JP4038144B2 - Vehicle washer nozzle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のウインドシールドガラス等の洗浄を行うために洗浄液を噴射する車両用ウォッシャノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のウインドシールドガラス等の洗浄を行うためのウォッシャ装置では、ウォッシャノズルを備えている。このウォッシャノズルのうち、洗浄液を車両幅方向に散開させてウインドシールドガラス面に噴射する拡散噴射ノズルとして、「フラットスプレー式ノズル」と「フルイディクス式ノズル」が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記特許文献1に示すようなフラットスプレー式のウォッシャノズルは、流通路を流れてきた洗浄液は流通路の先端部のドームで中心部に集められてから、噴射口から一気に噴射されることでその長手方向に所定の拡がり角(噴射角)をもって霧状に噴射される。しかもこの場合、噴射の際には、噴射口に設けられた絞り部の作用により、噴射口の長手方向中央で液量割合が小さく長手方向両側では液量割合が大きくなる液量分布をとることになる。
【0004】
また一方、ノズル内部に洗浄液が自励発振する発振室を含む流体回路を有したフルイディクス式のウォッシャノズルは、ウインドシールドガラス面の車両幅方向に均一な液量濃度(分布)で噴射するが、近年、着水時に運転視界を妨げないように散開角度端部に比べて中央部位を少ない液量分布としたものがある。
【0005】
ところで、これらの拡散噴射ノズルは、前述の如く洗浄液を車両幅方向に散開させて噴射しながらも運転視界を妨げずに供給できるというメリットはあるものの、やはり散開角度中央部分においては液量が不足し、運転視界を確保するにはワイパ装置(ワイパブレード)を複数回作動させて洗浄液を拭き広げる必要があり、短時間で迅速に運転視界を確保することは困難であった。
【0006】
特に、車両の高速走行時には、これら拡散噴射ノズルから噴射された洗浄液は粒径が小さいために走行風の影響を受けて目標の着水領域よりもウインドシールドガラス面の下部に着水してしまい、散開角度中央部分で液量不足が生じるといった問題があった。
【0007】
【特許文献1】
特許第3157747号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、従来の洗浄液噴射形態(噴射パターン)の欠点を解消し、着水による運転視界の妨げを防止しつつも充分な液量を供給でき、ワイパを複数回作動させることなく短時間で迅速に運転視界を確保することができる車両用ウォッシャノズルを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、車両のウインドシールドガラスに洗浄液を供給する車両用ウォッシャノズルにおいて、圧送された洗浄液を案内送給する送給路が形成され前記車両に対して固定されるノズルボディと、前記ノズルボディ内に一体に組み付けられるノズルチップと、前記ノズルチップに形成されると共に、前記送給路に連通し前記送給路から送り込まれた洗浄液を前記車両の幅方向に拡散された拡散流で基本噴射する拡散噴射口と、前記ノズルボディ又は前記ノズルチップに形成されると共に、前記送給路から送給される洗浄液の一部を前記拡散噴射口から基本噴射される拡散流とは異なる指向性のあるジェット流で集中的に補助噴射するジェット噴射口と、を備え、前記基本噴射は、前記拡散噴射口から拡散噴射される拡散角度の中央部位が両端部位に比べて少ない液量分布に設定され、前記補助噴射は、前記ジェット噴射口から前記基本噴射の中央部位に向けて噴射するよう設定されている、ことを特徴としている。
【0010】
請求項1記載の車両用ウォッシャノズルでは、拡散噴射口から車両の幅方向に拡散された拡散流で基本噴射され、しかも、ジェット噴射口から拡散流とは異なる指向性のあるジェット流で集中的に補助噴射される。
【0011】
ここで、拡散噴射口からの基本噴射が拡散噴射であり、その拡散噴射の拡散角度の中央部位が両端部位に比べて少ない液量分布に設定されているので、拡散噴射の着水による運転視界の妨げを防止することができる。しかも、液量分布の少ない基本噴射の幅方向中央部には、指向性のあるジェット流で集中的に補助噴射しており、広がりのないジェット流の着水であるので補助噴射による運転視界の妨げは極めて小さく、基本噴射(拡散噴射)の液量不足を補完することができる。
【0012】
しかも、高速走行時には基本噴射が走行風の影響で目標の着水領域よりもガラス面の下部に着水してしまっても、補助噴射は走行風の影響を受け難い指向性のあるジェット流で集中的に噴射するため、目標の着水点に着水させることができる。これにより、着水による運転視界の妨げを防止しつつも、充分な液量を供給でき、ワイパ装置(ワイパブレード)を複数回作動させることなく短時間で迅速に運転視界を確保することができる。
【0013】
請求項2に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、請求項1記載の車両用ウォッシャノズルにおいて、前記ノズルチップは、前記送給路から送り込まれた洗浄液の主流を自励発振させる発振室を有し、前記洗浄液が前記車両の幅方向に振動された拡散流で前記拡散噴射口から前記基本噴射する、ことを特徴としている。
【0014】
請求項2記載の車両用ウォッシャノズルでは、送給路から送り込まれた洗浄液はノズルチップの発振室へと送給される。さらに、洗浄液は発振室にて自励発振され、自励発振された洗浄液は拡散噴射口から車両幅方向に振動された拡散流となって噴射される。
【0015】
このように、請求項2記載のウォッシャノズルは、基本噴射するノズル部の構成として、所謂「フルイディクス式ノズル」の構成とされており、基本噴射として拡散噴射口から洗浄液を好適に拡散噴射することができる。
【0016】
請求項3に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、請求項1記載の車両用ウォッシャノズルにおいて、前記ノズルチップは、前記拡散噴射口の開口形状が前記車両の幅方向に長孔状をなしかつその長手方向中央がその短手方向から狭く絞られた絞り部を有し、前記送給路から送り込まれた洗浄液の主流を拡散方向の中央部が絞られた拡散流で前記拡散噴射口から基本噴射する、ことを特徴としている。
【0017】
請求項3記載の車両用ウォッシャノズルでは、拡散噴射口が車両幅方向に長孔状をなす開口形状とされており、しかもその長手方向中央には絞り部を有している。送給路から送り込まれた洗浄液の主流は、拡散方向の中央部が絞られた拡散流となって拡散噴射口から噴射される。
【0018】
このように、請求項3記載のウォッシャノズルは、基本噴射するノズル部の構成として、所謂「フラットスプレー式ノズル」の構成とされており、基本噴射として拡散噴射口から洗浄液を好適に拡散噴射することができる。
【0019】
請求項4に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズルにおいて、前記ノズルチップは前記ノズルボディ内に液密状態で一体に組み付けられ、前記送給路から送給される洗浄液の一部を前記ジェット噴射口に案内する分岐流路を有する、ことを特徴としている。
