[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4150477B2 - Steering wheel - Google Patents

Steering wheel Download PDF

Info

Publication number
JP4150477B2
JP4150477B2 JP28592199A JP28592199A JP4150477B2 JP 4150477 B2 JP4150477 B2 JP 4150477B2 JP 28592199 A JP28592199 A JP 28592199A JP 28592199 A JP28592199 A JP 28592199A JP 4150477 B2 JP4150477 B2 JP 4150477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating wire
grip
support
steering wheel
covering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28592199A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2001106090A (en
Inventor
幹雄 落合
俊幸 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP28592199A priority Critical patent/JP4150477B2/en
Publication of JP2001106090A publication Critical patent/JP2001106090A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4150477B2 publication Critical patent/JP4150477B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリップ部にヒータ装置を備えたステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冬期などの握り感を向上するため、操作者が把持するグリップ部にヒータ装置を備えたステアリングホイールが提案されている。
【0003】
例えば、実開昭59−35266号公報に記載されたように、電気発熱体をプリントした矩形状の耐熱フィルムを備えたヒータ装置を備え、このヒータ装置をハンドル体の表面に巻き付けて接着し、さらに、このヒータ装置を合成樹脂皮膜で覆った構成が知られている。そして、電気発熱体は、ハンドル体の長手方向に直交する方向を長手方向とした波状に形成され、あるいは、ハンドル体の長手方向に沿った方向を長手方向とした複数の直線状のヒータ線を両端部で接続して形成され、この電気発熱体に通電して加温するようになっている。
【0004】
しかしながら、電気発熱体をハンドル体の長手方向に直交する方向を長手方向とした波状に形成した構成では、電気発熱体のパターンがハンドル体の断面における周方向に沿って配置されるため、このヒータ装置を天然または合成の皮革などで覆う場合、ハンドル体全体の外周部に電気発熱体のパターンが縞状に浮き上がるように見え、外観が悪化する問題を有している。
【0005】
また、電気発熱体のパターンを、ハンドル体の長手方向に沿った方向すなわちハンドル体全体の周方向に沿った方向を長手方向とした複数の直線状のヒータ線を両端部で接続した構成では、このパターンを形成した矩形状の耐熱フィルムを円環状のグリップ部の周面に巻いた状態で、例えば、ハンドル体全体の外周部の部分にしわなく密着させようとすると、ハンドル体全体の内周部にしわが発生する。そして、このしわにより、外観が悪化し、あるいは、電気発熱体の劣化が生じるおそれがある。さらに、直線状のヒータ線が平行状に複数配列され、これらが並列に結合され一括して電源に接続されるため、各直線状のヒータ線の抵抗値を高くする必要があり、場合により各部の抵抗値を異ならせた特性とする必要がある。そこで、直線状のヒータ線の一部が断線などした場合は、ヒータ全体の断線には至らないものの、全体としての特性が大きく変化する場合がある。
【0006】
この点、例えば、特開平9−183378号公報には、グリップに沿って配置できるように、シート状の導電性材料を打ち抜くなどして、直線状の中心部と、この中心部に一部で連設された弧状のサイドセグメントとを形成した加熱用エレメントが示されている。
【0007】
しかしながら、この特開平9−183378号公報記載の構成では、外観を良好にするためには、ステアリングホイールの所定の位置に正確に位置決めして固定する必要があり、製造工程が煩雑になる問題を有している。また、シート状の材料原反から、直線状の部分と弧状の部分とを切り出すため、材料取りの効率が悪い問題を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の構成では、グリップ部にヒータ装置を備えたステアリングホイールでは、外観の向上が容易でない問題を有している。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、容易に外観を向上できるステアリングホイールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のステアリングホイールは、断面略円形で操作軸を中心とする円環状をなすグリップ本体及びこのグリップ本体の表面側を被覆する被覆体を設けた把持用のグリップ部を備えたステアリングホイール本体と、前記グリップ本体の表面に沿って、前記グリップ本体と前記被覆体との間に配置されるヒータ装置とを具備し、前記ヒータ装置は、シート状の支持体と、この支持体に支持される電熱線とを備え、この電熱線は、前記支持体の長手方向に沿って配置され、かつ、前記操作軸の反対側である外周部に配置される第1の電熱線部と、この第1の電熱線部に電気的に直列に接続され、この第1の電熱線部と前記支持体の長手方向に沿った側縁部との間に配置され、前記長手方向と交差する方向に沿って波状に配置された第2の電熱線部とを備えたものである。
【0011】
そして、この構成では、電熱線に通電することにより、この電熱線が発熱し、被覆体を介してステアリングホイールが加温され、握り感が向上する。ヒータ装置は、第1の電熱線部の部分をグリップ本体の外周部上に密着して配置することにより、視覚的に目立ちやすいグリップ本体の外周部には長手方向と交差する凹凸ができにくく、外観が容易に向上する。この状態で、支持体の側縁部に近い第2の電熱線部の部分にしわが生じやすくなるが、第2の電熱線部は長手方向と交差する方向に沿って波状に配置されており、しわを吸収して外観を向上しやすいとともに、電熱線への影響が抑制される。また、第1の電熱線部と第2の電熱線部とは電気的に直列に接続されているので、構造およびヒータ装置への配線作業が容易になり、製造コストが低減される。さらに、支持体には大きな切欠などを形成する必要がなく、略矩形状に形成でき、材料取りの効率が良く、製造コストが低減される。
【0012】
請求項2記載のステアリングホイールは、請求項1記載のステアリングホイールにおいて、支持体には、側縁部から、第2の電熱線部に略沿った切欠部が設けられたものである。
【0013】
そして、この構成では、支持体が容易にしわなくグリップ本体の表面上に密着して配置され、外観が容易に向上する。
【0014】
請求項3記載のステアリングホイールは、請求項1または2記載のステアリングホイールにおいて、支持体は、長手方向に沿った両側縁部を互いに対向させ、かつ、この対向部分が操作軸に向かう内周部に配置されたものである。
【0015】
そして、この構成では、グリップ部の外周部に支持体の中心部を配置し、ヒータ装置の取り付け作業性と外観とが良好になる。
【0016】
請求項4記載のステアリングホイールは、請求項1ないし3いずれか記載のステアリングホイールにおいて、グリップ本体及びこのグリップ本体の表面の一部に配置された支持体は、被覆体が配置される滑らかな曲面を構成するものである。
【0017】
そして、この構成では、被覆体に生じる凹凸を抑制し、外観が容易に向上する。
【0018】
請求項5記載のステアリングホイールは、請求項1ないし4いずれか記載のステアリングホイールにおいて、被覆体は、長手方向の端部同士を連結する連結部を備え、第1の電熱線部は、前記連結部の近傍に位置して、電熱線が折り返される反転部を設けたものである。
【0019】
そして、この構成では、第1の電熱線部の反転部により生じる凹凸が、連結部により目立たなくなり、外観が容易に向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のステアリングホイールの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0021】
図1において、1は自動車のステアリングホイールで、このステアリングホイール1は、ステアリングホイール本体2と、このステアリングホイール本体2の乗員側に装着される仮想線で示すセンタパッドとしてのエアバッグ装置(エアバッグモジュール)4となどを備えている。なお、ステアリングホイール1は、通常傾斜した状態で車両に備えられるステアリングシャフトに装着されるものであるが、以下、エアバッグ装置4側である乗員側すなわち正面側を上側、ステアリングシャフト側すなわち背面側を下側、車両の前側すなわち前側上方のフロントガラス側を前側、車両の後側すなわち後側下方を後側あるいは手前側とし、また、ステアリングシャフトの軸芯を操作軸Oとして説明する。
【0022】
