JP4000866B2 - 駆動用電源装置及びフェール判定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動用電源装置及びフェール判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動車両、例えば、電気自動車は、駆動装置を備え、該駆動装置において、駆動モータを駆動することによって発生させられた回転を駆動輪に伝達し、電気自動車を走行させるようにしている。また、例えば、ハイブリッド型車両の駆動装置においては、前記駆動モータのほかにエンジン及び発電機が配設され、前記エンジンを駆動することによって発電機による発電を行い、発電によって発生させられた電力をバッテリに蓄えることができるようになっている。
【0003】
例えば、前記駆動モータは、回転自在に配設され、磁極対を備えたロータ、及び該ロータより径方向外方に配設され、U相、V相及びW相のコイルを備えたステータを有する。そして、前記コイルにU相、V相及びW相の電流を供給することによって、前記駆動モータを駆動し、駆動モータのトルク、すなわち、駆動モータトルクを発生させることができる。
【0004】
そのために、前記バッテリとインバータとが接続され、バッテリから直流の電流がインバータに供給され、駆動モータ制御装置によって発生させられたパルス幅変調信号に基づいて、前記インバータを構成する複数のトランジスタが所定のパターンでオン・オフさせられ、前記各相の電流が発生させられる。そして、前記各トランジスタをオン・オフさせるのに必要な電圧を発生させるために、駆動用電源装置が配設され、該駆動用電源装置において、電源回路部と前記インバータとが接続され、前記電源回路部において発生させられたU相、V相及びW相の電圧がインバータに供給される。
【0005】
図2は駆動用電源装置を示す図である。
【0006】
図において、21は電源回路部、22は図示されない駆動モータを駆動するための図示されないインバータ及び図示されないドライブ回路を構成するIPM(インテリジェントパワーモジュール)、23は前記駆動モータを制御する駆動モータ制御装置であり、前記電源回路部21にコネクタC1、C2が、IPM22にコネクタC3、C4が、駆動モータ制御装置23にコネクタC5、C6がそれぞれ配設される。
【0007】
前記コネクタC1は、前記インバータを駆動するのに必要な電圧を出力するための図示されない出力端子及び各相の図示されない接地端子を備え、コネクタC2は、駆動モータ制御装置23から供給されたイグニッション(IG)電圧を受けるための図示されない入力端子、Ready(レディ)信号を出力するための図示されない出力端子、及び電源回路部21を接地させるための図示されない接地端子を備える。
【0008】
また、コネクタC3は、前記電源回路部21から供給された電圧を受けるための図示されない入力端子を備え、コネクタC4は、駆動モータ制御装置23から供給されたイグニッション電圧、及び各トランジスタをスイッチングするためのパルス幅変調信号を受けるための図示されない入力端子、Ready信号を出力するための図示されない出力端子、並びにIPM22を接地させるための図示されない接地端子を備える。
【0009】
そして、コネクタC5は、電源回路部21から送られたReady信号を受けるための図示されない入力端子を備え、コネクタC6は、IPM22から送られたReady信号を受けるための図示されない入力端子、前記パルス幅変調信号を出力するための図示されない出力端子、及び駆動モータ制御装置23を接地させるための図示されない接地端子を備える。
【0010】
前記Ready信号は、電源回路部21、IPM22等が正常に動作していること、及び電源回路部21から受けたインバータを駆動するのに必要な電圧が過剰に高かったり、過剰に低かったりしていないことを表す信号であり、Ready信号のロジック(レベル)を調べるだけで、電源回路部21、IPM22等が正常に動作していないかどうか、すなわち、電源回路部21、IPM22等に異常が発生したかどうかを判断することができる。そして、電源回路部21、IPM22等において発生しやすい異常がグラウンドへのショートであることから、グラウンドへのショートが発生したときの異常を検出することができるように、正常時におけるReady信号のロジックがハイレベルにされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の駆動用電源装置においては、コネクタC2に配設されたイグニッション電圧を受けるための入力端子と、Ready信号を出力するための出力端子との短絡(以下「IGショート」という。)が発生すると、Ready信号のロジックがハイレベルになるので、電源回路部21に異常が発生しても、該異常を検出することができなくなってしまう。
