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JP4024554B2 - 燃料電池発電システム - Google Patents

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JP4024554B2
JP4024554B2 JP2002043008A JP2002043008A JP4024554B2 JP 4024554 B2 JP4024554 B2 JP 4024554B2 JP 2002043008 A JP2002043008 A JP 2002043008A JP 2002043008 A JP2002043008 A JP 2002043008A JP 4024554 B2 JP4024554 B2 JP 4024554B2
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伸二 宮内
彰成 中村
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水素と酸素を反応させ発電する燃料電池をパッケージ内に設置した燃料電池発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料電池発電システムは、特開平5−290868号公報や特開平4−75263号公報などに開示されている。
【0003】
図2に従来例1としての特開平5−290868の構成を示す。図2において、51はパッケージで、内部が隔壁52によって電気装置室53と高温装置室54に分離されている。電気装置室53内には制御装置55が、高温装置室54内には燃焼ファン56と改質器排気口57を備えた改質器58と、空気ブロワ59と電池排気口60を備えた燃料電池本体61が設置されている。62は電気装置室53のパッケージ51に設けられた換気孔で、63は電気装置室53と高温装置室54を通風させる通風孔である。
【0004】
この従来例1の構成において、燃料電池本体61は改質器58から供給される水素と空気ブロワ59から供給される酸素を反応させ発電するが、その際改質反応を行うための燃焼ファン56と空気ブロワ59の供給空気は、換気孔62から電気装置室53、通風孔63、高温装置室54を通って吸入され、この流通空気によって制御装置55が冷却されるものである。そして、改質器58の燃焼後の排気は改質器排気口57から、また燃料電池本体61の反応後の排気は電池排気口60からパッケージ51の外部へ排出されるものである。
【0005】
図3に従来例2としての特開平4−75263の構成を示す。図3において、71はパッケージで、上流側パッケージ室72と下流側パッケージ室73を形成し、通風路74によって連結されている。上流側パッケージ室72内には制御装置75が、下流側パッケージ室73内には燃焼ファン76を備えた改質器77と空気ブロワ78を備えた燃料電池本体79が設置されている。80は上流側パッケージ室72に設けられた換気ファンで、81は下流側パッケージ室73に設けられた排気口である。
【0006】
この従来例2の構成において、燃料電池本体79は改質器77から供給される水素と空気ブロワ78から供給される酸素を反応させ発電する。換気ファン80から供給された外部空気は、上流側パッケージ室72、通風路74、下流側パッケージ室73を通って排気口81を通って排出されるが、この流通空気によって制御装置75が冷却されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例1の燃料電池発電システムでは、改質器58や燃料電池本体61から原料ガスや水素などの可燃性ガスが万一漏出した場合、漏出した可燃性ガスは燃焼ファン56から改質器58へ、もしくは空気ブロワ59から燃料電池本体61に吸引され、改質器58内部や燃料電池本体61内部で異常燃焼し、最悪の場合、爆発の可能性も全く無いわけではなかった。
【0008】
また、上記従来例2の燃料電池発電システムでは、改質器77や燃料電池本体79から原料ガスや水素などの可燃性ガスが万一漏出した場合でも、換気ファン80によって漏出した可燃性ガスは排気口81から排出され安全性は確保されるものの、換気ファン80はパッケージ内のすべての空間の空気を排出し、かつ制御装置75を冷却するためにかなり大きな能力を必要とし、そのために消費電力が多くなり燃料電池発電システムの効率を悪化させるという課題があった。
