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JP4031743B2 - 駐車場制御装置、携帯型通信端末、駐車場制御方法およびプログラム - Google Patents

駐車場制御装置、携帯型通信端末、駐車場制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、駐車場制御装置、携帯型通信端末、駐車場制御方法およびプログラムに関する。
近年、駐車場における車両の入出庫の管理は機械を用いて自動的に行っていることが多い。具体的には、例えば車両を駐車場に入庫させる際には、駐車場の入り口に設けられたゲートを開ける必要がある。利用者は駐車場に設置されたゲートを管理する操作パネルに暗証番号を入力したり、リモートコントローラを使って、ゲートの開放を指示する。すると機械がゲートを開放させるように作動し、利用者は車両を駐車場に入庫させることが可能となる。また車両を駐車場から出庫させる際も同様である。
このような駐車場の機械化においては、車両がスムーズに入出庫できるような技術の開発が行われている。例えば、有料道路の利用者がノンストップで道路を走行しながら料金の精算を行うことができるETC(Electronic Toll Collection)車載器を利用し、駐車場における入出庫管理を行う技術が開示されている(特許文献1および2)。
特開2002−140740号公報 特開2002−170137号公報
これら技術では、車両に予め搭載されたETC車載器の無線機能により、駐車場に設けられた管理システムと送受信を行い、ゲートの開閉を作動させることができる。したがって、利用者は車両を止めて操作パネルによる入力を行う必要がない。特に、操作パネルに入力するために一旦車両の外に出なければならない、といったわずらわしい行為を利用者は行わずに済む。
またETC車載器の他にも、駐車場における入出庫において利用者が容易にゲートの開閉操作等を行うためにリモートコントローラを用いる技術が開示されている(特許文献3)。
特開2000−73636号公報
リモートコントローラにより管理装置を操作することができるので、ETC車載器と同様に利用者はわざわざ車両の外に出て操作する必要がない。
ところで、ETC車載器を作動させるためには電力が必要であり、例えば車両のエンジンをかけてETC車載器へ電力を供給する必要がある。ところが機械式駐車場(立体駐車場)等では、車両を出庫させる際には車両を載せたパレット(本明細書中、「パレット」との文言には、いわゆるタワーパーキングにおける「ケージ」を含む)を作動させた後ゲートを開き、車両に乗り込んだ後に初めて車両のエンジンをかけることができる。したがって、機械式駐車場では車両を出庫させる際にETC車載器のみを使用して、パレットの動作をさせたり、ゲートを開かせることは不可能である。
一方、リモートコントローラを用いた技術においては、車両のエンジンがかかっていなくとも、機械を作動させてゲートを開くことは可能である。したがって、機械式駐車場で
あっても車両を出庫させることができる。しかしながら、利用者は常にリモートコントローラを所持してなければならず、さらにリモートコントローラを忘れたり紛失すると車両を出入庫できなくなる。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、利用者にとって利便性の高い駐車場制御装置等を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明の駐車場制御装置は、車両の入出庫を制御する駐車場制御装置であって、利用者データベースにおいて利用者の情報を格納し、通信部において、利用者の携帯型通信端末へインストールされた通信プログラムを介して携帯型通信端末と通信を行い、利用者情報処理部において、通信部により受信した携帯型通信端末からの入出庫要求に基づいて利用者データベースを参照して利用者の認証を行い、制御部において、利用者が認証されると機械式駐車場の機械を制御し車両の入出庫を可能とさせることを特徴としている。この駐車場制御装置では、利用者は、予め駐車場入出庫専用の通信プログラムがインストールされた携帯型通信端末を用いて駐車場へ車両の入庫処理をすることができる。
ここで、前記の通信プログラムは、利用者が予め登録された駐車場利用者であることの認証を経て外部から取得し、利用者の携帯型通信端末にインストールされたものである。
駐車場制御装置においては、前記の機械式駐車場はゲートおよび車両を搭載するパレットを複数備え、制御部は携帯型通信端末から送出された入出庫要求に基づきゲートの開閉を行うことができる。
また、駐車場制御装置は、利用者データベースに登録されている利用者へお知らせ情報を送出する処理を行うお知らせ情報処理部と、お知らせ情報を格納するお知らせ情報データベースとを有することができる。
また本発明の携帯型通信端末は、機械式駐車場における駐車場制御装置と通信可能な携帯型通信端末であって、送受信部においてネットワークを介して外部と送受信可能であり、制御部において機械制御装置との通信プログラムを送受信部を介して外部から取得し、データ格納部へ取得した通信プログラムを格納し、利用者の指示に基づき通信プログラムが実行されたときに近距離通信部により機械制御装置へ入出庫要求を送出することを特徴とするものである。利用者はこの携帯型通信端末により車両を駐車場へ入れる際に入出庫させることができる。
