JP4037152B2 - Laser processing head of laser processing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザ加工装置のレーザ加工ヘッドに関し、特に切断加工開始点の加工品質を向上させるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11に示すレーザ加工装置のブロック図に基づいてレーザ加工装置について概説する。
【0003】
レーザ加工装置30は、レーザ発振器11と、レーザ発振器11により発振したレーザビーム7を伝送する複数のミラー12と、レーザビーム7を集光する加工レンズ13と、加工レンズ13を保持する加工ヘッド本体3とを有し、加工ヘッド本体3には加工ガスを供給する加工ノズル2を取り付けて、ガス供給装置14から加工ガス6を供給している。
【0004】
加工ガス6の供給量は加工ノズル2とガス供給装置14との間に設けたガスバルブ15により調整する。ガスバルブ15とレーザ発振器11とをさらに制御装置16に接続し、加工ガス6の供給量とレーザ発振器11のビーム出力とを制御する。ガス供給装置14は、例えば、酸素(O2)ガスや窒素(N2)ガスを収容したガスボンベ、または高圧空気を供給するコンプレッサで構成されている。
【0005】
レーザ発振器11により発振したレーザビーム7は、複数のミラー12により、加工ヘッド本体3内に設けられた加工レンズ13に伝送される。レーザビーム7は加工レンズ13により集光され、加工ノズル2の先端からワーク5に照射される。一方、ガス供給装置14から供給した加工ガス6は、ガスバルブ15により供給量を調整された状態で加工ノズル2の開口8からワーク5に噴出する。この結果、図12に示すように、ワーク5においてレーザビーム7が走査した部分に切断溝5aが形成されて、切断加工が行われる。ここで、切断溝5aが形成された後においては加工ガス6と溶融金属が切断溝5aに沿ってスムーズに流れることになる。
【0006】
しかしながら、図13に示すように切断加工開始点には切断溝が形成されていないので、図14及び図15に示すように、加工ガス6の流れ方向と溶融金属10の流れ方向を決定する要素がなく、ワーク5の表面の形状により、加工ガス6と溶融金属10の流れ方向が決定される。
【0007】
このため、図16に示すように、ワーク5の切断加工開始点近傍において、切断溝5aに蛇行する部分が生じ、形状精度の高い加工が困難であるという問題を有していた。
【0008】
かかる問題を解決するものとして、特開平2−30388号公報にレーザ切断方法の発明が開示されている。この公報に開示された発明は、切断加工の精度が不安定になりやすい切断加工開始点近傍において、加工速度を遅くして、溶融金属の表面形状による擾乱を小さくし、加工精度を上げるものである。
【0009】
このほかに切断加工開始点近傍の加工精度を上げるものとして、特開平11−788号公報にレーザ加工方法とレーザ加工機の加工ノズルの発明が開示されている。この発明にかかるレーザ加工機のレーザ加工ヘッドは、図17に示すように、加工ヘッド本体3に回転可能に取り付けた加工ノズル2と、加工ノズル2に固着した帯状ギヤ21と、帯状ギヤ21と噛合する駆動ギヤ20と、駆動ギヤ20が取り付けられたモータ22とを有している。図18に示すように、加工ノズル2の開口8の開口中心9はレーザビーム7の光軸1に対して偏心した位置に配置している。
【0010】
この加工ヘッドを用いて切断加工をする場合には、レーザビーム7の光軸1を加工ノズル2の回転中心として偏心方向を制御し、加工ノズル2の開口8の開口中心9とレーザビーム7の光軸1との位置関係を決定する。図18に示すように加工ノズル2の開口8の開口中心9とレーザビーム7の光軸1との位置関係から加工ガス6と溶融金属10の流れ方向を決定し、切断加工開始点近傍の形状精度を上げることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平2−30388号公報に開示されたレーザ切断方法によれば、加工速度を遅くすると軟鋼を切断加工する際に部分的に入熱過多となり、バーニングが発生して加工面が乱れるという問題を内包している。このため、実際にこの発明にかかるレーザ切断法を実施する際には、加工速度を制御するだけでなく、レーザ出力を同期して低下させなければならなかった。
【0012】
CO2レーザやロッド型固体レーザにおいて、レーザ出力を低下するためには励起エネルギーを低下させる必要があるが、レーザビーム形状や収束性、ポインティング等が変化するため、制御が非常に複雑になるという問題を有している。
【0013】
また、特開平11−788号公報に開示されたレーザ加工方法によれば、加工ノズルの開口中心とレーザビームの光軸とが常に偏心されているために、安定的に高品質な切断面を得るためには、偏心方向を常に切断方向に一致させる必要があり、切断溝形成後の切断加工では、偏心方向の制御が非常に煩雑になるという問題を有している。
