JP4096540B2 - 面光源 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置の照明光源等に用いられる面光源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置の照明光源に用いられる面光源としては、従来、一端に入射端面を有し、前記入射端面から入射した光を導いて前面から出射する導光板の側方に、前記入射端面に対向させて、前記導光板の入射端面の全長にわたる長さの冷陰極管を配置した構成のものが広く利用されている。
【0003】
しかし、この面光源は、前記冷陰極管からの出射光を前記導光板にその入射端面の全域から入射させ、前記導光板の前面から均一な輝度分布の光を出射することができるが、その反面、前記冷陰極管の寿命が短いため、頻繁に冷陰極管を交換しなければならず、したがって維持費が嵩むという問題をもっている。
【0004】
そのため、最近では、前記前記冷陰極管に代えて、LED(発光ダイオード)等からなる固体発光素子を備えた面光源が利用されるようになってきている。
【0005】
図13は固体発光素子を備えた従来の面光源の斜視図であり、ここでは、1つの固体発光素子2を、導光板1の入射端面1aの長さ方向の中央部に対向させて配置したものを示している。
【0006】
この面光源は、前記固体発光素子4の寿命が半永久的であるため、発光素子4の交換がほとんど不要であり、したがって、維持費を低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図13に示した従来の面光源は、導光板1への入射光が、前記導光板1の入射端面1aの長さ方向の中央部に対向させて配置された固体発光素子2からの出射光であるため、前記入射端面1aから入射した光が導光板1の全域に均等に行き渡らず、そのために、導光板1の前面から出射する光のうち、図13に平行斜線を施した領域からの出射光の輝度が低く、均一な輝度分布の出射光が得られない。
【0008】
前記固体発光素子4の数を多くし、この発光素子4を導光板1の入射端面1aの長さ方向に沿わせて密な間隔で配置すれば、前記導光板1にその入射端面1aの全域から光を入射させ、前記導光板1の前面から均一な輝度分布の光を出射することができるが、発光素子数を多くしたのでは、コスト高になるとともに、消費電力が増大してしまう。
【0009】
この発明は、固体発光素子を備えた面光源として、少ない発光素子数で均一な輝度分布の光を出射することができるものを提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の面光源は、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲反射面または屈曲屈折面が形成され、前記一方向に対して交差する方向から前記複数の屈曲反射面または屈曲屈折面に入射した光をこれらの屈曲反射面または屈曲屈折面より他方の面に向けて屈折または反射し、その光を他方の面から出射する光変向部材と、前記光変向部材の前記一方向に対して交差する方向の一端側に配置され、前記光変向部材に向けて光を出射する少なくとも1つの固体発光素子とからなることを特徴とするものである。
【0011】
この面光源によれば、前記固体発光素子からの出射光が、前記光変向部材の一方の面に形成された複数の屈曲反射面または屈曲屈折面により拡散されて前記光変向部材の他方の面に向けて屈折または反射され、その光が前記光変向部材の他方の面から出射するため、少ない発光素子数で均一な輝度の光を出射することができる。
【0012】
この発明の面光源は、上記のように、前後面の一方の面に、波状に屈曲する横長な複数の屈曲反射面または屈曲屈折面が形成された光変向部材と、前記一方の方向に対して交差する方向の一端側に配置され、前記光変向部材に向けて光を出射する少なくとも1つの固体発光素子とを備え、前記固体発光素子からの出射光を、前記光変向部材の複数の屈曲反射面または屈曲屈折面により拡散させて前記光変向部材の他方の面に向けて屈折または反射し、その光を前記光変向部材の他方の面から出射することにより、少ない発光素子数で均一な輝度分布の光を出射することができるようにしたものである。
【0013】
この発明の面光源において、前記光変向部材は、例えば、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲プリズム部が形成され、これらの屈曲プリズム部の両側面のうち、固体発光素子の配置側に対向する一方の側面が、前記固体発光素子からの出射光を入射させる屈曲入射面とされ、他方の側面が、前記屈曲入射面から入射した光を他方の面に向けて屈折する屈曲屈折面とされたプリズムシートが好ましく、その場合は、前記固体発光素子を、前記プリズムシートの前記屈曲プリズム部が形成された面に沿った方向に光を出射するように配置すればよい。
【0014】