携帯型通信端末の制御部は、駐車場に関するお知らせ情報を送受信部および/または近距離通信部を介して取得することができる。
さらに本発明の駐車場制御方法は、機械式駐車場への車両の入出庫を制御する方法であって、利用者からの車両の入出庫要求を取得するステップと、入出庫要求をした利用者が利用者データベースに予め登録されているか否かを判断するステップと、利用者は予め利用者データベースに登録されていると判断すると、車両の入出庫の処理を行うステップと、入出庫要求をした利用者へ駐車場に関連するお知らせ情報を送出するステップとを有することを特徴とする。
駐車場制御方法では、例えば入出庫要求は、利用者の車両に搭載されたETC車載器から送出されるものであり、お知らせ情報は、利用者の携帯型通信端末へ送出されるものである。
また、駐車場制御方法では、入出庫要求は、利用者の携帯型通信端末にインストールされた駐車場制御装置との通信プログラムの実行により携帯型通信端末から送出されることができる。
その他、本発明はプログラムとして実施することができ、プログラムは駐車場における車両の入出庫の制御をするためにコンピュータ上で実行されるものであって、駐車場から所定の範囲内に位置する利用者の携帯型通信端末から送出される利用者IDを受信する処理と、受信した利用者IDに基づき、利用者IDの利用者が駐車場を使用する権利があるか否かを判断する処理と、駐車場を使用する権利があると判断すると、駐車場におけるゲートの開閉制御を行う処理と、利用者IDの利用者へ通知すべきお知らせ情報があるか否かを判断する処理と、お知らせ情報があると判断すると、携帯型通信端末へお知らせ情報を送出する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
プログラムにおけるお知らせ情報は、駐車場に地理的に関係ある情報および/または利用者が駐車場に車両を入出庫した時間に関係ある情報を含むことができる。
また、プログラムは、駐車場のゲートの開閉制御を行う処理の後、利用者が駐車場における車両の入出庫の状態を利用者データベースに記録する処理と、お知らせ情報があるか否かを判断する処理では、入出庫の状態に基づいて判断する処理をすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、利用者は駐車場に車両を入出庫する際に、駐車場入出庫専用の通信プログラムがインストールされた携帯型通信端末等を利用することで、リモートコントローラ等を個別に所持する必要もなく、簡単に入出庫することができ、高い利便性を得ることができる。
さらに、本発明によれば、駐車場への入出庫の際に、駐車場に関連する情報をタイムリーに利用者に提供でき、高い利便性を提供することができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
実施の形態1
図1は、本実施の形態1における駐車場を管理するシステムを説明する図である。
図1に示すシステムにおいては、機械式駐車場(立体駐車場)1を制御する駐車場制御装置(機械制御装置)10と、駐車場の管理者が利用する管理サーバ20と、利用者が所持する携帯型通信端末30とが、ネットワークを介して互いに接続可能とされている。また、駐車場制御装置10と携帯型通信端末30とは赤外線を介して接続可能とされている。なお、図1に示す機械式駐車場1では、駐車を希望する車両はシャッター式のゲート2を通ってパレット3上に載せられて機械式駐車場1内に格納可能とされており、例えば利用者の車両40を格納することができる。
図2は、図1に示す駐車場制御装置10の構成を説明する図である。
図2に示す駐車場制御装置10は、インターネット等のネットワークを介して外部と送受信を行う送受信部11と、赤外線を用いて携帯型通信端末30と送受信を行うことが可能な赤外線通信部(通信部、近距離通信部)12と、機械式駐車場1のゲート2やパレット3の動き等を制御する駐車場制御部(制御部)13と、利用者を識別する処理を行う利用者情報処理部14と、利用者に通知するお知らせ情報を処理するお知らせ情報処理部15と、利用者IDなどの情報を格納する利用者データベース(以下、DBと称する)16と、お知らせ情報を格納するお知らせ情報DB17を備えて構成されている。
図3は、図1に示す携帯型通信端末30の構成を説明する図である。
図3に示す携帯型通信端末30は、例えば携帯電話無線機やPDA(Personal Digital
Assistance)等であり、無線を用いて外部と送受信を行う送受信部31と、赤外線を用
いて駐車場制御装置10と送受信を行うことが可能な赤外線通信部(通信部、近距離通信部)32と、利用者からの入力を受付ける入力部33と、液晶画面等で構成されて利用者
にデータを表示する表示部34と、CPU等で構成されてデータ処理を制御する制御部35と、メモリ等で構成されてデータを格納するデータ格納部36とを備えて構成されている。