【0020】
請求項4記載の車両用ウォッシャノズルでは、送給路から送給される洗浄液の一部は、分岐流路に案内されて、この分岐流路に連通するジェット噴射口から指向性のあるジェット流で補助噴射される。このため、補助噴射のために独立した送給路を別個に設けてそれぞれにホースを接続・配索するといった作業が不要であり、ウォッシャノズル自体を小型にすることができる
請求項5に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズルにおいて、前記拡散噴射口からの前記基本噴射の噴射角度に対し、前記ジェット噴射口からの前記補助噴射の噴射角度が所定の角度関係を有する、ことを特徴としている。
【0021】
請求項5記載の車両用ウォッシャノズルでは、拡散噴射口からの基本噴射の噴射角度とジェット噴射口からの補助噴射の噴射角度とが所定の角度関係に設定されている。すなわち、所定領域に着水する基本噴射(拡散流)の噴射パターンにおいて液量分布の少ない部分や、あるいは拭き残しが発生し易い部分等に、補助噴射(ジェット流)で集中的に洗浄液を着水させて補完することができる。
【0022】
例えば、高速走行時の気流の影響によって(所謂、走行風に負けて)、基本噴射口から噴射される拡散流の着水エリアが下方へ下がってしまうと、運転席側の払拭範囲の上反転位置近傍の上部にはますます洗浄液が供給され難くなる。しかし、補助噴射口から噴射されるジェット流が集中して着水されることにより、走行風による気流の影響を受け難く、所望の着水点に確実に着水させることができるので、高速走行時に基本噴射による洗浄液の供給が困難なエリアに確実に補完供給できる。したがって、結果的に広い着水エリアを確保できることになり、拭き残しが生じ難くなり、払拭性能の更なる向上を図ることが可能になる。
【0023】
また例えば、運転席側ワイパブレードと助手性側ワイパブレードとで前記各噴射角度を異ならせて設定することで、基本噴射(拡散噴射)の液量分布の不均一をより一層確実に補完することが可能になる。
【0024】
請求項6に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズルにおいて、前記ジェット噴射口は、前記拡散噴射口とは独立して前記ノズルボディまたは前記ノズルチップに形成されている、ことを特徴としている。
【0025】
請求項6記載の車両用ウォッシャノズルでは、ジェット噴射口は拡散噴射口とは独立してノズルボディまたはノズルチップに形成されているため、ジェット噴射口から噴射されるジェット流の噴射角度を、拡散噴射口から噴射される拡散流と独立して設定することができ、また、拡散噴射口からの拡散流に影響されないようにしたり(互いの噴流が交わらないようにしたり)あるいは独立して噴射された上記ジェット流と拡散流とを着水直前で積極的に交わらせて混合流とすることもでき、噴射パターンの設定の自由度が向上する。したがって、払拭性能の更なる向上を図ることが可能になる。
【0026】
請求項7に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズルにおいて、前記ノズルチップは異なる2平面を有し、前記拡散噴射口は前記ノズルチップの一方の面側に設けられ、かつ、前記ジェット噴射口は前記ノズルチップの他方の面側に設けられている、ことを特徴としている。
【0027】
請求項7記載の車両用ウォッシャノズルでは、拡散噴射口がノズルチップの一方の面側に設けられ、しかもジェット噴射口がノズルチップの他方の面側に設けられているため、拡散噴射口からの拡散流とジェット噴射口からのジェット流といった互いに独立した噴射口から噴射された洗浄液が噴射直後に互いに干渉して飛散し目標着水点への着水を妨げてしまうことを防止できる。なお、着水直前にて両噴射流を交わらせた混合流を形成して着水させることもできる。
【0028】
また、例えば、ジェット噴射口から噴射されるジェット流を、拡散噴射口から噴射される拡散流とは独立してしかもその上方に設定することができる。したがって、例えば、高速走行時の気流の影響によって(所謂、風に負けて)、拡散噴射口から噴射される拡散流の着水エリアが下方へ下がってしまっても、その上方部位にはジェット噴射口から噴射されるジェット流が集中して着水されることになり、走行風の気流の影響を受け難く、目標の着水点に安定して洗浄液を着水させて供給することができる。
【0029】
請求項8に係る発明の車両用ウォッシャノズルは、請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズルにおいて、前記分岐流路の前記ジェット噴射口への連通部位は、所定の狭窄形状とされている、ことを特徴としている。
【0030】
請求項8記載の車両用ウォッシャノズルでは、分岐流路のジェット噴射口への連通部位が所定の狭窄形状とされているため、ジェット噴射口から噴射されるジェット流の噴射圧を好適に高めることができ、ジェット流の指向性を確保して効率よく噴射することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1には本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズル10の全体構成が斜視図にて示されている。また、図2にはこのウォッシャノズル10の断面図が示されており、図3にはウォッシャノズル10の正面図が示されている。さらに、図4には図3の4−4線に沿ったウォッシャノズル10の断面図が示されている。
【0032】
ウォッシャノズル10は、ノズルボディ12とノズルチップ14によって構成されている。
【0033】
ノズルボディ12は樹脂製とされており、図示しない車両のボディーパネルに頭部15が露出した状態で係止される。また、ノズルボディ12の下端部には円筒形のホース連結部16が形成されており、洗浄液収容タンクに接続された図示しないホースが連結される。
【0034】
また、ノズルボディ12には、前面側へと開口するチップ収容部18が形成されると共に、このチップ収容部18に連続して送給路20が形成されている。この送給路20は、その一端部が前記ホース連結部16に達している。
【0035】
チップ収容部18には、樹脂成形によって形成されたノズルチップ14が一体的にかつ液密に嵌め込まれている。ノズルチップ14は、全体として箱状に形成されており、チップ収容部18に嵌め込まれた状態において送給路20に連通する(送給路20の一部を構成する)流路22が形成されている。またさらに、ノズルチップ14の下面側(図1乃至図3において下方側)には、発振室24及び拡散噴射口26が形成されている。
【0036】
図4に詳細に示す如く、この発振室24は、流路22に連続すると共に拡散噴射口26に連通する主流路28と、主流路28から左右それぞれに分岐する一対のフィードバック流路30とが設けられた構成となっており、流路22からの洗浄液が送給されるようになっている。フィードバック流路30はこの際に流路22から送給される洗浄液の一部を分岐して案内し再び主流路28へ戻すように構成されている。これにより、フィードバック流路30に案内された洗浄液が所謂「制御流」となって主流路28を流れる洗浄液を自励発振させ、この自励発振した洗浄液が扇状の拡散流として拡散噴射口26から噴射される構成である。したがって、洗浄液を比較的広い範囲に噴射することができ、洗浄面積を増大することが可能となっている。