そして、ステアリングホイール本体2は、略環状例えば円環状をなし、リム部あるいはリング部などとも呼ばれる把持部であるグリップ部5と、このグリップ部5の内側に位置するボス部6と、これらグリップ部5とボス部6とを連結する複数の、本実施の形態では4本のスポーク部7とから構成されている。
【0023】
また、ボス部6の車体側となる下部には、車体の操舵軸であるステアリングシャフトに嵌着して連結される金属を切削形成などしたボス8が設けられているとともに、このボス8に、ハブコアを構成するボスプレート9がアルミニウムあるいはマグネシウム合金などをダイカストで鋳ぐるむなどして一体的に固着されている。そして、このボスプレート9から、スポーク部7の芯金7aがダイカスト成形で一体に延設され、あるいは溶接などして固着されている。さらに、このスポーク部7の芯金7aの先端部に、鉄パイプ製のリング芯であるグリップ部5の芯金5aが一体に鋳込まれるなどして固着されている。また、これらグリップ部5の芯金5aの表面部には、スポーク部7の芯金7aのグリップ部5側の部分に連続して、例えば軟質の発泡ポリウレタンなどからなる表皮部10が形成され、これら芯金5aと表皮部10により、断面の外形が略円形状、すなわち、略円柱状のグリップ本体11が構成されている。なお、この表皮部10は、塩化ビニル、ポリプロピレン、各種の熱可塑性エラストマーなどにて形成でき、さらには、触感と絶縁性とを有する部材である木材を利用することもできる。
【0024】
さらに、このグリップ本体11の表面には、略全表面に沿ってヒータ装置12の本体部12a が巻かれ、さらに、この表皮部10及びヒータ装置12を覆って、天然皮革シートや蛋白質を添加などした人工皮革シートなどのシート体である被覆体14が巻いて取り付けられている。また、この被覆体14には、長手方向に沿った両側の端縁部15に沿って所定間隔で針孔16が形成されている。そして、この被覆体14は、グリップ部5の操作軸Oに向かう側すなわち内周部Aで、端縁部15同士が突き合わされたうえ、針孔16に挿入される連結手段としての縫糸17で縫い合わされている。
【0025】
なお、ボス部6には、樹脂製の下部カバーが取り付けられ、ボス部6の下側部が覆われており、この下部カバーには、ステアリングシャフトが挿通するとともに車体側とステアリングホイール1側とを電気的に接続するクロックスプリングなどの電気的な接続装置が配置されている。また、このステアリングホイール本体2には、ホーンスイッチ機構が設けられ、このホーンスイッチ機構を介してエアバッグ装置4が上下動可能に取り付けられている。
【0026】
そして、ヒータ装置12は、図1ないし図3に示すように、支持体21と、この支持体21に取り付けられた1本の電熱線22と、この電熱線22の二カ所の端末23a ,23b に接続されたリード線24と、このリード線24の中間部に接続された温度センサ25と、電源に接続されるコネクタ26となどを備えている。
【0027】
そして、支持体21は、基材とも呼び得るもので、シート状すなわち膜状をなし、耐熱クロス、例えば、耐熱性ポリエステル、耐熱性ナイロンなどの不織布、あるいは耐熱性樹脂フィルムなどにより、平面上に展開した状態で細長略矩形状に形成されている。すなわち、支持体21は、グリップ部5の全長すなわち周方向の寸法に相当する長辺としての一対の側縁部31と、グリップ部5の断面の周方向の寸法に相当する一対の短辺32とを備えるとともに、各側縁部31には、各スポーク部7に対応する合計8カ所の位置に、延出片34,35が延設されている。また、これら延出片34,35は、前後のスポーク部7の形状に応じて、前側のスポーク部7に対応する延出片34に対して、後側のスポーク部7に対応する延出片35は、支持体21の長手方向に沿った幅寸法が小さく形成されている。
【0028】
また、電熱線22は、全体として、1本の電熱線22を波状に屈曲し、接着、縫製、あるいは挟み込み、などの方法で、支持体21の表面側、裏面側、あるいは内側に取り付けられている。なお、本実施の形態では、電熱線22は、直径0.4mmで、表面に樹脂をコーティングした銅合金であって、抵抗値は2Ω/mのものを用いている。そして、この電熱線22には、主として屈曲の方向が異なる、大波部である第1の電熱線部61と、小波部である第2の電熱線部62とが全体として電気的に直列に設けられている。そして、第1の電熱線部61は、短辺32と平行な方向すなわち支持体21の幅方向の中央部に位置し、支持体21の長手方向すなわち側縁部31に平行な直線部61a を有して往復するように形成されている。なお、本実施の形態では、この第1の電熱線部61が反転する反転部61b は、支持体21の長手方向の両端部近傍と、電熱線22の端末23a ,23b が配置された延出片35の近傍とに設けたが、支持体21の長手方向の両端部近傍のみに設けても良い。また、第2の電熱線部62は、第1の電熱線部61の端部、本実施の形態では4カ所の端部に電気的に直列に接続され、支持体21の側縁部31近傍に位置し、すなわち第1の電熱線部61と側縁部31との間に位置し、第1の電熱線部61の直線部61a の長手方向と交差する方向に、すなわち、側縁部31の長手方向と交差する方向に、小さい振幅で波状に屈曲して形成されている。さらに、この第2の電熱線部62は、各延出片34,35の部分では、これら延出片34,35に入り込むように配置されている。
【0029】
さらに、支持体21には、第2の電熱線部62が第1の電熱線部61側に湾曲する部分のうちの複数カ所あるいは1カ所で、側縁部31から例えば楔状に切り込まれ、切欠部64が形成されている。
【0030】
また、この支持体21及び電熱線22を備えたヒータ装置12の本体部12a が巻き付けられるグリップ部5には、図1(b)及び図2に示すように、グリップ本体11の表皮部10が内周部Aで寸法hの幅で突設されて突条部66が形成されているとともに、この突条部66に対して、他の部分は、本体部12aの厚さ寸法tの分だけ厚 さを相対的に減らしたヒータ装置配置部である一般部67となっている。
【0031】
次に、ヒータ装置12及び被覆体14の取付手順を説明する。
【0032】
まず、ヒータ装置12の支持体21として、伸長可能な不織布製の支持体21を用い、被覆体14として皮革を用いている場合は、予め被覆体14の裏面となる一面にヒータ装置12の本体部12a を接着して一体とした状態で、本体部12a の一側の側縁部31が突条部66の一方の段部の壁部に、他側の側壁部31が突条部66の対向する他方の段部の壁部に合うように、すなわち、グリップ本体11の表皮部10の突条部66とヒータ装置12の本体部12a とにより被被覆面である滑らかな曲面状の表面部を構成するように、一般部67にヒータ装置12を取り付ける。この際、支持体21を不織布としているため、ヒータ装置12と同時に巻き付けられる被覆体14に張力を加え、被覆体14をしわなく表皮部10に巻き付けることができる。そして、被覆体14は、内周部Aで端縁部15同士を突き合わせた状態で、針孔16を通る縫糸17で縫い合わせて固定する。なお、本実施の形態では、図2に示すように、いわゆるベースボールステッチと呼ばれる縫い方で形成された縫い目が示されている。また、本実施の形態では、被覆体14は、牛革の原反から複数の構成片を切り出し、図1(a)に示すように、長手方向の端部を複数の連結部71,72で連結し、グリップ部5の全体及びスポーク部7の一部を覆っている。
【0033】
そして、この状態で、ヒータ装置12の第1の電熱線部61は、グリップ部5の操作軸Oの反対側に向かう側すなわち外周部Bに位置しかつ、このグリップ部5の周方向に沿って配置される。一方、第2の電熱線部62は、グリップ部5の操作軸Oに向かう側すなわち内周部Aに位置するように支持体21が巻き付けられ、グリップ部5の断面の周方向に略沿った方向に配置される。また、この状態で、ヒータ装置12の短辺32同士が、被覆体14の前側の一側の連結部71で突き合わされるとともに、支持体21の中間位置に配置された第1の電熱線部61の反転部61b が、後側の一側の連結部72近傍に配置される。
【0034】
さらに、この状態で、電熱線22の二カ所の端末23a ,23b は、後側の一側のスポーク部7に配置され、温度センサ25は、後側の他側のスポーク部7あるいはこのスポーク部7に近接するグリップ部5に配置されている。
【0035】
なお、ヒータ装置12の支持体21として、伸長しにくいフィルムを用いる場合などには、グリップ本体11の表皮部10の一般部67に、支持体21及び電熱線22を備えたヒータ装置12の本体部12a を巻き付けるとともに、所定間隔で塗布する接着剤などで固定し、グリップ本体11の表皮部10の突条部66とヒータ装置12の本体部12a とにより、被被覆面である滑らかな曲面状の表面部を構成した後、これらグリップ本体11及びヒータ装置12を覆って被覆体14を巻き付け、内周部Aで端縁部15同士を突き合わせた状態で、針孔16を通る縫糸17で縫い合わせて固定してもよい。
【0036】
そして、本実施の形態によれば、リード線24を介して電熱線22に通電することにより、この電熱線22が発熱し、被覆体14を介してステアリングホイール1のグリップ部5及びスポーク部7の一部を加温し、握り感を向上できる。また、温度センサ25により、温度を測定し、自動的に所定の温度に保つことができる。
【0037】