【0014】
更に、図19に示すような鋭角の部分を含む形状を切断する場合には、偏心方向を切断方向に一致させたままで方向転換を行う必要がある。このため、図19に示す鋭角部の頂点において、加工ノズル2を時計回りあるいは反時計回りに回転させて加工を実施した場合には、図20又は図21に示すような、不均一な切断溝形状となり、形状精度が劣化するという問題が発生する。
【0015】
この発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、切断加工開始点においても安定した高品質な切断面を得ることができ、鋭角形状を含む場合にも簡便な制御により高精度な切断加工を実現するレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドは、加工ノズルの開口からレーザビームを照射するとともに、該加工ノズルの開口から加工ガスを噴出することによって切断加工を行うレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドにおいて、レーザビームの光軸に対して前記加工ノズルの開口中心が、相互に一致した位置と互いに偏心した位置とに変位する態様で前記加工ノズルの開口形状を実質的に変更するアパーチャ部材を移動可能に配設するとともに、前記アパーチャ部材の位置を規定するアパーチャ規定手段を設けたことを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、レーザビームの光軸に対して加工ノズルの開口中心が、相互に一致した位置と互いに偏心した位置とに変位する態様で加工ノズルの開口形状を実質的に変更するアパーチャ部材を移動可能に配設するとともに、アパーチャ部材の位置を規定するアパーチャ規定手段を設けたので、アパーチャ部材を移動することにより加工ノズルの開口形状を実質的に変更しレーザビームに対する加工ノズルの開口中心の位置を偏心した位置に規定することができるとともに、加工ノズルの開口中心をレーザビームの光軸に一致した位置に規定することができる。
【0024】
つぎの発明にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドは、上記の発明において、前記アパーチャ規定手段は、切断加工開始時において前記加工ノズルの開口中心をレーザビームの光軸に対して切断方向と反対方向に偏心させる一方、切断溝形成後において前記レーザビームの光軸に前記加工ノズルの開口中心を一致させるものであることを特徴とする。
【0025】
この発明によれば、アパーチャ規定手段は、切断加工開始時において加工ノズルの開口中心をレーザビームの光軸に対して切断方向と反対方向に偏心させる一方、切断溝形成後においてレーザビームの光軸に加工ノズルの開口中心を一致させるものであるので、切断加工開始時において加工ノズルの開口中心をレーザビームに対して切断方向と反対方向に偏心した位置に規定することができ、切断溝形成後においてレーザビームの光軸に加工ノズルの開口中心を一致させる位置に規定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0027】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1にレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを示す図、図2は図1に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドから噴出する加工ガスの流れを示す図、図3はワークの切断加工開始点における加工ガスの流れをレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド先端から見た図、図4はワークの切断加工開始点における加工ガスの流れをレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの上方から見た図、図5はワークの切断加工開始点近傍の切断軌跡を示す図である。
【0028】
実施の形態1にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドは、図11に示したものと同様のレーザ加工装置に適用されるものである。すなわち、本発明が適用対象とするレーザ加工装置は、レーザ発振器11と、レーザ発振器11により発振したレーザビーム7を伝送する複数のミラー12と、レーザビーム7を集光する加工レンズ13と、加工レンズ13を保持する加工ヘッド本体3から構成されている。また、加工ヘッド本体3には加工ガス6を供給する加工ノズル2を取り付けてガス供給装置14から加工ガス6を供給するようにしている。更に、加工ガス6の供給量を加工ノズル2と、ガス供給装置14との間に設けられたガスバルブ15により調整するようにしている。加えて、ガスバルブ15と、レーザ発振器11とを制御装置16に接続し、加工ガス6の供給量とレーザ発振器11の出力とを制御するようにしている。
