JP4096554B2

JP4096554B2 - Product fraud prevention system

Info

Publication number: JP4096554B2
Application number: JP2001372613A
Authority: JP
Inventors: 剛史石川
Original assignee: Toppan Inc
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 2001-12-06
Filing date: 2001-12-06
Publication date: 2008-06-04
Anticipated expiration: 2021-12-06
Also published as: JP2003173478A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗の出口に配置され、不正に店舗外に持ち出される商品を検知してその持ち出しを禁止するシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
スーパーマーケットや書店等を中心として、対価の支払いを済ませることなくその商品を店舗外に持ち出す不正持ち出しが行われていることは周知のとおりである。
【０００３】
このような不正持ち出しを防止するため、磁界や電磁波に応答して信号を発生する標識を添付し、支払いカウンターで上記標識の信号発生能力を除去して店外持ち出しの正当性を表示するとともに、支払いカウンターを通過することなく、従って上記信号発生能力を有する商品を店外に持ち出そうとすることを検知する検知手段を店舗出口に設けたシステムが提案され、実際に使用されている。
【０００４】
しかしながら、かかるシステムでは、不正持ち出しをしようとする場合を一律に検知してしまうため、店外であることを知らずに誤って不正持ち出ししようとする善意の顧客も、故意に不正持ち出ししようとする顧客と同様に検知してしまい、上記善意の顧客に不愉快な思いをさせてしまうことがあるという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、すなわち、誤って不正持ち出ししようとする善意の顧客と故意に不正持ち出ししようとする悪意の顧客とを区別して、両者の混同を防止できる不正持ち出し防止システムを提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の発明は、店舗側検知手段と告知手段により不正持ち出しの事実を告知された善意の顧客が支払いカウンターに戻るため、再び上記店舗側検知手段を通過する際に、上記告知手段が作動して再度不正持ち出しの事実を告知することを防止することに応えるべくなされたものである。すなわち、請求項１に記載の発明は、店舗の出口に配置され、不正に店舗外に持ち出される商品を検知してその持ち出しを禁止するシステムにおいて、商品に添付されて、その商品の店外持ち出しの正当性の有無を示す標識を非接触で検知する検知手段であって、上記出口に設置され、上記標識を非接触で検知する第１の検知手段（但し、人間を除く）と、この第１の検知手段より出口側に設置され上記標識を非接触で検知する第２の検知手段（但し、人間を除く）とで構成される店舗側検知手段と、上記店舗側検知手段に接続され、これら第１及び第２の検知手段がこの順で正当性なしの標識を検知した場合にその持ち出し者に不正持ち出しの事実を告知し、これら第２及び第１の検知手段がこの順で正当性なしの標識を検知した場合にその持ち出し者に不正持ち出しの事実を告知しない告知手段（但し、人間を除く）と、上記店舗側検知手段及び告知手段より出口側に設置され、正当性なしの標識を検知する出口側検知手段（但し、人間を除く）と、上記出口側検知手段に接続され、正当性なしの標識を検知した場合に不正持ち出しの事実を不正持ち出し管理関係者に通報する手段（但し、人間を除く）、とを有することを特徴とするものである。
【００１３】
請求項１に係る発明によれば、店舗側検知手段が第１の検知手段と第２の検知手段とを備え、この順で正当性なしの標識が検知された場合にはじめて不正持ち出しとされるため、店舗から店外に持ち出す場合には不正持ち出しとして告知手段によりその事実を告知することができる。他方、告知を受けた顧客が店内に戻る時には、第２の検知手段で正当性なしの標識を検知し、次に第１の検知手段で正当性なしの標識を検知ことになり、不正持ち出しとされることなく、告知手段による告知を受けることもない。
【００１４】
【発明の実施の形態】
（店舗の実施形態）
本発明に係る店舗としては、小売店、スーパーマーケット、デパート、コンビニエンスストア等が例示できる。通常、消費者が店員の力を借りることなく商品を手に取ることのできる店舗であり、この場合、本発明の利点が生かされる。例えば、書店、音楽や映像を記録したＣＤやＤＶＤを消費者に販売する店舗である。また、この他、これらＣＤやＤＶＤを貸し出すレンタル業の店舗でも良い。