【0009】
本発明は、上記従来のこの様な課題を考慮して、爆発や異常燃焼などが無く安全性を確保するとともに、換気に要する電力を低減し高い効率を維持する燃料電池発電システムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明(請求項1記載の本発明に対応)は、パッケージ内を隔壁により分離することにより設けられた第1室及び第2室と、
前記第1室の内部に配置された改質器と、
前記第1室の内部に配置された燃料電池本体と、
前記改質器前記燃料電池本体の少なくとも何れか一方を制御する、前記第2室の内部に配置された制御装置と、
前記燃料電池本体に空気を供給する、前記第2室の内部に配置されるとともに前記第2室の内部に吸気口が開口された空気ブロワとを備え、
前記制御装置が、前記吸気口に吸引される空気の流れの途中に配置されており、
前記第1室と前記第2室は、別々に換気が行われる燃料電池発電システムである。
【0011】
又、第2の本発明(請求項2記載の本発明に対応)は、前記パッケージの枠体の内、前記第2室の外壁を構成する枠体部分の所定の部位には第2室用吸気口が設けられており、
前記第2室の外壁を構成する前記枠体部分の内、前記第2室用吸気口が設けられた部位以外の部位には、前記燃料電池本体からの排気を前記パッケージの外部に排出するための排空気口が設けられている上記第1の本発明の燃料電池発電システムである。
【0012】
又、第3の本発明(請求項3記載の本発明に対応)は、前記パッケージの枠体の内、前記第1室の外壁を構成する枠体部分の所定の部位には、第1室用吸気口と第1室用排気口とが設けられており、
前記第1室用排気口には換気ファンが配置されている上記第1又は2の本発明の燃料電池発電システムである。
【0013】
又、第4の本発明(請求項4記載の本発明に対応)は、前記第1室用排気口と、前記第1室用吸気口との間に、前記改質器前記燃料電池本体の少なくとも何れか一方が配置されている上記第3の本発明の燃料電池発電システムである。
【0014】
又、第5の本発明(請求項5記載の本発明に対応)は、前記改質器にはバーナが設けられており、
前記第1室の外壁を構成する枠体部分の前記所定の部位以外の部位には、(1)前記バーナに燃焼用空気を供給するための燃焼ファン用吸気口と、(2)前記改質器の燃焼ガスを排出する改質器用排気口とが設けられている上記第3の本発明の燃料電池発電システムである。
【0015】
又、第6の本発明(請求項6記載の本発明に対応)は、前記換気ファンの近傍に可燃ガスを検出する可燃ガス検出器が設けられている上記第3の本発明の燃料電池発電システムである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の燃料電池発電システムの実施の形態について、図1に基づいて説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における燃料電池発電システムの構成図である。
【0018】
同図において、1はパッケージ2内をガス経路室3と非ガス室4に分離するための隔壁である。ガス経路室3内には改質器5、燃料電池本体6などの可燃性ガスが流通する部品が配置されている。
【0019】
改質器5には、原料ガス配管7と燃焼ファン吸気口8、燃焼ファン9を取付けたバーナ10と改質器排気口11が備え付けられている。ガス経路室3の外壁を構成するパッケージ2の枠体部分の所定の部位には、ガス経路室吸気口12a、12bとガス経路室排気口13と換気ファン14とが設けられている。
【0020】
非ガス室4内には、制御装置15、空気ブロワ16、水配管17aを介して水供給装置18に接続された凝縮器19などの部品が配置されている。これらの部品に関しては、可燃性ガスは流通しない。
【0021】
非ガス室4の外壁を構成するパッケージ2の枠体部分の所定の部位には、非ガス室吸気口20を設けるとともに、空気ブロワ16のブロワ吸気口21は非ガス室4内に開口させ、凝縮器19の排空気口22はパッケージ2の外側に開口させてある。
【0022】
