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JP4012249B2 - ネガティブ染料およびネガティブ染料を用いる着色法 - Google Patents

ネガティブ染料およびネガティブ染料を用いる着色法 Download PDF

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JP4012249B2 JP51946597A JP51946597A JP4012249B2 JP 4012249 B2 JP4012249 B2 JP 4012249B2 JP 51946597 A JP51946597 A JP 51946597A JP 51946597 A JP51946597 A JP 51946597A JP 4012249 B2 JP4012249 B2 JP 4012249B2
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Description

本発明は、反応性染料、該反応性染料の製造法および使用法に関する。
セルロース支持体を着色するための反応性染料の使用は、久しく公知である。環境保護関連法は、染物工場に、排水、例えば塩および定着していない染料を含有する水を一層厳格に管理することを求めており、排水処理は、現在では染物工場にとって主要な費用となっている。かかる費用を削減するために、排水量が少ない方法で使用でき、この場合、例えば染料が高い定着率および/または定着処理の間に必要とする塩が少ないような反応性染料に対する需要がある。前記の特性および高度に深みのある陰影を付着させる能力を有する反応性染料は、特に有用である。
本発明によれば、7を上回るpHで、ポリアミドに結合した少なくとも3種の発色団からなる水溶性の反応性染料を支持体の上に塗布することからなる支持体の着色のための方法が提供される。
水溶性の反応性染料は、ポリアミドに結合した有利に3種、4種または5種、更に有利に3種または4種、殊に3種の発色団からなる。発色団は、互いに異なっていてもよいが、しかし、有利には、互いに同じものである。
発色団が結合しているポリアミンは、置換されていてもよい脂肪族基によって互いに結合している有利に少なくとも3個のアミノ基、更に有利に3〜6個、殊に3個または4個のアミノ基からなる。アミノ基は、有利に、(−HN−CH2−および−CH2−N(−)−CH2−中に記載されているような)1個または2個の−CH2−基に結合している。有利なポリアミンは、例えば式(I)の線状ポリアミンまたは式(II)の分枝鎖状ポリアミン:
Figure 0004012249
〔式中、R1は、互いに独立にHであるかまたは置換されていてもよいアルキルであり、nは、2〜10、有利に2〜6、更に有利に2の値であり、pは、2〜6、更に有利に2または3の値である〕である。
染料の反応性は、有利に、ポリアミン中のアミノ基に発色団を結合させる反応性トリアジン基を用いて得られる。反応性トリアジン基は、有利に、2位、4位または6位に不安定原子または基を有するs−トリアジン基、例えば式:
Figure 0004012249
〔式中、Yは、不安定原子または基である〕で示される基である。
上記の、有利にアミノ基が−CH2−基に結合しており、かつ発色団が反応性トリアジン基を用いて窒素原子に結合していることに鑑み、水溶性の反応性染料には、式(III):
Figure 0004012249
〔式中、
mは、1〜6であり、
Qは、Hまたは置換されていてもよいアルキルまたはアルキレンであり、
Yは、不安定原子または基であり、
Dは、発色団である〕
で示される少なくとも3個、更に有利に3個、4個または5個、殊に3個または4個、なかでも殊に3個の基を有していることが有利である。
有利なmは、2、3または4、更に有利に2または3、殊に2である。
Qは、有利にH、C1〜C4−アルキルまたはC2〜C4−アルキレン、更に有利にH、メチルまたは−CH2−CH2−、殊にHまたは−CH2−CH2−である。
このことから、Qが、Hまたは置換されていてもよいアルキルである場合には、発色団Dは、連鎖末端の発色団であり、Qが、置換されていてもよいアルキレンである場合には、Dは、側鎖の発色団であるということが理解される。
従って、ジエチレントリアミンに結合した3個の発色団からなる染料は、2個の末端発色団および1個の側鎖発色団を有していることになる。ポリアミンが、トリス(2−アミノエチル)アミンである場合には、相応する染料は、3個の末端発色団および0個の側鎖発色団を有していることになる。