そして、グリップ部5に巻いて縫着される天然皮革などの被覆体14は、グリップ部5の外周部B側では原寸法よりも延ばすように大きな張力が作用し、内周部A側では原寸法のままか、やや余剰気味にまかれて、被覆体14が全体としてしわなくグリップ部5に巻かれる。この状態で、被覆体14とグリップ本体11との間に位置するヒータ装置12は、第1の電熱線部61をグリップ部5のグリップ本体11の外周部Bの表面に密着して配置し、第2の電熱線部62をグリップ本体11の内周部Aに巻き付けて配置したため、被覆体14が最大限に張られ、凹凸が被覆体14の表面側に表れやすいグリップ部5の外周部Bにおいて、電熱線22の凹凸のラインが表面に表れにくく、特に、グリップ部5を斜めに横断するようなラインは表れず、表れるとしても、グリップ部5の周方向に沿ったシンプルなラインとなるため、視覚的にグリップ部5の周方向の造形に調和し、目立ちにくく、外観を向上できる。
【0038】
また、グリップ部5の内周部A側では、支持体21の側縁部31に近い第2の電熱線部62の部分にしわが生じやすくなるが、第2の電熱線部62は、しわが寄る絞り方向に対して電熱線22が横波状に配置され、しわを吸収し易く、電熱線22への影響を抑制でき、巻き付け作業を容易にできるとともに、外観を向上できる。
【0039】
さらに、グリップ部5への取付作業のためにヒータ装置12に張力を作用させる場合でも、支持体21の中間部には大きな裂け目などがないため、グリップ部5への取付作業の作業性が良く、裂け目に起因する表面外観への影響がない。また、支持体21は略矩形状に形成でき、材料取りの効率が良く、製造コストを低減できる。
【0040】
また、ヒータ装置12は、支持体21の側縁部31同士をグリップ本体11の内周部Aを略中心に互いに対向して配置することにより、第1の電熱線部61を配置した支持体21の中央部を、グリップ部5のグリップ本体11の外周部Bに位置させることができ、ヒータ装置12の取付作業を容易にして外観を良好にできる。
【0041】
さらに、第1の電熱線部61と第2の電熱線部62とは電気的に直列に接続されており、すなわち電熱線22は全体として直列であり、複数の電熱線を集合させる集合部がないため、電熱線22の特性は全体として単一のもので良く、構造を簡略化でき、正負一対の端子に通電するのみで良いため、取り扱いやステアリングホイール1への組み付け作業が容易になり、製造コストを低減できる。
【0042】
また、支持体21には、側縁部31から中央部に向かって切欠部64を形成させたため、曲面への追従性を向上し、グリップ部5のグリップ本体11の表面に容易にしわなく配置することができる。また、この切欠部64は、第2の電熱線部62が第1の電熱線部61側に湾曲する部分に形成することにより、スペースを有効に利用して支持体21の大型化を避けることができる。
【0043】
さらに、グリップ部5には、内周部Aに、ヒータ装置12の本体部12a の厚さ寸法tの分だけ他の部分である一般部67より相対的に突設した突条部66を形成したため、ヒータ装置12を容易に正確に位置決めできる。さらに、切欠部64の溝を合わせて支持体21の波打ちを防止できるとともに、グリップ本体11の表皮部10の突条部66とヒータ装置12の本体部12a とにより、被覆体14が配置される被被覆面である滑らかな曲面状の表面部を構成できる。すなわち、被覆体14を被せる面の凹凸がなくなり、外観を向上できるとともに、グリップ部5の握り感を良好にできる。また、このように一般部67と突条部66とを形成する構成は、支持体21の厚さが大きいなど、ヒータ装置12の本体部12a の厚さ寸法tが大きい場合に有効である。
【0044】
また、被覆体14の端部が突き合わされる連結部71,72の近傍にヒータ装置12の第1の電熱線部61の反転部61b を配置し、すなわち、第1の電熱線部61は連結部71,72に実質的に沿って反転するようにしたため、電熱線22による凹凸を連結部71,72の造形線に調和的に配置し、すなわち電熱線22のラインを目立たなくして、外観を向上できる。
【0045】
なお、上記の実施の形態では、1個のヒータ装置12でグリップ部5の全周を覆うようにしたが、この構成に限られず、例えば、複数のヒータ装置を用い、あるいはグリップ部5の一部を覆うようにすることもできる。なお、以下、同一の部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0046】
例えば、図4及び図5に示すヒータ装置81のように、グリップ部5の通常良く握る部分をカバーできるように、両側のスポーク部7同士の間の位置のみに、それぞれヒータ装置81を配置しても良い。なお、図4においては、一側のヒータ装置81のみが示されているが、反対側のヒータ装置81も略対称に取り付けられている。また、この構成では、温度センサ25は後部右側のスポーク部7近傍に配置され、この部分の温度を測定し、この測定結果に基づき、左右のヒータ装置81に流す電流値を一括して制御している。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載のステアリングホイールによれば、電熱線に通電することにより、この電熱線が発熱し、被覆体を介してステアリングホイールを加温し、握り感を向上できる。ヒータ装置は、第1の電熱線部の部分をグリップ本体の外周部上に密着して配置することにより、視覚的に目立ちやすいグリップ本体の外周部には長手方向と交差する凹凸ができにくく、外観を容易に向上できる。この状態で、支持体の側縁部に近い第2の電熱線部の部分にしわが生じやすくなるが、第2の電熱線部は長手方向と交差する方向に沿って波状に配置されており、しわを吸収して外観を向上しやすいとともに、電熱線への影響を抑制できる。また、第1の電熱線部と第2の電熱線部とは電気的に直列に接続されているため、構造およびヒータ装置への配線作業が容易になり、製造コストを低減できる。さらに、支持体には大きな切欠などを形成する必要がなく、略矩形状に形成でき、材料取りの効率が良く、製造コストを低減できる。
【0048】
請求項2記載のステアリングホイールによれば、請求項1記載の効果に加え、支持体には、側縁部から、第2の電熱線部に略沿った切欠部を設けたため、支持体を容易にしわなくグリップ本体の表面上に密着して配置でき、外観を容易に向上できる。
【0049】
請求項3記載のステアリングホイールによれば、請求項1または2記載の効果に加え、支持体は、長手方向に沿った両側縁部を互いに対向させ、かつ、この対向部分を操作軸に向かう内周部に配置したため、グリップ部の外周部に支持体の中心部を配置し、ヒータ装置の取り付け作業性と外観とを良好にできる。
【0050】
請求項4記載のステアリングホイールによれば、請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、グリップ本体及びこのグリップ本体の表面の一部に配置された支持体は、被覆体が配置される滑らかな曲面を構成するため、被覆体に生じる凹凸を抑制し、外観を容易に向上できる。
【0051】
請求項5記載のステアリングホイールによれば、請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、被覆体は、長手方向の端部同士を連結する連結部を備え、第1の電熱線部は、連結部の近傍に位置して、電熱線が折り返される反転部を設けたため、第1の電熱線部の反転部により生じる凹凸が、連結部により目立たなくなり、外観を容易に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施の形態を示す説明図である。
(a)は一部を切り欠いた平面図
(b)は(a)のI−I断面図
【図2】同上ステアリングホイールのグリップ部の一部を分解した斜視図である。
【図3】同上ステアリングホイールのヒータ装置の一部の平面図である。
【図4】本発明のステアリングホイールの他の実施の形態を示す一部を切り欠いた平面図である。
【図5】同上ステアリングホイールのヒータ装置の平面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール
2 ステアリングホイール本体
5 グリップ部
11 グリップ本体
12 ヒータ装置
14 被覆体
21 支持体
22 電熱線
31 側縁部
61 第1の電熱線部
61b 反転部
62 第2の電熱線部
64 切欠部
72 連結部
A 内周部
B 外周部
O 操作軸
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a steering wheel provided with a heater device in a grip portion.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to improve grip feeling in winter and the like, a steering wheel provided with a heater device in a grip portion gripped by an operator has been proposed.
[0003]
For example, as described in Japanese Utility Model Publication No. 59-35266, a heater device including a rectangular heat-resistant film on which an electric heating element is printed is provided, and the heater device is wrapped around and bonded to the surface of the handle body, Furthermore, the structure which covered this heater apparatus with the synthetic resin film is known. The electric heating element is formed in a wave shape whose longitudinal direction is the direction orthogonal to the longitudinal direction of the handle body, or a plurality of linear heater wires whose longitudinal direction is the direction along the longitudinal direction of the handle body. Connected at both ends, the electric heating element is energized and heated.
