JP4089723B2 - 車両用フードエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図3を用いて、本発明に係る車両用フードエアバッグ装置の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
以下、図4を用いて、本発明に係る車両用フードエアバッグ装置の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、前側リインフォース80の上部に凸部84と凹部82とを交互に形成し、凸部84の上端に位置する上端部80Bをフードアウタパネル16の裏面に接着剤36で固定し、凹部82にはフードアウタパネル16の裏面から離間させて隙間86を設けたので、衝突体がフード上方側から衝突してきた場合に、エアバッグ60で衝突体の衝突エネルギーを吸収することができると共に、凹部82の形成位置ではアウタパネル16が隙間86を潰す方向へ変形することができる。つまり、隙間86をフードアウタパネル16のエネルギー吸収ストローク(ストローク)として利用することができる。従って、衝突体が歩行者であった場合の歩行者保護性能を高めることができる。
以下、図5を用いて、本発明に係る車両用フードエアバッグ装置の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態、第2実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、衝突体がフード上方側から衝突してきた場合に、エアバッグ60で衝突体の衝突エネルギーを吸収することができると共に、開口92が形成されたことにより脆弱化(低剛性化)された凸部84側でも積極的に座屈変形が生じてエネルギー吸収がなされる。また、凹部82の形成位置では、アウタパネル16は隙間86を潰す方向へ変形することができる。従って、フードアウタパネル16のエネルギー吸収ストロークが、実質的には前側リインフォース90の長手方向の全域に確保することができる。その結果、本実施形態によれば、衝突体が歩行者であった場合の歩行者保護性能を高めることができる。
以下、図6を用いて、本発明に係る車両用フードエアバッグ装置の第4実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
上記構成によっても、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。また、第2実施形態及び第3実施形態に本構造を適用すれば、第2実施形態及び第3実施形態で説明した作用・効果が得られる。
上述した第1実施形態から第3実施形態では、前側リインフォース28、80、90の全体を衝突体の衝突荷重の作用方向Fよりも車両後方側に配置したが、これに限らず、少なくとも衝突荷重に対する剛性が高い高剛性部が領域Sの範囲内、衝突荷重の作用方向Fよりも車両後方側に存在していればよい。従って、第4実施形態の前側リインフォース28のようにその長手方向の両端部28Dが前記領域Sや衝突荷重の作用方向Fよりも車両前方側に存在する構成であっても本発明に含まれる。
12 車両
14 フード
16 フードアウタパネル
18 バッグ膨出用開口部
20 フードインナパネル
22 エアバッグモジュール
28 前側リインフォース(補強部材)
28C 縦壁部(高剛性部)
30 ボルト
32 ナット
36 接着剤
48 エアバッグドア(カバー)
58 インフレータ(ガス発生手段)
60 エアバッグ
60C 車両前方側の端部(格納時におけるエアバッグの車両前方側の端部)
60D 車両前方側の端部(展開時におけるエアバッグの車両前方側の端部)
80 前側リインフォース(補強部材)
80C 縦壁部(高剛性部)
82 凹部(非固定支持部)
84 凸部(固定支持部)
90 前側リインフォース(補強部材)
90C 縦壁部(高剛性部)
92 開口(脆弱部)
Claims (6)
- フードアウタパネルにおけるフード後端側に形成されたバッグ膨出用開口部を開放可能に覆うカバーと、
このカバーの下方側に配置され、衝突体との衝突時にガスを噴出するガス発生手段と、
フードアウタパネルと当該フードアウタパネルの下面側に離間して配置されたフードインナパネルとの間に折り畳み状態で格納され、前記ガス発生手段から発生したガスの供給を受けて膨張し、前記カバーをフード外方へ展開させて少なくともフード上に膨張展開されるエアバッグと、
前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間に配置されると共に前記インフレータ及び前記エアバッグを含むエアバッグモジュールのフードへの固定部位を補強し、更に少なくとも前記フード上方側からの衝突荷重に対して剛性が高い高剛性部が、格納時におけるエアバッグの車両前方側の端部と展開時におけるエアバッグの車両前方側の端部との間の領域に配置された補強部材と、
を有することを特徴とする車両用フードエアバッグ装置。 - 前記補強部材の高剛性部は展開時におけるエアバッグの車両前方側の端部よりも所定距離だけ車両後方側へオフセットして配置されている、
ことを特徴とする請求項1記載の車両用フードエアバッグ装置。 - 前記補強部材は、バッグ膨出用開口部の車両前方側の端縁に沿うように車両幅方向に沿って延在する長尺状の部材として構成されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用フードエアバッグ装置。 - 前記補強部材はフードアウタパネルとフードインナパネルとを繋ぐ方向を高さ方向とする縦壁部を高剛性部として備えており、
当該縦壁部はフードアウタパネルの下面近傍に至る高さを有しかつフードアウタパネルへの固定部位を支持する固定支持部と、当該固定支持部よりも低い高さとされかつフードアウタパネルへの固定部位を支持しない非固定支持部と、を含んで構成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用フードエアバッグ装置。 - 前記補強部材の高さ方向の所定位置には、衝突体からの荷重入力時に当該荷重の入力部位を座屈変形させるための脆弱部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用フードエアバッグ装置。 - 前記縦壁部における固定支持部には、衝突体からの荷重入力時に当該固定支持部を座屈させる脆弱部が設けられている、
ことを特徴とする請求項4記載の車両用フードエアバッグ装置。
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