JP4035485B2 - Truck elevating ladder - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラックの荷台部の所要箇所に立て掛けて使用されるトラック用昇降梯子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
作業員が、トラックの荷台部での作業のために荷台部に対し昇り降りしたり、荷台部から小荷物等を持っておりたりするためのトラック専用の梯子は、従来、知られておらず、従って、トラック荷台部での昇降には、両側一対の支柱に踏杆を所要間隔おきに横架してなる普通の梯子が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
普通の梯子をトラックの荷台部の所要箇所、例えば、荷台部に取り付けてある煽り外板(左右各サイドにある側煽り外板及び後ろ側にある後煽り外板がある)にそのまま立て掛けて使用する場合、梯子が煽り板から滑り易いため、梯子を昇り降りする作業者以外の他の作業者等がその梯子を保持しなければならず、非常に面倒であった。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑み、トラック荷台部の煽り外板上端、あるいは煽り外板の上に取り付けられた手摺り、あるいはまた煽り外板を倒した状態での荷台部に立て掛けても、滑ったりすることなく、安全に自己保持させることができるトラック用昇降梯子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、トラック荷台部5の所要箇所に立て掛けて使用されるトラック用昇降梯子であって、両側一対の支柱1,1に踏杆2を所要間隔おきに横架してなる梯子本体3と、梯子本体3の少なくとも片側の支柱1に取り付けられる手摺4と、梯子本体3の両支柱1,1の夫々上部側に設けられ、トラック荷台部5の立て掛け箇所に掛止される掛止具6と、から構成され、手摺4は、手摺本体部14と手摺支柱部15とからなり、梯子本体3に対し垂直に起立した使用姿勢と、その使用姿勢から折り畳まれて梯子本体3と平行に重なり合うような収納姿勢とに姿勢変更自在に、手摺支柱部15の下端部が前記支柱1に枢着されてなるもので、即ち、該支柱1の外側面には枢着用ブラケット22が取り付けられ、該ブラケット22は、前記手摺支柱部15の下端部が、その奥側下端部から開口側上端部にかけてスライド自在に嵌合する手摺支柱部嵌合用の角筒状部23が形成され、該角筒状部23の開口側上端部には切欠開口部25a,25bが形成されると共に、該角筒状部23の側板部23cには、その奥側下端部から開口側上端部にかけて長手方向にボルト挿通用長孔26が形成され、一方、手摺支柱部15の下端部には前記ボルト挿通用長孔26に、その奥側下端部から開口側上端部にかけて長手方向にスライド自在に挿通される枢着用ボルト29が取り付けられ、該枢着用ボルト29が前記ボルト挿通用長孔26の奥側下端部に位置するときは、手摺支柱部15の下端部が枢着用ブラケット22の角筒状部23に嵌合状態となって、手摺4は梯子本体3に対し垂直に起立した使用姿勢となり、その際、枢着用ブラケット22に設けられたロック手段31によって、手摺4はその使用状態にロックされるようになっており、該枢着用ボルト29が前記ボルト挿通用長孔26の開口側上端部に位置するときは、該開口側上端部に形成された前記切欠開口部25a,25bを介して、その使用姿勢から折り畳まれて梯子本体3と平行に重なり合うような収納姿勢となるようになっていることを特徴とする。
【0007】
請求項2は、請求項1に記載のトラック用昇降梯子において、掛止具6は、前記支柱1に一端部を枢着された回動自在な回動板10と、回動板10の先端部に固着された略L字状の掛止具本体11と、梯子本体3が所定傾斜角度θの立て掛け姿勢にある時に掛止具本体11及び回動板10を前記支柱1から前方へ突出した掛止位置に保持する掛止位置保持手段12と、掛止具本体11及び回動板10を前記支柱1側に退避した退避位置に保持する退避位置保持手段13とからなることを特徴とする。
【0008】
