JP4096957B2 - スピーカアレイ装置 - Google Patents
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Description
また、本発明のスピーカアレイ装置の1構成例において、前記角度検出手段は、前記スピーカアレイが壁面と交差するように部屋の隅に配置されるコーナー設置の場合、フロントチャンネル及びセンターチャンネルの音声が前記聴取位置に直接到達する直接音となるよう放射角度を決定すると共に、他のチャンネルの音声が部屋の壁面で反射して前記聴取位置に到達する反射音となるよう放射角度を決定し、前記経路距離算出手段は、前記スピーカアレイの設置状況が前記コーナー設置の場合、コーナー設置に対応した経路距離の算出を行い、前記設定手段は、前記スピーカアレイの設置状況が前記コーナー設置の場合、フロントチャンネル及びセンターチャンネルの音声が直接音となるよう指向性を決定すると共に、他のチャンネルの音声が反射音となるよう指向性を決定するようにしたものである。
また、本発明のスピーカアレイ装置の1構成例は、さらに、前記音声ビーム掃引手段による試験音声ビームの掃引を開始する前に、ユーザに測定開始を通知する通知手段と、この通知から一定時間後に前記音声ビーム掃引手段に試験音声ビームの掃引を開始させる開始手段とを有するものである。
本実施の形態のスピーカアレイ装置1は、マイクロフォン2と、A/Dコンバータ3と、レベル測定部4と、ビーム角度検出部5と、制御部6と、測定信号生成部7と、ビーム制御部8と、増幅器9と、スピーカアレイ10と、操作部11と、表示部12とを備えている。レベル測定部4は記憶手段を構成し、ビーム角度検出部5は角度検出手段を構成し、制御部6は判定手段と経路距離算出手段と設定手段と開始手段とを構成し、また制御部6と表示部12は通知手段を構成し、ビーム制御部8は指向性制御手段を構成し、さらに測定信号生成部7とビーム制御部8は音声ビーム掃引手段を構成している。なお、図1に示すスピーカアレイ装置1のマイクロフォン2を除いた部分を本体1hと称する。
A/Dコンバータ3は、各チャンネルの音声の放射角度と経路距離を求めてビーム制御部8の設定を行う音声ビーム設定モード時に、マイクロフォン2が集音したアナログ音声信号をディジタル音声信号に変換して、レベル測定部4へ出力する。
ビーム角度検出部5は、音声ビーム設定モード時の集音が終了した後に、レベル測定部4に記憶された測定データを読み出して測定データのピークを検出し、各ピークに基づいてCch、Lch、Rch、SLch、SRchの各チャンネルの音声を出力する放射角度を検出し、この検出結果を制御部6へ通知する。
ビーム制御部8は、音声ビーム設定モード時には、測定信号生成部7からの測定信号に応じた試験音声ビームをその放射角度を変更しつつスピーカアレイ10から出力させ、設定終了後の通常の聴取時には、設定に応じた指向性を各チャンネルの音声に持たせてスピーカアレイ10から出力させる。
増幅器9−1〜9−nは、それぞれビーム制御部8から出力された音声信号AO−1〜AO−nを増幅してスピーカユニット101−1〜101−nを駆動する。
表示部12は、制御部6から出力された制御信号に基づいてユーザに伝達する内容を表示する。
ステップS8又はS10の処理終了後、制御部6は、例えば図13に示すような測定終了通知画面123を表示部12に表示させ、測定結果をスピーカアレイ装置1の設定に反映させるかどうかを問い合わせる(ステップS11)。ユーザが測定結果を反映させることを選択した場合、制御部6は、ビーム制御部8の設定を行う(ステップS12)。
Claims (4)
- マトリクス状又はライン状に配置した複数のスピーカユニットからなるスピーカアレイと、
