JP4002147B2 - ディジタル/アナログ変換回路 - Google Patents
ディジタル/アナログ変換回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4002147B2 JP4002147B2 JP2002215121A JP2002215121A JP4002147B2 JP 4002147 B2 JP4002147 B2 JP 4002147B2 JP 2002215121 A JP2002215121 A JP 2002215121A JP 2002215121 A JP2002215121 A JP 2002215121A JP 4002147 B2 JP4002147 B2 JP 4002147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- input
- terminal
- circuit
- potential side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/66—Digital/analogue converters
- H03M1/74—Simultaneous conversion
- H03M1/76—Simultaneous conversion using switching tree
- H03M1/765—Simultaneous conversion using switching tree using a single level of switches which are controlled by unary decoded digital signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,半導体集積回路に内蔵されて使用されることが多い抵抗分圧方式のディジタル/アナログ変換回路(以下,D/A変換回路という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は,従来のD/A変換回路40の構成の概略を示す説明図である。このD/A変換回路40は,分解能3ビットの場合の回路である。このD/A変換回路40について概説すると,基準電位を供給する基準電位端子Vrefと接地電位を供給する接地端子GNDとの間に,抵抗値の等しい23=8個の抵抗Rが直列に接続されている。そして,ディジタル信号(コード)がデコーダ回路(不図示)に入力されて,その制御により,スイッチSW0〜SW7のいずれか一つが選択されてオンになる。オンになったスイッチに対応するノードN0〜N7のレベルが増幅器AMPを通して,出力端子OUTから出力される。このようにして,基準電位と接地電位を8等分に分圧し,ディジタル信号を所望のアナログ信号に変換することができる。なお,基準電位端子と抵抗Rの間に接続されたPMOSトランジスタPMOSは,イネーブル信号ENBに応じて,この回路の動作を禁止して消費電流を遮断するためのスイッチである。
【0003】
スイッチSW0〜SW7は,図5に示したように,Pチャネル型MOSトランジスタ(以下,PMOSトランジスタという。)PMOSと,Nチャネル型MOSトランジスタ(以下,NMOSトランジスタという。)NMOSを組み合わせたアナログスイッチで実現するのが一般的である。これは,PMOSトランジスタとNMOSトランジスタを組み合わせることによって,スイッチのオン抵抗が一定値に近づくようにするためである。図6はMOSトランジスタに印加される電位と,MOSトランジスタのオン抵抗との関係を示す説明図である。図6(a)はPMOSトランジスタのオン抵抗を示し,図6(b)はNMOSトランジスタのオン抵抗を示し,図6(c)はPMOSトランジスタとNMOSトランジスタのオン抵抗の合成抵抗を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のD/A変換回路では以下の問題点を有していた。
▲1▼変換精度についての問題点
アナログスイッチのオン抵抗の合成抵抗は,図6(c)に示したように,完全に一定ではなく,入力側の電位により変化する。上記従来のD/A変換回路では,スイッチSW0〜SW7に対応するノードN0〜N7の電位がそれぞれ異なっており,オン抵抗の合成抵抗も各スイッチにより一定でなかった。その結果として,D/A変換精度の向上を図ることが難しかった。
▲2▼変換速度についての問題点
アナログスイッチには上述のようにオン抵抗があるため,回路内の寄生容量とにより,出力側の電圧レベル変化に時間が掛かる。このため,変換速度の向上を図ることが難しかった。
【0005】
本発明は,従来のD/A変換回路が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の主な目的は,ディジタル/アナログ変換の変換精度及び変換速度の向上を図ることの可能な,新規かつ改良されたD/A変換回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため,本発明によれば,第1電位を供給する第1電位端子と,第2電位を供給する第2電位端子と,アナログ信号を出力するための出力端子と,第1電位端子と出力端子との間に直列に接続された(2n−1)個の第1電位側抵抗と,第1電位側抵抗に対応して設けられ,第1電位端子と出力端子との間の経路を切り替えて,第1電位端子と出力端子との間に介される第1電位側抵抗の数を1個から(2n−1)個の間で変化させる(2n−1)個の第1電位側スイッチと,ディジタル信号が入力されて第1電位側スイッチを制御する第1デコーダ回路と,第2電位端子と出力端子との間に直列に接続された(2n−1)個の第2電位側抵抗と,第2電位側抵抗に対応して設けられ,第2電位端子と出力端子との間の経路を切り替えて,第2電位端子と出力端子との間に介される第2電位側抵抗の数を0個から(2n−1)個の間で変化させる2n個の第2電位側スイッチと,ディジタル信号が入力されて第2電位側スイッチを制御する第2デコーダ回路とを含むことを特徴とする,ディジタル/アナログ変換回路が提供される(nは分解能を表す自然数である)。
