JP4151292B2 - Hair removal device with lotion supply function - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローション塗布器を備えた除毛装置、更に詳しくは、毛肌の手入れを簡易に行えるようにローションを与えることが出来る個人用除毛装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特表2000−500055号公報や実開昭59−108574には、髭剃りを容易にするためにローションを施すことができる携帯用かみそりが開示されている。このかみそりはポンプを備えており、ボタンやスイッチの操作によってポンプを動作させることで、髭剃りが行われる部位にローションを施すようになっている。ボタンやスイッチはかみそりハウジングに設けられていてハウジングを掴む使用者の指によって操作されるものであるため、ローションを使用する毎に使用者がボタンやスイッチを操作することが必要である。しかしながら、通常の髭剃りはかみそりを肌上を断続させること、すなわち、一所から他所へかみそりを肌から離してはこれを移動させることが必要となっている。このため、使用者は髭剃りを終えるまでに何度かポンプをオン・オフさせ無ければならず、そうしなければ、ポンプが連続して動作して無駄にローションを消費してしまうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の装置では使い勝手が悪く、無駄にローションを消費することがあり、効率が悪いという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、別段のスイッチング操作を必要とせずに、除毛処理に付随させて所望の部位にローションを適切に施す事が出来る除毛装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る除毛装置は、使用者の肌に向けられる処理ヘッドを備えたハウジングを有する。この処理ヘッドは毛の切断や脱毛を行う除毛ユニットと、ローションを使用者の肌に施すアプリケータとを備える。ローション供給機構によってタンクからアプリケータへローションが供給される。この処理ヘッドには、アクチュエータが設けられ、このアクチュエータは処理ヘッドが肌に対して動作状態となる事象を認識し、この事象が認識された時にローション供給機構を動作させてローションをタンクからアプリケータへ供給する。
【0006】
このため、使用者が余分なそして面倒なスイッチング操作を行わずとも、除毛が行われる肌に対してアプリケータによってローションを施すことが出来る。すなわち、使用者はローションの補助を受けた除毛処理を、スイッチやハンドル操作に煩わされずに、楽しむことができる。
【0007】
好ましくは、アクチュエータは肌と接触するような形でアプリケータに備えられ、ハウジングに対して移動自在となることで、使用者の肌に対してアプリケータが押さえつけられることに伴ってアクチュエータが押し下げられることで、ローション供給機構を動作させることが望ましい。この構成によれば、使用者はアプリケータを肌に押さえつけるだけでローションを施すことができるものであり、アクチュエータの存在を意識することなく、除毛処理の間にローションを適切に施すことが出来るものである。
【0008】
アプリケータには、タンクから供給されるローションを一時的に貯えるチャンバーを有するヘッダーを備えることが出来る。このヘッダーにはこのチャンバーに連通する少なくとも一つの開口が設けられ、この開口にボールやローラのような回転要素が備えられる。この回転要素は開口内で回転自在となって使用者の肌に対して転動接触することで、肌に対してローションを施すものである。このため、回転要素によってローションを肌へ滑らかに与えることが容易となる。
【0009】
この回転要素はフロートベッドに支持されて、ヘッダー内でフロートベッドと共に移動自在とすることが出来る。この場合、タンクからチャンバーへの流路内に形成するストップ弁がローション供給機構に設けられ、フロートベッドがこのストップ弁に連動して、フロートベッドが回転要素と共に押し下げられた時のみにストップ弁を開く。この方式によると、回転要素が押し下げられた時だけローションが供給されることになり、回転要素、すなわちアクチュエータが使用者の肌から離された時には、ローションの供給を停止することができるものであり、装置を使用者の肌から離した時には別段の行動を使用者に強いることなくローションの供給を防止できる。この回転要素は、使用者の肌に柔らかく滑らかに接触するように弾性材料で形成することができる。
【0010】
ローションをタンクからチャンバーへ効率よく供給するために、タンク内のローションへ正圧を加えるための加圧器がローション供給機構に備えられることが好ましい。この加圧器により、ストップ弁が開いた時にローションが正圧を受けてチャンバーへ送られることになる。
【0011】
アクチュエータとして、使用者の肌に接触するように使用される肌ガイドを、回転要素の替わりに、アプリケータのヘッダーに設けるようにしてもよい。この肌ガイドにはチャンバーに連通する少なくとも一つの開口が備えられてローションを肌に施す。この肌ガイドはヘッダーへフロート支持されてヘッダーに対して移動自在となると共にストップ弁と連動し、肌ガイドが肌に押し付けられることに伴って押し下げられた時のみ、ストップ弁を開くようになっている。この肌ガイドもまた弾性材料で形成されても良い。
【0012】
また、アプリケータ自身がハウジングに対してフロート支持されて使用者の肌に押し付けられた時に押し下げられるようにしても良い。このようにすることで、アプリケータが使用者の肌面形状に沿って容易に追従することが出来、処理ヘッドを肌上で移動させる間に、ローションをうまく塗布することが出来る利点が得られる。
【0013】
除毛ユニットの全体断面形状が上端から下端側に向けてこのユニットの垂直軸に沿って次第に幅広となるように形成されている場合は、除毛ユニットにアプリケータが近接状態を保ったまま、除毛ユニットに干渉しないようにアプリケータを設計することができる。アプリケータは、アプリケータの上端が除毛ユニットの上端に対して近接する突出位置と、アプリケータの上端が除毛ユニットの上端より下降した後退位置との間で、ハウジングに対して移動自在であり、アプリケータの上下軸に沿って、アプリケータがハウジングに対して移動する。アプリケータが突出位置にある時、アプリケータの上下軸は除毛ユニットの垂直軸に対して第1の角度で傾斜してその上端を除毛ユニットの上端に近接させる。アプリケータが後退位置にある時は、アプリケータの上下軸が第1の角度と異なる第2の角度で除毛ユニットの垂直軸に対して傾斜して除毛ユニットの下端にアプリケータが干渉するのを防止する。
【0014】
好ましい実施形態においては、ハウジングに着脱自在となった単一のモジュールへ、アプリケータ、タンク、及びローション供給機構が一体化される。このため、ローションの再充填やアプリケータの洗浄が容易に行える。この単一のモジュールはハウジングに対してフロート支持されても良い。
【0015】
更に、ローション供給機構には、電動ポンプを設けてタンクからローションを吸引してはこれをアプリケータに送り出すようにしても良い。この場合、アクチュエータは除毛ユニットに近接して突出する電気スイッチで構成され、使用者の肌に接触した時に閉じられる。このため、スイッチが抑えられた時に、ポンプが作動してローションをアプリケータに送出してこれを肌上に施すことが出来る。
【0016】
切断用のフォイル刃のような除毛要素を保持するカセットが除毛ユニットに備えられ、このカセットがハウジングに対してフロート支持されることで、除毛要素が肌に押し付けられることに伴ってカセットが押し下げ自在となった場合は、このカセットにアクチュエータが連動して、カセットが押し下げられる毎にポンプを動作させる。このため、除毛ユニットを肌に押し付けるだけで、ローションを肌上に施すことが出来るようになり、ローション供給機構を意識することなく、毛肌の手入れを簡単に行うことが出来るようになる。
【0017】
また、本装置には別形式のアクチュエータを使用することができる。このアクチュエータは除毛要素の上に突出して使用者の肌に接触可能となると共に、ハウジングに対して移動自在となることで、肌に接触した時に押し下げられる。このアクチュエータは押し下げられる毎にポンプを駆動してローションをアプリケータに送り出すように連動されるもので、この結果、除毛ユニットを使用者の肌に押し付けるだけでローションを塗布することが出来るものである。
【0018】
除毛ユニットは、ハウジングの垂直軸に直交する長手方向軸を夫々有する一対の短毛用カッターと長毛用カッターとを保持するように形成することができる。長毛用カッターは短毛用カッターの間に互いの長手方向軸を平行として配置される。この種の除毛ユニットについては、長毛用カッターと少なくとも一つの短毛用カッターとの間にアプリケータを配置するか、或いは、少なくとも一つの短毛用カッターの外側で長毛用カッターと離れた所にアプリケータを配置して、肌に対して効果的にローションを施すことができる。
【0019】
好ましい実施形態においては、アプリケータがハウジングに対してフロート支持されることで、ハウジングの垂直軸に沿ってハウジング及びこの垂直軸に関してハウジングに固定されたタンクに対して移動自在となっており、このタンクへアプリケータが可撓性チューブで結合されてタンクからローションの供給を受ける。この可撓性チューブによってアプリケータがタンクに対して変位することが可能となるものであり、この可撓性チューブは半径方向に変形するようにしたり、蛇腹形状としてもよい。
【0020】
更に、アプリケータは、その上端が除毛ユニットの上端より後退した下降位置でラッチされるようにしてもよい。こうすることで、ローションを使用しない場合は、アプリケータを除毛ユニットから遠ざけて除毛処理に邪魔にならない位置に保持することが出来る。
【0021】
上記のローション供給機構には、タンクから送られるローションを一時的に貯えるポンプ室を有するポンプが備えられるようにしても良い。このポンプにはタンクからポンプ室へのローションの供給を許可する入り口フラップ弁及びポンプ室からアプリケータへのローションの送り出しを許可する出口フラップ弁が設けられる。アクチュエータは、バイアス力に抗して押し下げ位置に移動した時に、ポンプに連動して出口フラップ弁のみが開いてローションをポンプ室からアプリケータへ送り出し、アクチュエータが非押し下げ位置へバイアス力によって復帰すると、入り口フラップ弁のみが開いてタンクからポンプ室内へローションを吸い込む。このため、アクチュエータが肌に押し付けられることと肌から離されることに応じて、ポンプが動作してローションをタンクから吸い上げてはこれをアプリケータに送出することを繰り返すものであり、処理ヘッドの運動に同期してローションを塗布することができる。
【0022】
この場合、入り口フラップ弁を備える静止壁部材と出口フラップ弁を備える可動壁部材とでポンプ室が包囲されたポンプが望ましい。この可動壁部材は静止壁部材に対して移動自在となってポンプ室の容積を可変とする。この可動壁部材はアクチュエータと連動し、アクチュエータが押し下げ位置に移動することに応じて可動壁部材が静止壁部材側に移動する時に、ポンプ室内に正圧を発生させてローションを出口フラップ弁を介してアプリケータに送り出し、アクチュエータが非押し下げ位置に戻ることに応じて可動壁部材が静止壁部材側から遠ざかる時に、ポンプ室内に負圧を発生させてローションを入り口フラップ弁を介してポンプ室内に吸い込む。このように、アクチュエータを肌に押し付け、肌から離すことだけで、別途の駆動源をポンプに用いることなく、ローションの供給が行える。
【0023】