【0012】
そこで、IGショートが発生したかどうかをの判定を行うために、IGショート検出回路等の異常検出回路を別に配設する必要が生じるので、駆動用電源装置が複雑になってしまうだけでなく、駆動用電源装置のコストが高くなってしまう。
【0013】
本発明は、前記従来の駆動用電源装置の問題点を解決して、電源回路部に異常が発生したことを確実に判定することができ、コストを低くすることができる駆動用電源装置及びフェール判定方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の駆動用電源装置においては、トランスの一次側においてスイッチング素子をスイッチングさせるスイッチング制御回路と、トランスの二次側において前記スイッチング素子のスイッチングに伴って所定の駆動電圧を発生させ、駆動電圧用の出力端子から駆動モータを駆動するためのIPMに出力する駆動電圧発生部と、該駆動電圧発生部において駆動電圧が発生させられるのに伴ってフィードバック電圧を発生させ、該フィードバック電圧を前記スイッチング制御回路に供給するフィードバック回路と、前記スイッチング制御回路、駆動電圧発生部及びフィードバック回路を含む電源回路部が正常に動作していることを表す正常動作信号を駆動モータ制御装置に出力するための正常動作信号用の出力端子と、該正常動作信号用の出力端子の電圧が変動したときに、前記フィードバック電圧を変化させる異常検出部とを有する。
そして、前記正常動作信号を発生させる正常動作信号発生部と前記フィードバック用の電圧発生部とが接続される。
また、前記異常検出部は、通常より電圧レベルが高い信号による信号ショートが発生したときに、前記正常動作信号発生部から前記フィードバック用の電圧発生部にダイオードを介して電流を流すことによって、前記フィードバック電圧を高くする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
図3は本発明の実施の形態における電動車両駆動制御装置の制御回路図である。
【0024】
図において、22はIPM、23は各種のプログラム、データ等に従ってコンピュータとして機能する駆動モータ制御装置、31は電動機械としてのDCブラシレス駆動モータ等の駆動モータであり、前記IPM22はインバータ40及びドライブ回路51を備える。前記駆動モータ31は、回転自在に配設された図示されないロータ、及び該ロータより径方向外方に配設された図示されないステータを備える。
【0025】
前記ロータは、前記駆動モータ31の図示されないシャフトに取り付けられたロータコア、及び該ロータコアの円周方向における複数箇所に配設された永久磁石を備える。本実施の形態においては、前記ロータコアの円周方向における12箇所にN極及びS極を交互に外周面に向けて永久磁石が配設され、6個の磁極対が形成される。また、前記ステータは、図示されないステータコア、及び該ステータコアに巻装されたU相、V相及びW相のステータコイル11〜13を備え、前記ステータコアの円周方向における複数箇所には、径方向内方に向けて突出させてティースが形成される。
【0026】
前記駆動モータ31を駆動して、電気自動車、ハイブリッド型車両等の電動車両を走行させるために、直流電源としてのバッテリ14、該バッテリ14から直流の電流が供給され、該直流の電流を交流の電流に変換してU相、V相及びW相の電流Iu、Iv、Iwを発生させる前記インバータ40、及び前記駆動モータ制御装置23からパルス幅変調信号を受けて駆動信号を発生させ、該駆動信号をインバータ40に送る前記ドライブ回路51が配設される。そして、インバータ40によって発生させられた電流Iu、Iv、Iwは各ステータコイル11〜13に供給される。
