JP4039866B2 - 電子部品装着装置の部品認識処理方法及びその部品認識処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理方法及びその部品認識処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の部品認識処理方法における電子部品のサイズのチェックは、認識処理された電子部品の寸法がサイズの学習値を基準とした許容値の範囲内かどうかで判定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、例えば電子部品のロット切換えがあった場合等の部品寸法が急に変化した場合には、部品ライブラリデータ通りであっても、前記許容値の範囲外となってしまう場合があり、認識異常(部品のサイズ不良)として認識処理される場合があった。
【0004】
そこで本発明は、部品寸法が急に変化した場合でも、認識異常とせずに認識処理することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため第1の発明は、吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理方法において、前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出し、算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定し、前記学習値を基準とした許容値範囲外であれば部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定し、前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であれば部品切れが発生した直後か否かを判定し、部品切れが発生した直後であると判定した場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定することを特徴とすることを特徴とする。
【0006】
また第2の発明は、吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理方法において、前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出し、算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定し、前記学習値を基準とした許容値範囲内であれば学習値を算出すると共に認識が正常であると判定し、前記学習値を基準とした許容値範囲外であれば部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定し、前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であれば部品切れが発生した直後か否かを判定し、部品切れが発生した直後であると判定した場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定し、部品切れが発生した直後でないと判定した場合には、学習値を算出して認識正常であると判定することを特徴とする。
【0007】
第3の発明は、吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理装置において、前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出する算出手段と、該算出手段により算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定する第1の判定手段と、該第1の判定手段により前記学習値を基準とした許容値範囲外であると判定された場合に部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定する第2の判定手段と、該第2の判定手段により前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であると判定された場合に部品切れが発生した直後か否かを判定する第3の判定手段と、該第3の判定手段により部品切れが発生した直後であると判定された場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定する第4の判定手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】
第4の発明は、吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理装置において、前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出する算出手段と、該算出手段により算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定する第1の判定手段と、該第1の判定手段により前記学習値を基準とした許容値範囲内であると判定された場合に学習値を算出すると共に認識が正常であると判定し、前記学習値を基準とした許容値範囲外であれば部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定する第2の判定手段と、該第2の判定手段により前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であると判定された場合に部品切れが発生した直後か否かを判定する第3の判定手段と、該第3の判定手段により部品切れが発生した直後であると判定された場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定し、部品切れが発生した直後でないと判定した場合には学習値を算出して認識正常であると判定する第4の判定手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】
第5の発明は、請求項1乃至請求項4において、前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲を手動で設定することを特徴とする。
【0010】