【0037】
またさらに、ノズルチップ14の上面側(図1乃至図3において上方側)には、分岐流路32が形成されている。分岐流路32は、流路22に連通して形成されており、流路22から発振室24へと送給される洗浄液の一部を独立して案内することができる。さらに、この分岐流路32の先端部分には、ジェット噴射口36が形成されている。このジェット噴射口36は、ノズルチップ14の前面側に開口している。すなわち、このジェット噴射口36は、前述した拡散噴射口26に対し、拡散噴射口26からの拡散流の拡散方向に沿って変位した位置、詳細には左右に大きくズレかつ上下にも少しズレた位置に設けられている。これにより、ジェット噴射口36は、分岐流路32からの洗浄液を前述した拡散噴射口26から噴射される拡散流とは異なる指向性のある独立したジェット流で噴射することができる構成である。
【0038】
また、分岐流路32のジェット噴射口36への連通部位は、所定の狭窄形状(絞り形状)とされた絞り部34となっている。
【0039】
以上の如く、このウォッシャノズル10は、拡散噴射口26が所謂「フルイディクス式ノズル」の構成とされており、基本噴射として拡散噴射口26から洗浄液を好適に拡散噴射することができる構成となっている。
【0040】
ここで、図5にはこのウォッシャノズル10による洗浄液噴射エリアが正面図にて示されている。
【0041】
このウォッシャノズル10は、運転席D側及び助手席P側のウインドガラスGに対応してそれぞれ配置されており、運転席側ワイパブレード40の払拭範囲DHと助手席側ワイパブレード42の払拭範囲PHのそれぞれに同様の噴射パターンで洗浄液を噴射することができる。
【0042】
詳細には、このウォッシャノズル10からは、拡散噴射口26から噴射される拡散流を「基本噴射流X」として、ワイパブレード40、42の払拭範囲DH、PHのほぼ中央部分に設定された第1着水点DW1、PW1に洗浄液が着水し(基本噴射)、しかも、ジェット噴射口36から噴射されるジェット流を「補助噴射流Y」として、前記拡散噴射口26から噴射される拡散流とは独立してその上方に設定された第2着水点DW2、PW2に着水する(補助噴射)ように、洗浄液噴射エリアが設定されている。
【0043】
しかもこの場合、図7に示す如く、拡散噴射口26から噴射される拡散流の「基本噴射流X」は、拡散噴射口26から拡散噴射される拡散角度の中央部位が両端部位に比べて少ない液量分布に設定されている。またしかも、ジェット噴射口36から噴射されるジェット流の「補助噴射流Y」は、ジェット噴射口36から前記「基本噴射流X」の中央部位に向けて噴射するよう設定されている。すなわち、第2着水点DW2、PW2は、第1着水点DW1、PW1のそれぞれ幅方向中央部に対応して設定されている。したがって、拡散噴射口26からの拡散流の「基本噴射流X」において液量分布の少ない左右方向中央部分Aが存在しても、第2着水点DW2、PW2に着水する「補助噴射流Y」による洗浄液によって、図6に示す如く拡散噴射口26からの基本噴射(拡散噴射)の前記液量分布の不均一(液量分布の偏在)を補完することができる構成となっている。
【0044】
次の本第1の実施の形態の作用を説明する。
【0045】
上記構成のウォッシャノズル10では、タンクから圧送されノズルボディ12のホース連結部16から送り込まれた洗浄液は、送給路20及び流路22に案内されてノズルチップ14の発振室24へ送り込まれ、しかもこの際に、流路22から送給される洗浄液の一部がフィードバック流路30によって分岐されて案内され再び主流路28へ戻される。これにより、フィードバック流路30に案内された洗浄液が所謂制御流となって主流路28を流れる洗浄液を自励発振させ、この自励発振された洗浄液が、扇状の拡散流として拡散噴射口26から噴射される。
【0046】
またさらに、これと同時に、流路22から発振室24へと送給される洗浄液の一部は、ノズルチップ14の分岐流路32に案内され、ジェット噴射口36からジェット流で噴射される。すなわち、ジェット噴射口36から噴射されるジェット流は、拡散噴射口26から噴射される拡散流とは異なり指向性のある独立した噴流として噴射される。したがって、このウォッシャノズル10では、拡散噴射口26からの扇状の拡散流で広域に洗浄液を噴射して着水できるのみならず、ジェット噴射口36から指向性のあるジェット流で集中的に洗浄液を着水させることができる。
【0047】
しかもここで、このウォッシャノズル10では、運転席D側のワイパブレード40及び助手席P側のワイパブレード42の各払拭範囲内に設定された第1着水点DW1、PW1に洗浄液が着水するように「基本噴射流X」によって基本噴射されると共に、前記「基本噴射流X」とは独立してその上方に設定された第2着水点DW2、PW2に洗浄液が着水するように「補助噴射流Y」によって補助噴射される。特に、拡散噴射口26から噴射される拡散流の「基本噴射流X」は、拡散噴射口26から拡散噴射される拡散角度の中央部位が両端部位に比べて少ない液量分布に設定されているので、拡散噴射の着水による運転視界の妨げを防止することができる。またしかも、ジェット噴射口36から噴射されるジェット流の「補助噴射流Y」は、ジェット噴射口36から前記「基本噴射流X」の中央部位に向けて噴射される。すなわち、液量分布の少ない「基本噴射流X」の幅方向中央部には、指向性のあるジェット流で集中的に「補助噴射流Y」で補助噴射しており、広がりのないジェット流の着水であるので補助噴射による運転視界の妨げは極めて小さく、「基本噴射流X」(拡散噴射)の液量不足を補完することができる。
【0048】
しかも、高速走行時には「基本噴射流X」が走行風の影響で目標の着水領域よりもガラス面の下部に着水してしまっても、「補助噴射流Y」は走行風の影響を受け難い指向性のあるジェット流で集中的に噴射するため、目標の着水点に着水させることができる。これにより、着水による運転視界の妨げを防止しつつも、充分な液量を供給でき、ワイパ装置(ワイパブレード40、42)を複数回作動させることなく短時間で迅速に運転視界を確保することができる。
【0049】
さらに、上記「補助噴射流Y」は、「基本噴射流X」に対し比較的少量の液量を集中して噴射することで基本噴射を補完しているので、洗浄液が過剰に供給されて洗浄液を無駄としないばかりでなく、過剰供給による液ダレや跳ね飛ばし(反転位置でワイパブレード40、42により洗浄液が跳ね飛ばされること)をも防止している。
【0050】
またさらに、このウォッシャノズル10では、単一のノズルチップ14に拡散噴射口26及びジェット噴射口36を備えており、「基本噴射流X」のみならず「補助噴射流Y」をも噴射できるため、補助噴射のために独立した送給路を別個に設けてそれぞれにホースを接続・配索するといった作業が不要であり、ウォッシャノズル10自体を小型にすることができる
なお、前述した第1の実施の形態においては、ジェット噴射口36を拡散噴射口26とは独立して分岐流路32と共にノズルチップ14に形成する構成としたが、これに限らず、分岐流路32がノズルチップ14に形成され、ジェット噴射口36がノズルボディ12に形成された構成としてもよい。
【0051】
