JP4017303B2 - 磁気ヘッドサスペンションの製造方法および磁気ヘッドサスペンション用の金属基板の検査方法 - Google Patents
磁気ヘッドサスペンションの製造方法および磁気ヘッドサスペンション用の金属基板の検査方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ディスク装置に用いられる磁気ヘッドサスペンションの製造方法および磁気ヘッドサスペンション用の金属基板の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置において、回転する磁気ディスクの所望のトラックに磁気ヘッドを位置決めするために磁気ヘッドサスペンションと呼ばれる板状の支持体が用いられる。この磁気ヘッドサスペンションには、複数の配線パターンが形成されるとともに、先端部近傍に磁気ヘッドを搭載する磁気ヘッド搭載部(以下、タング部と呼ぶ)が設けられている。磁気ヘッドサスペンションの製造の際には、金属からなる基板上に絶縁層、配線パターンおよび被覆層が順に形成される。
【0003】
近年、磁気ヘッドサスペンションを大量生産するために、長尺状の基板をロールで連続的または断続的に搬送しながら、長尺状の基板上に絶縁層の形成工程、配線パターンの形成工程および被覆層の形成工程を順次行う製造方法が提案されている(特開平10−320736号公報)。
【0004】
図12は上記の従来の製造方法における長尺状の基板の平面図である。図12に示すように、長尺状の基板100上には、露光処理の単位となる複数の矩形の領域110が基板100の長手方向に沿って2列に設けられている。各領域110内には複数の磁気ヘッドサスペンション101が6列および16行に形成される。
【0005】
このような長尺状の基板100を連続的または断続的に搬送しつつ基板100上の各領域110に所定の工程を順次行うことにより長尺状の基板100上に多数の磁気ヘッドサスペンションを同時に形成することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、磁気ヘッドサスペンションのタング部に磁気ヘッドを搭載する際には、タング部がサスペンション本体部(磁気ヘッドサスペンションのタング部を除く部分)に対して所定の角度をなすようにタング部を曲げ加工する。タング部の曲げ加工の際には、複数の磁気ヘッドサスペンションのタング部の角度を一定にする必要がある。
【0007】
しかしながら、ロールに巻かれた長尺状の基板は、ある程度の反りを有する。したがって、このような基板上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンションでは、タング部に反りが発生している。
【0008】
タング部の曲げ加工の際には、複数の磁気ヘッドサスペンションのタング部の角度を一定にするために複数の磁気ヘッドサスペンションでタング部の反りが一定であることが望ましい。したがって、長尺状の基板において各領域での反りのばらつきが小さいことが求められる。
【0009】
本発明の目的は、長尺状の金属基板上に形成される複数の磁気ヘッドサスペンションのタング部の反りのばらつきを低減し、良品率を向上させることが可能な磁気ヘッドサスペンションの製造方法および磁気ヘッドサスペンション用の金属基板の検査方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明者は、種々の実験および検討を行った結果、長尺状の金属基板の幅方向における曲率のばらつきとその金属基板上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきとの間に相関関係があり、長尺状の金属基板の一部領域の幅方向における曲率のばらつきが所定値以下の場合にその金属基板上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきが低減されることを見出した。そして、この結果に基づいて以下の本発明を案出した。
【0011】