また、可動壁部材自体でアクチュエータ並びに出口フラップ弁を備えるアプリケータを規定する肌ガイドを構成することができる。この肌ガイドには出口フラップ弁の周りを囲む突起が設けられて、出口フラップ弁が使用者の肌に当たるのを防止する。このような構成のポンプに対するローション供給機構には、タンクからポンプへの流路にストップ弁を含めることも可能である。このストップ弁はアクチュエータ、すなわち、肌ガイドに連動し、突起が肌に押し当てられことに応じて肌ガイドが押し下げられた時のみ、ストップ弁が開くものであり、必要時以外にローションが供給されることが無い安全策を講じることができる。
【0024】
更に、アプリケータには、タンクから供給されるローションを一時的に貯えるヘッダーと、除毛ユニットの上端に突出する少なくとも一つのローション吐出パイプを備えるようにしてもよい。この吐出パイプはヘッダーへフロート支持されて除毛ユニットと共に押し下げ可能となる。この形態では、タンクからヘッダーへの流路に設けたストップ弁と、タンク内のローションへ正圧を与えてヘッダーへローションを供給するための加圧器がローション供給機構に備えられる。このストップ弁は除毛ユニットに連動し、除毛ユニットが押し下げられた時にのみ開かれるものであり、このため、除毛ユニットが押し下げられたことに同期してタンクから供給されたローションが除毛ヘッドと共に押し下げられた吐出パイプを経て吐出される。
【0025】
この場合、アプリケータには、除毛ユニット内に組み込まれて使用者の肌に接触するように除毛ユニットの上端に露出するバーを備えるようにしてもよい。このバーは複数のローション吐出パイプを着脱自在に保持して、アクチュエータすなわち肌ガイドとして用いられ、このバーが肌に押し付けられた時にストップ弁を開けるように動作する。
【0026】
上述した本発明の目的及び利点及びその他の目的及び利点は、添付する図面を参照して説明する以下の実施形態から明白である。
【0027】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態<図1〜図10>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る除毛装置の典型的な例としての電気かみそりを示す。このかみそりは、使用者の手で把持されるハウジング10と、ハウジング上端に突出する処理ヘッド20とで構成され、処理ヘッド20は、かみそりユニット、すなわち除毛ユニット30及び使用者の肌にローションを施すアプリケータ110を備える。除毛ユニット30は、3つの毛切断部材、すなわち、一対の短毛用カッター40とこれらの間に配置される長毛用カッター50とを有する。短毛用カッター40はU字形の外刃フォイル41とこれに対して往復駆動される内刃42とで構成され、長毛用カッター50は細長の外刃51とこれに対して往復駆動される内刃52とで構成される。外刃フォイル41及び長毛用カッター50はトップフレーム60へフロート支持され、トップフレームはハウジング10の上端に保持されるベースフレーム70へ着脱自在に支持される。ハウジング10には電動モータ(図示せず)が内蔵されて駆動素子11を往復駆動するものであり、駆動素子に内刃42、52が結合されている。内刃42は付勢ばね12によって上方にばね付勢されることで、短毛用カッター40は肌に押し当てられた時に押し下げられるようになっている。長毛用カッター50はトップフレーム60に設けた同様のばねによってばね付勢されてトップフレーム、すなわちハウジングに対して押し下げ可能となっている。スイッチハンドル14がハウジング10側面に設けられてモータを作動させて内刃を往復駆動してかみそりを行う。
【0028】
ハウジング10の正面にはローション送出モジュール100が設けられ、このモジュールには、短毛用カッター40に近接配置されて使用者の肌にローションを施すためのアプリケータ110が設けられる。アプリケータ110は、図1に示すように、かみそりユニット30に近接する突出位置と、図2に示すように、かみそりユニット30から離れた後退位置との間で移動自在となる。アプリケータ110はモジュール100へ、すなわちこのモジュールを介してハウジング10へフロート支持され、ばね付勢に抗して、突出位置から後退位置へ押し下げ可能となって、かみそりを肌上で移動させる間に肌の形状に容易に追随することができる。
【0029】
図3に示すように、モジュール100には覆い体101が備えられ、この覆い体101に、アプリケータ110を保持するホルダー130、ローションを貯える可撓性のタンク140、このタンクを加圧する板状の加圧器150とが設けられる。タンク140の口141にはフック149が設けられ、このフック149を覆い体101の凹所109へ係合させることでタンクが覆い体101に取り付けられる。このように、モジュール100は単一の構造体として形成されてハウジング10へ着脱自在に結合される。加圧器150の可鍛にはピボットピン152が設けられ、これが覆い体101下端の対応する穴102に収められ、図1及び図2に示すように、ハウジング10と密着するように加圧器の背面に設けた板バネ154によって加圧器150がタンク140へ押し当てられる。このモジュール100をハウジング10から取り外せば、加圧器150を覆い体101から取り外すことができて、ローションの再充填やタンク自体の取り替えを行うことが出来る。
【0030】
図4〜図6に示すように、覆い体101はやや軟質のプラスチック材料で成型されていて、両側端縁104をハウジング10の正面に形成したレール14の内側に収めることで、突出位置と後退位置との間で、ハウジング10に対して上下方向にスライド自在となる。覆い体101の一方の側縁には、可撓的に変形可能なボタン106が形成され、このボタンには側端縁104及びラッチ107が備えられる。ラッチ107はハウジング10のレール14に形成した凹所104の一つへ選択的にロックされることで、モジュール100が突出位置と後退位置とのいずれにもラッチされる。図6(a)及び図6(b)に示すように、ボタン106が内側に抑えられると、弾性的に変形してラッチ107が凹所17から外れると共に側端縁104がレール14から外れて、開くことが出来てハウジング10から取り外すことが出来る。
【0031】
図3を参照すれば、ホルダー130はアプリケータ110をホルダーに対して移動自在に支持しており、アプリケータ110が図1に示すように最上端位置にある時に、アプリケータ110がその上端の吐出端を短毛用カッター40に密接する形に配向される。アプリケータ110が押し下げられれば、アプリケータは真っ直ぐに近づき、ハウジング10及びかみそりユニット30の垂直軸に沿って断面形状が上端から下端に向けて幅広となる短毛用カッター40と干渉することがなくなる。また、図2に示されるように、モジュール110が下げられることに伴ってアプリケータ110が後退位置に移動すると、アプリケータ110が真っ直ぐに保持されて、ベースフレーム70と干渉することが無くなる。このため、ホルダー130には一対のヨーク131が備えられ、ヨークに設けたスリット132は垂直軸に対して傾斜してアプリケータ110の水平ピン112が遊嵌しており、アプリケータ110が最上端位置の時は、アプリケータの上下軸が垂直軸に対してある角度で傾斜してアプリケータ110の上端を隣接するかみそりユニット30、すなわち短毛用カッター40に近接させる。アプリケータ110をかみそりユニットに対して傾斜させた状態を維持するために、覆い体101にはアプリケータ110を押圧する板バネ103が設けられる。ホルダー130とアプリケータ110との間にはコイルバネ133が配置されて、アプリケータを上方に付勢してこれをフロート支持する。ホルダー130は覆い体101の内面に形成した肩部105によって覆い体101に保持される。アプリケータ110をコイルバネ133に抗して押し下げると、ピン112がスリット132に沿ってガイドされてアプリケータの姿勢を変化させる、すなわち、図8(b)の点線で示すように、アプリケータの上下軸をハウジング10の垂直軸に対して平行に近くなるようにする。
【0032】
図7や図8に示すように、アプリケータ110には、タンク140から供給されるローションを一時的に貯えるチャンバー113を有するヘッダー111が備えられる。詳しくは、ヘッダー111は底面壁114、側壁116及び上面壁118を備えた中空ケースの形状を呈し、チャンバー内で上下に移動自在で底面壁114へコイルバネ121によってフロート支持されるフロートベッド120を備える。上面壁118に設けた開口119には夫々回転要素すなわちボール124が夫々収められ、アプリケータを肌に当てた時に、ボール124が肌に対して転動接触するようになっている。開口119はチャンバー113へ直接又はフロートベッド120内のライザー流路123を介して連通しており、ボールが肌上を転動する間、ローションが開口119とボール124との隙間から吐出されて、肌上にローションが施される。ボール124はフロートベッド120上に支持されて、アプリケータを肌に押し当てることに伴って、図8(a)に示すように、ボールがフロートベッドと共にばね121に抗して押し下げられる。ボール124はフロートベッド120上の浅い凹所122に収められ、ばね121によって上方に付勢された時には開口119の狭くなった開口縁によって開口内に保持される。底面壁114から一体に突出するスリーブ115及び、このスリーブ115とタンク140の口141へ両端がシール結合した可撓性チューブ134を介してチャンバー113がタンク140へ連通している。フロートベッド120から下方に突出する脚126がスリーブ115内に延出し、脚126の下端にはスリーブ115下端の開放端にシール接触するストップ弁128が設けられ、タンク140からのローションの供給路は通常、図7(a)に示すように、閉じられている。このストップ弁128は、図8(a)に示すように、フロートベッド120がボール124と共に押し下げられた時にのみ、開かれる。従って、タンク140内で加圧されたローションは、ボール124が押し下げられたことに応じてアプリケータ110へ供給される。この意味において、ストップ弁128は加圧器150とでローションをタンク140からアプリケータ110へ供給するためのローション供給機構を規定し、一方、ボール124はタンク140からローション供給機構を動作させてローションをアプリケータ110へ供給してローションを肌に与えるためのアクチュエータを規定する。ここにおいて、アプリケータ110はかみそりユニット30に密接配置されていることから、かみそりユニット30がかみそりのための動作位置となった時に、ボール124にて実現されたアクチュエータが動作、すなわち、押し下げられることになり、アプリケータを使用者の肌に押し付ける事以外に、余分なスイッチング操作を必要とせずに、かみそりに関連させて容易にローションを肌へ与えることができる。図9及び図10は、ヘッダー111の一変更例を示すもので、図7と図8のヘッダーとは、ライザー流路123がばね121とずらされてヘッダーの高さを低くしたこと以外は同一である。このため、同一の部材には同一の番号を付している。図9(a)(b)はボール124とフロートベッド120とが押し下げられておらずストップ弁128が閉じられた状態を示し、図10(a)(b)はボール124とフロートベッド120とが共に押し下げられてストップ弁128が開かれた状態を示す。
【0033】
チューブは伸縮性を有するため、図8(a)の矢印にて示すように、半径方向に変形することで、タンク140に対するアプリケータ110の相対移動が吸収できる。尚、図8(a)、図10(a)、10(b)に示すように、ボール124がフロートベッド120と共に押し下げられると、ボール124は自由に回転することができて肌に対して円滑に転動できて、ローションを効果的に与えることが出来る。この場合は、加圧されたローションはライザー流路123を通して上面壁118と下降したフロートベッド120との間の広くなった間隙Cに供給され、ここからボール124の作用によって肌に送り出される。図11に示すように、アプリケータ110はタンク140と蛇腹状のチューブ134で接続されても良い。
【0034】