【0007】
なお,第1デコーダ回路と第2デコーダ回路は,ディジタル信号の入力端子を共有する一の回路として構成することも可能である。また,例えば,第1電位は基準となる所定の基準電位であり,第2電位は接地電位である。
【0008】
従来のスイッチは,抵抗と出力端子との間の経路を切り替えるために用いられていた。このため,スイッチに印加される電位がそれぞれ異なっており,オン抵抗の合成抵抗も各スイッチにより一定でなかった。この点,本願の第1電位側スイッチは,第1電位端子と第1電位側抵抗との間の経路を切り替えるために用いられるため,第1電位側スイッチに印加される電位は,すべて第1電位で共通である。このため,オン抵抗の合成抵抗も各スイッチで一定である。このことは第2電位側スイッチについても同様である。その結果として,D/A変換精度の向上を図ることが可能である。
【0009】
また,第1電位側スイッチは,ソースが第1電位端子に接続されたPMOSトランジスタから構成され,第2電位側スイッチは,ソースが第2電位端子に接続されたNMOSトランジスタから構成されるようにしてもよい。
【0010】
PMOSトランジスタのソースが第1電位端子に接続されることにより,図6(a)に示したように,オン抵抗が最低になる部分で動作させることが可能である。また,NMOSトランジスタのソースが第2電位端子に接続されることにより,図6(b)に示したように,オン抵抗が最低になる部分で動作させることが可能である。このように,オン抵抗が低い部分(実質的には0に近い状態)で動作させることにより,D/A変換精度の向上を図ることが可能である。また,アナログスイッチを用いないので,回路内の寄生容量による電圧レベル変化の遅延を防止することができ,変換速度の向上を図ることが可能である。
【0011】
デコーダ回路は,更に,所望の分解能を選択する選択回路を有しており,選択回路に入力された選択信号を受けて,第1デコーダ回路は,(2m−1)個の第1電位側スイッチのみを制御し,第2デコーダ回路は,2m個の第2電位側スイッチのみを制御するように構成することも可能である(mはnより低い分解能を表す自然数である)。ここで選択回路は,例えば,ディジタル信号と選択信号とが入力されるOR回路により構成される。かかる構成によれば,分解能nビットを想定して構成されたD/A変換回路を,分解能mビットとして使用することができる。すなわち,D/A変換回路固有の最大分解能以下であれば,任意の分解能を選択して使用することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかるディジタル/アナログ変換回路(D/A変換回路)の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0013】
(第1の実施の形態)
本実施の形態では,基準電位と分圧用抵抗の間,及び,接地電位と分圧用抵抗の間にスイッチを備えることにより,スイッチに印加される電位を一定にするとともに,スイッチとしてアナログスイッチを用いない構成について説明する。
【0014】
図1は,本実施の形態にかかるD/A変換回路の概略を示す構成図である。本実施の形態では,分解能n=3ビットのD/A変換回路10について説明するが,本発明は,分解能が何ビットであっても適用可能である。
【0015】
(第1の実施の形態の構成)
D/A変換回路10は,図1に示したように,基準電位を供給する基準電位端子Vrefと,接地電位を供給する接地電位端子GNDと,アナログ信号を増幅するための増幅器AMP及びアナログ信号を出力するための出力端子OUTと,基準電位端子Vrefと出力端子OUTとの間に直列に接続された(2n−1)=7個の基準電位側抵抗R1と,基準電位側抵抗R1に対応して設けられた(2n−1)=7個のPMOSトランジスタP1〜P7と,接地電位端子GNDと出力端子OUTとの間に直列に接続された(2n−1)=7個の接地電位側抵抗R2と,接地電位側抵抗R2に対応して設けられた2n=8個のNMOSトランジスタN0〜N7を含んで構成されている。
【0016】
(基準電位側抵抗R1)
基準電位側抵抗R1は,それぞれ,ソースが基準電位端子Vrefに接続され,ドレインが増幅器AMPを介して出力端子OUTに接続され,ゲートが後述のデコーダ回路20に接続されている。なお,基準電位側抵抗R1の抵抗値はそれぞれ等しいものとして説明する。
【0017】
(PMOSトランジスタP1〜P7)
