JP4152793B2 - Valve body opening indication device for T-tube with valve function - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ダクタイル鋳鉄製管路内の夾雑物除去に使用するバルブ機能付きT字管における弁体開度表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、飲料水の供給は、地下に埋設されたダクタイル鋳鉄管路によって行なわれているが、老朽化した管路の敷設替えや補修工事に伴って若干の夾雑物、例えば土砂などの固形物が管路内の通水に紛れ込む可能性がある。このように夾雑物が万一紛れ込んだ時は、飲料水として調整された水質が劣化することになるから、必ず排出除去することが強く求められる。
そこで、本発明者等は、図8に示すように、地下に埋設された管路1の所要箇所にピット2を掘削形成し、このピット位置の管路1に直管部3aと分岐部3bとからなるT字管3を配設し、このT字管3に調整用短管4、補修弁5および消火栓6を順次配設し、火災時に消火栓6の排出口6aから取水する消火栓設備に夾雑物の排出除去機構を組み込んだ技術を提案した(特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開2000−345590号公報(第3頁、図2、図3)
【0003】
この技術において、上記夾雑物の排出除去機構を図10に基づき説明すると、管路1の軸線はそのままT字管3の直線部3aの軸線と一致し、これと直交する分岐部3bの軸線との交点は、管路1内を通過する流路の中心に位置する。この交点にT字管3を横切って弁軸8を配設し、この弁軸8にT字管3の直管部3aを開閉する楕円形弁体9を固着し、弁軸8の回動を地上より操作できるようウオーム歯車などの回動駆動手段10の操作軸11を立設したものであり、操作軸11に地上から操作ハンドル(図示省略)をはめて回転することにより、楕円形弁体9を回動して直管部3a内の流体を分岐部3b側に切り替えるようにしている。
【0004】
したがって、通常の通水時は図10に示すように楕円形弁体9を流路と平行に開いて全流量を確保し、夾雑物の排出の必要あるときに、弁軸8を時計方向に回転すると楕円形弁体9も同方向に回転して、流路が斜めに遮断され(図11参照)、上流の流水が分岐部3bと連通し、他方を完全に閉塞するから、流水中の管路底近くを沈下しつつ流れて来た重い夾雑物や、軽くて微細な懸濁状に管内流の中層、上層に巻き込まれて流下して来た微小な夾雑物は流水とともに分岐部3bを通して消火栓6側へ排出される。
また、図10の楕円形弁体9の全開状態から、弁軸8を反時計方向に回転すると、楕円形弁体9も同方向に回転して流路が斜めに遮断される(図12参照)。以後は前記と同様にして夾雑物が排出される。
【0005】
上記夾雑物の排出作業を終え、図11に示す全閉状態から通常の通水状態への操作は、弁軸8を反時計方向に回転すると、楕円形弁体9は図10に示す通水状態となる。このとき、弁軸8を必要以上に回転させると楕円形弁体9は中途半端な傾きを持った状態となる。
弁軸8の回転による楕円形弁体9の傾きが僅かである場合は余り問題にならないが、図13に示すように、その傾きが大きくなって中途半端な開度になった場合、その状態から通常の通水を開始すると、前記楕円形弁体9の傾きによって通水断面積が狭くなって損失水頭が増大し、所定の流量が確保できなくなる。
【0006】
そこで、前記のような中途半端な開度にならないように、図9に示すように回動駆動手段10にインジケータ(開度表示計)13を設けて、その開度を確認するようにしている。この開度表示計13は、弁軸8からギアボックス12を経て外部に突出した突出部8aに指針13aを取付けるとともに、ギヤボックス12の上面に楕円形弁体9の開度状態と対応するようなマークや文字を表示した表示目盛部13bを設けてなるものである。例えば、管路のどちら側から排出しているかを示す矢印や中立位置(全開)をN、全閉をSなどを鋳出しやその他の容易に消えないような方法で表示している。そして、指針13aの指す位置により楕円形弁体9がどの方向を向いているのか、すなわち、その開度が「全開」か、いずれの「全閉」であるかを知ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、T字管3は図8に示すように地下深く掘られたピット2内に敷設され、このT字管3の弁軸8の突出部8aに開度表示計13が設けられているので、開度表示計13の指針13aの指す位置を地上からの目視により確認することははなはだ困難である。すなわち、地上で弁体操作を行なう場合、弁体の回転状況を見た目では判断しにくい。
