JP4153803B2

JP4153803B2 - Motorcycle fuel tank arrangement

Info

Publication number: JP4153803B2
Application number: JP2003037355A
Authority: JP
Inventors: 彰男前野; 芳信大村; 薫河内
Original assignee: Kawasaki Jukogyo KK
Current assignee: Kawasaki Motors Ltd
Priority date: 2003-02-14
Filing date: 2003-02-14
Publication date: 2008-09-24
Anticipated expiration: 2023-02-14
Also published as: JP2004243956A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷物等の収納スペースを広くでき、燃料補給も容易に行うことのできる自動二輪車の燃料タンク配置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動二輪車のうち、フロントフォークから上方に突出するステアリング軸がヘッドパイプに挿通された構造を有する、いわゆるモペット型では、エンジンおよびエアクリーナが車体の前部に配置され、ハンドルの直ぐ後ろの下部にエアクリーナが位置するため、ハンドルの後ろ下方に燃料タンクを配置する構造を採用することができない。そこで、従来のモペット型の自動二輪車では、シートの下方に燃料タンクを配置していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようにシートの下方に燃料タンクを配置した上記構造では、荷物等の収納スペースが狭くなるだけでなく、燃料補給時にシートを開閉しなければならないために、燃料補給の作業が面倒なものとなる。
【０００４】
これに対し、スクータにおいては、エンジンおよびエアクリーナが車体の後部に配置されているから、ハンドルの後ろ下方にスペース上の余裕があるので、ハンドル下方のヘッドパイプの近傍に燃料タンクを配置した構造のものも提案されている（例えば特許文献１）。
【０００５】
【特許文献１】
特公平８−１８５８６号公報（第２図）
【０００６】
しかしながら、この構造では、給油口がヘッドパイプよりも後方に位置しているために、ハンドルが邪魔になって給油作業が面倒になる。また、ハンドルを左右に大きく回動させたときにハンドルが給油口に当たらないように、給油口を下方に配置する必要があるので、燃料タンクの容量を大きくしにくい。
【０００７】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、荷物等の収納スペースを十分確保でき、燃料補給も容易に行うことのできる自動二輪車の燃料タンク配置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明の一構成に係る自動二輪車の燃料タンク配置は、フロントフォークから上方に突出するステアリング軸がヘッドパイプに挿通され、前記ヘッドパイプの外周面の一部を覆うように燃料タンクが配置され、前記燃料タンクに前記ヘッドパイプの軸心よりも前方に位置する給油口が設けられ、前記燃料タンクが平面視で前方に開口したほぼＬ字形もしくはほぼＵ字形に形成され、前記ヘッドパイプの一側方に燃料タンクの主要部が配置され、他側方にキーシリンダと燃料タンクの延出部が配置され、前記延出部に前記給油口が設けられている。
【０００９】
この燃料タンク配置によれば、ヘッドパイプの外周面の一部を覆うように燃料タンクが配置されているので、エンジンやエアクリーナが車体の前部に配置されるモペット型の自動二輪車において、無理なく燃料タンクを車体の前部に設置できる。このため、シートの下部に燃料タンクを配置していた従来の場合に比べて、シート下方の収納スペースを広く確保できる。また、燃料タンクの給油口がヘッドパイプよりも前方に位置しているので、燃料補給時には、シートの開閉を行うことなく、またハンドルに邪魔されることもなく、車体の前方または側方から容易に燃料補給を行うことができる。特に、ハンドルは通常、前上がりに回動するので、ヘッドパイプよりも前方に位置する給油口を上方に配置しても、ハンドルに当たることがないから、燃料タンクの上下寸法を大きくして容量を大きくできる。さらに、燃料タンクが平面視で前方に開口したほぼＬ字形もしくはほぼＵ字形に形成されているので、燃料タンクがヘッドパイプの前側を通る電気系統の配線やブレーキケーブルの妨げになることがない。また、キーシリンダをヘッドパイプの側方という、操作性の良い位置に配置しながら、キーシリンダを避けて、燃料タンクの容量を大きくすることができる。
【００１２】
好ましくは、車体フレーム中央下部の前寄りにエンジンおよびエアクリーナが配置され、前記エアクリーナは、前記ヘッドパイプの後方斜め下方で、かつエンジンの上方に位置している。
【００１３】