請求項3は、請求項1又は2に記載のトラック用昇降梯子において、梯子本体3の各支柱1は、支柱本体7と、これの下端部に伸縮調整自在に連結される伸縮部材8とから構成されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の最も好ましい実施形態につき図面を参照しながら以下に説明すると、図1はトラック荷台部5の煽り外板Rを倒した状態でその外板Rの基端部に立て掛けて使用しているトラック用昇降梯子Aを側面側から見た斜視図、図2は同状態の昇降梯子Aを正面側から見た斜視図、図3は煽り外板Rに立設された手摺4の上端部に立て掛けて使用している昇降梯子Aを側面側から見た斜視図、図4は手摺4を収納姿勢に折り畳んだ状態の昇降梯子Aを正面側から見た斜視図である。図5は最小収縮時の使用状態を示す昇降梯子Aの側面図、図6は最大伸長時の使用状態を示す昇降梯子Aの側面図、図7の(a) は図5又は図6に示す昇降梯子Aの一部拡大側面図で、掛止具6が掛止位置にある状態を示し、(b) は(a) のイ−イ線断面図である。図8は(a) は手摺4が収納姿勢に折り畳まれ、掛止具6が掛止位置から退避位置に移った状態を示す図7の(a) と同様な側面図、(b) は(a) のロ−ロ線断面図、(c) は(a) のハから見た端面図である。
【0010】
これらの図から分かるように、このトラック用昇降梯子Aは、は、両側一対の支柱1,1に踏杆2を所要間隔おきに横架してなる梯子本体3と、この梯子本体3の片側の支柱1に取り付けられる手摺4と、梯子本体3の両支柱1,1の夫々上部側に設けられ、トラックTの荷台部5の立て掛け箇所に掛止される掛止具6と、から構成される。梯子本体3の各支柱1は、図6から分かるように、支柱本体7と、この支柱本体7の下端部に伸縮調整自在に連結される伸縮部材8とから構成され、伸縮部材8の下端部には接地ベース9が枢着されている。接地ベース9の底面には滑り止めが施されている。
【0011】
手摺4は、手摺本体部14と手摺支柱部15とからなるもので、例えば図1〜図3に示すように梯子本体3に対し垂直に起立した使用姿勢と、図4に示すように使用姿勢から折り畳まれて梯子本体3と平行に重なり合うような収納姿勢とに姿勢変更自在に、手摺支柱部15の下端部が支柱1に枢着されている。
【0012】
掛止具6は、図7及び図8から分かるように、梯子本体3の各支柱1に一端部を枢着された回動自在な回動板10と、この回動板10の先端部に固着された略L字状の掛止具本体11と、梯子本体3が図5及び図6で示すような所定の傾斜角度θ(例えば60°)の立て掛け姿勢にある時に掛止具本体11を支柱1から前方へ水平に突出した掛止位置に保持する掛止位置保持手段12と、掛止具本体11を支柱1側に退避した退避位置に保持する退避位置保持手段13とによって構成される。尚、掛止具6は、図1〜図4には各支柱1の上部側に1箇所だけに設けてあるが、図5及び図6に示すように各支柱1の上端部とその下方側との2箇所に設けることもできる。
【0013】
掛止具6の構造について更に詳細に説明すれば、図7及び図8に示すように、回動板10は、平行四辺形状に形成されて、その一端部が枢軸16により支柱1の外側面に枢着されたもので、遊端部側の上辺部に突設された突片部10aに略U字状の切欠溝17が形成され、この切欠溝17は、掛止具本体11が掛止位置にある時、支柱1の外側面に固着された基板19に取り付けてある蝶ボルト18に係合可能となる。しかして、この切欠溝17を蝶ボルト18に係合させた状態で蝶ボルト18を締め付けることにより、掛止具本体11は、図7の(a) に示すように支柱1から前方へ水平に突出した掛止位置に保持される。この切欠溝17と蝶ボルト18とが掛止位置保持手段12を構成する。
【0014】
また回動板10には遊端部側の下辺部に略U字状の切欠溝20が形成され、この切欠溝20は、掛止具本体11が退避位置にある時、同じ基板19の他の箇所に取り付けてある蝶ボルト21に係合可能となる。しかして、この切欠溝20を蝶ボルト21に係合させた状態で蝶ボルト21を締め付けることによって、掛止具本体11は、図8の(a) に示すように、支柱1側に退避した退避位置に保持される。この切欠溝20と蝶ボルト21とが退避位置保持手段13を構成する。
【0015】
次に手摺4の構造について更に詳しく説明すると、手摺4は、上下横杆4a、4b,4cと左右及び中間縦杆4d,4e,4fからなる矩形枠状の手摺本体部14と、縦杆4e,4fから夫々一体に延びる2つの手摺支柱部15とによって構成され、図1〜図3、図5及び図6に示すように梯子本体3に対し垂直に起立した使用姿勢と、図4及び図9に示すように、使用姿勢から90°折り畳まれて梯子本体3と平行に重なり合うような収納姿勢とに姿勢変更自在に、各手摺支柱部15の下端部が支柱1に枢着されている。
【0016】
図7、図11及び図12に示すように、各手摺支柱部15の下端枢着部には枢着用ブラケット22が支柱1の外側面に取り付けられている。このブラケット22は、図13の(a) 〜(d) から分かるように、角筒状に形成された手摺支柱部15の下端部がスライド自在に嵌合する手摺支柱部嵌合用の角筒状部23と、この角筒状部23の底板部23bに沿って両側方へ突出する取付フランジ部24,24とからなり、角筒状部23は上板部23aと底板部23bと左右側板部23c,23cとによって形成される。
