JP4147766B2 - フィルタ濾材のスペーサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スペーサ、特に、所定の折り目に沿ってひだ折り加工されてなる多数のプリーツを有するフィルタ濾材の隣接するプリーツの間に、折り目を横切る方向に設けられたスペーサに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造装置やクリーンルーム等における空気清浄のために使用されるエアフィルタユニットとして、ガラス繊維を抄紙したガラス繊維製濾材や、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFE)からなる多孔膜を含むフィルタ濾材を備えたものがある。PTFE多孔膜を含む濾材は、PTFE多孔膜と、PTFE多孔膜の両側を狭持するように熱ラミネートされた通気性支持材とから構成される。フィルタ濾材は、エアフィルタユニットとして用いられる場合に、通常、所定の折り目に沿って交互に折り返されて多数のプリーツを有する波型形状に形成され(この状態のフィルタ濾材をフィルタパックという)、外枠体の内側に保持される。
【0003】
このようなフィルタ濾材の表面には、一般に、隣接する折り返し部分(プリーツ)の間に所定の間隙が保持されるようスペーサが設けられている。スペーサは、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、ポリオレフィン系、ゴム系、ポリアミド系等の合成樹脂系ホットメルトを材質としており、通常、加熱溶融状態で、並列した複数個のノズルからフィルタ濾材の表面に連続的又は断続的に吐出されることにより形成される。
【0004】
ところで、スペーサは、合成樹脂からなるため、スペーサ自体から、ドデカン、トリデカン、ジオクチルフタレート、シロキサン等のガス状有機物(以下、トータルオーガニックカーボン:TOC)が発生する。一方、クリーンルームや半導体製造装置では、製品の品質向上の観点から、TOCの検出量が低い方が好ましいとされる。
【0005】
したがって、上述のスペーサの材質の中では、他の樹脂製スペーサに比べTOCの発生量が少ないポリアミドが、クリーンルームや半導体製造装置に設置されるエアフィルタユニットに用いるのに最も適している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ポリアミドスペーサは、通常、褐色がかった色相を呈しており、更に、室内の蛍光灯に長時間照射されたり、時間の経過とともに酸化が進む等して、褐色がかった色相が強まる。このため、エアフィルタユニットを離れて見た場合に、スペーサが設けられたフィルタ濾材が黄色味かかって見え、フィルタ濾材が汚れているかのような印象を受ける場合がある。
【0007】
特に、半導体製造工業のクリーンルーム内に設置される場合は、作業がクリーン度の非常に高い室内で行われているような印象が得られる意味でも、エアフィルタユニットの外観は白い方が好まれる。
【0008】
また、ポリアミドスペーサは、他の材質のスペーサに比べるとTOC発生量が少ないが、紫外線等が照射されると、劣化してTOC発生量が増加してしまう。
【0009】
本発明の目的は、スペーサの黄変を抑えることにある。また、本発明の他の目的は、スペーサからのTOC発生量の増加の程度を抑えることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のスペーサは、所定の折り目に沿ってひだ折り加工されてなる多数のプリーツを有するフィルタ濾材の隣接するプリーツの間に、折り目を横切る方向に設けられたものである。このスペーサは、ポリアミドからなるとともに、紫外線照射後におけるTOCの発生量が、紫外線照射前における発生量の3倍以下であり、好ましくは2.5倍以下である。
【0011】
ポリアミドスペーサは、紫外線が照射されると劣化してTOC発生量が増加する性質を有している。このような点に鑑みて本発明者らが研究した結果、例えば水素添加されたポリアミドスペーサでは、紫外線劣化しにくくTOC発生量の増加の程度が抑えられることが分かった。
【0012】
そこで、このスペーサでは、紫外線照射前のTOC発生量に対する紫外線照射後のTOC発生量の割合が抑えられたものを対象とし、黄変度を抑えるのに加え、紫外線劣化によるTOC発生量の増加の程度を抑えるようにしている。
【0013】
請求項2に記載のフィルタパックは、フィルタ濾材と、スペーサとを備えている。フィルタ濾材は、所定の折り目に沿ってひだ折り加工されてなる多数のプリーツを有するものである。スペーサは請求項1に記載のものである。
【0014】
フィルタ濾材は、エアフィルタユニットの構成部品であり、通常、所定間隔ごとに交互に折り返された波型形状に形成されてフィルタパックに加工されるが、ここでは、特に、上述の黄変度の抑えられたスペーサがこのようなフィルタパックに用いられた場合を対象としている。
【0015】