【００１５】
（標識及び検知手段の実施形態）
本発明に係る標識とその検知手段は互いに対になるもので、一般に互換性がない。すなわち、特定の標識は特定の検知手段によって検知できるが、他の検知手段によって検知できるわけではない。このため、これら標識の実施形態とその検知手段の実施形態とを併せて説明する。
【００１６】
本発明に係る標識は、持ち出しの正当性の有無を非接触で検知できる信号を周囲に放射するものであれば良い。このような標識としては、例えば、特有の匂いを放射する香料が使用できるが、一般に、顧客の五感で検知できるため、避けるべきである。
【００１７】
顧客の五感で検知できない標識としては、例えば、またたびが使用できる。この場合、標識の検知手段としては、猫又は猫の同属を利用することが可能である。これら猫又は猫の同属は人間の関知できないまたたびを関知し、興奮状態を示すから、興奮の有無により商品持ち出しの正当性の有無を検知できる。なお、この場合には、支払いカウンターにて、支払いと同時にまたたびを取り除くべきである。
【００１８】
また、顧客の五感で検知できない上記標識として、電源と、超音波発信器と、スイッチと、これら電源、超音波発信器、スイッチを電気的に接続したものを使用することもできる。この場合、検知手段としては、超音波検知機を利用することができるが、このほか、超音波が犬の感知できる波長である場合には、良く訓練された犬を検知手段として利用することも可能である。また、上記スイッチとしては、電磁的にＯＮ／ＯＦＦの切り替えができるスイッチが望ましく、この場合には、店舗内に陳列している状態でＯＮとして超音波を発信させ、支払いカウンターにて支払いと同時にＯＦＦ状態とすることにより、店外持ち出しの正当性の有無を表示することができる。
【００１９】
本発明に係る標識として特に好ましいものは、顧客の五感によって検知できず、かつ、内部にエネルギー源を持たないものである。内部にエネルギー源を有するものは、時間的経過によってそのエネルギーを消耗し、この消耗によって、一般に、店外持ち出しの正当性の有無を表示できなくなるのに対し、内部にエネルギー源を持たないものは、半永久的に上記正当性の有無を表示するからである。
【００２０】
このような標識としては、例えば、磁化された強磁性体が挙げられる。特に保磁力の強い硬磁性体が好ましく利用できる。この様な硬磁性体としては、たとえば、Ｆｅ−Ｍｎ−Ｓｉ系硬磁性体、Ｆｅ−Ｃｏ−Ｖ系硬磁性体、Ｆｅ−Ｃｏ−Ｎｉ系硬磁性体、Ｆｅ−Ｎｉ系硬磁性体、Ｆｅ−Ｃｒ−Ｃｏ系硬磁性体、Ｃｕ−Ｎｉ−Ｆｅ系硬磁性体、Ｃｕ−Ｎｉ−Ｃｏ系硬磁性体、Ｐｔ−Ｃｏ系硬磁性体あるいはステンレス等が使用できる。
【００２１】
これら硬磁性体は、例えば、薄板状の形態で本発明の標識として利用できる。また、これら硬磁性体を粉末状とし、適当なバインダー及び溶剤と混合してインキとし、このインキをプラスチックフィルムや紙等のフィルム状支持体に印刷又は塗布して標識としても良い。これら薄板状の硬磁性体あるいはフィルム状支持体に印刷・塗布された硬磁性体は、例えば、接着剤を用いて商品本体又はその包装材料に接着して使用することができる。また、上下からプラスチックフィルムや紙等で挟んだ形態で使用することもできる。この場合にも、接着剤により商品本体又はその包装材料に接着して使用することができる。
【００２２】
また、上記硬磁性体はワイヤ状の形状で本発明の標識として利用することができる。ワイヤ状の形状を有する場合には、商品やその包装材料の曲面に追従して使用することができるという利点がある。
【００２３】
この硬磁性体は、これを磁化することで商品の店外持ち出しの正当性がないことを示すことができる。店外持ち出しの正当性を示すためには、例えば、支払いカウンターにてその磁性を消磁すればよい。この場合、検知手段で磁気が検知されれば店外持ち出しの正当性がなく、磁気が検知されなければ店外持ち出しに正当性があることが分かる。
【００２４】
なお、磁気が検知された場合正当性があり、検知されない場合正当性がない、とすることも不可能ではないが、避けるべきである。商品を持たないまま店外に出る顧客は磁気が検知されないため、正当性なく商品を店外に持ち出す顧客との区別が困難だからである。
【００２５】
次に、このような硬磁性体は、磁気検出機を検知手段として、その正当性の有無を検知することが可能である。
【００２６】
また、上記硬磁性体は、その近傍に、この硬磁性体より保磁力が小さく、透磁力が大きい軟磁性体を配置して使用することが望ましい。磁化された硬磁性体による磁束が上記軟磁性体に集まり、この結果、上記硬磁性体の磁気を良好に検知した、その検知精度を向上させることができるからである。
【００２７】
軟磁性体は、上記硬磁性体の上に重ねて配置されることが望ましい。例えば、軟磁性体を薄板状として薄板状硬磁性体又はインキ皮膜状硬磁性体に接着することにより、軟磁性体を硬磁性体の近傍に配置することができる。また、軟磁性体を粉末状として、バインダー及び溶剤と混合してインキとし、このインキを、上記薄板状硬磁性体又はインキ皮膜状硬磁性体の上に印刷又は塗布することで、硬磁性体の近傍に配置しても良い。また、硬磁性体がワイヤ状の場合には、軟磁性体を薄板状とし、硬磁性体ワイヤの一部に接着しても良い。
