JP4140421B2 - ディスクシステムの電源制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台の外部装置を有するシステムの電源制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複数のディスク装置を有するシステムで、例えば、システム装置のRAIDコントローラから見て増設ディスク装置も含めて同一筐体としてみせるために以下のような電源制御をおこなっていた。増設ディスク装置を先に電源を入れてから、基本ディスク装置、システム装置の順に1台ずつ手動で電源を投入するようにしていた。この方法では、電源投入の手間がかかるとともに、投入順序を間違えるとシステムを正常に起動できない問題があった。
【0003】
このため、本筐体と増設筐体の電源を各系列毎に電源供給装置から供給し、基本筐体と電源供給装置を連動させて、基本筐体のスイッチをオンする事で、増設筐体の電源スイッチをオンすることなく、増設筐体への電源供給をおこなう技術が考案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−339853号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術では、ディスク装置以外に電源供給装置が必要になり、システム価格が高く問題がある。また、増設ディスク装置から基本ディスク装置、システム装置と順に電願を投入しないと、システムがディスクの認識ができなかったり、RAIDシステムとしてディスクの構成を壊する場合があった。
【0006】
本発明の目的は上記問題を解決し、安価に複数の外部ディスク装置を同一装置として見せるため電源制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数の増設ディスク装置と前記増設ディスクを制御する基本ディスク装置をシステムバスとシステム管理バスにより接続し、予め、増設ディスク装置は、システムバスを経由して、当該増設ディスク装置を制御する基本ディスク装置の識別アドレス情報を入手し、増設ディスク装置ごとに記憶しておく。システム装置等から基本ディスク装置の電源制御指示(電源オン指示または電源オフ指示)があったとき、基本ディスク装置は、電源制御指示に応じて、システム管理バスに該基本ディスク装置の識別アドレス情報を含んだ電源制御コマンドをブロードキャストする。前記電源制御コマンドを受信した増設ディスク装置は、前記電源制御コマンドの識別アドレス情報と先に記憶した当該増設ディスク装置を制御する基本ディスク装置の識別アドレス情報とを比較する。等しい場合には、増設ディスク装置を制御する基本ディスク装置からの電源制御コマンドとして、前記電源制御コマンドに従って増設ディスク装置の電源を制御する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
外部ディスク装置はディップスイッチをもち、そのスイッチの設定により基本装置か増設装置かを判別している。スイッチが増設装置に設定された増設ディスク装置3は、電源が立ち上がった状態で、システムバス5を介して基本ディスク装置2の識別アドレス情報を取得する。前記識別アドレス情報は、同じシステムバス5内の基本ディスク装置の識別に使用される情報で、増設ディスク装置の制御をおこなう基本ディスク装置をしめす情報である。この基本ディスク装置の識別アドレス情報は、増設ディスク装置のEEPROM等に記憶されている。増設ディスク装置のEEPROMに記憶している基本ディスク装置の識別アドレス情報と異なっていた場合には、あらためてEEPROMに書き込み記憶する。
【0009】
つぎに基本ディスク装置と増設ディスク装置の電源オンシーケンスについて説明する。ここで、基本ディスク装置や増設ディスク装置は、スタンバイ電源を備えている。また、基本ディスク装置2と増設ディスク装置3にはシステム管理バス4があり、システム装置1に接続されている。システム管理バス4は、ディスク装置の電源がオフの状態でも、スタンバイ電源により動作可能な状態にある。
【0010】
基本ディスク装置2が電源ONを識別した場合、システム管理バス4を使用して電源ON状態コマンドをブロードキャストする。増設ディスク装置3はブロードキャストされた電源ON状態コマンドを受け取ったとき、電源ON指示が自分自身の基本ディスク装置2からのものであれば、増設ディスク装置の電源をONする。自分自身の基本ディスク装置2か否かの判断は、ブロードキャストされた電源ON状態コマンドに含まれる識別アドレス情報と装置のEEPROMに記憶している識別アドレス情報を比較することで判断する。
【0011】
つぎに基本ディスク装置と増設ディスク装置の電源オフシーケンスについて説明する。基本ディスク装置2が電源OFFを識別した場合、増設ディスク装置3のキャッシュの状態を知るために、システム管理バス4を使用してキャッシュ状態通知コマンドをブロードキャストする。増設ディスク装置3にキャッシュがあれば数分待ち、つぎに電源OFF状態コマンドをブロードキャストする。キャッシユが無ければ、すぐに電源OFF状態コマンドをブロードキャストする。
【0012】
増設ディスク装置3はブロードキャストされた電源OFF状態コマンドを受け取ったとき、電源OFF指示が自分自身の基本ディスク装置2からのものであれば、増設ディスク装置の電源をOFFする。自分自身の基本ディスク装置2か否かの判断は、電源ONの場合と同様に、ブロードキャストされた電源OFF状態コマンドに含まれる識別アドレス情報と装置のEEPROMに記憶している識別アドレス情報を比較することで判断する。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、基本ディスク装置と増設ディスク装置の電源投入手順を意識しなくてもよくなるので、システム装置から見て、複数台の装置が同一筐体のものとして認識できる効果があり、システムの立上げを円滑におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を含むシステム構成図である。
【符号の説明】
1…システム装置、2…基本ディスク装置、3…増設ディスク装置
4…システム管理バス、5…システムバス
Claims (1)
- 複数の増設ディスク装置と前記増設ディスクを制御する基本ディスク装置を有するディスクシステムの電源制御方法であって、
増設ディスク装置が基本ディスク装置から該基本ディスク装置の識別アドレス情報を取得するステップと、基本ディスク装置の電源制御指示に応じて基本ディスク装置が電源制御コマンドをブロードキャストするステップと、前記電源制御コマンドを受け取った増設ディスク装置は、前記電源制御コマンドの識別アドレス情報が記憶している識別アドレス情報に等しいときに、前記電源制御コマンドに従って増設ディスク装置の電源を制御するステップとからなることを特徴とするディスクシステムの電源制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2003093131A JP4140421B2 (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | ディスクシステムの電源制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003093131A JP4140421B2 (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | ディスクシステムの電源制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004302721A JP2004302721A (ja) | 2004-10-28 |
JP4140421B2 true JP4140421B2 (ja) | 2008-08-27 |
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Families Citing this family (2)
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JP5246306B2 (ja) * | 2011-08-01 | 2013-07-24 | 富士通株式会社 | ストレージシステムおよび起動方法 |
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