図12(a)(b)に示すように、アプリケータ110Aにボールの替わりとしてローラ124Aを用いるようにしても良い。この変更例においては、ローラ124がフロートベッド120Aへ丸突起127によって支持されて水平軸の回りで回転自在となって使用者の肌に転動接触する。同様の部材は同様の番号に「A」なる字を添えて示す。ボール124やローラ124は弾性材料で成型されて使用者の肌に対して優しく接触するようにしても良い。
【0035】
図13(a)(b)に示すように、アプリケータ110Bには、上の実施形態で説明されたフロートベッドの一変更例として肌ガイド120Bを備えるようにしても良い。この肌ガイド120Bは、弾性材料で成型され、上端をヘッダー111Bの上面壁118Bから突出させて使用者の肌に接触可能としており、下端が底面壁114Bと離間してこの間にタンクから供給されるローションを一時的に貯えるチャンバー113Bを形成する。この肌ガイド120Bにはチャンバー113Bからローションを肌に送り出すための開口129が設けられる。肌ガイド120Bにはまた同様のストップ弁128Bが設けられて、タンクからチャンバーへの流路を開閉する。この肌ガイド120Bはコイルバネ121Bにて上方にばね付勢され、押し下げ可能となっている。使用者の肌に接触して肌ガイド120Bが押し下げられると、ストップ弁128Bが開いてタンクからチャンバー113Bへローションが供給され、このローションを開口129を通して肌に送り出す。この変更例においては、肌ガイド120Bが肌への接触を感知して、ストップ弁を開いてローションを送り出すためのアクチュエータを規定するものである。同様の部材は同様の番号に「B」なる字を添えて示す。
【0036】
図14〜図16は、上記の装置の一変更例を示すもので、上記実施例と実質的に同一であり、ローション送出モジュール100Cがそれ自体ハウジング10Cに対して、モジュール100C下端とハウジングの底部フランジ16との間に介在させたコイルバネ108によって、フロート支持された点が異なる。これにより、モジュールは図14に示す突出位置と図15に示す後退位置との間で上下移動自在となり、いずれの位置でもラッチ可能とされる。同様の部材は同様の番号に「C」なる字を添えて示す。
【0037】
図17と図18は、上記の装置の一変更例を示すもので、上記変更例と実質的に同一であり、ローション送出モジュール100Dをフロート支持するためのばね108Dを隠蔽するためのマスク105をモジュールの覆い体101Dに形成した点が異なる。同様の部材は同様の番号に「D」なる字を添えて示す
上述の実施例では、除毛ユニットとしてかみそりユニット30を有する装置を示したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、図19や図20に示すように、脱毛ユニット30Eを備えた装置に等しく適用できるものである。脱毛ユニット30Eはハウジング10Eの上端に装着され、上記の実施例と同一構成のアプリケータ110Eと共同して処理ヘッド20Eを構成する。この脱毛ユニット30Eは毛の挟み付け要素を有する脱毛シリンダ31Eを備え、脱毛シリンダ30Eが水平軸の回りで振動または回転することにより毛を挟み付けてはこれを使用者の肌から引き抜くことを繰り返す。アプリケータ110Eはハウジングの同じ側に設けた脱毛ユニット30Eに密接するように配置され、脱毛ユニットが使用者の肌に対して動作状態となった時に、アプリケータからローションを送り出すようになっている。
【0038】
第2の実施形態<図21>
図21は、本発明の装置に使用される別構成のアプリケータを示す。本実施例に係るアプリケータ110Fにはポンプ160が備えられ、タンクからローションを引き込んではこれをアプリケータ110Fのチャンバー113Fに送り出し、ここからローションを使用者の肌に与えるようになっている。この目的のため、アプリケータ110Fのヘッダー111Fでは、フロートベッド120Fが底面壁114Fと共同してポンプ160を形成し、このポンプのポンプ室161が入り口フラップ弁162を介してタンクと連通し、出口フラップ弁164を介してチャンバー113Fに連通している。この意味において、ポンプ160はタンクからアプリケータへローションを供給するためのローション供給機構の一要素として規定される。フロートベッド120Fは、底面壁114Fへコイルバネ121Fを介してフロート支持され、ポンプ室の容積を可変としながら底面壁に対して移動自在となる。フロートベッド120Fには肌ガイド125が固定され、この肌ガイド125はヘッダー上に突出して使用者の肌に接触可能となると共に、チャンバー113Fに連通する開口129Fを備える。このため、本実施例においては、アプリケータ110Fが肌に対して押し付けられ、肌から離されることに同期して、ローション供給機構、すなわちポンプ160を動作させるためのアクチュエータが、肌ガイド125によって規定される。
【0039】
肌ガイド125が肌に押し付けられて押し下げられると、図21(b)に示すように、フロートベッド120Fが下降してポンプ室161の容積を減少させ、ポンプ室内に正圧を発生させ、出口フラップ弁164を開いて、ポンプ室161からローションを送り出し、開口129Fを介して使用者の肌にローションを与える。一方、肌ガイド125が使用者の肌から離されてばね121Fの付勢力によって、図21(a)に示すように、復帰した時は、フロートベッド120Fが上昇してポンプ室の容積を増大させて負圧を発生させ、これによって出口フラップ弁164を閉じると共に入り口フラップ弁162を開いて、タンクからポンプ室161へローションを取り込む。このようにして、肌ガイドが肌に押し付けられては離されることに応じて、ポンプ160が動作してローションを肌に与えては、タンクからローションを取り込むものである。この意味において、ローション供給機構には、上記の実施例で採用されたタンク内のローションを加圧する加圧器やストップ弁を用いずにすませることが出来、それにも拘わらずローションを効果的に肌に与えることが出来る。このような構成のアプリケータ110Fは、第1の実施形態で行われたように、同様のホルダー130Fに対してコイルバネ133Fによってフロート支持される。
【0040】
図22(a)(b)は、上述の実施形態と比べて、アプリケータ110Gのヘッダー111Gによって肌ガイド及びタンクからローションをアプリケータへ引き込む同様のポンプ160Gが規定されることが異なるアプリケータの変更例を示す。ヘッダー111Gは可撓的に変形可能な上面壁118Gを備え、これが肌ガイドを構成すると共に底面壁114Gとの間でポンプ室161Gを形成する。底面壁114Gには入り口フラップ弁162Gが設けられ、肌ガイド118Gの外面に出口フラップ弁164Gとこのフラップ弁を包囲して肌に直接フラップ弁が触れるのを防止する環状突起165が設けられる。肌ガイド118Gが、図22(a)に示されるように、押し下げられると、ポンプ室161Gの容積が減少して出口フラップ弁164Gを開き、ポンプ室内に供給されていたローションを送り出す。肌ガイド118Gが肌から離されると、図22(b)に示す位置に、肌ガイドが復帰してポンプ室の容積を増大させ、入り口フラップ弁162Gを開いてタンクからローションを取り込む。この意味において、アプリケータ110G上端の肌ガイド118Gは、アプリケータが肌に押し当てられては離される度にポンプを作動させるアクチュエータを構成して、第2の実施形態と同様に効果的にローションを与えることが出来る。同様の部材には同様の番号に「G」なる字を添えて示す。
【0041】
第3の実施形態<図23〜25>
図23〜図25に、本発明の第3の実施形態に係る除毛装置を示す。この装置は基本的に第1の実施形態と同一であるが、アプリケータ110Hがかみそりユニット30Hに組み込まれた点、及びダイアフラムポンプ160Hがかみそりユニット30Hの直下方に配置された点が異なる。このため、かみそりユニット30Hが処理ヘッド20Hの外観を与える。 かみそりユニット30Hの構造及び動作は第1の実施形態と同様であり、重複した説明は控える。同様の部材は同様の番号に「H」なる文字を添えて示す。ポンプ160Hはハウジング10Hの上端に配備され、ポンプの取り込み口が柔軟チューブ134Hによってタンク140Hに連結され、取り出し口は垂直に突出するダクト166に連結される。ポンプ160Hはレバー172を備えたダイアフラム170を有し、短毛用カッター40Hや長毛用カッター50Hを保持するカセット44に対してこのレバー172が当接可能となっている。短毛用カッター40Hや長毛用カッター50H、すなわち、かみそりユニット30Hが使用者の肌に押し付けられたことに起因して、図23(b)に示すように、カセット44が押し下げられると、カセット44がレバー172を押してダイアフラム170を変形させ、出口弁164Hを開いてポンプ内のローションを送り出す。 また、かみそりユニット30Hが使用者の肌から離されることでカセット44がばね付勢力によって上方に戻ると、図23(a)に示すように、ダイアフラム170は自身が有する弾性復帰力によって復帰し、入り口弁162Hを開いて、タンクからローションを取り入れる。この意味において、かみそりユニット30Hが使用者の肌に対して動作関係となったことを判断してポンプを動作させるアクチュエータをかみそりユニット30H自体が構成するものである。
【0042】
アプリケータ110Hはローション吐出パイプ180を備え、この吐出パイプ180がダクト166へばね181を介してフロート支持され、パイプの上端が、図25に示すように、長毛用カッター50Hと短毛用カッター40Hの一方との間に露出する。パイプの上端は通常かみそりユニット30Hの上端と同じ高さとなり、短毛用カッター40Hや長毛用カッター50Hと共に押し下げ可能となっている。このため、かみそりユニットが使用者の肌に押し付けられることに同期して、ローションがパイプ180から吐出される。図24に示すように、タンク140Hはハウジング10Hへ着脱自在の覆い体101Hに備えられて、タンクの交換やローションの再充填が可能となっている。タンク140Hはばね154Hを備えた加圧器150Hによって圧縮されて、タンクからポンプへローションを供給する上での追加の力を与える。
【0043】
図26は上の実施形態の一変更例を示すもので、かみそりユニットでのカセットの動きを用いる替わりに、ダイアフラムからかみそりユニット30Jを通して上方に突出するプランジャ174を使用して、ポンプ160Jを動作させるようにしている。同様の部材には同様の番号に「J」なる字を添えて示す。図23〜図26で示す実施形態や変更例においては、一本のローション吐出パイプを用いた例を示したが、図27や図28に示すように多数のローション吐出パイプを用いることも可能であり、パイプは短毛用カッター40と長毛用カッター50との間に配置したり、短毛用カッター40の外側で長毛用カッター50から離れた所に配置することが出来る。この場合、ダクト166は多数のパイプをフロート支持するようにマニホールド形状とする。
【0044】
図29は他の変更例を示すもので、短毛用カッター40Kの外刃フォイルや長毛用カッター50Kを保持するトップフレーム60Kがベースフレーム50Kに対してばね71にてフロート支持されている。従って、この変更例においては、トップフレーム60Kがハウジング10Kに対して下方へ移動したことに応じて、ポンプ160Kが動作するものである。同様の部材には同様の番号に「K」なる字を添えて示す。ダイアフラム170Kから延出するレバー172Kは、短毛用カッター40Kの外刃フォイルを保持すると共にトップフレーム60Kに支持されたカセット44Kに接触維持されていて、図29(b)に示すように、短毛用カッター40Kが押し下げられたり、或いはトップフレーム60Kが肌に接触して押し下げられた場合に、ポンプが動作してポンプからパイプ180Kを通して肌上にローションを吐出させる。かみそりユニット30Kが肌から離されると、図29(a)に示す位置に、トップフレーム60Kがばね71の力によって復帰し、タンクからローションを引き込み、次に行われるかみそりユニット30Kの押し下げ時でのローションの吐出動作に備える。図示の変更例では、一本のパイプ180Kのみを長毛用カッター50Kと短毛用カッター40Kの一方との間に配置した例を示したが、図27や図28に示したように、複数のパイプを使用することも可能である。
