長チャネルの数と他方のノードから一方のノードへの信号伝送に使用可能な波長チャネルの数とが異なることが含まれてもよい。
本発明による波長ルーティング装置では、需要に応じた容量増設などにも対応でき、柔軟なネットワーク設計が可能となる。また、本発明による波長ルーティングネットワークによれば、所定のノード間に複数の波長チャネルを割り当てることが可能となる。また、非対称な波長チャネルを割り当てることが可能となる。
以下、いくつかの実施の形態を示すことによって、本願発明について説明する。
(実施の形態1)
図5(1)は、入出力ポートをそれぞれ4つ備えた周回性AWGを示した図で、図5(2)はこの周回性AWGの入出力ポート対の間の波長対応表を示した図である。図6(1)、図7(1)、図8(1)および図9は、それぞれ、図5(1)に示した周回性AWGを用いた本発明の実施の形態を示した図である。図6(2)、図7(2)、図8(2)は、それぞれの実施の形態の波長ルーティング装置の入出力ポート対の間の波長対応表を示した図である。
図6(1)、図7(1)、図8(1)および図9において、40は周回性AWG、11、12、13、14は入力ポートのポート番号、21、22、23、24は出力ポートのポート番号、をそれぞれ示す。また、図5(2)、図6(2)、図7(2)、図8(2)において、縦方向は入力ポートのポート番号、横方向は出力ポートのポート番号、各交点は入出力ポート対の間で使用可能な波長チャネルの波長をそれぞれ示す。なお、入出力ポート間で接続される入出力ポートは、外部との接続には使用しないため、該当する入出力ポートを太線によって消してある。
まず、波長ルーティング装置において、出力ポートと入力ポートが接続されていない場合について図5(2)を用いて説明する。図5(2)において、例えば、入力ポート12から波長がλの波長チャネルを入力すると、その波長チャネルは出力ポート23から出力されるということを示している。波長対応表は先に述べた周回性AWGの性質上、入出力ポートの数によって決定され、任意の入出力ポートの数について同様である。図5(1)に示す周回性AWG40では、任意の入力ポートと出力ポートとは、すべていずれかの波長チャネルにより1対1に接続される。入力ポートから出力ポートへ伝送できる情報量の限界は、信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数によって決定される。つまり、図5(1)に示す周回性AWG40では、任意の入出力ポート対の間で波長チャネル1つ分の情報量しか伝送することができない。
そこで、本実施の形態では、M(M:2以上の整数)個の入力ポートおよびM個の出力ポートを有する周回性アレイ導波路格子を備える波長ルーティング装置において、p(p:M未満の自然数)個の該出力ポートとp個の該入力ポートとが1対1に接続されていることを特徴とし、実施の形態の1つに図6(1)に示す接続例がある。
図6(1)に示す実施の形態のように、4対の入出力ポートを有した周回性AWG40の入力ポート12と出力ポート22と、および入力ポート14と出力ポート24と、をそれぞれ接続すると、図6(2)に示す、新たな入出力ポート対の間の波長対応表を得ることができる。
図6(1)に示す接続例の場合、例えば、波長がλの波長チャネルを入力ポート11に入力すると、図5(2)に示した波長対応表より、出力ポート21から出力される。よって、図6(2)の波長対応表においても、入力ポート11、出力ポート21の交点はλとなる。次に、波長がλの波長チャネルを入力ポート11に入力すると、図5(2)に示した波長対応表より、出力ポート22から出力される。しかし、入力ポート12と出力ポート22とが接続されているため、出力ポート22から出力された波長チャネルは入力ポート12へと入力される。図5(2)に示した波長対応表より、入力ポート12へと入力された波長がλの波長チャネルは、出力ポート23から出力される。よって、図6(2)の波長対応表においても、入力ポート11、出力ポート23の交点はλとなる。このように、図6(1)に示す接続例の場合の波長対応表が図6(2)のように決定される。
図6(2)を見ると、入力ポート11から入力可能な4種類の波長チャネルは、出力ポート21から1種類、出力ポート23から3種類の波長チャネルの出力が可能で、入力ポート13から入力可能な4種類の波長チャネルは、出力ポート21から3種類、出力ポート23から1種類の波長チャネルの出力が可能であることがわかる。これは、入力ポート12と出力ポート22と、および入力ポート14と出力ポート24と、が接続されることによって、出力ポート22または出力ポート24から出力された波長チャネルが入力ポートに戻され、これらの出力ポートと接続された入力ポート12または入力ポート14へと入力されることにより、その入力ポートに入力された波長チャネルが、接続前の波長対応表において、出力ポートとは異なった出力ポートから出力されるためである。