またこの場合、ジェット噴射口36は、ノズルチップ14の拡散噴射口26に対して上面側に形成した好ましい例としたが、図8に示す如く、ジェット噴射口36を、初期角度調節においてノズルチップ14の厚さの範囲で拡散噴射口26に対し下面側に形成してもよい。
【0052】
また、前記第1の実施の形態においては、ノズルボディ12は、車両のボディパネルに頭部15が露出した状態で取り付けられる構成としたが、これに限らず、図9に示す如く、エンジンフードF後端部の下面側(裏面側)に取り付けられる構成としてもよい。
【0053】
次に、本発明の他の形態を説明する。
【0054】
なお、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部品には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与し、その説明を省略する。
[第2の実施の形態]
図10には、第2の実施の形態に係るウォッシャノズル50の構成が斜視図にて示されている。
【0055】
このウォッシャノズル50は、ノズルボディ52とノズルチップ54によって構成されている。
【0056】
ノズルボディ52の基部52Aの側壁には一対の係止爪53が頭部52Bへ向かって延出されており、図示しない車両のボディーパネルに頭部52Bが露出した状態で係止される。
【0057】
一方、ノズルチップ54は、図11及び図12に示す如く、前記第1の実施の形態に係るウォッシャノズル10のノズルチップ14と同様に、その下面側(図12において下方側)に発振室24及び拡散噴射口26が形成されている。
【0058】
またさらに、ノズルチップ54の下面側には、分岐流路56及びジェット噴射口58が形成されている。この分岐流路56は、流路22(送給路20)に連通すると共に、発振室24の主流路28に沿って(主流路28の上壁を部分的に切り欠くようにして)一体に連続して直線状に形成されており、ジェット噴射口58は、分岐流路56に連続して拡散噴射口26の直上に設けられている。これにより、ジェット噴射口58は、発振室24を経ることなく分岐流路56からの洗浄液を前述した拡散噴射口26から噴射される拡散流とは異なる指向性のあるジェット流で噴射することができる構成である。
【0059】
次の本第2の実施の形態の作用を説明する。
【0060】
上記構成のウォッシャノズル50では、ジェット噴射口58が拡散噴射口26の直上に設けられているため、ジェット噴射口58から噴射されるジェット流を、拡散噴射口26から噴射される拡散流と交わらせて混合流として噴射することができ、拡散噴射口26からの拡散流の噴射パターンにおいて液量分布の少ない部分(例えば、前記第1の実施の形態において説明した如く、左右方向中央部分)を補完することができる。これにより、払拭性能の更なる向上を図ることが可能になる。
【0061】
また、分岐流路56及びジェット噴射口58がノズルチップ54の発振室24に一体に連続して形成されているため、各部品の他の部位に影響がなく、部品構成を単純でコンパクトなものにすることができる。
[第3の実施の形態]
図13には、第3の実施の形態に係るウォッシャノズル60の全体構成が断面図にて示されている。
【0062】
このウォッシャノズル60は、車両のボディーパネルに取り付けられた樹脂製のノズルボディ62と、ノズルボディ62に形成された送給路66の出口部分の凹部68に嵌め込まれた樹脂製のノズルチップ64とからなる。送給路66は、洗浄液の通り道となり、凹部68は内周面が球面状に形成されている。図14及び図15にも示す如く、ノズルチップ64の基部は凹部68に嵌合できるように外周面が球面状に形成されている。このため、ノズルチップ64は凹部68に圧入された嵌合状態でその軸心周りに回動可能に取り付けられている。
【0063】
また、このノズルチップ64には、その後端部分で開口する流通路70が円柱状に延びている。流通路70は、ノズルチップ64が凹部68に圧入された状態において送給路66と連通するようになっている。流通路70の先端部分(出口部分)は半球状のドームに形成されている。
【0064】
さらに、ノズルチップ64の先端部は、先端両側から切り込んだ十字状の溝72、74により4つに分断されるように延びる4本の延出部76を有している。溝72の底部には瓢箪型の拡散噴射口78が、流通路70とドーム部分にて連通する状態でその長手方向を溝72の延び方向に一致させるように形成されている。拡散噴射口78の長手方向中央部は、その短手方向両側から互いに対向して対称に突出する一対の絞り部80により絞られている。すなわち、ノズルチップ64は、拡散噴射口78の開口形状が車両の幅方向に長孔状を成しており、しかもその長手方向中央がその短手方向から狭く絞られた絞り部80を有した構成となっている。これにより、ノズルチップ64は、送給路66から送り込まれた洗浄液の主流を拡散方向の中央部が絞られた拡散流で拡散噴射口78から基本噴射することができる構成となっている。しかもこの場合、噴射の際には、拡散噴射口78に設けられた絞り部80の作用により、拡散噴射口78の長手方向中央で液量割合が小さく長手方向両側では液量割合が大きくなる液量分布をとることになる。
【0065】
以上の如く、このウォッシャノズル60は、拡散噴射口78が所謂「フラットスプレー式ノズル」の構成とされており、基本噴射として拡散噴射口78から洗浄液を好適に拡散噴射することができる構成となっている。
【0066】
またさらに、ウォッシャノズル60のノズルチップ64には、流通路70に連通する分岐流路82が形成されており、さらに、この分岐流路82の先端部分はノズルチップ64の前面側(溝74の上側底部)に開口してジェット噴射口84となっている。このため、送給路66から送給される洗浄液の一部は分岐流路82によって案内されてジェット噴射口84へ至り、拡散噴射口78から基本噴射される拡散流とは異なる指向性のあるジェット流で集中的に補助噴射することができる構成となっている。
【0067】
しかもこの場合、拡散噴射口78から噴射される拡散流の「基本噴射」は、拡散噴射口78から拡散噴射される拡散角度の中央部位が両端部位に比べて少ない液量分布に設定されている。またしかも、ジェット噴射口84から噴射されるジェット流の「補助噴射」は、ジェット噴射口84から前記「基本噴射」の中央部位に向けて噴射するよう設定されている。したがって、拡散噴射口78からの拡散流の「基本噴射」において液量分布の少ない左右方向中央部分が存在しても、「補助噴射」による洗浄液によって、拡散噴射口78からの基本噴射(拡散噴射)の前記液量分布の不均一(液量分布の偏在)を補完することができる構成となっている。
【0068】
次の本第3の実施の形態の作用を説明する。
【0069】
上記構成のウォッシャノズル60では、拡散噴射口78から車両の幅方向に拡散された拡散流で基本噴射され、しかも、ジェット噴射口84から拡散流とは異なる指向性のあるジェット流で集中的に補助噴射される。
【0070】
ここで、このウォッシャノズル60においても、前述した第1及び第2の実施の形態と同様に、拡散噴射口78からの基本噴射が拡散噴射であり、その拡散噴射の拡散角度の中央部位が両端部位に比べて少ない液量分布に設定されているので、拡散噴射の着水による運転視界の妨げを防止することができる。しかも、液量分布の少ない基本噴射の幅方向中央部には、ジェット噴射口84から指向性のあるジェット流で集中的に補助噴射しており、広がりのないジェット流の着水であるので補助噴射による運転視界の妨げは極めて小さく、基本噴射(拡散噴射)の液量不足を補完することができる。