燃料電池本体6は、ガス経路室3内で改質器5と水素配管23で、バーナ10と排水素配管24でそれぞれ接続されている。また燃料電池本体6は、空気ブロワ16と空気配管25で、凝縮器19と排空気配管26でそれぞれ隔壁1を貫通して接続されている。
【0023】
水供給装置18は隔壁1を貫通した水配管17bを介して改質器5に接続されている。
【0024】
ここで、本発明の第1室は、ガス経路室3に対応し、本発明の第2室は、非ガス室4に対応する。又、本発明の第2室用吸気口は、非ガス室吸気口20に対応し、本発明の第1室用吸気口は、ガス経路室吸気口12a,12bに対応し、本発明の第1室用排気口は、ガス経路室排気口13に対応する。
【0025】
以下、上記燃料電池発電システムの動作について説明する。
【0026】
原料ガス配管7から供給されたメタンなどの原料ガスは、改質器5の中でバーナ10によって加熱され改質反応を起こし水素に変換され水素配管23を通って燃料電池本体6へ供給される。
【0027】
一方、空気ブロワ16から送られる空気は空気配管25を通って燃料電池本体6へ供給され、これら供給された水素と空気中の酸素を反応させ発電を行うものである。
【0028】
そして反応に使われなかった残りの水素(排水素)は排水素配管24を通ってバーナ10に供給され改質反応の加熱燃料として用いられる。
【0029】
また、反応で生成した水及び水蒸気を含んだ排空気は排空気配管26を通って凝縮器19へ導かれ水を分離した後排空気口22から排出される。凝縮器19で分離された水は水配管17a、17bを介して水供給装置18から改質器5に供給され改質反応の原料として使われる。
【0030】
これら一連の動作を制御装置15で行うものである。なお、原料ガスの代りにメタノールなどの液体燃料を用いてもよい。
【0031】
この時、ガス経路室3内では換気ファン14によってガス経路室吸気口12a、12bから外気を吸入しガス経路室排気口13から排出するという空気の流れを発生させている。
【0032】
このため、改質器5や燃料電池本体6などの可燃性ガス流通部品から原料ガスや水素などの可燃性ガスが万一漏出した場合、漏出した可燃性ガスはただちにパッケージ2外側へ排出され、改質器5内や燃料電池本体6内に流入し爆発や異常燃焼することなく、しかも隔壁1によって制御装置15と分離されているため制御装置15の発するスパーク等で引火、爆発する危険性もないものである。
【0033】
また、制御装置15には一般に発熱部品が多く、かつ半導体素子など部品の耐熱温度が低いため冷却する必要がある。本実施の形態1ではブロワ吸気口21を非ガス室4内に開口させているため、空気は非ガス室吸気口20から非ガス室4内に流入し制御装置15を冷却した後に空気ブロワ16へ吸引される。
【0034】
この冷却作用により、換気ファン14は非ガス室4内の換気を行う必要がなくガス経路室3のみの換気を行うため、換気に要する能力を小さくし消費電力を少なくして燃料電池発電システムの効率悪化を防ぐことができるものである。
【0035】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、上記と同様に図1に基づいて説明する。
【0036】
本実施の形態は、実施の形態1と基本的な構成は同じであるが、ここでは、以下の点について、更に詳細に説明する。
【0037】
尚、上記の実施の形態において既に説明した内容については、その説明を省略する。
【0038】
実施の形態2では、ガス経路室排気口13に換気ファン14を設け、ガス経路室吸気口12a、12bはガス経路室排気口13から遠い位置に設けた。具体的には図1に示す様に、ガス経路室吸気口12a,12bは、パッケージ2における、改質器5の下方の外壁と燃料電池本体6の側方の外壁に、それぞれ設けられている。換言すれば、ガス経路室排気口13(本願発明の第1室用排気口に対応)と、ガス経路室用吸気口12a、12b(本願発明の第1室用吸気口に対応)との間に、改質器5と燃料電池本体6とが配置されている構成である。
【0039】
ガス経路室吸気口12a、12bをガス経路室排気口13から遠い位置に複数個設けることによって、ガス経路室吸気口12a、12bから吸入した外気はガス経路室3内を万遍なく通過し換気ファン14でガス経路室排気口13から排出されるというもので、可燃性ガス流通部品から可燃性ガスが万一漏出した場合でも、よりいっそう確実に可燃性ガスをパッケージ2外側へ排出することができるものである。