【0017】
角筒状部23には上板部23a及び底板部23bの夫々一端部に、当該角筒状部23の中空部23oの横断面積に対応する開口面積を有する切欠開口部25a,25bが形成されている。また、角筒状部23の左右各側板部23cには、図13の(b) 及び(c) に示すようにボルト挿通用長孔26が形成されている。
【0018】
上記のような構造の枢着用ブラケット22により手摺4の手摺支柱部15を支柱1に取り付けるには、先ず、各ブラケット22の取付フランジ部24,24を図11及び図12に示すように支柱1の所定位置にボルト27及びナット28によって取付け固定する。しかして、図11に示すように、ブラケット22の角筒状部23の中空部23o内に手摺支柱部15を嵌合すると共に、角筒状部23の左右側板部23c,23cのボルト挿通用長孔26,26から手摺支柱部15の下端部に設けてあるボルト挿通孔(図示せず)に亘って枢着用ボルト29を挿通して、その先端部にナット30を取り付ける。
【0019】
図7及び図11は、各手摺支柱部15の下端部に取り付けた枢着用ボルト29が角筒状部23の側板部23cのボルト挿通用長孔26の下端に位置する状態を示し、この状態で手摺支柱部15の下端部が角筒状部23の中空部23oによって保持されることになり、それによって手摺4は図示のように梯子本体3に対し垂直に起立した使用姿勢に保持される。しかして、この使用姿勢から手摺本体部14を手摺支柱部15の長手方向に沿って上方へ引っ張ると、各手摺支柱部15の枢着用ボルト29が、ボルト挿通用長孔26に沿ってその下端側から上端側へスライド案内されるから、このボルト29が長孔26の上端に当接した状態で手摺本体部14を内側へ引き倒すようにすることにより、手摺支柱部15が下端部の枢着用ボルト29を中心に転回して、手摺4は、図4、図8、図9、図10及び図12に示すように、折り畳まれて梯子本体3と平行に重なり合う収納姿勢となる。
【0020】
また手摺4には、この手摺4を垂直に起立した使用姿勢にロックするロック手段31が設けられている。このロック手段31は、図7及び図8に示すように、枢着用ブラケット22に近接した位置で支柱1を貫通すると共に、先端係止部32aが角筒状部23の上板部23aに設けてあるピン孔33から手摺支柱部15の下端部に設けてあるピン係止孔(図示省略)に係止する略L字状のロックピン32からなるもので、このロックピン32は、基端部に螺着されたナット35と支柱1との間に介装されたコイルばね36によって、先端係止部32aが手摺支柱部15の前記ピン係止孔(図示省略)に係止するように付勢されている。
【0021】
従って、手摺4を手摺本体部14に対し垂直に起立した使用姿勢にセットした状態でL字状ロックピン32の先端係止部32aを枢着用ブラケット22のピン孔33から手摺支柱部15のピン係止孔34に係止させることによって、手摺4を使用姿勢にロックすることができる。また、手摺4を使用姿勢から収納姿勢に折り畳む際には、L字状ロックピン32をコイルばね36の付勢力に抗して外側へ引っ張ってロックピン32の先端係止部32aを手摺支柱部15の前記ピン係止孔から離脱させればよい。尚、ロック手段31は、片方の枢着用ブラケット22側に設ければよい。
【0022】
以上説明したような構成よりなるトラック用昇降梯子Aの使用方法について説明すると、昇降梯子Aの使用にあたっては、手摺4を前述した要領で、梯子本体3に対し垂直な使用姿勢にセットし、ロック手段31によって使用姿勢に保持する。また、掛止具6のを支柱1側に退避した退避位置から前方へ突出する掛止位置にセットし、掛止位置保持手段12によって掛止位置に保持する。
【0023】
しかして、図1及び図2に示すように、トラック荷台部5の煽り外板Rを倒した状態でその外板Rの基端部に昇降梯子Aを立て掛けて使用する場合は、梯子本体3を地面Gに対して所定傾斜角度θとなるように前傾させながら、掛止具6の掛止具本体11を図1、図5及び図6に示すように、荷台部5に枢着されている煽り外板Rの基端部37に掛止させればよい。この際、トラックの大きさによって荷台部5の高さが異なるので、梯子本体3の支柱1を適宜伸縮させて、梯子本体3が地面Gに対し所定傾斜角度θとなる位置で掛止具6の掛止具本体11が煽り外板Rの基端部37に掛止するようにセットする。
【0024】