本発明の1つの実施態様を代表する染料の1つの有利な種類は、式:N(Z)3〔式中、それぞれのZは、互いに独立に、上記により定義された式(III)のものであり、この場合、Qは、Hまたは置換されていてもよいアルキル、有利にHまたはC1〜C4−アルキル、殊にHである〕で示される染料である。
処理中に使用できる染料の第二の有利な種類は、式(IV):
Figure 0004012249
〔式中、
tは、2、3または4であり、
rは、3、4または5であり、
qは、(t+3)−rであり、
Y、R1、mおよびDは、上記のものである〕である。
少なくとも1個のDがアゾ発色団とは別の発色団である式(III)の染料は、本発明の1つの別の特徴をなすものである。
1は、有利にHまたはC1〜C4−アルキル、更に有利にHである。
不安定原子または基の場合、トリアジン核への化学結合によって結合している原子または基であり、この場合、原子または基は、穏和なアルカリ性水性条件下で、トリアジン核とセルロースとの間に共有結合を形成させるためにセルロースのヒドロキシル基によって置換可能である。前記の原子または基の例としては、ハロゲン原子、例えばFおよびCl、スルホン酸基、チオシアノ基、第四級アンモニウム基、例えばトリアルキルアンモニウム基および置換されていてもよいピリジニウム基、例えば3−カルボキシピリジニウム基および4−カルボキシピリジニウム基を挙げることができる。
1、Qまたは脂肪族基が置換されている場合には、置換基は、有利に、ヒドロキシ、アミノ、ハロゲン原子、カルボキシおよびスルホから選択されている。
本発明の1つの有利な実施態様の染料の場合、−SO2CH=CH2基およびアルカリ水溶液を用いる処理により−SO2CH=CH2基(例えば−SO2CH2CH2OSO3H、−SO2CH2CH2SSO3H、−SO2CH2CH2OPO3Hおよび−SO2CH2CH2Cl)に変換可能な基を含有していない。有利に、本発明の染料中の反応性の基だけが、反応性トリアジン基なのである。
発色団は、有利に互いに独立に、アゾ基、アントラキノン基、フタロシアニン基、トリフェノジオキサジン基またはホルマザン基である。
有利なアゾ基は、モノアゾ基およびジアゾ基である。有利なモノアゾ基は、式:L−N=N−L1−NR1−(式中、Lは、アリール基またはヘテロアリール基であり、L1は、アリレン基であり、かつR1は、前記のものである)である。
それぞれ、アリール基またはアリレン基が独立に、単環もしくは二環のアリール基またはアリレン基であることは有利である。有利なアリール基は、置換されていてもよいフェニルおよび置換されていてもよいナフチルであり、有利なアリレン基は、置換されていてもよいフェニレンおよび置換されていてもよいナフチレンである。有利なヘテロアリール基は、ピリドニルおよびピラゾロニルである。
第1の有利なモノアゾ基は、式(2):
Figure 0004012249
〔式中、
Xは、Hまたはスルホであり、
LおよびR1は、上記のものである〕
で示されるものまたはその塩である。
Lは、有利に、置換されていてもよいフェニル基またはナフチル基、殊にフェニル基またはナフチル基であり、この場合、少なくとも1個のスルホ置換基を有している。更に、L上に存在していてもよい場合による置換基には、ハロゲン原子、殊に塩素、アルキル基、殊にC1〜C4−アルキル、なかでも殊にメチル、アシルアミノ基、殊にアセチルアミノ、ベンズアミドまたはスルホン化ベンズアミド、アミノ、ヒドロキシおよびアルコキシ基、殊にC1〜C4−アルコキシ、なかでも殊にメトキシが含まれる。
少なくとも1個のスルホ置換基を有するフェニル基の例としては、2−スルホフェニル、3−スルホフェニルもまたは4−スルホフェニル、2−スルホ−4−ニトロフェニル、2−スルホ−5−ニトロフェニル、4−スルホ−2−メチルフェニル、5−スルホ−2−メチルフェニル、2−スルホ−4−メチルフェニル、5−スルホ−2−メトキシフェニル、2−スルホ−4−メトキシフェニル、4−スルホ−2−クロロフェニル、5−アセトアミド−2−スルホフェニル、5−スルホ−2−カルボキシフェニル、2,4−ジスルホフェニル、2,5−ジスルホフェニルおよび3,5−ジスルホフェニルが挙げられる。