【0027】
そのために、前記インバータ40は、6個のスイッチング素子としてのトランジスタTr1〜Tr6を備え、各トランジスタTr1〜Tr6がスイッチングさせられ、選択的にオン・オフさせられることによって、前記電流Iu、Iv、Iwが発生させられる。なお、IPM22とバッテリ14との間に平滑用のコンデンサ17が配設され、該コンデンサ17には、静電容量に対応する電荷が蓄積される。
【0028】
また、前記駆動モータ31のシャフトに磁極位置検出部としてのレゾルバ43が取り付けられ、該レゾルバ43によって、ロータの磁極位置θが検出される。なお、本実施の形態においては、前記磁極位置検出部としてレゾルバ43が使用されるようになっているが、該レゾルバ43に代えて図示されないホール素子及び磁極位置検出回路を使用することもできる。その場合、該ホール素子は、前記ロータの回動に伴って、所定の角度ごとに位置検出信号を発生させ、前記磁極位置検出回路は、前記位置検出信号を受けると、位置検出信号の信号レベルの組合せに基づいて磁極位置θを検出する。
【0029】
ところで、前記ステータコイル11〜13はスター結線されているので、各相のうちの二つの相の電流の値が決まると、残りの一つの相の電流の値も決まる。したがって、電流Iu、Iv、Iwを制御するために、例えば、ステータコイル11、12のリード線にU相及びV相の電流Iu、Ivを検出する電流検出手段としての電流センサ33、34が配設され、該電流センサ33、34は、検出した電流Iu、Ivを駆動モータ制御装置23に送る。
【0030】
そして、該駆動モータ制御装置23はCPU24、RAM25、ROM26等から成り、CPU24の図示されない駆動モータ回転速度算出処理手段は、駆動モータ回転速度算出処理を行い、前記磁極位置θに基づいて駆動モータ31の回転速度、すなわち、駆動モータ回転速度NMを算出する。また、前記CPU24の図示されない車速検出処理手段は、車速検出処理を行い、前記駆動モータ回転速度NMに対応する車速Vを検出し、検出された車速Vを、電動車両の全体の制御を行う図示されない車両制御装置に送る。
【0031】
該車両制御装置の指令値発生部は、前記車速V、及び図示されないアクセルセンサによって検出されたアクセル開度αに基づいて電動車両を走行させるのに必要な車両要求トルクを算出し、該車両要求トルクに対応させて駆動モータトルクTMの目標値を表す駆動モータ目標トルクTM* を発生させ、該駆動モータ目標トルクTM* を前記駆動モータ制御装置23に送る。
【0032】
前記CPU24の図示されない駆動モータ制御処理手段は、駆動モータ制御処理を行い、前記駆動モータ目標トルクTM* を読み込むと、前記ROM26に記録された図示されない電流指令値マップを参照し、ベクトル表示された電流指令値isのd軸成分を表すd軸電流指令値ids、及びq軸成分を表すq軸電流指令値iqsを決定するとともに、前記電流Iu、Ivを読み込み、前記d軸電流指令値ids及びq軸電流指令値iqs並びに電流Iu、Ivに基づいて、U相、V相及びW相の電圧指令値Vu* 、Vv* 、Vw* を算出し、該電圧指令値Vu* 、Vv* 、Vw* に基づいて所定のパルス幅を有するU相、V相及びW相のパルス幅変調信号SU、SV、SWを発生させ、該パルス幅変調信号SU、SV、SWに対してデッドタイム補償の処理を施してパルス幅変調信号SU、SV、SW、SX、SY、SZを発生させ、該パルス幅変調信号SU、SV、SW、SX、SY、SZをIPM22に送る。なお、パルス幅変調信号SU、SV、SWは、トランジスタTr1、Tr3、Tr5に対応させて、パルス幅変調信号SX、SY、SZは、トランジスタTr2、Tr4、Tr6に対応させて発生させられる。
【0033】
前記ドライブ回路51は、前記パルス幅変調信号SU、SV、SW、SX、SY、SZが送られると、トランジスタTr1〜Tr6を駆動するために6個の駆動信号をそれぞれ発生させ、該駆動信号をインバータ40に送る。該インバータ40は、前記駆動信号がオンの間だけトランジスタTr1〜Tr6をオンにして電流Iu 、Iv 、IW を発生させ、該電流Iu 、Iv 、IW を前記各ステータコイル11〜13に供給する。このように、駆動モータ31を駆動することによって電動車両を走行させることができる。