しかし、T字管3は地下深く掘られたピット内に敷設され、図8に示すように開度表示計13も埋設させる場合があり、埋設されると指針13aを目視することが不可能である。仮に、開度表示計13周りに囲いを設けて埋設されないようにしても地上からの距離が遠くなるために、開度表示計13の指針13aの指す位置を地上からの目視により確認することが困難な状況となる。
特に楕円形弁体9の「全開」状況を把握する場合には、ピット内に入って確認するなど、作業効率が低下していまう。
【0008】
この発明は、バルブの開度を地上において、簡単な構造かつ容易に確認できるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、この種のバルブ機能付きT字管における弁体開度表示装置は、上述のように、その弁体の開放位置と閉止位置の両者が分ればよい、すなわちON,OFF時、特にON時(弁体が管軸方向に水平になった時)が正確に分れば良いことに着目し、ワイヤ又はベルトとプーリでもって、地下のバルブの開度を地上のその表示計に伝達するようにしたのである。ON,OFF時の確認だけであれば、ワイヤ又はベルトにより、十分な精度をもってその位置を伝達でき、かつその構造も簡易なものとなる。
具体的な構成の一つとしては、地中に埋設され、直管部から分岐管への分岐部に弁軸を介して弁体を設けたバルブ機能付きT字管における弁体の開度表示装置において、上記弁軸のT字管からの突出部に、その突出部と直交しかつ横向きにワイヤ取付部材を取付けるとともに、そのワイヤ取付部材から上方所定距離離れた地上近くにガイドプーリを設け、前記ワイヤ取付部材の先端部にワイヤの一端を固定し、そのワイヤを前記ガイドプーリに掛け、その他端を弾性体に係止し、前記ワイヤには弁体の開度表示計を接続したものを採用し得る。
この構成であると、弁軸の回動動作に基づく弁体の開閉により、ワイヤ取付部材も回転し、そのワイヤ取付部材の先端に固定されたワイヤは巻き込み又は繰り出される。このとき、ワイヤは弾性体により引っ張られているため、そのワイヤはその巻き込み又は繰り出しにつれて確実に進退し、そのワイヤの進退により、
弁体開度表示計がその進退に応じた開度を表示する。
他の具体的な構成としては、上記弁軸のT字管からの突出部に駆動プーリを取付けるとともに、その駆動プーリから上方所定距離離れた地上近くに従動プーリを設け、前記両プーリの間に無端ベルトを掛け渡し、前記無端ベルトには弁体の開度表示計を接続したものを採用することができ、この構成では、弁軸の回動動作に基づき弁体の開閉による駆動プーリの回転が無端ベルトを介して従動プーリに伝わり、その従動プーリとともに無端ベルトの回転により、弁体開度表示計がその回転に応じた開度を表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の第一の実施形態を添付の図1から図6に基づいて説明する。同図において、従来技術で示した部材と同一のものは同一符号を用いて説明する。管路1の所要箇所に形成したピット2位置に直管部3aと分岐部3bとからなるT字管3を配設し、このT字管3に調整用短管4、補修弁5および消火栓6を順次配設し、火災時に開閉操作軸7を回して消火栓6をあけ、排出口6aから取水する消火栓設備を設ける。
このT字管3の直管部3aの軸線とこれと直交する分岐部3bの軸線との交点Oに、T字管3を横切って弁軸8を配設し、この弁軸8にT字管3の直管部3aを開閉する楕円形弁体9を固着し、弁軸8の回動を地上より操作できるようにウオーム歯車などの回動駆動手段10の操作軸11を立設したものであり、これにより直管部3a内の流体を分岐部3b側に切り替えるようにバルブ機能を付加した。さらに、弁軸8に楕円形弁体9の開度を地上近くで表示する開度表示機構20を設けた。
【0011】
開度表示機構20は、図2に示すように弁軸8の突出部8aに直交かつ横向きにワイヤ取付部材21を取付け、ワイヤ取付部材21から所定距離離れた上方にガイドプーリ22を一対配設し、ワイヤ23の一端をワイヤ取付部材21の先端部に固定し、その中間をプーリ22に掛け、他端を弾性体24としてのスプリングの一端に固定し、スプリング24の他端は支持部材26としてのケーシングの支持部26cに固定し、プーリ22の上部にワイヤ23と連動する開度表示計25を配設し、ワイヤ取付部材21、プーリ22、ワイヤ23および開度表示計25をケーシング26内に収容したものである。
【0012】
ワイヤ取付部材21は、弁軸8の突出部8aの軸心に対して直角方向に取付ける。すなわち、突出部8aにリング材21aを外嵌し、ボルト21bをリング材21aの挿通孔21cを経て突出部8aのめねじ8bに捩じ込み、締付ナット21dで固定する。
ガイドプーリ22は、一対であり、ケーシング26内の上部に支持軸27により回転自在に取付けられ、その位置は地上近くにする。
ケーシング26は、上端が開口された筒体で、この筒体を回動駆動手段10のギアボックス12の側部に固定板28により立設する。ケーシング26の下方側部に突出部8aの挿通孔26aと取付孔26bを設ける。