第6の発明は、請求項1乃至請求項4において、前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲を部品の形状または部品の寸法により自動で設定することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による電子部品装着装置の一実施形態を添付の図面に基づき説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図で、該装置1の基台2上には種々の電子部品を夫々その部品取出し部(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が複数並設されている。対向するユニット3群の間には、供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。供給コンベア4は上流より受けたプリント基板Pを前記位置決め部5に搬送し、位置決め部5で図示しない位置決め機構により位置決めされた該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送される。
【0015】
8はX方向に長いビームであり、各Y軸モータ9の駆動により各ネジ軸10を回転させ、左右一対のガイド11に沿ってプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出し部(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。
【0016】
前記ビーム8にはその長手方向、即ちX方向にX軸モータ12によりガイド(図示せず)に沿って移動する装着ヘッド7が設けられている。装着ヘッド7には4本の吸着ノズル13を上下動させるための上下軸モータ14が4個搭載され、また鉛直軸周りに回転させるためのθ軸モータ15が4個搭載されている。したがって、4個の装着ヘッド7の各吸着ノズル13はX方向及びY方向に移動可能であり、垂直線回りに回転可能で、かつ上下動可能となっている。尚、装着ヘッドを垂直線回りに回転可能とするθ軸モータを1個設け、また装着ヘッドを上下動させる上下軸モータを1個設けることにより、結果として選択された吸着ノズルのみを上下動させることも可能である。
【0017】
16は部品位置認識用の認識カメラで、2個設けられ、電子部品が吸着ノズル13に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために電子部品を撮像するが、同時に2個の電子部品を撮像可能である。17はノズル等を収納するノズルストッカで、最大10本収納可能であるが8本収納している。尚、前記ノズルストッカ17に収納されている吸着ノズル13と装着ヘッド7に装着されている吸着ノズル13とは、図示しない交換装置により交換可能である。
【0018】
図2は本電子部品装着装置1の制御ブロック図であり、便宜上X軸モータ12、Y軸モータ9、θ軸モータ15及び上下軸モータ14は、各1個のみ図示して以下説明する。
【0019】
20は本装着装置1を統括制御する制御部及び判定手段としてのCPU(装着制御部)で、該CPU20にはバスラインを介して、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)22及びROM(リ−ド・オンリー・メモリ)23が接続されている。そして、CPU20は前記RAM22に記憶されたデータに基づき、前記ROM23に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置1の部品装着動作に係る動作を統括制御する。
【0020】
即ち、CPU20は、インターフェース24及び駆動回路25を介して前記X軸モータ12の駆動を、インターフェース24及び駆動回路28を介して前記Y軸モータ9の駆動を、またインターフェース24及び駆動回路32を介して前記θ軸モータ15の駆動を、更にインターフェース24及び駆動回路30を介して前記上下軸モータ14の駆動を制御している。
【0021】
前記RAM22には、図3に示すような部品装着に係る装着データが格納されており、その装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板内でのX方向(Xで示す)、Y方向(Yで示す)及び角度(Zで示す)情報や、Fdr No.で示す各部品供給ユニット3の配置番号及び電子部品の種類情報等が格納されている。即ち、例えば配置番号101は電子部品がP1という種類のものである。また前記RAM22には、図4の部品ライブラリデータに示すように、各電子部品の部品種毎にX方向及びY方向の部品寸法、その許容値が格納されている。
【0022】
33はインターフェース24を介して前記CPU20に接続される認識処理部で、前記認識カメラ16により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理部33にて行われ、CPU20に処理結果が送出される。即ち、CPU20は、認識カメラ16に撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理部33に出力すると共に、認識処理結果を認識処理部33から受取るものである。
【0023】
34はキーボードドライバー35及びインターフェース24を介して前記CPU20に接続されるデータ登録手段としてのキーボードで、36は部品画像などを表示するモニターである。また、前記データ登録手段としてのキーボード34に代えてタッチパネルなどの手段を用いても良い。
【0024】
図5及び図6は、部品ライブラリデータの部品寸法許容値のモニター36における設定画面を示し、電子部品の種類毎に設定するもので、図5及び図6における「自動」又は「手動」と表示されている部分をクリックすると、「自動」又は「手動」のいずれかに変更し、「自動」に設定した場合には「部品寸法許容値X」及び「部品寸法許容値Y」は網掛けとなり作業者は許容値を設定することはできず所定基準をもとに自動的に設定され、「手動」に設定した場合には作業者は「部品寸法許容値X」及び「部品寸法許容値Y」を設定することができる。この許容値は、図4に示すように部品ライブラリデータとしてRAM22に格納される。
【0025】
尚、前述したように「自動」に設定した場合には許容値が所定基準をもとに自動的に設定されるが、それは角形、ICなどの「部品の形状」や「部品の寸法」により所定の計算式によりCPU20により求められる。即ち、ある形状の電子部品は、例えば部品寸法の60%という具合である。また、「手動」に設定する場合は、他の電子部品装着装置のデータをそのまま継承するときや、部品サイズの判定をきびしくしたり、あまくしたりするときに使用する。
【0026】
以上の構成により、以下図7及び図8に基づき動作について説明する。先ず、プリント基板Pが図示しないコンベアにより上流側装置より供給コンベア4を介して位置決め部5に搬送され、位置決め機構により位置決め固定される。
【0027】