第1の発明に係る磁気ヘッドサスペンションの製造方法は、長尺状の金属基板の一部領域の幅方向に配列されかつそれぞれ幅方向に延びるストライプ状の複数の試験片を採取し、採取された各試験片の長さ方向において第1、第2および第3の測定点を設定し、各試験片に設定された第1、第2および第3の測定点の高さをそれぞれ測定し、各試験片について測定された第1、第2および第3の測定点の高さに基づいて各試験片の曲率を求め、複数の試験片の曲率から長尺状の金属基板の一部領域の幅方向における曲率のばらつきを算出し、曲率のばらつきが所定値以下の金属基板を選択し、選択された金属基板を長さ方向に搬送しつつ、金属基板上に絶縁層および導体層を積層して複数の磁気ヘッドサスペンションを形成するものである。
【0012】
長尺状の金属基板の一部領域の幅方向における曲率のばらつきが所定値以下の場合には、その金属基板のほぼ全長にわたって各領域の反りのばらつきが一定値以下に低減されている。したがって、一部領域の幅方向における曲率のばらつきが所定値以下の金属基板を選択し、その選択された金属基板上に絶縁層および導体層を積層して複数の磁気ヘッドサスペンションを形成することにより、金属基板のほぼ全長にわたって複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきを低減することができる。その結果、磁気ヘッドサスペンションの良品率が向上し、かつ磁気ヘッド搭載部の曲げ加工の精度が向上する。
【0013】
所定値が2.0×10-3mm-1以下であることが好ましい。この場合には、長尺状の金属基板上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきが十分に低減される。したがって、磁気ヘッドサスペンションの良品率がさらに向上し、磁気ヘッド搭載部の曲げ加工の精度がさらに向上する。
【0014】
複数の磁気ヘッドサスペンションの長さ方向が金属基板の幅方向と平行になるように金属基板上に複数の磁気ヘッドサスペンションを形成してもよい。
【0015】
この場合、金属基板上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の曲げ加工の方向が金属基板の反りの方向と一致する。金属基板のほぼ全長にわたって幅方向における反りのばらつきが一定値以下となるので、金属基板上に形成される複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきが十分に低減される。
【0016】
金属基板は15μm以上50μm以下の厚みを有するステンレス鋼からなってもよい。また、金属基板は100mm以上500mm以下の幅を有するステンレス鋼からなってもよい。これらの場合に、一部領域の幅方向における曲率のばらつきが所定値以下の金属基板を選択することにより、金属基板のほぼ全長にわたって複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきを十分に低減することができる。
複数の試験片の曲率の最大値と最小値との差を曲率のばらつきとして求めるてもよい。
エッチングにより長尺状の金属基板の一部領域から複数の試験片を除く部分を除去することにより、複数の試験片を採取してもよい。
レーザ顕微鏡を用いて各試験片に設定された第1、第2および第3の測定点の高さをそれぞれ測定してもよい。
【0017】
第2の発明に係る磁気ヘッドサスペンション用の金属基板の検査方法は、長尺状の金属基板の一部領域の幅方向に配列されかつそれぞれ幅方向に延びるストライプ状の複数の試験片を採取し、採取された各試験片の長さ方向において第1、第2および第3の測定点を設定し、各試験片に設定された第1、第2および第3の測定点の高さをそれぞれ測定し、各試験片について測定された第1、第2および第3の測定点の高さに基づいて各試験片の曲率を求め、複数の試験片の曲率から長尺状長尺状の金属基板の一部領域の幅方向における曲率のばらつきを算出し、曲率のばらつきが所定値以下の金属基板を磁気ヘッドサスペンション用の金属基板として選択するものである。
【0018】
長尺状の金属基板の一部領域の幅方向における曲率のばらつきが所定値以下の場合には、その金属基板のほぼ全長にわたって各領域の反りのばらつきが一定値以下に低減されている。したがって、一部領域の幅方向における曲率のばらつきが所定値以下の金属基板を磁気ヘッドサスペンション用の金属基板として選択することにより、金属基板上に形成される複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきを低減することができる。その結果、磁気ヘッドサスペンションの良品率が向上し、かつ磁気ヘッド搭載部の曲げ加工の精度が向上する。