図5には、伸縮部材8を支柱1の支柱本体7に対し最小限に縮めた状態で使用する場合を例示している。この場合、掛止具6は、支柱1の上部側に上下2段に設けてあるので、何れか所要高さにある掛止具6を使用することができる。また図6には、伸縮部材8を支柱本体7に対し最大限に伸張させた状態で使用する場合を例示している。この場合も、掛止具6は、上下2段の何れか所要高さにある掛止具6を使用することができる。
【0025】
図3は、煽り外板Rが荷台部5に対し起立させてあって、この煽り外板Rに立設された手摺38の上端部に昇降梯子Aを立て掛けて使用する場合を例示したもので、この場合も、梯子本体3を地面Gに対して所定傾斜角度θとなるように前傾させながら、掛止具6の掛止具本体11を手摺38の上横枠38aに掛止させればよい。
【0026】
上記のように昇降梯子Aをトラック荷台部5の所要箇所に立て掛けて使用する際には、梯子本体3の両支柱1,1の夫々上部側に設けた掛止具6が、トラック荷台部5の立て掛け箇所、即ち図1の例では煽り外板Rの基端部37、また図3の例では手摺38の上横枠38aに掛止されて、自己保持されるから、作業者が梯子本体3を保持する必要がなく、従って昇降梯子Aの使用に余分な作業員を不要とせず、昇降梯子Aを安全に使用することができる。
【0027】
また昇降梯子Aの使用時には、梯子本体3の片側に手摺4が取り付けられているから、作業者は、その手摺4によって、トラックの荷台部5に対し安全に昇降することができる。尚、この実施形態では、手摺4を片側の支柱1にのみ取り付けているが、両側の支柱1,1に夫々手摺4を取り付けても良く、そうすれば一層安全な使用ができる。また、この実施形態では、手摺4を支柱1の上部側域のみに設置しているが、支柱1の全長に亘るように取り付けてもよい。
【0028】
また手摺4は、図1〜図3に例示するように梯子本体3に対し垂直に起立した使用姿勢と、この使用姿勢から折り畳まれて図4に示す様に梯子本体3と平行に重なり合うような収納姿勢とに姿勢変更できるようになっているから、昇降梯子Aの使用が済めば、手摺本体部14を折り畳んで収納姿勢とすることによって、全体がコンパクトになって、昇降梯子Aの搬送及び保管に非常に便利である。
【0029】
また、掛止具6は、支柱1に一端部を枢着された回動自在な回動板10と、回動板10の先端部に固着された略L字状の掛止具本体11と、梯子本体3が所定傾斜角度θの立て掛け姿勢にある時に掛止具本体11及び回動板10を支柱1から前方へ突出した掛止位置に保持する掛止位置保持手段12と、掛止具本体11及び回動板10を支柱1側に退避した退避位置に保持する退避位置保持手段13とからなるもので、昇降梯子Aの使用中は、掛止具本体11及び回動板10を掛止位置保持手段12によって掛止位置に保持できるため、作業の安全を図ることができ、また昇降梯子Aの使用が済めば、掛止具本体11及び回動板10を保持退避位置保持手段13によって退避位置に保持できるから、作業者が昇降梯子Aを運搬している時に掛止具本体11を作業者の体や衣服に引っ掛けるような危険性がなく、作業上の安全が図られると共に、運搬中に振動で掛止具本体11及び回動板10がガタつくようなことがない。
【0030】
【発明の効果】
請求項1に係る発明のトラック用昇降梯子は、両側一対の支柱に踏杆を所要間隔おきに横架してなる梯子本体と、梯子本体の少なくとも片側の支柱に取り付けられる手摺と、梯子本体の両支柱の夫々上部側に設けられ、トラック荷台部の立て掛け箇所に掛止される掛止具とからなるもので、掛止具が、トラック荷台部の立て掛け箇所に掛止されて、自己保持されるから、作業者が梯子本体を保持する必要がなく、従って昇降梯子の使用に余分な作業員を不要とせず、昇降梯子を安全に使用することができる。また梯子使用時には、梯子本体に手摺が取り付けられているから、作業者は、その手摺によって、トラックの荷台部に対し安全に昇降することができる。
【0031】
また本発明によれば、手摺は、梯子本体に対し垂直に起立した使用姿勢と、使用姿勢から折り畳まれて梯子本体と平行に重なり合うような収納姿勢とに姿勢変更できるから、昇降梯子の使用が済めば、手摺本体部を折り畳んで収納姿勢とすることにより、全体がコンパクトになって、昇降梯子の搬送及び保管に便利である。
【0032】
請求項2に係る発明によれば、昇降梯子の使用中は、掛止具本体及び回動板を掛止位置保持手段によって掛止位置に保持できるので、作業の安全を図ることができ、また昇降梯子の使用が済めば、掛止具本体及び回動板を保持退避位置保持手段によって退避位置に保持できるから、作業者が昇降梯子を運搬している時に掛止具本体を作業者の体や衣服に引っ掛けるような危険性がなく、安全であり、また運搬中に振動で掛止具本体及び回動板がガタつくようなことがない。
【0033】