なお、図1に示す管理サーバ20は、CPU等の演算処理部、メモリ等の記憶部、ネットワークを介して外部と送受信を行う送受信部等を備えた一般的なサーバ装置である。この管理サーバ20は、同じ駐車場管理者(管理会社、管理組織)が複数の機械式駐車場1を管理する場合、1台の管理サーバ20で複数の機械式駐車場1の管理に用いることもでき、また複数の駐車場管理者がそれぞれ異なる機械式駐車場1を管理するに際し、1台の管理サーバ20を共用して使用することもできる。
本実施の形態では、利用者は車両40を機械式駐車場1内へ格納するが、機械式駐車場1を使用するにあたり利用者は予め機械式駐車場1の管理者、例えば不動産屋と契約する。機械式駐車場1の管理者は、利用者と契約を交わした後、所定の通信プログラムのダウンロード先と、利用者IDと、暗証番号とを利用者に通知する。ここで通信プログラムとは、利用者が車両40を機械式駐車場1に入出庫させる際に駐車場制御装置10と赤外線を用いた通信をするのに必要なプログラムであり、携帯型通信端末30上で実行されるものである。なお、利用者IDと暗証番号は個々の利用者によって異なる。また、管理者は発行した利用者IDと暗証番号を利用者情報と共に駐車場制御装置10の利用者DB16や管理サーバ20へ登録する。図4は、利用者DB16に登録されているデータの一例を示す図である。図4に示すように、利用者情報としては例えば利用者名、メールアドレス(電子メールアドレス)、連絡先が記録される。なお、同じ管理者が複数の駐車場を管理する場合等においては、例えば利用者が利用可能な駐車場を指定する駐車場ID等も登録することができる。
図5は、携帯型通信端末30が所定の通信プログラムを管理サーバ20からダウンロードする流れを説明するフロー図である。
まず、携帯型通信端末30は、管理者から通知された所定の通信プログラムのダウンロード先へネットワークを介してアクセスし、通信プログラムのダウンロード要求を送受信部31から送出する(ステップS301)。ここで、ダウンロード先は管理サーバ20であり、例えばインターネット上のURL等を指定することにより設定することができる。
管理サーバ20は、通信プログラムのダウンロード要求を受信する(ステップS201)。そして、要求が予め登録された利用者による要求であるかどうか確認するため、管理サーバ20は利用者IDの要求を携帯型通信端末30へ送出する(ステップS202)。
携帯型通信端末30は、利用者IDの要求を送受信部31により受信する(ステップS302)。そして携帯型通信端末30は利用者IDを送受信部31により管理サーバ20へ送出する(ステップS303)。ここで利用者により入力され、携帯型通信端末30から管理サーバ20へ送出される利用者IDは、利用者が管理者から予め通知されたIDである。
管理サーバ20は、利用者IDを受信し(ステップS203)、その利用者IDが予め管理者により登録された利用者であるか否かの判断を行う(ステップS204)。前述したように管理者は予め管理サーバ20へ利用者情報を登録しており、ここでは管理サーバ20はその利用者情報を参照して判断を行う。利用者であると判断した場合、管理サーバ20は駐車場制御装置10と通信するための通信プログラムを携帯型通信端末30へ送出し(ステップS205)、本処理を終了する。一方、ステップS204において、予め登録されている利用者ではないと判断した場合には、管理サーバ20は再度ステップS202の処理に戻る。
ただし、駐車場管理者が利用者にのみ、ダウンロード先のURL(Uniform Resource L
ocators)を教え、最終的には駐車場制御装置10で利用者ID等をチェックすることか
ら、場合によっては、上記の処理のうち、利用者IDを確認するステップ(ステップS202、S203、S204、S302、S303)を省略することも可能である。
携帯型通信端末30は、通信プログラムを送受信部31により受信する(ステップS304)。そして、携帯型通信端末30は取得した通信プログラムを制御部35によりデータ格納部36へ格納し(ステップS305)、本処理を終了する。以上のようにして、携帯型通信端末30は、利用者が車両40を機械式駐車場1に駐車する際に使用する、駐車場制御装置10と通信するための通信プログラムを取得する。
次に、車両40を機械式駐車場1へ入庫する際に行われる処理について詳細を説明する。なお、車両40を出庫する際も入庫と同様の処理が実行される。
図6は、図1および図2に示す駐車場制御装置10と、図1および図3に示す携帯型通信端末30における処理の流れを説明するフロー図である。
まず、携帯型通信端末30は、駐車場制御装置10の赤外線通信部12と携帯型通信端末30の赤外線通信部32とが赤外線を用いて通信可能なエリア内にあるとき、より具体的には、例えば車両40が機械式駐車場1のゲート2の前に位置した際、またはゲート2の近く例えばゲート2から半径10m以内の位置へ移動した際、利用者の操作入力に基づいてデータ格納部36に格納されている通信プログラムを起動する(ステップS310)。なお、通信プログラムは、携帯型通信端末30の電源が入っている状態では常に起動させた状態としておくこともでき、そのようなケースでは、所定の操作入力がなされたときに、既に起動されている通信プログラムに基づく操作画面を呼び出す。
制御部35による通信プログラムの実行に基づき、携帯型通信端末30は利用者IDを赤外線通信部32により駐車場制御装置10へ送出する(ステップS311)。なお携帯型通信端末30は管理サーバ20から通信プログラムを取得した際に利用者により入力された利用者IDを保持することにより、利用者はステップS311において再度利用者IDを入力しなくてもよいものとなっている。ただし、利用者IDは通信プログラムの実行毎に利用者が入力部33を介して入力するものであってもよい。