開度表示計25の指針25aを、一対のプーリ22間のワイヤ23に固定し、表示用の目盛板25bをケーシング26に配設する。25cは、目盛板25bに形成した指針25aを突出させるためのスリットである。
ワイヤ23は、その一端をボルト21bの先端に設けた小孔21eに差し込み、固定ナット21fにより固定し、他端をプーリ22に掛けた後、ケーシング26の反力支持部26cに固定したスプリング24に固定し、スプリング24によりワイヤ23に常に張力を与えておく。
なお、ボルト21bのめねじ14aへの捩じ込み量を調節ることにより、ワイヤ23の突出部14からの距離を調整することができる。
【0013】
上記の構成において、通常の通水時、楕円形弁体9は流路と平行に開いた全開状態で全流量を確保する(図6(a)、図10参照)。この状態から夾雑物の排出の必要が生じたとき、弁軸8を時計方向に回転させると、楕円形弁体9も同方向に回転し、直管部3a内の流れが楕円形弁体9により斜めに遮断される(図6(b)、図11参照)。これにより上流の流水が分岐部3bと連通し、他方を完全に閉塞するから、流水中の管路1および直管部3aの底部近くを沈下しつつ流れて来た重い夾雑物や軽くて微細な懸濁状に管流の中層、上層に巻き込まれて流下して来た微小な夾雑物は、流水とともに分岐部3bを通して消火栓6に入り、開閉操作軸7の回動により開いた消火栓6の排出口6aからホース(図示省略)を経て排出される。
一方、楕円形弁体9が全開状態(このとき指針25aは目盛板25bの中間を指している)から上記弁軸8の回転にともなってワイヤ取付部材21が回転し、指針25aがワイヤ23とともに一対のプーリ22間で左右に水平移動して目盛板25bの全閉位置を指し、その位置により楕円形弁体9の全閉状態を確認することができる。なお、直管部3a内の流れが図10のそれと逆向きの場合は、弁軸8を反時計方向に回転させて、流路を斜めに遮断し(図6(c)、図12参照)、夾雑物雑物の排出が可能となる。
このように開度表示機構20の開度表示計25を、弁軸8と離間した上方の地上近くに配設することで、楕円形弁体9の開度状況を目視により容易かつ正確に把握できる。特に通常通水時における楕円形弁体9は傾きのない平行状態が維持される。
【0014】
図7は第二の実施形態に係る開度表示機構を示す。開度表示機構40は、弁軸8の突出部8aに駆動プーリ41を設け、駆動プーリ41から所定距離離れた上方に従動プーリ42を配設し、両プーリ41、42間に無端ベルト43を掛け、従動プーリ42の上部に開度表示計45を設ける。駆動プーリ41、従動プーリ42、無端ベルト43および開度表示計45は図示省略したケーシング(ケーシング26と同一)内に収納される。
従動プーリ42は、ケーシングの上部に支持軸47により回転自在に取付けるが、その位置を地上近くにする。
【0015】
開度表示計45は、従動プーリ42側の無端ベルト43に固定された指針45aと従動プーリ42の上方に配置した表示用の目盛板45bとからなる。目盛板45bは中抜きされたスリット45cを有し、スリット45cを従動プーリ42の上部からはめてケーシング46に固定し、従動プーリ42の円周の一部(約90゜)が見えるように突出させる。両プーリ41、42は同一径にして同期回転させる。
【0016】
上記の構成において、弁軸8を時計方向に回転すると、駆動プーリ41が回転し、これにつれて無端ベルト43が移動し、従動プーリ42で反転して周回移動する。無端ベルト43の周回移動とともに指針45aが移動し、指針45aが目盛板45aを指す位置によって楕円形弁体9の開度を確認できる。しかも、目盛板45aは地上近くに位置するから目視により容易かつ正確に確認することができる。
前記実施の形態における駆動プーリ41および従動プーリ42はスプロケットを用い、無端ベルト43として孔付きベルトを用いることにより、両者の間で滑りが生じず回転運動を正確に伝達することができる。滑りを生じないものであればタイミングベルトなど如何なる組み合わせでもよい。
【0017】
前記実施の形態において、T字管3の直管部3aは一端に受口、他端に挿し口を具えたものであり、管路1を構成する直管の受口と挿し口とを具えた形状と同じであるから、両管の接続が容易である。
ワイヤ取付部材21は、耐食性のあるSUS製材料が望ましいが、ワイヤ23の張力に耐えるものであれば、どんな材質でもよい。
ワイヤ取付部材21とワイヤ23と固定は、遊びなどの誤差が発生しないようであれば、どんな方式でもよい。
ワイヤ取付部材21はプーリでもよい。この場合、ワイヤ23の一端を上記プーリに固定する。
プーリ22はワイヤ23を案内するものであるが、特にプーリ22にこだわらない。その材質もワイヤ23による負荷に耐ええるものであれば、特に限定されない。