次に、CPU20はRAM22に格納されている図3に示す装着データに従い、即ちRAM22にステップ番号毎に格納されたプリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び配置番号等が指定された装着データに従い、吸着ノズル13で装着すべき電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出す。即ち、各装着ヘッド7が装着すべき電子部品を収納する各部品供給ユニット3上方に位置するよう移動するが、Y方向は駆動回路28によりY軸モータ9が駆動して一対のガイド11に沿ってビーム8が移動し、X方向は駆動回路25によりX軸モータ12が駆動して装着ヘッド7が移動する。そして、既に所定の各供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、駆動回路30により上下軸モータ14が駆動して前記各吸着ノズル13が下降して吸着し取出す。
【0028】
次に、各上下軸モータ14が駆動してノズルが上昇し、Y方向は一対のガイド11に沿ってビーム8が移動し、X方向はX軸モータ12の駆動によりガイド11に沿って装着ヘッド7が移動することにより、装着ヘッド7はプリント基板Pの上方位置まで移動する。この移動途中で、認識カメラ16上方位置において停止し、認識カメラ16が電子部品を撮像し、電子部品が該ノズルに対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、認識処理部33により画像が処理され位置が認識される。
【0029】
このとき、図7に示すように、各部品供給ユニット3から電子部品を吸着して取出して認識カメラ16により撮像されて認識処理部33により画像処理される度に、CPU20により当該電子部品のX方向及びY方向のサイズが算出され、そのサイズのチェックがスタートする。このチェックは、後述する学習値を基準に行われるが、任意のサンプル数(例えば「5」に設定)に達するまではCPU20は「無効」と判定して部品ライブラリデータを基準に行われる。
【0030】
そして、前記任意のサンプル数(例えば「5」に設定)に達すると、学習値を基準に部品サイズチェックが行われ、先ず算出されたサイズが学習値を基準とした許容値範囲内か否かがCPU20により判定される。
【0031】
そして、算出されたサイズが許容値範囲内であれば、図8に示す学習値を算出するフローチャートに移る。この学習値を求める方法は、最近の測定サイズのサンプル数分から最大値と最小値を考慮しないで平均値を求める方法であり、以下詳述する。その際に、初めに任意のサンプル数(例えば「5」に設定)の部品サイズを格納するエリアを確保した上で、認識処理が実行され、前記エリアが満杯でなければ測定された部品サイズをエリアに格納し、このときエリアが満杯になっていなければ正常であり、終了する。
【0032】
このように、前記エリアが満杯になるまで順次処理されるが、満杯になると格納された部品サイズの合計値をCPU20が算出し、更にその合計値から最大値及び最小値を引き算して平均値(「3」のサンプル数での)を求め、この平均値を学習値として、RAM22に格納する。次からは、前記エリアが満杯であるので最も古いデータを削除し、測定された部品サイズをエリアに代入し、格納された部品サイズの合計値をCPU20が算出し、更にその合計値から最大値及び最小値を引き算して平均値(「3」のサンプル数での)を求め、この平均値を学習値として、RAM22に格納する。
【0033】
従って、部品サイズのチェックをする際に、前記RAM22に格納され、絶えず更新される学習値を基準にサイズチェックがなされ、算出されたサイズが学習値を基準とした許容値範囲内であれば、学習値を算出するフローチャートに移り、認識正常と判定される。
【0034】
また、学習値を基準とした許容値範囲外であれば、部品ライブラリデータを基準にサイズチェックされる。このように学習値を基準とした許容値範囲外と判定される場合は、電子部品のロット切換えがあって部品寸法が急に変化した場合が考えられる。そして、部品ライブラリデータを基準とした部品寸法許容値範囲内でOKであれば、前記学習値をクリアし(次回から再びサンプル数「5」個分のデータを確保)、認識正常と判定して終了し、部品ライブラリデータを基準とした部品寸法許容値範囲外のNGであれば認識異常と判定して終了する。
【0035】
そして、認識正常であれば、各電子部品の位置ずれ分だけ各吸着ノズル13は認識処理部33よりの認識結果に基づき、CPU20はビーム8がY軸モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7がX軸モータ12の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸モータ15によりθ回転させ、X,Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされる。この補正後に、上下軸モータ14が駆動して前記各吸着ノズルが下降してプリント基板P上の所定位置に電子部品を装着し、以下順次同様に装着する。
【0036】
また、認識異常であれば、装着せずに所定位置に設けられる回収装置上に廃棄し、ときに修正してリサイクルに供する。
【0037】
次に、電子部品切れのときに限り、学習値をクリアする実施形態につき、図9に示すフローチャートについての説明する。前述したように、部品ライブラリデータを基準にサイズチェックされ、サイズがOKであれば、部品切れ異常が発生した直後か否かが判定され、発生した直後であれば学習値をクリアし、認識正常であると判定し終了する。また発生した直後でなければ学習値を算出し、認識正常であると判定し、認識正常であると判定し終了する。即ち、部品切れ異常の発生の有無に関わらず確実に認識異常を判定し、運転を継続することができる。
【0038】
尚、電子部品切れと判定するには、電子部品を収納したキャリアテープのエンド検出を連続で例えば3回検出すると共に、部品無しセンサが部品無しを検出したことを条件とする。即ち、電子部品供給ユニットでキャリアテープを搬送したが、キャリアテープが通過する通路上に設けられた反射板を介して検出センサがキャリアテープ無しを検出したときにテープエンドを検出したものと判断するが、これを3回連続で検出し、更に吸着ノズル13に電子部品が吸着保持されていないことを部品無しセンサが検出した場合には電子部品切れとCPU20が判定する。
【0039】
尚、以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出し、算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定し、前記学習値を基準とした許容値範囲外であれば部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定し、前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であれば部品切れが発生した直後か否かを判定し、部品切れが発生した直後であると判定した場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定するので、部品寸法が急に変化して電子部品のサイズが学習値を基準とした許容値範囲外になった場合でも、認識異常とせずに認識処理することができ、従ってこれまで認識エラーと判断されるようなケースでも認識エラーとされずに認識処理されることとなる場合もあり、認識実行精度を高めることができ、且つ、部品切れ異常の発生の有無に関わらず確実に認識異常を判定し、運転を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品装着装置の平面図である。