さらに好ましくは、前記給油口は、車体前方から燃料補給を行うことが可能となっている。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら詳述する。図１に示す自動二輪車はいわゆるモペット型であり、車体フレーム１の前端のヘッドパイプ２に、フロントフォーク３から上方に突出するステアリング軸４を挿通して支持させている。図２に示すように、フロントフォーク３はヘッドパイプ２よりも下側の部分のみからなる短いもので、その上端部がブラケット３０に支持され、このブラケット３０の中央部にステアリング軸４が固定されている。フロントフォーク３には前車輪５を取り付け、図１の車体フレーム１の中央下部のスイングアームブラケット６にピボット軸７を介して軸支されたスイングアーム８に後車輪９を取り付け、車体フレーム１の中央下部の前寄りにエンジン１０およびエアクリーナ１１を取り付けて、エンジン１０で後車輪８を駆動すると共に、ステアリング軸４の上端部に固定したハンドル３２で操向するように構成されている。エアクリーナはエンジン１０の上方で、ヘッドパイプ２の後方斜め下方に配置されている。
【００１５】
車体フレーム１は前端にヘッドパイプ２が固定された１本のメインフレーム１２と、その後部から後方に延びる左右２本のシートレール１３（図３）とを有し、シートレール１３とスイングアーム８との間に、後輪荷重を支持するためのリヤサスペンション１４が装着され、シートレール１３上にライダーのシート１５が装着されている。シート１５の下方の車体フレーム１との間の空間は荷物等の収納スペース１６とされている。
【００１６】
前記ハンドル３２の直下部には、図３に示すように、ヘッドパイプ２の外周面の一部、この場合は、左側部と後部を覆うように燃料タンク２１が配置され、この燃料タンク２１に、図１に示すヘッドパイプ２の軸心Ｃよりも前方に位置する給油口２２が設けられている。この燃料タンク２１は、図４に平面図で示すように、前方および一側方（この例では右側方）に開口した平面視でほぼＬ字形に形成され、ヘッドパイプ２の一側方（ここでは左側）に燃料タンク２１の主要部２１ａが配置され、他側方（ここでは右側）に電気系統のオンオフおよびハンドルロックを行うキーシリンダ２３と、燃料タンク２１の本体２１ａから他側方に延びた延出部２１ｂとが配置されている。前記給油口２２は、燃料タンク延出部２１ｂに設けられていて、ヘッドパイプ２の近傍に位置している。
【００１７】
この燃料タンク２１は、図１のように車体の前部を覆うフロントカバー１７で覆われており、フロントカバー１７の前記給油口２２に対向する部位には、図３のように燃料補給時に開閉できる蓋２４が設けられている。このフロントカバー１７には、図１のヘッドパイプ２および燃料タンク２１の前方でヘッドパイプ２とほぼ同一高さに位置するヘッドランプ１８が取り付けられている。
【００１８】
この自動二輪車の燃料タンク配置によると、図４に示すヘッドパイプ２の外周面の一部を覆うように燃料タンク２１がハンドル３２の直下部に配置されているので、エンジン１０およびエアクリーナ１１が車体の前部に配置されるモペット型の自動二輪車において、無理なく燃料タンク２１を車体の前部に設置できる。つまり、モペット型では、より大型の自動二輪車とは異なり、ヘッドパイプ２の両側方にフロントフォーク３が存在しないから、ヘッドパイプの周囲にスペース上の余裕がある。そこで、ヘッドパイプ２の周囲に燃料タンク２１を配置することにより、この部分に大きな容量の燃料タンク２１を設置できる。このため、図１のシート１５の下方に燃料タンクを配置していた従来と比べて、シート１５の下方の収納スペース１６を十分広く確保できる。
【００１９】
また、燃料タンク２１の給油口２２がヘッドパイプ２の軸心Ｃよりも前方に位置しているので、燃料補給時には、シート１５の開閉を行うことなく、またハンドル３２に邪魔されることもなく、車体の前方または側方から容易に燃料補給を行うことができる。特に、ハンドル３２は前上がりに回動するので、ヘッドパイプ２よりも前方に位置する給油口２２を上方に配置しても、ハンドル３２が給油口２２に当たることがないから、燃料タンク２１を上方に延ばして、容量を大きくできる。
【００２０】
また、燃料タンク２１は、前方に開口した、図４に示す平面視でほぼＬ字形に形成されているので、ヘッドパイプ２の前側を通す図示しない電気系統の配線やブレーキケーブルの妨げになることがない。特に、ヘッドパイプ２の一側方に燃料タンク主要部２１ａが配置され、他側方にキーシリンダ２３と燃料タンク延出部２１ｂが配置され、燃料タンク延出部２１ｂに給油口２２が設けられているので、キーシリンダ２３をヘッドパイプ２の側方という、操作性の良い位置に配置しながら、キーシリンダ２３を避けて、燃料タンク２１の容量を大きくすることができる。
【００２１】
図５は、本発明の第２実施形態の燃料タンク配置を持つ自動二輪車の側面図を示す。この自動二輪車も、車体フレーム１の前端のヘッドパイプ２に、フロントフォーク３から上方に突出するステアリング軸４を挿通して支持させたモペット型であって、ヘッドパイプ２の上方にヘッドランプ１８Ａが配置されている。燃料タンク２１はヘッドランプ１８Ａよりも下方に配置されている。この実施形態でも、燃料タンク２１はヘッドパイプ２の外周面の一部（この例では前部および左側部）を覆うように配置され、その給油口２２がヘッドパイプ２の軸心Ｃよりも前方に配置されている。
【００２２】
また、図６の平面図で示すように、燃料タンク２１は、平面視でほぼＬ字形に形成されていて、その主要部２１ａがヘッドパイプ２の一側方（ここでは左側）に配置され、他側方（ここでは右側）にキーシリンダ２３が配置され、燃料タンク主要部２１ａから他側方に向けて延びる燃料タンク２１の延出部２１ｂが、ヘッドパイプ２およびキーシリンダ２３の前方に配置され、その延出部２１ｂの先端近傍の前面に給油口２２が設けられて、ヘッドパイプ２の近傍に位置している。車体の前部を覆うフロントカバー１７で燃料タンク２１が覆われていること、そのフロントカバー１７の前記給油口２２と対向する部位に燃料補給時に開閉可能な蓋２４が設けられていることは、第１実施形態の場合と同じである。
