JP4094897B2 - プレス機械の電動モータ取付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばタレットパンチプレスに適用されるプレス機械の電動モータ取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パンチプレスには、ラムの駆動源としてサーボモータを用いる電動式のものがある。このようなパンチプレスなどのプレス機械の打ち抜き加工では、加工中にきわめて大きい騒音が発生するので、この種の騒音をできるだけ減らすことが望まれている。
【0003】
このような打ち抜き加工における騒音の発生原理は複雑で、ワークの材質、板厚その他各種の条件によってさまざまであるが、ラムの駆動による打ち抜き速度が速いときは騒音は大きく、打ち抜き速度が遅くなるほど騒音は小さくなり、また、打ち抜き速度が一定であれば、負荷が軽いときは騒音は小さく、負荷が重いほど騒音は大きくなることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電動式のパンチプレスは、例えばフライホイールなどの倍力機構を利用することで加工に必要なトルクを発生しているため、倍力機構によるイナーシャがラムの往復動を遅らせる原因となり、また、それに加えて、サーボモータの主軸とラムを上下動させる作動軸とは、ギヤなどの動力伝達機構を介してドライブされるため、この動力伝達機構によるロスや遅れも生じることが避けられない。そのため、サーボモータの速度を制御してもラムの駆動速度を追従させることが困難で、ラムを速度制御することに適していないという問題があった。
【0005】
この発明の課題は、上記従来のもののもつ問題点を排除して、プレス機械のフレーム側板に電動モータを取り付けることで、必要ならこの電動モータにより、ラムを上下動させる作動軸を直接駆動することが可能であり、しかもその際、この電動モータの発熱に起因するフレーム側板の撓み、および、その結果として生じる芯ズレを防止することのできるプレス機械の電動モータ取付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、ラムを上下動させる作動軸を軸支したプレス機械の平行なフレーム側板のうち一方のフレーム側板の外側に、取付部材を介して、前記作動軸を直接駆動する電動モータを取り付ける電動モータの取付装置であって、前記取付部材は、前記作動軸または前記電動モータのロータ主軸を貫通させる貫通口と、前記フレーム側板に接する取り付け面とを有し、前記取付部材の前記取り付け面に、前記フレーム側板との間に間隙を構成するための前記貫通口を囲む環状凹所と、この環状凹所から延びて前記取付部材の外周に開口した多数の放射状凹所とを形成し、前記取付部材に、当該取付部材を前記フレーム側板に取り付けるボルト止め用の多数の孔を、前記放射状凹所と重ならない位置に形成するとともに、前記環状凹所と連通する少なくとも1つのエア供給口を形成し、前記エア供給口から前記環状凹所内に冷却用空気を供給し、この冷却用空気を前記多数の放射状凹所から前記取付部材の外周に排出することで、前記電動モータの発熱が前記取付部材を介して前記フレーム側板に伝わることを低減するように構成したプレス機械の電動モータ取付装置である。
【0007】
請求項2に係る発明は、ラムを上下動させる作動軸を軸支したプレス機械の平行な両フレーム側板のそれぞれ外側に、取付部材をそれぞれ介して、前記作動軸を直接駆動する一対の電動モータを取り付ける電動モータの取付装置であって、前記各取付部材は、前記作動軸または前記各電動モータのロータ主軸を貫通させる貫通口と、前記各フレーム側板に接する取り付け面とを有し、前記各取付部材の前記取り付け面に、前記各フレーム側板との間に間隙を構成するための前記貫通口を囲む環状凹所と、この環状凹所から延びて前記各取付部材の外周に開口した多数の放射状凹所とを形成し、前記各取付部材に、当該各取付部材を前記各フレーム側板に取り付けるボルト止め用の多数の孔を、前記放射状凹所と重ならない位置に形成するとともに、前記環状凹所と連通する少なくとも1つのエア供給口を形成し、前記各取付部材の前記エア供給口から前記環状凹所内に冷却用空気を供給し、この冷却用空気を前記放射状凹所から前記各取付部材の外周に排出することで、前記一対の電動モータの発熱が前記各取付部材を介して前記各フレーム側板に伝わることを低減するように構成したプレス機械の電動モータ取付装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明によるプレス機械の電動モータ取付装置を適用したタレットパンチプレスの一実施の形態を示す要部の縦断面図、図2はその右側面図である。
【0011】
このタレットパンチプレス10は、平行に立設したフレーム側板11a、11bに設けた軸受部12a、12bにエキセンシャフト20が軸支されている。フレーム側板11a、11b間のほぼ中央に位置するエキセンシャフト20の偏心軸部20eには、コンロッド21を介してラム22が取り付けられ、エキセンシャフト20が回転または回動することで、コンロッド21を介してラム22がラムガイド23に沿って上下動し、ラム22の下端に取り付けられるストライカ24もラム22と一体に上下動する。そして、ラム22が下降するとき、ストライカ24が、タレット25に装着してあるパンチ金型26を押圧してワークを打ち抜くようになっている。
【0012】
また、エキセンシャフト20の一端には延長部20aが形成されてフレーム側板11bから外方へ延び、この延長部20aをモータ主軸31とするサーボモータ30が、フレーム側板11bの外側に、フランジ部材50を介して取り付けられている。
【0013】
サーボモータ30は、モータ主軸31すなわちエキセンシャフト20の延長部20aの周囲に、外周に偶数個(4個)の磁極用マグネット(永久磁石)32を円周方向に沿って所定間隔(90°間隔)で備えたスリーブ33を嵌装してブッシュ34で固定し、これによりロータ(回転子)35を構成する。すなわち、サーボモータ30のロータ35は、エキセンシャフト20の延長部20aと不可分一体のものであり、そのため、サーボモータ30は、実質的にエキセンシャフト20をロータ35として用いるものである。
【0014】
また、サーボモータ30は、図3に示すように、三相電機子巻線Ua、Va、Waおよび三相電機子巻線Ub、Vb、Wbを三相並列回路として巻いた外筒36をロータ35に外装してフランジ部材50に固定し、これによりステータ(固定子)37を構成する。そして、サーボアンプ40の三相電機子巻線Ua、Va、Wa用のパワー部41aと、三相電機子巻線Ub、Vb、Wb用のパワー部41bとを、同一ゲート信号でドライブすることで、三相電機子巻線Ua、Va、Waおよび三相電機子巻線Ub、Vb、Wbには同位相、同一電流値の三相交流電流が流れ、それによりラム圧力に必要なトルクを発生するようになっている。
【0015】
このようなサーボモータ30をフレーム側板11bの外側に取り付けるためのフランジ部材50は、図4に示すように構成されている。すなわち、フランジ部材50は、中央に、エキセンシャフト20/ロータ35を貫通させる貫通口51を有するリング状の部材であって、この貫通口51を軸受部12bに外装してフレーム側板11bにボルト止め(12本)されるとともに、サーボモータ30の外筒36/ステータ37がフランジ部材50にボルト止め(8本)されるようになっている。
【0016】
フレーム側板11bと接するフランジ部材50の取り付け面52には、フレーム側板11bとの間に間隙を構成するための環状凹所53が貫通口51を囲んで形成されるとともに、環状凹所53から放射状に延びてフランジ部材50の外周に開口した多数(12箇所)の放射状凹所54が形成されている。また、フランジ部材50には、環状凹所53と連通する少なくとも1つのエア供給口55が形成されている。
【0017】
フランジ部材50はこのように構成されているため、フレーム側板11bにボルト止めしたとき、フランジ部材50の取り付け面52は、図4に網掛けで示す部分だけしかフレーム側板11bに接触しない。そのため、このフランジ部材50を介してフレーム側板11bに取り付けたサーボモータ30の発熱が、フランジ部材50からフレーム側板11bに直接伝わる熱伝導面積が少なく、熱の伝導が妨げられる。
【0018】
また、エア供給口55から環状凹所53内に冷却用空気を供給し、この冷却用空気を多数の放射状凹所54からフランジ部材50の外周に排出することで、サーボモータ30の発熱が、フランジ部材50からフレーム側板11bに伝わることが抑制される。
【0019】
このようにして、サーボモータ30の発熱、とくに、ステータ37を構成する外筒36に巻かれた三相電機子巻線Ua、Va、Waおよび三相電機子巻線Ub、Vb、Wbからの発熱が、フレーム側板11bに伝わることを、フランジ部材50の取り付け面52の構造と冷却用空気の供給とで、可能な限り低減することができることとなる。
【0020】
このことは、サーボモータ30自体の発熱対策として、例えばその周囲をファンで冷却することでモータの動作温度範囲内に抑えてあっても、その動作温度範囲内のサーボモータ30の発熱がフレーム側板11bに伝わり、それにより、フレーム側板11bが撓みを生じ、エキセンシャフト20およびラム22の芯ズレが発生することを防止するうえで、きわめて有効である。
【0021】
図5は、この発明によるプレス機械の電動モータ取付装置を適用したタレットパンチプレスの他の実施の形態を示す要部の縦断面図、図6はその右側面図である。
【0022】
このタレットパンチプレス110は、1台のサーボモータ30に代えて、図7に示すように、互いにミラーイメージで対称に構成された一対のサーボモータ130a、130bを使用したものである。すなわち、サーボモータ130aのロータ135aの磁極位置(磁極用マグネット132aの円周方向位置)と、サーボモータ130bのロータ135bの磁極位置(磁極用マグネット132bの円周方向位置)とは、互いにミラーイメージで対称に位置決めして取り付けられ、また、サーボモータ130aの三相電機子巻線Ua、Va、Waの円周方向位置と、サーボモータ130bの三相電機子巻線Ub、Vb、Wbの円周方向位置とは、互いにミラーイメージで対称に位置決めして取り付けられている。
【0023】
そのため、図7に示すように、サーボモータ130a用のサーボアンプ140aのパワー部141aと、サーボモータ130b用のサーボアンプ140bのパワー部141bとを、同一ゲート信号でドライブすれば、サーボモータ130aおよびサーボモータ130bには、同位相、同一電流値の三相交流電流しか流れないから、サーボモータ130aのトルクベクトルとサーボモータ130bのトルクベクトルとが同位相、同一となり、そのため、サーボモータ130aおよびサーボモータ130bの合成トルクは、正確に、両サーボモータ130a、130bのトルクの和となり、ラム圧力に必要なトルクを発生するようになっている。
【0024】
そして、このようなサーボモータ130a、130bをフレーム側板111a、111bのそれぞれ外側に取り付けるためのフランジ部材150a、150bは、図4に示すフランジ部材50と全く同様のものであり、タレットパンチプレス110のその他の構成は、図1、図2に示すタレットパンチプレス10と同様のものであるので、同様の部分に図1、図2で使用した符号に100を加えた符号をつけて示すことで、タレットパンチプレス110の各部の構成についての詳細な説明は省略する。
【0025】
このタレットパンチプレス110の場合も、フレーム側板111a、111bにフランジ部材150a、150bをボルト止めしたとき、フランジ部材150a、150bの取り付け面152a、152bは、図4に網掛けで示す部分だけしかフレーム側板111a、111bに接触しないから、フランジ部材150a、150bを介してフレーム側板111a、111bに取り付けたサーボモータ130a、130bの発熱が、フランジ部材150a、150bからフレーム側板111a、111bに直接伝わる熱伝導面積が少なく、熱の伝導が妨げられる。
【0026】
また、エア供給口155a、155bから環状凹所153a、153b内に冷却用空気を供給し、この冷却用空気を多数の放射状凹所154a、154bからフランジ部材150a、150bの外周に排出することで、サーボモータ130a、130bの発熱が、フランジ部材150a、150bからフレーム側板111a、111bに伝わることが抑制される。
【0027】
このようにして、サーボモータ130a、130bの発熱、とくに、ステータ137a、137bを構成する外筒136a、136bに巻かれた三相電機子巻線Ua、Va、Waおよび三相電機子巻線Ub、Vb、Wbからの発熱が、フレーム側板111a、111bに伝わることを、フランジ部材150a、150bの取り付け面152a、152bの構造と冷却用空気の供給とで、可能な限り低減することができることとなる。
【0028】
なお、上記の実施の形態では、フランジ部材50、150a、150bの環状凹所53、153a、153bと連通するすべてのエア排出口を、放射状凹所54、154a、154bとして構成したが、これに限定するものでなく、例えば、適宜数のエア排出口については、取り付け面52、152a、152bではなくフランジ部材50、150a、150bの内部を通って開口するように構成することが可能である。
【0029】
また、上記の実施の形態では、エキセンシャフト20の延長部20aをサーボモータ30の主軸31として構成し、サーボモータ30がエキセンシャフト20を直接駆動するように構成したが、これに限定するものでなく、例えば、エキセンシャフト20と主軸31とを別部材として分離し、両者を適宜の動力伝達機構により駆動連結するように構成することも可能であり、また、エキセンシャフト120とサーボモータ130a、130bの主軸131a、131bとの関係も同様である。
【0030】
さらに、上記の実施の形態では、プレス機械の電動モータ取付装置をタレットパンチプレス10、110に適用したが、これに限定するものでなく、パンチプレス以外の各種のプレス機械に適用することが可能である。
【0031】
【発明の効果】
この発明は以上のように、ラムを上下動させる作動軸を軸支したプレス機械の平行なフレーム側板のうち一方のフレーム側板の外側に、取付部材を介して、前記作動軸を直接駆動する電動モータを取り付ける電動モータの取付装置であって、前記取付部材は、前記作動軸または前記電動モータのロータ主軸を貫通させる貫通口と、前記フレーム側板に接する取り付け面とを有し、前記取付部材の前記取り付け面に、前記フレーム側板との間に間隙を構成するための前記貫通口を囲む環状凹所と、この環状凹所から延びて前記取付部材の外周に開口した多数の放射状凹所とを形成し、前記取付部材に、当該取付部材を前記フレーム側板に取り付けるボルト止め用の多数の孔を、前記放射状凹所と重ならない位置に形成するとともに、前記環状凹所と連通する少なくとも1つのエア供給口を形成し、前記エア供給口から前記環状凹所内に冷却用空気を供給し、この冷却用空気を前記多数の放射状凹所から前記取付部材の外周に排出することで、前記電動モータの発熱が前記取付部材を介して前記フレーム側板に伝わることを低減するように構成したので、プレス機械のフレーム側板に電動モータを取り付けたとき、電動モータの発熱に起因するフレーム側板の撓み、および、その結果として生じる芯ズレを防止することができ、しかも、プレス機械のフレーム側板に電動モータを取り付けることで、必要ならこの電動モータにより、ラムを上下動させる作動軸を直接駆動することが可能であり、それにより、ラムの速度制御が容易になって低騒音化を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるプレス機械の電動モータ取付装置を適用した一実施の形態を示す要部の縦断面図である。
【図2】図1に示す要部の右側面図である。
【図3】図1のサーボモータとそれを駆動するサーボアンプの構成例を示す結線図である。
【図4】フランジ部材の一例を拡大して示す左側面図(a)、縦断面図(b)および右側面図(c)である。
【図5】この発明によるプレス機械の電動モータ取付装置を適用した他の実施の形態を示す要部の縦断面図である。
【図6】図5に示す要部の右側面図である。
【図7】図5のサーボモータとそれを駆動するサーボアンプの構成例を示す結線図である。
【符号の説明】
10、110 タレットパンチプレス
11a、11b、111a、111b フレーム側板
12a、12b、112a、112b 軸受部
20、120 エキセンシャフト
20a、120a、120b 延長部
20e、120e 偏心軸部
21、121 コンロッド
22、122 ラム
23、123 ラムガイド
24、124 ストライカ
25、125 タレット
26、126 パンチ金型
30、130a、130b サーボモータ
31、131a、131b モータ主軸
32、132a、132b 磁極用マグネット(永久磁石)
33、133a、133b スリーブ
34、134a、134b ブッシュ
35、135a、135b ロータ(回転子)
36、136a、136b 外筒
37、137a、137b ステータ(固定子)
38、138 ロータリエンコーダ
40、140a、140b サーボアンプ
41、141a、141b パワー部
50、150a、150b フランジ部材(取付部材)
51、151a、151b 貫通口
52、152a、152b 取り付け面
53、153a、153b 環状凹所
54、154a、154b 放射状凹所(エア排出口)
55、155a、155b エア供給口
Claims (2)
- ラムを上下動させる作動軸を軸支したプレス機械の平行なフレーム側板のうち一方のフレーム側板の外側に、取付部材を介して、前記作動軸を直接駆動する電動モータを取り付ける電動モータの取付装置であって、
前記取付部材は、前記作動軸または前記電動モータのロータ主軸を貫通させる貫通口と、前記フレーム側板に接する取り付け面とを有し、
前記取付部材の前記取り付け面に、前記フレーム側板との間に間隙を構成するための前記貫通口を囲む環状凹所と、この環状凹所から延びて前記取付部材の外周に開口した多数の放射状凹所とを形成し、
前記取付部材に、当該取付部材を前記フレーム側板に取り付けるボルト止め用の多数の孔を、前記放射状凹所と重ならない位置に形成するとともに、前記環状凹所と連通する少なくとも1つのエア供給口を形成し、
前記エア供給口から前記環状凹所内に冷却用空気を供給し、この冷却用空気を前記多数の放射状凹所から前記取付部材の外周に排出することで、前記電動モータの発熱が前記取付部材を介して前記フレーム側板に伝わることを低減するように構成したことを特徴とするプレス機械の電動モータ取付装置。 - ラムを上下動させる作動軸を軸支したプレス機械の平行な両フレーム側板のそれぞれ外側に、取付部材をそれぞれ介して、前記作動軸を直接駆動する一対の電動モータを取り付ける電動モータの取付装置であって、
前記各取付部材は、前記作動軸または前記各電動モータのロータ主軸を貫通させる貫通口と、前記各フレーム側板に接する取り付け面とを有し、
前記各取付部材の前記取り付け面に、前記各フレーム側板との間に間隙を構成するための前記貫通口を囲む環状凹所と、この環状凹所から延びて前記各取付部材の外周に開口した多数の放射状凹所とを形成し、
前記各取付部材に、当該各取付部材を前記各フレーム側板に取り付けるボルト止め用の多数の孔を、前記放射状凹所と重ならない位置に形成するとともに、前記環状凹所と連通する少なくとも1つのエア供給口を形成し、
前記各取付部材の前記エア供給口から前記環状凹所内に冷却用空気を供給し、この冷却用空気を前記放射状凹所から前記各取付部材の外周に排出することで、前記一対の電動モータの発熱が前記各取付部材を介して前記各フレーム側板に伝わることを低減するように構成したことを特徴とするプレス機械の電動モータ取付装置。
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