JP4084208B2 - Tile unit and tile construction method using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイルユニット及びこれを用いたタイル施工方法に関する。本発明のタイルユニット及びタイル施工方法は壁をタイル張りする場合に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、各々が同一寸法である複数枚のタイルは、個々に用意され、接着剤やセメント等によって外壁、内壁又は床の被施工面に順次固定されることにより、その施工がなされていた。これにより、外壁や内壁がタイル張りにされ、また床がタイル敷きにされることとなる。
【0003】
また、施工時に個々のタイルを一枚づつ被施工面に固定することは面倒であることから、効率的な施工のため、近年にはタイルユニットも用いられている。従来公知のタイルユニットは、各タイルと、互いの間に目地を有して通し状に配置された各タイルの裏面に貼着されたシートとからなるものである(例えば、特許文献1参照。)。このタイルユニットによれば、一度に複数枚のタイルを被施工面に固定することが可能であるため、効率的な施工を行うことができる。
【0004】
【特許文献1】
実開平7−38394号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、タイルユニットは、複数枚のタイルがシートに貼着されていることから全体の質量が大きく、被施工面に確実にタイルを固定したり、精度よく固定したりすることが困難である。すなわち、全体の質量が大きいタイルユニットは、シートの裏面を接着剤等により被施工面に固定するだけであれば、接着剤等が乾燥するまでの間、タイルユニットが被施工面から剥れたりずれたりしてしまう。このため、接着剤等の乾燥を待ちながら次のタイルユニットを施工しなければならず、施工性が十分でない。また、接着剤等が乾燥した後であっても、接着剤等の劣化や寿命等によってその接着力が低下した場合、タイルユニットを支えきれないことも起こり得る。これらを回避すべく、各タイル間の目地で露出するシートをタッカ又はビスにより被施工面に固定する場合、目地に目地材を詰めなければ意匠性が損なわれることから、この意味においてもタイルユニットの施工性が十分でない。
【0006】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、タイルユニット及びこれを用いたタイル施工方法において、優れた施工性の下、被施工面に精度よく確実にタイルを固定することができ、かつ優れた意匠性を発揮可能にすることを解決すべき課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイルユニットは、各々が同一寸法である複数枚のタイルと、各該タイルの裏面に貼着されたシートとからなるタイルユニットにおいて、
各前記タイルは、長辺と該長辺と直交する短辺とをもち、該長辺方向を長い方の対角線とし、該短辺方向を短い方の対角線とするひし形に、かつ互いの間に目地を有さずに馬張り状に配置され、前記シートは、外周に位置する該タイルより外側に突出して被施工面にタッカ又はビスにより固定される耳部を有することを特徴とする。
【0008】
本発明のタイルユニットは、各タイルが馬張り状に配置されていることから、シートが外周に位置するタイルより外側に突出する耳部を最小限の大きさで有し易い。そして、被施工面にタッカ又はビスでその耳部を固定することができる。このため、接着剤等によってタイルユニットを被施工面に接着する場合、接着剤等が乾燥するまでの間、タイルユニットの剥れやずれを防止することができる。このため、接着剤等の乾燥を待たなくても次のタイルユニットを施工することができ、優れた施工性を発揮することができる。また、接着剤等の劣化等によってその接着力が低下した場合であっても、タッカ又はビスによってタイルユニットを支え続けることができる。さらに、このタイルユニットは、各タイル間に目地を有さないことから、目地に目地材を詰めなくても優れた意匠を呈し、この意味においても優れた施工性を発揮することができる。
【0009】
したがって、本発明のタイルユニットは、優れた施工性の下、被施工面に精度よく確実にタイルを固定することができ、かつ優れた意匠性を発揮することができる。
【0010】
タイルユニットのタイルとしては、磁器質、陶器質又は石器質等のものを用いることができる。また、タイルユニットのシートは、タッカ又はビスを通し易いものであれば限定されないが、可撓性のある紙製、布製又は樹脂製等のものを用いることが好ましい。
【0011】
本発明のタイルユニットにおいて、耳部は隣接する他のタイルユニットのタイルの裏面に位置することが好ましい。こうであれば、施工後の被施工面で耳部が目立つことがなく、優れた意匠を呈する。
【0012】
この場合、耳部は隣接する他のタイルユニットのシートとは重ならないことが好ましい。こうであれば、被施工面に対して一定の厚さでタイルユニットを施工することができるからである。
【0013】
本発明のタイルユニットにおいて、シートはタイルの裏面を露出する窓を有することができる。接着剤等によってタイルユニットを被施工面に接着させる場合、タイルの裏面を露出するシートの窓によって、タイルと被施工面とを直接接着することができる。こうして、長時間を経てシートが劣化するようなことがあっても、タイルが被施工面に接着し続けることとなる。
【0014】
本発明のタイルユニットは、タイルが長辺と該長辺と直交する短辺とをもち、他のタイルユニットを短辺方向に移動させて施工されることが好ましい。短辺方向の移動は長辺方向の移動よりも短い距離で足りるため、各タイルユニットのタイル同士が干渉する距離が短く、タイルの破損を防止することができる。