【００２３】
この自動二輪車の燃料タンク配置では、図５のヘッドパイプ２の上方に配置されるヘッドランプ１８Ａよりも下方に燃料タンク２１が配置されているので、エンジン１０およびエアクリーナ１１が車体の前部に配置されるモペット型の自動二輪車において、無理なく燃料タンク２１を車体の前部に設置できる。このため、シート１５の下方に燃料タンクを配置していた従来と比べて、シート１５の下方の収納スペース１６を十分広く確保できる。また、燃料タンク２１の給油口２２がヘッドパイプ２よりも前方に位置しているので、車体の前方および側方から容易に燃料補給を行うことができる。
【００２４】
さらに、燃料タンク２１は、図６に示す平面視でほぼ逆Ｌ字状に形成され、ヘッドパイプ２の外周面の一部、この場合は前部と左側部を覆うように配置されているので、ヘッドパイプ２の後側を通す図示しない電気系統の配線やブレーキケーブルの妨げになることがない。特に、ヘッドパイプ２の一側方に燃料タンク主要部２１ａが配置され、他側方にキーシリンダ２３が配置され、燃料タンク主要部２１ａから他側方に向けて延びる燃料タンク２１の延出部２１ｂがヘッドパイプ２およびキーシリンダ２３の前方に配置され、その延出部２１ｂの先端近傍に給油口２２が設けられているので、キーシリンダ２３を操作性の良いヘッドパイプ側方に配置しながら、燃料タンク２１の容量を大きくすることができる。
【００２５】
図７は、本発明の第３実施形態の燃料タンク配置とした自動二輪車の側面図を示す。この自動二輪車もモペット型であって、ヘッドパイプ２の上方にヘッドランプ１８Ａが配置されている。燃料タンク２１はヘッドランプ１８Ａよりも下方に配置されている。この実施形態でも、燃料タンク２１は、図８に示すようにヘッドパイプ２の外周面の一部、つまり左側部と前部を覆うように配置され、その給油口２２が、ヘッドパイプ２の近傍で、ヘッドパイプ２の軸心Ｃよりも前方に配置されている。また、燃料タンク２１は、後方が開口した平面視でほぼ逆Ｕ字形に形成されていて、ヘッドパイプ２とその側方（ここでは右側）に配置されるキーシリンダ２３とを、前方および両側方から覆っている。
【００２６】
さらに、ヘッドランプ１８Ａが上方に位置しているので、ヘッドパイプ２の前方に大きなスペースがあるから、図７に示すように、側面視で、燃料タンク２１がヘッドパイプ２の前方へ長く延ばされて、前面がフロントカバー１７に沿った前下りの滑らかな曲面で形成されている。これにより、燃料タンク２１の前後寸法を大きくして、容量を大きくしている。車体の前部を覆うフロントカバー１７で燃料タンク２１が覆われていること、そのフロントカバー１７の前記給油口２２と対向する部位に燃料補給時に開閉可能な蓋２４が設けられていることは第１および第２実施形態の場合と同じである。
【００２７】
この第３実施形態でも、第２実施形態と同様の効果が得られる。
【００２８】
なお、前記第１ないし第３実施形態において、スペースが許す場合は、燃料タンクをヘッドパイプ２とシート１５との間の位置、例えば図７に二点鎖線２１Ａで示すように、ヘッドパイプ２の近傍でその下方や、二点鎖線２１Ｂで示すように、シート１５の前側に配置し、給油口２２を燃料タンク２１から延長してヘッドパイプ２の前方に配置するようにしても良い。このように構成した場合にも、車体の前方および側方から燃料補給を容易に行うことができる。
【００２９】
また、第１実施形態の図４の燃料タンク２１は、その延出部２１ｂの端部を前方に延長して、全体として前方に開口したほぼＵ字形とすることもできる。さらに、図１におけるヘッドランプ１８とヘッドパイプ２との間に燃料タンク２１を配置してもよい。
【００３０】
【発明の効果】
以上のように、本発明の燃料タンク配置によれば、いわゆるモペット型の自動二輪車において、シート下方に荷物等の収納スペースを十分確保でき、燃料補給も車体の前方および側方から容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態に係る燃料タンク配置とした自動二輪車を示す側面図である。
【図２】同自動二輪車の正面図である。
【図３】同自動二輪車の平面図である。
【図４】同自動二輪車の要部の平面図である。
【図５】本発明の第２実施形態に係る燃料タンク配置とした自動二輪車を示す側面図である。
【図６】同自動二輪車における燃料タンクの配置を示す平面図である。
【図７】本発明の第３実施形態に係る燃料タンク配置とした自動二輪車を示す側面図である。
【図８】同自動二輪車における燃料タンクの配置を示す平面図である。
【符号の説明】
２…ヘッドパイプ
３…フロントフォーク
４…ステアリング軸
１６…収納スペース
１８，１８Ａ…ヘッドランプ
２１，２１Ａ，２１Ｂ…燃料タンク
２１ａ…主要部
２１ｂ…延出部
２２…給油口
２３…キーシリンダ
３２…ハンドル
Ｃ…ヘッドパイプの軸心[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel tank arrangement for a motorcycle that can widen a storage space for luggage or the like and can be easily refueled.
[0002]