以上より、本実施の形態によれば、入力ポート11から出力ポート22へ、および入力ポート13から出力ポート21へ、の信号の伝送に使用可能な波長チャネルが3種類となり、所定のノード間に複数の波長チャネルを割り当てることが可能となり、伝送できる情報量を多くすることが可能となる。
本実施の形態では、入力ポート12と出力ポート22と、および入力ポート14と出力ポート24と、を接続するに限らず、少なくとも、1対の入力ポートと出力ポートとが接続されていればよい。つまり、入力ポートのいずれか1つと、出力ポートのいずれか1つと、を接続すればよい。例えば、図7(1)に示すように、入力ポート12と出力ポート23とを接続してもよい。この場合、波長対応表は、図7(2)のようになる。図7(2)から、入力ポート11から出力ポート24へ、および入力ポート14から出力ポート21へ、は信号の伝送に2種類の波長チャネルが使用可能となり、他のポート間では、1種類の波長チャネルが使用可能である。この場合でも、例えば、入力ポート11から出力ポート24へは伝送できる情報量を多くすることが可能となる。また、一方で、図7(1)に示した接続例の場合、図7(2)に示した波長対応表より、入力ポート11から出力ポート24への信号の伝送には2種類の波長チャネルが使用可能で、入力ポート13から出力ポート24への信号の伝送には1種類の波長チャネルが使用可能であるため、非対称なネットワークの設計が可能となる。
なお、本実施の形態では、使用しない入出力ポートがあってもよい。また、例えば、図6(1)に示した接続例の場合、入力ポート11と出力ポート23と間で、信号の伝送に3種類の波長チャネルが使用可能と述べたが、使用可能な波長チャネルのうち、使用しない波長チャネルがあってもよい。つまり、使用可能な3種類の波長チャネルの少なくとも1つを信号の伝送に使用すればよい。また、このことは、以下、他の実施の形態についても同様とする。
また、例えば、図8(1)に示すように、入力ポート12と出力ポート22と、および入力ポート13と出力ポート23と、を接続してもよい。この場合、波長対応表は、図8(2)のようになる。このとき、例えば、入力ポート11から波長がλの波長チャネルが入力されると、その波長チャネルは出力ポート22から出力され、入力ポートに戻されることによって、入力ポート12に入力される。入力ポート12に入力された波長がλの波長チャネルは、図5(2)の波長対応表より、出力ポート23から出力され、入力ポートに戻されることによって、入力ポート13に入力され、最終的に出力ポート24から出力される。つまり、入力ポート11から入力された波長がλの波長チャネルは合計2回入力ポートへ戻される。このとき、2回入力ポートに戻されることより光損失が大きくなる場合は、図8(1)に示すように、光増幅器53を介して入出力ポート間を接続し、光信号を増幅することによって、光損失分を補償することが可能となる。この光増幅器53は、任意の入出力ポート間に設けることが可能である。
また、上記のように入力ポートに波長チャネルが戻されることを回避するために、図9に示すように入出力ポートを互い違いに接続してもよい。図9のように接続すると、すべての波長チャネルが2回入力ポートへ戻されることなく、出力ポートから出力され、光損失を回避することが可能となる。
以上、図6(1)に示す実施の形態で説明したように、本実施の形態による波長ルーティング装置では、出力ポートと接続されている入力ポート以外のいずれか一個の入力ポートと、前記入力ポートと接続されている前記出力ポート以外のいずれか一個の出力ポートと、からなる複数の入出力ポート対において、少なくとも1対の入出力ポート対の間で信号伝送に使用可能な波長チャネルの数を2以上とすることができる。
(実施の形態2)
次に、入出力ポート対の間で、信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数をより増やすことが可能な実施の形態について説明する。
図10(1)、図11(1)、図11(2)および図11(3)は、それぞれ本実施の形態の波長ルーティング装置を示した図である。図10(2)は、図10(1)に示した実施の形態による波長ルーティング装置の入出力ポート対の間で信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を示した図である。