このように前記プリズムシートを光変向部材とする場合は、前記プリズムシートの屈曲プリズム部が形成された面に、一端に入射端面を有し、前記入射端面から入射した光を導いて前記プリズムシートに対向する面から出射する導光板を配置し、前記固体発光素子を、前記導光板の入射端面に対向させて配置するのがより好ましい。
【0015】
また、前記光変向部材は、一端に入射端面を有し、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲溝が形成され、これらの屈曲溝の両側面のうち、前記入射端面側に対向する一方の側面が、前記入射端面から入射した光を他方の面に向けて反射する屈曲反射面とされた変向導光板でもよく、その場合は、前記固体発光素子を、前記変向導光板の入射端面に対向させて配置すればよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図4はこの発明の第1の実施例を示しており、図1は面光源の斜視図、図2は前記面光源の側面図、図3は前記面光源の光変向部材として備えられたプリズムシートの底面図、図4は前記プリズムシートによる光の拡散を示す模式図である。
【0017】
この実施例の面光源10は、図1および図2に示すように、一方の面に一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲プリズム部12が形成されたプリズムシート11と、前記プリズムシート11の屈曲プリズム部12が形成された面に対向させて配置された反射板13と、前記プリズムシート11の前記一方向(屈曲プリズム部12の長さ方向)に対して交差する方向の一端側に配置され、前記プリズムシート11に向けて光を出射する1つの固体発光素子14とからなっている。
【0018】
前記プリズムシート11は、アクリル系樹脂等の透明樹脂からなっており、その前後面11a,11bの一方の面、例えば後面11bに前記複数の屈曲プリズム部12が形成され、他方の面である前面11aは平坦面となっている。
【0019】
前記複数の屈曲プリズム部12は、図1および図3に示したように、前記プリズムシート11の全幅にわたる長さに形成された、前記プリズムシート11の幅方向に沿って正弦波(sinカーブ)状に屈曲する断面形状が三角形状の突条からなっており、その両側面のうち、前記固体発光素子14の配置側に対向する一方の側面が、前記固体発光素子14からの出射光を入射させる屈曲入射面12aとされ、他方の側面が、前記屈曲入射面12aから入射した光を前記プリズムシート11の前面11aに向けて屈折する屈曲屈折面12bとされている。
【0020】
前記屈曲入射面12aは、前記プリズムシート11の前面11aに対して垂直に近い急傾斜面、前記屈曲屈折面12bは、前記プリズムシート11の前面11aの法線(図示せず)に対する角度が前記屈曲入射面12aよりも大きい傾斜面であり、前記屈曲入射面12aの前記法線に対する角度は5〜15度の範囲に設定され、前記屈曲屈折面12bの前記法線に対する角度は15〜60度の範囲に設定されている。
【0021】
また、前記複数の屈曲プリズム部12は、それぞれの間に間隔をおいて前記プリズムシート11の長さ方向に一定のピッチで形成されており、前記プリズムシート11の後面11bの各屈曲プリズム部12の間の部分は、前記プリズムシート11の前面11aと平行またはそれに近い傾きをもった面となっている。
【0022】
なお、この実施例の面光源10は、図1および図2に仮想線(二点鎖線)で示した透過型液晶表示素子(アクティブマトリックス型または単純マトリックス型液晶表示素子)30の背後に配置されるものであり、図では便宜上、前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12のピッチおよび前記屈曲プリズム部12の形状を大きく誇張して示しているが、前記複数の屈曲プリズム部12のピッチは、前記液晶表示素子30の画素ピッチと同程度またはそれよりも小さく設定され、また、前記屈曲プリズム部12は、前記複数の屈曲プリズム部12のピッチと同程度以下の幅の波が繰り返し連続する形状に形成されている。
【0023】
そして、前記反射板13は、前記プリズムシート11の後側に、前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12の頂部との間隔が、前記プリズムシート11の一端側(固体発光素子14の配置側)から他端側に向かって順次小さくなるように傾斜させるとともに、前記プリズムシート11の他端側に対向する端部を、前記プリズムシート11の最も他端側の屈曲プリズム部12の頂部に当接させて配置されている。
【0024】
また、前記固体発光素子14は、その構造は図示しないが、例えば、赤色光を発する赤色LED(発光ダイオード)と、緑色光を発する緑色LEDと、青色光を発する青色LEDとを1つずつ並べて配置し、これらのLEDを前記透明樹脂によりモールドしたものであり、前記各LEDが発する赤、緑、青の3色の光を混色させた白色光を出射する。