【0071】
しかも、高速走行時には基本噴射が走行風の影響で目標の着水領域よりもガラス面の下部に着水してしまっても、補助噴射は走行風の影響を受け難い指向性のあるジェット流で集中的に噴射するため、目標の着水点に着水させることができる。これにより、着水による運転視界の妨げを防止しつつも、充分な液量を供給でき、ワイパ装置(ワイパブレード)を複数回作動させることなく短時間で迅速に運転視界を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズルの構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズルの構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズルの構成を示す正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズルの構成を示す図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズルが適用されたウォッシャ装置の洗浄液噴射エリアを示す正面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズルによって噴射される洗浄液の液量分布状態を示す概略的な平面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るウォッシャノズルの拡散噴射口から基本噴射される洗浄液の液量分布状態を示す概略的な平面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の変形例に係るウォッシャノズルの構成を示す断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態の変形例に係るウォッシャノズルの取付状態を示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るウォッシャノズルの構成を示す斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るウォッシャノズルのノズルチップの構成を示す裏面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るウォッシャノズルのノズルチップの構成を示す正面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るウォッシャノズルの構成を示す断面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係るウォッシャノズルのノズルチップの構成を示す断面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係るウォッシャノズルのノズルチップの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10・・ウォッシャノズル、12・・ノズルボディ、14・・ノズルチップ、20・・送給路、22・・流路、24・・発振室、26・・拡散噴射口、28・・主流路、30・・フィードバック流路、32・・分岐流路、34・・絞り部、36・・ジェット噴射口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle washer nozzle that injects a cleaning liquid in order to clean a windshield glass or the like of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
A washer device for cleaning a windshield glass of a vehicle is provided with a washer nozzle. Among these washer nozzles, "flat spray type nozzles" and "fluidic type nozzles" are known as diffusion spray nozzles that spray cleaning liquid in the vehicle width direction and spray it onto the windshield glass surface (for example, Patent Documents). 1).
[0003]
The flat spray type washer nozzle as shown in Patent Document 1 is such that the cleaning liquid that has flowed through the flow passage is collected at the center by the dome at the tip of the flow passage, and then sprayed from the injection port at once. It is sprayed in the form of a mist with a predetermined spread angle (injection angle) in the longitudinal direction. In addition, in this case, a liquid volume distribution in which the liquid volume ratio is small at the center in the longitudinal direction of the spray nozzle and the liquid volume ratio is large on both sides in the longitudinal direction is taken during the injection. become.
[0004]
On the other hand, a fluidic type washer nozzle having a fluid circuit including an oscillation chamber in which the cleaning liquid self-oscillates in the nozzle injects with a uniform liquid concentration (distribution) in the vehicle width direction of the windshield glass surface. In recent years, there has been a liquid volume distribution at the central portion that is smaller than that at the spread angle end so as not to disturb the driving field of view at the time of landing.