[Prior art]
In a motorcycle, a so-called moped type has a structure in which a steering shaft that protrudes upward from a front fork is inserted into a head pipe. Therefore, it is not possible to employ a structure in which a fuel tank is disposed behind and below the handle. Therefore, in a conventional moped type motorcycle, a fuel tank is disposed below the seat.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described structure in which the fuel tank is arranged below the seat as described above, not only the storage space for luggage and the like is narrowed, but the seat must be opened and closed when fuel is replenished. It will be a thing.
[0004]
On the other hand, in the scooter, since the engine and the air cleaner are arranged at the rear part of the vehicle body, there is a space in the lower part behind the handle, so a fuel tank is arranged in the vicinity of the head pipe below the handle. The thing is also proposed (for example, patent document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 8-18586 (Fig. 2)
[0006]
However, in this structure, since the oil supply port is located behind the head pipe, the handle becomes an obstacle and the oil supply operation becomes troublesome. In addition, since it is necessary to arrange the fuel filler port below so that the handle does not hit the fuel filler port when the handle is rotated to the left or right, it is difficult to increase the capacity of the fuel tank.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a fuel tank arrangement for a motorcycle that can secure a sufficient storage space for luggage or the like and can easily refuel.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the fuel tank arrangement of the motorcycle according to one configuration of the present invention is such that a steering shaft protruding upward from a front fork is inserted into the head pipe, and a part of the outer peripheral surface of the head pipe is formed. fuel tank is disposed so as to cover the fuel tank filler opening located forward of the axis of the head pipe is provided, substantially L-shaped or substantially U-shaped wherein the fuel tank is open to the front in plan view The main part of the fuel tank is formed on one side of the head pipe, the key cylinder and the fuel tank extending part are disposed on the other side, and the fuel filler opening is provided on the extending part. .