請求項3に記載のフィルタパックは、請求項2に記載のフィルタパックと、フィルタパックが収納される外枠体とを備えている。また、濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.97%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以上500Pa以下である。
【0016】
半導体製造用クリーンルーム等では、高い清浄度が要求されるため、高い捕集効率を有するフィルタ濾材が用いられる。このようなフィルタ濾材として、HEPA(High Efficient Particulate Air)フィルタがある。HEPAフィルタは、濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.97%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以上500Pa以下である。
【0017】
このような高捕集型のエアフィルタユニットは、クリーン度の高い環境を提供するために用いられるために、褐色がかったスペーサのためフィルタ濾材が汚れたように見えることで、ユーザに違和感を生じさせることがある。
【0018】
そこで、このエアフィルタユニットでは、特に、HEPAフィルタとして使用可能なエアフィルタユニットにおいて、スペーサの黄変度を抑えるようにしている。
【0019】
請求項4に記載のエアフィルタユニットは、請求項2のフィルタパックと、フィルタパックが収納される外枠体とを備えている。また、濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が99.9999%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以上500Pa以下である。
【0020】
上述のHEPAフィルタよりさらに高い捕集効率を有するフィルタとして、ULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタがある。ULPAフィルタは、粒子径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が99.9999%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以上500Pa以下である。
【0021】
このようなULPAフィルタでは、前述のHEPAフィルタにも増して、クリーン度の非常に高い環境を提供するのに用いられるために、褐色がかったスペーサのためフィルタ濾材が汚れたように見えると、ユーザに与える違和感が一層大きくなる。
【0022】
そこで、このエアフィルタユニットでは、特に、ULPAフィルタとして使用可能なエアフィルタユニットにおいて、スペーサの黄変度を抑えられるようにしている。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の一実施形態が採用されたエアフィルタユニット1を示す。
【0024】
このフィルタユニット1は、フィルタ濾材3と、フィルタ濾材3が収納される外枠体5とを備えている。
【0025】
フィルタ濾材3は、図2に示すように、PTFE多孔膜と、PTFE多孔膜を両側から狭持するよう熱ラミネートされた2枚の通気性支持材と、通気性支持材の表面に設けられたスペーサ7とを有している。
【0026】
PTFE多孔膜は、空気中の浮遊微粒子を捕集するためのものであり、例えばPTFE未焼成体を2軸方向に延伸することにより得られ、厚さが1〜60μm程度、繊維径が0.05〜0.2μm程度の微細な繊維構造を有している。
【0027】
通気性支持材は、PTFE多孔膜の形態を安定させかつPTFE多孔膜に対し空気を通すためのものであり、目付が15〜100g/m2程度の不織布が用いられる。
【0028】
フィルタ濾材3は、PTFE多孔膜と通気性支持材とが熱ラミネートされた後、エアフィルタユニットに用いるために、15〜150mm程度の幅ごとに形成された折り目に沿って交互に折り返されて(プリーツ加工されて)波型形状のフィルタパック9に加工される。この結果、フィルタ濾材3には、図2に示すように、多数のプリーツ(折り返し部分)4が形成される。
【0029】
スペーサ7は、フィルタパック9の隣接するプリーツ4の間の間隙を保持するためのものである。スペーサ7は、図3に示すような装置により、フィルタ濾材3の両面に折り目を横切る方向に延びてかつフィルタ濾材3の幅方向に等間隔で複数箇所に設けられる。これにより、フィルタパック9は、隣接するプリーツ4の間隔が2〜15mm程度に保たれる。なお、図3において、21は加熱部、22は展開部、23はスペーサ塗布部、24は立ち上げ部をそれぞれ示す。
【0030】
スペーサ7は、ポリアミドからなり、TOC発生量が500ng/g以下のものである。TOCとは、ドデカン、トリデカン、ジオクチルフタレート、シロキサン等の種々のガス状有機物の総量をいう。また、スペーサ7は、従来のスペーサとして用いられていたポリアミドに水素添加を施すことにより得られる水素添加ポリアミドを原料としており、この結果、スペーサ7は、黄変度は15以下に抑えられている。なお、この黄変度は、好ましくは10以下、より好ましくは5以下に抑えられている。