通常の聴取時に、外部から入力されたマルチチャンネルの音声信号の各々に遅延時間を付加して、これらマルチチャンネルの音声信号に応じた音声がそれぞれ別々の指向性で放射されるように前記スピーカアレイを駆動する指向性制御手段と、
この指向性制御手段の設定時に、前記スピーカアレイから測定信号に応じた試験音声ビームを放射させると共に、この試験音声ビームの放射角度を漸次変更する音声ビーム掃引手段と、
前記スピーカアレイが設置された部屋の聴取位置に設置され、前記試験音声ビームの直接音及び反射音を集音するマイクロフォンと、
このマイクロフォンが集音した音声の信号レベルと前記試験音声ビームの放射角度との関係を測定データとして記憶する記憶手段と、
ユーザから入力された、前記スピーカアレイの位置を示す設置位置情報を基に前記スピーカアレイの設置状況を判定する判定手段と、
前記記憶手段に記憶された測定データの信号ピークとこの信号ピークが得られたときの試験音声ビームの放射角度から、前記マルチチャンネルの音声を出力すべき放射角度をチャンネル毎に求める角度検出手段と、
この角度検出手段が求めた放射角度に基づいて、前記マルチチャンネルの音声が前記スピーカアレイから前記聴取位置に到達するまでの経路距離をチャンネル毎に求める経路距離算出手段と、
前記角度検出手段が求めた放射角度と前記経路距離算出手段が求めた経路距離とから前記マルチチャンネルの音声の指向性をチャンネル毎に決定して、この指向性に対応する前記遅延時間を前記指向性制御手段にチャンネル毎に設定する設定手段とを有し、
前記角度検出手段は、前記スピーカアレイの設置状況に応じて前記放射角度の検出処理を切り替え、
前記経路距離算出手段は、前記スピーカアレイの設置状況に応じて前記経路距離の算出処理を切り替え、
前記設定手段は、前記スピーカアレイの設置状況に応じて前記指向性の決定処理を切り替えることを特徴とするスピーカアレイ装置。 - 請求項1記載のスピーカアレイ装置において、
前記角度検出手段は、前記スピーカアレイがユーザの聴取位置と対向する壁面に対して平行に配置される壁設置の場合、センターチャンネルの音声が前記聴取位置に直接到達する直接音となるよう放射角度を決定すると共に、他のチャンネルの音声が部屋の壁面で反射して前記聴取位置に到達する反射音となるよう放射角度を決定し、
前記経路距離算出手段は、前記スピーカアレイの設置状況が前記壁設置の場合、壁設置に対応した経路距離の算出を行い、
前記設定手段は、前記スピーカアレイの設置状況が前記壁設置の場合、センターチャンネルの音声が直接音となるよう指向性を決定すると共に、他のチャンネルの音声が反射音となるよう指向性を決定することを特徴とするスピーカアレイ装置。 - 請求項1記載のスピーカアレイ装置において、
前記角度検出手段は、前記スピーカアレイが壁面と交差するように部屋の隅に配置されるコーナー設置の場合、フロントチャンネル及びセンターチャンネルの音声が前記聴取位置に直接到達する直接音となるよう放射角度を決定すると共に、他のチャンネルの音声が部屋の壁面で反射して前記聴取位置に到達する反射音となるよう放射角度を決定し、
前記経路距離算出手段は、前記スピーカアレイの設置状況が前記コーナー設置の場合、コーナー設置に対応した経路距離の算出を行い、
前記設定手段は、前記スピーカアレイの設置状況が前記コーナー設置の場合、フロントチャンネル及びセンターチャンネルの音声が直接音となるよう指向性を決定すると共に、他のチャンネルの音声が反射音となるよう指向性を決定することを特徴とするスピーカアレイ装置。 - 請求項1記載のスピーカアレイ装置において、
さらに、前記音声ビーム掃引手段による試験音声ビームの掃引を開始する前に、ユーザに測定開始を通知する通知手段と、
この通知から一定時間後に前記音声ビーム掃引手段に試験音声ビームの掃引を開始させる開始手段とを有することを特徴とするスピーカアレイ装置。
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