PMOSトランジスタP1〜P7は,基準電位端子Vrefと基準電位側抵抗R1との間の経路を切り替えて,基準電位端子Vrefと出力端子OUTとの間に介される基準電位側抵抗R1の数を1個から7個の間で変化させるためのスイッチとして機能する。すなわち,PMOSトランジスタP1〜P7のいずれか1つがオンすることにより,基準電位端子Vrefと出力端子OUTとの間のいずれかの経路が選択され,これによって,基準電位端子Vrefと出力端子OUTとの間に介される基準電位側抵抗R1の数を1個から7個の間で変化させる。
【0018】
(接地電位側抵抗R2)
接地電位側抵抗R2は,それぞれ,ソースが基準電位端子GNDに接続され,ドレインが増幅器AMPを介して出力端子OUTに接続され,ゲートが後述のデコーダ回路20に接続されている。なお,接地電位側抵抗R2の抵抗値はそれぞれ等しく,また,上述の基準電位側抵抗R1とも等しいものとして説明する。
【0019】
(NMOSトランジスタN0〜N7)
NMOSトランジスタN0〜N7は,接地電位端子GNDと接地電位側抵抗R2との間の経路を切り替えて,接地電位端子GNDと出力端子OUTとの間に介される接地電位側抵抗R2の数を0個から7個の間で変化させるためのスイッチとして機能する。すなわち,NMOSトランジスタN0〜N7のいずれか1つがオンすることにより,接地電位端子GNDと出力端子OUTとの間のいずれかの経路が選択され,これによって,接地電位端子GNDと出力端子OUTとの間に介される接地電位側抵抗R2の数を1個から7個の間で変化させる。
【0020】
次いで,上述のPMOSトランジスタP1〜P7,及び,NMOSトランジスタN0〜N7の切り替え制御について説明する。図2は,そのPMOSトランジスタP1〜P7,及び,NMOSトランジスタN0〜N7を制御するデコーダ回路の説明図である。
【0021】
(デコーダ回路20)
デコーダ回路20は,図2に示したように,それぞれ1ビットのディジタル信号が入力される入力端子bit0,bit1,bit2を備え,出力端子が,PMOSトランジスタP1〜P7の各ゲート,及び,NMOSトランジスタN0〜N7の各ゲートに接続される論理回路である。
【0022】
3入力ANDゲートA0には,入力端子bit2からの入力信号の反転信号と,入力端子bit1からの入力信号の反転信号と,入力端子bit0からの入力信号の反転信号が入力される。3入力ANDゲートA0の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN0のゲートに入力される。
【0023】
3入力ANDゲートA1には,入力端子bit2からの入力信号の反転信号と,入力端子bit1からの入力信号の反転信号と,入力端子bit0からの入力信号が入力される。3入力ANDゲートA1の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN1のゲートに入力され,出力信号の反転信号は,図1のPMOSトランジスタP1に入力される。
【0024】
3入力ANDゲートA2には,入力端子bit2からの入力信号の反転信号と,入力端子bit1からの入力信号と,入力端子bit0からの入力信号の反転信号が入力される。3入力ANDゲートA2の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN2のゲートに入力され,出力信号の反転信号は,図1のPMOSトランジスタP2に入力される。
【0025】
3入力ANDゲートA3には,入力端子bit2からの入力信号の反転信号と,入力端子bit1からの入力信号と,入力端子bit0からの入力信号が入力される。3入力ANDゲートA3の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN3のゲートに入力され,出力信号の反転信号は,図1のPMOSトランジスタP3に入力される。
【0026】
3入力ANDゲートA4には,入力端子bit2からの入力信号と,入力端子bit1からの入力信号の反転信号と,入力端子bit0からの入力信号の反転信号が入力される。3入力ANDゲートA4の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN4のゲートに入力され,出力信号の反転信号は,図1のPMOSトランジスタP4に入力される。
【0027】
3入力ANDゲートA5には,入力端子bit2からの入力信号と,入力端子bit1からの入力信号の反転信号と,入力端子bit0からの入力信号が入力される。3入力ANDゲートA5の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN5のゲートに入力され,出力信号の反転信号は,図1のPMOSトランジスタP5に入力される。
【0028】
3入力ANDゲートA6には,入力端子bit2からの入力信号と,入力端子bit1からの入力信号と,入力端子bit0からの入力信号の反転信号が入力される。3入力ANDゲートA6の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN6のゲートに入力され,出力信号の反転信号は,図1のPMOSトランジスタP6に入力される。
【0029】
3入力ANDゲートA7には,入力端子bit2からの入力信号と,入力端子bit1からの入力信号と,入力端子bit0からの入力信号が入力される。3入力ANDゲートA7の出力信号は,図1のNMOSトランジスタN7のゲートに入力され,出力信号の反転信号は,図1のPMOSトランジスタP7に入力される。
【0030】