図10(1)、図11(1)、図11(2)および図11(3)において、40は周回性AWG、11から115は入力ポートのポート番号、21から215は出力ポートのポート番号、をそれぞれ示す。また、図11(3)において、nには3以上の自然数が入り1(nの一次式)で入力ポートのポート番号、2(nの一次式)で出力ポートのポート番号を示す。なお、便宜上、接続されている入出力ポートを線で結ぶことにする。このことは、以下、同様である。
また、図10(2)において、縦方向は入力ポートのポート番号、横方向は出力ポートのポート番号、各交点は入出力ポート対の間で使用可能な波長チャネルの数をそれぞれ示す。
図10(1)は、9対の入出力ポートを有した周回性AWG40の入力ポート11、14、17、と出力ポート21、24、27と、がそれぞれ外部と接続可能な実施の形態である。図10(1)に示す接続例の場合、図10(2)に示すように、入出力ポート間が接続されていないすべての入出力ポート間で、信号の伝送に使用可能な波長チャネルを3種類とすることができ、伝送できる情報量を多くすることが可能である。
また、すべての入出力ポート間で、信号の伝送に4種類の波長チャネルを使用可能とする場合は、図11(1)に示すように入出力ポート間を接続すればよく、すべての入出力ポート間で、信号の伝送に5種類の波長チャネルを使用可能とする場合は、図11(2)に示すように入出力ポート間を接続すればよい。ここで、図11(1)は、12対の入出力ポートを有した周回性AWG40の入力ポート11、15、19、と出力ポート21、25、29と、がそれぞれ外部と接続可能な実施の形態で、図11(2)は、15対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート11、16、111、と出力ポート21、26、211と、がそれぞれ外部と接続可能な実施の形態である。このように接続を拡張していくと、図11(3)に示すように、外部と接続可能な入出力ポートの数が(2・n+1)、(n、k:自然数)対(つまり、奇数対)あり、入出力ポートをk対ずつたすきがけによって接続すると、外部と接続可能なすべての入出力ポート対の間で、信号の伝送に(k+1)種類の波長チャネルが使用可能となることが経験的に得られ、伝送する情報量の大きなネットワークの設計における1つの設計指標となる。しかし、先にも述べたように、この接続方法にとらわれるものではない。
なお、図10(1)、図11(1)、図11(2)および図11(3)に示した接続例において、入出力ポートの接続がそれぞれたすきがけになっているのは、なるべく波長チャネルが入力ポートへ戻されるのを減らすためのものであるが、この接続例にとらわれるものではなく、また、他の実施の形態で説明したように、入出力ポートの接続間に光増幅器を備えてもよい。
(実施の形態3)
次に、入出力ポート間で、信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数の差を大きくすることが可能な実施の形態について説明する。
図12(1)は、本実施の形態の波長ルーティング装置を示した図である。図12(2)は、図12(1)に示した実施の形態による波長ルーティング装置の入出力ポート対の間で信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を示した図である。図12(1)において、40は周回性AWG、11から112は入力ポートのポート番号、21から212は出力ポートのポート番号、55から63は入出力ポートの接続、をそれぞれ示す
また、図12(2)において、縦方向は入力ポートのポート番号、横方向は出力ポートのポート番号、各交点は入出力ポート対の間で使用可能な波長チャネルの数をそれぞれ示す。
図12(1)は、12対の入出力ポートを有した周回性AWG40の入力ポート11、14、18、と出力ポート21、24、28と、がそれぞれ外部と接続可能とし、入出力ポートの2対、3対、4対をそれぞれたすきがけによって接続した実施の形態である。
図12(1)に示した接続例の場合、各外部と接続可能な入出力ポート間で信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を図12(2)に示すように得ることができる。この場合、例えば、入力ポート11から出力ポート24への信号の伝送に使用可能な波長チャネルが6種類、入力ポート18と出力ポート28への信号の伝送に使用可能な波長チャネルが2種類、であり、使用可能な波長チャネルの数が大きく異なる非対称なネットワークの設計が可能となる。