【0019】
所定値が2.0×10-3mm-1以下であることが好ましい。この場合には、長尺状の金属基板上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンションの磁気ヘッド搭載部の反りのばらつきが十分に低減される。したがって、磁気ヘッドサスペンションの良品率がさらに向上し、磁気ヘッド搭載部の曲げ加工の精度がさらに向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例における磁気ヘッドサスペンションの製造方法について説明する。
【0021】
本実施例の磁気ヘッドサスペンションの製造方法では、まず、以下に示す検査方法でステンレス鋼からなる長尺状の基板を検査し、幅方向における曲率のばらつきが所定値以下の基板を選択する。次に、その選択された基板上に後述する方法で複数の磁気ヘッドサスペンションを形成する。
【0022】
まず、磁気ヘッドサスペンション用の基板の検査方法について説明する。図1は本実施例における磁気ヘッドサスペンションの製造に用いる基板の検査方法を説明するための平面図である。また、図2は図1の基板の幅方向における曲率のばらつきの測定方法を説明するための図である。
【0023】
図1において、基板10の厚みは、例えば15〜50μmであり、基板10の幅は、例えば100〜500mmであり、基板10の長さは、例えば約25mである。基板10の先端部の領域において、基板10の幅方向TDに平行な10本の試験片70をエッチングにより採取する。この場合、基板10上の先端部の領域において試験片70の部分のみにエッチングレジストのパターンを形成し、基板10の他の部分をエッチングにより除去する。試験片70は、基板10の長さ方向MDにおいて2.5mmの幅を有し、基板10の幅方向TDにおいて30mmの長さを有する。10本の試験片70は、基板10の幅方向TDの全長にわたって一定距離d1ずつずれた位置に配置する。
【0024】
次に、図2に示すように、採取された試験片70をレーザ顕微鏡のステージ80上に設置する。そして、試験片70の長さ方向において10mmおきに3つの測定点P1,P2,P3を設定し、それらの測定点P1,P2,P3においてステージ80から試験片70の高さh1 ,h2 ,h3 をそれぞれ測定する。この測定では、3つの測定点P1,P2,P3において試験片70の幅方向の中心部を測定する。次に、3つの測定点P1,P2,P3のうち両端の2つの測定点P1,P3における高さを0とした場合の中央部の測定点P2における高さhを次式により求める。
【0025】
h=h2 −(h1 +h3 )/2 …(1)
次に、上式(1)により求めた中央部の測定点P2の高さhを用いて試験片70の曲率k[1/mm]を次式により求める。
【0026】
k=2h/(h2 +100) …(2)
上式(2)により基板10の幅方向TDにおける10本の試験片70の曲率kの最大値と最小値との差を幅方向TDにおける曲率kのばらつきとする。
【0027】
このようにして求めた基板10の幅方向TDにおける曲率kのばらつきが0.002[1/mm]以下の基板10を良品として選択し、幅方向TDにおける曲率kのばらつきが0.002[1/mm]よりも大きい基板10を不良品とする。選択された基板10上に以下の方法により複数の磁気ヘッドサスペンションを形成する。
【0028】
なお、上記のように、幅方向TDにおける曲率kのばらつきが0.002[1/mm]以下の基板10を良品として選択することが好ましく、後述するように、幅方向TDにおける曲率kのばらつきが0.001[1/mm]以下の基板10を良品として選択することがさらに好ましい。
【0029】
次に、磁気ヘッドサスペンションの製造方法について説明する。図3は本発明の実施例における製造方法により製造される磁気ヘッドサスペンションの平面図である。また、図4(a)は図3の磁気ヘッドサスペンションのA−A線断面図、図4(b)は図3の磁気ヘッドサスペンションのB−B線断面図である。
【0030】