ワイヤ23および無端ベルト43の長さやケーシング26、46の高さはT字管3の埋設状況(深さ)に合わせて決定する。
ワイヤ23は、楕円形弁体9の回転運動を水平方向への運動に変えるためにピアノ線が好ましく、また耐食性のあるSUS製材料が望ましいが、張力による伸びが少ないものであればどんな材質でもよい。線径も同様、張力による伸びが発生しない範囲であれば特に限定されない。
スプリング24は、耐食性のあるSUS製材料が望ましいが、ワイヤ23に架かる張力により永久変形を起こさないものであれば特に限定されず、またワイヤ23に常にテンションを与え続けることができる特性を持つものであれば、如何なる仕様(線径、バネ定数、自然長)のものでもよく、スプリング24以外のコイルバネやゴム紐などでもよい。さらにスプリング24の口径、長さはT字管3の設置箇所によって適宜選択される。
【0018】
目盛板25b、45bは透明なものを用いて、スリット25c、45cを省略することができる。
ケーシング26、46は筒状にして、プーリ22、41、42を支持し、目盛板25b、45bを固定する支持フレームの機能と各部材、ワイヤ23、無端ベルト43および開度表示計25、45を収めて保護機能を持たせたが、保護機能を特に必要としなければ単なるフレームでもよい。
ケーシング26、46は、耐衝撃性塩ビ製管を用いたが耐食性のあるSUS製材料でもよい。
固定板28、48は、T字管3のギアボックス12にケーシング26、46を取り付けるためのものであるが、ケーシング26、46とギアボックス12とが固定できるものであれば、この固定板にこだわらず、接着、溶接などの手法を用いた固定方法でもよい。
【0019】
【発明の効果】
この発明は、以上のようにして、ワイヤ又はベルトとプーリでもって、地下のバルブの開度を地上のその表示計に伝達するようにしたので、この種のバルブ機能付きT字管において、十分な精度をもってその弁体の開度位置を容易に確認でき、かつその構造も簡易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る全体の一部断面正面図
【図2】本発明の実施形態に係る開度表示機構を示し、(a)は一部切欠き正面図、(b)は一部切欠き正面図
【図3】本発明の実施形態に係るワイヤ取付け部材を示し、(a)は正面図、(b)は一部切欠き断面図
【図4】本発明の実施形態に係るコイルばねの正面図
【図5】本発明の実施形態に係る固定板の斜視図
【図6】本発明の実施形態に係る開度状態の概念図で、(a)は全開状態図、(b)は全閉状態図、(c)は全閉状態図
【図7】本発明の他の実施形態に係る開度表示機構の概念図
【図8】従来例に係るバルブ付きT字管の概略図
【図9】従来例に係るT字管を示し、(a)は平面図、(b)はA−A線矢視図
【図10】従来例に係る全開状態を示す一部切欠き正面図
【図11】従来例に係る全閉状態を示す一部切欠き正面図
【図12】従来例に係る全閉状態を示す縦断面図
【図13】従来例に係る中間開度状態を示す縦断面図
【符号の説明】
1 管路
2 ピット
3 T字管
3a 直管部
3b 分岐部
4 調整用短管
5 補修弁
6 消火栓
6a 排出口
7 開閉操作軸
8 弁軸
8a 突出部
9 楕円形弁体
10 回動駆動手段(ウオーム歯車)
11 操作軸
12 ギアボックス
13 開度表示計
13a 指針
13b 目盛部
20 開度表示機構
21 ワイヤ取付部材
21a リング材
21b ボルト
21c 挿通孔
21d 締付ナット
21e 小孔
21f 固定ナット
22 ガイドプーリ
23 ワイヤ
24 弾性体(スプリング)
25 開度表示計
25a 指針
25b 目盛板
25c スリット
26 支持部材(ケーシング)
26a 挿通孔
26b 取付孔
26c 反力支持部
27 支持軸
28 固定板
40 開度表示機構
41 駆動プーリ
42 従動プーリ
43 無端ベルト
45 開度表示計
45a 指針
45b 目盛板
45c スリット
46 支持部材(ケーシング)
46a 挿通孔
46b 取付孔
47 支持軸
48 固定板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a valve element opening degree display device in a T-shaped tube with a valve function used for removing impurities in a ductile cast iron pipeline.
[0002]
[Prior art]