【００２８】
このような軟磁性体としては、保磁力が０．１〜１．０エルステッドのものが望ましく、例えば、Ｆｅ、Ｃｏ、Ｎｉのうち少なくとも１種の元素を６２原子％以上含み、Ｂ、Ｐ、Ｃ、Ｓｉ、Ａｌ、Ｇａ、Ｚｒ、Ｎｂ、Ｔａから選ばれた少なくとも１種の元素を１０〜３５原子％含むアモルファス合金が挙げられる。例えば、Ｆｅ_77.5Ｓｉ_7.5Ｂ₁₅，Ｆｅ₇₈Ｓｉ₉Ｂ₁₃，（Ｃｏ₅₀Ｆｅ₅₀）₇₈Ｓｉ₉Ｂ₁₃，Ｆｅ₃₉Ｃｏ₃₉Ｓｉ₉Ｂ₁₃，Ｆｅ₇₈Ｐ₁₃Ｃ₇Ｃｒ₂，Ｆｅ₈₃Ｚｒ₇Ｂ₆Ｃｕ₁Ｎｂ₃等が例示できる。
【００２９】
軟磁性体が配置された硬磁性体も、これが配置されない硬磁性体と同様に使用することができる。すなわち、硬磁性体を磁化することで商品の店外持ち出しの正当性がないことを示すことができる。店外持ち出しの正当性を示すためには、例えば、支払いカウンターにてその磁性を消磁すればよい。この場合、検知手段で磁気が検知されれば店外持ち出しの正当性がなく、磁気が検知されなければ店外持ち出しに正当性があることが分かる。検知手段としては磁気検知機が利用できる。
【００３０】
次に、顧客の五感によって検知できず、かつ、内部にエネルギー源を持たない標識として、ＩＣチップとこのＩＣチップに電気的に接続されたアンテナとを用いることができる。ＩＣチップ駆動用電源をＩＣチップ及びアンテナに接続することもできるが、この場合には標識がエネルギー源を内蔵することとなり、上述のように電源電力の消耗により、店外持ち出しの正当性の有無を示すことができなくなるから、避けるべきである。なお、ＩＣチップ駆動用電力は、上記アンテナを通じて外部から供給することができる。また、ＩＣチップを駆動するコマンドもアンテナを通じて外部から供給することが可能である。
【００３１】
ＩＣチップには、商品の外部持ち出しの正当性の有無を示す情報を記憶しておくべきである。この信号は、商店にて展示されている状態では正当性がないことを示し、支払いカウンターにて非接触でその店外持ち出しの正当性を示す情報に変更される。この変更は、支払いカウンターに配置されたリーダー・ライターにより可能である。すなわち、このリーダー・ライターから、ＩＣチップ駆動用の電力と情報の書換コマンドとを、非接触で入力することにより、上記変更ができる。あるいは、支払いカウンターでＩＣチップを除去することにより、店外持ち出しの正当性があることを示しても良い。
【００３２】
また、検知手段としては、上記アンテナで受信することのできる電磁波を発信でき、この電磁波を受信したＩＣチップに記憶された情報に基づいてそのＩＣチップが発振する電磁波を受信して、その電磁波に含まれる信号を解読することができるリーダー・ライターを使用することができる。
【００３３】
なお、ＩＣチップとアンテナとを利用する場合には、このＩＣチップに、その他の情報を記憶しておくことができる。例えば、商品の種類、値段などの商品情報である。
【００３４】
なお、本発明に係る検知手段として人間を使用することは避けるべきである。その体調などにより、検知精度にムラがあるからである。
【００３５】
（告知手段の実施形態）
本発明に係る告知手段は、その商品について店外持ち出しの正当性がないことを、その商品の持ち主に告知することができれば十分である。他の顧客や従業員に告知する必要はなく、また、告知しないことが望ましい。正当性のない商品を持ち出そうとしていた事実を必要最低限の人間にのみ知らせるという観点から、告知手段として、人間を使用することは避けるべきである。また、同様の観点から、間に人間が介在することなく、機械的にその顧客に告知できる告知手段が望ましい。
【００３６】
間に人間が介在することなく、機械的にその顧客に告知できる上記告知手段としては、例えば、上記検知手段により不正持ち出しの情報に接して顧客に音声で告知する音声告知手段が利用できる。例えば、上記検知検知手段（特に、超音波検知器、磁気検出機又はＩＣのリーダー・ライター等、電気信号の形態で上記不正持ち出しの情報を出力できる検知手段が好ましい）に接続され、上記出力を受信するコンピューターと、このコンピューターで制御され、不正持ち出しの際に、その事実を発音して告知するスピーカなどが使用できる。この場合には、確実にその顧客に不正持ち出しの事実を伝えることが可能になる。
【００３７】
この他、上記コンピューターと、このコンピューターに接続されたディスプレイなども使用できるが、顧客がこのディスプレイの画面を見ないことも予想する必要がある。
【００３８】
好ましくは、上記コンピューターと、スピーカー及びディスプレイを使用して、音声により不正持ち出しの事実を伝えると共に、ディスプレイの画面上にもその事実を表示すれば、聴覚や視覚の不自由な顧客にも確実に告知することが可能である。
【００３９】
（通報手段の実施形態）