【0015】
この場合、各タイルは、長辺方向を長い方の対角線とし、短辺方向を短い方の対角線とするひし形に配置される。このタイルユニットを複数枚用意し、それらを互いに係合させることにより、被施工面を隙間無く被うことができる。また、このタイルユニットは、長い方の対角線と等しい底辺を長辺方向に有する三角形型のタイルユニットと比べ、多くのタイルを一度に被施工面に固定することができ、効率がよい。また、このタイルユニットを切断することにより、三角形型に配置されたタイルユニットを得ることができる。そのタイルユニットは、各タイルが長辺方向に底辺を有する三角形型に配置される。このタイルユニットは底辺の長い三角形型となり、この三角形型のタイルユニットと上下を逆にした同一のタイルユニットとを順次係合することにより、被施工面を隙間無く被うことができる。なお、本発明のタイルユニットは、各タイルが平行四辺形型に配置されていてもよい。
【0016】
本発明のタイル施工方法は本発明のタイルユニットを用いるものである。このタイル施工方法は、長辺方向を長い方の対角線とし、短辺方向を短い方の対角線とするひし形に配置されたタイルユニットや、長辺方向に底辺を有する三角形型に配置されたタイルユニットを複数枚用意する第1工程と、各タイルユニットが長辺方向で整列するように耳部を被施工面に固定する第2工程と、他の各タイルユニットを短辺方向に移動させつつ耳部を被施工面に固定する第3工程とを備えたことを特徴とする。
【0017】
本発明のタイル施工方法では、第1工程において、長辺方向に底辺を有する三角形型に配置されたタイルユニットを複数枚用意する。そして、第2工程において、各タイルユニットが長辺方向で整列するように耳部を被施工面に固定する。この後、第3工程において、他の各タイルユニットを短辺方向に移動させつつ耳部を被施工面に固定する。その際、他の各タイルユニットを上下逆にすることで、第2工程で固定された各タイルユニットと他の各タイルユニットとを互いに係合させることができる。こうして、複数枚のタイルユニットで被施工面を隙間無く被うことができる。また、短辺方向の移動は長辺方向の移動よりも短い距離で足りるため、各タイルユニットのタイル同士が干渉する距離が短く、タイルの破損を防止することができる。
【0018】
したがって、本発明のタイル施工方法は、優れた施工性の下、被施工面に精度よく確実にタイルを固定することができ、かつ優れた意匠性を発揮することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態1、2等を図面を参照しつつ説明する。
【0020】
(実施形態1)
実施形態1のタイルユニットU10は、図1(a)に示すように、各々が同一寸法である9枚のタイル10と、各タイル10の裏面に貼着されたシート20とからなる。
【0021】
タイル10は、長辺10bと、この長辺10bと直交する短辺10aとをもつ長方形のレンガタイルである。このタイルユニットU10では、1枚のタイル10が長辺10b方向に並べられ、1枚のタイル10の上に2枚のタイル10が長辺10b方向に並べられ、2枚のタイル10の上に3枚のタイル10が長辺10b方向に並べられ、3枚のタイル10上に2枚のタイル10が長辺10bに並べられ、2枚のタイル10の上に1枚のタイル10が長辺10b方向に並べられている。その際、2枚の各タイル10が互いに接する境界下に1枚のタイル10の中心が位置している。こうして、9枚のタイル10が互いの間に目地を有さずに馬張り状に配置されている。より具体的には、9枚のタイル10は、長辺10b方向を長い方の対角線とし、短辺10a方向を短い方の対角線とするひし形に配置されている。
【0022】
各タイル10の裏面には、図1(b)に示すように、長い方の対角線が各タイル10長辺10bの3倍と等しく、短い方の対角線が各タイル10の短辺10aの6倍に等しいひし形のシート20が接着剤により貼着されている。シート20は、厚手の紙製のものであり、各タイル10を配置する位置には各タイル10の裏面を露出する窓20aを有している。各窓20aは長辺10b方向にスリット形状をなしている。
【0023】
このタイルユニットU10では、図1に示すように、各タイル10がひし形に配置されていることから、シート20が外周に位置するタイル10より外側に突出する耳部20bを最小限の大きさで有している。各耳20bは、隣接する他のタイルユニットU10のタイル10の裏面に位置するとともに、隣接する他のタイルユニットU10のシート20とは重ならないようになっている。
【0024】
また、このタイルユニットU10は、図2に示すように、長い方の対角線に沿って、つまり長辺10b方向に2枚並べられたタイル10と、その上で長辺方向に3枚並べられたタイル10との間により、3枚のタイルユニットU11aと、6枚のタイルユニットU11bとに切断することができる。タイルユニットU11a、U11bは、タイル10が長辺10b方向に底辺を有する三角形型に配置されている。
【0025】
さらに、このタイルユニットU10は、図3に示すように、短い方の対角線に沿って3枚と0.5枚の3枚分とからなる2組のタイルユニットU12に切断することができる。但し、タイルユニットU12は、3枚のタイル10が短辺方向10aに切断辺10cを有することとなる。
【0026】
複数枚のタイルユニットU10、11a、11b、12を互いに係合させることにより、例えば内壁の被施工面を被うことができる。例えば、図5に示すように、出隅のない壁である被施工面Wをタイル張りする場合、以下に示すタイル施工方法によって被施工面Wを隙間無く被うことができる。まず、図4に示すように、第1工程S10において、上述したタイルユニットU10等を複数枚用意する。そして、各タイルユニットU10等のシート20の裏側及び各窓20aに接着剤を塗布する。