請求項3に係る発明によれば、梯子本体の各支柱が、支柱本体と、これの下端部に伸縮調整自在に連結される伸縮部材とからなるため、トラック荷台部の高さに応じ、支柱を適宜伸縮させることにより、梯子本体が地面に対し所定傾斜角度となる位置で掛止具をトラック荷台部の立て掛け箇所に的確に掛止させることがき、トラック用昇降梯子の安全な使用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トラック荷台部の煽り外板を倒した状態でその外板の基端部に立て掛けて使用しているトラック用昇降梯子を側面側から見た斜視図である。
【図2】 同状態の昇降梯子を正面側から見た斜視図である。
【図3】 トラック荷台部の煽り外板に立設された手摺の上端部に立て掛けて使用している昇降梯子を側面側から見た斜視図である。
【図4】 手摺を収納姿勢に折り畳んだ状態の昇降梯子を正面側から見た斜視図である。
【図5】 最小収縮時の使用状態を示す昇降梯子の側面図である。
【図6】 最大伸長時の使用状態を示す昇降梯子の側面図である。
【図7】 (a) は図5又は図6に示す昇降梯子の一部拡大側面図で、掛止具が掛止位置にある状態を示し、(b) は(a) のイ−イ線断面図である。
【図8】 (a) は手摺が収納姿勢に折り畳まれ、掛止具が掛止位置から退避位置に移った状態を示す図7の(a) と同様な側面図、(b) は(a) のロ−ロ線断面図、(c) は(a) のハから見た端面図である。
【図9】 (a) は手摺を収納姿勢に折り畳んだ状態の昇降梯子の側面図であり、(b) はその正面図である。
【図10】 図9の(b) の一部拡大正面図である。
【図11】 (a) は使用姿勢にある手摺の手摺支柱部の枢着端部を示す正面図、(b) は(a) のニ−ニ線断面図である。
【図12】 (a) は収納姿勢にある手摺の手摺支柱部の枢着端部を示す正面図、(b) は(a) のホ−ホ線断面図である。
【図13】 (a) は枢着用ブラケットを示す正面図、(b) は枢着用ブラケットを上側から見た側面図、(c) は下側から見た側面図、(d) は右側から見た端面図である。
【符号の説明】
A 昇降梯子
1 支柱
2 踏杆
3 梯子本体
4 手摺
5 トラック荷台部
6 掛止具
7 支柱本体
8 伸縮部材
10 回動板
11 掛止具本体
12 掛止位置保持手段
13 退避位置保持手段
14 手摺本体部
15 手摺支柱部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lifting ladder for a truck that is used while standing against a required portion of a truck bed.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, truck-specific ladders for workers to go up and down the truck bed and to carry small packages from the truck bed for work on the truck bed have not been known. Therefore, for raising and lowering at the truck bed, an ordinary ladder is used in which a pair of struts are horizontally mounted at a predetermined interval on a pair of both sides.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Use a normal ladder as it stands against a required part of the truck bed, for example, a roll outer plate attached to the load bed (there is a side roll outer plate on the left and right sides and a rear roll outer plate on the rear side) In this case, since the ladder is easy to slip from the rolling board, other workers other than the worker who goes up and down the ladder have to hold the ladder, which is very troublesome.