本発明に係る通報手段は、管理関係者に不正持ち出しの事実を通報できれば十分である。管理関係者とは、その店舗によりことなるが、防犯担当者、店長、商品の管理責任者などが例示できる。
【００４０】
この通報手段としては、上記告知手段と同様の設備が使用できる。但し、この通報手段によって通報する相手は、上記管理関係者である必要がある。
なお、この通報手段として人間を利用することは避けるべきである。特許権の対象とならないからである。
【００４１】
（配置の実施形態）
本発明に係るシステムは、これら店舗の出口に配置されるものである。出口としては、これを通過することなしに店外に出られないものが望ましく、特に店舗側検知手段と出口側検知手段の双方を通過することなしに店外に出られないものが望ましい。出口と入り口を共用する店舗にも利用できるが、この場合でも、店舗側検知手段と出口側検知手段の双方を通過することなしに店外に出られないものが望ましい。
【００４２】
店舗側検知手段としては、上記検知手段の１又は２種類が使用できる。店舗側検知が第１の検知手段と第２の検知手段とから構成される場合には、これら第１及び第２の検知手段とは、店舗の内部からみて順に、第１の検知手段、第２の検知手段として、これら第１及び第２の検知手段とは５ｃｍの距離が離れるよう配置すれば良い。５ｃｍ離れていれば、これら第１の検知手段と第２の検知手段がこの順で正当性なしの標識を検知した場合と、逆の順で検知した場合とを区別することができるからである。好ましくは、５０ｃｍ以下である。
【００４３】
なお、上記第１及び第２の検知手段が、両方とも、猫やその同属又は犬である場合には、検知手段を、３m以上離して配置することが望ましい。３ｍ未満の場合、第１の検知手段と第２の検知手段がこの順で正当性なしの標識を検知した場合と、逆の順で検知した場合とを区別し難いばかりでなく、これら第１の検知手段と第２の検知手段とが喧嘩して店舗出口が混乱することがあるからである。
次に、上記店舗側検知手段と出口側検知手段とは、店舗の内部からみて順に、店舗側検知手段及び出口側検知手段を配置すればよい。両検知手段の距離は、１．３ｍ以上離れていることが望ましい。正当性のない商品を持ち出そうとした顧客が、その事実を上記告知手段により告知され、店舗内に戻るために十分な距離を置くことが必要だからである。このましくは、２．５ｍである。なお、店舗側検知手段と出口側検知手段が、両方とも、猫やその同属又は犬である場合には、検知手段を、３m以上離して配置することが望ましい
【００４４】
なお、係る出口側検知手段は、店舗の出口側ドアより内側にあることが望ましい。上記通報手段により通報を受けた管理関係者がこの顧客に追いつくことのできる距離があるべきだからである。好ましくは、出口側検知手段と出口側ドアとの間は３ｍ以上あることが望ましい。
【００４５】
【発明の効果】
請求項１に係る発明によれば、商品が店舗外に持ち出される場合、その持ち出しの正当性の有無が、店舗側検知手段により非接触で検知される。このとき、その持ち出しが正当であれば、検知は非接触で行われるため、その顧客は検知に気づくことなく、従って不愉快な思いをすることなく通過することができる。仮にその持ち出しが不正なものであった場合には、まず上記店舗側検知手段によりその正当性なしの標識が検知され、この店舗側検知手段に接続された告知手段により、その顧客に不正持ち出しの事実が告知され、注意を促すことができる。そして、注意を受けた善意の顧客は店内に戻って支払いを済ませることが可能である。次に、かかる注意にも拘わらず、店外持ち出しを強行しようとする悪意の顧客は、出口側検知手段によって検知され、この出口側検知手段に接続された通報手段により、防犯担当者などの管理関係者に通報される。このため、店外であることを知らずに誤って不正持ち出ししようとする善意の顧客に不愉快な思いをさせてしまうことがなく、悪意の顧客を選択的に摘発することが可能となるという効果を奏する。
【００４６】
さらに、店舗側検知手段が第１の検知手段と第２の検知手段とを備え、この順で正当性なしの標識が検知された場合にはじめて不正持ち出しとされるため、店舗から店外に持ち出す場合には不正持ち出しとして告知手段によりその事実を告知することができる。他方、告知を受けた顧客が店内に戻る時には、第２の検知手段で正当性なしの標識を検知し、次に第１の検知手段で正当性なしの標識を検知することになり、不正持ち出しとされることなく、告知手段による告知を受けることもない。このため、店内に戻ろうとする善意の顧客に不愉快な思いをさせることがないという効果を奏する。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system that detects a product that is disposed at an exit of a store and is illegally taken out of the store and prohibits the product from being taken out.