[0004]
However, in the configuration in which the electric heating element is formed in a wave shape with the direction orthogonal to the longitudinal direction of the handle body as the longitudinal direction, the pattern of the electric heating element is arranged along the circumferential direction in the cross section of the handle body. When the device is covered with natural or synthetic leather or the like, the pattern of the electric heating element appears to rise in a striped pattern on the outer peripheral portion of the entire handle body, which has a problem of deteriorating the appearance.
[0005]
In addition, in the configuration in which the pattern of the electric heating element is connected at both ends with a plurality of linear heater wires whose longitudinal direction is the direction along the longitudinal direction of the handle body, i.e., the circumferential direction of the entire handle body, When the rectangular heat-resistant film having this pattern is wound around the circumferential surface of the annular grip part, for example, when trying to closely adhere to the outer peripheral part of the entire handle body, Wrinkles occur in the part. And this wrinkle may deteriorate the appearance or cause deterioration of the electric heating element. Furthermore, since a plurality of linear heater wires are arranged in parallel, and these are connected in parallel and connected to the power supply in a lump, it is necessary to increase the resistance value of each linear heater wire. It is necessary to have a characteristic with different resistance values. Therefore, when a part of the linear heater wire is disconnected, the entire heater may not be disconnected, but the overall characteristics may change greatly.
[0006]
In this regard, for example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-183378, a sheet-shaped conductive material is punched out so that the sheet can be disposed along the grip, and a linear center portion and a part of the center portion are formed. A heating element is shown which forms a continuous arcuate side segment.
[0007]
However, in the configuration described in JP-A-9-183378, in order to improve the appearance, it is necessary to accurately position and fix the steering wheel at a predetermined position, which makes the manufacturing process complicated. Have. Moreover, since a linear part and an arc-shaped part are cut out from a sheet-like material raw material, there is a problem that the efficiency of material removal is poor.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the conventional configuration has a problem that it is not easy to improve the appearance of the steering wheel provided with the heater device in the grip portion.
[0009]
The present invention has been made in view of these points, and an object of the present invention is to provide a steering wheel that can easily improve the appearance.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The steering wheel according to claim 1 includes a grip body having a grip body provided with a grip body having a substantially circular cross section and an annular shape centering on the operation shaft, and a covering body covering the surface side of the grip body. And a heater device disposed between the grip body and the covering body along the surface of the grip body, the heater device being supported by the sheet-like support body A heating wire, the heating wire is disposed along the longitudinal direction of the support, and the first heating wire portion is disposed on the outer peripheral portion on the opposite side of the operation shaft. It is electrically connected to the first heating wire portion in series, and is disposed between the first heating wire portion and a side edge portion along the longitudinal direction of the support, and in a direction crossing the longitudinal direction. Second electric wave arranged along the It is obtained by a linear portion.