図3に示すように、磁気ヘッドサスペンション1は、ステンレス鋼からなる長尺状の基板10により形成されるサスペンション本体部20を備える。サスペンション本体部20上には配線パターン25が形成されている。サスペンション本体部20の先端部には、U字状の開口部26を形成することにより磁気ヘッド搭載部(以下、タング部と呼ぶ)24が設けられている。タング部24は、サスペンション本体部20に対して所定の角度をなすように破線Rの箇所で折り曲げ加工される。
【0031】
タング部24の端部には4つの電極パッド22が形成されている。サスペンション本体部20の他端部には4つの電極パッド27が形成されている。タング部24上の電極パッド22とサスペンション本体部20の他端部の電極パッド27とは配線パターン25により電気的に接続されている。また、サスペンション本体部20には複数の孔部28が形成されている。なお、図3には、被覆層は示されていない。
【0032】
図4(a)に示すように、基板10上にはポリイミドからなる絶縁層11が形成されている。絶縁層11上の4箇所に、クロム膜12、銅からなる導体層パターン16およびニッケル膜17が順に積層され、ニッケル膜17上に金からなる電極パッド27が形成されている。絶縁層11の上面は、電極パッド27の上面を除いてポリイミドからなる被覆層18で被覆されている。
【0033】
図4(b)に示すように、絶縁層11上の一方の側部側および他方の側部側のそれぞれ2箇所に、クロム膜12、銅からなる導体層パターン16およびニッケル膜17が順に積層されている。各側部側の2組のクロム膜12、導体層パターン16およびニッケル膜17はポリイミドからなる絶縁層18で被覆されている。それにより、配線パターン25が形成される。
【0034】
ここで、図3の磁気ヘッドサスペンションの製造工程について説明する。図5、図6および図7は図3の磁気ヘッドサスペンションの製造工程を示す模式的工程断面図である。
【0035】
まず、図5(a)に示すように、厚み15〜50μmのステンレス鋼からなる基板10上に、厚さ5〜25μmの感光性ポリイミド樹脂前駆体11aを塗布する。次に、図5(b)に示すように、露光機において所定のマスクを介して基板10上の感光性ポリイミド樹脂前駆体11aに200〜700mJ/cm2 の紫外線を照射し、ポリイミドからなる絶縁層11を形成する。
【0036】
その後、図5(c)に示すように、基板10上および絶縁層11上に、クロムおよび銅の連続的なスパッタリングにより、厚さ100〜600Åのクロム膜12および厚さ500〜2000Åで0.6Ω/□以下のシート抵抗を有する銅めっきベース13を順に形成する。
【0037】
次に、図5(d)に示すように、銅めっきベース13上に、所定のパターンを有するめっき用のレジスト14を形成する。そして、図5(e)に示すように、レジスト14の開口部に、銅の電解めっきにより厚さ2〜15μmの銅めっき層15を形成する。本実施例では、銅めっき層15の厚さは約10μmである。
【0038】
次いで、図5(f)に示すように、レジスト14を除去した後、アルカリ性処理液により銅めっきベース13をエッチングにより除去し、銅からなる導体層パターン16を形成する。さらに、図6(g)に示すように、アルカリ性処理液(フェリシアン化カリウム液)により基板10上および絶縁層11上に露出したクロム膜12をエッチングにより除去する。
【0039】
次に、図6(h)に示すように、ニッケルの無電解めっきにより基板10上および導体層パターン16上に、厚さ0.05〜0.1μmのニッケル膜17を形成する。このニッケル膜17は、導体層パターン16と被覆層18との密着性を向上させるためおよび銅のマイグレーションを防止するために設けられる。
【0040】
次いで、図6(i)に示すように、ニッケル膜17上および絶縁層11上に感光性ポリイミド樹脂前駆体を塗布し、露光処理、加熱処理、現像処理および加熱硬化処理を順に行うことにより、絶縁層11上およびニッケル膜17上に所定のパターンを有する厚さ3〜5μmのポリイミドからなる被覆層18を形成する。この場合、被覆層18の所定の位置には電極パッド形成用の開口部19が設けられる。また、電極パッドの電解めっき用リード部29としてニッケル膜17の一部が露出される。
【0041】
次に、図7(j)に示すように、露出したニッケル膜17を剥離した後、被覆層18の開口部19内に、電解めっきにより厚さ1〜5μmのニッケル膜21および厚さ1〜5μmの金からなる電極パッド22を形成する。その後、図7(k)に示すように、電極パッドの電解めっき用リード部29をエッチングにより除去する。