イネーブル信号ENが“0”の場合,3入力ANDゲートA0〜A7は,すべてのPMOSトランジスタP1〜P7及びNMOSトランジスタN0〜N7をオフさせ,D/A変換回路10の動作が禁止されて消費電流が遮断される。
【0031】
(第1の実施の形態の動作)
デコーダ回路20に入力される3ビットのディジタル信号を,(入力端子bit2の入力値,入力端子bit1の入力値,入力端子bit0の入力値)として表すと,(0,0,0)のとき,3入力ANDゲートA0の出力値に応じてNMOSトランジスタN0がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,再び図1を参照すると,出力端子OUTからは接地電位が出力される。
【0032】
以下同様に,
(0,0,1)のとき,3入力ANDゲートA1の出力値に応じてPMOSトランジスタP1及びNMOSトランジスタN1がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子からは基準電位×1/8が出力される。
(0,1,0)のとき,3入力ANDゲートA2の出力値に応じてPMOSトランジスタP2及びNMOSトランジスタN2がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子からは基準電位×2/8が出力される。
(0,1,1)のとき,3入力ANDゲートA3の出力値に応じてPMOSトランジスタP3及びNMOSトランジスタN3がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子からは基準電位×3/8が出力される。
(1,0,0)のとき,3入力ANDゲートA4の出力値に応じてPMOSトランジスタP4及びNMOSトランジスタN4がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子からは基準電位×4/8が出力される。
(1,0,1)のとき,3入力ANDゲートA5の出力値に応じてPMOSトランジスタP5及びNMOSトランジスタN5がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子からは基準電位×5/8が出力される。
(1,1,0)のとき,3入力ANDゲートA6の出力値に応じてPMOSトランジスタP6及びNMOSトランジスタN6がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子からは基準電位×6/8が出力される。
(1,1,1)のとき,3入力ANDゲートA7の出力値に応じてPMOSトランジスタP7及びNMOSトランジスタN7がオンし。他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子からは基準電位×7/8が出力される。
【0033】
(第1の実施の形態の効果)
以上のように,本実施の形態によれば,PMOSトランジスタP1〜P7(基準電位側スイッチ)は,基準電位端子Vrefと基準電位側抵抗R1との間の経路を切り替えるために用いられるため,PMOSトランジスタP1〜P7に印加される電位は,すべて基準電位で共通である。このため,オン抵抗の合成抵抗も各PMOSトランジスタで一定である。このことはNMOSトランジスタN0〜N7(接地電位側スイッチ)についても同様である。その結果として,D/A変換精度の向上を図ることが可能である。
【0034】
また,スイッチに,PMOSトランジスタP1〜P7,NMOSトランジスタN0〜N7を用い,アナログスイッチを用いないので,回路内の寄生容量による電圧レベル変化の遅延を防止することができ,変換速度の向上を図ることが可能である。
【0035】
その他,本実施の形態によれば,以下の効果が得られる。
・分圧用の抵抗の大きさがD/A変換回路10の大きさ全体に与える影響は小さいため,基準電位側抵抗R1,及び,接地電位側抵抗R2の増加によっても,D/A変換回路10の大きさに与える影響は小さい。
・回路動作禁止用のスイッチを専用に設ける必要がないので,MOSトランジスタのオン抵抗による精度誤差を補正する設計が容易である。
・デコーダ回路20が論理回路で構成されるので半導体集積回路に内蔵して使用する場合に特に有効である。
・回路に含まれる抵抗がすべてが同じ大きさなので,製造上のばらつきが起こりやすい半導体集積回路に適している。
【0036】
(第2の実施の形態)
本実施の形態では,デコーダ回路の構成を変更することにより,分解能を低くしたD/A変換回路としても使用できるようにした構成について説明する。
【0037】
(第2の実施の形態の構成)
図3は,本実施の形態にかかるD/A変換回路のうち,デコーダ回路の概略を示す説明図である。このデコーダ回路30は,図2に示したデコーダ回路20と置き換えて使用するものである。他の構成については,第1の実施の形態と実質的に同様であるため,重複説明を省略する。
【0038】
(デコーダ回路30)
デコーダ回路30は,図3に示したように,それぞれ1ビットのディジタル信号が入力される入力端子bit0,bit1,bit2を備え,出力端子が,PMOSトランジスタP1〜P7の各ゲート,及び,NMOSトランジスタN0〜N7の各ゲートに接続される論理回路である。図2のデコーダ回路との相違は,動作を選択する選択信号SELが追加された点である。
【0039】
選択信号SELが“1”の場合は,2入力ORゲートO1〜O6の一の入力端子に“0”が入力されることにより,上記第1の実施の形態と実質的に同様の動作を行う。