Usually, drinking water is supplied by ductile cast iron pipes buried underground, but some foreign matters such as solid materials such as earth and sand are accompanied by the replacement and repair work of old pipes. There is a possibility that water will flow into the pipeline. In this way, when impurities are mixed in, the water quality adjusted as drinking water will deteriorate, so it is strongly required to discharge and remove it.
Therefore, as shown in FIG. 8, the present inventors excavate and form a
[Patent Document 1]
JP 2000-345590 A (3rd page, FIG. 2, FIG. 3)
[0003]
In this technique, the above-mentioned contaminant discharge and removal mechanism will be described with reference to FIG. 10. The axis of the pipe line 1 is directly coincident with the axis of the
[0004]
Therefore, during normal water flow, as shown in FIG. 10, the
Further, when the
[0005]
The operation from the fully closed state shown in FIG. 11 to the normal water flow state is completed when the above-described contaminant discharge operation is completed. When the
When the inclination of the
[0006]
Therefore, an indicator (opening indicator) 13 is provided in the rotation drive means 10 as shown in FIG. 9 so as to check the opening degree so that the opening degree is not halfway as described above. . The opening indicator 13 attaches the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the T-
However, the T-
In particular, when grasping the “full open” state of the
[0008]
This invention makes it a subject to make it easy to confirm the opening degree of a valve | bulb on the ground with a simple structure.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a valve element opening degree display device in a T-shaped tube with this type of valve function, as described above, in which both the open position and the closed position of the valve element can be determined. Pay attention to the fact that it is only necessary to know exactly when ON, OFF, especially when the valve body is horizontal in the direction of the pipe axis. The opening was transmitted to the indicator on the ground. If only ON / OFF confirmation is performed, the position can be transmitted with sufficient accuracy by a wire or a belt, and the structure can be simplified.