【0034】
なお、前記駆動モータ制御装置23においては、ロータの磁極対の方向にd軸を、該d軸と直角の方向にq軸をそれぞれ採ったd−q軸モデル上でベクトル制御演算によるフィードバック制御が行われるようになっている。
【0035】
そのために、前記CPU24内において、前記電流センサ33、34によって検出された電流Iu、Iv、及びレゾルバ43によって検出された磁極位置θに基づいて三相/二相変換が行われ、電流Iu、Ivがd軸電流id及びq軸電流iqに変換される。そして、d軸電流idと前記d軸電流指令値idsとのd軸電流偏差Δidが算出され、q軸電流iqと前記q軸電流指令値iqsとのq軸電流偏差Δiqが算出され、d軸電流偏差Δid及びq軸電流偏差Δiqが零(0)になるように、2軸上のインバータ出力としてのd軸電圧指令値Vd* 及びq軸電圧指令値Vq* が発生させられる。
【0036】
続いて、該d軸電圧指令値Vd* 、q軸電圧指令値Vq* 及び磁極位置θに基づいて二相/三相変換が行われ、d軸電圧指令値Vd* 及びq軸電圧指令値Vq* がU相、V相及びW相の電圧指令値Vu* 、Vv* 、Vw* に変換され、電圧指令値Vu *、Vv *、Vw* 、及び図示されない直流電圧検出器によって検出されたバッテリ14の電圧、すなわち、バッテリ電圧VBに基づいて各相のパルス幅変調信号SU、SV、SW、SX、SY、SZが発生させられる。
【0037】
ところで、前記トランジスタTr1、Tr3、Tr5を所定のパルス幅だけオンにするに当たり、トランジスタTr1、Tr3、Tr5の駆動信号は+15〔V〕にされるが、その間、トランジスタTr2、Tr4、Tr6をオフにするために、トランジスタTr2、Tr4、Tr6の駆動信号は0〔V〕にされる。同様に、前記トランジスタTr2、Tr4、Tr6を所定のパルス幅だけオンにするに当たり、トランジスタTr2、Tr4、Tr6の駆動信号は+15〔V〕にされるが、その間、トランジスタTr1、Tr3、Tr5をオフにするために、トランジスタTr1、Tr3、Tr5の駆動信号は0〔V〕にされる。
【0038】
そこで、前記各駆動信号を+15〔V〕又は0〔V〕にするために、電源回路部21(図2参照)が配設され、該電源回路部21において所定の駆動電圧としてのU相、V相、W相、X相、Y相及びZ相の+15〔V〕の電圧が発生させられ、該各相の+15〔V〕の電圧がIPM22に対して出力されるようになっている。なお、トランジスタTr1〜Tr6をオフにするために、U相、V相、W相、X相、Y相及びZ相の+15〔V〕の電圧は、前記IPM22内において0〔V〕に変換される。
【0039】
なお、本実施の形態においては、IPM22が使用され、該IPM22内にインバータ40及びドライブ回路51を備えるので、ドライブ回路51と各トランジスタTr1〜Tr6との距離が短い。したがって、各駆動信号を0〔V〕にするだけで各トランジスタTr1〜Tr6を確実にオフにすることができる。これに対して、IPM22が使用されない場合、インバータとドライブ回路とは独立に配設され、配線されるので、ドライブ回路と各トランジスタとの距離が長くなる。そこで、IPM22が使用されない場合には、各トランジスタTr1〜Tr6を確実にオフにするために、各駆動信号は−15〔V〕にされる。
【0040】
また、前記電源回路部21、IPM22、駆動モータ制御装置23によって駆動用電源装置が構成される。
【0041】
次に、電源回路部21について説明する。
【0042】
図1は本発明の実施の形態における電源回路部の要部を示す図、図4は本発明の実施の形態における電源回路部の詳細図である。
【0043】
図において、21は電源回路部であり、該電源回路部21にコネクタC1、C2が配設される。該コネクタC1は、U相、V相、W相、X相、Y相及びZ相の+15〔V〕の電圧を出力するための出力端子t1〜t6、及び各相の接地(GND)端子t7〜t12を備え、コネクタC2は、駆動モータ制御装置23から供給された補機用の電源電圧であるバッテリの電圧を、図示されないイグニッションスイッチを介して、イグニッション(IG)電圧として受けるための入力端子t13、電源回路部21が正常に動作していることを表す、正常動作信号としてのReady(レディ)信号を出力するための出力端子t14、及び電源回路部21を接地させるための接地端子t15を備える。なお、前記イグニッション電圧は正常なReady信号より電圧レベルが高い信号を表す。