【0040】
選択信号SELが“0”の場合は,2入力ORゲートO1〜O4の一の入力端子に“1”が入力されて,PMOSトランジスタP1〜P4が常にオフである。また,2入力ANDゲートA8〜A11の一の入力端子に“0”が入力されて,NMOSトランジスタN4〜N7は常にオフである。
【0041】
また,選択信号SELが“0”の場合は,2入力ORゲートO5,O6の一の入力端子に“1”が入力されることにより,入力端子bit2の値は後段の3入力ANDゲートA0〜A7の出力値に影響を与えない。すなわち入力端子bit2の入力値にかかわらず入力端子bit0〜bit1の入力値で22=4種類のレベルを選択する。
【0042】
(第2の実施の形態の動作)
デコーダ回路30に入力される3ビットのディジタル信号のうち,入力端子bit2の入力値を無視して(−,入力端子bit1の入力値,入力端子bit0の入力値)として表すと,(−,0,0)のとき,3入力ANDゲートA0の出力値に応じてNMOSトランジスタN0がオンし,他のトランジスタはオフする。このとき,再び図1を参照すると,出力端子OUTからは接地電位が出力される。
【0043】
以下同様に,
(−,0,1)のとき,3入力ANDゲートA1,A5の出力値に応じてNMOSトランジスタN1及びPMOSトランジスタP5がオンし,他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子OUTからは接地電位×1/4が出力される。
(−,1,0)のとき,3入力ANDゲートA2,A6の出力値に応じてNMOSトランジスタN2及びPMOSトランジスタP6がオンし,他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子OUTからは接地電位×2/4が出力される。
(−,1,1)のとき,3入力ANDゲートA3,A7の出力値に応じてNMOSトランジスタN3及びNMOSトランジスタP7がオンし,他のトランジスタはオフする。このとき,出力端子OUTからは接地電位×3/4が出力される。
【0044】
(第2の実施の形態の効果)
以上説明したように,本実施の形態によれば,上記第1の実施の形態の効果に加え,分解能3ビットを想定して構成された第1の実施の形態のD/A変換回路10を,分解能2ビットとして使用することができる。なお,デコーダ回路の入力bit1に同様な変更を追加すれば分解能lビットとして使用することも可能である。すなわち,D/A変換回路固有の最大分解能以下であれば,任意の分解能を選択して使用することが可能である。
【0045】
以上,添付図面を参照しながら本発明にかかるディジタル/アナログ変換回路の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0046】
例えば,上記各実施の形態では,デコーダ回路(20あるいは30)を備え,基準電位端子Vref側に設けられたPMOSトランジスタP1〜P7及び接地電位端子GND側に設けられたNMOSトランジスタN0〜N7のすべてを,1つのデコーダ回路(20あるいは30)で制御する場合について説明したが,本発明はこれに限定されない。基準電位端子Vref側に設けられたPMOSトランジスタP1〜P7を制御する第1デコーダ回路と,接地電位端子GND側に設けられたNMOSトランジスタN0〜N7を制御する第2デコーダ回路とを別個に備えるようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,第1電位側スイッチは,第1電位端子と第1電位側抵抗との間の経路を切り替えるために用いられるため,第1電位側スイッチに印加される電位は,すべて第1電位で共通である。このため,オン抵抗の合成抵抗も各スイッチで一定である。このことは第2電位側スイッチについても同様である。その結果として,D/A変換精度の向上を図ることが可能である。
【0048】
また,アナログスイッチを用いないので,回路内の寄生容量による電圧レベル変化の遅延を防止することができ,変換速度の向上を図ることが可能である。
【0049】
また,本発明によれば,分解能nビットを想定して構成されたD/A変換回路を,分解能mビットとして使用することができる。すなわち,D/A変換回路固有の最大分解能以下であれば,任意の分解能を選択して使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】D/A変換回路の説明図である。
【図2】図1に含まれるMOSトランジスタのゲートを制御するデコーダ回路の説明図である。
【図3】図1に含まれるMOSトランジスタのゲートを制御する他のデコーダ回路の説明図である。
【図4】従来のD/A変換回路の説明図である。
【図5】アナログスイッチの説明図である。
【図6】オン抵抗の説明図であり,(a)はPMOSトランジスタのオン抵抗,(b)はNMOSトランジスタのオン抵抗,(c)はアナログスイッチのオン抵抗を示している。
【符号の説明】
10 D/A変換回路
Vref 基準電位端子
GND 接地電位端子
AMP 増幅器
OUT 出力端子
R1 基準電位側抵抗
P1〜P7 PMOSトランジスタ(基準電位側スイッチ)
R2 接地電位側抵抗
N0〜N7 NMOSトランジスタ(接地電位側スイッチ)
20 デコーダ回路
30 デコーダ回路
Claims (6)
- 第1電位を供給する第1電位端子と,