[0002]
[Prior art]
As is well known, fraudulent takeouts are carried out outside the store without paying compensation, mainly in supermarkets and bookstores.
[0003]
In order to prevent such unauthorized takeout, a sign that generates a signal in response to a magnetic field or electromagnetic wave is attached, the signal generation capability of the sign is removed at the payment counter, and the validity of taking out the store is displayed. A system in which a detection means for detecting that the product having the signal generation capability is taken out of the store without passing through the payment counter is provided at the store exit has been proposed and actually used.
[0004]
However, in such a system, since the case of trying to take out illegally is detected uniformly, even a bona fide customer who tries to take out illegally without knowing that it is outside the store is also a customer who intentionally takes out illegally. In the same manner as above, there is a problem that the above-mentioned bona fide customer may be unpleasant.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made to solve such a problem, that is, distinguishing between a good-will customer who erroneously tries to take out illegally and a malicious customer who intentionally takes out illegally, An object of the present invention is to provide a fraudulent take-out prevention system that can prevent confusion.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, since the bona fide customer notified of the fact of fraudulent takeout by the store side detection means and the notification means returns to the payment counter, the notification means is used when the customer passes the store side detection means again. There has been made to meet the Rukoto to prevent notifying the fact again illegal carrier operating. That is, the invention described in claim 1 is a system that is disposed at the exit of a store and detects a product that is illegally taken out of the store and prohibits the product from being taken out. Detection means for detecting a sign indicating the validity of the non-contact without contact, the first detection means (except for humans) installed at the outlet and detecting the sign without contact; Connected to the store-side detection means, the store-side detection means configured with second detection means (excluding humans) that is installed on the exit side from the detection means 1 and detects the sign in a non-contact manner; When these first and second detection means detect signs without correctness in this order, the fact that they are illegally taken out is notified to the take-out person, and these second and first detection means are correct in this order. If no sign is detected, And notifying means which does not notice the fact of illegal carrier in taking out person (excluding humans), it is installed in the outlet side of the store-side detection means and notification means, the outlet-side detection means for detecting the label without validity (but , Except for humans), and means connected to the above-mentioned exit-side detection means and reporting the fact of fraudulent take-out to persons involved in fraudulent take-out when a sign with no legitimacy is detected (except for human beings), It is characterized by having.
[0013]
According to the first aspect of the present invention, the store-side detection means includes the first detection means and the second detection means, and is illegally taken out only when an invalid sign is detected in this order. Therefore, when taking it out of the store from the store, the fact can be notified by the notification means as illegal take-out. On the other hand, when the customer who has received the notification returns to the store, the second detection means detects an invalid sign, and then the first detection means detects an invalid sign. Without being notified by the means of notification.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(Store embodiment)
Examples of the store according to the present invention include a retail store, a supermarket, a department store, and a convenience store. Usually, it is a store where a consumer can pick up a product without borrowing the power of a store clerk, and in this case, the advantages of the present invention are utilized. For example, a bookstore or a store that sells CDs or DVDs that record music or video to consumers. In addition, a rental business store that rents these CDs and DVDs may be used.
[0015]
(Embodiment of sign and detection means)
The sign according to the present invention and its detection means are paired with each other and are generally incompatible. That is, a specific sign can be detected by a specific detection means, but not by other detection means. Therefore, an embodiment of these signs and an embodiment of the detection means will be described together.