[0005]
By the way, although these diffusion spray nozzles have the advantage that they can be supplied without disturbing the driving field of view while spraying and spraying the cleaning liquid in the vehicle width direction as described above, the liquid amount is still insufficient at the center of the spread angle. In order to secure the driving field of view, it is necessary to operate the wiper device (wiper blade) a plurality of times to wipe off the cleaning liquid, and it is difficult to ensure the driving field of view quickly in a short time.
[0006]
In particular, when the vehicle is traveling at high speed, the cleaning liquid sprayed from these diffusion spray nozzles has a small particle size, so that it is affected by the traveling wind and reaches the lower part of the windshield glass surface than the target landing area. There was a problem that the liquid amount was insufficient at the center of the spread angle.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3157747
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In consideration of the above facts, the present invention eliminates the drawbacks of the conventional cleaning liquid injection mode (injection pattern), can supply a sufficient amount of liquid while preventing impediments to driving visibility due to landing, and operates the wiper multiple times. An object of the present invention is to obtain a vehicle washer nozzle that can ensure a driving field of view quickly in a short time.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The vehicle washer nozzle according to the first aspect of the present invention is a vehicle washer nozzle that supplies cleaning liquid to a windshield glass of the vehicle, and a feed passage for guiding and feeding the pressure-fed cleaning liquid is formed and fixed to the vehicle. With a nozzle body, Nozzle chip integrally assembled in the nozzle body, and a diffusion flow formed in the nozzle chip and diffused in the width direction of the vehicle with the cleaning liquid fed from the feed path in communication with the feed path And a diffusion flow which is formed in the nozzle body or the nozzle tip and is partly jetted from the diffusion injection port. A jet injection port for intensive auxiliary injection with a directional jet flow; The basic injection is set such that a central portion of the diffusion angle diffused and injected from the diffusion injection port is set to a liquid volume distribution smaller than both end portions, and the auxiliary injection is performed from the jet injection port to the basic injection. It is set to inject toward the central part.
[0010]
In the vehicle washer nozzle according to claim 1, basic injection is performed with a diffusion flow diffused in the width direction of the vehicle from the diffusion injection port, and the jet flow having a directivity different from the diffusion flow is concentrated from the jet injection port. Auxiliary injection.
[0011]
Here, the basic injection from the diffusion injection port is diffusion injection, and since the central part of the diffusion angle of the diffusion injection is set to a smaller liquid amount distribution than both end parts, the driving field of view due to the landing of the diffusion injection Can be prevented. In addition, in the central part in the width direction of the basic injection with a small liquid volume distribution, the auxiliary injection is concentrated and concentrated by the directional jet flow, and the landing of the jet flow that does not spread is made. The hindrance is extremely small, and the shortage of liquid in basic injection (diffusion injection) can be compensated.
[0012]
Moreover, even when the basic jets land at the lower part of the glass surface than the target landing area due to the influence of the driving wind during high-speed driving, the auxiliary injection is a directional jet flow that is hardly affected by the driving wind. Since it is injected intensively, it is possible to land at a target landing point. As a result, a sufficient amount of liquid can be supplied while preventing the driving view from being disturbed by landing, and the driving view can be secured quickly in a short time without operating the wiper device (wiper blade) multiple times. .
[0013]
A vehicle washer nozzle according to a second aspect of the present invention is the vehicle washer nozzle according to the first aspect, wherein the nozzle tip has an oscillation chamber that self-oscillates the main flow of the cleaning liquid fed from the feeding path. The cleaning liquid is jetted from the diffusion jet port in a diffuse flow oscillated in the width direction of the vehicle.
[0014]
In the vehicular washer nozzle according to the second aspect, the cleaning liquid fed from the feeding path is fed to the oscillation chamber of the nozzle tip. Further, the cleaning liquid is self-excited in the oscillation chamber, and the self-excited cleaning liquid is jetted as a diffusion flow oscillated in the vehicle width direction from the diffusion jet port.
[0015]
Thus, the washer nozzle according to claim 2 is configured as a so-called “fluidic type nozzle” as the configuration of the nozzle portion for basic injection, and the cleaning liquid is suitably diffusely injected from the diffusion injection port as the basic injection. be able to.
[0016]
A vehicle washer nozzle according to a third aspect of the present invention is the vehicle washer nozzle according to the first aspect, wherein the nozzle tip has an elongated opening shape in the width direction of the vehicle, and the nozzle tip The center of the longitudinal direction has a narrowed portion narrowed from the short side direction, and the main flow of the cleaning liquid fed from the feeding path is a basic flow from the diffusion jet port as a diffusion flow with the central portion of the diffusion direction narrowed It is characterized by that.
[0017]
In the vehicular washer nozzle according to the third aspect, the diffusion injection port has an opening shape having a long hole shape in the vehicle width direction, and further has a throttle portion at the center in the longitudinal direction. The main flow of the cleaning liquid fed from the supply path is ejected from the diffusion ejection port as a diffused flow whose central portion in the diffusion direction is narrowed.
[0018]
Thus, the washer nozzle according to claim 3 is configured as a so-called “flat spray nozzle” as a configuration of the nozzle portion for basic injection, and the cleaning liquid is suitably diffusely injected from the diffusion injection port as the basic injection. be able to.
[0019]
A vehicle washer nozzle according to a fourth aspect of the present invention is the vehicle washer nozzle according to any one of the first to third aspects, wherein the nozzle tip is integrally assembled in the nozzle body in a liquid-tight state. And having a branch flow path for guiding a part of the cleaning liquid fed from the feed path to the jet injection port.
[0020]
The vehicle washer nozzle according to claim 4, wherein a part of the cleaning liquid fed from the feeding path is guided to the branch flow path, and a directional jet flow is transmitted from the jet injection port communicating with the branch flow path. At the auxiliary injection. For this reason, it is not necessary to separately provide independent feeding paths for auxiliary injection, and to connect / route hoses to each, and the washer nozzle itself can be reduced in size.
A vehicle washer nozzle according to a fifth aspect of the present invention is the vehicle washer nozzle according to any one of the first to fourth aspects, wherein the injection angle of the basic injection from the diffusion injection port is The injection angle of the auxiliary injection from the jet injection port has a predetermined angular relationship.