駐車場制御装置10は、赤外線通信部12を介して利用者IDを受信する(ステップS101)。そして、受信した利用者IDについて、利用者情報処理部14により利用者DB16に予め登録されている利用者であるか否かを判断する(ステップS102)。利用者IDの確認により登録された利用者であると判断した場合、駐車場制御装置10は携帯型通信端末30へ赤外線通信部12を介して暗証番号要求を送出する(ステップS103)。一方、ステップS102において登録されている利用者ではないと判断した場合、駐車場制御装置10は再びステップS101の処理を開始する。
携帯型通信端末30は、赤外線通信部32を介して暗証番号要求を受信する(ステップS312)。ここで、携帯型通信端末30は、表示部34に暗証番号要求を表示し、それに対して利用者により入力部33を介して入力された暗証番号を、赤外線通信部32を介して駐車場制御装置10へ送出する(ステップS313)。このとき利用者により入力される暗証番号は、契約時に管理者から取得した暗証番号である。
駐車場制御装置10は、赤外線通信部12を介して暗証番号を受信する(ステップS104)。そして、受信した暗証番号について、利用者情報処理部14により利用者DB16に登録されている正規な利用者のものであるか否かを判断する(ステップS105)。このように利用者IDだけでなく暗証番号を用いて利用者を確認することで、利用者の認証におけるセキュリティを高くしている。暗証番号が合っていることで正規な利用者であると判断した場合、駐車場制御装置10は駐車場制御部13により機械式駐車場1の機械を操作して入庫処理を行う(ステップS106)。ここで入庫処理とは、例えば機械式駐
車場1のゲート2を開け、空車状態のパレット3を車両40が入庫できるようにゲート2に対向する位置に移動させる処理である。そして駐車場制御装置10が車両40がパレット3上に入庫したことを確認し、利用者の携帯型通信端末30の操作入力によりゲート2を閉じる要求がなされると、ゲート2を閉じて車両40を機械式駐車場1へ格納する。なお、ステップS105において正規な利用者ではないと判断した場合、駐車場制御装置10は再びステップS101の処理を開始する。
駐車場制御装置10は、車両40の機械式駐車場1への入庫が終了すると、利用者情報処理部14により利用者DB16に車両40の入庫情報を記録する(ステップS107)。ここでは図4に示すように、利用者の入出庫状態や、入庫しているパレット3のパレット番号を利用者DB16へ登録する。続けて、駐車場制御装置10は、お知らせ情報処理部15によりお知らせ情報DB17を参照し、利用者に知らせるべきお知らせ情報があるか否かを判断する(ステップS108)。お知らせ情報があると判断した場合、その利用者のメールアドレスを利用者DB16から抽出し、駐車場制御装置10は送受信部11から利用者の携帯型通信端末30へお知らせ情報のメールをネットワークを介して送出し(ステップS109)、本処理を終了する。一方、ステップS108においてお知らせ情報はないと判断した場合、駐車場制御装置10は本処理を終了する。
ここで、お知らせ情報とは、機械式駐車場1の設備点検のお知らせ等である。このようなお知らせ情報は、例えば機械式駐車場1の管理者により駐車場制御装置10のお知らせ情報DB17に予め直接登録されたり、管理サーバ20からネットワークを介して受信し、駐車場制御装置10のお知らせ情報DB17へ登録されるものである。なお、お知らせ情報は機械式駐車場1近辺の天気予報や道路状況等、機械式駐車場1に地理的に近い情報または時間的に関係する情報であってもよい。その他、お知らせ情報を利用者IDと関連付けてお知らせ情報DB17へ登録することにより、利用者毎に異なる情報を提供することもできる。例えば機械式駐車場1が利用者の居住箇所の駐車場である場合、回覧板、宅配、クリーニング等、利用者宛てに何か届いている場合にはその旨を利用者に知らせることができる。このようなお知らせ情報は、機械式駐車場1の近辺で知ることで、利用者はその情報に基づく行動をすぐ実行することができる。このように利用者にとって位置的または時間的に便利な情報を提供することも可能である。
このように駐車場制御装置10によりお知らせ情報が送出された場合、携帯型通信端末30はお知らせ情報をネットワークを介して受信したか否かを判断する(ステップS314)。お知らせ情報を受信したと判断すると、携帯型通信端末30はそのお知らせ情報を表示部34へ表示し(ステップS315)、利用者へ通知して本処理を終了する。一方、ステップS314においてお知らせ情報を受信していないと判断すると、携帯型通信端末30は本処理を終了する。
以上のようにして、実施の形態1では、利用者は携帯型通信端末30を用いて車両40を機械式駐車場1に入庫させることができる。したがって、利用者が機械式駐車場1に車両40を駐車させる際にわざわざ車外へ出て機械式駐車場1に付属している操作パネルを操作する必要がない。そのため、例えば天候が雨天であっても、利用者が雨に濡れて不快な思いをしなくて済む。また、携帯型通信端末30は利用者が普段から所持しているので、利用者は駐車場制御専門のリモートコントローラ等を所持する必要がなく、わずらわしさをあまり感じない。