As one specific configuration, the opening degree of the valve body in a T-shaped tube with a valve function that is buried in the ground and provided with a valve body via a valve shaft at the branch part from the straight pipe part to the branch pipe In the apparatus, a wire pulley is attached to the protrusion of the valve shaft from the T-shaped tube at a right angle and laterally, and a guide pulley is provided near the ground at a predetermined distance above the wire attachment member. One end of the wire is fixed to the distal end portion of the wire mounting member, the wire is hooked on the guide pulley, the other end is locked to an elastic body, and a valve body opening indicator is connected to the wire. Can be adopted.
With this configuration, the wire attachment member also rotates by opening and closing the valve body based on the pivoting operation of the valve shaft, and the wire fixed to the tip of the wire attachment member is wound or fed out. At this time, since the wire is pulled by the elastic body, the wire surely advances and retreats as the wire is wound or unwound, and by the advance and retreat of the wire,
The valve opening indicator displays the opening according to the advance / retreat.
As another specific configuration, a drive pulley is attached to the protruding portion of the valve shaft from the T-shaped tube, a driven pulley is provided near the ground at a predetermined distance above the drive pulley, and between the two pulleys. An endless belt can be stretched, and the endless belt can be connected to an opening indicator of the valve body. In this configuration, the drive pulley is rotated by opening and closing the valve body based on the rotation of the valve shaft. Is transmitted to the driven pulley through the endless belt, and the valve body opening indicator displays the opening according to the rotation of the endless belt together with the driven pulley.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying FIGS. In the figure, the same members as those shown in the prior art will be described using the same reference numerals. A T-shaped
A
[0011]
As shown in FIG. 2, the opening
[0012]
The
The
The
A
One end of the
In addition, the distance from the protrusion part 14 of the
[0013]
In the above configuration, during normal water flow, the
On the other hand, the
As described above, the opening
[0014]
FIG. 7 shows an opening degree display mechanism according to the second embodiment. The
The driven
[0015]
The opening
[0016]
In the above configuration, when the
The driving
[0017]
In the above-described embodiment, the
The
The
The
The
The lengths of the
The
The
[0018]
The
The
The
The fixing
[0019]
【The invention's effect】
Since the present invention transmits the opening of the underground valve to the indicator on the ground with the wire or belt and pulley as described above, this type of T-tube with a valve function is sufficient. The opening position of the valve body can be easily confirmed with high accuracy, and the structure is also simple.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall partial cross-sectional front view according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 shows an opening indication mechanism according to an embodiment of the present invention, in which (a) is a partially cutaway front view, and (b). FIG. 3 shows a wire attachment member according to an embodiment of the present invention, (a) is a front view, and (b) is a partially cut cross-sectional view. FIG. 4 is an embodiment of the present invention. FIG. 5 is a perspective view of a fixing plate according to an embodiment of the present invention. FIG. 6 is a conceptual diagram of an opening state according to the embodiment of the present invention, and FIG. (B) is a fully-closed state diagram, (c) is a fully-closed state diagram. FIG. 7 is a conceptual diagram of an opening indication mechanism according to another embodiment of the present invention. FIG. FIG. 9 shows a T-shaped tube according to a conventional example, (a) is a plan view, and (b) is a view taken along the line AA. FIG. 10 is a partially cut view showing a fully opened state according to the conventional example.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
11
25
46a Insertion hole
Claims (2)