【0025】
前記固体発光素子14は、前記プリズムシート11の一端側に、前記プリズムシート11の幅方向の中央部に位置させるとともに、前記プリズムシート11と前記反射板13との間の空間に対向させて、前記プリズムシート10の屈曲プリズム部12が形成された後面11bに沿った方向に光を出射するように配置されている。
【0026】
この面光源10は、前記固体発光素子14からの出射光を、前記プリズムシート11を介してその前面10aから出射するものであり、前記固体発光素子14から前記プリズムシート10の後面11bに沿った方向に出射した光は、図2に矢線で示したように、前記プリズムシート11の後面11bの複数の屈曲プリズム部12の屈曲入射面12aに、直接または前記反射板13により反射されて入射する。
【0027】
前記複数の屈曲プリズム部12の屈曲入射面12aに入射した光は、前記屈曲入射面12aと外気(プリズムシート11と反射板13との間の空気)との界面を透過し、図4に示したように、波状に屈曲する前記界面の各部への入射角に応じて前記前記屈曲入射面12aの長さ方向、つまりプリズムシート11の幅方向に様々な屈折角で屈折し、前記プリズムシート11の幅方向に拡散して前記屈曲プリズム部12内に入射する。
【0028】
そして、前記複数の屈曲プリズム部12内に入射した光は、図4に示したように、前記屈曲プリズム部12の屈曲屈折面12bと外気との界面により全反射して前記プリズムシート11の前面11aに向けて屈折されるとともに、波状に屈曲する前記界面での屈折により前記プリズムシート11の幅方向にさらに拡散し、プリズムシート11の全幅に広がって前記プリズムシート11の前面11aの全域から均一な強度で出射する。
【0029】
すなわち、この面光源10は、前記固体発光素子14からの出射光を、前記プリズムシート11の後面11bに形成された複数の屈曲プリズム部12により、前記プリズムシート11の幅方向に拡散させて前記プリズムシート11の前面11aに向けて屈折させ、その光を前記プリズムシート11の前面11aの全域から均一な強度で出射するものであり、したがって、少ない発光素子数で均一な輝度分布の光を出射することができる。
【0030】
しかも、この実施例では、前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12の屈曲屈折面12bの傾斜角(プリズムシート11の前面11aの法線に対する角度)を15〜60度の範囲にしているため、前記固体発光素子14から出射し、前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12にその屈曲入射面12aから入射した光を、前記屈曲屈折面12bにより、図2に示したように、前記プリズムシート11の側面方向から見て前記プリズムシート11の前面11aの法線付近の方向の付近に向けて屈折させ、前記プリズムシート11の前面11aから出射する光の正面輝度を高くすることができる。
【0031】
なお、前記プリズムシート11の前面11aに出射した光は、前記透過型液晶表示素子30にその後面から入射し、この液晶表示素子30を透過して前側に出射する。
【0032】
そのため、図1に示したように透過型液晶表示素子30の背後に前記面光源10を配置することにより、画面の明るさが均一で輝度むらがなく、しかも正面輝度の高い良好な表示品質の液晶表示装置を得ることができる。
【0033】
さらに、前記面光源10は、前記プリズムシート11の後側に反射板13を配置したものであるため、前記プリズムシート11の前側から入射した外光を、このプリズムシート11を厚さ方向に透過させて前記反射板13により反射し、その反射光を前記プリズムシート11を再び厚さ方向に透過させてその前面11aに出射することができ、したがって、前記液晶表示装置に、その使用環境の光である外光を利用する反射表示と、前記面光源10からの照明光を利用する透過表示との両方の表示を行なわせることができる。
【0034】
なお、上記実施例の面光源10は、前記プリズムシート11の一端側に1つの固体発光素子14を配置したものであるが、前記固体発光素子14は、1つに限らず、複数の固体発光素子を、前記プリズムシート11の幅方向に適当間隔で並べて配置してもよく、さらにその場合は、上述した第2の実施例と同様に、赤色光を出射する固体発光素子と、緑色光を出射する固体発光素子と、青色光を出射する固体発光素子とを並べて配置してもよい。
【0035】
図5および図6はこの発明の第2の実施例を示しており、図5は面光源の斜視図、図6は前記面光源のプリズムシートによる光の拡散を示す模式図である。
【0036】
この実施例の面光源10aは、プリズムシート11の一端側に、赤色LEDからなる固体発光素子14Rと、緑色LEDからなる固体発光素子14Bと、青色LEDからなる固体発光素子14Bとを1つずつ、前記プリズムシート11の幅方向に適当間隔で並べて配置したものであり、他の構成は、上記第1の実施例の面光源10と同じである。