【0040】
尚、ガス経路室用吸気口の数は、ここでは、2つ設けた場合について述べているが、必ずしも複数個配置しなくても、1つでも良いし、3つ以上でも良い。要するに、外気が、ガス経路室3内を万遍なく通過し、換気ファン14によりガス経路室排気口13から排出されるものでありさえすれば、ガス経路室用吸気口の数は問わない。
【0041】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について、上記と同様に図1に基づいて説明する。
【0042】
本実施の形態は、上記実施の形態と基本的な構成は同じであるが、ここでは、以下の点について、更に詳細に説明する。
【0043】
尚、上記実施の形態において既に説明した内容については、その説明を省略する。
【0044】
実施の形態3は、改質器5のバーナ10に燃焼用空気を供給する燃焼ファン吸気口8と改質器5の燃焼ガスを排出する改質器排気口11とをパッケージ2の外側に開口させたものである。
【0045】
燃焼ファン吸気口8をパッケージ2の外側に開口させることによって、可燃性ガス流通部品から可燃性ガスが万一漏出した場合でも、漏出した可燃性ガスは燃焼ファン吸気口8からバーナ10へ流入することなく異常燃焼や爆発を未然に防止することができるものである。
【0046】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、上記と同様に図1に基づいて説明する。
【0047】
本実施の形態は、上記実施の形態と基本的な構成は同じであるが、ここでは、以下の点について、更に詳細に説明する。
【0048】
尚、上記実施の形態において既に説明した内容については、その説明を省略する。
【0049】
実施の形態4は、換気ファン14近傍に可燃ガス検知器27を設けたもので、可燃性ガス流通部品から可燃性ガスが万一漏出した場合でも、ガス経路室3内の空気は全て換気ファン14に集まりガス経路室排気口13から排出されるため、可燃性ガスの漏洩をいち早く検知し燃料電池発電システムの運転を停止するなどの措置を取ることができ、安全性をさらに高めることができるものである。
【0050】
尚、上記実施の形態では、図1に示された構成を中心に説明したが、これに限らず例えば、本発明の燃料電池発電システムの別の第1の例として、パッケージ内を隔壁により分離することにより設けられた第1室及び第2室と、
前記第1室の内部に配置された改質器と、
前記第1室の内部に配置された燃料電池本体と、
前記改質器及び/又は前記燃料電池本体を制御する、前記第2室の内部に配置された制御装置と、
前記燃料電池本体に空気を供給する、前記第2室の内部に配置された空気ブロワとを備え、前記第1室と前記第2室は、別々に換気が行われる構成であっても良い。
【0051】
又、例えば、本発明の燃料電池発電システムの別の第2の例として、上記別の例の構成に加えて、前記パッケージの枠体の内、前記第2室の外壁を構成する枠体部分の所定の部位には第2室用吸気口が設けられており、
前記第2室の外壁を構成する前記枠体部分の内、前記第2室用吸気口が設けられた部位以外の部位には、前記燃料電池本体からの排気を前記パッケージの外部に排出するための排気口が設けられており、
前記空気ブロアのブロア用吸気口は、前記第2室の内部に開口されてる構成としても良い。
【0052】
又、例えば、本発明の別の第3の例として、前記パッケージの枠体の内、前記第1室の外壁を構成する枠体部分の所定の部位には、第1室用吸気口と第1室用排気口とが設けられており、
前記第1室用排気口には換気ファンが配置されている上記第1の例、又は上記第2の例の燃料電池発電システムを構成しても良い。
【0053】
又、例えば、本発明の別の第4の例として、前記第1室用排気口と、前記第1室用吸気口との間に、前記改質器及び/又は前記燃料電池本体が配置されている上記第3の例の燃料電池発電システムを構成していも良い。
【0054】
又、例えば、本発明の別の第5の例として、前記改質器にはバーナが設けられており、