【0029】
本実施の形態1にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドでは、加工ノズル2をレーザビーム7の光軸1と相対的に移動可能に構成している。つまり、加工ヘッド本体3と加工ノズル2とを前後及び左右に移動可能に構成し、加工ヘッド本体3と加工ノズル2との間に加工ノズル2を前後に作動する直動アクチュエータ4aと、左右に作動する直動アクチュエータ4bとを介在させることにより、加工ヘッド本体3に対して加工ノズル2の相対的位置を変更することができる。すなわち、加工ヘッド本体3に内蔵された加工レンズ13と加工ノズル2との関係において相対的位置を変更できるので、集光されたレーザビーム7の光軸1と加工ノズル2の開口8の開口中心9との相対的位置を変更することができる。
【0030】
なお、初期位置において加工ノズル2の開口8の開口中心9とレーザビーム7の光軸1とを一致させる位置に設定し、直動アクチュエータ4aと直動アクチュエータ4bを駆動させることにより加工ノズル2の開口8の開口中心9がレーザビーム7の光軸1に対して任意の方向に任意の量偏心させることができるように構成する。
【0031】
また、制御を簡便なものとするために加工ヘッド本体3と加工ノズル2との間に介在させる直動アクチュエータ4aと直動アクチュエータ4bとを加工ヘッド本体3の上方から見ると直交するように配置することが好ましい。
【0032】
また、ここで用いる直動アクチュエータ4a、4bには、ピエゾ素子、ソレノイド、シリンダ、モータその他のものが含まれ、所望の偏心量を得ることができるものである。
【0033】
本実施の形態1にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを適用したレーザ加工装置によるワーク5の切断加工について説明する。
【0034】
レーザ発振器11により発振したレーザビーム7は、複数のミラー12により加工ヘッド本体3内に設けられた加工レンズ13に伝送される。レーザビーム7は加工レンズ13により集光され、加工ノズル2の先端からワーク5に照射する。一方、ガス供給装置14から供給した加工ガス6はガスバルブ15により供給量を調整された状態で加工ノズル2の開口8から噴出する。レーザビーム7と加工ガス6とが協働することにより、ワーク5が加工される。
【0035】
切断溝5aが形成されていないワーク5の加工を開始する時には、二つの直動アクチュエータ4aと4bにより、レーザビーム7の光軸1に対して切断方向と反対方向に加工ノズル2を偏心させる。加工ノズル2が切断方向と反対方向に偏心すると、加工ガス6の流れ方向を加工ノズル2の偏心方向に限定することができるので、溶融金属10の流れ方向も加工ノズル2の偏心方向に限定することができる。したがって、切断加工開始点における蛇行を防止することができ、図5に示すような、高品質な切断面を得ることができる。
【0036】
なお、二以上の直動アクチュエータ4aと4bを設置した場合には、偏心方向を任意に設定することができるので、任意の方向の切断加工においても、その切断加工開始点での加工精度を向上させることができる。
【0037】
切断加工開始点に切断溝5aが形成された後、レーザビーム7の光軸1と、加工ノズル2の開口8の開口中心9を一致させる。このとき、既に切断溝5aが形成されているので、加工ガス6と溶融金属10が切断溝5aに沿って流れる。したがって、切断品質が低下することはない。
【0038】
切断加工開始時以外では、加工ノズル2の開口8の開口中心9とレーザビーム7の光軸1を一致させるために、図19に示すような形状切断の場合においても、偏心方向を制御する必要がなく、形状精度を落とさずに切断加工を行うことができる。
【0039】
なお、切断加工開始時は、ワーク5に切断加工がされていないときに切断加工を開始する時点を指すことはもちろん、切断方向を大きく変更する時点、たとえば、直角に曲がる時点も含まれる。
【0040】
実施の形態1にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドは、アクチュエータを二つの直動アクチュエータ4aと4bとにより構成しているが、切断加工開始時の切断方向が一定の方向に限定されているレーザ加工装置によれば、切断加工開始時に加工ノズル2の開口8の開口中心9を偏心させる方向も限定されるので、切断方向と同じ方向に一の直動アクチュエータ4を取り付けることにより、加工ノズル2の開口8の開口中心9をレーザビーム7の光軸1に対して切断方向と反対方向に偏心することができる。
【0041】
実施の形態2.