【0027】
次に、第2工程S20において、図5に示すように、複数枚のタイルユニットU11bのシート20側を被施工面Wの底辺側に対面させて配置し、図示しないタッカ又はビスで各タイルユニットU11bの耳部20bを被施工面Wに固定する。これにより、被施工面Wの底辺では、各タイルユニットU11bが長辺10b方向に連続して整列することとなる。また、各タイルユニットU11bの上側には、上方に開く谷間が連続して形成されることとなる。
【0028】
次いで、図4に示す第3工程S30において、まず、図6に示すように、タイルユニットU12の切断辺10cと被施工面Wの側辺とを一致させながら、タイルユニットU12のシート20側を被施工面Wの側辺側に対面させて配置する。そして、タイルユニットU12を短辺10a方向に移動させる。これにより、被施工面Wの側辺では、タイルユニットU11bとタイルユニットU12とが互いに係合することとなる。そして、図示しないタッカ又はビスでタイルユニットU12の耳部20bを被施工面Wに固定する。
【0029】
また、図7に示すように、複数枚のタイルユニットU11bの上側にタイルユニットU10のシート20側を被施工面Wに対面させて配置する。そして、タイルユニットU10を短辺10a方向に移動させ、複数枚のタイルユニットU11bの上側で形成される谷間に係合させる。そして、図示しないタッカ又はビスでタイルユニットU10の耳部20bを被施工面Wに固定する。これにより、被施工面Wの底辺では、各タイルユニットU11bが長辺10b方向に連続して整列することとなる。また、各タイルユニットU11bの上側には、上方に開く谷間が連続して形成されることとなる。
【0030】
この後、その谷間において、同様に、上下を逆にしたタイルユニットU11bを短辺10a方向に移動させる。こうして、第2工程S20及び第3工程S30を繰り返し、図9に示すように、複数枚のタイルユニットU10等で被施工面Wを隙間無く被うことができる。なお、上下を逆にしたタイルユニットU11bに代え、タイルユニットU11aを用いることもできる。また、タイルユニットU10をさらに上方向に係合させていってもよい。
【0031】
こうして、接着剤によってタイルユニットU10等を被施工面Wに接着する場合、接着剤が乾燥するまでの間、タイルユニットU10等の剥れやずれを防止することができる。このため、接着剤の乾燥を待たなくても次のタイルユニットU10等を施工することができ、優れた施工性を発揮することができる。また、接着剤の劣化等によってその接着力が低下した場合であっても、タッカ又はビスによってタイルユニットU10等を支え続けることができる。さらに、各タイルユニットU10等は、各タイル10間に目地を有さないことから、目地に目地材を詰めなくても優れた意匠を呈し、この意味においても優れた施工性を発揮することができる。
【0032】
また、第3工程S30を行う際、タイルユニットU10等の耳部20bは、隣接する他のタイルユニットU10等のタイル10の裏面に位置するため、施工後の壁で耳部20bが目立つことがなく、優れた意匠を呈する。また、各耳部20bがタイルユニットU10等のシート20とは重ならないため、被施工面Wに対して一定の厚さでタイルユニットU10〜12を施工することができる。
【0033】
さらに、タイルユニットU10等では、シート20がタイル10の裏面を露出する窓20aを有するため、タイル10と被施工面Wとを直接接着剤によって接着することができる。こうして、長時間を経てシート20が劣化するようなことがあっても、タイル10が被施工面Wに接着し続けることとなる。
【0034】
また、タイルユニットU10等がタイル10が短辺10aと長辺10bとをもち、他のタイルユニットU10等を短辺10a方向に移動させて施工するため、各タイルユニットU10等のタイル10同士が干渉する距離が短く、タイル10の破損を防止することができる。特に、タイルユニットU10を切断するだけで、タイルユニットU11a、11b、12を得ることができる。そして、タイルユニットU10等であれば、被施工面Wを隙間無く被い易い。
【0035】
したがって、このタイルユニットU10等及びタイル施工方法によれば、優れた施工性の下、被施工面Wに精度よく確実にタイル10を固定することができ、かつ優れた意匠性を発揮することができる。
【0036】
(変形形態1)
変形形態1において、例えば、出隅W1のある被施工面Wをタイル張りする場合、上記実施形態1のタイル施工方法を行う前に、図10及び図11に示すタイルユニットU13及びU14を用いる。
【0037】
図10に示すタイルユニットU13は、長辺方向から見てL字形状をなす6枚のタイル12を備えている。各タイル12は、上記実施形態1のタイル10と、このタイル10の長辺10bの長さを半分にしたタイル11とがそれぞれの短辺10aで垂直に接続されることによって、L字形状をなしている。3枚のタイル12に備えられた各タイル10と、残りの3枚のタイル12に備えられた各タイル11とが交互に並べられることによって、タイルユニットU13が構成されている。
【0038】
タイルユニットU13の内側には、多角形をなすシート20が接着剤により貼着されている。シート20は、タイルユニットU13の外周において耳部20bが突出するようになっており、各タイル10、11を配置する位置に各タイル10、11の裏面を露出する窓20aを有している。各窓20aは長辺方向10bにスリット形状をなしている。
【0039】
また、図11(a)に示すタイルユニットU14は、上記実施形態1の1枚のタイル10が短辺10aを挟んで2枚のタイル10で挟まれている。1枚のタイル10の一端は、2枚のタイル10の中央に位置している。こうして、3枚のタイル10が馬張り状に配置されている。
【0040】