[0011]
In this configuration, when the heating wire is energized, the heating wire generates heat, the steering wheel is heated through the covering body, and the grip feeling is improved. By arranging the first heating wire portion in close contact with the outer periphery of the grip body, the heater device is less likely to have unevenness intersecting the longitudinal direction on the outer periphery of the grip body, which is visually noticeable, Appearance is easily improved. In this state, wrinkles are likely to occur in the portion of the second heating wire portion close to the side edge of the support, but the second heating wire portion is arranged in a wave shape along the direction intersecting the longitudinal direction, While absorbing wrinkles and improving the appearance, the influence on the heating wire is suppressed. Further, since the first heating wire portion and the second heating wire portion are electrically connected in series, the wiring work to the structure and the heater device is facilitated, and the manufacturing cost is reduced. Furthermore, it is not necessary to form a large notch or the like on the support, and the support can be formed in a substantially rectangular shape, so that the material removal efficiency is good and the manufacturing cost is reduced.
[0012]
The steering wheel according to a second aspect is the steering wheel according to the first aspect, wherein the support is provided with a notch portion substantially along the second heating wire portion from the side edge portion.
[0013]
And in this structure, a support body is arrange | positioned closely on the surface of a grip main body without wrinkles easily, and an external appearance improves easily.
[0014]
A steering wheel according to a third aspect is the steering wheel according to the first or second aspect, wherein the support has opposite side edges along the longitudinal direction facing each other, and the opposed portion is an inner peripheral portion facing the operation shaft. Is arranged.
[0015]
And in this structure, the center part of a support body is arrange | positioned in the outer peripheral part of a grip part, and the attachment workability | operativity and external appearance of a heater apparatus become favorable.
[0016]
The steering wheel according to claim 4 is the steering wheel according to any one of claims 1 to 3, wherein the grip body and the support disposed on a part of the surface of the grip body are a smooth curved surface on which the covering is disposed. It constitutes.
[0017]
And in this structure, the unevenness | corrugation which arises in a coating body is suppressed, and an external appearance improves easily.
[0018]
The steering wheel according to claim 5 is the steering wheel according to any one of claims 1 to 4, wherein the covering includes a connecting portion that connects end portions in the longitudinal direction, and the first heating wire portion is connected to the connecting portion. The inversion part where the heating wire is folded back is provided in the vicinity of the part.
[0019]
And in this structure, the unevenness | corrugation produced by the inversion part of a 1st heating wire part becomes inconspicuous by a connection part, and an external appearance improves easily.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a steering wheel of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0021]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a steering wheel of an automobile. The steering wheel 1 is an airbag device (airbag) as a steering wheel main body 2 and a center pad indicated by a virtual line attached to the passenger side of the steering wheel main body 2. Module) 4 and the like. The steering wheel 1 is normally mounted on a steering shaft provided in the vehicle in an inclined state. Hereinafter, the occupant side, that is, the front side, which is the airbag device 4 side is the upper side, and the steering shaft side, that is, the rear side. The front side of the vehicle, that is, the windshield side above the front side is the front side, the rear side of the vehicle, ie, the lower side of the rear side, is the rear side or the front side, and the axis of the steering shaft is the operation axis O.
[0022]
The steering wheel body 2 has a substantially annular shape, for example, an annular shape, and a grip portion 5 that is a grip portion called a rim portion or a ring portion, a boss portion 6 positioned inside the grip portion 5, and these grip portions In the present embodiment, the four spoke portions 7 are configured to connect the five and the boss portion 6.
[0023]
In addition, a boss 8 formed by cutting and forming a metal that is fitted and connected to a steering shaft that is a steering shaft of the vehicle body is provided at a lower portion on the vehicle body side of the boss portion 6. The boss plate 9 constituting the hub core is integrally fixed, for example, by casting aluminum or magnesium alloy by die casting. From the boss plate 9, the cored bar 7a of the spoke portion 7 is integrally extended by die casting, or is fixed by welding or the like. Further, the core metal 5a of the grip part 5 which is a ring core made of iron pipe is fixed to the tip of the core metal 7a of the spoke part 7 by being integrally cast. Further, on the surface portion of the core bar 5a of the grip part 5, a skin part 10 made of, for example, soft foamed polyurethane is formed continuously with the part of the spoke part 7 on the grip part 5 side of the core bar 7a. The core metal 5a and the skin portion 10 constitute a grip body 11 having a substantially circular cross section, that is, a substantially cylindrical shape. The skin portion 10 can be formed of vinyl chloride, polypropylene, various thermoplastic elastomers, or the like, and further, wood that is a member having tactile sensation and insulation can be used.
[0024]
Furthermore, the main body 12a of the heater device 12 is wound on the surface of the grip body 11 along substantially the entire surface, and further, a natural leather sheet or protein is added to cover the outer skin portion 10 and the heater device 12. A covering 14 which is a sheet body such as an artificial leather sheet is wound and attached. Further, the cover 14 is formed with needle holes 16 at predetermined intervals along the edge portions 15 on both sides along the longitudinal direction. And this covering 14 is the side toward the operation axis O of the grip part 5, that is, the inner peripheral part A, the end edges 15 are butted together, and the sewing thread 17 as a connecting means inserted into the needle hole 16. Stitched together.
[0025]
A resin lower cover is attached to the boss portion 6 and the lower side portion of the boss portion 6 is covered. A steering shaft is inserted into the lower cover, and the vehicle body side and the steering wheel 1 side are connected. An electrical connection device such as a clock spring for electrically connecting the two is disposed. The steering wheel body 2 is provided with a horn switch mechanism, and the airbag device 4 is attached to the steering wheel body 2 so as to be movable up and down via the horn switch mechanism.
[0026]
As shown in FIGS. 1 to 3, the heater device 12 includes a support body 21, one heating wire 22 attached to the support body 21, and two terminals 23 a and 23 b of the heating wire 22. And a temperature sensor 25 connected to an intermediate portion of the lead wire 24, a connector 26 connected to a power source, and the like.
[0027]
The support 21 can also be called a base material, has a sheet shape, that is, a film shape, and is formed on a flat surface by a heat resistant cloth, for example, a nonwoven fabric such as a heat resistant polyester or a heat resistant nylon, or a heat resistant resin film. It is formed in an elongated substantially rectangular shape in a developed state. That is, the support 21 includes a pair of side edge portions 31 as long sides corresponding to the entire length of the grip portion 5, that is, a circumferential dimension, and a pair of short sides 32 corresponding to the circumferential dimension of the cross section of the grip portion 5. In each side edge 31, extending pieces 34 and 35 are extended at a total of eight positions corresponding to the spokes 7. Further, these extending pieces 34 and 35 are extended pieces corresponding to the rear spoke portions 7 with respect to the extended pieces 34 corresponding to the front spoke portions 7 in accordance with the shapes of the front and rear spoke portions 7. 35 is formed with a small width dimension along the longitudinal direction of the support 21.