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、加工ノズル2を一又は二以上の直動アクチュエータにより相対的に移動可能に構成するものとしたが、本実施の形態では、アクチュエータを一の直動アクチュエータ4と一の回転アクチュエータ22とにより構成している。
【0042】
図6を参照して実施の形態2にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドについて説明する。なお、図6は実施の形態2にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを示す図である。
【0043】
本実施の形態2にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドでは、加工ヘッド本体3を回転可能に配設するとともに、加工ヘッド本体3と加工ノズル2とを左右に移動可能に構成している。そして、加工ヘッド本体3は加工ヘッド本体3の周りに形成された帯状ギヤ21と帯状ギヤ21と噛合する駆動ギヤ20とを介してモータ22により回転し、加工ノズル2は直動アクチュエータ4により左右に移動する。すなわち、集光されたレーザビーム7の光軸1と加工ノズル2の開口8の開口中心9との関係において、相対位置を変更することができる。
【0044】
この発明にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドは、切断加工開始点において、モータ22がレーザビーム7の光軸1に対して切断方向と反対方向に偏心方向を一致させるとともに、直動アクチュエータ4がレーザビーム7の光軸1と加工ノズル2の開口8の開口中心9とを偏心させる。
【0045】
すなわち、レーザビーム7の光軸1に対して切断方向と反対方向に加工ノズル2の開口8の開口中心9を偏心させ、切断品質の低下を防止するものである。
【0046】
したがって、ワーク5の切断加工を開始する時には、モータ22を回転させて加工ヘッド本体3の向きをレーザビーム7の光軸1に対して切断方向と偏心方向が反対方向になるように位置決めするとともに、直動アクチュエータ4により加工ノズル2の開口8の開口中心9を偏心させる。この結果、レーザビーム7の光軸1に対して切断方向と加工ノズル2の開口8の開口中心9とが反対方向に位置することになり、実施の形態1の場合と同様に切断品質を向上することができる。
【0047】
切断加工開始点に切断溝5aが形成された後、直動アクチュエータ4を駆動することによりレーザビーム7の光軸1に加工ノズル2の開口8の開口中心9を一致させるので、加工ガス6と溶融金属10が切断溝5aに沿って流れる。
【0048】
切断溝5aが形成された後は、加工ノズル2の開口8の開口中心9とレーザビーム7の光軸1を一致させるために、図19に示すような形状切断の場合においても、偏心方向を制御する必要がなく、形状精度を落とさずに切断加工を実施することができるのは、実施の形態1にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドと同様である。
【0049】
なお、直動アクチュエータ4のみを駆動することにより、レーザビーム7の光軸1に加工ノズル2の開口8の開口中心9を一致させることができるので、簡便な制御でレーザ加工装置を稼動させることができる。
【0050】
実施の形態3.