[0016]
The sign according to the present invention only needs to emit a signal to the surroundings that can detect the validity of taking out without contact. As such a label, for example, a fragrance that emits a specific odor can be used, but generally it should be avoided because it can be detected by the customer's five senses.
[0017]
As a sign that cannot be detected by the customer's five senses, for example, it can be used again. In this case, it is possible to use a cat or a cat's genus as a sign detection means. Since these cats or their genus knows the situation that humans can't know about and shows an excitement, the presence or absence of excitement can be used to detect the validity of taking out the product. In this case, the payment should be removed at the same time as the payment at the payment counter.
[0018]
Further, as the above-mentioned sign that cannot be detected by the customer's five senses, it is possible to use a power source, an ultrasonic transmitter, a switch, and an electrical connection of these power source, ultrasonic transmitter, and switch. In this case, an ultrasonic detector can be used as the detection means, but in addition to this, when the ultrasonic wave has a wavelength that can be detected by the dog, a well-trained dog can be used as the detection means. Is possible. The switch is preferably a switch that can be electromagnetically switched ON / OFF. In this case, the ultrasonic wave is transmitted as ON while being displayed in the store, and at the same time as payment at the payment counter By setting it to the OFF state, it is possible to display whether or not the store is valid.
[0019]
Particularly preferred as the label according to the present invention is one that cannot be detected by the customer's five senses and does not have an internal energy source. Those that have an energy source inside consume their energy over time, and this exhaustion generally makes it impossible to indicate the validity of taking outside the store, while those that do not have an energy source inside This is because the presence / absence of the validity is displayed semi-permanently.
[0020]
An example of such a label is a magnetized ferromagnetic material. In particular, a hard magnetic material having a strong coercive force can be preferably used. Examples of such hard magnetic materials include Fe—Mn—Si based hard magnetic materials, Fe—Co—V based hard magnetic materials, Fe—Co—Ni based hard magnetic materials, Fe—Ni based hard magnetic materials, Fe -Cr-Co-based hard magnetic material, Cu-Ni-Fe-based hard magnetic material, Cu-Ni-Co-based hard magnetic material, Pt-Co-based hard magnetic material, stainless steel, or the like can be used.
[0021]
These hard magnetic materials can be used as a marker of the present invention in the form of a thin plate, for example. Alternatively, these hard magnetic materials may be powdered, mixed with an appropriate binder and solvent to form an ink, and this ink may be printed or coated on a film-like support such as a plastic film or paper to form a label. These thin hard magnetic materials or hard magnetic materials printed and applied on a film-like support can be used by adhering to a product body or its packaging material using an adhesive, for example. It can also be used in a form sandwiched from above and below by a plastic film or paper. Also in this case, it can be used by adhering to the product body or its packaging material with an adhesive.
[0022]
Moreover, the said hard magnetic body can be utilized as a label | marker of this invention in the shape of a wire. When it has a wire shape, there is an advantage that it can be used following the curved surface of a product or its packaging material.
[0023]
By magnetizing the hard magnetic material, it can be shown that there is no justification for taking the product out of the store. In order to show the validity of taking out of the store, for example, the magnetism may be demagnetized at a payment counter. In this case, it can be understood that if the magnetism is detected by the detecting means, there is no validity for taking out of the store, and if no magnetism is detected, it is found that the taking out of the shop is valid.
[0024]
It is not impossible to say that there is legitimacy when magnetism is detected and no legitimacy when it is not detected, but it should be avoided. This is because it is difficult to distinguish a customer who goes out of the store without having the product from a customer who takes the product out of the store without legitimacy because the magnetism is not detected.
[0025]
Next, such a hard magnetic material can be detected for its validity by using a magnetic detector as a detection means.
[0026]
In addition, it is desirable that the hard magnetic material be used in the vicinity of which a soft magnetic material having a smaller coercive force and a larger magnetic permeability than the hard magnetic material is disposed. This is because the magnetic flux generated by the magnetized hard magnetic material gathers in the soft magnetic material, and as a result, the magnetism of the hard magnetic material is detected well, and the detection accuracy can be improved.
[0027]
It is desirable that the soft magnetic material is disposed on the hard magnetic material. For example, the soft magnetic body can be disposed in the vicinity of the hard magnetic body by bonding the soft magnetic body to a thin plate-like hard magnetic body or an ink film-like hard magnetic body. Further, the soft magnetic material is powdered, mixed with a binder and a solvent to form an ink, and this ink is printed or applied onto the thin plate-like hard magnetic material or the ink film-like hard magnetic material to obtain a hard magnetic material. You may arrange | position in the vicinity. Further, when the hard magnetic material is in the form of a wire, the soft magnetic material may be formed into a thin plate shape and bonded to a part of the hard magnetic material wire.