[0004]
In view of the above-mentioned problems, the present invention does not slip even when leaning against the upper end of the outer cover plate of the truck bed, the handrail attached on the upper cover plate, or the load base part in the state where the cover outer plate is tilted. It is an object of the present invention to provide a lifting ladder for a truck that can be self-held safely without any trouble.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0007]
[0008]
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The most preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows a state in which the turn outer plate R of the
[0010]
As can be seen from these figures, this truck lifting ladder A includes a ladder
[0011]
The
[0012]
As can be seen from FIGS. 7 and 8, the
[0013]
The structure of the
[0014]
Further, the
[0015]
Next, the structure of the
[0016]
As shown in FIG. 7, FIG. 11, and FIG. 12, a
[0017]
The square
[0018]
In order to attach the
[0019]
7 and 11 show a state where the
[0020]
Further, the
[0021]
Therefore, in the state where the
[0022]
The method of using the lifting ladder A for trucks having the above-described configuration will be described. In using the lifting ladder A, the
[0023]
Thus, as shown in FIG. 1 and FIG. 2, when the lifting ladder A is leaned against the base end of the outer plate R in a state where the turn outer plate R of the
[0024]
FIG. 5 illustrates a case where the
[0025]
FIG. 3 exemplifies a case in which the turning outer plate R stands up with respect to the
[0026]
As described above, when the lifting ladder A is used by leaning on a required part of the
[0027]
Further, since the
[0028]
Further, the
[0029]
The
[0030]
【The invention's effect】
A lifting ladder for a truck according to a first aspect of the present invention is a ladder main body in which a pair of struts are horizontally mounted on a pair of both sides at a required interval, a handrail attached to a post on at least one side of the ladder main body, It is provided on the upper side of both struts, and consists of a hook that is hooked on the hanging part of the truck bed, and the hook is hooked on the hanging part of the truck bed and is self-held. Therefore, the operator does not need to hold the ladder main body, and therefore, an extra worker is not required for the use of the elevator ladder, and the elevator ladder can be used safely. Further, when the ladder is used, the handrail is attached to the ladder main body, so that the worker can safely move up and down with respect to the loading platform portion of the truck by the handrail.
[0031]
Further , according to the present invention , the handrail can be changed in posture between a use posture standing upright with respect to the ladder body and a storage posture in which the handrail is folded from the use posture and overlapped with the ladder body in parallel. When finished, folding the handrail main body portion into the storage posture makes the whole compact and convenient for transporting and storing the lifting ladder.
[0032]
According to the invention of
[0033]
According to the third aspect of the invention, each column of the ladder body is composed of the column body and the expansion / contraction member that is connected to the lower end of the column body so as to be adjustable. By appropriately extending and contracting the rack, the latching tool can be accurately hooked at the standing position of the truck bed at a position where the ladder main body has a predetermined inclination angle with respect to the ground, and the truck lifting ladder can be used safely.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a truck elevating ladder that is used by leaning against a base end of an outer plate in a state in which a turned outer plate of a truck bed is tilted, as viewed from the side.
FIG. 2 is a perspective view of the lifting ladder in the same state as viewed from the front side.
FIG. 3 is a perspective view of an elevating ladder used by leaning on an upper end portion of a handrail erected on a turn outer plate of a truck bed, as viewed from the side.
FIG. 4 is a perspective view of the elevating ladder in a state in which the handrail is folded in the storage posture, as viewed from the front side.
FIG. 5 is a side view of the elevating ladder showing a use state at the time of minimum contraction.
FIG. 6 is a side view of the elevating ladder showing the use state at the maximum extension.
7 (a) is a partially enlarged side view of the elevating ladder shown in FIG. 5 or FIG. 6 and shows a state in which the latching device is in the latching position, and (b) is an ea line of (a). It is sectional drawing.
8 (a) is a side view similar to FIG. 7 (a) showing a state in which the handrail is folded to the retracted position and the latch is moved from the latch position to the retracted position, and FIG. (C) is an end view as seen from (a) c.
FIG. 9A is a side view of the elevating ladder in a state in which the handrail is folded into the storage position, and FIG. 9B is a front view thereof.
10 is a partially enlarged front view of (b) of FIG. 9. FIG.
FIG. 11A is a front view showing a pivoting end portion of a handrail strut portion of a handrail in a use posture, and FIG. 11B is a knee line sectional view of FIG.
FIG. 12A is a front view showing a pivoting end portion of a handrail strut portion of a handrail in a storage position, and FIG.
13A is a front view showing a pivot bracket, FIG. 13B is a side view of the pivot bracket viewed from above, FIG. 13C is a side view viewed from below, and FIG. 13D is a view from right. FIG.
[Explanation of symbols]
A
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