図7〜図10を参照しながら、実施の形態3にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを説明する。図7は、実施の形態3にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを示す図、図8は図7に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの詳細構成を示す断面図、図9は図7に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの詳細構成を示す断面図、図10はワーク切断加工開始点における加工ガスの流れを図7に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド先端から見た図である。
【0051】
実施の形態3にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドには、アパーチャ部材17を有する加工ノズル2が取り付けられている。アパーチャ部材17は加工ノズル2の開口8の面積を絞るものであり、図8に示すような開放状態から図9に示すような絞り状態へと変更することができる。
【0052】
実施の形態3にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドが切断加工を開始する時には、図9に示す位置にアパーチャ部材17を移動し、加工ノズル2の開口8の開口中心9をレーザビーム7の光軸1に対して切断方向と反対方向に位置する。
【0053】
切断加工開始点に切断溝5aが形成された後、アパーチャ部材17を移動して、加工ノズル2の開口8の開口中心9をレーザビーム7の光軸1に一致させるので、加工ガス6と溶融金属10が切断溝5aに沿って流れる。
【0054】
このように加工ノズル2の開口8の開口中心9をレーザビーム7の光軸1に対して切断方向と反対方向に位置することにより、実施の形態1及び実施の形態2にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドと同様に、切断加工開始点の不安定性を解消し、高品質な切断面を有する切断加工を行うことができる。
【0055】
なお、実施の形態3にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドによれば、加工ヘッド本体3に対して加工ノズル2を相対的に移動させなくてもアパーチャ部材17を移動することにより開口8の開口中心9をレーザビーム7の光軸1に対して相対的に移動することができる。
【0059】
【発明の効果】
この発明によれば、アパーチャ部材を移動することにより加工ノズルの開口形状を実質的に変更しレーザビームに対する加工ノズルの開口中心の位置を偏心した位置に規定することができるとともに、加工ノズルの開口中心をレーザビームの光軸に一致した位置に規定することができるので、加工ノズルを移動させることなく、切断加工開始時において加工ガスの流れ方向を切断方向と反対方向に限定でき高品質な切断面を得ることができる。また、切断溝形成後において加工ガスの流れ方向がレーザビームの光軸に一致するので、鋭角形状を含む切断加工であっても複雑な制御をすることなく高品質な切断面を得ることができる。
【0060】
つぎの発明によれば、切断加工開始時において加工ノズルの開口中心をレーザビームに対して切断方向と反対方向に偏心した位置に規定することができ、切断溝形成後においてレーザビームの光軸に加工ノズルの開口中心を一致させる位置に規定することができるので、加工ノズルを移動させることなく、切断加工開始時において加工ガスの流れ方向を切断方向と反対方向に限定でき高品質な切断面を得ることができる。また、切断溝形成後において加工ガスの流れ方向がレーザビームの光軸に一致するので鋭角形状を含む切断加工であっても複雑な制御をすることなく高品質な切断面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの構成を示す図である。
【図2】 図1に示したレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドから噴出する加工ガスの流れを示す図である。
【図3】 ワーク切断加工開始点における加工ガスの流れを図1に示したレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド先端から見た図である。
【図4】 ワーク切断加工開始点における加工ガスの流れを図1に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの上方から見た図である。
【図5】 ワークの切断開始点近傍の切断軌跡を示す図である。
【図6】 実施の形態2にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを示す図である。
【図7】 実施の形態3にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを示す図である。
【図8】 図7に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの詳細構成を示す断面図である。
【図9】 図7に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの詳細構成を示す断面図である。
【図10】 ワーク切断加工開始点における加工ガスの流れを図7に示すレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド先端から見た図である。
【図11】 レーザ加工装置のブロック図である。
【図12】 加工ガスの流れを示す図である。
【図13】 ワーク切断加工開始点における加工ガスの流れをレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの上方から見た図である。
【図14】 ワーク切断加工開始点における加工ガスの流れをレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの側方から見た図である。
【図15】 ワーク切断加工開始点における加工ガスの流れをレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド先端から見た図である。
【図16】 ワークの切断加工開始点近傍における切断軌跡を示す図である。
【図17】 従来の技術にかかるレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドを示す図である。
【図18】 図17に示したレーザ加工装置のレーザ加工ヘッドにおいて、ワーク切断加工開始点における加工ガスの流れをレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド先端から見た図である。
【図19】 形状切断時の溶融金属の流れを説明するための図である。
【図20】 形状切断時の切断溝形状を説明するための図である。
【図21】 形状切断時の切断溝形状を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光軸、2 加工ノズル、3 加工ヘッド本体、4,4a,4b 直動アクチュエータ、5 ワーク、5a 切断溝、6 加工ガス、7 レーザビーム、8開口、9 開口中心、10 溶融金属、11 レーザ発振器、12 ミラー、13 加工レンズ、14 ガス供給装置、15 ガスバルブ、16 制御装置、17 アパーチャ部材、20 駆動ギヤ、21 帯状ギヤ、22 モータ(回転アクチュエータ)。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laser processing head of a laser processing apparatus, and more particularly to a laser processing head of a laser processing apparatus that improves processing quality at a cutting processing start point.