【0042】
次に、図7(l)に示すように、基板10上および被覆層18上に所定のパターンを有するフォトレジスト23を形成する。そして、図7(m)に示すように、塩化第二鉄溶液および塩化第二銅溶液を用いて基板10をエッチングし、開口部26を形成した後、フォトレジスト23を除去する。最後に、水洗を行う。このようにして、図3に示した磁気ヘッドサスペンション1が製造される。
【0043】
次に、図8、図9および図10を参照しながら長尺状の基板上における複数の磁気ヘッドサスペンションの形成方法について説明する。図8は本発明の実施例の製造方法における長尺状の基板の平面図、図9は図8の長尺状の基板上の1つの領域の平面図、図10は図9のサブ領域内の1つの区域の一部の平面図である。
【0044】
図8に示すように、ステンレス鋼からなる長尺状の基板10は長さ方向MDに搬送される。基板10上には、長さ方向MDに沿って矩形の複数の領域30が設けられる。各領域30は、基板10の長さ方向MDに沿って2列および幅方向TDに沿って2行に配置された4つのサブ領域31に区分されている。サブ領域31は露光機による露光処理の単位であり、領域30は図7(j)の電極パッドのめっき処理以降のバッチ処理の単位である。
【0045】
基板10の幅Wは、50〜500mmであり、好ましくは125〜300mmであり、本実施例では250mmである。また、基板10の厚みは、10〜60μmであり、振動を防止する点から好ましくは10〜30μmであり、本実施例では25μmである。
【0046】
領域30の面積は25〜2500cm2 である。本実施例では、領域30の幅D1は約200mmであり、長さL1は約235mmである。サブ領域31の面積は領域30の面積をサブ領域の数で割った大きさとなる。本実施例ではサブ領域31は4つであるが、3つ、あるいは2つでもよい。また、サブ領域31はなくてもよい。本実施例では、サブ領域31の幅D2は約100mmであり、長さL2は約110mmである。
【0047】
さらに、長さ方向MDにおける領域30間の間隔S1は、5〜50mmであり、本実施例では約20mmである。幅方向TDにおける領域30の外側の幅S2は、10〜50mmであり、本実施例では約25mmである。
【0048】
サブ領域31内には、長さ方向MDに沿って2〜200個、幅方向TDに沿って1〜30個、合計2〜6000個の磁気ヘッドサスペンションが配置される。サブ領域31の面積およびサブ領域31内に形成される磁気ヘッドサスペンションの個数は、良品率を向上させるためにできるだけ多い方が好ましい。
【0049】
図9に示すように、各サブ領域31は複数の区域32に区分されている。本実施例では、各サブ領域31は長さ方向MDに沿って延びる3つの区域32に区分されている。本実施例では、長さ方向MDにおいて隣接するサブ領域31間の間隔S3は14mmであり、幅方向TDにおいて隣接するサブ領域31間の間隔S4は4mmである。
【0050】
図10に示すように、各区域32内には、複数の磁気ヘッドサスペンション1が幅方向TDに平行に配列されている。ここで、長さ方向MDに沿った複数の磁気ヘッドサスペンション1の並びを列と呼び、幅方向TDに沿った複数の磁気ヘッドサスペンション1の並びを行と呼ぶ。本実施例では、各区域32内に複数の磁気ヘッドサスペンション1が2列および24行に配列されている。したがって、各サブ領域31内には、磁気ヘッドサスペンション1が6列および24行に配列され、各領域30には、磁気ヘッドサスペンション1が12列および48行に配列されている。
【0051】
【実施例】
ここで、3つの基板10について上記実施例の検査方法により試験片70の曲率kのばらつきを測定した後、それらの3つの基板10上に図3〜図10の製造方法により複数の磁気ヘッドサスペンション1を作製し、タング部24の反りのばらつきを調べた。以下、3つの基板10をそれぞれ実施例1、実施例2および比較例とする。
【0052】
実施例1、実施例2および比較例においては、ステンレス鋼からなる長尺状の基板10を用いた。基板10の幅Wは250mmであり、厚みは25μmである。
【0053】