【0037】
この面光源10aは、前記固体発光素子14R,14G,14Bからの出射光をそれぞれ、上記第1の実施例の面光源10と同様に、前記プリズムシート11の後面11bに形成された複数の屈曲プリズム部12により前記プリズムシート11幅方向に拡散させて前記プリズムシート11の前面11aに向けて屈折させ、前記プリズムシート11の前面11aの全域から均一な強度で出射する。
【0038】
そして、この面光源10aは、赤色光Rを出射する固体発光素子14Rと、緑色光Gを出射する固体発光素子14Gと、青色光Bを出射する固体発光素子14Bとを備えており、これらの固体発光素子14R,14G,14Bからの出射光をそれぞれ、前記プリズムシート11の前面11aの全域から均一な強度で出射するため、前記固体発光素子14R,14G,14Bを同時に点灯させることにより、前記プリズムシート11の前面11aの全域から、赤、緑、青の3色の均等に混色させた均一な輝度の白色光を出射することができる。
【0039】
また、この面光源10aは、前記固体発光素子14R,14G,14Bを順次点灯させることにより、前記プリズムシート11の前面11aから、赤、緑、青の3色の光を順次出射することができ、したがって、フィールドシーケンシャル液晶表示装置の面光源としても利用することができる。
【0040】
図7および図8はこの発明の第3の実施例を示しており、図7は面光源の斜視図、図8は前記面光源の側面図である。
【0041】
この実施例の面光源10bは、上記第1の実施例の面光源10のプリズムシート11と反射板13との間に、一端に入射端面15aを有し、前記入射端面15aから入射した光を導いて前記プリズムシート11に対向する前面15bから出射する導光板15を配置し、この導光板15の入射端面15aの長さ方向の中央部に対向させて固体発光素子14を配置したものであり、他の構成は第1の実施例の面光源10と同じである。
【0042】
前記導光板15は、前記プリズムシート11に対向する前面15bが平坦面に形成され、後面15cがその一端から他端に向って前記前面15bに近づくように傾斜する傾斜面に形成された楔板状のアクリル系樹脂等からなる透明板であり、その両端面のうちの前後面間の幅が大きい方の端面が入射端面15aとされ、前面15bが、前記入射端面15aから入射した光の出射面とされている。
【0043】
そして、この導光板15は、その前面15bを前記プリズムシート11の後面10bの複数の屈曲プリズム部12の頂部に当接または近接させて、前記プリズムシート11の後側に配置されており、反射板13は、前記導光板15の後面15cに接面させて、前記導光板15の後側に配置されている。
【0044】
この面光源10bは、固体発光素子14からの出射光を前記導光板15により導いて前記プリズムシート11の後面11bに形成された複数の屈曲プリズム部12に入射させるようにしたものであり、前記固体発光素子14からの出射光は、前記導光板15にその入射端面15aから入射し、図8に矢線で示したように、導光板15の前面15bと外気(プリズムシート11と反射板13との間の空気)との界面での全反射と、導光板15の後面15cに接面させて配置された反射板13での反射とにより前記導光板15内を導かれて前記導光板15の前面15bと外気との界面に全反射臨界角よりも小さい入射角で入射し、前記界面を透過して前記導光板15の前面15bに出射する。
【0045】
そして、前記導光板15の前面15bに出射した光は、前記プリズムシート11の後面11bに形成された複数の屈曲プリズム部12に、その屈曲入射面12aから、その長さ方向、つまりプリズムシート11の幅方向に拡散されて入射し、前記屈曲プリズム部12の屈曲屈折面12bにより、プリズムシート11の幅方向にさらに拡散されて前記プリズムシート11の前面11aに向けて屈折され、このプリズムシート11の前面11aの全域から均一な強度で出射する。
【0046】
したがって、この面光源10bによれば、少ない発光素子数で均一な輝度分布の光を出射することができる。
【0047】
しかも、この実施例の面光源10bは、固体発光素子14からの出射光を、前記導光板15により導いてこの導光板15の前面15bに出射し、その光を前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12に入射させるようにしているため、固体発光素子14からの出射光を効率良く前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12に入射させることができる。
【0048】
すなわち、前記固体発光素子14からの出射光は、前記プリズムシート11の幅方向および厚さ方向にある程度の広がり角をもった光であるが、図1および図2に示した第1の実施例の面光源10では、前記固体発光素子14からの出射光が、前記プリズムシート11とその後側に傾斜させて配置された反射板13との間の空間内を進むため、その光の一部が前記空間の両側に漏れて無駄になる。
