JP4038854B2 - 撮像装置のアクセサリーおよび撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラやビデオカメラなどの撮像装置のアクセサリーおよび撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラやビデオカメラなどの撮像装置は、人物や景色などの撮像対象物をフィルムなどの結像部に結像させるものである。この種撮像装置のアクセサリーとして様々なものが提案実施されており、趣向に応じた撮像効果をあげるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、更に面白い撮像効果が得られる撮像装置のアクセサリーおよび撮像装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、撮像装置の光路に配設されるアクセサリーであって、撮像対象物の入射光路に対して出入自在なミラーを備え、撮像対象物の半分を倒立画像として撮像装置の結像部に結像させ、また撮像対象物からの入射光の前記半分をこのミラーで反射させて撮像装置の結像部に正立画像として入射させ、また撮像対象物からの入射光の他の半分はこのミラーで遮断することにより、結像部に前記倒立画像と前記正立画像から成る対称画像を結像させるものである。
【0005】
また本発明は、撮像装置の光路にアクセサリーを設けて成り、このアクセサリーが撮像対象物の入射光路に対して出入自在なミラーを備え、撮像対象物の半分を倒立画像として撮像装置の結像部に結像させ、また撮像対象物からの入射光の前記半分をこのミラーで反射させて撮像装置の結像部に正立画像として入射させ、また撮像対象物からの入射光の他の半分はこのミラーで遮断することにより、結像部に前記倒立画像と前記正立画像から成る対称画像を結像させる。
【0006】
【作用】
上記構成の各発明によれば、撮像対象物の対称画像を結像できるので、面白い撮像効果をあげることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はカメラとアクセサリーの分離状態の斜視図、図2はアクセサリーの断面図、図3は撮像中のカメラとアクセサリーの簡略断面図、図4(a),(b)および図5(a),(b)は写真の正面図である。
【0008】
図1において、1はカメラである。このカメラ1は公知のものであって、本体2、レンズ部3、ファインダー部4、シャッターボタン5などを有している。
【0009】
10はアクセサリーであって、円筒形のケース11の内部にミラー12を配設して成る。図2において、ミラー12の後端部はヒンジ13に回転自在に装着されている。ミラー12の背面には偏心カム14が配設されており、ミラー12はスプリング15により偏心カム14の周面に弾接している。図1に示すつまみ16を回転操作すると偏心カム14は回転し、ミラー12はヒンジ部13を中心に矢印a方向に回転してその角度を調整することができる。後述するように、ミラー12を回転させて撮像対象物の入射光路に出入させ、対称画像を撮像する。8はレンズ部3の先端面に形成された係止孔であり、アクセサリー10はこの係止孔8に着脱自在に装着される。
【0010】
図3はこのアクセサリー10を用いた対称画像の結像原理を示すものである。6は本体2の内部背面に位置する結像部としてのフィルム、7はレンズ部3のレンズ、Aは撮像対象物である。
【0011】
図3において、撮像対象物Aの頂点イから発した光L1はレンズ7の光心を通り、光L1’としてフィルム6に入射し、頂点イ’として結像する。また撮像対象物Aの中点ロから発した光L0はレンズ7の光心を通り、光L0’としてフィルム6に入射し、中点ロ’として結像する。したがって撮像対象物Aの上半分(イ〜ロ)は、倒立画像としてフィルム6の下半分に結像する。
【0012】
また頂点イから発してミラー12に入射した光L2は、反射光L2’としてフィルム6に入射し、頂点イ”として結像する。また撮像対象物Aの中点ロから発した光L0はレンズ7の光心を通り、光L0’としてフィルム6に入射し、中点ロ’として結像する。したがって撮像対象物Aの上半分(イ〜ロ)は正立画像としてフィルム6の上半分に結像する。一方、撮像対象物Aの他の半分である下半分(ロ〜ハ)から発した光はミラー12で遮断され、フィルム6には入射しない。図3では、撮像対象物Aの下点ハから発した光L3はミラー12に遮断されることを示している。
【0013】
以上のように、撮像対象物Aの上半分(イ〜ロ)は前記倒立画像と前記正立画像から成る上下対称画像としてフィルム6に結像するが、下半分はミラー12に遮断されてフィルム6に結像しないこととなる。
【0014】
図4(a)は、アクセサリー10を用いずに、カメラ1で山を撮影した写真を示している。また図4(b)は、アクセサリー10を用いてカメラ1で同じ山を撮影した写真を示している。図4(a)では山は空を背景にその全景が撮影されている。これに対し図4(b)では、上半分が上下対称画像として撮影されている。ここで、上下反転した下半分の空を看者は水面と錯誤する。したがってこの写真は、あたかも水面に映る山を撮影したかのような撮像効果をあげる。