第2電位を供給する第2電位端子と,
アナログ信号を出力するための出力端子と,
前記第1電位端子と前記出力端子との間に直列に接続された(2n−1)個の第1電位側抵抗と,
前記第1電位側抵抗に対応して設けられ,前記第1電位端子と前記第1電位側抵抗との間の経路を切り替えて,前記第1電位端子と前記出力端子との間に介される前記第1電位側抵抗の数を1個から(2n−1)個の間で変化させる(2n−1)個の第1電位側スイッチと,
ディジタル信号が入力されて前記第1電位側スイッチを制御する第1デコーダ回路と,
前記第2電位端子と前記出力端子との間に直列に接続された(2n−1)個の第2電位側抵抗と,
前記第2電位側抵抗に対応して設けられ,前記第2電位端子と前記第2電位側抵抗との間の経路を切り替えて,前記第2電位端子と前記出力端子との間に介される前記第2電位側抵抗の数を0個から(2n−1)個の間で変化させる2n個の第2電位側スイッチと,
ディジタル信号が入力されて前記第2電位側スイッチを制御する第2デコーダ回路と,
を含み,
前記デコーダ回路は、nより低い任意の分解能を選択する選択回路をさらに含むことを特徴とする,ディジタル/アナログ変換回路(nは分解能を表す自然数である)。 - 前記第1電位側スイッチは,ソースが前記第1電位端子に接続されたPチャネル型MOSトランジスタから構成され,前記第2電位側スイッチは,ソースが前記第2電位端子に接続されたNチャネル型MOSトランジスタから構成されることを特徴とする,請求項1に記載のディジタル/アナログ変換回路。
- 前記選択回路に入力された選択信号を受けて,前記第1デコーダ回路は,(2m−1)個の第1電位側スイッチのみを制御し,前記第2デコーダ回路は,2m個の第2電位側スイッチのみを制御することを特徴とする,請求項1または2に記載のディジタル/アナログ変換回路(mはnより低い分解能を表す自然数である)。
- 前記第1デコーダ回路と前記第2デコーダ回路は,前記ディジタル信号の入力端子を共有する一の回路であることを特徴とする,請求項1,2または3のいずれかに記載のディジタル/アナログ変換回路。
- 前記第1電位は基準となる所定の基準電位であり,前記第2電位は接地電位であることを特徴とする,請求項1,2,3または4のいずれかに記載のディジタル/アナログ変換回路。
- 前記選択回路は,前記ディジタル信号と前記選択信号とが入力されるOR回路により構成されることを特徴とする,請求項3に記載のディジタル/アナログ変換回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002215121A JP4002147B2 (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | ディジタル/アナログ変換回路 |
US10/625,902 US7277036B2 (en) | 2002-07-24 | 2003-07-24 | Digital-to-analog converting circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002215121A JP4002147B2 (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | ディジタル/アナログ変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004056723A JP2004056723A (ja) | 2004-02-19 |
JP4002147B2 true JP4002147B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=31937231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002215121A Expired - Fee Related JP4002147B2 (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | ディジタル/アナログ変換回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7277036B2 (ja) |
JP (1) | JP4002147B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7580288B2 (en) * | 2006-05-24 | 2009-08-25 | Freescale Semiconductor, Inc. | Multi-level voltage adjustment |
US7385545B2 (en) * | 2006-08-31 | 2008-06-10 | Ati Technologies Inc. | Reduced component digital to analog decoder and method |
US7501970B2 (en) * | 2006-10-30 | 2009-03-10 | Texas Instruments Incorporated | Digital to analog converter architecture and method having low switch count and small output impedance |