【0031】
黄変度は、JIS規格による測定方法(JIS−K−7103)における、黄色度と、ベースとなる基材の黄色度とから次式により算出される。
[数1]
黄変度=YI−YI0
(ここで、YI:試験用試料の黄色度、YI0=ベース基材の黄色度、黄色度(YI)=100(1.28X−1.06Z)/Yであり、X、Y、Zは標準光における試験用試料の三刺激値である)
【0032】
外枠体5は、4本のアルミニウム製枠材が組み立てられてなり、内側のスペースに、フィルタパックが収納される。枠体5とフィルタ濾材3とは、気密性を保持すべく接着剤等によりシールされ、エアフィルタユニット1となる。
【0033】
このように構成されたエアフィルタユニット1は、濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.97%以上であることが好ましく、濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が99.9999%以上であることがより好ましい。
【0034】
【実施例】
<黄変度の測定>
スペーサ7として使用するポリアミドを、170℃程度に加熱して溶融させ、離型剤を塗布した平滑なアルミ板に流し込んだ後冷却し、硬化後、アルミ板から剥離し、厚さ約0.5mmのポリアミドシートを得た。そして、このポリアミドシートの黄変度の測定を以下のような条件及び手順で行った。
【0035】
黄変度を測定するための機器として、色彩色差計ミノルタ社製「MINORUTA CR−300」を用いた。また、光源としては、より黄変度に差が出る標準光D6510度視野で行った。
【0036】
まず、ベース基材として白色のコピー用紙を、色彩色差計を用いてL*a*b*表色系の数値L*、a*、b*の値と、XYZ表色系のX、Y、Zの値とを算出した。L*、a*、b*の値と、XYZ表色系のX、Y、Zの値との関係は、次式:
[数2]
L*=116(Y/100.0)1/3−16
[数3]
a*=500[(X/94.83)1/3−(Y/100.0)1/3]
[数4]
b*=200[(Y/100.0)1/3−(Z/107.38)1/3]
から算出される。
【0037】
次に、黄変度(YI)を、XYZ表色系の値から次式:
[数1]
黄色度(YI)=100(1.28X−1.06Z)/Y
から求めた。
【0038】
次に、通常のポリアミド及び水素添加ポリアミドをシート状にし、ベース基材の上に載置し、色彩色差計で上記と同じ手順で黄色度を測定した。
【0039】
次に、ベース基材の黄色度をYI0、ベース基材の上に載置したポリアミドシートの黄色度をYIとし、黄変度(ΔYI)=YI−YI0として算出した。
【0040】
表1に、ベース基材、従来のポリアミド(比較例1及び比較例2)、水素添加ポリアミド(実施例1及び実施例2)の黄色度YI及び黄変度ΔYIの計算結果を、それぞれの膜厚、L*、a*、b*、X、Y、Zの計測結果と併せて示す。なお、測定は3回行い、表1にはその平均値を示す。
【0041】
【表1】
表1に示すように、実施例1及び2の黄変度は、比較例1及び2の黄変度より小さくなっている。したがって、水素添加したポリアミドスペーサは、水素添加していないポリアミドスペーサに比べ黄変度が抑えられていることが分かる。
【0042】
<TOC含有量の測定>
TOC含有量の測定は、ガスクロマトグラフィーを用いたパージアンドトラップ方式により行った。ペレット状にした試料0.5gをサンプル管に入れ、高純度ヘリウムガスを、80℃で流速50ml/分で15分間通気して試料から発生する揮発成分、ガス成分をサンプル管から追い出し(パージ)、トラップ管に導入した。このトラップ管において、−40℃に冷却された吸着剤(石英ウール)に揮発成分を蓄積濃縮させた。その後、吸収剤を358℃に瞬間加熱し、20秒間吸収剤に吸着した吸着物をガスとして放出した。そして、放出ガスをガスクロマトグラフィーに導入し、その量を測定し、沸点170℃以上の成分について、カーボン数15の炭化水素換算で量を算出した。測定条件は以下の通りである。
ガスクロマトグラフィー:島津製作所社製「GC17A」
カラム:FRONTIER LAB Ultra ALLOY Capillary Column,UA−5
カラム温度:50℃(5分間保持)、280℃(10分間保持)、昇温速度10℃/分
スプリット比:1:20(カラム流量1.1ml/分)
【0043】
表2に、水素添加されたポリアミドでの測定結果(実施例3及び実施例4)を、従来のポリアミドでの測定結果(比較例3及び比較例4)と併せて表2に示す。
【0044】
【表2】
表2に示すように、実施例1及び2のTOC発生量は、比較例1及び2のTOC発生量とほぼ同様である。したがって、水素添加ポリアミドからなるスペーサは、従来の水素添加されていないポリアミドスペーサとほぼ同様のTOC発生量に抑えられていることが分かる。