【0045】
第4の実施形態<図30>
図30は、本発明の第4の実施形態に係る除毛装置を示す。この装置は基本的に第3の実施形態と同様であるが、電動ポンプ160Lとこれを動作させる電動スイッチ190を設けた点が異なる。同様の部材には同様の番号に「L」なる字を添えて示す。アプリケータ110Lはかみそりユニット30Lに組み込んだローション吐出パイプにて形作られ、ハウジング10Lの前面に配したタンク140Lパイプがポンプを介して接続される。ポンプ160Lとタンク140Lとはハウジングに着脱自在のローション送出モジュール100Lへ組み込まれる。すなわち、モジュール100Lに設けた覆い体101Lにてポンプとタンクが保持される。図30(b)に示されるように、パイプ110Lはかみそりユニット30Lからモジュール100Lへ延出する柔軟チューブ134Lに接続され、このチューブ134Lがポンプ160Lへ着脱自在に結合される。スイッチ190はハウジング10Lに固定される部材に支持され、スイッチノブ191によってオン・オフされる。このスイッチノブ191は処理ヘッド20L上へかみそりユニット30Lと近接して突出し、かみそりユニット30Lが使用者の肌に対して動作関係となったときに、スイッチノブ191が使用者の肌に接触して、スイッチ190をオンすることで、ポンプ160Lを動作させ、所定の時間の間、連続的にまたは断続的にローションを吐出させる。この意味において、スイッチノブ191は、使用者の肌への接触を感知してポンプを動作させてローションを吐出させるアクチュエータを規定することになる。ポンプ160Lはモータ192で駆動されるダイアフラムポンプであることが望ましく、かみそりユニット30Lの内刃を駆動するためにハウジング10Lに内蔵する電池16によって駆動される。
【0046】
スイッチノブを使用する替わりに、肌への接触を検知し、使用者の肌に当然に含まれる所定量の水分を検知した時にポンプを動作させる水分センサー194を用いることが可能である。図31に示すように、水分センサー194はトップフレーム60M上に突出しリード線195にてポンプのモータに接続される。同様の部材には同様の番号に「M」なる字を添えて示す。
【0047】
第5の実施形態<図32〜35>
図32〜図35は、本発明の第4の実施形態に係る除毛装置を示す。この装置はアプリケータ110Nが処理ヘッド20Nを呈するかみそりユニット30N内に組み込まれた点において、前述の実施形態と同様であるが、アプリケータ110Nの構造が異なる。同様の部材には同様の番号に「N」なる字を添えて示す。アプリケータ110Nはタンク140Nからローションが供給されるヘッダー111Nと、図33に示すように、ヘッダーからローションを使用者の肌に吐出させるための複数のローション吐出パイプ180Nとを備える。ヘッダー111Nはハウジング10Nの上端に装着され、夫々がばね181Nを備えた垂直ダクト166Nを有する。各パイプ180Nは、図34に示すように、長毛用カッター50Nと短毛用カッター40Nとの間で垂直に延出し、その上端をこれらのカッターの上端に揃えている。各パイプ180Nの下端は各ダクト166Nに収められると共にばね181Nによってフロート支持されていて、長毛用カッターや短毛用カッターと共にパイプが押し下げ可能となっている。ヘッダー111Nは取り入れ口117がタンク140Nへ柔軟チューブ134Nで連結されると共に、ストップ弁128Nが備えられる。このストップ弁128Nはばね184にて付勢されて、タンクからヘッダーへの流路を通常閉じている。ストップ弁128Nの上端は上方へ突出して、短毛用カッター40Nの外刃フォイルを保持するカセット44Nに当接可能となっている。短毛用カッター40Nが肌に押し当てられた結果押し下げられると、図32(b)に示すように、カセット44Nがストップ弁128Nをばね184に抗して押し下げて流路を開き、タンク140Nからヘッダー111Nへローションを供給し、これに伴ってローションをパイプ180Nから肌へ送り出す。短毛用カッター40N、すなわち、かみそりユニット30Nが肌から離されると、図32Aに示すように、ストップ弁128Nが復帰して流路を閉じることで、タンクからヘッダーへのローションの供給、すなわち、アプリケータからのローションの送り出しを停止する。
【0048】
図35に示すように、タンク140Nはハウジング10Nに着脱自在の覆い体101Nに保持され、加圧器150Nによって圧縮されることでタンクからヘッダーへローションを供給するための正圧を与える。加圧器150Nはばね154Nによってばね付勢され、図35(b)に示すように、タンクがほぼ空になった時でもタンクからローションを絞り出すようになっている。タンク140Nの口141Nはヘッダー111Nから延出する柔軟チューブ134Nへ着脱自在である。
【0049】
図36に示すように、アプリケータ110Nにはバー186を設けても良い。このバー186は、パイプ180Nを保持すると共にトップフレーム60Nにフロート支持されて短毛用カッター40Nや長毛用カッター50Nと共に押し下げ可能である。このため、バー186には各パイプ180Nの上端が着脱自在に収められる穴188が形成される。この変更例においては、ストップ弁128Nは、短毛用カッター40Nの外刃フォイルを保持するカセットではなくて、バー186の下端へ当接可能となる。これにより、バー186がアクチュエータの機能を果たし、かみそりユニットが押し下げられたことを認識してストップ弁128Nを動作させてタンクからアプリケータのヘッダーへローションを供給する。
【0050】
図37はアプリケータ110Pの他の変更例を示すもので、アプリケータ110Pにパイプ180Pを保持する同様のバー186Pが備えられ、このバー186Pはパイプ180Pと共に押し下げ可能となっている。他の構成は第5の実施形態と同様であり、同様の部材には同様の番号に「P」なる字を添えて示す。
【0051】
アプリケータへローションを供給するための加圧器を使用する代わりに、第4の実施形態において説明したダイアフラムポンプを用いることも可能である。このような変更例においては、ダイアフラムポンプがストップ弁128Pに連動し、かみそりユニットが使用者の肌に押し付けられる事によってストップ弁が開かれる毎に、ダイアフラムポンプが動作される。
【0052】
本発明は、上述の実施形態やその変更例について解釈されるだけでなく、ここで示される特徴のいかなる組み合わせに基づいて解釈されるべきである。
【0053】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の除毛装置では、処理ヘッドに毛の切断や脱毛を行う除毛ユニットと、ローションを使用者の肌に施すアプリケータとが備えられ、アプリケータへはローション供給機構によってタンクから供給され、この処理ヘッドに設けたアクチュエータによって、処理ヘッドが肌に対して動作状態となる事象を認識し、この事象が認識された時にローション供給機構を動作させてローションをタンクからアプリケータへ供給するものであるため、使用者が余分なそして面倒なスイッチング操作を行わずとも、除毛が行われる肌に対してアプリケータによってローションを施すことが出来る。すなわち、使用者はローションの補助を受けた除毛処理を、スイッチやハンドル操作に煩わされずに、楽しむことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るかみそりをこれが備えるアプリケータが突出位置の時の一部断面側面図ある。
【図2】同上のアプリケータが後退位置の時のかみそりを示す一部断面側面図である。
【図3】同上のかみそりに使用されるローション供給モジュールの分解斜視図である。
【図4】同上のモジュールの斜視図である。
【図5】同上のモジュールを取り付けたかみそりを示す正面図である。
【図6】(a)(b)は同上のモジュールの開閉を示す断面図である。
【図7】(a)は同上のアプリケータが非押し下げ状態の時の正面断面図、(b)は側面図である。
【図8】(a)は同上のアプリケータが押し下げ状態の時の正面断面図、(b)は側面図である。
【図9】(a)は変更例に係るアプリケータが非押し下げ状態の時の正面断面図、(b)は側断面図である。
【図10】(a)は同上の変更例に係るアプリケータが押し下げ状態の時の正面断面図、(b)は側断面図である。
【図11】同上の実施例の一変更例に係るアプリケータの正面断面図である。
【図12】(a)は同上の実施例の一変更例に係るアプリケータの正面断面図、(b)は側断面図である。
【図13】(a)は同上の実施例の他の変更例に係るアプリケータの正面断面図、(b)は側断面図である。
【図14】同上の実施例の更に他の変更例に係るかみそりの一部断面側面図であり、アプリケータが突出位置にある状態を示す。
【図15】同上の変更例に係るかみそりの一部断面側面図であり、アプリケータが後退位置にある状態を示す。
【図16】図14に示すかみそりの正面図である。
【図17】同上の実施例の更に他の変更例に係るかみそりの一部断面側面図であり、アプリケータが突出位置にある状態を示す。
【図18】同上の変更例に係るかみそりの一部断面側面図であり、アプリケータが後退位置にある状態を示す。
【図19】同上の実施例の更に他の変更例に係る脱毛装置の一部断面側面図であり、アプリケータが突出位置にある状態を示す。
【図20】同上の変更例に係る脱毛装置一部断面側面図であり、アプリケータが後退位置にある状態を示す。
【図21】(a)は本発明の第2の実施形態に係るかみそりに使用されるアプリケータの非押し下げ状態を示す正面断面図、(b)はアプリケータの押し下げ状態を示す正面断面図である。
【図22】(a)は本発明の第2の実施形態の一変更例にアプリケータの押し下げ状態を示す正面断面図、(b)はアプリケータの非押し下げ状態を示す正面断面図である。
【図23】(a)は本発明の第3の実施形態に係るかみそりに使用されるアプリケータの非押し下げ状態を示す正面断面図、(b)はアプリケータの押し下げ状態を示す正面断面図である。
【図24】同上のかみそりの側面断面図である。
【図25】同上のかみそりの上面図である。
【図26】(a)は本発明の第3の実施形態の一変更例に係るかみそりにおけるアプリケータの非押し下げ状態を示す正面断面図、(b)はアプリケータの押し下げ状態を示す正面断面図である。
【図27】同上のかみそりの上面図である。
【図28】同上の他の変更例に係るかみそりの上面図である。
【図29】(a)は本発明の第3の実施形態の更に他の変更例に係るかみそりにおけるアプリケータの非押し下げ状態を示す正面断面図、(b)はアプリケータの押し下げ状態を示す正面断面図、(c)は上面図である。
【図30】(a)は本発明の第4の実施形態に係るかみそりを示す正面断面図、(b)は側面断面図である。
【図31】同上の第4の実施形態の一変更例を示す正面断面図である。
【図32】(a)は本発明の第5の実施形態の係るかみそりにおけるアプリケータの非押し下げ状態を示す正面断面図、(b)はアプリケータの押し下げ状態を示す正面断面図である。
【図33】同上のかみそりにおいて除毛ヘッドを除いた状態を示す斜視図である。
【図34】同上のかみそりの上面図である。
【図35】(a)は同上のかみそりにおけるタンクがローションで満たされている状態を示す側面断面図、(b)タンク内のローションが少なくなった状態を示す側面断面図である。
【図36】同上の第5の実施形態かみそりの一変更例を示す分解斜視図である。
【図37】同上の第5の実施形態かみそりの他の変更例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ハウジング
20 処理ヘッド
30 除毛ユニット
110 アプリケータ
140 タンク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair removal apparatus provided with a lotion applicator, and more particularly to a personal hair removal apparatus capable of giving lotion so that the hair can be easily cared for.