[0002]
[Prior art]
The laser processing apparatus will be outlined based on the block diagram of the laser processing apparatus shown in FIG.
[0003]
The
[0004]
The supply amount of the
[0005]
The
[0006]
However, since no cutting groove is formed at the cutting start point as shown in FIG. 13, elements that determine the flow direction of the
[0007]
For this reason, as shown in FIG. 16, a portion meandering in the
[0008]
In order to solve this problem, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2-30388 discloses a laser cutting method invention. In the invention disclosed in this publication, in the vicinity of the cutting processing start point where the accuracy of the cutting processing is likely to be unstable, the processing speed is slowed down, the disturbance due to the surface shape of the molten metal is reduced, and the processing accuracy is increased. is there.
[0009]
In addition, Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-788 discloses an invention of a laser processing method and a processing nozzle of a laser processing machine as a means for improving the processing accuracy near the cutting start point. As shown in FIG. 17, the laser processing head of the laser processing machine according to the present invention includes a
[0010]
When cutting using this machining head, the eccentric direction is controlled with the
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the laser cutting method disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2-30388, if the processing speed is slowed down, excessive heat input occurs when cutting mild steel, and burning is generated and the processing surface is disturbed. Contains the problem. For this reason, when actually carrying out the laser cutting method according to the present invention, it is necessary not only to control the processing speed but also to reduce the laser output in synchronization.
[0012]
In a CO 2 laser or rod type solid-state laser, it is necessary to reduce the excitation energy in order to reduce the laser output, but the control becomes very complicated because the laser beam shape, convergence, pointing, etc. change. Have a problem.
[0013]
In addition, according to the laser processing method disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-788, since the opening center of the processing nozzle and the optical axis of the laser beam are always decentered, a stable and high-quality cut surface can be obtained. In order to obtain it, it is necessary to always make the eccentric direction coincide with the cutting direction, and in the cutting process after forming the cutting groove, there is a problem that the control of the eccentric direction becomes very complicated.
[0014]
Furthermore, when cutting a shape including an acute angle portion as shown in FIG. 19, it is necessary to change the direction while keeping the eccentric direction coincident with the cutting direction. For this reason, when the
[0015]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and can obtain a stable and high-quality cutting surface even at the cutting start point, and can perform high-precision cutting by simple control even when an acute angle shape is included. An object is to obtain a laser processing head of a laser processing apparatus to be realized.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
The laser processing head of the laser processing apparatus according to this invention irradiates a laser beam from the opening of the processing nozzle, the laser processing head of the laser processing apparatus for performing cutting by ejecting the process gas from the opening of the processing nozzle The aperture member that substantially changes the aperture shape of the machining nozzle is moved in such a manner that the center of the aperture of the machining nozzle is displaced with respect to the optical axis of the laser beam to a position coincident with each other and a position eccentric to each other. Aperture defining means for defining the position of the aperture member is provided.
[0023]
According to the present invention, the aperture member that substantially changes the opening shape of the machining nozzle in such a manner that the opening center of the machining nozzle is displaced with respect to the optical axis of the laser beam to a position coincident with each other and a position eccentric to each other. Since the aperture defining means for defining the position of the aperture member is provided, the aperture shape of the machining nozzle is substantially changed by moving the aperture member, and the center of the machining nozzle opening relative to the laser beam is provided. Can be defined as an eccentric position, and the opening center of the processing nozzle can be defined as a position that coincides with the optical axis of the laser beam.