図11(b)に示すように、タイルユニットU14の裏側には、多角形のシート20が接着剤により貼着されている。シート20は、タイルユニットU14の外周において耳部20bが突出するようになっており、各タイル10を配置する位置に各タイル10の裏面を露出する窓20aを有している。各窓20aは長辺方向10bにスリット形状をなしている。
【0041】
複数枚のタイルユニットU10、11a、11b、13、14を互いに係合させることにより、被施工面Wを被うことができる。その際、まず、各タイルユニットU10等の裏側及び各窓20aには接着剤が塗布される。そして、図12に示すように、被施工面Wの出隅W1にタイルユニットU13のシート20側を対面させて配置し、図示しないタッカ又はビスでタイルユニットU13の耳部20bを被施工面Wに固定する。
【0042】
次に、図13に示すように、タイルユニットU14における2枚のタイル10の短辺10a側と、タイルユニットU13における2枚のタイル11の短辺10a側とを一致させながら、タイルユニットU14のシート20側を被施工面Wに対面させて配置する。これにより、タイルユニットU14を長辺10b方向に移動させる。被施工面Wの出隅W1では、タイルユニットU13とタイルユニットU14とが互いに係合することとなる。そして、図示しないタッカ又はビスでタイルユニットU14の耳部20bを被施工面Wに固定する。
【0043】
次いで、図14に示すように、タイルユニットU11bのシート側20を被施工面Wの底辺側に対面させて配置する。そして、タイルユニットU11を長辺10b方向に移動させる。これにより、被施工面Wでは、タイルユニットU11b、U13及びU14が互いに係合することとなる。そして、図示しないタッカ又はビスでタイルユニットU11bの耳部20bを被施工面Wに固定する。
【0044】
次に、図15に示すように、被施工面Wの出隅W1に固定したタイルユニットU13の上に他のタイルユニットU13を上述と同様に固定する。そして、図16に示すように、他のタイルユニットU14も上述と同様に固定する。こうして、図17に示すように、下段のタイルユニットU11、U13及びU14と上段のタイルユニットU13及びU14との間には、水平方向に開く谷間が形成されることとなる。その谷間において、タイルユニットU10のシート側20を被施工面Wに対面させて配置し、タイルユニットU10を長辺10b方向に移動させる。これにより、被施工面Wでは、タイルユニットU10がタイルユニットU13及びU14に係合することとなる。そして、図示しないタッカ又はビスでタイルユニットU10の耳部20bを被施工面Wに固定する。こうして、図18に示すように、下段のタイルユニットU11と上段のタイルユニットU10との間には、水平方向に開く谷間が形成されることとなる。そして、別のタイルユニットU10を上述と同様に固定する。また、図19に示すように、別のタイルユニットU11を別のタイルユニットU10と係合させながら、上述と同様に固定する。
【0045】
こうして、図20に示すように、被施工面Wの出隅W1の高さまでタイルユニットU10、11、13及び14を施工した後、実施形態1のタイル施工方法を行うことができる。他の構成及び作用効果は実施形態1と同様である。
【0046】
(実施形態2)
実施形態2のタイルユニットU20は、図21に示すように、実施形態1と同様のタイル10を10枚備えており、各タイル10の裏面にシート20が貼着されている。
【0047】
このタイルユニットU20では、4枚のタイル10が長辺10b方向に並べられ、4枚のタイル10の上に3枚のタイル10が長辺10b方向に並べられ、3枚のタイル10の上に2枚のタイル10が長辺10b方向に並べられ、2枚のタイル10上に1枚のタイル10が長辺10bに並べられている。各タイル10が互いに接する境界上にタイル10の中心が位置している。こうして、10枚のタイル10が互いの間に目地を有さずに馬張り状に配置されている。より具体的には、10枚のタイル10は、長辺10b方向に底辺を有する三角形型に配置されている。
【0048】
各タイル10の裏面には、図22に示すように、底辺が波形である略三角形のシート20が接着剤により貼着されている。シート20は、厚手の紙製のものであり、各タイル10を配置する位置に各タイル10の裏面を露出する窓20aを有している。各窓20aは長辺10b方向にスリット形状をなしている。
【0049】
このタイルユニットU20では、図21に示すように、各タイル10が三角形型に配置されていることから、シート20が外周に位置するタイル10より外側に突出する耳部20bを最小限の大きさで有している。各耳20bは、隣接する他のタイルユニットU20のタイル10の裏面に位置するとともに、隣接する他のタイルユニットU20のシート20とは重ならないようになっている。
【0050】
このタイルユニットU20は、上下を逆にしたタイルユニットU20と順次係合させることにより、以下に示すタイル施工方法によって被施工面Wを隙間無く被うことができる。まず、図4に示すように、第1工程S10において、上述したタイルユニットU20を複数枚用意する。そして、各タイルユニットU20のシート20の裏側には接着剤が塗布される。
【0051】
次に、第2工程S20において、図23に示すように、各タイルユニットU20のシート20側を図示しない被施工面Wの底辺側に対面させて配置し、図示しないタッカ又はビスで各タイルユニットU20の耳部20bを被施工面Wに固定する。これにより、被施工面Wでは、各タイルユニットU20が長辺10b方向に連続して整列することとなる。また、各タイルユニットU20の上側には、上方に開く谷間が連続して形成されることとなる。
【0052】