まず、これらの基板10の先端部の領域上に感光性レジストを塗布し、露光および現像により図1に示した10本の試験片70に対応する領域上にめっきレジストのパターンを形成した。次に、基板10の先端部の領域を塩化第二鉄溶液でエッチングすることにより10本の試験片70を採取した。
【0054】
その後、図2に示した方法で各試験片70の曲率kを上式(1),(2)により求め、10本の試験片70の曲率kの最大値と最小値との差を試験片70の曲率kのばらつきとして求めた。
【0055】
次に、図3〜図10に示した製造方法により実施例1、実施例2および比較例の基板10上に複数の磁気ヘッドサスペンション1を作製した。各サブ領域31の幅D2は100mmであり、長さL2は110mmである。長さ方向MDにおいて隣接する領域30間の間隔S1は約20mmであり、幅方向TDにおける各領域30の外側の幅S2は約25mmである。
【0056】
各領域30内の各サブ領域31には複数の磁気ヘッドサスペンション1が6列および24行に配列される。すなわち、基板10の幅方向TDの全長にわたる2つのサブ領域31内に複数の磁気ヘッドサスペンション1が12列および24行に配列される。
【0057】
これらの12列および24行の磁気ヘッドサスペンション1のタング部24の反りをタケシバ電機株式会社製のHGA/サスペンション角度測定装置SAM−8000を用いて次の測定原理で測定した。タング部24の4隅の4点およびタンク部24の中央部の4点の計8点のXYZ座標をレーザ顕微鏡で測定する。次に、8点のXYZ座標より最小二乗法により平面を算出し、その平面が基準水平面(サスペンション本体部20)に対してなす上下方向の角度を反りとして求める。この場合、8点以上の測定点から反りを求めてもよい。
【0058】
これらの磁気ヘッドサスペンション1の各列ごとに長さ方向MDにおける24個のタング部24の反りの平均値を算出し、12列の磁気ヘッドサスペンション1のタング部24の反りの平均値の最大値と最小値との差を求め、その差をタング部24の反りのばらつきとした。
【0059】
実施例1、実施例2および比較例における試験片70の曲率kのばらつきと磁気ヘッドサスペンション1のタング部24の反りのばらつきとの関係の測定結果を表1および図11に示す。
【0060】
【表1】
【0061】
表1および図11に示すように、基板10の先端部の領域から採取した試験片70の曲率kのばらつきとその基板10上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンション1のタング部24の反りのばらつきとの間には良好な相関関係があることがわかる。すなわち、基板10の先端部の領域から採取された試験片70の曲率kのばらつきが小さくなる程、その基板10上に形成された複数の磁気ヘッドサスペンション1のタング部24の反りのばらつきが小さくなる。
【0062】
試験片70の曲率kのばらつきが0.002[1/mm]の場合には、タング部24の反りのばらつきは約0.6°となる。また、試験片70の曲率kのばらつきが0.001[1/mm]の場合には、タング部24の反りのばらつきは約0.5°となる。
【0063】
したがって、試験片70の曲率kのばらつきが0.002[1/mm]以下の基板10を磁気ヘッドサスペンション1用の基板として選択することが好ましく、試験片70の曲率kのばらつきが0.001[1/mm]以下の基板10を磁気ヘッドサスペンション1用の基板として選択することがさらに好ましい。
【0064】
それにより、磁気ヘッドサスペンション1のタング部24の反りのばらつきを低減し、良品率を向上させることが可能となる。その結果、磁気ヘッドサスペンション1のタング部24の曲げ加工精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気ヘッドサスペンションの製造に用いる基板の検査方法を説明するための平面図である。
【図2】図1の基板の幅方向における曲率のばらつきの測定方法を説明するための図である。
【図3】本発明の実施例における製造方法により製造される磁気ヘッドサスペンションの平面図である。
【図4】図3の磁気ヘッドサスペンションのA−A線断面図およびB−B線断面図である。
【図5】図3の磁気ヘッドサスペンションの製造工程を示す模式的工程断面図である。