また、図12(1)に示した接続例において、入出力ポートの接続がそれぞれたすきがけになっているのは、なるべく波長チャネルが入力ポートへ戻される回数を減らすためのものであるが、例えば、入力ポート11から波長がλの波長チャネルが入力されると、入力された波長チャネルは、接続57、接続61、接続56、接続57、接続63と、合計5回入力ポートへ戻されて、出力ポート24から出力される。この場合において、伝送経路が長いために光損失が大きくなる場合は、入出力ポートの各接続間に光増幅器を備えてもよい。
以上より、本願発明による波長ルーティング装置では、信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を増やすことで需要に応じた容量増設などにも対応でき、柔軟なネットワーク設計が可能となる。
(実施の形態4)
次に、本願発明の他の実施の形態について、図2、図12(1)、図12(2)、図13、図14を用いて説明する。
図13、図14に、本実施の形態による波長ルーティングネットワークの1実施の形態の概略図を示す。図13、図14において、701、702、703および801、802はノード、40は周回性AWG、73はノードに入力される信号の流れを示す矢印、74はノードから出力される信号の流れを示す矢印、75は本願第1発明の実施の形態による波長ルーティング装置、をそれぞれ示す。
本実施の形態では、M(M:2以上の整数)個の入力ポートおよびM個の出力ポートを有する周回性アレイ導波路格子と、該周回性アレイ導波路格子の入力ポートのうちN(N:M未満の自然数)個のそれぞれおよび該周回性アレイ導波路格子の出力ポートのうちN個のそれぞれが1対1に接続されたN個のノードと、を有する波長ルーティングネットワークにおいて、該周回性アレイ導波路格子の入力ポートのうち該ノードが接続されていないq(q:(M−N)以下の自然数)個の該入力ポートと、該周回性アレイ導波路格子の出力ポートのうち該ノードが接続されていないq個の該出力ポートと、が1対1に接続されていることを特徴とする。つまり、本実施の形態は、本願第1発明の実施の形態による波長ルーティング装置75を用いた波長ルーティングネットワークの実施の形態である。
例えば、図12(1)に示した波長ルーティング装置を用いて、3つのノード間で信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数が非対称な波長ルーティングネットワークを実現するために、図13に示すように、図12(1)に示した波長ルーティング装置の入力ポート11および出力ポート21をノード701に、入力ポート14および出力ポート24をノード702に、入力ポート18および出力ポート28をノード703に、それぞれ接続することができる。
図13に示す波長ルーティングネットワークとすれば、図12(2)に示す波長対応表から、例えば、ノード701からノード703へは、図12(2)の(11、24)の交点の値から、6種類の波長チャネルを伝送することができ、ノード703からノード701へは、同様に6種類の波長チャネルを伝送することがきる。また、ノード701からノード702へは、同様に5種類の波長チャネルを伝送することができ、ノード702からノード701へは、同様に5種類の波長チャネルを伝送することがきる。
以上より、本実施の形態による波長ルーティングネットワークでは、異なるノード間で信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を異なるものとすることが可能で、伝送する情報の量に対応した柔軟な波長ルーティングネットワークとなる。また、従来技術で述べたように、図13に示すようにノードと波長ルーティング装置75とを接続すると、1つのノードに接続された2つの接続が、図2に示す接続2に対応し、本実施の形態においても、図2に示すスター状の接続によってフルメッシュ型のネットワークを構成することができる。
以上、図13に示す実施の形態で説明したように、本実施の形態による波長ルーティングネットワークでは、少なくとも2個のノード間において、信号伝送に使用可能な波長チャネルの数を2以上とすることができる。
なお、各入出力ポートに必ずノードを接続しなければならないものではなく、使用しない入出力ポートがあってもよいし、入出力ポートに接続されたノードにおいて使用しない波長チャネルがあってもよい。また、図13では入力ポート11および出力ポート21と、入力ポート14および出力ポート24と、入力ポート18および出力ポート28と、のそれぞれにノードを接続したが、この接続にとらわれるものではなく、例えば、図14のようにノードを互い違いに接続してもよい。なお、図14は、便宜上、図13における入出力ポート間の接続の記載は省略した。