[0021]
In the vehicle washer nozzle according to the fifth aspect, the injection angle of the basic injection from the diffusion injection port and the injection angle of the auxiliary injection from the jet injection port are set in a predetermined angular relationship. In other words, the cleaning liquid is intensively applied by the auxiliary injection (jet flow) to the portion where the liquid amount distribution is small or the portion where the wiping residue is likely to occur in the injection pattern of the basic injection (diffusion flow) landing on the predetermined area. Can be supplemented with water.
[0022]
For example, if the landing area of the diffused flow injected from the basic injection port falls downward due to the influence of the airflow during high-speed driving (so-called driving wind), the wiping range on the driver's seat is reversed upside down. The upper part in the vicinity of the position becomes more difficult to supply the cleaning liquid. However, since the jet stream injected from the auxiliary injection port is concentrated and landed, it is difficult to be affected by the airflow caused by the traveling wind, and it is possible to reliably land at a desired landing point, so that high speed traveling Sometimes, supplementary supply can be reliably provided to areas where it is difficult to supply cleaning liquid by basic injection. Therefore, as a result, a wide water landing area can be secured, and it is difficult for unwiping to occur, and the wiping performance can be further improved.
[0023]
In addition, for example, by setting the injection angles differently for the driver-side wiper blade and the assistant wiper blade, the non-uniformity in the liquid distribution of the basic injection (diffusion injection) can be more reliably compensated. Is possible.
[0024]
A vehicle washer nozzle according to a sixth aspect of the present invention is the vehicle washer nozzle according to any one of the first to fifth aspects, wherein the jet injection port is independent of the diffusion injection port. It is formed in the nozzle body or the nozzle tip.
[0025]
In the vehicle washer nozzle according to claim 6, since the jet injection port is formed in the nozzle body or nozzle tip independently of the diffusion injection port, the jet angle of the jet flow injected from the jet injection port is diffused. It can be set independently of the diffusion flow injected from the injection port, and is not affected by the diffusion flow from the diffusion injection port (so that the mutual jets do not intersect) or is injected independently. In addition, the jet flow and the diffusion flow can be actively mixed immediately before landing to form a mixed flow, and the degree of freedom in setting the injection pattern is improved. Accordingly, it is possible to further improve the wiping performance.
[0026]
A vehicle washer nozzle according to a seventh aspect of the present invention is the vehicle washer nozzle according to any one of the first to sixth aspects, wherein the nozzle tip has two different planes, and the diffusion injection port is The nozzle tip is provided on one surface side, and the jet injection port is provided on the other surface side of the nozzle tip.
[0027]
In the vehicle washer nozzle according to claim 7, since the diffusion injection port is provided on one surface side of the nozzle tip and the jet injection port is provided on the other surface side of the nozzle tip, It is possible to prevent the cleaning liquids injected from the mutually independent injection ports such as the diffusion flow and the jet flow from the jet injection ports from interfering with each other immediately after the injection and scattering and preventing the landing to the target landing point. In addition, it is also possible to form a mixed flow in which both jet streams are mixed immediately before landing and land the water.
[0028]
Further, for example, the jet flow injected from the jet injection port can be set independently of and above the diffusion flow injected from the diffusion injection port. Therefore, for example, even if the landing area of the diffusion flow injected from the diffusion injection port falls downward due to the influence of the air flow during high speed traveling (so-called wind), The jet stream ejected from the mouth is concentrated and landed, and is hardly affected by the airflow of the traveling wind, so that the cleaning liquid can be stably landed and supplied to the target landing point.
[0029]
The vehicular washer nozzle according to an eighth aspect of the present invention is the vehicular washer nozzle according to any one of the fourth to seventh aspects, wherein the communicating portion of the branch flow path to the jet injection port is a predetermined portion. It is characterized by having a narrowed shape.
[0030]
In the vehicular washer nozzle according to claim 8, since the communicating part to the jet injection port of the branch flow path has a predetermined narrow shape, the injection pressure of the jet flow injected from the jet injection port is preferably increased. It is possible to ensure the jet flow directivity and efficiently inject.
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
FIG. 1 is a perspective view showing the overall configuration of a
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
In addition, the
[0035]
A
[0036]
As shown in detail in FIG. 4, the
[0037]
Furthermore, a
[0038]
Further, the communicating part of the
[0039]
As described above, the
[0040]
Here, FIG. 5 shows a front view of the cleaning liquid ejection area by the
[0041]
The
[0042]
Specifically, from the
[0043]
In addition, in this case, as shown in FIG. 7, the “basic injection flow X” of the diffusion flow injected from the
[0044]
The operation of the following first embodiment will be described.
[0045]
In the
[0046]
At the same time, a part of the cleaning liquid fed from the
[0047]
Moreover, in this
[0048]
In addition, even if the “basic jet flow X” reaches the lower part of the glass surface than the target landing area due to the influence of the traveling wind, the “auxiliary jet flow Y” is affected by the traveling wind. Since the jet stream is difficult to direct and is intensively jetted, it is possible to land at the target landing point. As a result, a sufficient amount of liquid can be supplied while preventing the driving view from being blocked by landing, and the driving view can be secured quickly in a short time without operating the wiper device (
[0049]
Furthermore, since the “auxiliary injection flow Y” supplements the basic injection by concentrating a relatively small amount of liquid with respect to the “basic injection flow X”, the cleaning liquid is excessively supplied and the cleaning liquid is supplied. In addition, the liquid is prevented from dripping or splashing due to excessive supply (the cleaning liquid is splashed off by the
[0050]
Furthermore, with this
In the first embodiment described above, the
[0051]
Further, in this case, the
[0052]
In the first embodiment, the
[0053]
Next, another embodiment of the present invention will be described.
[0054]
Note that components that are basically the same as those in the first embodiment are given the same reference numerals as those in the first embodiment, and descriptions thereof are omitted.
[Second Embodiment]
FIG. 10 is a perspective view showing the configuration of the
[0055]
The
[0056]
A pair of locking
[0057]
On the other hand, as shown in FIGS. 11 and 12, the
[0058]
Furthermore, a
[0059]
The operation of the second embodiment will be described.