少なくとも1個のスルホ置換基を有するナフチル基の例としては、1−スルホナフト−2−イル、1,5−ジスルホナフト−2−イル、1,5,7−トリスルホナフト−2−イル、3,6,8−トリスルホナフト−2−イル、5,7−ジスルホナフト−2−イル、6−スルホナフト−2−イル、4−スルホナフト−1−イル、5−スルホナフト−1−イル、6−スルホナフト−1−イルまたは7−スルホナフト−1−イル、4,8−ジスルホナフト−1−イル、3,8−ジスルホナフト−1−イル、2,5,7−トリスルホナフト−1−イルおよび3,5,7−トリスルホナフト−1−イルが挙げられる。
1上に存在していてもよい有利な場合による置換基は、Lについての上記のものである。
式(2)の基の場合、−NR1−は、有利に6位、7位または8位、殊に6位または8位に存在している。−NR1が、8位に存在している場合には、Xは、5位または6位のスルホ基である。
第二の有利なモノアゾ基は、式(3):
Figure 0004012249
〔式中、
3は、HまたはC1〜C4−アルキルであり、
2は、H、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルカノイルまたは置換されていてもよいベンゾイル、殊にベンゾイルまたはスルホベンゾイル、アセチル、プロパノイル、n−ブタノイルまたはイソブタノイルであり、
XおよびR1は、上記のものである〕
で示されるものまたはその塩である。
第三の有利なモノアゾ基は、式(4):
Figure 0004012249
〔式中、
Phは、置換されていてもよいフェニル基、殊にスルホフェニルであり、
4は、CN、CH3またはカルボキシであり、
1およびXは、上記のものである〕
で示されるものまたはその塩である。
有利なジアゾ基は、式(5):
L−N=N−A−N=N−B−NR1− (5)
〔式中、
AおよびBは、互いに独立に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレンであり、
1およびLは、上記のものである〕
で示されるものまたはその塩である。
有利に、Bが、置換されていてもよいナフチレンであり、Aが、置換されていてもよいフェニレンである。AまたはB上に存在していてもよい場合による置換基は、有利に独立に、ハロゲン原子、殊に塩素、アルコキシ、殊にC1〜C4−アルコキシ、アルキル、殊にメチル、スルホ、カルボキシ、ヒドロキシ、アミノ、アシルアミノ、殊にアセトアミドとして、ベンズアミドおよびスルホン化ベンズアミドおよびピリミジニルアミノもしくはトリアジニルアミノセルロース反応性基から選択されている。
AおよびBによって表された基の例としては、フェニレン、2−メチル−1,4−フェニレン、スルホフェニレン、ウレイドフェニレン、7−スルホ−1,4−ナフチレン、6−スルホ−1,4−ナフチレン、8−スルホ−1,4−ナフチレンおよび6−ヒドロキシ−4−スルホ−1,5−ナフチレンが挙げられる。
有利なアントラキノン基は、式(6)
Figure 0004012249
〔式中、アントラキノン核は、場合によっては5位、6位、7位または8位にスルホン酸基を有しており、Vは、有利にベンゼン系の二価の有機結合基であり、R1は、上記のものである〕
で示されるものまたはその塩である。
Vは、有利にフェニレン、ジフェニレンまたは4,4′−二価スチルベンまたはアゾベンゼン基であり、この場合、これらはスルホン化されていてもよい。有利に、Vは、その中に存在するそれぞれのベンゼン環のために1個のスルホン酸基を有している。
有利なフタロシアニン基は、式(7)
Figure 0004012249
〔式中、Pcは、メタロ−フタロシアニン核、有利に銅もしくはニッケルフタロシアニシであり、それぞれのR1は、上記のものであり、それぞれのWは、独立に、ヒドロキシ基または置換または非置換のアミノ基であり、V1は、二価の有機結合基、有利に1,4−アルキレン基またはフェニレン結合基であり、aおよびbは、互いに独立に、1、2または3であり、aとbとの総和は4以下である〕
で示されるものまたはその塩である。
有利なトリフェノジオキサジン基は、式(8):
Figure 0004012249
〔式中、
それぞれのY1は、独立に、1個の共有結合、2,4−アルキレン、フェニレンまたはスルホフェニレンであり、
Uは、HまたはSO3Hであり、
1は、置換されていてもよいトリアジン基であり、
1およびT2は、有利にCl、メチルまたはエチルである〕
で示されるものまたはその塩である。
1は、有利に、1個または2個の不安定原子または基を有するトリアジン基である。
有利なホルマザン基は、式(9)
Figure 0004012249
〔式中、
1は、H、SO3HまたはClであり、
それぞれのpは、独立に、0、1または2の値であり、