次いで、図4に示す第3工程S30において、図24に示すように、上下を逆にしたタイルユニットU20を短辺10a方向に移動させる。これにより、第2工程S20で固定された各タイルユニットU20の間に上下を逆にしたタイルユニットU20を互いに係合させる。そして、図示しないタッカ又はビスでタイルユニットU20の耳部20bを被施工面Wに固定する。図25に示すように、第2工程S20及び第3工程S30を繰り返し、複数枚のタイルユニットU20で被施工面Wを隙間無く被うことができる。
【0053】
このタイルユニットU20によれば、各タイル10が長辺10b方向に底辺を有する三角形型に配置されているため、被施工面Wを隙間無く被い易い。他の作用効果は実施形態1と同様である。
【0054】
(変形形態2)
なお、変形形態2として、タイルユニットは、図26(a)に示すように、各タイル10が平行四辺形型に配置されていてもよい。このようなタイルユニットでも、上述したタイル施工方法で施工することができ、同様の作用効果を発揮することができる。
【0055】
また、他の変形形態として、タイルユニットは、図26(b)に示すように、長辺10b方向に並べられた2枚のタイル10が1枚のタイル10によって上下に挟み込まれたサンドイッチ型に各タイル10が配置されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係り、図(a)はタイルユニットの表面図であり、図(b)はタイルユニットの裏面図である。
【図2】実施形態1に係り、切断したタイルユニットの表面図である。
【図3】実施形態1に係り、切断した他のタイルユニットの表面図である。
【図4】実施形態1、2に係り、タイル施工方法の工程図である。
【図5】実施形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図6】実施形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図7】実施形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図8】実施形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図9】実施形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図10】変形形態1に係り、タイルユニットの表面図である。
【図11】変形形態1に係り、図(a)は他のタイルユニットの表面図であり、図(b)は他のタイルユニットの裏面図である。
【図12】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図13】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図14】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図15】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図16】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図17】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図18】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図19】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図20】変形形態1に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図21】実施形態2に係り、タイルユニットの表面図である。
【図22】実施形態2に係り、タイルユニットの裏面図でである。
【図23】実施形態2に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図24】実施形態2に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図25】実施形態2に係り、タイル施工方法を示す被施工面の正面図である。
【図26】変形形態2に係り、図(a)、(b)は他のタイルユニットの表面図である。
【符号の説明】
U10、11a、11b、12、13、14、20…タイルユニット
10…タイル
20…シート
20b…耳部
20a…窓
10a…短辺
10b…長辺
S10…第1工程
S20…第2工程
S30…第3工程[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tile unit and a tile construction method using the tile unit. The tile unit and the tile construction method of the present invention are suitable for use when tiled walls.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a plurality of tiles each having the same size are prepared individually, and are applied by being sequentially fixed to a work surface of an outer wall, an inner wall, or a floor with an adhesive, cement, or the like. As a result, the outer and inner walls are tiled, and the floor is tiled.