【0045】
<紫外線照射による黄変度変化の測定>
従来のポリアミド及び水素添加ポリアミドを170℃程度に加熱して溶融させ、離型剤を塗布した平滑なアルミ板に流し込んだ後冷却し、硬化後アルミ板から剥離し、厚さ約0.5mmのポリアミドシートを得た。このシートに紫外線を照射し、照射前後の黄変度を測定した。
【0046】
紫外線の照射条件は以下の通りである。
UV強度:700μW/cm2
UV波長:320〜400nm
照射時間:4日間(96hr)
を4日間紫外線照射し、照射前後の黄変度を測定した。
【0047】
表3に、水素添加されたポリアミドでの測定結果(実施例5)を、従来のポリアミドでの測定結果(比較例5)と併せて示す。
【0048】
【表3】
表3に示すように、従来のポリアミド及び水素添加されたポリアミドとも黄変度は増大しているが、従来のポリアミドの黄変度の増大は非常に大きく、目視においても褐色を通り過ぎ、黒色に近い状態になった。一方、水素添加されたポリアミドは目視においては従来のポリアミドの照射前の褐色状態に留まっていた。
【0049】
<紫外線照射によるTOC発生量の変化の測定>
従来のポリアミド及び水素添加ポリアミドを170℃程度に加熱して溶融させ、離型剤を塗布した平滑なアルミ板に流し込んだ後冷却し、硬化後アルミ板から剥離し、厚さ約0.5mmのポリアミドシートを得た。このシートに紫外線を照射し、照射前後のTOC含有量の変化を測定した。
【0050】
紫外線の照射条件は以下の通りである。
UV強度:700μW/cm2
UV波長:320〜400nm
照射時間:24hr
【0051】
また、TOCの測定は、パージアンドトラップ方式により、上述のTOC含有量の測定と同様の条件で行った。ここでは、水素添加されたポリアミド及び従来のポリアミドについてそれぞれ、紫外線照射の前後において5回ずつ行い、その平均値により比較検討した。
【0052】
表4に、水素添加されたポリアミドでの測定結果(実施例6)を、従来のポリアミドでの測定結果(比較例6)と併せて示す。
【0053】
【表4】
表4に示すように、比較例6の紫外線照射後のTOC発生量は照射前の4倍以上であるのに対し、実施例6の紫外線照射後のTOC発生量は照射前の2倍以下になっている。したがって、水素添加したポリアミドスペーサは、水素添加していないポリアミドスペーサに比べ紫外線劣化によるTOC発生量の増加の程度が抑えられていることが分かる。
【0054】
[他の実施形態]
(a)フィルタ濾材3は、PTFE多孔膜を利用したものに限定されない。
【0055】
(b)PTFE多孔膜の繊維径、通気性支持材の目付等、フィルタ濾材の構成部材の各種特性は上述のものに限定されない。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、スペーサとして例えば水素添加されたポリアミドが用いられているため、スペーサの黄変度を小さくすることができるのに加え、紫外線劣化によるTOC発生量の増加の程度を抑えることができる。これにより、エアフィルタユニットのフィルタ濾材が黄変して褐色がかって汚れたように見えるのが抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるスペーサが設けられたフィルタ濾材を備えたエアフィルタユニットを示す斜視図。
【図2】 フィルタ濾材の一部斜視図。
【図3】 フィルタ濾材にスペーサを塗布する工程の説明図。
【符号の説明】
1 エアフィルタユニット
3 フィルタ濾材
7 スペーサ
Claims (4)
- 所定の折り目に沿ってひだ折り加工されてなる多数のプリーツを有するフィルタ濾材の隣接する前記プリーツの間に、前記折り目を横切る方向に設けられたスペーサであって、
ポリアミドからなるとともに、紫外線照射後におけるトータルオーガニックカーボンの発生量が、紫外線照射前における発生量の3倍以下である、
フィルタ濾材のスペーサ。 - 所定の折り目に沿ってひだ折り加工されてなる多数のプリーツを有するフィルタ濾材と、
請求項1に記載のスペーサと、
を備えたフィルタパック。 - 請求項2に記載のフィルタパックと、
前記フィルタパックが収納される外枠体とを備え、
濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.97%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以上500Pa以下である、
エアフィルタユニット。 - 請求項2に記載のフィルタパックと、
前記フィルタパックが収納される外枠体とを備え、
濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が99.9999%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以上500Pa以下である、
エアフィルタユニット。
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