1は、上記のものであり、
但し、ホルマザン基は、少なくとも1個、有利に少なくとも2個のスルホ基を有している〕
で示されるものまたはその塩である。
有利に、pは、1の値である。
本発明による染料は、有利に液状媒体中での少なくとも2個の反応性の基を有する1種以上の反応性染料と、ポリアミンとの縮合からなる方法によって製造できる。有利に、縮合は、10℃〜70℃、殊に20℃〜50℃、なかでも殊に20℃〜40℃で実施される。液状媒体は、水性媒体、殊に水である。縮合は、有利に、5.5〜11、有利に5.5〜9.5、更に有利に6〜9、殊に7.5〜8.5の範囲内のpHで実施される。有利に、過剰量の反応性染料、ポリアミン1モル当たり反応性染料3〜5モルが使用され、ポリアミンがトリス(アミノアルキル)アミンである場合には、更に有利に2.5〜3.5モル、殊に約3モルが使用される。
処理中に使用できる適当なポリアミンの例には、トリス(2−アミノエチル)アミン、ジエチレントリアミン、ジプロピレントリアミン、トリエチレンテトラミン、モノ−N−(2−アミノエチル)ジプロピレントリアミン、N,N′−ビス(3−アミノプロピル)ブチレンジアミン、モノ−N−(2−ヒドロキシエチル)トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミンおよびペンタエチレンヘキサミンが含まれる。有利に、ポリアミンは、分子量599以下である。
染料の式を、本明細書中ではその遊離酸の形で示したが、本発明には、アルカリ金属、例えばカリウム、ナトリウム、リチウムとの塩または混合されたナトリウム/リチウム塩の形での染料および染料の使用も含まれる。
着色法は、有利に、pH7.1〜13、更に有利に10〜12で実施される。7を上回るpH水準は、酸形成剤の存在下で着色法を実施することによって達成することができる。
支持体は、有利にアミノ基またはヒドロキシル基を有する天然または人工の編織布材料、例えば羊毛、絹、ポリアミドおよび変性されたポリアクリロニトリル繊維のような編織布材料および更に有利にセルロース編織布材料、殊に木綿である。このためには、染料を、7を上回るpHで、例えばエキゾースト染色、パディングまたは印刷によって編織布材料に塗布することができる。編織布材料は、光輝性の陰影を着色され、かつ光処理および湿式処理、例えば洗浄に対する良好な堅牢性を有している。
この新規染料は、セルロース編織布材料を着色するのに特に有用である。このためには、この染料は、有利に、7を上回るpHで、酸形成剤を用いる処理と一緒にセルロース編織布材料に塗布される。
有利な酸形成剤には、アルカリ金属の炭酸塩、重炭酸塩、水酸化物、メタケイ酸塩およびこれらの混合物、例えば重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、および相応するカリウム塩が含まれる。染料は、卓越した付着および高度な定着によって有用である。
新規染料は、アミン基を含有する編織布材料、例えば羊毛およびポリアミド編織布材料に穏和なアルカリ性浴液から塗布することができる。着色法は、一定またはほぼ一定のpHで実施することができ、即ち、浴液のpHは、染色処理の間に一定またはほぼ一定であるかまたは望ましい場合には、浴液のpHが染色処理の各段階で変化することができる。
染料は、液体または固形、例えば顆粒または粉砕された形であってもよい。
本発明は、以下の実施例によって説明されるが、本発明はそれによって制限されるものではなく、この場合、全ての部および%の記載は、別記しない限り重量に関するものである。
例 1
Figure 0004012249
の製造
工程a)
1−ヒドロキシ−2−(1,5−ジスルホンナフト−2−イルアゾ)−6−[N−(4,6−ジクロロ−s−トリアジン−2−イル)メチルアミノ]−ナフタレン−3−スルホン酸を、N−アセチル−2−メチルアミノ−5−ヒドロキシナフタレン−7−スルホン酸上に、ジアゾ化された2−アミノナフタレン−1,5−ジスルホン酸をカップリングさせ、アセチル基を、2Nの水酸化ナトリウム溶液中で80℃に加熱して除去し、かつ生じた染料塩基を、0〜5℃で塩化シアヌールと反応させることによって製造した。
工程b)
トリス(β−アミノエチル)アミン(1.246g)を、水(250ml)中の工程a)からの生成物(36g、Ml 1221)の撹拌溶液に添加した。個の混合物を、pH8.5、で50℃で2時間撹拌し、冷却し、かつメタノール変性アルコールを撹拌しながら緩徐に添加した。沈殿した染料を捕集し、乾燥させて、λmax484nmを有する目的生成物(23g、Ml 2914)を生じさせた。