[0003]
In addition, since it is troublesome to fix individual tiles to the construction surface one by one at the time of construction, tile units have been used in recent years for efficient construction. A conventionally known tile unit is composed of each tile and a sheet attached to the back surface of each tile that has a joint between them and is arranged in a threaded manner (see, for example, Patent Document 1). ). According to this tile unit, a plurality of tiles can be fixed to the construction surface at a time, so that efficient construction can be performed.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 7-38394
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the tile unit has a plurality of tiles attached to the sheet, the entire mass is large, and it is difficult to reliably fix the tile to the work surface or to fix the tile accurately. In other words, if the tile unit with a large overall mass is only fixed to the work surface with the adhesive, etc., the tile unit may peel off from the work surface until the adhesive is dried. It will shift. For this reason, the next tile unit must be constructed while waiting for drying of the adhesive or the like, and the workability is not sufficient. Further, even after the adhesive or the like is dried, the tile unit may not be supported if the adhesive strength is reduced due to deterioration or the life of the adhesive or the like. In order to avoid these, when fixing the sheet exposed at the joint between the tiles to the work surface with tacker or screws, the design is impaired unless the joint material is packed in the joint. The workability is not enough.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described conventional situation, and in a tile construction method and a tile construction method using the tile unit, the tile can be accurately and reliably fixed to the construction surface under excellent workability. And making it possible to demonstrate excellent design properties is an issue to be solved.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The tile unit of the present invention is a tile unit comprising a plurality of tiles each having the same dimensions and a sheet adhered to the back surface of each tile.
Each tile is A rhombus having a long side and a short side orthogonal to the long side, the long side direction being a longer diagonal, and the short side direction being a short diagonal; and It is arranged in a horseshoe shape without having a joint between each other, and the sheet has an ear portion that protrudes outward from the tile located on the outer periphery and is fixed to a work surface by a tacker or a screw. And
[0008]
In the tile unit of the present invention, since the tiles are arranged in a horseshoe shape, the sheet tends to have a minimum size of an ear portion that protrudes outward from the tile located on the outer periphery. And the ear | edge part can be fixed to a construction surface with a tacker or a screw. For this reason, when the tile unit is bonded to the construction surface with an adhesive or the like, it is possible to prevent the tile unit from being peeled off or displaced until the adhesive or the like is dried. For this reason, the next tile unit can be constructed without waiting for drying of the adhesive or the like, and excellent workability can be exhibited. Further, even when the adhesive force is reduced due to deterioration of the adhesive or the like, the tile unit can be continuously supported by the tacker or the screw. Furthermore, since this tile unit does not have joints between the tiles, an excellent design can be exhibited without filling joints in the joints, and excellent workability can also be exhibited in this sense.
[0009]
Therefore, the tile unit of the present invention can fix the tile accurately and reliably on the work surface under excellent workability, and can exhibit excellent design.
[0010]
As the tile of the tile unit, porcelain, ceramic, stone, or the like can be used. Further, the tile unit sheet is not limited as long as it can easily pass through the tacker or screw, but it is preferable to use a sheet made of flexible paper, cloth or resin.
[0011]
In the tile unit of the present invention, the ear is preferably located on the back surface of the tile of another adjacent tile unit. If it is like this, an ear | edge part does not stand out on the to-be-constructed surface after construction, and exhibits the outstanding design.
[0012]
In this case, it is preferable that the ear portion does not overlap the sheet of another adjacent tile unit. This is because the tile unit can be constructed with a certain thickness on the work surface.
[0013]
In the tile unit of the present invention, the sheet may have a window exposing the back surface of the tile. When the tile unit is adhered to the construction surface by an adhesive or the like, the tile and the construction surface can be directly adhered by the window of the sheet exposing the back surface of the tile. Thus, even if the sheet deteriorates after a long time, the tile continues to adhere to the work surface.
[0014]
The tile unit of the present invention has a long side and a short side orthogonal to the long side. The It is preferable that construction is performed by moving other tile units in the short side direction. Since the movement in the short side direction requires a shorter distance than the movement in the long side direction, the distance at which the tiles of each tile unit interfere with each other is short, and the tile can be prevented from being damaged.
[0015]
In this case, each tile is arranged in a rhombus with the long side direction as the long diagonal and the short side as the short diagonal. The By preparing a plurality of tile units and engaging them with each other, the work surface can be covered without any gaps. Moreover, this tile unit can fix many tiles to a construction surface at a time, and is efficient compared with the triangular tile unit which has a base equal to a longer diagonal in the long side direction. Further, by cutting this tile unit, a tile unit arranged in a triangle shape can be obtained. The tile units are arranged in a triangle shape with each tile having a bottom side in the long side direction. The The tile unit has a triangular shape with a long base, and the surface to be processed can be covered without a gap by sequentially engaging the triangular tile unit and the same tile unit upside down. In the tile unit of the present invention, each tile may be arranged in a parallelogram shape.
[0016]
The tile construction method of the present invention uses the tile unit of the present invention. This tile construction method is a tile unit arranged in a rhombus with the long side direction as a long diagonal line and a short side direction as a short diagonal line, or a tile unit arranged in a triangular shape having a bottom side in the long side direction. A first step of preparing a plurality of sheets, a second step of fixing the ear portion to the construction surface so that the tile units are aligned in the long side direction, and the ears while moving the other tile units in the short side direction. And a third step of fixing the part to the work surface.