前記第1室の外壁を構成する枠体部分の前記所定の部位以外の部位には、(1)前記バーナに燃焼用空気を供給するための燃焼ファン用吸気口と、(2)前記改質器の燃焼ガスを排出する改質器用排気口とが設けられている上記第3又は第4の例の燃料電池発電システムを構成していも良い。
【0055】
又、例えば、本発明の別の第6の例として、上記換気ファンの近傍に可燃ガスを検出する可燃ガス検出器が設けられている上記第3、第4又は第5の例の燃料電池発電システムを構成しても良い。
【0056】
これらの何れの例の燃料電池発電システムにおいても、上記実施の形態の構成と同様に、爆発や異常燃焼などが無く安全性を確保するとともに、換気に要する電力を低減し高い効率を維持するという効果を発揮する。
【0057】
【発明の効果】
本発明は、例えば、可燃性ガス流通部品から可燃性ガスが万一漏出した場合でも、漏出した可燃性ガスはただちにパッケージ外側へ排出されため、爆発や異常燃焼などを無くすことができ安全性を高めるという効果を奏するものである。
【0058】
また、例えば、換気に要する能力を小さくし消費電力を少なくして燃料電池発電システムの効率悪化を防ぐという効果も奏するものである。
【0059】
また、例えば、万一漏出した可燃性ガスがバーナへ流入することなく異常燃焼や爆発を未然に防止するという効果も奏するものである。
【0060】
また、例えば、可燃性ガスの漏洩をいち早く検知し燃料電池発電システムの運転を停止するなどの措置を取ることができ、安全性をさらに高めるという効果も奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3、4における燃料電池発電システムの構成図
【図2】従来例1における燃料電池発電システムの構成図
【図3】従来例2における燃料電池発電システムの構成図
【符号の説明】
1 隔壁
2 パッケージ
3 ガス経路室
4 非ガス室
5 改質器
6 燃料電池本体
8 燃焼ファン吸気口
10 バーナ
11 改質器排気口
12a ガス経路室吸気口
12b ガス経路室吸気口
13 ガス経路室排気口
14 換気ファン
15 制御装置
16 空気ブロワ
19 凝縮器
20 非ガス室吸気口
21 ブロワ吸気口
22 排空気口
27 可燃ガス検知器

Claims (6)

  1. パッケージ内を隔壁により分離することにより設けられた第1室及び第2室と、
    前記第1室の内部に配置された改質器と、
    前記第1室の内部に配置された燃料電池本体と、
    前記改質器前記燃料電池本体の少なくとも何れか一方を制御する、前記第2室の内部に配置された制御装置と、
    前記燃料電池本体に空気を供給する、前記第2室の内部に配置されるとともに前記第2室の内部に吸気口が開口された空気ブロワとを備え、
    前記制御装置が、前記吸気口に吸引される空気の流れの途中に配置されており、
    前記第1室と前記第2室は、別々に換気が行われる燃料電池発電システム。
  2. 前記パッケージの枠体の内、前記第2室の外壁を構成する枠体部分の所定の部位には第2室用吸気口が設けられており、
    前記第2室の外壁を構成する前記枠体部分の内、前記第2室用吸気口が設けられた部位以外の部位には、前記燃料電池本体からの排気を前記パッケージの外部に排出するための排空気口が設けられている請求項1記載の燃料電池発電システム。
  3. 前記パッケージの枠体の内、前記第1室の外壁を構成する枠体部分の所定の部位には、第1室用吸気口と第1室用排気口とが設けられており、
    前記第1室用排気口には換気ファンが配置されている請求項1又は2に記載の燃料電池発電システム。
  4. 前記第1室用排気口と、前記第1室用吸気口との間に、前記改質器前記燃料電池本体の少なくとも何れか一方が配置されている請求項3記載の燃料電池発電システム。
  5. 前記改質器にはバーナが設けられており、
    前記第1室の外壁を構成する枠体部分の前記所定の部位以外の部位には、(1)前記バーナに燃焼用空気を供給するための燃焼ファン用吸気口と、(2)前記改質器の燃焼ガスを排出する改質器用排気口とが設けられている請求項3に記載の燃料電池発電システム。
  6. 前記換気ファンの近傍に可燃ガスを検出する可燃ガス検出器が設けられている請求項3に記載の燃料電池発電システム。
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