[0028]
In addition, the heating wire 22 is attached to the front surface side, the back surface side, or the inner side of the support 21 by a method such as bending one heating wire 22 in a wave shape and bonding, sewing, or sandwiching. Yes. In the present embodiment, the heating wire 22 is a copper alloy having a diameter of 0.4 mm and a surface coated with a resin, and having a resistance value of 2 Ω / m. The heating wire 22 has a first heating wire portion 61 that is a large wave portion and a second heating wire portion 62 that is a small wave portion, which are mainly different in the direction of bending, and are electrically provided in series as a whole. It has been. The first heating wire portion 61 is positioned in a direction parallel to the short side 32, that is, in the center portion in the width direction of the support 21, and a straight portion 61 a parallel to the longitudinal direction of the support 21, that is, the side edge portion 31. It is formed so as to reciprocate. In the present embodiment, the reversing portion 61b where the first heating wire portion 61 is reversed is an extension in which the ends 23a and 23b of the heating wire 22 are arranged in the vicinity of both ends in the longitudinal direction of the support 21. Although provided in the vicinity of the piece 35, it may be provided only in the vicinity of both ends in the longitudinal direction of the support 21. In addition, the second heating wire portion 62 is electrically connected in series to the end portion of the first heating wire portion 61, in this embodiment, four end portions, and in the vicinity of the side edge portion 31 of the support 21. That is, between the first heating wire portion 61 and the side edge portion 31 and in a direction intersecting the longitudinal direction of the straight portion 61a of the first heating wire portion 61, that is, the side edge portion 31. In the direction intersecting with the longitudinal direction, it is bent and formed in a wave shape with a small amplitude. Further, the second heating wire portion 62 is disposed so as to enter the extended pieces 34 and 35 at the portions of the extended pieces 34 and 35.
[0029]
Furthermore, the second heating wire portion 62 is cut into the support body 21 from the side edge portion 31 in, for example, a wedge shape at a plurality of locations or one of the portions that are curved toward the first heating wire portion 61 side. A notch 64 is formed.
[0030]
Further, as shown in FIGS. 1B and 2, the skin portion 10 of the grip body 11 is provided on the grip portion 5 around which the main body portion 12a of the heater device 12 having the support 21 and the heating wire 22 is wound. A protrusion 66 is formed on the inner periphery A with a width of dimension h, and the other part of the protrusion 66 is equal to the thickness t of the main body 12a. The general portion 67 is a heater device arrangement portion with a relatively reduced thickness.
[0031]
Next, a procedure for attaching the heater device 12 and the covering 14 will be described.
[0032]
First, when the stretchable nonwoven fabric support 21 is used as the support 21 of the heater device 12 and leather is used as the cover 14, the main body of the heater device 12 is preliminarily placed on the back surface of the cover 14 in advance. In a state where the portion 12a is bonded and integrated, the side edge portion 31 on one side of the main body portion 12a is on the wall portion of one step portion of the ridge portion 66, and the side wall portion 31 on the other side is on the ridge portion 66. A smooth curved surface portion that is a surface to be covered by the protruding portion 66 of the skin portion 10 of the grip main body 11 and the main body portion 12a of the heater device 12 so as to fit the wall portion of the other stepped portion facing each other. The heater device 12 is attached to the general part 67 so as to constitute At this time, since the support 21 is a non-woven fabric, tension can be applied to the covering 14 wound simultaneously with the heater device 12, and the covering 14 can be wound around the skin portion 10 without wrinkling. The covering body 14 is sewn and fixed with a sewing thread 17 passing through the needle hole 16 in a state where the end edge portions 15 are abutted with each other at the inner peripheral portion A. In the present embodiment, as shown in FIG. 2, stitches formed by a so-called baseball stitching method are shown. Further, in the present embodiment, the covering 14 cuts out a plurality of constituent pieces from the raw leather and connects the end portions in the longitudinal direction with a plurality of connecting portions 71 and 72 as shown in FIG. And the whole grip part 5 and a part of spoke part 7 are covered.
[0033]
And in this state, the 1st heating wire part 61 of the heater apparatus 12 is located in the side which goes to the opposite side of the operating shaft O of the grip part 5, ie, the outer peripheral part B, and follows the circumferential direction of this grip part 5. Arranged. On the other hand, the support body 21 is wound around the second heating wire portion 62 so as to be positioned on the side toward the operation axis O of the grip portion 5, that is, the inner peripheral portion A, and substantially follows the circumferential direction of the cross section of the grip portion 5. Arranged in the direction. Further, in this state, the short sides 32 of the heater device 12 are abutted at the connecting portion 71 on one side of the front side of the covering body 14 and the first heating wire portion disposed at the intermediate position of the support body 21. The reversing part 61b of 61 is arranged in the vicinity of the connecting part 72 on one side of the rear side.
[0034]
Furthermore, in this state, the two terminals 23a and 23b of the heating wire 22 are arranged on the spoke portion 7 on the rear side, and the temperature sensor 25 is connected to the spoke portion 7 on the other side of the rear side or the spoke portion. 7 is disposed in the grip portion 5 adjacent to the grip 7.
[0035]
In addition, when using a film that does not easily stretch as the support body 21 of the heater device 12, the main body of the heater device 12 including the support body 21 and the heating wire 22 in the general portion 67 of the skin portion 10 of the grip body 11 The portion 12a is wound and fixed with an adhesive that is applied at a predetermined interval, and a smooth curved surface that is a coated surface is formed by the protrusion 66 of the skin portion 10 of the grip body 11 and the body portion 12a of the heater device 12. After covering the grip body 11 and the heater device 12, the covering body 14 is wound, and the end edge portions 15 are butted against each other at the inner peripheral portion A, and stitched with the sewing thread 17 passing through the needle hole 16. May be fixed.
[0036]
According to the present embodiment, when the heating wire 22 is energized via the lead wire 24, the heating wire 22 generates heat, and the grip portion 5 and the spoke portion 7 of the steering wheel 1 are provided via the covering body 14. You can warm a part of and improve the grip. Further, the temperature can be measured by the temperature sensor 25 and automatically maintained at a predetermined temperature.
[0037]
The covering 14, such as natural leather, wound around the grip portion 5 is subjected to a larger tension on the outer peripheral portion B side of the grip portion 5 so as to extend than the original size, and on the inner peripheral portion A side, the original tension is applied. The covering body 14 is wound around the grip portion 5 without any wrinkles as a whole, with the dimensions remaining or slightly surplus. In this state, the heater device 12 positioned between the covering body 14 and the grip body 11 is arranged in close contact with the surface of the outer peripheral portion B of the grip body 11 of the grip portion 5 with the first heating wire portion 61. Since the second heating wire portion 62 is wound around the inner peripheral portion A of the grip body 11, the covering body 14 is stretched to the maximum, and the outer peripheral portion B of the grip portion 5 where unevenness easily appears on the surface side of the covering body 14. In this case, the uneven line of the heating wire 22 is difficult to appear on the surface, and in particular, a line that obliquely crosses the grip portion 5 does not appear, and even if it appears, it becomes a simple line along the circumferential direction of the grip portion 5. Therefore, it visually harmonizes with the shaping of the grip portion 5 in the circumferential direction, is hardly noticeable, and can improve the appearance.