[0017]
In the tile construction method of the present invention, in the first step, a plurality of tile units arranged in a triangular shape having a bottom side in the long side direction are prepared. And in a 2nd process, an ear | edge part is fixed to a to-be-processed surface so that each tile unit may align in a long side direction. Then, in a 3rd process, an ear | edge part is fixed to a construction surface, moving each other tile unit to a short side direction. At that time, by turning the other tile units upside down, the tile units fixed in the second step and the other tile units can be engaged with each other. In this way, it is possible to cover the construction surface with a plurality of tile units without gaps. Further, since the movement in the short side direction requires a shorter distance than the movement in the long side direction, the distance at which the tiles of each tile unit interfere with each other is short, and the tile can be prevented from being damaged.
[0018]
Therefore, the tile construction method of the present invention can fix the tile accurately and reliably on the construction surface with excellent workability, and can exhibit excellent design.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments 1, 2 and the like embodying the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0020]
(Embodiment 1)
As shown in FIG. 1A, the tile unit U <b> 10 according to the first embodiment includes nine
[0021]
The
[0022]
On the back surface of each
[0023]
In the tile unit U10, as shown in FIG. 1, since the
[0024]
In addition, as shown in FIG. 2, the tile unit U10 is arranged along the longer diagonal line, that is, two
[0025]
Further, as shown in FIG. 3, the tile unit U10 can be cut into two sets of tile units U12 including three sheets and three sheets of 0.5 sheets along the shorter diagonal line. However, in the tile unit U12, the three
[0026]
By engaging the plurality of tile units U10, 11a, 11b, and 12 with each other, for example, the construction surface of the inner wall can be covered. For example, as shown in FIG. 5, when a work surface W that is a wall without a corner is tiled, the work surface W can be covered without a gap by the tile construction method described below. First, as shown in FIG. 4, in the first step S10, a plurality of tile units U10 and the like described above are prepared. Then, an adhesive is applied to the back side of the
[0027]
Next, in the second step S20, as shown in FIG. 5, the tile unit U11b is placed with the
[0028]
Next, in the third step S30 shown in FIG. 4, first, as shown in FIG. 6, the
[0029]
In addition, as shown in FIG. 7, the
[0030]
Thereafter, in the valley, similarly, the tile unit U11b that is upside down is moved in the direction of the
[0031]
Thus, when the tile unit U10 or the like is adhered to the work surface W by the adhesive, it is possible to prevent the tile unit U10 or the like from being peeled off or displaced until the adhesive is dried. For this reason, even if it does not wait for drying of an adhesive agent, the next tile unit U10 grade | etc., Can be constructed, and the outstanding workability can be exhibited. Further, even when the adhesive force is reduced due to deterioration of the adhesive or the like, the tile unit U10 or the like can be continuously supported by the tacker or the screw. Furthermore, since each tile unit U10 or the like does not have joints between the
[0032]
Moreover, when performing 3rd process S30, since the ear | edge
[0033]
Further, in the tile unit U10 and the like, the
[0034]
Further, since the tile unit U10 and the like have the
[0035]
Therefore, according to the tile unit U10 and the like and the tile construction method, the
[0036]
(Modification 1)
In the first modification, for example, in the case where the construction surface W having the protruding corner W1 is tiled, before performing the tile construction method of the first embodiment, the tile unit U13 shown in FIGS. U 14 is used.
[0037]
The tile unit U13 shown in FIG. 10 includes six
[0038]
A
[0039]
In addition, in the tile unit U14 shown in FIG. 11A, one
[0040]
As shown in FIG.11 (b), the polygonal sheet |
[0041]
The construction surface W can be covered by engaging a plurality of tile units U10, 11a, 11b, 13, and 14 with each other. At that time, first, an adhesive is applied to the back side of each tile unit U10 and the like and each
[0042]
Next, as shown in FIG. 13, while the
[0043]
Next, as shown in FIG. 14, the
[0044]
Next, as shown in FIG. 15, the other tile unit U13 is fixed on the tile unit U13 fixed to the protruding corner W1 of the work surface W in the same manner as described above. And as shown in FIG. 16, other tile units U14 are also fixed similarly to the above. Thus, as shown in FIG. 17, the lower tile unit U11, U 13 and U 14 and the upper tile unit U13 and U 14, a valley that opens in the horizontal direction is formed. In the valley, the
[0045]
Thus, as shown in FIG. 20, after the tile units U10, 11, 13, and 14 are constructed to the height of the projected corner W1 of the construction surface W, the tile construction method of the first embodiment can be performed. Other configurations and operational effects are the same as those of the first embodiment.
[0046]
(Embodiment 2)
As shown in FIG. 21, the tile unit U <b> 20 of the second embodiment includes ten
[0047]
In the tile unit U20, the four
[0048]
As shown in FIG. 22, a substantially
[0049]
In the tile unit U20, as shown in FIG. 21, since the
[0050]
The tile unit U20 is an upside down tile unit U. 20 By sequentially engaging with each other, the construction surface W can be covered without a gap by the tile construction method described below. First, as shown in FIG. 4, in the first step S10, a plurality of tile units U20 described above are prepared. And an adhesive agent is apply | coated to the back side of the sheet |
[0051]
Next, in the second step S20, as shown in FIG. 23, each tile unit U20 is arranged with the
[0052]
Next, in the third step S30 shown in FIG. 4, as shown in FIG. 24, the tile unit U20 that is turned upside down is moved in the direction of the
[0053]
According to this tile unit U20, since each
[0054]
(Modification 2)
In addition, as a second modification, the tile unit may have the
[0055]
As another variation, the tile unit is a sandwich type in which two
[Brief description of the drawings]
1A is a front view of a tile unit according to the first embodiment, and FIG. 1B is a rear view of the tile unit.