【0049】
一方、この実施例の面光源10bは、固体発光素子14からの出射光を前記導光板15により導いてこの導光板15の前面15bに出射するものであるため、前記導光板15にその入射端面15aから入射した光のうち、前記導光板15の側面に向かって進む光も、前記導光板15の側面と外気との界面で全反射して前記導光板15内を導かれ、最終的に前記導光板15の前面15bから出射して前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12に入射する。
【0050】
そのため、この実施例の面光源10bは、固体発光素子14からの出射光を効率良く前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12に入射させ、高輝度の光を前記プリズムシート11の前面11aから出射することができ、したがって、液晶表示素子30の表示を明るくすることができる。
【0051】
また、この実施例の面光源10bは、前記導光板15の後側に反射板13を配置しているため、透過型液晶表示素子30の背後に前記面光源10bを配置した液晶表示装置に、外光を利用する反射表示と、前記面光源10bからの照明光を利用する透過表示との両方の表示を行なわせることができる。
【0052】
なお、この実施例では、前記反射板13を前記導光板15の後面15cに接面させて配置しているが、前記反射板13は、前記導光板15の後側に近接させて配置してもよく、その場合でも、導光板15内を導かれる光のうちの前記導光板15の後面15cに向かう光を、前記導光板15の後面15cと外気(導光板15と反射板13の間の空気)との界面で全反射して導光板15内を導くことができる。
【0053】
また、前記導光板15は、その後面15cに、導光板15の幅方向に沿う断面形状が三角形状の複数の溝を互いに平行に形成したものでもよく、前記導光板15をこのような構成とすることにより、導光板15内を導かれる光のうちの前記導光板15の後面15cに向かう光を、前記溝の側面と外気(溝内の空気)との界面で全反射し、効果的に導光板15の前面15bから出射させることができる。
【0054】
なお、この実施例の面光源10bにおいても、固体発光素子14は、1つに限らず、複数の固体発光素子を、前記プリズムシート11の幅方向に適当間隔で並べて配置してもよい。
【0055】
また、上記第1〜第3の実施例では、前記プリズムシート11の複数の屈曲プリズム部12を正弦波状に屈曲する形状に形成しているが、前記複数の屈曲プリズム部12は、正弦波状に限らず、円または楕円波や三角波等の波状に屈曲する形状に形成してもよい。
【0056】
図9〜図11はこの発明の第4の実施例を示しており、図9は面光源の斜視図、図10は前記面光源の側面図、図11は前記面光源の光変向部材として備えられた変向導光板の底面図である。
【0057】
この実施例の面光源20は、図9および図10に示すように、一端に入射端面21aを有し、前後面21b,21cの一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲溝22が形成された変向導光板21と、前記変向導光板21の屈曲溝22が形成された面に対向させて配置された反射板23と、前記変向導光板21の前記一方向(屈曲溝22の長さ方向)に対して交差する方向の一端側に配置され、前記変向導光板21に向けて光を出射する1つの固体発光素子24とからなっている。
【0058】
前記変向導光板21は、その前面21bが平坦面に形成され、後面21cがその一端から他端に向って前記前面21bに近づくように傾斜する傾斜面に形成された楔板状のアクリル系樹脂等からなる透明板であり、その両端面のうちの前後面間の幅が大きい方の端面が入射端面21aとされ、前面21bが、前記入射端面21aから入射した光の出射面とされており、前記複数の屈曲溝22は、前記変向導光板21の後面21cに形成されている。
【0059】
前記複数の屈曲溝22は、図9および図11に示したように、前記変向導光板21の全幅にわたる長さに形成された、前記変向導光板21の幅方向に沿って正弦波状に屈曲する断面形状が三角形状の溝からなっており、これらの屈曲溝22の両側面のうち、前記入射端面21a側に対向する一方の側面が、前記入射端面21aから入射した光を前記変向導光板の前面21bに向けて反射する屈曲反射面22aとされている。
【0060】
前記屈曲反射面22aは、前記屈曲溝22の底部から変向導光板21の前面21bに向かって前記入射端面21a側に傾斜する傾斜面であり、この屈曲反射面22aの前記屈曲反射面22aの前面21bの法線(図示せず)に対する角度は15〜60度の範囲に設定されている。なお、前記屈曲溝22の前記屈曲反射面22aとは反対側の側面は、前記法線に対して前記屈曲反射面22aとは反対側に5〜15度の角度で傾斜する急傾斜面となっている。
【0061】
前記複数の屈曲溝22は、それぞれの間に間隔をおいて前記変向導光板211の長さ方向に一定のピッチで形成されている。