しかも、携帯型通信端末30では、予めダウンロードされ、インストールされた駐車場入出庫専用の通信プログラムにより、赤外線を用いて入出庫を行うことができる。もちろん、このような通信プログラムおよび赤外線を用いず、入出庫の際にネットワークを介して駐車場制御装置10あるいは管理サーバ20にアクセスし、上記と同様のやり取りを行うことも可能であり、赤外線通信部12、32を備えなくても良いという利点があるが、
ネットワークを介したアクセスに通信費がかかるという問題がある。これに対し、上記の如く、赤外線を用いて直接通信を行えば、通信費も掛からず、低コストで上記効果を享受することができる。しかも、ネットワークを介してアクセスする場合、必ずしも機械式駐車場1の近くにいなくても、入出庫操作ができてしまうことになる。このため、誤操作や、あるいは機械式駐車場1に到達する前に早くゲート2を開きたいがために故意に遠方から操作を行った場合、他の利用者が機械式駐車場1に入出庫できなくなってしまい、また安全上も好ましくない。しかし、赤外線で駐車場制御装置10と近距離から直接通信を行わなければならない上記実施の形態1の構成によれば、このような問題を回避できる。
また、実施の形態1においては利用者にとって役に立つお知らせ情報を通知することができる。特に、機械式駐車場1の管理に関連する情報や、駐車した時間や機械式駐車場1に地理的または時間的に関連ある情報を、利用者が機械式駐車場1に車両40を入庫したタイミングで提供することができる。このように提供することで、タイミングを一切考慮しないで通知する場合より、利用者の注意をお知らせ情報へより惹きつけることが期待できる。なお、これらのお知らせ情報はネットワークを介したメールではなく、駐車場制御装置10からの赤外線通信により直接利用者の携帯型通信端末30へ通知するものであってもよい。
その他、お知らせ情報は駐車場制御装置10からではなく、管理サーバ20から利用者に通知されるものであってもよい。以下に実施の形態1の変形例として、機械式駐車場1の故障に関するお知らせ情報(故障情報)を管理サーバ20から利用者へ通知する場合について具体的に説明する。
図7は、実施の形態1の変形例としての管理サーバ20の構成を説明する図である。管理サーバ20は、ネットワークを介して外部と送受信する送受信部21と、利用者を識別する処理を行う利用者情報処理部22と、利用者に通知するお知らせ情報を処理するお知らせ情報処理部23と、利用者の利用者IDなどの情報を格納する利用者DB24と、お知らせ情報を格納するお知らせ情報DB25とを備えて構成されている。なおこの変形例の場合、駐車場制御装置10はお知らせ情報処理部15およびお知らせ情報DB17は備えなくてよい。
図8は、駐車場制御装置10において故障が発生した際における駐車場制御装置10と管理サーバ20と携帯型通信端末30の処理の流れを説明するフロー図である。
まず、駐車場制御装置10は、機械の処理にエラーを生じる等の故障を認識する(ステップS110)。そして、駐車場制御装置10は、故障情報を送受信部11よりネットワークを介して管理サーバ20へ送出し(ステップS111)、本処理を終了する。
管理サーバ20は、ネットワークを介して送受信部21により故障情報を受信する(ステップS210)。管理サーバ20は、故障情報に基づき、故障を点検・修理する保守員へ故障情報をメールで送出する(ステップS211)。保守員はメールの通知に基づき、機械式駐車場1の点検・修理へ向かうことができる。このとき保守員へは故障情報だけではなく、故障箇所の修理方法や処理手順を指示することもできる。
さらに管理サーバ20は利用者情報処理部22において、故障が生じた機械式駐車場1を利用している利用者のメールアドレスを利用者DB24より抽出する(ステップS212)。そして、管理サーバ20は利用者に対して故障情報を送受信部21によりネットワークを介してメールで送出し(ステップS213)、本処理を終了する。
携帯型通信端末30は、ネットワークを介して送受信部31によりメールを受信し(ステップS316)、表示部34により利用者に故障情報を表示し(ステップS317)、
本処理を終了する。このようにして、機械式駐車場1の故障情報を利用者に対して随時通知することができるので、利用者にとって大変便利である。なお、管理サーバ20は保守員による点検・整備・復旧の状況に基づいてお知らせ情報DB25の故障情報を随時更新することができ、また利用者へも随時更新された故障情報を提供することができる。
以上、実施の形態1においては、携帯型通信端末30のよって機械式駐車場1のゲート2の開閉操作を行う構成としたがこれに限るものではない。例えば、図9に示すように、ゲート2の手前にさらにゲート(ゲート2との混同を防ぐため、以下、管理ゲート4と称する)を備え、パレット3がゲート2から管理ゲート4に対向する位置まで移動し、その位置においてパレット3に車両40を載せたり降ろしたりして入出庫を行う形式の機械式駐車場1においても、上記実施の形態と同様の構成が適用できる。この場合、入庫処理の際には、機械式駐車場1のゲート2を開け、空車状態のパレット3を車両40が入庫できるようにゲート2と管理ゲート4の間の位置に移動させる。そして駐車場制御装置10によって車両40がパレット3上に入庫したことを確認し、利用者がゲート2の外に出て携帯型通信端末30の操作入力によりゲート2を閉じる要求がなされると、ゲート2を閉じて車両40を機械式駐車場1へ格納する。この後、利用者は管理ゲート4を出て携帯型通信端末30を利用して管理ゲート4を閉じる。この時、ゲート2と管理ゲート4を同時に出て携帯型通信端末30を操作することで、ゲート2を閉めて車を格納し、管理ゲート4を閉じる操作を同時に行うこともできる。