FIG. 2 is a surface view of the cut tile unit according to the first embodiment.
FIG. 3 is a surface view of another tile unit cut according to the first embodiment.
FIG. 4 is a process diagram of a tile construction method according to the first and second embodiments.
FIG. 5 is a front view of a construction surface according to the first embodiment and illustrating a tile construction method.
FIG. 6 is a front view of a construction surface according to the first embodiment and showing a tile construction method.
FIG. 7 is a front view of a construction surface according to the first embodiment and illustrating a tile construction method.
FIG. 8 is a front view of a construction surface according to the first embodiment and illustrating a tile construction method.
FIG. 9 is a front view of a construction surface according to the first embodiment and illustrating a tile construction method.
FIG. 10 is a surface view of the tile unit according to the first modification.
11A is a front view of another tile unit, and FIG. 11B is a back view of the other tile unit according to the first modification.
FIG. 12 is a front view of a construction surface according to the first modification and illustrating a tile construction method.
FIG. 13 is a front view of a construction surface showing a tile construction method according to Modification 1;
FIG. 14 is a front view of a construction surface according to the first modification and illustrating a tile construction method.
FIG. 15 is a front view of a construction surface showing a tile construction method according to Modification 1;
FIG. 16 is a front view of a construction surface showing a tile construction method according to Modification 1;
FIG. 17 is a front view of a construction surface showing a tile construction method according to Modification 1;
FIG. 18 is a front view of a construction surface showing a tile construction method according to Modification 1;
FIG. 19 is a front view of a construction surface according to the first modification and illustrating a tile construction method.
FIG. 20 is a front view of a construction surface according to the first modification and illustrating a tile construction method.
FIG. 21 is a front view of the tile unit according to the second embodiment.
FIG. 22 is a back view of the tile unit according to the second embodiment.
FIG. 23 is a front view of a construction surface showing a tile construction method according to the second embodiment.
FIG. 24 is a front view of a construction surface according to the second embodiment and illustrating a tile construction method.
FIG. 25 is a front view of a construction surface according to the second embodiment and illustrating a tile construction method.
FIGS. 26A and 26B are surface views of another tile unit according to the second modification. FIGS.
[Explanation of symbols]
U10, 11a, 11b, 12, 13, 14, 20 ... tile unit
10 ... Tile
20 ... Sheet
20b ... ear part
20a ... window
10a ... Short side
10b ... long side
S10 ... 1st process
S20 ... 2nd process
S30 ... 3rd process
Claims (6)
各前記タイルは、長辺と該長辺と直交する短辺とをもち、該長辺方向を長い方の対角線とし、該短辺方向を短い方の対角線とするひし形に、かつ互いの間に目地を有さずに馬張り状に配置され、前記シートは、外周に位置する該タイルより外側に突出して被施工面にタッカ又はビスにより固定される耳部を有することを特徴とするタイルユニット。In a tile unit comprising a plurality of tiles each having the same dimensions and a sheet adhered to the back surface of each tile,
Each of the tiles has a long side and a short side perpendicular to the long side, the long side direction is a longer diagonal line, and the short side direction is a rhombus having a short diagonal line, and between them. A tile unit that is arranged in a horseshoe shape without having joints, and that the sheet has ears that protrude outward from the tile located on the outer periphery and are fixed to the work surface by a tacker or a screw. .
各前記タイルは、長辺と該長辺と直交する短辺とをもち、該長辺方向に底辺を有する三角形型に、かつ互いの間に目地を有さずに馬張り状に配置され、前記シートは、外周に位置する該タイルより外側に突出して被施工面にタッカ又はビスにより固定される耳部を有することを特徴とするタイルユニット。Each of the tiles has a long side and a short side orthogonal to the long side, is arranged in a triangular shape having a bottom side in the long side direction, and without a joint between each other, The tile unit according to claim 1, wherein the sheet has an ear portion that protrudes outward from the tile located on an outer periphery and is fixed to a construction surface by a tacker or a screw.
各該タイルユニットが前記長辺方向で整列するように前記耳部を前記被施工面に固定する第2工程と、
他の各該タイルユニットを前記短辺方向に移動させつつ該耳部を該被施工面に固定する第3工程とを備えたことを特徴とするタイル施工方法。A first step of preparing a plurality of tile units according to any one of claims 1 to 5 ,
A second step of fixing the ears to the construction surface so that the tile units are aligned in the long side direction;
A tile construction method comprising: a third step of fixing the ear portion to the construction surface while moving each other tile unit in the short side direction.
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