[0002]
[Prior art]
Japanese translations of PCT publication No. 2000-500055 and Japanese Utility Model Publication No. 59-108574 disclose a portable razor that can be lotioned to facilitate shaving. This razor is provided with a pump, and a lotion is applied to a portion to be shaved by operating the pump by operating a button or a switch. Since the buttons and switches are provided in the razor housing and are operated by the finger of the user who holds the housing, it is necessary for the user to operate the buttons and switches every time the lotion is used. However, normal shaving requires the razor to be intermittent on the skin, that is, to move the razor away from the skin from one place to another. For this reason, the user must turn the pump on and off several times before finishing the shaving, otherwise the pump will operate continuously and waste lotion. .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
For this reason, the conventional apparatus has a problem that it is inconvenient, consumes lotion wastefully, and is inefficient.
[0004]
The present invention has been invented in view of the above-mentioned problems. The object of the present invention is to appropriately apply a lotion to a desired site in association with a hair removal process without requiring a separate switching operation. It is to provide a hair removal device that can be applied.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The hair removal apparatus according to the present invention has a housing having a processing head directed to the user's skin. The treatment head includes a hair removal unit that cuts and removes hair, and an applicator that applies lotion to the user's skin. Lotion is supplied from the tank to the applicator by the lotion supply mechanism. The processing head is provided with an actuator, which recognizes an event that the processing head is in operation with respect to the skin, and when this event is recognized, operates the lotion supply mechanism to remove the lotion from the tank. To supply.
[0006]
For this reason, even if a user does not perform an excessive and troublesome switching operation, the applicator can apply lotion to the skin on which hair removal is performed. That is, the user can enjoy the hair removal treatment with the assistance of the lotion without being bothered by the switch and the handle operation.
[0007]
Preferably, the actuator is provided in the applicator so as to come into contact with the skin, and is movable with respect to the housing, so that the actuator is pushed down as the applicator is pressed against the user's skin. Thus, it is desirable to operate the lotion supply mechanism. According to this configuration, the user can apply the lotion by simply pressing the applicator against the skin, and can appropriately apply the lotion during the hair removal process without being aware of the presence of the actuator. Is.
[0008]
The applicator can include a header having a chamber for temporarily storing the lotion supplied from the tank. The header is provided with at least one opening communicating with the chamber, and the opening is provided with a rotating element such as a ball or a roller. The rotating element is free to rotate within the opening and makes a lotion on the skin by rolling contact with the skin of the user. For this reason, it becomes easy to give a lotion to skin smoothly by a rotating element.
[0009]
The rotating element is supported on the float bed and can be moved with the float bed in the header. In this case, a stop valve formed in the flow path from the tank to the chamber is provided in the lotion supply mechanism, and the float bed is interlocked with the stop valve so that the stop valve is activated only when the float bed is pushed down together with the rotating element. open. According to this method, the lotion is supplied only when the rotating element is pushed down, and when the rotating element, that is, the actuator is separated from the user's skin, the supply of the lotion can be stopped. When the device is separated from the user's skin, the lotion can be prevented from being supplied without forcing the user to take another action. The rotating element can be formed of an elastic material so that it is in soft and smooth contact with the user's skin.
[0010]
In order to efficiently supply the lotion from the tank to the chamber, the lotion supply mechanism is preferably provided with a pressurizer for applying a positive pressure to the lotion in the tank. With this pressurizer, when the stop valve is opened, the lotion receives a positive pressure and is sent to the chamber.
[0011]
As an actuator, a skin guide used to contact the user's skin may be provided in the header of the applicator instead of the rotating element. The skin guide is provided with at least one opening communicating with the chamber for applying lotion to the skin. This skin guide is float supported on the header and can move with respect to the header and interlocks with the stop valve so that the stop valve opens only when the skin guide is pushed down as it is pressed against the skin. Yes. This skin guide may also be formed of an elastic material.