【0044】
また、前記電源回路部21は、前記イグニッション電圧に基づいて、+15〔V〕の電圧を発生させるためのトランス27、該トランス27の一次側において、電流を断続し、所定の一次電流を発生させるスイッチング素子としてのFET28、スイッチング信号としてのデューティ信号SDを発生させ、該デューティ信号SDをFET28に送り、FET28をスイッチングさせるスイッチング制御回路29、前記トランス27の二次側において、前記FET28のスイッチングに伴って、各相の+15〔V〕の電圧を発生させるU相電源回路44、V相電源回路45、W相電源回路46、X相電源回路47、Y相電源回路48及びZ相電源回路49、二次側において各相の+15〔V〕の電圧が発生させられるに伴って、該電圧をフィードバックするために一次側に配設されたフィードバック回路35、並びにReady信号を発生させるReady出力インタフェース(I/F)回路36を有し、前記フィードバック回路35とReady出力インタフェース回路36とは電源Vccを介して接続される。前記U相電源回路44、V相電源回路45、W相電源回路46、X相電源回路47、Y相電源回路48及びZ相電源回路49によって駆動電圧発生部が構成される。
【0045】
なお、前記U相電源回路44に出力端子t1及び接地端子t7が、V相電源回路45に出力端子t2及び接地端子t8が、W相電源回路46に出力端子t3及び接地端子t9が、X相電源回路47に出力端子t4及び接地端子t10が、Y相電源回路48に出力端子t5及び接地端子t11が、Z相電源回路49に出力端子t6及び接地端子t12がそれぞれ接続される。また、前記Ready出力インタフェース回路36に出力端子t14が接続され、該出力端子t14を介してReady信号が駆動モータ制御装置23に対して出力される。そして、該駆動モータ制御装置23にコネクタC5が配設され、該コネクタC5は、電源回路部21から送られたReady信号を受けるために、入力端子t21を備える。なお、該入力端子t21において断線が発生したときに、入力端子t21より内側のロジックをローレベルにするために、前記入力端子t21にプルダウン用の抵抗R5が接続される。
【0046】
前記フィードバック回路35は、+5〔V〕の制御用の電圧を供給する電源Vccとグラウンドとの間に接続されたコンデンサC、該コンデンサCと並列に、かつ、互いに直列に接続されたダイオードD1、フィードバック用の電圧発生部としての一次側巻線m、及び前記コンデンサCと並列に、かつ、互いに直列に接続された分圧用の抵抗R1、R2を備え、該抵抗R1、R2間にスイッチング制御回路29が接続される。なお、前記抵抗R1、R2によって分圧部39が構成される。
【0047】
そして、前記U相、V相、W相、X相、Y相及びZ相の+15〔V〕の電圧が発生されるのに伴って、前記一次側巻線mによって前記+5〔V〕の制御用の電圧が発生させられ、前記電源Vccに供給される。また、前記制御用の電圧は、一次のフィードバック用の電圧、すなわち、一次フィードバック電圧としてスイッチング制御回路29に供給される。なお、スイッチング制御回路29の設計上、制御用の電圧は前記分圧部39によって分圧され、+2〔V〕の電圧が二次のフィードバック用の電圧、すなわち、二次フィードバック電圧としてスイッチング制御回路29に供給される。
【0048】
そして、前記トランス27の二次側において、+15〔V〕より高い電圧が発生させられると、前記一次側巻線mにおいて+5〔V〕より高い一次フィードバック電圧が発生させられ、該一次フィードバック電圧が分圧部39によって分圧され、+2〔V〕より高い二次フィードバック電圧がスイッチング制御回路29に供給される。該スイッチング制御回路29は、+2〔V〕より高い二次フィードバック電圧が供給されると、デューティ信号SDのデューティを小さくし、トランス27の二次側において発生させられる電圧を低くする。
【0049】