[0009]
According to this fuel tank arrangement, since the fuel tank is arranged so as to cover a part of the outer peripheral surface of the head pipe, in the moped type motorcycle in which the engine and the air cleaner are arranged at the front part of the vehicle body, A fuel tank can be installed at the front of the car body. For this reason, compared with the conventional case where the fuel tank is arranged at the lower part of the seat, a large storage space below the seat can be secured. In addition, the fuel tank's refueling port is located in front of the head pipe, so when refueling, it is easy to open or close the seat, without being obstructed by the steering wheel, from the front or side of the vehicle body. It can be refueled. In particular, since the handle usually rotates upward, even if the oil filler port located in front of the head pipe is arranged above the handle, it does not hit the handle. Can be big. Furthermore, since the fuel tank is formed in a substantially L shape or a substantially U shape that opens forward in plan view, the fuel tank does not interfere with the wiring of the electrical system and the brake cable passing through the front side of the head pipe. Further, while disposing the key cylinder at a position with good operability on the side of the head pipe, it is possible to avoid the key cylinder and increase the capacity of the fuel tank.
[0012]
Preferably, an engine and an air cleaner are arranged in front of the center lower part of the vehicle body frame, and the air cleaner is located obliquely below the head pipe and above the engine.
[0013]
More preferably, the fuel filler port can be refueled from the front of the vehicle body.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The motorcycle shown in FIG. 1 is a so-called moped type, and a steering shaft 4 protruding upward from a front fork 3 is inserted into and supported by a head pipe 2 at the front end of a body frame 1. As shown in FIG. 2, the front fork 3 is a short one consisting only of a portion below the head pipe 2, and its upper end is supported by a bracket 30, and the steering shaft 4 is fixed to the center of the bracket 30. ing. A front wheel 5 is attached to the front fork 3, and a rear wheel 9 is attached to a swing arm 8 pivotally supported on a swing arm bracket 6 at the lower center of the vehicle body frame 1 in FIG. The engine 10 and the air cleaner 11 are attached to the front lower part of the center, and the rear wheel 8 is driven by the engine 10 and is steered by a handle 32 fixed to the upper end portion of the steering shaft 4. The air cleaner is disposed above the engine 10 and obliquely below and behind the head pipe 2.
[0015]
The vehicle body frame 1 has one main frame 12 having a head pipe 2 fixed to the front end, and two left and right seat rails 13 (FIG. 3) extending rearward from the rear portion. In between, a rear suspension 14 for supporting the rear wheel load is mounted, and a rider's seat 15 is mounted on the seat rail 13. A space between the vehicle body frame 1 below the seat 15 is a storage space 16 for luggage or the like.
[0016]
As shown in FIG. 3, a fuel tank 21 is disposed immediately below the handle 32 so as to cover a part of the outer peripheral surface of the head pipe 2, in this case, the left side and the rear part. 1 is provided with an oil supply port 22 positioned in front of the axis C of the head pipe 2 shown in FIG. As shown in a plan view in FIG. 4, the fuel tank 21 is formed in an approximately L shape in a plan view that opens forward and one side (in this example, the right side). The main part 21a of the fuel tank 21 is disposed on the left side, the key cylinder 23 for turning on and off the electric system and the handle lock on the other side (here, the right side), and the other side extending from the main body 21a of the fuel tank 21. The extending portion 21b is disposed. The fuel filler port 22 is provided in the fuel tank extension 21 b and is located in the vicinity of the head pipe 2.
[0017]
The fuel tank 21 is covered with a front cover 17 that covers the front portion of the vehicle body as shown in FIG. 1, and a portion of the front cover 17 that faces the fuel filler port 22 is opened and closed when refueling as shown in FIG. A lid 24 is provided. A headlamp 18 is attached to the front cover 17 and is positioned in front of the head pipe 2 and the fuel tank 21 in FIG.