[0038]
Further, on the inner peripheral portion A side of the grip portion 5, wrinkles are likely to occur in the second heating wire portion 62 near the side edge portion 31 of the support 21, but the second heating wire portion 62 is wrinkled. The heating wire 22 is arranged in a transverse wave shape with respect to the approaching drawing direction, it is easy to absorb wrinkles, the influence on the heating wire 22 can be suppressed, the winding work can be facilitated, and the appearance can be improved.
[0039]
Furthermore, even when tension is applied to the heater device 12 for the attachment work to the grip part 5, the middle part of the support 21 does not have a large tear, so the workability of the attachment work to the grip part 5 is good. There is no effect on the surface appearance due to the tear. Further, the support 21 can be formed in a substantially rectangular shape, so that the material collecting efficiency is good and the manufacturing cost can be reduced.
[0040]
In addition, the heater device 12 is configured such that the side edge portions 31 of the support body 21 are disposed so as to face each other with the inner peripheral portion A of the grip body 11 being substantially centered, thereby supporting the support body on which the first heating wire portion 61 is disposed. The center portion of 21 can be positioned on the outer peripheral portion B of the grip body 11 of the grip portion 5, and the attachment work of the heater device 12 can be facilitated to improve the appearance.
[0041]
Further, the first heating wire portion 61 and the second heating wire portion 62 are electrically connected in series, that is, the heating wire 22 is in series as a whole, and an assembly portion for collecting a plurality of heating wires is provided. Therefore, the heating wire 22 may have a single characteristic as a whole, the structure can be simplified, and it is only necessary to energize the pair of positive and negative terminals, so that handling and assembly work to the steering wheel 1 become easy. Manufacturing cost can be reduced.
[0042]
Further, since the support body 21 is formed with a notch 64 from the side edge 31 toward the center, the followability to the curved surface is improved, and the grip 21 is easily and smoothly arranged on the surface of the grip body 11. can do. Further, the notch 64 is formed in a portion where the second heating wire portion 62 is curved toward the first heating wire portion 61, thereby effectively utilizing the space and avoiding an increase in the size of the support 21. Can do.
[0043]
Further, the grip portion 5 is formed with a ridge 66 on the inner peripheral portion A that protrudes relative to the other portion of the general portion 67 by the thickness t of the main body portion 12a of the heater device 12. Therefore, the heater device 12 can be easily and accurately positioned. Further, the corrugation of the support 21 can be prevented by matching the groove of the notch 64, and the covering 14 is disposed by the protrusion 66 of the skin 10 of the grip body 11 and the main body 12a of the heater device 12. A smooth curved surface portion that is a surface to be coated can be formed. That is, the unevenness of the surface covering the covering 14 is eliminated, the appearance can be improved, and the grip feeling of the grip portion 5 can be improved. In addition, the configuration in which the general portion 67 and the ridge portion 66 are formed in this way is effective when the thickness t of the main body portion 12a of the heater device 12 is large, such as the thickness of the support 21 is large.
[0044]
Further, the reversing portion 61b of the first heating wire portion 61 of the heater device 12 is disposed in the vicinity of the connecting portions 71 and 72 where the end portions of the covering 14 are abutted, that is, the first heating wire portion 61 is connected. Since the projections are substantially inverted along the portions 71 and 72, the unevenness caused by the heating wire 22 is arranged in harmony with the forming line of the connecting portions 71 and 72, that is, the heating wire 22 is not conspicuous, and the appearance is improved. Can be improved.
[0045]
In the above-described embodiment, the entire circumference of the grip portion 5 is covered with one heater device 12. However, the present invention is not limited to this configuration. For example, a plurality of heater devices are used, or one grip device 5 is provided. It is also possible to cover the part. Hereinafter, the same portions are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0046]
For example, like the heater device 81 shown in FIGS. 4 and 5, the heater device 81 is disposed only at a position between the spoke portions 7 on both sides so as to cover a portion where the grip portion 5 is normally gripped. May be. In FIG. 4, only the heater device 81 on one side is shown, but the heater device 81 on the opposite side is also attached substantially symmetrically. Further, in this configuration, the temperature sensor 25 is disposed in the vicinity of the rear right-side spoke portion 7, measures the temperature of this portion, and collectively controls the current value flowing through the left and right heater devices 81 based on the measurement result. ing.
[0047]
【The invention's effect】
According to the steering wheel of the first aspect, when the heating wire is energized, the heating wire generates heat, and the steering wheel is heated through the covering body, so that the grip feeling can be improved. By arranging the first heating wire portion in close contact with the outer periphery of the grip body, the heater device is less likely to have unevenness intersecting the longitudinal direction on the outer periphery of the grip body, which is visually noticeable, The appearance can be easily improved. In this state, wrinkles are likely to occur in the portion of the second heating wire portion close to the side edge of the support, but the second heating wire portion is arranged in a wave shape along the direction intersecting the longitudinal direction, It is easy to improve the appearance by absorbing wrinkles and can suppress the influence on the heating wire. Moreover, since the 1st heating wire part and the 2nd heating wire part are electrically connected in series, the wiring work to a structure and a heater apparatus becomes easy, and manufacturing cost can be reduced. Furthermore, it is not necessary to form a large notch or the like on the support, and it can be formed in a substantially rectangular shape, so that the material removal efficiency is good and the manufacturing cost can be reduced.
[0048]
According to the steering wheel of the second aspect, in addition to the effect of the first aspect, since the support body is provided with the notch portion substantially along the second heating wire portion from the side edge portion, the support body can be easily used. It can be arranged in close contact with the surface of the grip body without wrinkling, and the appearance can be easily improved.
[0049]
According to the steering wheel of the third aspect, in addition to the effect of the first or second aspect, the support is configured so that both side edges along the longitudinal direction face each other and the facing portion is directed toward the operation shaft. Since it arrange | positioned in the surrounding part, the center part of a support body can be arrange | positioned in the outer peripheral part of a grip part, and the attachment workability | operativity and external appearance of a heater apparatus can be made favorable.
[0050]
According to the steering wheel of the fourth aspect, in addition to the effect of any one of the first to third aspects, the grip body and the support disposed on a part of the surface of the grip body are a smooth surface on which the covering body is disposed. Since a simple curved surface is formed, the unevenness generated in the covering can be suppressed and the appearance can be easily improved.
[0051]
According to the steering wheel of the fifth aspect, in addition to the effect of any one of the first to fourth aspects, the covering includes a connecting portion that connects the end portions in the longitudinal direction, and the first heating wire portion includes: Since the inversion part where the heating wire is folded back is provided in the vicinity of the connection part, the unevenness generated by the inversion part of the first heating wire part is not noticeable by the connection part, and the appearance can be easily improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing an embodiment of a steering wheel of the present invention.
FIG. 2A is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. 2A. FIG. 2 is an exploded perspective view of a part of the grip portion of the steering wheel.
FIG. 3 is a plan view of a part of the heater device for the steering wheel.
FIG. 4 is a plan view with a part cut away showing another embodiment of the steering wheel of the present invention.
FIG. 5 is a plan view of the heater device for the steering wheel.