[0060]
In the
[0061]
In addition, since the
[Third Embodiment]
FIG. 13 is a sectional view showing the overall configuration of the
[0062]
The
[0063]
In addition, the
[0064]
Further, the tip portion of the
[0065]
As described above, this
[0066]
Further, a
[0067]
Moreover, in this case, the “basic injection” of the diffusion flow injected from the
[0068]
Next, the operation of the third embodiment will be described.
[0069]
In the
[0070]
Here, also in this
[0071]
Moreover, even when the basic jets land at the lower part of the glass surface than the target landing area due to the influence of the driving wind during high-speed driving, the auxiliary injection is a directional jet flow that is hardly affected by the driving wind. Since it is injected intensively, it is possible to land at a target landing point. As a result, a sufficient amount of liquid can be supplied while preventing the driving view from being disturbed by landing, and the driving view can be secured quickly in a short time without operating the wiper device (wiper blade) multiple times. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a washer nozzle according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a configuration of a washer nozzle according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view showing a configuration of a washer nozzle according to the first embodiment of the present invention.
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG. 3 showing the configuration of the washer nozzle according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a front view showing a cleaning liquid ejection area of the washer device to which the washer nozzle according to the first embodiment of the present invention is applied.
FIG. 6 is a schematic plan view showing a liquid amount distribution state of the cleaning liquid ejected by the washer nozzle according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic plan view showing a liquid amount distribution state of the cleaning liquid that is fundamentally injected from the diffusion injection port of the washer nozzle according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a configuration of a washer nozzle according to a modification of the first embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a mounting state of a washer nozzle according to a modification of the first embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing a configuration of a washer nozzle according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a back view showing a configuration of a nozzle tip of a washer nozzle according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a front view showing a configuration of a nozzle tip of a washer nozzle according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a configuration of a washer nozzle according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a configuration of a nozzle tip of a washer nozzle according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a perspective view showing a configuration of a nozzle tip of a washer nozzle according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 ··· Washer nozzle, 12 ·· Nozzle body, 14 ·· Nozzle tip, 20 ·· Feeding path, 22 ·· Flow path, 24 ·· Oscillation chamber, 26 ·· Diffusion injection port, 28 ·· Main flow path, 30 .. Feedback flow path, 32.. Branch flow path, 34..
Claims (8)
圧送された洗浄液を案内送給する送給路が形成され前記車両に対して固定されるノズルボディと、
前記ノズルボディ内に一体に組み付けられるノズルチップと、
前記ノズルチップに形成されると共に、前記送給路に連通し前記送給路から送り込まれた洗浄液を前記車両の幅方向に拡散された拡散流で基本噴射する拡散噴射口と、
前記ノズルボディ又は前記ノズルチップに形成されると共に、前記送給路から送給される洗浄液の一部を前記拡散噴射口から基本噴射される拡散流とは異なる指向性のあるジェット流で集中的に補助噴射するジェット噴射口と、
を備え、
前記基本噴射は、前記拡散噴射口から拡散噴射される拡散角度の中央部位が両端部位に比べて少ない液量分布に設定され、
前記補助噴射は、前記ジェット噴射口から前記基本噴射の中央部位に向けて噴射するよう設定されている、
ことを特徴とする車両用ウォッシャノズル。In the vehicle washer nozzle that supplies the cleaning liquid to the windshield glass of the vehicle,
A nozzle body in which a feeding path for guiding and feeding the pumped cleaning liquid is formed and fixed to the vehicle;
A nozzle tip integrally assembled in the nozzle body;
A diffusion injection port that is formed in the nozzle tip and that performs basic injection with a diffusion flow diffused in the width direction of the vehicle and communicating with the supply path from the supply path;
A part of the cleaning liquid that is formed on the nozzle body or the nozzle tip and that is fed from the feeding path is concentrated in a jet flow having a directivity different from the diffusion flow that is fundamentally jetted from the diffusion jet port. A jet injection port for auxiliary injection,
With
The basic injection is set to a liquid volume distribution in which the central part of the diffusion angle diffused and injected from the diffusion injection port is smaller than both end parts,
The auxiliary injection is set so as to be injected from the jet injection port toward the central portion of the basic injection.
This is a vehicle washer nozzle.
ことを特徴とする請求項1記載の車両用ウォッシャノズル。The nozzle tip has an oscillation chamber that self-oscillates the main flow of the cleaning liquid sent from the supply path, and the basic injection from the diffusion injection port by a diffusion flow in which the cleaning liquid is oscillated in the width direction of the vehicle. To
The vehicle washer nozzle according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1記載の車両用ウォッシャノズル。The nozzle tip has a throttle portion in which the opening shape of the diffusion jet port is a long hole shape in the width direction of the vehicle and the center in the longitudinal direction is narrowed narrowly from the short side direction. The main flow of the cleaning liquid that has been sent is fundamentally injected from the diffusion injection port in a diffusion flow in which the central portion in the diffusion direction is narrowed
The vehicle washer nozzle according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズル。The nozzle tip is integrally assembled in the nozzle body in a liquid-tight state, and has a branch flow path that guides a part of the cleaning liquid fed from the feeding path to the jet injection port.
The vehicle washer nozzle according to any one of claims 1 to 3.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズル。The injection angle of the auxiliary injection from the jet injection port has a predetermined angular relationship with respect to the injection angle of the basic injection from the diffusion injection port.
The vehicle washer nozzle according to any one of claims 1 to 4, wherein the vehicle washer nozzle is provided.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズル。The jet injection port is formed in the nozzle body or the nozzle tip independently of the diffusion injection port.
The vehicle washer nozzle according to any one of claims 1 to 5, wherein the vehicle washer nozzle is provided.
前記拡散噴射口は前記ノズルチップの一方の面側に設けられ、かつ、前記ジェット噴射口は前記ノズルチップの他方の面側に設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズル。The nozzle tip has two different planes;
The diffusion injection port is provided on one surface side of the nozzle tip, and the jet injection port is provided on the other surface side of the nozzle tip,
The vehicle washer nozzle according to any one of claims 1 to 6.
ことを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載の車両用ウォッシャノズル。The communication part of the branch flow path to the jet injection port has a predetermined narrow shape,
The vehicle washer nozzle according to any one of claims 4 to 7.
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