【図2】電子部品装着装置の制御ブロック図である。
【図3】装着データを示す図である。
【図4】部品ライブラリデータを示す図である。
【図5】部品ライブラリデータの部品寸法許容値の設定画面を示す図である。
【図6】部品ライブラリデータの部品寸法許容値の設定画面を示す図である。
【図7】部品サイズチェックのフローチャートを示す図である。
【図8】学習値を算出するフローチャートを示す図である。
【図9】他の実施形態の部品サイズチェックのフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
13 吸着ノズル
16 認識カメラ
20 CPU
22 RAM
33 認識処理部
Claims (6)
- 吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理方法において、
前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出し、
算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定し、
前記学習値を基準とした許容値範囲外であれば部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定し、
前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であれば部品切れが発生した直後か否かを判定し、
部品切れが発生した直後であると判定した場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定する、
ことを特徴とする電子部品装着装置の部品認識処理方法。 - 吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理方法において、
前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出し、
算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定し、
前記学習値を基準とした許容値範囲内であれば学習値を算出すると共に認識が正常であると判定し、前記学習値を基準とした許容値範囲外であれば部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定し、
前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であれば部品切れが発生した直後か否かを判定し、
部品切れが発生した直後であると判定した場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定し、部品切れが発生した直後でないと判定した場合には、学習値を算出して認識正常であると判定する、
ことを特徴とする電子部品装着装置の部品認識処理方法。 - 吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理装置において、前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出する算出手段と、該算出手段により算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定する第1の判定手段と、該第1の判定手段により前記学習値を基準とした許容値範囲外であると判定された場合に部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定する第2の判定手段と、該第2の判定手段により前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であると判定された場合に部品切れが発生した直後か否かを判定する第3の判定手段と、該第3の判定手段により部品切れが発生した直後であると判定された場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定する第4の判定手段とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置の部品認識処理装置。
- 吸着ノズルに吸着保持された電子部品を認識カメラで撮像して、電子部品の位置を認識処理する電子部品装着装置の部品認識処理装置において、前記認識カメラにより撮像された画像を処理して当該電子部品のサイズを算出する算出手段と、該算出手段により算出された当該電子部品のサイズがサイズの学習値を基準とした許容値範囲内か否かを判定する第1の判定手段と、該第1の判定手段により前記学習値を基準とした許容値範囲内であると判定された場合に学習値を算出すると共に認識が正常であると判定し、前記学習値を基準とした許容値範囲外であれば部品ライブラリを基準とした許容値範囲内か否かを判定する第2の判定手段と、該第2の判定手段により前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲内であると判定された場合に部品切れが発生した直後か否かを判定する第3の判定手段と、該第3の判定手段により部品切れが発生した直後であると判定された場合には学習値をクリアして認識が正常であると判定し、部品切れが発生した直後でないと判定した場合には学習値を算出して認識正常であると判定する第4の判定手段とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置の部品認識処理装置。
- 請求項1乃至請求項4において、前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲を手動で設定することを特徴とする電子部品装着装置の部品認識処理方法又は電子部品装着装置の部品認識処理装置。
- 請求項1乃至請求項4において、前記部品ライブラリを基準とした許容値範囲を部品の形状または部品の寸法により自動で設定することを特徴とする電子部品装着装置の部品認識処理方法又は電子部品装着装置の部品認識処理装置。
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