このような構成は、パレット3としてケージを用いるタワーパーキングではなく、パレット式の立体駐車場に有効に適用できる。
実施の形態1においては駐車場が機械式駐車場1であったが、本発明はこれに限定されず、例えば自走式駐車場(平面駐車場)であってもよい。また、車両40の入庫の際開閉するのはシャッター式のゲート2であったが、本発明はこれに限定されず、例えばゲート2としてチェーン式や停止バーを用いたものであってもよい。
また、実施の形態1では駐車場制御装置10と携帯型通信端末30とが赤外線により通信を行っているが、本発明はこれに限定されず、例えばBluetooth、UWB(Ultra Wide Band)、Zig Bee、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線を介して通信を行うものであってもよい。赤外線やBluetooth等は駐車場制御装置10と携帯型通信端末30
とが互いに距離的に近い場合に直接通信することにより駐車場の入出庫を処理できるので、セキュリティが高いものとなる。
その他、実施の形態1では駐車場制御装置10が利用者を認証する際に、利用者IDおよび暗証番号を用いているが、本発明はこれに限定されず、例えば利用者IDや携帯型通信端末30に固有の識別情報(例えばその携帯型通信端末30の電話番号等)のみで認証されるものであってもよい。また利用者IDのみを携帯型通信端末30へ登録しているが、本発明はこれに限定されず、例えば暗証番号も予め携帯型通信端末30のデータ格納部36へ登録しておき、通信プログラムにより自動的に送信されるものであってもよい。これらは、セキュリティ性と、利便性とのバランス等に基づき、適宜設定すればよいものである。
また複数の駐車場を利用する契約をしている利用者においては、複数のIDや暗証番号を携帯型通信端末30のデータ格納部36へ登録しておき、通信プログラムを実行する際に利用者が携帯型通信端末30の表示部34に表示された複数のIDや暗証番号から選択して処理を指示するものであってもよい。
また、実施の形態1では通信プログラムのダウンロード元は管理サーバ20であったが、本発明はこれに限定されず、例えば管理者が契約しているインターネット上の一般のプログラムダウンロードサイトであってもよい。また、管理者等によりメールに添付されて
提供されるものであってもよい。
さらに、実施の形態1では利用者の車両40の入出庫が行われる際にお知らせ情報が携帯型通信端末30へ通知されるが、本発明はこれに限定されず、例えば携帯型通信端末30のデータ格納部36に格納されている通信プログラムが定期的にネットワークを介して駐車場制御装置10や管理サーバ20へ問い合わせるものであってもよい。その他、利用者自らのお知らせ情報取得の処理により携帯型通信端末30を用いて駐車場制御装置10や管理サーバ20からお知らせ情報を取得することもできる。
実施の形態2
図10は、本実施の形態2における駐車場を制御するシステムを説明する図である。
図10に示すシステムにおいては、非機械式の自走式駐車場(平面駐車場)5を制御する駐車場制御装置(機械制御装置)50と、利用者が所持する携帯型通信端末30とが、ネットワークを介して互いに接続可能とされている。また、利用者の車両40にはETC車載器41が搭載され、駐車場制御装置50と無線を介して接続可能とされている。なお、図10に示す自走式駐車場5では、駐車を希望する車両40はゲート6を通って駐車領域内に入り、所定の駐車領域に停車する。
以下、実施の形態2について説明するが、実施の形態1と同じ構成および機能を有するものについては、同じ符号を付して説明を省略する。また、車両40が入庫する場合について説明しているが、出庫する際も同様の処理が行われる。
図11は、図10に示す駐車場制御装置50の構成を説明する図である。
図11に示す駐車場制御装置50は、インターネット等のネットワークを介して外部と送受信を行う送受信部11と、ETC車載器41と無線により送受信を行う無線通信部18と、自走式駐車場5のゲート6を制御する駐車場制御部13と、利用者情報処理部14と、お知らせ情報処理部15と、利用者DB16と、お知らせ情報処理部17とを備えて構成されている。
次に、車両40を自走式駐車場5へ駐車する際に行われる処理について詳細を説明する。図12は、駐車場制御装置50と、ETC車載器41および携帯型通信端末30とにおける処理の流れを説明するフロー図である。
まず、駐車場制御装置50は、車両検出装置等により車両40が自走式駐車場5へ入庫しようとしていることを検出する(ステップS501)。そして、車両40のETC車載器41に対して無線通信部18から利用者ID要求を送出する(ステップS502)。