工程c)−染色
前記の目的生成物を、水性ソーダ灰中でのエキゾースト染色によって木綿の上に塗布したところ、良好に付着し、かつ高い定着率を有していることが見出された。
例 2
Figure 0004012249
の製造
工程a)
2−(1−スルホナフチル−2−アゾ)−8−(4,6−ジクロロ−s−トリアジン−2−イルアミノ)−1−ヒドロキシ−ナフチレン−3,6−ジスルホン酸を、0〜5℃およびpH6での塩化シアヌールと1−ヒドロキシ−2−(1−スルホナフチル−2−アゾ)−8−アミノナフチレン−3,6−ジスルホン酸との縮合によって製造した。
工程b)
トリス(β−アミノエチル)アミン(0.684g、濃度96%)を、水(250ml)中の工程a)からの生成物(0.0148m)の撹拌溶液に添加した。この混合物を、50℃およびpH8.5で5時間撹拌した。更に、工程a)からの生成物の少量(0.0029モル)を添加し、かつ個の混合物を50℃で更に2時間撹拌した。この混合物を室温にまで冷却し、塩溶液(8%w/v)を撹拌しながら添加し、生じた沈殿物を捕集し、かつ乾燥させて、λmax518nmおよびεmax102.166を有する目的生成物(11.0g、濃度76%)を生じさせた。
工程c)−染色
前記の目的生成物を、塩および水性ソーダ灰の存在下でのエキゾースト染色によって木綿の上に塗布したところ、良好な付着および定着を有していることが見出された。
例 3
Figure 0004012249
の製造
工程a)
1−ヒドロキシ−2−(2−スルホ−4−メチルフェニルアゾ)−8−(4,6−ジクロロ−s−トリアジン−2−イルアミノ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸を、1−ヒドロキシ−8−(ジクロロ−s−トリアジニルアミノ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸上に、ジアゾ化された2−アミノ−5−メチルベンゼンスルホン酸をカップリングさせることによって製造した。
工程b)
トリス(β−アミノエチル)アミン(1.01g)を水(300ml)中の工程a)からの生成物(43g、Ml 1599)の溶液に添加した。この混合物を、50℃およびpH8.5で2時間撹拌し、次に、室温にまで冷却した。メタノール変性アルコールを、撹拌しながら緩徐に添加し、生じた沈殿物を捕集し、かつ乾燥させて、λmax516nmを有する目的生成物(30g)を生じさせた。
工程c)−染色
前記の目的生成物を、塩およびソーダ灰の存在下にエキゾースト染色によって木綿の上に塗布したところ、良好な付着および定着を有していることが見出された。
例 4
工程a)
例2の方法を繰り返すが、トリス−(β−アミノエチル)アミンの代わりに、ジエチレントリアミンの当モル量を使用した。生じた生成物は、λmax518nmを有していた。
工程b)−染色
工程a)からの生成物を、90℃で、塩およびソーダ灰の存在下に木綿の上に塗布したところ、良好な付着および定着率を有していることが見出された。
例 5
例3の方法を繰り返すが、トリス−(β−アミノエチル)アミンの代わりに、ジエチレントリアミンの当モル量を使用した。生じた生成物は、λmax516nmを有していた。
工程b)−染色
工程a)からの生成物を、塩およびソーダ灰の存在下に木綿の上に塗布したところ、良好な付着を有していることが見出された。
例 6
Figure 0004012249
工程a)
1−ヒドロキシ−6−[N−メチル−N−(ジクロロ−s−トリアジニル)]−アミノ−2−[3−メチル−4−(2,5−ジスルホフェニルアゾ)フェニルアゾ]ナフタレン−3−スルホン酸(0.0248ミリモル)およびトリス(β−アミノエチル)アミン(0.0083ミリモル)の溶液を、pH8.5および45〜50℃で6時間撹拌した。冷却の際に、塩化カリウム溶液(7.5%w/v)を添加し、沈殿物を捕集し、かつ乾燥させて、λmax522nm、εmax128.000を有する目的生成物を生じさせた。
工程b)
工程a)からの生成物を、ソーダ灰およびNaClの存在下に木綿の上に塗布したところ、良好な定着および付着を有していることが見出された。
例 7
式(10):
Figure 0004012249
〔式中、pは、2であり、Dは、1−ヒドロキシ−2−(2′−スルホフェニルアゾ)−3,6−ジスルホナフチル−8−アミノ基である〕で示される反応性染料の製造。
工程a)