[0024]
The laser processing head of the laser processing apparatus according to the next invention is the laser processing head according to the above invention, wherein the aperture defining means is configured so that the opening center of the processing nozzle is opposite to the cutting direction with respect to the optical axis of the laser beam at the start of cutting processing. The center of the opening of the processing nozzle is made to coincide with the optical axis of the laser beam after the cutting groove is formed.
[0025]
According to this invention, the aperture defining means decenters the opening center of the machining nozzle in the direction opposite to the cutting direction with respect to the optical axis of the laser beam at the start of cutting, while the optical axis of the laser beam after forming the cutting groove Since the center of the opening of the machining nozzle coincides with the laser beam, the opening center of the machining nozzle can be defined at a position eccentric to the direction opposite to the cutting direction with respect to the laser beam. The position of the opening center of the processing nozzle can coincide with the optical axis of the laser beam.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Exemplary embodiments of a laser processing head of a laser processing apparatus according to the present invention will be explained below in detail with reference to the accompanying drawings.
[0027]
1 is a diagram showing a laser machining head of a laser machining apparatus according to
[0028]
The laser processing head of the laser processing apparatus according to the first embodiment is applied to a laser processing apparatus similar to that shown in FIG. That is, a laser processing apparatus to which the present invention is applied includes a
[0029]
In the laser processing head of the laser processing apparatus according to the first embodiment, the
[0030]
Note that the opening center 9 of the
[0031]
Further, in order to simplify the control, the
[0032]
Further, the
[0033]
The cutting process of the
[0034]
The
[0035]
When starting the machining of the
[0036]
When two or more
[0037]
After the cutting
[0038]
Except at the start of cutting, in order to make the opening center 9 of the
[0039]
It should be noted that the start of the cutting process includes not only the time point when the cutting process is started when the
[0040]
In the laser processing head of the laser processing apparatus according to the first embodiment, the actuator includes the two
[0041]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the first embodiment described above, the
[0042]
The laser processing head of the laser processing apparatus according to the second embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a diagram illustrating a laser processing head of the laser processing apparatus according to the second embodiment.
[0043]
In the laser processing head of the laser processing apparatus according to the second embodiment, the processing head
[0044]
In the laser processing head of the laser processing apparatus according to the present invention, the
[0045]
That is, the opening center 9 of the
[0046]
Therefore, when starting the cutting of the
[0047]
After the cutting
[0048]
After the cutting
[0049]
Since only the linear actuator 4 is driven, the opening center 9 of the
[0050]
A laser processing head of the laser processing apparatus according to the third embodiment will be described with reference to FIGS. 7 is a diagram showing a laser machining head of the laser machining apparatus according to the third embodiment, FIG. 8 is a sectional view showing a detailed configuration of the laser machining head of the laser machining apparatus shown in FIG. 7, and FIG. 9 is shown in FIG. FIG. 10 is a cross-sectional view showing the detailed configuration of the laser processing head of the laser processing apparatus, and FIG. 10 is a view of the flow of the processing gas at the workpiece cutting start point as seen from the tip of the laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG.
[0051]
A
[0052]
When the laser processing head of the laser processing apparatus according to the third embodiment starts cutting, the
[0053]
After the cutting
[0054]
Thus, by positioning the opening center 9 of the
[0055]
According to the laser processing head of the laser processing apparatus according to the third embodiment, the
[0059]
【The invention's effect】
According to this invention, it is possible to define the position of the opening center of the processing nozzle for substantially modified laser beam opening shape of the processing nozzle by moving the aperture member in an eccentric position, of the processing nozzle Since the opening center can be defined at a position that matches the optical axis of the laser beam, the flow direction of the processing gas can be limited to the direction opposite to the cutting direction at the start of cutting without moving the processing nozzle. A cut surface can be obtained. In addition, since the flow direction of the processing gas coincides with the optical axis of the laser beam after the cutting groove is formed, a high-quality cut surface can be obtained without complicated control even in the cutting processing including an acute angle shape. .