また、前記トランス27の二次側において、+15〔V〕より低い電圧が発生させられると、前記一次側巻線mにおいて+5〔V〕より低い一次フィードバック電圧が発生させられ、該一次フィードバック電圧が分圧部39によって分圧され、+2〔V〕より低い二次フィードバック電圧がスイッチング制御回路29に供給される。該スイッチング制御回路29は、+2〔V〕より低い二次フィードバック電圧が供給されると、デューティ信号SDのデューティを大きくし、トランス27の二次側において発生させられる電圧を高くする。このようにして、トランス27の二次側において発生させられる電圧を+15〔V〕に維持することができる。
【0050】
そして、前記Ready出力インタフェース回路36は、Ready信号を発生させるためのReady信号発生部としてのトランジスタTr11、該トランジスタTr11のコレクタと前記出力端子t14との間に接続され、出力端子t14における電圧を所定の値だけ降下させる抵抗R3、及び前記トランジスタTr11のコレクタと抵抗R3との間に接続され、イグニッション電圧による信号ショートとしてのIGショートが発生して、所定の端子、例えば、出力端子t14の電圧が変動したときに、出力端子t14から抵抗R3を介して流れる電流を電源Vccに供給し、前記一次フィードバック電圧を変化させる異常検出部としてのダイオードD2を備える。なお、前記トランジスタTr11のエミッタに電源Vccが接続され、トランジスタTr11のベースに抵抗R4を介して図示されないReady信号発生処理手段が接続される。
【0051】
続いて、前記電源回路部21の動作について説明する。
【0052】
図5は本発明の実施の形態における電源回路部の動作を示すフローチャートである。
【0053】
まず、運転者、すなわち、操作者が前記イグニッションスイッチをオンにすると、駆動モータ制御装置23(図1)から電源回路部21にイグニッション電圧が入力端子t21を介して供給される。そして、イグニッション電圧の供給に伴って電源回路部21が正常に動作すると、前記Ready信号発生処理手段は、Ready信号発生処理を行い、トランジスタTr11のベースに送られるReady信号発生信号をローレベルにする。その結果、電源Vccからの電流がトランジスタTr11を介して流れ、抵抗R3によってわずかに電圧が低下させられ、約+5〔V〕の標準電圧のReady信号が発生させられる。該Ready信号は出力端子t14から駆動モータ制御装置23に対して出力される。
【0054】
そして、前記入力端子t13(図4)と出力端子t14とが短絡してIGショートが発生すると、出力端子t14の電圧が、Ready信号の標準電圧より高くなり、出力端子t14から抵抗R3及びダイオードD2を介して電源Vccに電流が流れ、電源Vccに印加される電圧Vabが、正常時における値Vnrである+5〔V〕より高くなる。すなわち、前記ダイオードD2は、IGショートが発生した時に、フィードバック電圧を高くする。その結果、前記一次フィードバック電圧が+5〔V〕より高くなり、二次フィードバック電圧が+2〔V〕より高くなるので、スイッチング制御回路29は、デューティ信号SD(図4)のデューティを小さくし、トランス27の二次側において発生させられる電圧を低くする。
【0055】
なお、前記一次フィードバック電圧が高くなったときの値は、内部の回路定数によって異なる。また、前記IGショートの発生に伴って電源Vccに印加される電圧Vabが、正常時における値Vnrより高くなるように、値Vnr、イグニッション電圧の最小値等が設定される。すなわち、イグニッション電圧の最小値をVigとし、ダイオードD2を電流が流れたときの電圧降下をVdとすると、
Vnr<Vig−Vd
にされる。
【0056】
そして、IGショートが発生した場合、前記一次フィードバック電圧は、約+5〔V〕より高いままであるので、前記デューティ信号SDのデューティは時間の経過と共に小さくされ、いずれ、零になる。また、二次側において発生させられる電圧も、前記デューティが小さくなるのに伴って、低下する。その結果、出力端子t1〜t6から駆動モータ制御装置23に対して出力される電圧が+15〔V〕より低くなる。
【0057】