ジエチレントリアミン(8.7ミリモル)を、水(200ml)中の8−ジクロロ−s−トリアジニルアミノ−1−ヒドロキシ−2(2′−スルホフェニルアゾ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸(27.3ミリモル)の溶液に添加した。この混合物を、50℃およびpH8.5で8時間撹拌した。冷却の際に、この溶液を、メタノール変性アルコール(1リットル)に添加し、沈殿した固体を捕集し、かつ乾燥させて、λmax506nmを有する目的生成物(7.8ミリモル)を生じさせた。
工程b)−染色
前記の目的生成物を、NaClおよびソーダ灰の存在下にエキゾースト染色によって木綿の上に塗布した。
例 8
pが2であり、Dが式:
Figure 0004012249
である式(10)の染料の製造
工程a)
1−(4−スルホフェニル)−3−カルボキシ−4−(2−スルホ−4−ジクロロ−s−トリアジニルアミノ−フェニルアゾ)ピラゾール−5−オンを、pH6.5での1−(4−スルホフェニル)−3−カルボキシ−4−(4−アミノ−2−スルホフェニルアゾ)ピラゾール−5−オンと塩化シアヌールとの縮合によって製造した。
工程b)
ジエチレントリアミン(8.3ミリモル)を、水(200ml)中の工程a)からの生成物(26.3ミリモル)の溶液に添加した。50℃およびpH8.5で4時間の撹拌後に、この混合物を、撹拌しながらメタノール変性アルコールに添加した。沈殿物を濾別し、乾燥させて、λmax449nmを有する目的生成物(4.5ミリモル)を生じさせた。
工程c)−染色
前記の目的生成物を、塩およびソーダ灰の存在下にエキゾースト染色によって木綿の上に塗布したところ、良好な付着および定着を有していることが見出された。
例 9
pが2であり、Dが式:
Figure 0004012249
である式(10)の染料の製造
工程a)
N−(ジクロロ−s−トリアジニル)−3−ウレイド−4−(3,6,8−トリスルホナフチル−2−アゾ)アニリンを、0°〜5°およびpH6.5で塩化シアヌールと3−ウレイド−4−(3,6,8−トリスルホナフチル−2−アゾ)アニリンとの縮合によって製造した。
工程b)
ジエチレントリアミン(5.4ミリモル)を、水(200ml)中の工程a)からの生成物(16.2ミリモル)の溶液に添加した。この混合物を、50℃およびpH8.5で15時間撹拌した。室温への冷却後に、この混合物をメタノール変性アルコール(740p、1リットル)に添加し、沈殿した固体を捕集し、かつ乾燥させて、λmax431nmを有する目的生成物(4ミリモル)を生じさせた。
工程c)
前記の目的生成物を、ソーダ灰およびNaClの存在下にエキゾースト染色によって木綿の上に塗布したところ、良好な定着を有していることが見出された。
例 10
工程a)
例3の工程b)の方法を繰り返すが、工程a)の生成物の代わりに、1−ヒドロキシ−2−(2′−スルホ−5′−アセチルアミノフェニルアゾ)−8−(4,6−ジクロロ−s−トリアジン−2−イルアミノ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸を使用した。生じた反応性染料は、λmax505nmを有していた。
工程b)−染色
前記の目的生成物を、NaClおよびソーダ灰の存在下にエキゾースト染色によって木綿の上に塗布したところ、良好な定着を有していることが見出された。
例 11
pが2であり、Dが式:
Figure 0004012249
である式(10)の染料の製造
例7の方法を繰り返すが、8−ジクロロ−s−トリアジニルアミノ−1−ヒドロキシ−2(2′−スルホフェニルアゾ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸の代わりに、1−ヒドロキシ−2−(フェニルアゾ)−8−(4,6−ジクロロ−s−トリアジン−2−イルアミノ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸を使用した。
生じた染料は、λmax509nmを有しており、かつエキゾースト染色によって木綿に塗布した場合に、良好な付着および定着を有していることが見出された。
例 12
pが2であり、Dが式:
Figure 0004012249
である式(10)の染料の製造
例7の方法を繰り返すが、8−ジクロロ−s−トリアジニルアミノ−1−ヒドロキシ−2(2′−スルホフェニルアゾ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸の代わりに、6−(N−ジクロロ−s−トリアジニルメチルアミノ)−1−ヒドロキシ−2−(1,5−ジスルホナフチル−2−アゾ)ナフタレン−3−スルホン酸を使用した。