【0015】
図5は他の撮像例を示している。図5(a)はアクセサリー10を用いずにカメラ1で1軒の家を撮影したものである。また図5(b)は、図4(b)の場合からアクセサリー10を軸心を中心に90°回転させ、ミラー12を横向きにして同じ家を撮影したものである。この場合、図3とまったく同じ原理により、左右対称画像が撮像される。
【0016】
図6は、本発明の他の実施の形態のアクセサリーの正断面図である。このアクセサリー10’は、上記ミラー12の他に、左右2個のミラー12a,12bをミラー12と同様に回転自在に配設している。したがって何れか一方のミラー12aまたはミラー12bを光路に進出させ、他の2枚のミラー12およびミラー12aまたはミラー12bを光路から退去させれば、図5(b)に示す写真を撮像できる。
【0017】
上記実施の形態では、アクセサリー10,10’はカメラ1と別体にしているが、カメラ1と一体にしてもよいものである。またこのアクセサリーは、ビデオカメラなどの他の撮像装置にも適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、撮像対象物の対称画像を結像できるので、面白い撮像効果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラとアクセサリーの分離状態の斜視図
【図2】アクセサリーの断面図
【図3】撮像中のカメラとアクセサリーの簡略断面図
【図4】(a)写真の正面図
(b)写真の正面図
【図5】(a)写真の正面図
(b)写真の正面図
【図6】アクセサリーの正断面図
【符号の説明】
1 カメラ
2 本体
3 レンズ部
6 フィルム
7 レンズ
10,10’ アクセサリー
11 ケース
12,12a,12b ミラー
16 つまみ
Claims (2)
- 撮像装置の光路に配設されるアクセサリーであって、撮像対象物の入射光路に対して出入自在なミラーを備え、撮像対象物の半分を倒立画像として撮像装置の結像部に結像させ、また撮像対象物からの入射光の前記半分をこのミラーで反射させて撮像装置の結像部に正立画像として入射させ、また撮像対象物からの入射光の他の半分はこのミラーで遮断することにより、結像部に前記倒立画像と前記正立画像から成る対称画像を結像させることを特徴とする撮像装置のアクセサリー。
- 撮像装置の光路にアクセサリーを設けて成り、このアクセサリーが撮像対象物の入射光路に対して出入自在なミラーを備え、撮像対象物の半分を倒立画像として撮像装置の結像部に結像させ、また撮像対象物からの入射光の前記半分をこのミラーで反射させて撮像装置の結像部に正立画像として入射させ、また撮像対象物からの入射光の他の半分はこのミラーで遮断することにより、結像部に前記倒立画像と前記正立画像から成る対称画像を結像させることを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36550897A JP4038854B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 撮像装置のアクセサリーおよび撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36550897A JP4038854B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 撮像装置のアクセサリーおよび撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11184008A JPH11184008A (ja) | 1999-07-09 |
JP4038854B2 true JP4038854B2 (ja) | 2008-01-30 |
Family
ID=18484440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36550897A Expired - Fee Related JP4038854B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 撮像装置のアクセサリーおよび撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4038854B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP36550897A patent/JP4038854B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11184008A (ja) | 1999-07-09 |
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