[0012]
Alternatively, the applicator itself may be pushed down when it is float-supported with respect to the housing and pressed against the user's skin. By doing this, the applicator can easily follow the shape of the user's skin surface, and there is an advantage that the lotion can be applied well while moving the processing head on the skin. .
[0013]
When the overall cross-sectional shape of the hair removal unit is formed so as to gradually increase along the vertical axis of this unit from the upper end to the lower end side, the applicator is kept in proximity to the hair removal unit, The applicator can be designed so as not to interfere with the hair removal unit. The applicator is movable relative to the housing between a protruding position where the upper end of the applicator is close to the upper end of the hair removal unit and a retracted position where the upper end of the applicator is lowered from the upper end of the hair removal unit. Yes, the applicator moves relative to the housing along the vertical axis of the applicator. When the applicator is in the protruding position, the vertical axis of the applicator is inclined at a first angle with respect to the vertical axis of the hair removal unit so that its upper end is close to the upper end of the hair removal unit. When the applicator is in the retracted position, the vertical axis of the applicator is inclined with respect to the vertical axis of the hair removal unit at a second angle different from the first angle, and the applicator interferes with the lower end of the hair removal unit. To prevent.
[0014]
In a preferred embodiment, the applicator, tank, and lotion supply mechanism are integrated into a single module that is removable from the housing. For this reason, lotion refilling and applicator cleaning can be easily performed. This single module may be float supported relative to the housing.
[0015]
Furthermore, the lotion supply mechanism may be provided with an electric pump to suck the lotion from the tank and send it out to the applicator. In this case, the actuator is composed of an electric switch that protrudes close to the hair removal unit, and is closed when it contacts the user's skin. Thus, when the switch is depressed, the pump can be activated to deliver the lotion to the applicator and apply it to the skin.
[0016]
A cassette that holds a hair removal element such as a foil blade for cutting is provided in the hair removal unit, and the cassette is float supported with respect to the housing, whereby the hair removal element is pressed against the skin. When it becomes possible to push down, the actuator is linked to this cassette, and the pump is operated each time the cassette is pushed down. For this reason, it becomes possible to apply lotion on the skin simply by pressing the hair removal unit against the skin, and it is possible to easily clean the hair without being aware of the lotion supply mechanism.
[0017]
Also, other types of actuators can be used in the apparatus. The actuator protrudes above the hair removal element so as to be able to contact the user's skin and to be movable with respect to the housing, so that the actuator is pushed down when contacting the skin. This actuator is interlocked so that the pump is driven to send out the lotion to the applicator each time it is pushed down. As a result, the lotion can be applied simply by pressing the hair removal unit against the user's skin. is there.
[0018]
The hair removal unit can be formed to hold a pair of short hair cutters and long hair cutters, each having a longitudinal axis perpendicular to the vertical axis of the housing. The long hair cutters are arranged between the short hair cutters with their longitudinal axes parallel to each other. For this type of hair removal unit, place an applicator between the long hair cutter and at least one short hair cutter, or away from the long hair cutter outside the at least one short hair cutter. An applicator can be placed on the skin to effectively apply lotion to the skin.
[0019]
In a preferred embodiment, the applicator is float supported with respect to the housing so that it can move along the vertical axis of the housing relative to the housing and to a tank fixed to the housing with respect to the vertical axis. An applicator is coupled to the tank with a flexible tube to receive a lotion from the tank. The applicator can be displaced with respect to the tank by the flexible tube, and the flexible tube may be deformed in the radial direction or may have a bellows shape.
[0020]
Further, the applicator may be latched at a lowered position in which the upper end of the applicator is retracted from the upper end of the hair removal unit. By carrying out like this, when not using a lotion, an applicator can be kept away from a hair removal unit in the position which does not interfere with a hair removal process.
[0021]
The lotion supply mechanism may include a pump having a pump chamber that temporarily stores the lotion sent from the tank. The pump is provided with an inlet flap valve that permits the supply of lotion from the tank to the pump chamber and an outlet flap valve that permits the delivery of the lotion from the pump chamber to the applicator. When the actuator moves to the depressed position against the bias force, only the outlet flap valve opens in conjunction with the pump, and the lotion is sent from the pump chamber to the applicator.When the actuator returns to the non-depressed position by the bias force, Only the inlet flap valve opens and sucks lotion from the tank into the pump chamber. For this reason, in response to the actuator being pressed against the skin and separated from the skin, the pump operates to suck up the lotion from the tank and send it out to the applicator. The lotion can be applied in synchronization with
[0022]
In this case, a pump in which the pump chamber is surrounded by a stationary wall member having an inlet flap valve and a movable wall member having an outlet flap valve is desirable. The movable wall member is movable with respect to the stationary wall member, thereby making the volume of the pump chamber variable. This movable wall member is interlocked with the actuator, and when the movable wall member moves to the stationary wall member side in accordance with the movement of the actuator to the depressed position, positive pressure is generated in the pump chamber and the lotion is passed through the outlet flap valve. When the movable wall member moves away from the stationary wall member side in response to the actuator returning to the non-depressed position, negative pressure is generated in the pump chamber and the lotion is sucked into the pump chamber via the inlet flap valve. . Thus, the lotion can be supplied without using a separate drive source for the pump simply by pressing the actuator against the skin and separating it from the skin.
[0023]
Moreover, the skin guide which prescribes | regulates the applicator provided with an actuator and an exit flap valve by movable wall member itself can be comprised. The skin guide is provided with a projection surrounding the outlet flap valve to prevent the outlet flap valve from hitting the user's skin. The lotion supply mechanism for the pump having such a configuration can include a stop valve in the flow path from the tank to the pump. This stop valve is linked to the actuator, that is, the skin guide, and the stop valve opens only when the skin guide is pushed down in response to the protrusion being pressed against the skin, and lotion is supplied when it is not necessary. Safety measures can be taken.
[0024]
Further, the applicator may be provided with a header for temporarily storing the lotion supplied from the tank and at least one lotion discharge pipe protruding from the upper end of the hair removal unit. This discharge pipe is float supported on the header and can be pushed down together with the hair removal unit. In this embodiment, the lotion supply mechanism includes a stop valve provided in a flow path from the tank to the header and a pressurizer for applying a positive pressure to the lotion in the tank and supplying the lotion to the header. This stop valve is linked to the hair removal unit and is opened only when the hair removal unit is pushed down.For this reason, the lotion supplied from the tank in synchronization with the hair removal unit being pushed down is removed. It discharges through the discharge pipe pushed down with the head.
[0025]
In this case, the applicator may be provided with a bar that is incorporated in the hair removal unit and exposed at the upper end of the hair removal unit so as to come into contact with the user's skin. This bar detachably holds a plurality of lotion discharge pipes and is used as an actuator, that is, a skin guide, and operates to open a stop valve when the bar is pressed against the skin.
[0026]
The above and other objects and advantages of the present invention will be apparent from the following embodiments described with reference to the accompanying drawings.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First Embodiment <FIGS. 1 to 10>
FIG. 1 shows an electric razor as a typical example of a hair removal apparatus according to a first embodiment of the present invention. This razor is composed of a
[0028]
A
[0029]
As shown in FIG. 3, the
[0030]
As shown in FIGS. 4 to 6, the
[0031]
Referring to FIG. 3, the
[0032]
As shown in FIGS. 7 and 8, the
[0033]
Since the tube has stretchability, the relative movement of the
[0034]
As shown in FIGS. 12A and 12B, a
[0035]
As shown in FIGS. 13A and 13B, the
[0036]
FIGS. 14 to 16 show a modified example of the above-described apparatus, which is substantially the same as the above-described embodiment. The lotion delivery module 100C is itself lower than the housing 10C and the bottom of the module 100C and the bottom of the housing. The difference is that the float is supported by the
[0037]
FIGS. 17 and 18 show a modified example of the above-described apparatus, which is substantially the same as the above-described modified example. A
In the above-described embodiment, the apparatus having the
[0038]
Second Embodiment <FIG. 21>
FIG. 21 shows an alternative applicator used in the apparatus of the present invention. The
[0039]
When the
[0040]
22 (a) and 22 (b) are different from the above-described embodiment in that a
[0041]
Third Embodiment <FIGS. 23 to 25>
23 to 25 show a hair removal apparatus according to a third embodiment of the present invention. This device is basically the same as that of the first embodiment except that the
[0042]
The
[0043]
FIG. 26 shows a modified example of the above embodiment. Instead of using the movement of the cassette in the razor unit, the
[0044]
FIG. 29 shows another modified example. The
[0045]
Fourth Embodiment <FIG. 30>
FIG. 30 shows a hair removal apparatus according to the fourth embodiment of the present invention. This device is basically the same as that of the third embodiment, except that an
[0046]
Instead of using the switch knob, it is possible to use a
[0047]
Fifth Embodiment <FIGS. 32 to 35>
32 to 35 show a hair removal apparatus according to a fourth embodiment of the present invention. This device is similar to the previous embodiment in that the
[0048]
As shown in FIG. 35, the
[0049]
As shown in FIG. 36, the
[0050]
FIG. 37 shows another modification of the applicator 110P. The applicator 110P is provided with a
[0051]
Instead of using a pressurizer for supplying lotion to the applicator, it is also possible to use the diaphragm pump described in the fourth embodiment. In such a modified example, the diaphragm pump is operated in conjunction with the
[0052]
The present invention should be interpreted not only with respect to the above-described embodiments and modifications thereof, but also based on any combination of the features shown here.