生じた染料は、λmax484nmを有しており、かつエキゾースト染色によって木綿に塗布した場合に、良好な付着および定着を有していることが見出された。
例 13
例2の方法を繰り返すが、トリス(β−アミノエチル)アミノの代わりに、式:
2N−(CH26−NH−(CH26−NH2のアミンの当量を使用した。
生じた染料は、λmax516nmを有しており、かつエキゾースト染色によって木綿に塗布した場合に、良好な付着および定着を有していることが見出された。
例 14
pが6であり、Dが1−ヒドロキシ−2′−(2−スルホフェニルアゾ)−3,6−ジスルホナフチル−8−アミノ基である式(10)の反応性染料の製造
例7の方法を繰り返すが、ジエチレントリアミンの代わりに、式:
2N(CH26NH(CH26NH2
で示されるアミンの当量を使用した。
生じた染料は、λmax516nmを有しており、かつエキゾースト染色によって木綿に塗布した場合に、良好な付着および定着を有していることが見出された。
例 15
式(II):
Figure 0004012249
〔式中、x+y+zは、5〜6であり、Qは、式(12):
Figure 0004012249
である〕で示される染料の製造
8−ジクロロ−s−トリアジニルアミノ−1−ヒドロキシ−2−(1−スルホナフト−2−イルアゾ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸(Ml 1705、33g)の溶液を、JeffamineTM T403(Texaco Corporationからのもの)(Ml 440、0.0059m)と混合し、この溶液をpH8.5および60℃で15時間撹拌した。冷却した後に、塩(20%w/v)を撹拌溶液に添加し、沈殿した固体を捕集し、脱塩し(透析管処理(visking tubing))、かつメタノール変性アルコールを用いて再沈殿させて、λmax523nm;εmax106000の目的生成物(11.0g、Ml 3000)を生じさせた。
例 16
Figure 0004012249
1−ヒドロキシ−2−(2−スルホ−4−メトキシフェニルアゾ)−7−N−(4,6−ジクロロ−s−トリアジニル)メチルアミノナフタレン−3−スルホン酸(0.033モル)の溶液を、pH7で水中に溶解した。トリス(β−アミノエチル)アミン(1.46g、0.01モル)を前記溶液に添加し、かつこの混合物を50℃およびpH10で3時間撹拌した。この混合物を冷却し、かつ全ての不溶性の物質を除去するために篩別した。塩(15%w/v)を添加し、生じた沈殿物を捕集し、かつ乾燥させて、λmax502nmを有する目的生成物をそのナトリウム塩として生じさせた(14.3g、Ml 2000)を生じさせた。
例 17
Figure 0004012249
の製造
工程(a)
アセトン中に溶解した塩化シアヌール(6g)を、強力に撹拌しながら、氷/水に添加し、次に2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸を添加した。この混合物を、0℃およびpH3で1.5時間撹拌し、篩別し、かつpHを2.0に調節した。2Nの亜硝酸ナトリウム溶液(16.5ml、0.033モル)を、0℃およびpH2で添加した。2時間後に、1−ヒドロキシ−7−アミノナフタレン−3−スルホン酸(0.03モル)を添加し;この混合物を、0℃およびpH2で6時間撹拌して、8−(2−スルホ−5−[ジクロロ−s−トリアジニルアミノ]フェニルアゾ)−7−アミノ−1−ヒドロキシナフタレン−3−スルホン酸の溶液を生じさせた。
工程b)
トリス(β−アミノエチル)アミン(1.31g)を、工程a)の生成物に添加し、かつこの混合物を50℃およびpH9.5で4時間撹拌した。20への冷却後に、この混合物を篩別し、かつ塩(20%w/v)を撹拌した濾液に添加した。沈殿した目的生成物のナトリウム塩を捕集し、かつ簡素うっせた。
例 18
Figure 0004012249
例17を繰り返すが、トリス(β−アミノエチル)アミンの代わりに、ジエチレントリアミンを使用した。
目的染料が、8.6gの収量、λmax536nmで得られた。
目的染料は、アルカリ性の条件下でのエキゾースト染色によって木綿の上に塗布することができる。
例 19
Figure 0004012249