図14は、入力ポート11および出力ポート28をノード801に、入力ポート18および出力ポート24をノード802に、それぞれノードを接続した本実施の形態による波長ルーティングネットワークの1例である。この場合、ノード801からノード802へは、図12(2)の(11、24)の交点の値から、6種類の波長チャネルを伝送することができ、ノード802からノード801へは、同様に2種類の波長チャネルを伝送することができる。つまり、本実施の形態による波長ルーティングネットワークは、ノード間の信号の行きと帰りで信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を変えることが可能で、非対称な波長ルーティングネットワークとすることができる。
以上、図14に示す実施の形態で説明したように、本実施の形態による波長ルーティングネットワークでは、少なくとも2個のノード間において、一方のノードから他方のノードへの信号伝送に使用可能な波長チャネルの数と他方のノードから一方のノードへの信号伝送に使用可能な波長チャネルの数とを異なるものとすることができる。
なお、図13および図14に示す入出力ポート間の接続は、前述の実施の形態において説明したように、図13および図14に示す接続に限らず、2対以上の入出力ポートを備える周回性AWGにおいて、少なくとも、1対の入力ポートと出力ポートとが接続されていればよい。また、図13および図14において、光増幅器を介して任意の入出力ポート間を接続することもできる。光増幅器を介して接続することで、出力ポートから出力された光が入力ポートへ戻されることによる光損失分を補償することが可能となる。
以上より、本実施の形態による波長ルーティングネットワークでは、異なるノード間で信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を異なるものとすることが可能で、柔軟な波長ルーティングネットワークとなる。また、ノード間の行きと帰りで信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を変えることが可能となり、それぞれのノードで波長チャネルが異なる場合の信号の伝送に対応した柔軟な波長ルーティングネットワークとなる。
本願発明は、ローカルエリアネットワークやアクセスネットワークのみならず、一度に大きな情報を通信する必要があるメトロポリタンネットワーク等の幹線系ネットワークにも適用することができる。
従来のフルメッシュ型のネットワークの構成を示した図である。 従来のフルメッシュ型のネットワークの構成を示した図である。 周回性AWGの構造を説明する図である。 周回性AWGの論理的な接続を説明する図である。 4対の入出力ポートを有した周回性AWGの構成の概略を示した図で、(1)は、4対の入出力ポートを有した周回性AWGを示し、(2)は4対の入出力ポートを有した周回性AWGの波長対応表を示している。 本願第1発明の波長ルーティング装置の1実施の形態を示した概略図で、(1)は、4対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート12と出力ポート22と、および入力ポート14と出力ポート24と、をそれぞれ接続した実施の形態を示し、(2)は、(1)に示す接続例の場合の、入出力ポート対の間の波長対応表を示している。 本願第1発明の波長ルーティング装置の1実施の形態を示した概略図で、(1)は、4対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート12と出力ポート23とを接続した実施の形態を示し、(2)は、(1)に示す接続例の場合の、入出力ポート対の間の波長対応表を示している。 本願第1発明の波長ルーティング装置の1実施の形態を示した概略図で、(1)は、4対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート12と出力ポート22と、および入力ポート13と出力ポート23と、をそれぞれ接続した実施の形態を示し、(2)は、(1)に示す接続例の場合の、入出力ポート対の間の波長対応表を示している。 本願第1発明の波長ルーティング装置の1実施の形態を示した概略図で、4対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート12と出力ポート23と、および入力ポート13と出力ポート22と、をそれぞれ接続した実施の形態を示している。 