[0018]
According to the fuel tank arrangement of the motorcycle, since the fuel tank 21 is arranged directly below the handle 32 so as to cover a part of the outer peripheral surface of the head pipe 2 shown in FIG. 4, the engine 10 and the air cleaner 11 are mounted on the vehicle body. In the moped type motorcycle arranged at the front of the vehicle, the fuel tank 21 can be installed at the front of the vehicle body without difficulty. That is, in the moped type, unlike the larger motorcycle, the front fork 3 does not exist on both sides of the head pipe 2, so there is a space on the periphery of the head pipe. Therefore, by disposing the fuel tank 21 around the head pipe 2, a large capacity fuel tank 21 can be installed in this portion. For this reason, the storage space 16 below the seat 15 can be secured sufficiently wider than the conventional case where the fuel tank is disposed below the seat 15 in FIG.
[0019]
Further, since the fuel filler port 22 of the fuel tank 21 is located in front of the axis C of the head pipe 2, the seat 15 is not opened and closed and the handle 32 is not obstructed when refueling. In addition, fuel can be easily supplied from the front or the side of the vehicle body. In particular, since the handle 32 pivots upward, the fuel tank 21 is moved upward because the handle 32 does not hit the fuel supply port 22 even if the fuel supply port 22 positioned in front of the head pipe 2 is disposed upward. The capacity can be increased.
[0020]
Further, since the fuel tank 21 is opened to the front and is formed in an approximately L shape in a plan view shown in FIG. 4, it obstructs the wiring of an electric system (not shown) and the brake cable passing through the front side of the head pipe 2. There is no. In particular, the fuel tank main portion 21a is disposed on one side of the head pipe 2, the key cylinder 23 and the fuel tank extending portion 21b are disposed on the other side, and the fuel filler port 22 is provided in the fuel tank extending portion 21b. Therefore, the capacity of the fuel tank 21 can be increased by avoiding the key cylinder 23 while disposing the key cylinder 23 at a position with good operability on the side of the head pipe 2.
[0021]
FIG. 5 shows a side view of a motorcycle having a fuel tank arrangement according to the second embodiment of the present invention. This motorcycle is also a moped type in which a steering shaft 4 protruding upward from a front fork 3 is inserted into and supported by a head pipe 2 at the front end of the body frame 1, and a headlamp 18 A is provided above the head pipe 2. Has been placed. The fuel tank 21 is disposed below the headlamp 18A. Also in this embodiment, the fuel tank 21 is arranged so as to cover a part of the outer peripheral surface of the head pipe 2 (in this example, the front part and the left side part), and the fuel filler port 22 is located in front of the axis C of the head pipe 2. Is arranged.
[0022]
Further, as shown in the plan view of FIG. 6, the fuel tank 21 is formed in an approximately L shape in plan view, and its main portion 21 a is disposed on one side (here, the left side) of the head pipe 2. The key cylinder 23 is disposed on the other side (here, the right side), and the extending portion 21b of the fuel tank 21 extending from the fuel tank main portion 21a toward the other side is disposed in front of the head pipe 2 and the key cylinder 23. The oil supply port 22 is provided on the front surface near the tip of the extending portion 21 b and is positioned in the vicinity of the head pipe 2. The fact that the fuel tank 21 is covered with the front cover 17 that covers the front of the vehicle body, and that a lid 24 that can be opened and closed at the time of refueling is provided at a portion of the front cover 17 that faces the fuel filler port 22, This is the same as in the first embodiment.
[0023]
In this motorcycle fuel tank arrangement, since the fuel tank 21 is arranged below the headlamp 18A arranged above the head pipe 2 in FIG. 5, the engine 10 and the air cleaner 11 are arranged in the front part of the vehicle body. In the moped-type motorcycle, the fuel tank 21 can be installed at the front of the vehicle body without difficulty. For this reason, the storage space 16 below the seat 15 can be secured sufficiently larger than in the conventional case where the fuel tank is disposed below the seat 15. Further, since the fuel filler port 22 of the fuel tank 21 is located in front of the head pipe 2, fuel can be easily supplied from the front and side of the vehicle body.
[0024]
Furthermore, the fuel tank 21 is formed in a substantially inverted L shape in a plan view shown in FIG. 6, and is disposed so as to cover a part of the outer peripheral surface of the head pipe 2, in this case, the front and left sides. The wiring of the electric system (not shown) passing through the rear side of the head pipe 2 and the brake cable are not hindered. In particular, the fuel tank main portion 21a is disposed on one side of the head pipe 2, the key cylinder 23 is disposed on the other side, and the extending portion of the fuel tank 21 extending from the fuel tank main portion 21a toward the other side. 21b is disposed in front of the head pipe 2 and the key cylinder 23, and the oil filler port 22 is provided in the vicinity of the tip of the extending portion 21b, so that the key cylinder 23 is disposed on the side of the head pipe with good operability. The capacity of the fuel tank 21 can be increased.