1−アミノ−4−(3′−ジクロロ−s−トリアジニルアミノ−4′−スルホフェニルアミノ)アントラキノン−2−スルホン酸(0.03モル)を、水中に溶解した。トリス(β−アミノエチル)アミン(1.31g、0.009モル)を添加し、この混合物を5加熱して50℃にし、かつpH9.5で5時間撹拌した。pHを6.5にまで低下させ、かつこの混合物を室温にまで冷却した。塩(20%w/v)を撹拌しながら添加し、生じた沈殿物を捕集し、かつ乾燥させて、目的生成物をそのナトリウム塩として生じさせた(12.5g)。目的染料は、λmax580nmを有していた。

Claims (11)

  1. 支持体を着色するための方法において、7を上回るpHで、式N(Z) 3 〔式中、Zは、互いに独立に式(III):
    Figure 0004012249
    (式中、
    mは、1〜6であり、
    Qは、Hまたは置換されていてもよいC 1 〜C 4 −アルキルであり、
    Yは、セルロースのヒドロキシル基によって置換可能である原子または基であり、
    Dは、発色団である)で示される基である〕で示される水溶性の反応性染料を支持体上に塗布することからなることを特徴とする、支持体の着色法。
  2. Dは、式:
    L−N=N−L 1 −NR 1
    (式中、Lは、アリール基またはヘテロアリール基であり、L 1 は、アリーレン基であり、かつR 1 は、HまたはC 1 〜C 4 −アルキルである)の発色団である、請求項1に記載の方法。
  3. Dは、式:
    Figure 0004012249
    〔式中、
    Xは、Hまたはスルホであり、かつ
    LおよびR 1 は、請求項2に記載のものである〕
    で示される発色団である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 式N(Z) 3 の水溶性の反応性染料が、式:
    Figure 0004012249
    Figure 0004012249
    の染料である、請求項1または2に記載の方法。
  5. 式N(Z) 3 の水溶性の反応性染料が、式:
    Figure 0004012249
    の染料である、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 水溶性の反応性染料を、7を上回るpHで、エキゾースト染色、パディングまたは印刷によって支持体に塗布する、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  7. 式N(Z)3〔式中、Zは、互いに独立に式(III):
    Figure 0004012249
    (式中、
    mは、1〜6であり、
    Qは、Hまたは置換されていてもよい 1 〜C 4 アルキルであり、
    Yは、セルロースのヒドロキシル基によって置換可能である原子または基であり、
    Dは、発色団である)で示されるものである〕で示される水溶性の反応性染料。
  8. 式N(Z) 3 〔式中、Zは、互いに独立に式(III):
    Figure 0004012249
    (式中、
    mは、1〜6であり、
    Qは、Hまたは置換されていてもよいC 1 〜C 4 −アルキルであり、
    Yは、セルロースのヒドロキシル基によって置換可能である原子または基であり、
    Dは、式:
    L−N=N−L 1 −NR 1
    (式中、Lは、アリール基またはヘテロアリール基であり、L 1 は、アリーレン基であり、かつR 1 は、HまたはC 1 〜C 4 −アルキルである)の発色団である)で示されるものである〕で示される水溶性の反応性染料。
  9. Dは、式:
    Figure 0004012249
    〔式中、
    Xは、Hまたはスルホであり、かつ
    LおよびR 1 は、請求項8に記載のものである〕
    で示される発色団である、請求項7または8に記載の水溶性の反応性染料。
  10. 式:
    Figure 0004012249
    Figure 0004012249
    及び
    Figure 0004012249
    の染料から選択される請求項8記載の水溶性の反応性染料。
  11. 式:
    Figure 0004012249
    の水溶性の反応性染料。
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