【0062】
なお、この実施例の面光源10は、図9および図10に仮想線(二点鎖線)で示した透過型液晶表示素子(アクティブマトリックス型または単純マトリックス型液晶表示素子)30の背後に配置されるものであり、図では便宜上、前記変向導光板21の複数の屈曲溝22のピッチおよび前記屈曲溝22の形状を大きく誇張して示しているが、前記複数の屈曲溝22のピッチは、前記液晶表示素子30の画素ピッチと同程度またはそれよりも小さいく設定され、また、前記屈曲溝22は、前記複数の屈曲溝22のピッチと同程度以下の幅の波が繰り返し連続する形状に形成されている。
【0063】
そして、前記反射板23は、前記変向導光板21の後側に、その後面21cに接面させて配置されている。
【0064】
また、前記固体発光素子24は、例えば、上述した第1の実施例の固体発光素子14と同じ白色光を出射する発光素子であり、この固体発光素子24は、前記変向導光板21の入射端面21aの側方に、前記入射端面21aの長さ方向の中央部に対向させて配置されている。
【0065】
この面光源10は、前記固体発光素子24からの出射光を、前記変向導光板21を介してその前面21bから出射するものであり、前記固体発光素子24からの出射光は、前記変向導光板21にその入射端面21aから入射する。
【0066】
そして、前記変向導光板21に前記入射端面21aから入射した光は、図10に矢線で示したように、変向導光板21の前面21bと外気(空気)との界面での全反射と、変向導光板21の後面21cに接面させて配置された反射板23での反射とにより前記変向導光板21内を導かれて前記複数の屈曲溝22の屈曲反射面22aに入射し、前記屈曲反射面22bと外気(屈曲溝22内の空気)との界面により前記変向導光板21の前面21bに向けて反射されるとともに、波状に屈曲する前記界面での反射により前記屈曲反射面22aのさ方向、つまり変向導光板21の幅方向に拡散し、変向導光板21の全幅に広がって前記変向導光板21の前面21bの全域から均一な強度で出射する。
【0067】
すなわち、この面光源20は、前記固体発光素子24から出射し、前記変向導光板21にその入射端面21aから入射した光を、前記変向導光板21の後面21cに形成された複数の屈曲溝22の屈曲反射面22aにより、前記変向導光板21の幅方向に拡散させて前記変向導光板21の前面21bに向けて反射し、その光を前記変向導光板21の前面21bの全域から均一な強度で出射するものであり、したがって、少ない発光素子数で均一な輝度分布の光を出射することができる。
【0068】
しかも、この実施例では、前記変向導光板21の複数の屈曲溝22の屈曲反射面22aの傾斜角(変向導光板21の前面21bの法線に対する角度)を15〜60度の範囲にしているため、前記変向導光板21にその入射端面21aから入射して前記複数の屈曲溝22の屈曲反射面22aに入射した光を、前記屈曲反射面22aにより、図10に示したように、前記変向導光板21の側面方向から見て前記変向導光板21の前面21bの法線付近の方向の付近に向けて屈折させ、前記変向導光板21の前面21bから出射する光の正面輝度を高くすることができる。
【0069】
そのため、図9に示したように透過型液晶表示素子30の背後に前記面光源20を配置することにより、画面の明るさが均一で輝度むらがなく、しかも正面輝度の高い良好な表示品質の液晶表示装置を得ることができる。
【0070】
さらに、前記面光源20は、前記変向導光板21の後側に反射板23を配置したものであるため、前記変向導光板21の前側から入射した外光を、この変向導光板21を厚さ方向に透過させて前記反射板23により反射し、その反射光を前記変向導光板21を再び厚さ方向に透過させてその前面21bに出射することができ、したがって、前記液晶表示装置に、その使用環境の光である外光を利用する反射表示と、前記面光源20からの照明光を利用する透過表示との両方の表示を行なわせることができる。
【0071】
図12はこの発明の第5の実施例を示す面光源の側面図であり、この実施例の面光源20aは、一端に入射端面21aを有し、前面21bに波状に屈曲する複数の屈曲溝22が形成され、後面21cが平坦面からなる出射面とされた変向導光板21と、前記変向導光板21の入射端面21aに対向させて配置された1つの固体発光素子24とからなっている。
【0072】
なお、前記変向導光板21は、その前面21bに複数の屈曲溝22を形成し、後面21cを出射面としたものであるが、その構成は、上記第4の実施例の変向導光板21を裏返しにしたものと同じであり、前記屈曲溝22の屈曲反射面22aの傾斜角の角度(変向導光板21の後面21cの法線に対する角度)を15〜60度の範囲に設定されている。
【0073】
この実施例の面光源20aは、図に仮想線(二点鎖線)で示した反射型液晶表示素子(アクティブマトリックス型または単純マトリックス型液晶表示素子)31の前側に配置されるものであり、前記固体発光素子24からの出射光を、前記変向導光板21を介してその後面21から出射する。