[0060]
According to the next invention, the opening center of the machining nozzle can be defined at a position eccentric to the laser beam in the direction opposite to the cutting direction at the start of cutting, and the optical axis of the laser beam after the cutting groove is formed. Since it can be defined at a position where the opening center of the processing nozzle matches, the flow direction of the processing gas can be limited to the direction opposite to the cutting direction at the start of cutting without moving the processing nozzle, and a high-quality cutting surface can be obtained. Obtainable. In addition, since the flow direction of the processing gas coincides with the optical axis of the laser beam after the cutting groove is formed, a high-quality cutting surface can be obtained without complicated control even in cutting processing including an acute angle shape.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a laser processing head of a laser processing apparatus according to
2 is a view showing a flow of a processing gas ejected from a laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG. 1;
3 is a view of a flow of a processing gas at a workpiece cutting processing start point as viewed from the tip of a laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG.
4 is a view of a flow of a processing gas at a workpiece cutting processing start point as viewed from above a laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG.
FIG. 5 is a diagram showing a cutting locus in the vicinity of a workpiece cutting start point.
FIG. 6 is a diagram showing a laser processing head of the laser processing apparatus according to the second embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing a laser processing head of the laser processing apparatus according to the third embodiment.
8 is a cross-sectional view showing a detailed configuration of a laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG.
9 is a cross-sectional view showing a detailed configuration of a laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG.
10 is a view of the flow of the processing gas at the workpiece cutting processing start point as seen from the front end of the laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG.
FIG. 11 is a block diagram of a laser processing apparatus.
FIG. 12 is a diagram showing a flow of a processing gas.
FIG. 13 is a view of a flow of a processing gas at a workpiece cutting processing start point as viewed from above a laser processing head of a laser processing apparatus.
FIG. 14 is a view of a processing gas flow at a workpiece cutting processing start point as viewed from the side of a laser processing head of a laser processing apparatus.
FIG. 15 is a view of a flow of a processing gas at a workpiece cutting processing start point as viewed from the tip of a laser processing head of a laser processing apparatus.
FIG. 16 is a diagram illustrating a cutting locus in the vicinity of a workpiece cutting start point.
FIG. 17 is a diagram showing a laser processing head of a laser processing apparatus according to a conventional technique.
18 is a view of the flow of the processing gas at the workpiece cutting processing start point as seen from the tip of the laser processing head of the laser processing apparatus in the laser processing head of the laser processing apparatus shown in FIG. 17;
FIG. 19 is a view for explaining the flow of molten metal during shape cutting.
FIG. 20 is a diagram for explaining a cutting groove shape at the time of shape cutting.
FIG. 21 is a diagram for explaining a cutting groove shape at the time of shape cutting;
[Explanation of symbols]
1 optical axis, 2 machining nozzle, 3 machining head body, 4, 4a, 4b linear motion actuator, 5 workpiece, 5a cutting groove, 6 machining gas, 7 laser beam, 8 aperture, 9 aperture center, 10 molten metal, 11 laser Oscillator, 12 mirror, 13 processing lens, 14 gas supply device, 15 gas valve, 16 control device, 17 aperture member, 20 drive gear, 21 strip gear, 22 motor (rotary actuator).
Claims (2)
レーザビームの光軸に対して前記加工ノズルの開口中心が、相互に一致した位置と互いに偏心した位置とに変位する態様で前記加工ノズルの開口形状を実質的に変更するアパーチャ部材を移動可能に配設するとともに、前記アパーチャ部材の位置を規定するアパーチャ規定手段を設けたことを特徴とするレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド。In a laser processing head of a laser processing apparatus that performs a cutting process by irradiating a laser beam from an opening of a processing nozzle and ejecting a processing gas from the opening of the processing nozzle,
Aperture member that substantially changes the aperture shape of the machining nozzle can be moved in such a manner that the center of the aperture of the machining nozzle is displaced to a mutually coincident position and a position eccentric to each other with respect to the optical axis of the laser beam. A laser processing head of a laser processing apparatus, wherein the laser processing head is provided with aperture defining means for defining the position of the aperture member.
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