JP4941029B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2012-05-30 | 富士通セミコンダクター株式会社 | D/a変換器 |
US8120430B1 (en) * | 2009-01-15 | 2012-02-21 | Xilinx, Inc. | Stable VCO operation in absence of clock signal |
US8063807B1 (en) * | 2009-04-30 | 2011-11-22 | Altera Corporation | Equalization circuitry including a digital-to-analog converter having a voltage divider and a multiplexer |
US11671109B2 (en) * | 2019-09-27 | 2023-06-06 | Apple Inc. | Constant current digital to analog converter systems and methods |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3781277D1 (de) * | 1987-10-09 | 1992-09-24 | Ibm | Geraet zur aufloesungsausdehnung eines n-bit-ohmschen digital-analog-umsetzers in einen (n+p)-bit-digital-analog-umsetzer. |
JPH01164125A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-28 | Nissan Motor Co Ltd | D/a変換回路 |
JP2914738B2 (ja) | 1990-09-21 | 1999-07-05 | 日本信号株式会社 | D/a変換回路 |
US5111205A (en) * | 1990-12-18 | 1992-05-05 | Vlsi Technology, Inc. | Digital-to-analog and analog-to-digital converters |
JPH05327376A (ja) * | 1992-05-20 | 1993-12-10 | Fujitsu Ltd | ディジタル制御可変利得回路 |
US5604501A (en) * | 1994-10-21 | 1997-02-18 | Lucent Technologies Inc. | Digital-to-analog converter with reduced number of resistors |
US5831566A (en) * | 1996-05-07 | 1998-11-03 | Vlsi Technology, Inc. | Low voltage digital-to-analog converter |
JP3730713B2 (ja) | 1996-06-14 | 2006-01-05 | フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド | ディジタル/アナログコンバ−タ |
US5731775A (en) * | 1996-06-17 | 1998-03-24 | Lucent Technologies Inc. | Subranging converter with plurality of resistor strings and transistor switches |
US5703588A (en) * | 1996-10-15 | 1997-12-30 | Atmel Corporation | Digital to analog converter with dual resistor string |
US5841382A (en) * | 1997-03-19 | 1998-11-24 | Lucent Technologies Inc. | Fast testing of D/A converters |
US5969657A (en) * | 1997-07-22 | 1999-10-19 | Analog Devices, Inc. | Digital to analog converter |
TW429393B (en) * | 1997-11-27 | 2001-04-11 | Semiconductor Energy Lab | D/A conversion circuit and semiconductor device |
JP3779056B2 (ja) * | 1998-01-30 | 2006-05-24 | 富士通株式会社 | 電圧発生回路、及び、d/a変換回路 |
US5999115A (en) * | 1998-04-20 | 1999-12-07 | Motorola, Inc. | Segmented DAC using PMOS and NMOS switches for improved span |
US6222473B1 (en) * | 1999-04-26 | 2001-04-24 | Maxim Integrated Products, Inc. | Method and apparatus for digital to analog converters with improved switched R-2R ladders |