そして、前記IPM22(図3)の図示されないフェール信号発生部は、電源回路部21から供給された電圧が閾(しきい)値より低くなると、フェール信号を発生させ、該フェール信号を駆動モータ制御装置23に送る。駆動モータ制御装置23がフェール信号を受けると、前記CPU24の図示されない電源電圧供給停止処理手段は、電源電圧供給停止処理を行い、IPM用電源フェールが発生した旨のフェール判定を行い、電源回路部21及びIPM22へのイグニッション電圧の供給を停止させる。
【0058】
本実施の形態においては、前記IPM22に前記フェール信号発生部が配設されるようになっているが、該フェール信号発生部を電源回路部21に配設することもできる。その場合、フェール信号発生部は、スイッチング制御回路29からデューティを読み込み、該デューティが閾値より低くなると、フェール信号を発生させ、該フェール信号を駆動モータ制御装置23に送る。
【0059】
このように、IGショートが発生し、Ready信号のロジックがハイレベルになると、フィードバック回路35における二次フィードバック電圧が高くなり、デューティ信号SDのデューティが小さくされ、駆動モータ制御装置23に対して出力される電圧が+15〔V〕より低くされる。その結果、フェール信号が発生させられるとともに、IPM用電源フェールが発生した旨のフェール判定が行われる。
【0060】
したがって、Ready信号のロジックがハイレベルになっても、出力端子t14の電圧に関係なく、IGショートが発生したかどうか、及び電源回路部21に異常が発生したかどうかを確実に判定することができる。また、IGショート検出回路を別に配設する必要がないので、駆動用電源装置を簡素化することができるだけでなく、駆動用電源装置のコストを低くすることができる。
【0061】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 IGショートが発生する。
ステップS2 二次フィードバック電圧が高くなる。
ステップS3 スイッチング制御回路29はデューティ信号SDのデューティを小さくする。
ステップS4 デューティが小さくなるのに伴い二次側の電圧が低下する。
ステップS5 二次側の電圧の低下に伴い、IPM22はフェール信号を発生させる。
ステップS6 フェール信号を受けてIPM用電源フェールと判断し、イグニッション電圧の供給を停止し、処理を終了する。
【0062】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0063】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、駆動用電源装置においては、トランスの一次側においてスイッチング素子をスイッチングさせるスイッチング制御回路と、トランスの二次側において前記スイッチング素子のスイッチングに伴って所定の駆動電圧を発生させ、駆動電圧用の出力端子から駆動モータを駆動するためのIPMに出力する駆動電圧発生部と、該駆動電圧発生部において駆動電圧が発生させられるのに伴ってフィードバック電圧を発生させ、該フィードバック電圧を前記スイッチング制御回路に供給するフィードバック回路と、前記スイッチング制御回路、駆動電圧発生部及びフィードバック回路を含む電源回路部が正常に動作していることを表す正常動作信号を駆動モータ制御装置に出力するための正常動作信号用の出力端子と、該正常動作信号用の出力端子の電圧が変動したときに、前記フィードバック電圧を変化させる異常検出部とを有する。
そして、前記正常動作信号を発生させる正常動作信号発生部と前記フィードバック用の電圧発生部とが接続される。
また、前記異常検出部は、通常より電圧レベルが高い信号による信号ショートが発生したときに、前記正常動作信号発生部から前記フィードバック用の電圧発生部にダイオードを介して電流を流すことによって、前記フィードバック電圧を高くする。
【0064】
この場合、例えば、IGショートが発生したときのように、正常動作信号用の出力端子に異常が発生して電圧が変動したときに、前記フィードバック電圧を変化させ、駆動電圧を変化させることができるので、前記出力端子の電圧に関係なく、電源回路部に異常が発生したかどうかを確実に判定することができる。また、異常検出回路を別に配設する必要がないので、駆動用電源装置を簡素化することができるだけでなく、駆動用電源装置のコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電源回路部の要部を示す図である。