ETC車載器41は、利用者ID要求を受信し(ステップS401)、それに応じて利用者IDを無線にて駐車場制御装置50へ自動的に送出し(ステップS402)、本処理を終了する。
駐車場制御装置50は、利用者IDを無線通信部18により受信する(ステップS503)。そして、駐車場制御装置50は、利用者情報処理部14において利用者DB16を参照し予め登録された利用者であるか否かを判断する(ステップS504)。利用者IDを確認することで予め登録された利用者であると判断すると、駐車場制御装置50は駐車場制御部13によりゲート6を開放する処理を行う(ステップS505)。ゲート6が開放されると、車両40は自走式駐車場5に入場可能となる。一方、ステップS504において利用者ではないと判断すると、駐車場制御装置50は再度ステップS502の処理に戻る。
ステップS505においてゲート6を開放した駐車場制御装置50は、車両40が自走式駐車場5に入場したことを利用者DB16に記録する(ステップS506)。続けて、
駐車場制御装置50は、お知らせ情報処理部15によりお知らせ情報DB17を参照し、利用者に知らせるべきお知らせ情報があるか否かを判断する(ステップS507)。お知らせ情報があると判断した場合、駐車場制御装置50は送受信部11によりネットワークを介してお知らせ情報メールを携帯型通信端末30へ送出し(ステップS508)、本処理を終了する。一方、ステップS507においてお知らせ情報はないと判断した場合、駐車場制御装置50は本処理を終了する。
このように駐車場制御装置50によりお知らせ情報メールが送出された場合、携帯型通信端末30は、お知らせ情報メールをネットワークを介して送受信部31により受信する(ステップS330)。そして、携帯型通信端末30はお知らせ情報を利用者に通知するために表示部34へ表示し(ステップS331)、本処理を終了する。なお、ステップS331の表示は利用者の指示によって実行されるものであってもよい。
以上のようにして、実施の形態2では、利用者はETC車載器41を介して車両40を自走式駐車場5に入場させて駐車させることができ、このとき、利用者にお知らせ情報を送信することができる。したがって、利用者は手間をかけることなく車両40を駐車させることができるだけではなく、利用者にとって有益な情報を利用者へ適宜タイミングよく届けることができる。
なお、実施の形態2におけるシステムにも実施の形態1で示したような管理サーバ20を設けることができる。その場合、駐車場制御装置50はお知らせ情報処理部15やお知らせ情報DB17は設けなくても良い。
また、利用者IDは、ETC車載器41に固有の識別情報(例えば機器の、メーカ名+シリアルナンバーや、それに類する符号)や、利用者のクレジットカード番号等を利用することもできる。
また、実施の形態1、2では、ゲート2、6を備えた機械式駐車場1、自走式駐車場5を例に挙げたが、これら機械式駐車場1、自走式駐車場5の手前に、さらにチェーン式、バー式等のセキュリティゲートが設けられている場合、このセキュリティゲートについても、上記と同様にして携帯型通信端末30、ETC車載器41により開閉を行うこともできる。そのようにすれば、機械式駐車場1、自走式駐車場5の駐車場制御装置10、50と、セキュリティゲートの制御装置を共通化することもでき、コスト低減を図ることもできる。さらに、携帯型通信端末30を用いた実施の形態1の場合、例えばマンション(建物)自体の出入り口、あるいは住戸の玄関の開閉等にも適用が可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
実施の形態1における駐車場を管理するシステムを説明する図である。 図1に示す駐車場制御装置10の構成を説明する図である。 図1に示す携帯型通信端末30の構成を説明する図である。 利用者DB16に登録されているデータの一例を示す図である。 携帯型通信端末30が所定の通信プログラムを管理サーバ20からダウンロードする流れを説明するフロー図である。 図1および図2に示す駐車場制御装置10と、図1および図3に示す携帯型通信端末30における処理の流れを説明するフロー図である。 実施の形態1の変形例における管理サーバ20の構成を説明する図である。 駐車場制御装置10において故障が発生した際における駐車場制御装置10と管理サーバ20と携帯型通信端末30の処理の流れを説明するフロー図である。 実施の形態1における駐車場の他の例を示す図である。 実施の形態2における駐車場を制御するシステムを説明する図である。 図10に示す駐車場制御装置50の構成を説明する図である。 駐車場制御装置50と、ETC車載器41および携帯型通信端末30とにおける処理の流れを説明するフロー図である。
符号の説明
1…機械式駐車場(立体駐車場)、2、6…ゲート、3…パレット、4…管理ゲート(ゲート)、5…自走式駐車場(平面駐車場)、10、50…駐車場制御装置(機械制御装置)、11…送受信部、12…赤外線通信部(通信部、近距離通信部)、13…駐車場制御部(制御部)、14…利用者情報処理部、15…お知らせ情報処理部、16…利用者DB、17…お知らせ情報DB、18…無線通信部、20…管理サーバ、21…送受信部、22…利用者情報処理部、23…お知らせ情報処理部、24…利用者DB、25…お知らせ情報DB、30…携帯型通信端末、31…送受信部、32…赤外線通信部(通信部、近距離通信部)、33…入力部、34…表示部、35…制御部、36…データ格納部、40…車両、41…ETC車載器