上記弁軸8のT字管からの突出部8aに、その突出部8aと直交かつ横向きにワイヤ取付部材21を取付けるとともに、そのワイヤ取付部材21から上方所定距離離れた地上近くにガイドプーリ22を設け、前記ワイヤ取付部材21の先端部にワイヤ23の一端を固定し、そのワイヤ23を上方に伸ばして前記ガイドプーリ22に掛け、そのワイヤ23の他端を弾性体24を介して前記T字管から立ち上がるケーシング26又はフレームに係止し、前記ワイヤ23にそのワイヤ23と一体に移動する指針25aを前記T字管の上方より目視可能に取り付け、前記ケーシング26又はフレームの上部に前記T字管の上方より目視可能な目盛板25bを設けて、弁軸8の回転にともなって前記ワイヤ取付部材21が回転すると、前記ワイヤ23がその長さ方向に移動してその移動とともに前記指針25aが前記ワイヤ23の移動方向と同方向に移動し、その指針25aが前記目盛板25bを指す位置によって前記弁体9の開度状況を前記T字管の上方より目視で把握できるようにした開度表示計25を備えることを特徴とするバルブ機能付きT字管における弁体開度表示装置。Via a valve shaft 8 that crosses the T-shaped tube at a branch portion between the straight tube portion 3a and the branched tube 3b of a T-shaped tube that is embedded in the ground and includes a branched tube 3b extending upward from the straight tube portion 3a. In the valve body opening indication device in the T-shaped tube with a valve function provided with a valve body 9 and provided with an opening indicator for displaying the opening degree of the valve body 9 ;
A wire attachment member 21 is attached to the protrusion 8a of the valve shaft 8 from the T-shaped tube so as to be orthogonal to the protrusion 8a and laterally, and a guide pulley 22 is placed near the ground at a predetermined distance above the wire attachment member 21. Provided, one end of the wire 23 is fixed to the distal end portion of the wire attaching member 21, the wire 23 is extended upward and hooked on the guide pulley 22, and the other end of the wire 23 is connected to the T-shaped via the elastic body 24. A pointer 25a that is locked to a casing 26 or a frame rising from the pipe and moves integrally with the wire 23 is attached to the wire 23 so as to be visible from above the T-shaped pipe, and the T-shape is attached to the upper part of the casing 26 or the frame. A scale plate 25b that can be seen from above the pipe is provided, and when the wire mounting member 21 rotates as the valve shaft 8 rotates, the wire 23 The pointer 25a moves in the same direction as the movement direction of the wire 23 along with the movement, and the opening state of the valve element 9 is determined by the position where the pointer 25a points to the scale plate 25b. valve opening degree display device in the valve function T-tube, characterized in that it comprises a position indicator gauge 25 to allow grasped visually from above the T-shaped pipe.
上記弁軸8のT字管からの突出部8aに駆動プーリ41を取付けるとともに、その駆動プーリ41から上方所定距離離れた地上近くに従動プーリ42を設け、前記両プーリ41、42の間に無端ベルト43を掛け渡し、前記無端ベルト43にその無端ベルト43と一体に移動する指針45aを前記T字管の上方より目視可能に取り付け、前記T字管から立ち上がるケーシング26又はフレームの上部に前記T字管の上方より目視可能な目盛板45bを設けて、弁軸8の回転にともなって前記駆動プーリ41が回転すると、前記無端ベルト43がその長さ方向に移動してその移動とともに前記指針45aが前記無端ベルト43の移動方向と同方向に移動し、その指針45aが前記目盛板45bを指す位置によって前記弁体9の開度状況を前記T字管の上方より目視で把握できるようにした開度表示計45を備えることを特徴とするバルブ機能付きT字管における弁体開度表示装置。Via a valve shaft 8 that crosses the T-shaped tube at a branch portion between the straight tube portion 3a and the branched tube 3b of a T-shaped tube that is embedded in the ground and includes a branched tube 3b extending upward from the straight tube portion 3a. In the valve body opening indication device in the T-shaped tube with a valve function provided with a valve body 9 and provided with an opening indicator for displaying the opening degree of the valve body 9 ;
A drive pulley 41 is attached to the protruding portion 8a of the valve shaft 8 from the T-shaped tube, and a driven pulley 42 is provided near the ground at a predetermined distance above the drive pulley 41, and the endless pulley is provided between the pulleys 41 and 42. A belt 45 is stretched over the endless belt 43, and a pointer 45a that moves integrally with the endless belt 43 is attached to the endless belt 43 so as to be visible from above the T-shaped tube. A scale plate 45b visible from above the character tube is provided. When the drive pulley 41 rotates as the valve shaft 8 rotates, the endless belt 43 moves in the length direction thereof, and the pointer 45a moves with the movement. Moves in the same direction as the moving direction of the endless belt 43, and the degree of opening of the valve element 9 is determined by the position of the pointer 45a pointing to the scale plate 45b. Valve opening degree display device in the valve function T-tube, characterized in that it comprises a position indicator gauge 45 to allow grasped visually from above of the tube.
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