[0028]
Such a soft magnetic material preferably has a coercive force of 0.1 to 1.0 Oersted. For example, the soft magnetic material contains 62 atomic% or more of at least one element of Fe, Co, and Ni, and B, P, Examples thereof include amorphous alloys containing 10 to 35 atomic% of at least one element selected from C, Si, Al, Ga, Zr, Nb, and Ta. For example, Fe _77.5 Si _7.5 B ₁₅ , Fe ₇₈ Si ₉ B ₁₃ , (Co ₅₀ Fe ₅₀ ) ₇₈ Si ₉ B ₁₃ , Fe ₃₉ Co ₃₉ Si ₉ B ₁₃ , Fe ₇₈ P ₁₃ C ₇ Cr ₂ , Fe ₈₃ Zr ₇ Examples include B ₆ Cu ₁ Nb ₃ .
[0029]
The hard magnetic material in which the soft magnetic material is disposed can be used in the same manner as the hard magnetic material in which the soft magnetic material is not disposed. That is, by magnetizing the hard magnetic material, it can be shown that there is no justification for taking the product out of the store. In order to show the validity of taking out of the store, for example, the magnetism may be demagnetized at a payment counter. In this case, it can be understood that if the magnetism is detected by the detecting means, there is no validity for taking out of the store, and if no magnetism is detected, it is found that the taking out of the shop is valid. A magnetic detector can be used as the detection means.
[0030]
Next, an IC chip and an antenna electrically connected to the IC chip can be used as a sign that cannot be detected by the customer's five senses and does not have an energy source inside. The IC chip drive power supply can be connected to the IC chip and the antenna, but in this case, the sign will have an energy source built in, and as described above, due to the consumption of power supply power, whether or not it is justified to be taken out of the store Should be avoided because it cannot be shown. The IC chip driving power can be supplied from the outside through the antenna. A command for driving the IC chip can also be supplied from the outside through the antenna.
[0031]
The IC chip should store information indicating whether or not the product is properly taken out. This signal indicates that there is no legitimacy when displayed at the store, and is changed to information indicating the legitimacy of taking out the store without contact at the payment counter. This change can be made by a reader / writer located at the payment counter. That is, the above-mentioned change can be made by inputting the power for driving the IC chip and the information rewrite command from the reader / writer without contact. Alternatively, by removing the IC chip at the payment counter, it may be shown that there is a right to take out the store.
[0032]
The detecting means can emit an electromagnetic wave that can be received by the antenna, receives an electromagnetic wave oscillated by the IC chip based on information stored in the IC chip that has received the electromagnetic wave, and transmits the electromagnetic wave to the electromagnetic wave. A reader / writer that can decipher the contained signal can be used.
[0033]
When using an IC chip and an antenna, other information can be stored in the IC chip. For example, product information such as product type and price.
[0034]
It should be noted that the use of humans as the detection means according to the present invention should be avoided. This is because the detection accuracy is uneven due to the physical condition and the like.
[0035]
(Embodiment of notification means)
The notification means according to the present invention need only be able to notify the owner of the product that the product is not valid for taking out of the store. It is not necessary to notify other customers and employees, and it is desirable not to notify them. The use of humans as a means of notification should be avoided from the perspective of notifying only the minimum number of people of the fact that they were trying to bring out a product that is not legitimate. From the same viewpoint, it is desirable to provide a notification means that can notify the customer mechanically without any human intervention.
[0036]
As the notification means that can notify the customer mechanically without intervening humans, for example, a voice notification means that notifies the customer by voice in contact with illegal take-out information by the detection means can be used. For example, it is connected to the detection detection means (in particular, detection means capable of outputting the information of illegal take-out in the form of an electrical signal such as an ultrasonic detector, a magnetic detector or an IC reader / writer), and the output is You can use a receiving computer and a speaker that is controlled by this computer and pronounces the fact when it is illegally taken out. In this case, it is possible to reliably convey the fact of fraudulent takeout to the customer.
[0037]
In addition, although the above computer and a display connected to the computer can be used, it is necessary to expect that the customer does not see the screen of the display.
[0038]
Preferably, using the computer, speakers and display to convey the fact of illegal take-out by voice, and displaying the fact on the display screen also ensures that customers with hearing or visual disabilities It is possible to announce.
[0039]
(Embodiment of reporting means)
The reporting means according to the present invention is sufficient if it can report the fact of illegal take-out to the administrative staff. Although the person concerned with management differs depending on the store, a person in charge of crime prevention, a store manager, a person in charge of managing merchandise can be exemplified.