【0074】
すなわち、この面光源20aは、前記固体発光素子24から出射し、前記変向導光板21にその入射端面21aから入射した光を、前記変向導光板21の前面21bに形成された複数の屈曲溝22の屈曲反射面22aにより、前記変向導光板21の幅方向に拡散させて前記変向導光板21の後面21cに向けて反射し、その光を前記変向導光板21の後面21cの全域から均一な強度で出射するものであり、したがって、少ない発光素子数で均一な輝度分布の光を出射することができる。
【0075】
しかも、この実施例では、前記変向導光板21の複数の屈曲溝22の屈曲反射面22aの傾斜角を15〜6度の範囲にしているため、前記変向導光板21にその入射端面21aから入射して前記複数の屈曲溝22の屈曲反射面22aに入射した光を、前記屈曲反射面22aにより、図に示したように、前記変向導光板21の側面方向から見て前記変向導光板21の後面21cの法線付近の方向の付近に向けて反射することができる。
【0076】
なお、前記変向導光板21の後面21cに出射した光は、前記反射型液晶表示素子31にその前面から入射し、この液晶表示素子31の後側の反射膜32により反射されて液晶表示素子31の前面に出射した光が、前記変向導光板21を厚さ方向に透過して前側に出射する。
【0077】
前記反射型液晶表示素子31の前側に前記面光源20aを配置することにより、画面の明るさが均一で輝度むらがなく、しかも正面輝度の高い良好な表示品質の液晶表示装置を得ることができる。
【0078】
さらに、前記面光源20aの変向導光板21は、その前側から入射した光を厚さ方向に透過させてその後面21cに出射するとともに、後側から入射した光を厚さ方向に透過して前面21bに出射するため、前記液晶表示装置に、その使用環境の光である外光を利用する反射表示と、前記面光源20aからの照明光を利用する反射表示との両方の表示を行なわせることができる。
【0079】
なお、上記第4および第5の実施例では、前記変向導光板21の複数の屈曲溝22を正弦波状に屈曲する形状に形成しているが、前記複数の屈曲溝22は、正弦波状に限らず、円または楕円波や三角波等の波状に屈曲する形状に形成してもよい。
【0080】
また、上記第4および第5の実施例の面光源20,20aは、前記変向導光板21の入射端面21aに対向させて1つの固体発光素子24を配置したものであるが、前記固体発光素子24は、1つに限らず、複数の固体発光素子を、前記変向導光板21の入射端面21aの長さ方向に適当間隔で並べて配置してもよく、さらにその場合は、上述した第2の実施例と同様に、赤色光を出射する固体発光素子と、緑色光を出射する固体発光素子と、青色光を出射する固体発光素子とを並べて配置してもよい。
【0081】
さらに、上記第1〜第3の実施例の面光源10,10a,10bは、光変向部材として、一方の面に複数の屈曲プリズム部12が形成されたプリズムシート11を備えたものであり、第4および第5の実施例の面光源20,20aは、光変向部材として、一方の面に複数の屈曲溝22が形成された変向導光板21を備えたものであるが、前記光変向部材は、前記プリズムシート11または変向導光板21に限らず、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲反射面または屈曲屈折面が形成され、前記一方向に対して交差する方向から前記複数の屈曲反射面または屈曲屈折面に入射した光をこれらの屈曲反射面または屈曲屈折面より他方の面に向けて屈折または反射し、その光を他方の面から出射するののであればよく、また、固体発光素子も、LEDに限らず、EL(エレクトロルミネッセンス)等からなるものでもよい。
【0082】
また、この発明の面光源は、液晶表示装置の照明光源に限らず、他の用途にも広く使用することができる。
【0083】
【発明の効果】
この発明の面光源は、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲反射面または屈曲屈折面が形成され、前記一方向に対して交差する方向から前記複数の屈曲反射面または屈曲屈折面に入射した光をこれらの屈曲反射面または屈曲屈折面より他方の面に向けて屈折または反射し、その光を他方の面から出射する光変向部材と、前記光変向部材の前記一方向に対して交差する方向の一端側に配置され、前記光変向部材に向けて光を出射する少なくとも1つの固体発光素子とからなるものであるため、少ない発光素子数で均一な輝度の光を出射することができる。
【0084】
この発明の面光源において、前記光変向部材は、例えば、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲プリズム部が形成され、これらの屈曲プリズム部の両側面のうち、固体発光素子の配置側に対向する一方の側面が、前記固体発光素子からの出射光を入射させる屈曲入射面とされ、他方の側面が、前記屈曲入射面から入射した光を他方の面に向けて屈折する屈曲屈折面とされたプリズムシートが好ましく、その場合は、前記固体発光素子を、前記プリズムシートの前記屈曲プリズム部が形成された面に沿った方向に光を出射するように配置することにより、少ない発光素子数で均一な輝度の光を出射することができる。