[0053]
【The invention's effect】
As described above, in the hair removal apparatus of the present invention, the treatment head includes a hair removal unit that cuts and removes hair, and an applicator that applies lotion to the user's skin, and supplies the lotion to the applicator. The mechanism is supplied from the tank, and the actuator provided in the processing head recognizes the event that the processing head is in an operating state with respect to the skin. When this event is recognized, the lotion supply mechanism is operated to remove the lotion from the tank. Since the applicator is supplied to the applicator, the applicator can apply the lotion to the skin on which the hair removal is performed, without the user performing an extra and troublesome switching operation. That is, there is an advantage that the user can enjoy the hair removal treatment with the assistance of the lotion without being troubled by the operation of the switch or the handle.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial cross-sectional side view when an applicator provided with a razor according to a first embodiment of the present invention is in a protruding position.
FIG. 2 is a partial sectional side view showing a razor when the applicator is in a retracted position.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a lotion supply module used for the razor described above.
FIG. 4 is a perspective view of the module.
FIG. 5 is a front view showing a razor to which the module is attached.
6A and 6B are cross-sectional views showing opening and closing of the module.
7A is a front cross-sectional view when the applicator is not pushed down, and FIG. 7B is a side view.
FIG. 8A is a front cross-sectional view when the applicator is pressed down, and FIG. 8B is a side view.
9A is a front sectional view when the applicator according to the modified example is in a non-pressed state, and FIG. 9B is a side sectional view.
FIG. 10A is a front sectional view when the applicator according to the modified example is pushed down, and FIG. 10B is a side sectional view.
FIG. 11 is a front cross-sectional view of an applicator according to a modification of the embodiment.
FIG. 12A is a front sectional view of an applicator according to a modification of the embodiment, and FIG. 12B is a side sectional view.
FIG. 13A is a front sectional view of an applicator according to another modification of the embodiment, and FIG. 13B is a side sectional view.
FIG. 14 is a partial cross-sectional side view of a razor according to still another modification of the embodiment described above, showing a state where the applicator is in a protruding position.
FIG. 15 is a partial cross-sectional side view of the razor according to the modified example, showing a state where the applicator is in a retracted position.
16 is a front view of the razor shown in FIG.
FIG. 17 is a partial cross-sectional side view of a razor according to still another modification of the embodiment, showing a state where the applicator is in a protruding position.
FIG. 18 is a partial cross-sectional side view of a razor according to a modified example of the above, showing a state where the applicator is in the retracted position.
FIG. 19 is a partial cross-sectional side view of a hair removal apparatus according to still another modification of the embodiment, showing a state where the applicator is in the protruding position.
FIG. 20 is a partial cross-sectional side view of the epilation apparatus according to the modified example, showing a state where the applicator is in a retracted position.
FIG. 21A is a front sectional view showing a non-pressed state of an applicator used in a razor according to a second embodiment of the present invention, and FIG. 21B is a front sectional view showing a pressed state of the applicator. is there.
22 (a) is a front sectional view showing a pushed-down state of an applicator according to a modification of the second embodiment of the present invention, and FIG. 22 (b) is a front sectional view showing a non-pressed-down state of the applicator.
FIG. 23 (a) is a front sectional view showing a non-pressed state of an applicator used in a razor according to a third embodiment of the present invention, and FIG. 23 (b) is a front sectional view showing a pressed state of the applicator. is there.
FIG. 24 is a side sectional view of the razor according to the first embodiment.
FIG. 25 is a top view of the razor according to the embodiment.
26 (a) is a front sectional view showing a non-pressed state of an applicator in a razor according to a modification of the third embodiment of the present invention, and FIG. 26 (b) is a front sectional view showing a pressed state of the applicator. It is.
FIG. 27 is a top view of the razor according to the embodiment.
FIG. 28 is a top view of a razor according to another modification of the above.
FIG. 29A is a front sectional view showing a non-pressed state of an applicator in a razor according to still another modification of the third embodiment of the present invention, and FIG. 29B is a front view showing a pressed state of the applicator. Sectional drawing and (c) are top views.
30A is a front sectional view showing a razor according to a fourth embodiment of the present invention, and FIG. 30B is a side sectional view.
FIG. 31 is a front sectional view showing a modification of the fourth embodiment.
32A is a front sectional view showing a non-pressed state of an applicator in a razor according to a fifth embodiment of the present invention, and FIG. 32B is a front sectional view showing a pressed state of the applicator.
FIG. 33 is a perspective view showing a state in which the hair removal head is removed from the razor of the above.
FIG. 34 is a top view of the razor according to the embodiment.
35 (a) is a side sectional view showing a state in which the tank in the razor is filled with lotion, and FIG. 35 (b) is a side sectional view showing a state in which the lotion in the tank is reduced.
FIG. 36 is an exploded perspective view showing a modified example of the razor according to the fifth embodiment.
FIG. 37 is a perspective view showing another modification of the razor according to the fifth embodiment.
[Explanation of symbols]
10 Housing
20 Processing head
30 Hair removal unit
110 Applicator
140 tanks
Claims (31)
ハウジング、
ハウジングに設けた処理ヘッド、この処理ヘッドは使用者の肌に向けられて毛の切断や脱毛を行う除毛ユニットと、ローションを肌に施すアプリケータとを備える、
ローションを貯えるタンク、
上記タンクからアプリケータへローションを供給するローション供給機構、上記処理ヘッドにアクチュエータが設けられ、このアクチュエータは上記処理ヘッドが肌に対して動作状態となる事象を認識し、この事象が認識された時に上記ローション供給機構を動作させてローションをタンクからアプリケータへ供給する。A hair removal device with a lotion supply function, comprising:
housing,
A treatment head provided in the housing, the treatment head includes a hair removal unit that cuts and removes hair by being directed to the user's skin, and an applicator that applies lotion to the skin.
Tank to store lotion,
An actuator is provided in the processing head for supplying the lotion from the tank to the applicator, and the actuator recognizes an event that the processing head is in operation with respect to the skin, and when this event is recognized The lotion supply mechanism is operated to supply the lotion from the tank to the applicator.
このヘッダーには上記のチャンバーと連通する少なくも1つの開口が設けられ、
上記ヘッダーには上記のアクチュエータを規定する少なくとも1つの回転要素が備えられ、この回転要素が上記開口へ回転自在に収められて使用者の肌上を転動することによりローションを使用者の肌に塗布することを特徴とする請求項2に記載のローション供給機能付き除毛装置。The applicator is provided with a header, which includes a chamber for temporarily storing a lotion supplied from a tank,
This header has at least one opening communicating with the chamber,
The header is provided with at least one rotating element that defines the actuator. The rotating element is rotatably accommodated in the opening and rolls on the user's skin to apply the lotion to the user's skin. The hair removal device with a lotion supply function according to claim 2, wherein the device is applied.
上記ローション供給機構にはタンクからチャンバーへの流路に形成されるストップ弁が備えられ、
上記フロートベッドは上記ストップ弁に連結されて、フロートベッドが回転要素と共に押し下げられた時のみに上記の弁を開くことを特徴とする請求項3に記載のローション供給機能付き除毛装置。The rotating element is supported by a float bed provided inside the header, and the float bed is movable together with the rotating element with respect to the header.
The lotion supply mechanism is provided with a stop valve formed in the flow path from the tank to the chamber,
4. The hair removal device with a lotion supply function according to claim 3, wherein the float bed is connected to the stop valve and opens the valve only when the float bed is pushed down together with the rotating element.
このヘッダーには使用者の肌に接触して使用されて上記のアクチュエータを規定する肌ガイドを備え、この肌ガイドは上記チャンバーと連通する少なくも1つの穴を有してローションを肌に与える、この肌ガイドは上記ヘッダーへフロート支持されてヘッダーに対して移動自在となり、
上記ローション供給機構には、上記タンクからチャンバーへの流路に形成される弁が備えられると共に上記タンク内のローションに正圧を与える加圧器が備えられ、
上記ヘッダーには、上記チャンバーとタンクとの間に設けられる弁が設けられ、この弁は肌ガイドが押し下げられたことに応じて開かれることを特徴とする請求項2に記載のローション供給機能付き除毛装置。The applicator includes a header, which includes a chamber that is supported by a housing and temporarily stores a lotion supplied from a tank,
The header includes a skin guide that is used in contact with the user's skin to define the actuator, and the skin guide has at least one hole communicating with the chamber to impart lotion to the skin. This skin guide is float supported by the header and can move with respect to the header.
The lotion supply mechanism includes a valve formed in a flow path from the tank to the chamber and a pressurizer that applies a positive pressure to the lotion in the tank.
The said header is provided with the valve provided between the said chamber and a tank, This valve is opened according to the skin guide being pushed down, The lotion supply function of Claim 2 characterized by the above-mentioned. Hair removal device.
上記アプリケータはハウジングに対して突出位置と後退位置との間で移動自在となり、突出位置ではアプリケータの上端が除毛ユニットの上端に近接し、後退位置ではアプリケータの上端が除毛ユニットの上端から下がった状態となり、
上記アプリケータは上下軸を有し、アプリケータが突出位置の時にこの上下軸がヘッダーの垂直軸に対して第1角度で傾斜して、アプリケータの上端を除毛ユニットの上端に近接させ、アプリケータが後退位置の時にこの上下軸が第1の角度と異なる第2の角度で傾斜して、アプリケータが除毛ユニットの下端部に干渉するのと防止することを特徴とする請求項9に記載のローション供給機能付き除毛装置。The depilation unit has a vertical axis, and with respect to this vertical axis, the entire cross section is wider at the lower end than the upper end,
The applicator is movable between a protruding position and a retracted position with respect to the housing. At the protruding position, the upper end of the applicator is close to the upper end of the hair removal unit, and at the retracted position, the upper end of the applicator is the hair removal unit. It will be in a state of being lowered from the upper end
The applicator has a vertical axis, and when the applicator is in the protruding position, the vertical axis is inclined at a first angle with respect to the vertical axis of the header, and the upper end of the applicator is brought close to the upper end of the hair removal unit. The vertical axis is inclined at a second angle different from the first angle when the applicator is in the retracted position to prevent the applicator from interfering with the lower end of the hair removal unit. The hair removal device with a lotion supply function described in 1.