[Explanation of symbols]
1 Steering wheel 2 Steering wheel body 5 Grip part
11 Grip body
12 Heater device
14 Cover
21 Support
22 Heating wire
31 Side edge
61 First heating wire section
61b Inversion section
62 Second heating wire section
64 Notch
72 Connecting part A Inner peripheral part B Outer peripheral part O Operation shaft

Claims (5)

断面略円形で操作軸を中心とする円環状をなすグリップ本体及びこのグリップ本体の表面側を被覆する被覆体を設けた把持用のグリップ部を備えたステアリングホイール本体と、前記グリップ本体の表面に沿って、前記グリップ本体と前記被覆体との間に配置されるヒータ装置とを具備し、
前記ヒータ装置は、
シート状の支持体と、この支持体に支持される電熱線とを備え、この電熱線は、前記支持体の長手方向に沿って配置され、かつ、前記操作軸の反対側である外周部に配置される第1の電熱線部と、この第1の電熱線部に電気的に直列に接続され、この第1の電熱線部と前記支持体の長手方向に沿った側縁部との間に配置され、前記長手方向と交差する方向に沿って波状に配置された第2の電熱線部とを備えた
ことを特徴とするステアリングホイール。
A steering wheel body provided with a grip body having a grip body provided with a grip body having a substantially circular cross section with an operation shaft as a center and a covering body covering the surface side of the grip body, and a surface of the grip body And a heater device disposed between the grip body and the covering body,
The heater device is
A sheet-like support, and a heating wire supported by the support, the heating wire being arranged along the longitudinal direction of the support and on the outer peripheral portion opposite to the operation shaft. A first heating wire portion to be disposed, and a first heating wire portion electrically connected in series to the first heating wire portion, and between the first heating wire portion and a side edge portion along the longitudinal direction of the support. And a second heating wire portion disposed in a wave shape along a direction intersecting the longitudinal direction.
支持体には、側縁部から、第2の電熱線部に略沿った切欠部が設けられた
ことを特徴とする請求項1記載のステアリングホイール。
The steering wheel according to claim 1, wherein the support is provided with a notch portion substantially along the second heating wire portion from the side edge portion.
支持体は、長手方向に沿った両側縁部を互いに対向させ、かつ、この対向部分が前記操作軸に向かう内周部に配置された
ことを特徴とする請求項1または2記載のステアリングホイール。
The steering wheel according to claim 1 or 2, wherein both side edges along the longitudinal direction of the support are opposed to each other, and the facing portions are disposed on an inner peripheral portion facing the operation shaft.
グリップ本体及びこのグリップ本体の表面の一部に配置された支持体は、被覆体が配置される滑らかな曲面を構成する
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のステアリングホイール。
The steering wheel according to any one of claims 1 to 3, wherein the grip body and the support disposed on a part of the surface of the grip body constitute a smooth curved surface on which the covering is disposed.
被覆体は、長手方向の端部同士を連結する連結部を備え、
第1の電熱線部は、前記連結部の近傍に位置して、電熱線が折り返される反転部を設けた
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のステアリングホイール。
The covering includes a connecting portion that connects the ends in the longitudinal direction,
The steering wheel according to any one of claims 1 to 4, wherein the first heating wire portion is provided in the vicinity of the connecting portion and provided with a reversing portion where the heating wire is folded back.
JP28592199A 1999-10-06 1999-10-06 Steering wheel Expired - Fee Related JP4150477B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28592199A JP4150477B2 (en) 1999-10-06 1999-10-06 Steering wheel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28592199A JP4150477B2 (en) 1999-10-06 1999-10-06 Steering wheel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001106090A JP2001106090A (en) 2001-04-17
JP4150477B2 true JP4150477B2 (en) 2008-09-17

Family

ID=17697750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28592199A Expired - Fee Related JP4150477B2 (en) 1999-10-06 1999-10-06 Steering wheel

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4150477B2 (en)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121477A (en) * 2009-12-10 2011-06-23 Kurabe Industrial Co Ltd Heater device for steering wheel
CN103738390A (en) * 2012-09-28 2014-04-23 W.E.T.汽车系统股份公司 Heating and cooling device for handles, especially of steering mechanisms
US10589438B2 (en) 2016-10-25 2020-03-17 Joyson Safety Systems Japan K.K. Knit and steering wheel

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0112119D0 (en) * 2001-05-18 2001-07-11 Pjo Inditherm Ltd Steering wheel covers
US6727467B1 (en) * 2003-01-31 2004-04-27 W.E.T. Automotive Systems Ag Heated handle and method of forming same
JP2010023649A (en) * 2008-07-18 2010-02-04 Nippon Plast Co Ltd Steering wheel
JP5098974B2 (en) * 2008-11-28 2012-12-12 豊田合成株式会社 Steering wheel
KR101273061B1 (en) * 2010-06-29 2013-06-10 (주)엘지하우시스 Steering wheel having uniformly generating heat and method thereof
JP6117046B2 (en) * 2013-07-30 2017-04-19 日本プラスト株式会社 handle
JP5975008B2 (en) * 2013-09-27 2016-08-23 豊田合成株式会社 Heater element for steering wheel
JP6123686B2 (en) * 2014-01-10 2017-05-10 豊田合成株式会社 Steering wheel
JP6537956B2 (en) * 2015-11-16 2019-07-03 株式会社フジクラ Steering device
JP2018016279A (en) * 2016-07-29 2018-02-01 豊田合成株式会社 Steering Wheel

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121477A (en) * 2009-12-10 2011-06-23 Kurabe Industrial Co Ltd Heater device for steering wheel
CN103738390A (en) * 2012-09-28 2014-04-23 W.E.T.汽车系统股份公司 Heating and cooling device for handles, especially of steering mechanisms
CN103738390B (en) * 2012-09-28 2016-10-05 捷温有限责任公司 Temperature regulation/conditioner for the handle of especially transfer
US10589438B2 (en) 2016-10-25 2020-03-17 Joyson Safety Systems Japan K.K. Knit and steering wheel

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001106090A (en) 2001-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4150477B2 (en) Steering wheel
US6414270B1 (en) Heater, heater-equipped steering wheel, and method of manufacturing such steering wheel
JP2831622B2 (en) Electric heating type steering wheel heating element
JP6356509B2 (en) handle
JP6998782B2 (en) Covering member for handle, handle, and manufacturing method of handle
JP2002538044A (en) Heatable steering wheel
CN102030028A (en) Steering wheel
US11390312B2 (en) Steering wheel
US20180009462A1 (en) Decorative member for steering wheel
JPH0415162A (en) Heatable handle and manufacture thereof
JP6117046B2 (en) handle
JP2010076556A (en) Steering wheel
JP2014151776A (en) Steering wheel
JP5098974B2 (en) Steering wheel
JP6770355B2 (en) Decorative material for steering wheel
CN115038631A (en) Vehicle steering wheel with heating device
JP2002096740A (en) Steering device
JP2002096739A (en) Heater device and steering wheel
JP4412036B2 (en) Steering wheel
JP2019116227A (en) Steering wheel
JP2002096737A (en) Heater device, steering wheel and steering wheel manufacturing method
JP2022152440A (en) Coating member and steering wheel
JP2002104200A (en) Steering device
JP2002096738A (en) Heater device and steering wheel
JP2023045066A (en) steering wheel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080604

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4150477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees