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JP4091290B2 - 放散管設置治具及び設置方法 - Google Patents

放散管設置治具及び設置方法 Download PDF

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JP4091290B2 JP2001335934A JP2001335934A JP4091290B2 JP 4091290 B2 JP4091290 B2 JP 4091290B2 JP 2001335934 A JP2001335934 A JP 2001335934A JP 2001335934 A JP2001335934 A JP 2001335934A JP 4091290 B2 JP4091290 B2 JP 4091290B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管路の遮断工事等の際に、管路に形成された穿孔上に垂直に立てられる放散管の設置治具及び放散管の設置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
埋設された活管路に対して行われる部分取り替え工事や不使用部分を切り離して閉塞する元整理工事等においては、管路における工事区間の外側に管路遮断用バッグの挿入孔を穿孔し、この穿孔から管路遮断用バッグを挿入して工事区間内への流れを遮断しておき、その後工事区間に対して切断作業を行う工法が一般に行われている。
【0003】
図6は、このような従来の工法を説明する説明図である。図において、工事区間の外側に立坑Aが掘削され、この立坑A内で管路1を遮断する作業が行われる。この作業は、上述したように管路1に穿孔1aを形成し、この穿孔1aから管路1内に管路遮断用バッグ(ガスバッグ)が挿入される。管路遮断用バッグは穿孔1aの上流側に挿入さえる本玉B1と下流側に挿入される逆玉B2からなり、これによって工事区間への管内流体の流入を遮断するものである。
【0004】
しかしながら、管内面に不純物が付着していたり、古い管では内径が真円となっていないものもあるので、このような管路遮断用バッグを用いても完全に流れを遮断することが困難となる場合があり、また、管路遮断用バッグが何らかの原因で破損することも考えられることから、管路1に形成された穿孔1a上に放散管Cを立てて、管路遮断用バッグを越してきた管内流体が穿孔1aから放出されて作業領域となる立坑A内に充満しないように防災対策が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この防災対策上重要な放散管Cを管路1に対して設置する手段として、従来は、粘土又は水分を含ませたウエス等によるシールDを管路1と放散管Cの下端との接続箇所に塗り、放散管Cの上方部を支持部材Eで地上から支持するという極簡単な手段が採られていた。このような手段によると、管路1と放散管Cの下端とが確実に固定されていないために、何らかの外力が加わると管路1の穿孔1aから放散管Cが外れてしまう虞があり、このような事態が生じると管路遮断用バッグを越してきた管内流体が穿孔1aから立坑A内に放出してしまう問題があった。
【0006】
また、シールDとして一般に用いられている粘土は、現地で採取し難いだけでなく、時間経過によって乾燥してシール作用が劣化するものであり、長時間の作業においてはシール作用が損なわれて立坑内に管内流体が放出され、保安の低下を招くという問題もある。更には、粘土等を管路の表面に付着させると、PE管の管路では付着箇所が融着接合時に悪影響を及ぼして接合不良を生じ易いことが知られており、このようなシールを用いない放散管の設置手段が求められているところである。
【0007】
本発明は、このような事情に対処するために提案されたものであって、管路に形成された穿孔上に立てられる放散管の設置を、粘土等のシールを用いることなく、強固且つ気密性の高いものにすると共に、更に保安性を高めて穿孔から放出される管内流体が立坑内に流出しないようにした放散管の設置治具及び設置方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る放散管設置治具は以下の構成を具備するものである。
【0009】
請求項1は、管路に形成した穿孔上に立てられる放散管を前記管路に対して設置する放散管設置治具であって、前記穿孔を気密に囲って前記管路に装着されると共に該穿孔上に取り付け開口を有する台座を用い、該台座の前記取り付け開口に気密に取り付けられて、前記放散管の下端又は該放散管が接続されるアダプタ管の下端が挿入される筒状具を備え、前記筒状具には、前記放散管又はアダプタ管の下端が当接する当接段部が内面に形成されると共に、上端から該当接段部の下方に至るスリットが形成され、該スリットによって、前記当接段部の下方に管路遮断用バッグのエアー注入ホースが挿通可能な間隙が形成されることを特徴とする。
【0011】
請求項2は、請求項1の放散管設置治具を前提として、前記台座における取り付け開口の周囲にはノーブロー作業バッグの装着部が形成されており、前記アダプタ管には該ノーブロー作業バッグの上部開口を塞ぐ拡径部が形成されることを特徴とする。
【0012】
請求項3は、請求項1又は2の放散管設置治具を前提として、前記台座として穿孔機用台座を用いることを特徴とする。また、本発明の請求項4〜6に係る放散管の設置方法は、以下の構成を具備するものである。
【0013】
請求項4は、管路に形成した穿孔上に立てられる放散管を前記管路に対して設置する放散管の設置方法であって、前記穿孔を気密に囲って前記管路に装着されると共に該穿孔上に取り付け開口を有する台座を用いて、該取り付け開口の周囲にノーブロー作業バッグを装着し、該ノーブロー作業バッグ内で前記取り付け開口に筒状具を取り付け、前記ノーブロー作業バッグの上部開口から前記放散管を挿入して、該放散管の下端を前記筒状具に挿入し、前記筒状具は、前記放散管の下端が当接される当接段部が内面に形成されると共に、上端から該当接段部の下方に至るスリットが形成され、該スリットによって前記当接段部の下方に形成された間隙に管路遮断用バッグのエアー注入ホースが挿通された状態で、前記筒状具に前記放散管の下端が挿入されることを特徴とする。
【0014】
請求項は、管路に形成した穿孔上に立てられる放散管を前記管路に対して設置する放散管の設置方法であって、前記穿孔を気密に囲って前記管路に装着されると共に該穿孔上に取り付け開口を有する台座を用いて、該取り付け開口の周囲にノーブロー作業バッグを装着し、該ノーブロー作業バッグ内で前記取り付け開口に筒状具を取り付け、前記ノーブロー作業バッグの上部開口から該上部開口を塞ぐ拡径部を有するアダプタ管に接続された放散管を挿入して、該アダプタ管の下端を前記筒状具に挿入することを特徴とする。
【0015】
請求項6は、請求項5における放散管の設置方法を前提として、前記筒状具は、前記アダプタ管の下端が当接される当接段部が内面に形成されると共に、上端から該当接段部の下方に至るスリットが形成され、該スリットによって前記当接段部の下方に形成された間隙に管路遮断用バッグのエアー注入ホースが挿通された状態で、前記筒状具に前記アダプタ管の下端が挿入されることを特徴とする。
【0016】
このような構成を具備する各請求項に係る発明は、以下の作用をなすものである。
【0017】
請求項1〜の放散管設置治具によると、管路の穿孔部に装着される台座を用いて、この台座の取り付け開口に筒状具を取り付け、放散管の下端を筒状具に直接挿入するか或いは筒状具に挿入したアダプタ管に放散管を接続することで、管路に対して放散管を垂直に設置する。これによると、放散管は管路の穿孔を気密に囲う台座に筒状具を介して設置されることになり、放散管設置箇所の気密性が向上すると共に、強固な設置が可能になる。
【0018】
そして、筒状具の構造としては、円筒状の内面に当接段部を形成して、挿入される放散管又はアダプタ管の下端をこの当接段部に当接させるようにしているので、筒状具と放散管又はアダプタ管との気密性も確保することができる。この気密性は当接段部の当接面にゴム材等のシール部材を介在させることで更に向上させることができる。
【0019】
また、この筒状具には上端から当接段部の下方に至るスリットが形成されており、筒状具に放散管又はアダプタ管を挿入した状態で、このスリットの当接段部から下方の部分に間隙が形成される構造となっている。このような構造とすることで、管路内に挿入された管路遮断用バッグのエアー注入ホースを間隙に挿通して放散管外に引き出すことができるようになり、引き出されたエアー注入ホースの端部にバルブ或いは圧力計を装着することで、管路遮断用バッグの加圧状態を確実に維持管理することが可能になる。
【0020】
更には、台座における取り付け開口の周囲にノーブロー作業バッグを装着する装着部を形成し、アダプタ管にノーブロー作業バッグの上部開口を塞ぐ拡径部を形成することで、放散管の設置箇所の周辺をノーブロー作業バッグで気密に覆うことが可能になる。これによると、仮に放散管設置箇所から管内流体が放出した場合にも周囲(立坑内)に充満することが無く、更に安全性を確保することが可能になる。
【0021】
そして、前述した台座として穿孔機用台座を用いることで、既存の設備を用いた経済的な作業を可能にすると共に、ノーブロー作業バッグとの組み合わせで穿孔から放散管設置に至る作業を一連のノーブロー作業により行うことが可能になる。
【0022】
請求項4〜6における放散管の設置方法によると、管路に台座を装着した後の作業は、台座の取り付け開口の周囲に装着されたノーブロー作業バッグ内で行うことができる。したがって、台座の取り付け開口に筒状具を取り付ける作業、及び筒状具に放散管の下端又は放散管が接続されるアダプタ管の下端を挿入する作業をノーブロー作業で行うことが可能になる。そして、ノーブロー作業バッグの上部開口を塞ぐ拡径部を設けたアダプタ管を用いることで、放散管の設置後における安全性を確保することができる。
【0023】
更には、前述の当接段部及びスリットを有する筒状具を用いることにより、ノーブロー作業バッグ内で台座に筒状具を取り付けた後、筒状具を介して管路内に管路遮断用バッグを挿入し、管路遮断用バッグのエアー注入用ホースをスリットに挿通させ、この状態で放散管又はアダプタ管の下端を筒状具に挿入してその下端を当接段部に当接させることで、管路遮断用バッグのエアー注入用ホースをスリット下方の間隙から放散管の外に引き出すことが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る放散管設置治具を説明する説明図(部分断面図)である。放散管設置治具は、穿孔1aが形成された管路1に対して放散管Cを設置するための治具であって、管路1に装着される台座2に取り付けられる筒状具3を少なくとも備え、更には筒状体3と放散管Cとを接続するアダプタ管4を備えるものであって、必要に応じて図示省略したノーブロー作業バッグとの組み合わせで用いられるものである。
【0025】
管路1に装着される台座2は、穿孔機用台座を代用したものであって、管路1に対してチェーン2Aを巻き回して装着されるものである。この台座2は管路1に形成された穿孔1aを気密に囲うシール部2Bを備えており、穿孔1a上に開口する取り付け開口2aを有するものである。また、取り付け開口2a外側の周囲には、ノーブロー作業バッグ(図示省略)を装着する装着部2b(溝部)を有している。
【0026】
このような台座2の取り付け開口2aには、そのねじ部に結合される結合アダプタ3Aを介して筒状具3が取り付けられる。筒状具3は、円筒状の治具であって取り付け時に穿孔1a上に臨む開口が形成されており、その内面に当接段部3aが形成されている。この当接段部3a上には必要に応じてゴム材等のシール材3bが設けられている。また、筒状具3には、その上端から当接段部3aの下方に至るスリット3cが左右対称位置に2箇所形成されている。
【0027】
この筒状具3には、アダプタ管4の下端が挿入されて、その下端が当接段部3aにシール材3bを介して当接される。このアダプタ管4は、異径管継ぎ手4Aによって拡径部4Bが接続され、また、異径管継ぎ手4Cによって放散管Cが上端に接続されるものである。この拡径部4Bの外径は、図示省略したノーブロー作業バッグの上部開口を塞ぐように、この上部開口(70φ)よりやや大きい径(75φ)に設定されている。
【0028】
筒状具3としては、ここではアダプタ管の下端が挿入されるものを例にして説明しているが、放散管Cの下端が直接挿入されるものであって、前述の当接段部3a及びスリット3cを有する構造としてもよいし、また、結合アダプタ3Aを介することなく直接台座2に取り付けられる構造としてもよい。
【0029】
この筒状具3に放散管C又はアダプタ管4を挿入して、その下端を当接段部3aに当接させると、筒状具3に形成されたスリット3cの当接段部3aより下方には間隙Fが形成される。この間隙Fは、穿孔1aから管路1内に挿入される管路遮断用バッグ(図示省略)のエアー注入ホースを放散管Cの外に引き出すために設けられるものであり、ホースの外径よりやや小さい径を有する間隙として、ホースが間隙Fを挿通した状態でも気密性が確保できるようにしている。
【0030】
このような構造の放散管設置治具によると、穿孔機用として管路1に気密且つ強固に装着された台座2を用いて、この台座2に筒状具3を気密に取り付け、筒状具3内に放散管C又は放散管Cが接続されるアダプタ管4を挿入して固定しており、筒状具3と放散管C又はアダプタ管4との結合に対しても気密性の高い構造としているので、放散管Cを管路1に対して強固且つ高い気密性を維持した状態で設置することができる。
【0031】
また、放散管Cを管路1に対して設置した状態で、スリット3cの下方に形成される間隙Fから管路遮断用バッグのエアー注入ホースを気密を保持した状態で引き出すことができるので、このホースの端部にバルブ及び圧力計を装着して管路遮断用バッグの加圧状態を外部から確認することが可能になる。
【0032】
更には、台座2の装着部2bにノーブロー作業バッグを装着し、そのノーブロー作業バッグの上部開口をアダプタ管4の拡径部4Bが塞ぐようにして、放散管Cが設置された周囲をノーブロー作業バッグで覆うことにより、この放散管設置箇所から管路流体が放出したとしても放出された管路流体はノーブロー作業バッグ内に収まり、周囲の作業領域に放出されることがない。
【0033】
以下に、前述の放散管設置治具を用いて管路に放散管を設置する方法を説明する。図2〜図5は、この放散管設置方法の手順を示す説明図である。
【0034】
図2において、管路1に対して穿孔機用の台座2が装着されて、穿孔機Hによる穿孔作業が終了すると、台座2の装着部2bにノーブロー作業バッグGが装着される。そして、このノーブロー作業バッグGの上部開口G1から挿入される手作業によって、穿孔機Hを台座2から外し、この台座2の取り付け開口に筒状具3における結合アダプタ3Aをねじ込んで取り付ける。
【0035】
次に、図3において、ノーブロ作業バッグG内の作業によって、台座2に取り付けられた筒状具3の上方から管路遮断用バッグB1,B2を管路1内に挿入する。この際、管路遮断用バッグB1,B2のエアー注入ホースb1,b2は、専用の孔からノーブロー作業バッグG外に引き出されている。
【0036】
そして、図4に示すように、エアー注入ホースb1,b2の端部に圧力計付きバルブIを装着して管路1内の管路遮断用バッグB1,B2を膨張させ、管路1を遮断する。その後に、エアー注入ホースb1,b2を筒状具3のスリット3c内に挿通させる。
【0037】
図5において、放散管Cが接続されたアダプタ管4をノーブロー作業バッグGの上部開口G1から挿入してノーブロー作業バッグG内でアダプタ管4の下端を筒状具3に挿入する。これによって、筒状具3の下方に形成される間隙にエアー注入ホースb1,b2が挿通された状態となって、アダプタ管4及び放散管Cが筒状具3によって垂直に固定される。この際、アダプタ管4に設けられた拡径部4Bによってノーブロー作業バッグGの上部開口部G1が塞がれ、ノーブロー作業バッグGの気密性が確保される。最後に、エアー注入ホースb1,b2の端部を放散管Cの周辺に固定手段Jで固定して作業を終了する。
【0038】
このような放散管の設置方法によると、管路1に対して穿孔作業を行った後、穿孔機用の台座2を代用して、以後の作業をノーブロー作業バッグGを用いたノーブロー作業で完結させることができる。また、この際使用したノーブロー作業バッグをそのまま放散管設置箇所に装着しておくことにより、設置箇所の保安性を向上させることもできる。また、穿孔機用の台座を代用することにより、治具を取り付けるだけで新たな設備を用意する必要がないので経済的である。更には、エアー注入ホースb1,b2を外部に引き出すことができるので、管路遮断用バッグB1,B2の状態を確認することも可能になる。
【0039】
なお、前述の説明では、台座2として、チェーン2Aによって管路に装着するサドル式のものを例に挙げて説明しているが、台座の形態としては特にこれに限られるものではなく、管路に形成される穿孔を気密に囲って、この穿孔上に取り付け開口を有するものであればよい。特に、管路としてPE管を対象とする場合には、クランプ式の台座が用いられる。
【0040】
【発明の効果】
本発明はこのように構成されるので、管路に形成された穿孔上に立てられる放散管の設置を、粘土等のシールを用いることなく、強固且つ気密性の高いものにすると共に、更に保安性を高めて穿孔から放出される管内流体が立坑内に流出しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る放散管設置治具を説明する説明図(部分断面図)である。
【図2】本発明の放散管設置方法の手順を示す説明図である。
【図3】本発明の放散管設置方法の手順を示す説明図である。
【図4】本発明の放散管設置方法の手順を示す説明図である。
【図5】本発明の放散管設置方法の手順を示す説明図である。
【図6】従来技術を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 管路
2 台座
2A チェーン
3 筒状具
3A 結合アダプタ
4 アダプタ管
4A,4C 異径管継ぎ手
4B 拡径部

Claims (6)

  1. 管路に形成した穿孔上に立てられる放散管を前記管路に対して設置する放散管設置治具であって、
    前記穿孔を気密に囲って前記管路に装着されると共に該穿孔上に取り付け開口を有する台座を用い、該台座の前記取り付け開口に気密に取り付けられて、前記放散管の下端又は該放散管が接続されるアダプタ管の下端が挿入される筒状具を備え、
    前記筒状具には、前記放散管又はアダプタ管の下端が当接する当接段部が内面に形成されると共に、上端から該当接段部の下方に至るスリットが形成され、該スリットによって、前記当接段部の下方に管路遮断用バッグのエアー注入ホースが挿通可能な間隙が形成されることを特徴とする放散管設置治具。
  2. 前記台座における取り付け開口の周囲にはノーブロー作業バッグの装着部が形成されており、前記アダプタ管には該ノーブロー作業バッグの上部開口を塞ぐ拡径部が形成されることを特徴とする請求項に記載の放散管設置治具。
  3. 前記台座として穿孔機用台座を用いることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の放散管設置治具。
  4. 管路に形成した穿孔上に立てられる放散管を前記管路に対して設置する放散管の設置方法であって、
    前記穿孔を気密に囲って前記管路に装着されると共に該穿孔上に取り付け開口を有する台座を用いて、該取り付け開口の周囲にノーブロー作業バッグを装着し、該ノーブロー作業バッグ内で前記取り付け開口に筒状具を取り付け、前記ノーブロー作業バッグの上部開口から前記放散管を挿入して、該放散管の下端を前記筒状具に挿入し、
    前記筒状具は、前記放散管の下端が当接される当接段部が内面に形成されると共に、上端から該当接段部の下方に至るスリットが形成され、該スリットによって前記当接段部の下方に形成された間隙に管路遮断用バッグのエアー注入ホースが挿通された状態で、前記筒状具に前記放散管の下端が挿入されることを特徴とする放散管の設置方法。
  5. 管路に形成した穿孔上に立てられる放散管を前記管路に対して設置する放散管の設置方法であって、
    前記穿孔を気密に囲って前記管路に装着されると共に該穿孔上に取り付け開口を有する台座を用いて、該取り付け開口の周囲にノーブロー作業バッグを装着し、該ノーブロー作業バッグ内で前記取り付け開口に筒状具を取り付け、前記ノーブロー作業バッグの上部開口から該上部開口を塞ぐ拡径部を有するアダプタ管に接続された放散管を挿入して、該アダプタ管の下端を前記筒状具に挿入することを特徴とする放散管の設置方法。
  6. 前記筒状具は、前記アダプタ管の下端が当接される当接段部が内面に形成されると共に、上端から該当接段部の下方に至るスリットが形成され、該スリットによって前記当接段部の下方に形成された間隙に管路遮断用バッグのエアー注入ホースが挿通された状態で、前記筒状具に前記アダプタ管の下端が挿入されることを特徴とする請求項5に記載の放散管の設置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630485U (ja) * 1992-09-22 1994-04-22 三菱重工業株式会社 スクロール型流体機械

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