Claims (11)

  1. 機械式駐車場への車両の入出庫を制御する駐車場制御装置であって、
    利用者の情報を格納する利用者データベースと、
    前記利用者が予め登録された駐車場利用者であることの認証を経て外部から取得して前記利用者の携帯型通信端末へインストールされた通信プログラムを介し、当該携帯型通信端末と通信を行う通信部と、
    前記通信部において受信した前記携帯型通信端末からの入出庫要求に基づき、前記利用者データベースを参照して前記利用者の認証を行う利用者情報処理部と、
    前記利用者が認証されると前記機械式駐車場の機械を制御し、車両の入出庫を可能とさせる制御部とを備えたことを特徴とする駐車場制御装置。
  2. 前記機械式駐車場はゲートおよび車両を搭載するパレットを複数備え、前記制御部は前記携帯型通信端末から送出された入出庫要求に基づき当該ゲートの開閉を行うことを特徴とする請求項1記載の駐車場制御装置。
  3. 前記利用者データベースに登録されている前記利用者へお知らせ情報を送出する処理を行うお知らせ情報処理部と、
    前記お知らせ情報を格納するお知らせ情報データベースと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の駐車場制御装置。
  4. 機械式駐車場における駐車場制御装置と通信可能な携帯型通信端末であって、
    ネットワークを介して外部と送受信可能な送受信部と、
    前記駐車場制御装置との通信プログラムを前記送受信部を介し、予め登録された駐車場利用者であることの認証を経て外部から取得する制御部と、
    取得した前記通信プログラムを格納したデータ格納部と、
    利用者の指示に基づき前記通信プログラムが実行されることにより、前記駐車場制御装置へ入出庫要求を送出する近距離通信部と、
    を備えたことを特徴とする携帯型通信端末。
  5. 前記制御部は、駐車場に関するお知らせ情報を前記送受信部および/または前記近距離通信部を介して取得することを特徴とする請求項4記載の携帯型通信端末。
  6. 車両の入出庫を制御する駐車場制御装置における駐車場制御方法であって、
    利用者が予め登録された駐車場利用者であることの認証を経て外部から取得し、前記利用者の携帯型通信端末にインストールされた前記駐車場制御装置との通信プログラムの実行によってなされた前記利用者からの車両の入出庫要求を取得するステップと、
    前記入出庫要求をした前記利用者が利用者データベースに予め登録されているか否かを判断するステップと、
    前記利用者は予め前記利用者データベースに登録されていると判断すると、車両の入出庫の処理を行うステップと、
    前記入出庫要求をした前記利用者へ駐車場に関連するお知らせ情報を送出するステップと
    を有することを特徴とする駐車場制御方法。
  7. 前記入出庫要求は、前記利用者の車両に搭載されたETC(Electronic Toll Collection)車載器から送出されるものであり、
    前記お知らせ情報は、前記利用者の携帯型通信端末へ送出されることを特徴とする請求項6記載の駐車場制御方法。
  8. 前記駐車場制御装置は、故障を認識したときに、故障情報を管理サーバへ送出し、前記管理サーバは、故障が生じた駐車場を利用している利用者を前記利用者データベースより抽出し、抽出された前記利用者の前記携帯型通信端末に対して故障情報を送信することを特徴とする請求項6または7に記載の駐車場制御方法。
  9. 駐車場における車両の入出庫の制御をするためにコンピュータ上で実行されるプログラムであって、
    利用者が予め登録された駐車場利用者であることの認証を経て外部から取得して前記利用者の携帯型通信端末にインストールされた通信プログラムの実行によって、前記駐車場から所定の範囲内に位置する前記利用者の携帯型通信端末から送出される利用者IDを受信する処理と、
    受信した前記利用者IDに基づき、当該利用者IDの前記利用者が前記駐車場を使用する権利があるか否かを判断する処理と、
    前記駐車場を使用する権利があると判断すると、前記駐車場におけるゲートの開閉制御を行う処理と、
    前記利用者IDの前記利用者へ通知すべきお知らせ情報があるか否かを判断する処理と、
    前記お知らせ情報があると判断すると、前記携帯型通信端末へ当該お知らせ情報を送出する処理とを前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記お知らせ情報は、前記駐車場に地理的に関係ある情報および/または前記利用者が前記駐車場に車両を入出庫した時間に関係ある情報を含むことを特徴とする請求項9記載のプログラム。
  11. 前記駐車場のゲートの開閉制御を行う前記処理の後、前記利用者が当該駐車場における前記車両の入出庫の状態を前記利用者データベースに記録する処理と、
    前記お知らせ情報があるか否かを判断する処理では、前記入出庫の状態に基づいて判断する処理をすることを特徴とする請求項9記載のプログラム。
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