[0025]
FIG. 7 shows a side view of a motorcycle having a fuel tank arrangement according to a third embodiment of the present invention. This motorcycle is also a moped type, and a headlamp 18 </ b> A is disposed above the head pipe 2. The fuel tank 21 is disposed below the headlamp 18A. Also in this embodiment, the fuel tank 21 is arranged so as to cover a part of the outer peripheral surface of the head pipe 2, that is, the left side and the front part, as shown in FIG. Thus, the head pipe 2 is disposed in front of the axis C. Further, the fuel tank 21 is formed in a substantially inverted U shape in plan view with the rear opening, and the head pipe 2 and the key cylinder 23 disposed on the side (right side here) are connected to the front and both sides. Covering from.
[0026]
Furthermore, since the headlamp 18A is located above, there is a large space in front of the head pipe 2, so that the fuel tank 21 extends long in front of the head pipe 2 as viewed from the side as shown in FIG. Thus, the front surface is formed of a smooth curved surface that descends forward and downward along the front cover 17. Thereby, the front-rear dimension of the fuel tank 21 is increased to increase the capacity. The fact that the fuel tank 21 is covered with the front cover 17 that covers the front part of the vehicle body, and that a lid 24 that can be opened and closed at the time of refueling is provided at a portion of the front cover 17 that faces the fuel filler port 22 is the first. This is the same as in the first and second embodiments.
[0027]
In the third embodiment, the same effect as in the second embodiment can be obtained.
[0028]
In the first to third embodiments, when space permits, the fuel tank is positioned between the head pipe 2 and the seat 15, for example, as shown by a two-dot chain line 21A in FIG. It may be arranged in the vicinity below or on the front side of the seat 15 as indicated by a two-dot chain line 21 </ b> B, and the fuel filler port 22 may be extended from the fuel tank 21 and arranged in front of the head pipe 2. Even in such a configuration, fuel can be easily supplied from the front and side of the vehicle body.
[0029]
Moreover, the fuel tank 21 of FIG. 4 of 1st Embodiment can also be made into the substantially U shape which extended the edge part of the extension part 21b ahead, and opened ahead as a whole. Further, a fuel tank 21 may be disposed between the headlamp 18 and the head pipe 2 in FIG.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the fuel tank arrangement of the present invention, in a so-called moped type motorcycle, a sufficient storage space for luggage or the like can be secured below the seat, and fuel can be easily supplied from the front and side of the vehicle body. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a motorcycle having a fuel tank arrangement according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the motorcycle.
Fig. 3 is a plan view of the motorcycle.
Fig. 4 is a plan view of the main part of the motorcycle.
FIG. 5 is a side view showing a motorcycle having a fuel tank arrangement according to a second embodiment of the present invention.
Fig. 6 is a plan view showing the arrangement of fuel tanks in the motorcycle.
FIG. 7 is a side view showing a motorcycle having a fuel tank arrangement according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a plan view showing the arrangement of fuel tanks in the motorcycle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 2 ... Head pipe 3 ... Front fork 4 ... Steering shaft 16 ... Storage space 18, 18A ... Headlamp 21,21A, 21B ... Fuel tank 21a ... Main part 21b ... Extension part 22 ... Filling port 23 ... Key cylinder 32 ... Handle C: Head pipe axis

Claims

A steering shaft protruding upward from the front fork is inserted into the head pipe,
A fuel tank is disposed so as to cover a part of the outer peripheral surface of the head pipe,
The fuel tank is provided with a fuel filler port positioned in front of the axis of the head pipe,
The fuel tank is formed in a substantially L shape or a substantially U shape opening forward in plan view,
The main part of the fuel tank is arranged on one side of the head pipe, the extension part of the key cylinder and the fuel tank is arranged on the other side, and the fuel filler is provided in the extension part. Fuel tank arrangement.

2. The fuel tank arrangement for a motorcycle according to claim 1, wherein an engine and an air cleaner are disposed in front of a lower center portion of the vehicle body frame, and the air cleaner is located obliquely below and rearward of the head pipe and above the engine.

3. The fuel tank arrangement of a motorcycle according to claim 1 , wherein the fuel filler port is capable of refueling from the front of the vehicle body.