【図2】駆動用電源装置を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における電動車両駆動制御装置の制御回路図である。
【図4】本発明の実施の形態における電源回路部の詳細図である。
【図5】本発明の実施の形態における電源回路部の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21 電源回路部
22 IPM
23 駆動モータ制御装置
24 CPU
27 トランス
28 FET
29 スイッチング制御回路
35 フィードバック回路
44 U相電源回路
45 V相電源回路
46 W相電源回路
47 X相電源回路
48 Y相電源回路
49 Z相電源回路
D2 ダイオード
Tr1〜Tr6 トランジスタ
t14 出力端子
Claims (7)
- トランスの一次側においてスイッチング素子をスイッチングさせるスイッチング制御回路と、トランスの二次側において前記スイッチング素子のスイッチングに伴って所定の駆動電圧を発生させ、駆動電圧用の出力端子から駆動モータを駆動するためのIPMに出力する駆動電圧発生部と、該駆動電圧発生部において駆動電圧が発生させられるのに伴ってフィードバック電圧を発生させ、該フィードバック電圧を前記スイッチング制御回路に供給するフィードバック回路と、前記スイッチング制御回路、駆動電圧発生部及びフィードバック回路を含む電源回路部が正常に動作していることを表す正常動作信号を駆動モータ制御装置に出力するための正常動作信号用の出力端子と、該正常動作信号用の出力端子の電圧が変動したときに、前記フィードバック電圧を変化させる異常検出部とを有するとともに、前記正常動作信号を発生させる正常動作信号発生部と前記フィードバック用の電圧発生部とが接続され、前記異常検出部は、通常より電圧レベルが高い信号による信号ショートが発生したときに、前記正常動作信号発生部から前記フィードバック用の電圧発生部にダイオードを介して電流を流すことによって、前記フィードバック電圧を高くすることを特徴とする駆動用電源装置。
- 前記フィードバック電圧は、フィードバック用の電圧発生部によって発生させられ、トランスの二次側の電圧より低い制御用の電圧である請求項1に記載の駆動用電源装置。
- 前記フィードバック電圧の変化に伴って駆動電圧が変化したときに、フェール信号を発生させるフェール信号発生部を有する請求項1に記載の駆動用電源装置。
- 前記駆動電圧は前記IPMに供給される請求項1に記載の駆動用電源装置。
- 前記駆動電圧は前記IPMに供給され、前記フェール信号発生部は前記IPMに配設される請求項3に記載の駆動用電源装置。
- 前記フェール信号が発生させられたときに、前記IPMへの電源電圧の供給を停止させる電源電圧供給停止処理手段を有する請求項3に記載の駆動用電源装置。
- トランスの一次側においてスイッチング素子をスイッチングさせ、トランスの二次側において前記スイッチング素子のスイッチングに伴って所定の駆動電圧を発生させ、駆動電圧用の出力端子から駆動モータを駆動するためのIPMに出力し、駆動電圧発生部において駆動電圧が発生させられるのに伴って、フィードバック用の電圧発生部においてフィードバック電圧を発生させ、該フィードバック電圧をスイッチング制御回路に供給し、該スイッチング制御回路、駆動電圧発生部及びフィードバック回路を含む電源回路部が正常に動作していることを表す正常動作信号を、正常動作信号用の出力端子から駆動モータ制御装置に出力し、前記正常動作信号用の出力端子の電圧が変動したときに、前記フィードバック電圧を変化させるとともに、異常検出部は、通常より電圧レベルが高い信号による信号ショートが発生したときに、前記正常動作信号を発生させる正常動作信号発生部から前記フィードバック用の電圧発生部にダイオードを介して電流を流すことによって、前記フィードバック電圧を高くすることを特徴とするフェール判定方法。
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