上記除毛ユニットはハウジングに対してフロート支持されて肌に押し当てられた時に押し下げられるようになり、
上記アクチュエータは上記除毛ユニットに連動して除毛ユニットの押し下げを認識し、除毛ユニットが押し下げられる度にポンプを作動させてローションをアプリケータへ送り出すことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The lotion supply mechanism includes a pump that sucks the lotion from the tank and sends it to the applicator.
When the hair removal unit is float supported with respect to the housing and pressed against the skin, it is pushed down.
2. The actuator according to claim 1, wherein the actuator recognizes the depression of the hair removal unit in conjunction with the hair removal unit, and operates the pump to send out the lotion to the applicator each time the hair removal unit is pushed down. Hair removal device with lotion supply function.
上記除毛ユニットはハウジングに対してフロート支持されて肌に押し当てられた時に押し下げられるようになり、
上記アクチュエータは上記除毛ユニットに連動して除毛ユニットの押し下げを認識し、除毛ユニットが押し下げられる度に上記弁を開くことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The lotion supply mechanism is provided with a stop valve formed in the flow path from the tank to the applicator, and with a pressurizer that applies a positive pressure to the lotion in the tank. Lotion is supplied from the tank to the applicator by pressure,
When the hair removal unit is float supported with respect to the housing and pressed against the skin, it is pushed down.
2. The hair removal device with a lotion supply function according to claim 1, wherein the actuator recognizes the depression of the hair removal unit in conjunction with the hair removal unit and opens the valve each time the hair removal unit is pushed down. .
上記アクチュエータは除毛ユニット近傍に突出する電気スイッチで規定され、肌に接触した時に閉じられる、
上記スイッチが肌に押し当てられる度に上記ポンプを駆動してローションをアプリケータに送り出すことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The lotion supply mechanism includes an electric pump that sucks the lotion from the tank and sends it to the applicator.
The actuator is defined by an electric switch protruding in the vicinity of the hair removal unit, and is closed when it contacts the skin.
The hair removal device with a lotion supply function according to claim 1, wherein the pump is driven to send out the lotion to the applicator each time the switch is pressed against the skin.
上記ローション供給機構はローションを吸引してはこれをアプリケータへ送り出すポンプを備え、
上記アクチュエータは上記カセットと連動してカセットが押し下げられたことを認識し、カセットが押し下げられる度にポンプを駆動してローションをアプリケータへ送り出すことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The hair removal unit includes a cassette for holding a hair removal element, and this cassette is float supported by the housing and pushed down when the hair removal element is pressed against the skin.
The lotion supply mechanism includes a pump that sucks the lotion and delivers it to the applicator,
The lotion supply function according to claim 1, wherein the actuator recognizes that the cassette has been pushed down in conjunction with the cassette, and drives the pump to send the lotion to the applicator each time the cassette is pushed down. Hair removal device.
上記ローション供給機構はローションを吸引してはこれをアプリケータへ送り出すポンプを備え、
上記アクチュエータは上記ポンプと連動し、アクチュエータが押し下げられる度にポンプを駆動してローションをアプリケータへ送り出すことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The hair removal unit includes a hair removal element for contacting the user's skin to remove hair, and the actuator protrudes beyond the hair removal element to contact the skin and is movable with respect to the housing. , Pushed down when touching the skin,
The lotion supply mechanism includes a pump that sucks the lotion and delivers it to the applicator,
2. The hair removal apparatus with a lotion supply function according to claim 1, wherein the actuator is linked to the pump and drives the pump to send the lotion to the applicator each time the actuator is pushed down.
上記アプリケータは長毛用カッターと短毛用カッターの少なくとも一方との間に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The hair removal unit comprises a pair of short hair cutters and long hair cutters, each having a longitudinal axis perpendicular to the vertical axis of the housing, the long hair cutter being between the short hair cutter Arranged,
The said applicator is arrange | positioned between the cutter for long hairs, and the cutter for short hairs, The hair removal apparatus with a lotion supply function of Claim 1 characterized by the above-mentioned.
上記アプリケータは短毛用カッターの少なくとも1方の外側で長毛用カッターから遠い位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The hair removal unit comprises a pair of short hair cutters and long hair cutters, each having a longitudinal axis perpendicular to the vertical axis of the housing, the long hair cutter being between the short hair cutter Arranged,
The hair removal device with a lotion supply function according to claim 1, wherein the applicator is arranged at a position far from the long hair cutter outside at least one of the short hair cutters.
上記アプリケータは上記タンクと可撓性チューブを介して接続され、
この可撓性チューブによってアプリケータがタンクに対して変位可能となったことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The applicator is float supported on the housing and is movable along the vertical axis of the housing relative to the housing, and is also movable relative to the tank fixed with respect to the vertical axis of the housing,
The applicator is connected to the tank via a flexible tube,
2. The hair removal apparatus with a lotion supply function according to claim 1, wherein the applicator can be displaced with respect to the tank by the flexible tube.
上記ローション供給機構には、上記タンクから送られるローションを一時的に貯えるポンプ室を有するポンプが設けられ、このポンプにはタンクからポンプ室へのローションの供給を許可する入り口フラップ弁及びポンプ室から上記アプリケータへのローションの送り出しを許可する出口フラップ弁が設けられ、
上記アクチュエータがポンプと連動して、アクチュエータが押し下げ位置迄に押し下げられることに応じて出口フラップ弁のみが開いてローションをポンプ室からアプリケータへ送り出し、アクチュエータが非押し下げ位置に戻ることに応じて入り口フラップ弁のみが開いてタンクからポンプ室内へローションを吸い込むことを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The actuator is movable with respect to the housing between a non-pressed position and a pressed position pressed against the housing against the bias.
The lotion supply mechanism is provided with a pump having a pump chamber that temporarily stores the lotion sent from the tank. The pump includes an inlet flap valve that permits supply of the lotion from the tank to the pump chamber, and a pump chamber. An outlet flap valve is provided to allow the delivery of the lotion to the applicator,
When the actuator is linked to the pump, only the outlet flap valve is opened in response to the actuator being pushed down to the depressed position, and the lotion is sent from the pump chamber to the applicator, and the actuator is returned to the non-depressed position. The hair removal device with a lotion supply function according to claim 1, wherein only the flap valve is opened and the lotion is sucked into the pump chamber from the tank.
上記可動壁部材は上記アクチュエータと連動して、上記アクチュエータが押し下げ位置に移動することに応じて上記可動壁部材が上記静止壁部材側に移動する時に、ポンプ室内に正圧を発生させてローションを出口フラップ弁を介してアプリケータに送り出し、上記アクチュエータが非押し下げ位置に戻ることに応じて上記可動壁部材が上記静止壁部材側から遠ざかる時に、ポンプ室内に負圧を発生させてローションを入り口フラップ弁を介してポンプ室内に吸い込むことを特徴とする請求項24に記載のローション供給機能付き除毛装置。The pump chamber is surrounded by a stationary wall member having the inlet flap valve and a movable wall member having the outlet flap valve, and the movable wall member is movable with respect to the stationary wall member,
The movable wall member operates in conjunction with the actuator to generate a positive pressure in the pump chamber when the movable wall member moves toward the stationary wall member in response to the actuator moving to the depressed position. When the movable wall member moves away from the stationary wall member side in response to the return of the actuator to the non-depressed position through the outlet flap valve, negative pressure is generated in the pump chamber to draw the lotion into the inlet flap. The hair removal apparatus with a lotion supply function according to claim 24, wherein the hair is sucked into the pump chamber through a valve.
この肌ガイドには上記出口フラップ弁の周りにこの弁が使用者の肌と干渉するのを防ぐ突起が設けられたことを特徴とする請求項25に記載のローション供給機能付き除毛装置。The movable wall member is formed as a skin guide that contacts a user's skin, and the skin guide defines the actuator and applicator,
26. The hair removal device with a lotion supply function according to claim 25, wherein the skin guide is provided with a protrusion around the outlet flap valve to prevent the valve from interfering with a user's skin.
上記アクチュエータはこのストップ弁と連動して上記アクチュエータが押し下げられた時のみこのストップ弁を開くことを特徴とする請求項24に記載のローション供給機能付き除毛装置。The lotion supply mechanism includes a stop valve formed in a flow path from the tank to the pump,
The hair removal device with a lotion supply function according to claim 24, wherein the actuator opens the stop valve only when the actuator is pushed down in conjunction with the stop valve.
このアプリケータには少なくとも一つのローション吐出パイプがもうけられ、このパイプが除毛ユニットの上端に突出するとともに、ヘッダーに対してフロート支持されて除毛ユニットとともに押し下げ自在となり、
上記ローション供給機構は上記タンクからヘッダーに至る流路に形成したストップ弁を備えると共に、タンク内のローションに正圧を与えてローションをタンクからヘッダーへ供給させるために加圧器が備えられ、
上記ストップ弁は除毛ユニットと連動し、除毛ユニットが押し下げられた時のみに開かれることを特徴とする請求項1に記載のローション供給機能付き除毛装置。The applicator is equipped with a header that is fixed to the housing and temporarily stores the lotion supplied from the tank,
At least one lotion discharge pipe is provided in this applicator, and this pipe protrudes from the upper end of the hair removal unit, and is float supported with respect to the header so that it can be pushed down together with the hair removal unit.
The lotion supply mechanism includes a stop valve formed in a flow path from the tank to the header, and a pressurizer for applying a positive pressure to the lotion in the tank to supply the lotion from the tank to the header.
The hair removal device with a lotion supply function according to claim 1, wherein the stop valve is interlocked with the hair removal unit and is opened only when the hair removal unit is pushed down.
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