【0085】
このように前記プリズムシートを光変向部材とする場合は、前記プリズムシートの屈曲プリズム部が形成された面に、一端に入射端面を有し、前記入射端面から入射した光を導いて前記プリズムシートに対向する面から出射する導光板を配置し、前記固体発光素子を、前記導光板の入射端面に対向させて配置するのがより好ましく、このようにすることにより、前記固体発光素子からの出射光を効率良く前記プリズムシートの複数の屈曲プリズム部に入射させ、高輝度の光を前記プリズムシートの前面から出射することができる。
【0086】
また、前記光変向部材は、一端に入射端面を有し、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲溝が形成され、これらの屈曲溝の両側面のうち、前記入射端面側に対向する一方の側面が、前記入射端面から入射した光を他方の面に向けて反射する屈曲反射面とされた変向導光板でもよく、その場合は、前記固体発光素子を、前記変向導光板の入射端面に対向させて配置することにより、少ない発光素子数で均一な輝度の光を出射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す面光源の斜視図。
【図2】前記面光源の側面図。
【図3】前記面光源の光変向部材として備えられたプリズムシートの底面図。
【図4】前記プリズムシートによる光の拡散を示す模式図。
【図5】この発明の第2の実施例を示す面光源の斜視図。
【図6】第2の実施例の面光源のプリズムシートによる光の拡散を示す模式図。
【図7】この発明の第3の実施例を示す面光源の斜視図。
【図8】第3の実施例の面光源の側面図。
【図9】この発明の第4の実施例を示す面光源の斜視図。
【図10】第4の実施例の面光源の側面図。
【図11】第4の実施例の面光源の光変向部材として備えられた変向導光板の底面図。
【図12】この発明の第5の実施例を示す面光源の側面図。
【図13】固体発光素子を備えた従来の面光源の斜視図。
【符号の説明】
10,10a,10b,20,20a…面光源
11…プリズムシート
12…屈曲プリズム部
12a…屈曲入射面、
12b…屈曲屈折面
13…反射板
14,14R,14G,14B…固体発光素子
15…導光板
15a…入射端面
21…変向導光板
22…屈曲溝
22a…屈曲反射面
23…反射板
24…固体発光素子
30…透過型液晶表示素子
31…反射型液晶表示素子
Claims (4)
- 前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲反射面または屈曲屈折面が形成され、前記一方向に対して交差する方向から前記複数の屈曲反射面または屈曲屈折面に入射した光をこれらの屈曲反射面または屈曲屈折面より他方の面に向けて屈折または反射し、その光を他方の面から出射する光変向部材と、前記光変向部材の前記一方向に対して交差する方向の一端側に配置され、前記光変向部材に向けて光を出射する少なくとも1つの固体発光素子とからなることを特徴とする面光源。
- 光変向部材は、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲プリズム部が形成され、これらの屈曲プリズム部の両側面のうち、固体発光素子の配置側に対向する一方の側面が、前記固体発光素子からの出射光を入射させる屈曲入射面とされ、他方の側面が、前記屈曲入射面から入射した光を他方の面に向けて屈折する屈曲屈折面とされたプリズムシートであり、前記固体発光素子は、前記プリズムシートの前記屈曲プリズム部が形成された面に沿った方向に光を出射するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の面光源。
- プリズムシートの屈曲プリズム部が形成された面に、一端に入射端面を有し、前記入射端面から入射した光を導いて前記プリズムシートに対向する面から出射する導光板が配置されており、固体発光素子は、前記導光板の入射端面に対向させて配置されていることを特徴とする請求項2に記載の面光源。
- 光変向部材は、一端に入射端面を有し、前後面の一方の面に、一方向に沿って波状に屈曲する複数の屈曲溝が形成され、これらの屈曲溝の両側面のうち、前記入射端面側に対向する一方の側面が、前記入射端面から入射した光を他方の面に向けて反射する屈曲反射面とされた変向導光板であり、固体発光素子は、前記変向導光板の入射端面に対向させて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の面光源。
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