本願第1発明の波長ルーティング装置の1実施の形態を示した概略図で、(1)は、9対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート11、14、17、と出力ポート21、24、27と、がそれぞれ外部と接続可能な実施の形態を示し、(2)は、(1)に示す接続例の場合の、入出力ポート対の間で信号の伝送で使用可能な波長チャネルの数を示している。 本願第1発明の波長ルーティング装置の1実施の形態を示した概略図で、(1)は、12対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート11、15、19、と出力ポート21、25、29と、がそれぞれ外部と接続可能な実施の形態を示し、(2)は、15対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート11、16、111、と出力ポート21、26、211と、がそれぞれ外部と接続可能な実施の形態を示した図である。(3)は、(2・n+1)・(k+1)、(n、k:自然数)対の入出力ポートを有した周回性AWGを用いた実施の形態を示している。 本願第1発明の波長ルーティング装置の1実施の形態を示した概略図で、(1)は、12対の入出力ポートを有した周回性AWGの入力ポート11、14、18、と出力ポート21、24、28と、がそれぞれ外部と接続可能な実施の形態を示し、(2)は、(1)に示す接続例の場合の、入出力ポート対の間で信号の伝送に使用可能な波長チャネルの数を示している。 本願第2発明の波長ルーティングネットワークの1実施の形態を示した概略図である。 本願第2発明の波長ルーティングネットワークの1実施の形態を示した概略図である。
符号の説明
1 ノード
2 接続
3 周回性AWGを備える波長ルーティング装置
30 入力チャネル導波路
31 入力スラブ導波路
32 アレイ導波路
33 出力スラブ導波路
34 出力チャネル導波路
40 周回性AWG
53 光増幅器
55から63 接続
73 ノードに入力される信号の流れを示す矢印
74 ノードから出力される信号の流れを示す矢印
75 波長ルーティング装置
701、702、703 ノード
801、802 ノード

Claims (6)

  1. M(M:以上の整数)個の入力ポートおよびM個の出力ポートを有する周回性アレイ導波路格子を備える波長ルーティング装置において、p(p:M−1未満の自然数)個の該出力ポートとp個の該入力ポートとが1対1に接続されている波長ルーティング装置であって、
    前記出力ポートと接続されている前記入力ポート以外のいずれか一個の前記入力ポートと、前記入力ポートと接続されている前記出力ポート以外のいずれか一個の前記出力ポートと、からなる複数の入出力ポート対において、少なくとも1対の入出力ポート対の間で信号伝送に使用可能な波長チャネルの数を2以上にしたことを特徴とする波長ルーティング装置。
  2. 前記出力ポートと接続されている少なくとも1の前記入力ポートと、
    該入力ポートと接続されている前記出力ポートとが、
    光増幅器を介して1対1に接続されている請求項1の波長ルーティング装置。
  3. M(M:以上の整数)個の入力ポートおよびM個の出力ポートを有する周回性アレイ導波路格子と、該周回性アレイ導波路格子の入力ポートのうちN(N:2以上M未満の自然数)個のそれぞれおよび該周回性アレイ導波路格子の出力ポートのうちN個のそれぞれが1対1に接続されたN個のノードと、を有する波長ルーティングネットワークにおいて、該周回性アレイ導波路格子の入力ポートのうち該ノードが接続されていないq(q:(M−N)以下の自然数)個の該入力ポートと、該周回性アレイ導波路格子の出力ポートのうち該ノードが接続されていないq個の該出力ポートと、が1対1に接続されている波長ルーティングネットワーク。
  4. 前記周回性アレイ導波路格子の出力ポートと接続されている少なくとも1の前記周回性アレイ導波路格子の入力ポートと、
    該入力ポートと接続されている前記周回性アレイ導波路格子の出力ポートとが、
    光増幅器を介して1対1に接続されている請求項に記載の波長ルーティングネットワーク。
  5. 少なくとも2個のノード間において、信号伝送に使用可能な波長チャネルの数を2以上にしたことを特徴とする請求項または請求項記載の波長ルーティングネットワーク。
  6. 少なくとも2個のノード間において、一方のノードから他方のノードへの信号伝送に使用可能な波長チャネルの数と他方のノードから一方のノードへの信号伝送に使用可能な波長チャネルの数とが異なることを特徴とする請求項3から5に記載のいずれかの波長ルーティングネットワーク。
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