【図6】図3の磁気ヘッドサスペンションの製造工程を示す模式的工程断面図である。
【図7】図3の磁気ヘッドサスペンションの製造工程を示す模式的工程断面図である。
【図8】本発明の一実施例の製造方法における長尺状の基板の平面図である。
【図9】図8の長尺状の基板上の1つの領域の平面図である。
【図10】図9のサブ領域内の1つの区域の一部の平面図である。
【図11】試験片の曲率のばらつきとタング部の反りのばらつきとの関係の測定結果を示す図である。
【図12】従来の製造方法における長尺状の基板の平面図である。
【符号の説明】
10 基板
11 絶縁層
18 被覆層
20 サスペンション本体部
24 タング部
25 配線パターン
30 領域
31 サブ領域
32 区域
70 試験片
MD 長さ方向
TD 幅方向
P1,P2,P3 測定点
Claims (10)
- 長尺状の金属基板の一部領域の幅方向に配列されかつそれぞれ幅方向に延びるストライプ状の複数の試験片を採取し、前記採取された各試験片の長さ方向において第1、第2および第3の測定点を設定し、各試験片に設定された前記第1、第2および第3の測定点の高さをそれぞれ測定し、各試験片について測定された前記第1、第2および第3の測定点の高さに基づいて各試験片の曲率を求め、前記複数の試験片の曲率から前記長尺状の金属基板の一部領域の幅方向における曲率のばらつきを算出し、前記曲率のばらつきが所定値以下の金属基板を選択し、前記選択された金属基板を長さ方向に搬送しつつ、前記金属基板上に絶縁層および導体層を積層して複数の磁気ヘッドサスペンションを形成することを特徴とする磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- 前記所定値が2.0×10−3mm−1であることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- 前記複数の磁気ヘッドサスペンションの長手方向が前記金属基板の幅方向と平行になるように前記金属基板上に前記複数の磁気ヘッドサスペンションを形成することを特徴とする請求項1または2記載の磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- 前記金属基板が15μm以上50μm以下の厚みを有するステンレス鋼からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- 前記金属基板が100mm以上500mm以下の幅を有するステンレス鋼からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- 前記複数の試験片の曲率の最大値と最小値との差を前記曲率のばらつきとして求めることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- エッチングにより前記長尺状の金属基板の前記一部領域から前記複数の試験片を除く部分を除去することにより、前記複数の試験片を採取することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- レーザ顕微鏡を用いて各試験片に設定された前記第1、第2および第3の測定点の高さをそれぞれ測定することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
- 長尺状の金属基板の一部領域の幅方向に配列されかつそれぞれ幅方向に延びるストライプ状の複数の試験片を採取し、前記採取された各試験片の長さ方向において第1、第2および第3の測定点を設定し、各試験片に設定された前記第1、第2および第3の測定点の高さをそれぞれ測定し、各試験片について測定された前記第1、第2および第3の測定点の高さに基づいて各試験片の曲率を求め、前記複数の試験片の曲率から前記長尺状長尺状の金属基板の一部領域の幅方向における曲率のばらつきを算出し、前記曲率のばらつきが所定値以下の金属基板を磁気ヘッドサスペンション用の金属基板として選択することを特徴とする磁気ヘッドサスペンション用の金属基板の検査方法。
- 所定値が2.0×10−3mm−1であることを特徴とする請求項9記載の磁気ヘッドサスペンション用の金属基板の検査方法。
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