[0040]
As the notification means, the same equipment as the notification means can be used. However, the partner who reports by this reporting means needs to be the above-mentioned management related person.
In addition, you should avoid using a human as this reporting means. This is because they are not subject to patent rights.
[0041]
(Embodiment of arrangement)
The system according to the present invention is arranged at the exit of these stores. It is desirable that the exit does not go out of the store without passing through it, and in particular, the exit cannot go out of the store without passing through both the store side detection means and the exit side detection means. Although it can also be used in stores that share an exit and an entrance, even in this case, it is desirable that the store does not go out of the store without passing through both the store-side detection means and the exit-side detection means.
[0042]
As the store side detection means, one or two of the above detection means can be used. When the store side detection is composed of the first detection means and the second detection means, these first and second detection means are the first detection means, As the second detection means, the first and second detection means may be arranged so as to be separated from each other by a distance of 5 cm. This is because if the distance between the first detection means and the second detection means is detected in this order, the first detection means and the second detection means can distinguish the case where the signs are not valid from the case where they are detected in the reverse order. . Preferably, it is 50 cm or less.
[0043]
When both the first and second detection means are cats or their belongings or dogs, it is desirable to dispose the detection means at a distance of 3 m or more. When the distance is less than 3 m, it is not only difficult to distinguish between the case where the first detection means and the second detection means detect signs without validity in this order, and the case where detection is made in the reverse order. This is because the detection means and the second detection means may quarrel and the store exit may be confused.
Next, the store side detection means and the exit side detection means may be arranged with the store side detection means and the exit side detection means in order from the inside of the store. It is desirable that the distance between both detection means is 1.3 m or more. This is because it is necessary for a customer who is trying to bring out a product with no legitimacy to be notified of the fact by the above-mentioned notification means and to have a sufficient distance to return to the store. This is preferably 2.5 m. In the case where both the store-side detection means and the exit-side detection means are cats, their belongings or dogs, it is desirable to dispose the detection means at a distance of 3 m or more.
In addition, it is desirable that the outlet side detection means is located inside the outlet side door of the store. This is because there should be a distance that can be caught up by the management personnel who have received the report by the reporting means. Preferably, the distance between the outlet side detection means and the outlet side door is 3 m or more.
[0045]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when a product is taken out of the store, the presence / absence of the take-out is detected in a non-contact manner by the store-side detection means. At this time, if the take-out is valid, the detection is performed in a non-contact manner, so that the customer can pass without being aware of the detection and without feeling unpleasant. If the take-out is illegal, the store-side detection means first detects the invalid sign, and the notification means connected to the store-side detection means informs the customer of the unauthorized take-out. Facts are announced and attention can be drawn. The bona fide customer who received the attention can return to the store and complete the payment. Next, in spite of such caution, malicious customers who are forced to take out the store are detected by the exit-side detection means, and the reporting means connected to the exit-side detection means manages crime prevention personnel and the like. Report to related parties. For this reason, it is possible to selectively detect malicious customers without causing unpleasant feelings to unwilling customers who accidentally take out fraudulently without knowing that they are outside the store. Play.
[0046]
Further , the store-side detection means includes a first detection means and a second detection means, and is taken out of the store out of the store for the first time when an illegal sign is detected in this order. In some cases, the fact can be notified by means of notification as illegal take-out. On the other hand, when the customer who has received the notice returns to the store, the second detection means detects a sign without validity, and then the first detection means detects a sign without validity. Neither is it received, nor is it notified by means of notification. For this reason, there is an effect that an unpleasant feeling is not caused to a bona fide customer trying to return to the store.

Claims

In a system that detects products that are placed at store outlets and illegally taken out of the store and prohibits them from being taken out,
It is a detection means for detecting a sign attached to a product and indicating whether the product is valid for taking out of the store in a non-contact manner,
A first detection means (except for a human) that is installed at the exit and detects the sign in a non-contact manner, and a second detection means that is installed on the exit side from the first detection means and detects the sign in a non-contact manner. Store-side detection means composed of a detection means (excluding humans),
When the first and second detection means are connected to the store-side detection means and detect signs with no legitimacy in this order, the take-out person is notified of the fact of illegal take-out, and the second and first When the detection means of this detect signs without validity in this order, a notice means (except for humans) that does not notify the take-out of the fact of illegal take-off ,
Exit side detection means (excluding humans) installed on the exit side from the store side detection means and notification means, and detecting signs without legitimacy,
Means (except for humans) that are connected to the above-mentioned exit-side detection means and notify the illegal take-out management officials of the fact of illegal take-out when a sign with no legitimacy is detected,
And a system for preventing illegal take-out of products.