US6201491B1 (en) * | 2000-01-26 | 2001-03-13 | Microchip Technology Incorporated | Digitally switched potentiometer having improved linearity and settling time |
US6400300B1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-06-04 | Cygnal Integrated Products, Inc. | D/A converter street effect compensation |
US6414616B1 (en) * | 2000-06-22 | 2002-07-02 | Analog Devices, Inc. | Architecture for voltage scaling DAC |
US6914547B1 (en) * | 2004-05-04 | 2005-07-05 | Analog Devices, Inc. | Triple resistor string DAC architecture |
-
2002
- 2002-07-24 JP JP2002215121A patent/JP4002147B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-07-24 US US10/625,902 patent/US7277036B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050116852A1 (en) | 2005-06-02 |
US7277036B2 (en) | 2007-10-02 |
JP2004056723A (ja) | 2004-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4546539B2 (ja) | 電流加算型dac | |
JPH09284114A (ja) | アナログ入力回路 | |
US6570520B2 (en) | DA converter | |
US4786825A (en) | CMOS Schmitt trigger circuit using ratioed currents to establish switching thresholds | |
JP4002147B2 (ja) | ディジタル/アナログ変換回路 | |
JP2000077992A (ja) | アナログスイッチ | |
US5706006A (en) | Operational amplifier incorporating current matrix type digital-to-analog converter | |
JP4054727B2 (ja) | 出力バッファ回路及び出力バッファ回路を使用したインタフェース回路 | |
US7279949B2 (en) | Programmable delay element | |
JP3209967B2 (ja) | 電流セル及びこれを用いたディジタル/アナログ変換器 | |
JP3949510B2 (ja) | 半導体基準電圧発生回路 | |
US11722127B2 (en) | Phase interpolator and phase buffer circuit | |
JP3067805B2 (ja) | 半導体チップ上でより高い電圧をスイッチングするための回路装置の作動方法 | |
JP2845192B2 (ja) | 差動スイッチング回路 | |
JP3811300B2 (ja) | Cmosバッファ回路 | |
JP3335820B2 (ja) | Daコンバータ | |
JP2874733B2 (ja) | プッシュプル回路 | |
KR100365425B1 (ko) | 정적 전류를 줄이고 고속 동작이 가능한 레퍼런스 신호 발생 회로 | |
JP3939041B2 (ja) | Cmosバッファ回路 | |
JPS6222488B2 (ja) | ||
JPH04344394A (ja) | バス出力回路 | |
JP2005286552A (ja) | D/aコンバータ | |
JPH0851345A (ja) | タイミング可変型入力回路 | |
JPH0650815B2 (ja) | 論理回路 | |
JP2019068118A (ja) | 半導体集積回路及びデジタル−アナログ変換回路、並びに半導体集積回路の駆動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070502 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070717 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070814 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070816 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |