JP4083225B2 - 2個のローラ及び吸引室を有するマッサージ器 - Google Patents
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Description
頭書に明記した形式のマッサージ器は例えば米国特許第4729368号から既知である。この既知のマッサージ器においては、マッサージ器に設けた手動の電気スイッチにより、ローラ駆動装置のローラ駆動モータ、及びポンプ、即ちポンプモータの両方をオン、オフしている。この結果、この既知のマッサージ器の作動に関し、電気スイッチを作動させるとマッサージ器のローラは常に駆動されているから、マッサージ器を人の皮膚の上に設置すると、直ちにマッサージ器は人の皮膚の上を前後に移動するが、この移動が開始されても吸引室内にはまだ負圧が発生しておらず、従って既知のマッサージ器ではこの移動が始まってもマッサージ作用が得られない欠点がある。吸引室内の負圧が最低値に達するのに比較的長い時間を要するから、既知のマッサージ器を人の皮膚の上に設置した後、マッサージ作用が全く無いのに比較的長い時間が経過してしまう。このような状態のため、既知のマッサージ器の効率はあまり満足できなく、実際上、人の身体の或る区域は適切に、即ち心臓に向け適正にマッサージされない。
本発明の目的は上述の問題点を解決し、頭書に明記した形式のマッサージ器の改良されたマッサージ器を得るにある。本発明によれば、頭書に明記した形式のマッサージ器において、この目的を達成するため、空気移送管を介して前記吸引室に連通していて、負圧に応動し、その負圧の所定値に関して制御機能を遂行する制御装置を設け、前記吸引室内に所定の負圧が達成された時、前記ローラを駆動するローラ駆動装置を前記制御装置によって作動させるよう構成する。本発明マッサージ器によれば、マッサージ器を人の皮膚の上に設置した後、マッサージ器の吸引室内に所定の負圧が生ずるまではマッサージ器が人の皮膚の上を移動しないと言うことを低コストで達成することができる。これはマッサージ器の吸引室内にこのような所定の負圧が発生するまでは、負圧作動制御装置によってローラ駆動装置が始動せず、従って、所定の負圧が得られるまでは2個のローラの少なくとも一方のローラがモータ駆動されないためである。このようにすればローラによって人の皮膚の上にマッサージ器を動かし始めた直後にマッサージ作用が得られる利点がある。これは、マッサージ器を動かし始めた瞬間には、マッサージ器の吸引室内に既に所定の負圧が生じているため、皮膚の隆起部が既に形成されており、マッサージ器を人の皮膚の上に動かせば皮膚の隆起部が直ちに混練マッサージ作用を受けるためである。本発明マッサージ器の他の利点は、マッサージ器を人の皮膚の上に設置しても、マッサージ器の吸引室は皮膚に対して相対運動を行わないから、マッサージ器は最初、静止したままであることである。このことは更に、皮膚と吸引室との間を正しくシールすることとなり、従って比較的迅速な吸引室の排気を保証する利点を生ずる。
所定の作動方向にマッサージを行うため、本発明マッサージ器を人の皮膚の区域の上で動かした後、次に皮膚の上に再び設置するため、マッサージ器を皮膚から持ち上げることが必要である。本発明マッサージ器は吸引室によって皮膚に作用する吸引力に打ち勝って人の皮膚から持ち上げることができる。しかし、この場合、吸引室内の負圧が比較的高い状態で、吸引室を人の皮膚から持ち上げるのは人にとって不快であり、苦痛する感ずることに注意すべきである。従って、本発明マッサージ器において、空気移送負圧解除管を介して吸引室に連通する手動で操作する負圧解除弁装置を設け、吸引室内に発生している負圧を解除するため、負圧解除弁装置を作動させた時、吸引室によって包囲されている吸引空間が吸引室を包囲する大気に負圧解除弁装置によって連通され得るよう構成すれば、非常に有利であることが実証されている。このようにして、本発明マッサージ器によれば、マッサージ作用後、マッサージ器の吸引室内の負圧を解除して、マッサージ器を人の皮膚から容易に支障なく引き離すことができる。更に、上に説明した方法により、本発明マッサージ器の吸引室内の負圧を解除することによって、マッサージ器のローラ駆動モータを自動的に停止させることができ、次にローラが停止している間に、マッサージ器を人の皮膚に設置することができる利点を有する。
本発明マッサージ器においては、負圧解除管を通じて吸引室に連通しており相互に対向して配置された2個の空気弁を負圧解除弁装置に設け、マッサージ器のグリップ部材の両側に配置され、2個の空気弁の1個をそれぞれ開く作用を有する2個の作動素子をマッサージ器に設ければ特に有利であることが立証されている。このようにして、本発明マッサージ器の吸引室内の負圧を使用者の右手、及び左手で便利に、簡単に消滅させることができる。
上記のような全ての本発明マッサージ器においては、例えば、吸引室内の負圧に露出する圧力トランスジューサダイアフラムを具え、このダイアフラムに連結された連結ロッドのような作動部材を介して、このダイアフラムは例えば移動可能な歯車、又は駆動継手の継手部材のようなローラ駆動装置の一部を作動位置にセットし、その後、既にオンになっているローラ駆動モータを含むローラ駆動装置によって2個のローラの少なくとも1個を駆動することができるように、負圧作動制御装置を構成することができる。代案として、種々の構造に構成され、異なる作動を行う空気機械負圧スイッチによって負圧作動制御装置を形成することができる。しかし、モータ電源装置の一部を形成していて、例えば所定の負圧値で電気的切換え機能を遂行する電子空気負圧スイッチによって制御装置を構成し、吸引室内に所定値の負圧が生じた時、電子空気負圧スイッチによってローラ駆動モータをオンにし得るよう構成すれば特に有利であることが立証されている。この構造は特に簡単で非常に信頼性がある構造であるため有利であり、このような電子空気負圧スイッチは数種類のものが市販されており、比較的安価である付加的利点を有する。
上記のパラグラフに明確にした本発明マッサージ器においては、空気を移送するため吸引室に連通するポンプが好ましくない負圧の変動を発生し、その結果、特殊な方法を講じなければ負圧スイッチが反跳することがある。特殊な方法として、ポンプへの連結管に流量制御弁を設けてもよいが、流量制御弁は付加的な素子となる。このような付加的な素子を使用するのを避けるためには、負圧スイッチ、及びポンプのおのおのが別個の空気移送管を通じて吸引室に連通するようにすれば、上記のパラグラフに明記した本発明マッサージ器において非常に有利である。従って、吸引室内の空気容積は減衰質量体として作用し、ポンプによって生ずる負圧の変動を減衰させるため、吸引室自体を利用することができ、その結果、ポンプによって生ずるいかなる負圧の変動も、負圧スイッチの反跳を起こし得ない程度までに減衰させることができる。更に、これにより本発明によるこのようなマッサージ器の簡単で、簡潔な構造が得られ、比較的組立てが簡単になる。
しかし、吸引室を包囲する大気に、ポンプと吸引室との間の空気移送管を連結する空気送給管を設け、吸引室側の空気送給部を通じてポンプと吸引室との間の空気移送管に連通する制御可能な空気送給弁と、中心空気送給部を通じて制御可能な空気送給弁に連通すると共に吸引室の大気に連通する非制御空気送給弁とを空気送給管に設け、負圧スイッチは別個の空気移送管を通じて中心空気送給部に連通しているように構成すれば有利であることも立証されている。このような実施例は、希望すれば種々の負圧設定値にすることができる希望負圧値が吸引室内に得られたまさにその瞬時に、負圧スイッチがその切換え機能を遂行する利点を有する。
上述のパラグラフに明記した本発明マッサージ器においては、更に、吸引室側の空気送給部を吸引室の大気に連結する負圧解除管と、この負圧解除管に連通する手動操作する負圧解除弁装置とを設ければ有利であることが立証されている。このような解決策は実際上、簡単で好ましいことが立証されている。
本発明マッサージ器においては、ローラ駆動モータのためのモータ電源装置の一部を形成している電子空気負圧スイッチはローラ駆動モータによって駆動されるローラの過大な制動の結果としてモータ電流が所定限界値を越えると制御情報を発生し供給するモータ電流制御装置を具え、この制御情報が現れた時、ローラ駆動モータをオフにすることができ、モータ電流制御装置に接続されたモータオフ装置をモータ電流制御装置が具える。この構造により、ローラ駆動モータによって駆動され得るローラの過大な制動の結果としてのローラ駆動モータの損傷、又は破壊を防止することができ、ローラ駆動モータによって駆動され得るローラの過大な制動に起因する皮膚の損傷を防止することができる。
本発明の上述の要旨、及びその他の要旨を次に記載する例示の実施例により明らかにする。
本発明を限定しない3個の例示の実施例を示す図面を参照して本発明を一層詳細に説明する。
図1は2個の回転駆動可能なローラと、これ等2個のローラ間に配置された2個の縦壁、及び2個の横壁を有する吸引室とを具える本発明の第1実施例のマッサージ器を示す下から見た斜視図である。
図2は特に2個の回転駆動可能なローラを駆動するローラ駆動装置を線図的に示し、中心を通る断面で図1のマッサージ器の変形を示す。
図3は負圧解除弁装置を含み、マッサージ器の吸引室内に負圧を発生し、この負圧に作用する手段を特に示し、図2の断面の反対側の断面で図1のマッサージ器の変形を示す。
図4は図3に示すマッサージ器の負圧解除弁装置の断面図である。
図5はローラ駆動装置のローラ駆動モータをオンにし、オフにする電子空気負圧スイッチを含み、図3に示すマッサージ器の吸引室に設けられた手段を線図的に示す。
図6は電子空気負圧スイッチを含み、ローラ駆動装置のローラ駆動モータのためのモータ電源装置の回路線図である。
図7は電子空気負圧スイッチを含み、本発明の第2実施例のマッサージ器の吸引室内に設けた手段を示す図5に類似する図面である。
図8は電子空気負圧スイッチ、及びモータ電流制御装置を含み、本発明マッサージ器のローラ駆動装置のローラ駆動モータのためのモータ電源装置の回路線図である。
図1〜図6を参照して本発明を実施するマッサージ器1を以下説明する。
このマッサージ器1はグリップ部材3を有するハウジング2を具え、このグリップ部材3の自由端はほぼ楕円形の端部4に変化するが、この端部4は手の指で握ることができる。端部4はこのグリップ部材3の2個の両側、即ちグリップ部材3の端部4の2個の側面の位置にそれぞれ押ボタン5、6を有する。各押ボタン5、6は図3、及び図4に示す真空解除弁装置7の空気弁を開く作用をする。この真空解除弁装置7を次に一層詳細に説明する。
軸線9の周りに回転可能である回転ノブ10はハウジング2の一部8から突出する。回転ノブ10をオフ位置からオン位置にセットすることができ、次に連続的にオン位置から種々の設定位置にセットすることができる。回転ノブ10をそのオフ位置からそのオン位置にセットした時、このマッサージ器1のポンプ、即ちポンプモータはスイッチオンとなり、更にローラ駆動モータのためのモータ電源装置を作動させる。これについては以下に一層詳細に説明する。マッサージ器1の吸引室内に所定の負圧が達成されるまでは、ローラ駆動モータは実際上作動しない。所定の負圧が達成されたことを電子空気負圧スイッチによって検出し、以下に一層詳細に説明するように吸引室内の所定の希望する負圧を検出した時、ローラ駆動モータをオンにする。回転ノブ10をそのオン位置から種々の設定位置に回転することによって、制御可能な負圧制御弁を種々の負圧値に設定し、この制御可能な負圧制御弁によってマッサージ器1の吸引室内の種々の負圧値の負圧を得ることができる。
更に、マッサージ器1は吸引室支持体11を具える。図示しない方法により吸引室支持体11をマッサージ器1の支持装置12に固着する。この支持装置12をハウジング2内に取り付け、その結果、吸引室支持体11もハウジング2に固着される。
マッサージを行うため、図1〜図3に矢印13に示すように所定の作動方向に、人の身体の一部の上に、即ち人の身体の一部を覆う皮膚の上にこのマッサージ器1を動かすことができる。
このマッサージ器1は更に2個のローラ14、15を具える。2個の相互に離間する平行なローラ軸線16、17の1個の周りに2個のローラ14、15のおのおのを回転可能にする。2個のローラ14、15を回転自在に支持するため、支持装置12に2個の支持壁18を設け、図3にその一方の支持壁18を図示する。この支持壁18に2個の軸受孔を設け、軸線16、17を具体化するローラスピンドルをこれ等軸受孔に回転自在に支持する。図3に点線で線図的に示した人の皮膚21上に2個のローラ14、15をその周面19、20によって設置することができる。ローラの軸線16、17の横方向に延びる作動方向13の方向に、人の皮膚21の上にこのマッサージ器1、及びその2個のローラ14、15を動かしている間、2個のローラ14、15を所定の回転方向にそれぞれ駆動することができる。このマッサージ器1においては、図2、及び図3に2個の矢印22、23によって示すように各2個のローラ14、15はそれぞれ同一方向に駆動される。
このマッサージ器1においては、2個のローラ14、15をモータで駆動する。この目的のため、図2にマッサージ器1の一変形について非常に線図的に示すように、マッサージ器1にローラ駆動装置24を設ける。このローラ駆動装置24は支持装置12に取り付けられたローラ駆動モータ25を具える。このローラ駆動モータ25の称呼速度は約8000rpmである。このローラ駆動モータ25によってモータ軸26を介して第1歯車27を駆動する。この第1歯車27は第2歯車28に噛合する。この第2歯車28はスピンドル29によって支持装置12に回転自在に支持されている。第2歯車28は第3歯車30に対し同軸であり、第3歯車30と共に回転するようこの第3歯車30にロックされている。この第3歯車30は第4歯車31に噛合する。この第4歯車31はスピンドル32によって支持装置12に回転自在に支持されている。第4歯車31は第5歯車33に同軸であり、第5歯車33と共に回転するようこの第5歯車33にロックされている。この第5歯車33は第6歯車34に噛合する。この第6歯車34は第2歯車28と同軸であり、同一の直径を有する。第6歯車もスピンドル29によって支持装置12上に回転自在に支持されている。第6歯車34は第7歯車35に同軸であり、第7歯車35と共に回転するようこの第7歯車35にロックされている。この第7歯車35は第8歯車36に噛合しており、この第8歯車36は図2に図示していないスピンドルによって支持装置12に回転自在に支持されている。第8歯車36は第9歯車37に噛合しており、この第9歯車37はローラ14と同軸であり、ローラ14と共に回転するようこのローラ14にロックされている。また第8歯車36は第10歯車38に噛合しており、この第10歯車38はローラ15と同軸であり、ローラ15と共に回転するようこのローラ15にロックされている。上述のローラ駆動装置24によって、2個のローラ14、15をローラ駆動モータ25によって所定の回転方向22、23の方向に回転させることができ、両方のローラ14、15は約50rpmの速度で駆動される。
図3において、このマッサージ器1においては、所定の作動方向13の方向に見て前方にある前部ローラ14は全体を比較的硬質の材料で造り、ローラ14の円周面19が0ミクロンと2ミクロンの表面粗さ範囲を有するのが好適であることを2個のローラ14、15に関し注意すべきである。作動方向13の方向に見て後方にある後部ローラ15の内部も比較的硬質の材料で造り、この内部を比較的軟質の材料のシェルによって包囲し、後部ローラ15の円周面20を前部ローラ14の円周面19より一層粗い表面にする。後部ローラ15の円周面20はほぼ3ミクロン〜6ミクロンの範囲にある。
このマッサージ器1は更に、2個のローラ14、15の区域に吸引空間を画成する吸引室39を有する。この吸引室39はローラの軸線16、17にほぼ垂直に延びる2個の横壁40、41と、これ等ローラの軸線16、17に平行に延び2個の横壁40、41に連結される2個の縦壁42、43と、2個の横壁40、41、及び2個の縦壁42、43の両方に連結されるカバー壁44とを有する。ローラ14、15を人の皮膚21に加えた時、吸引室39は人の皮膚21に向く区域に開放している。各2個の縦壁42、43はローラ14、15の円周面19、20に隣接して自由端45、46を有する。ローラの軸線16、17の方向に見て、この自由端はその中心部のみがほぼ直線状であり、2個のローラの軸線16、17にほぼ平行に延在するがその2個の端部で湾曲した形状である。
特に図5から明らかなように、吸引室39は2個の並置された連結管47、48を有する。第1連結管47によって、図3に示し、図5に線図的に示した第1空気移送管49を通じて吸引室39はポンプ50に連通する。このポンプ50はマッサージ器1内に収容され、支持装置12に取り付けられている。ポンプ50は図5に示した空気ポンプ装置52を駆動するポンプモータ51を具え、このポンプモータ51はポンプ50の一部を形成している。この場合には、第1連結管47とポンプ50、即ちその空気ポンプ装置52との間の第1空気移送管49は第1連結管47に嵌着した第1ホース部53と、この第1ホース部53に連結された第1T継手54と、第2ホース部55とを具える。この第2ホース部55は第1T継手54と、図3には図示しないポンプ連結部、従ってポンプ50の空気ポンプ装置52とに連結されている。図5に示す回転ノブ10を回転することによって、ポンプモータ51をそのオフ位置からオン位置に切り換えると、回転ノブ10はそのオン位置にあって電気スイッチ56を閉じ、その結果、ポンプモータ51は空気ポンプ装置52を駆動する。ローラ14、15を人の皮膚21に加えると、ポンプ50は吸引室39内に負圧を発生させることができ、図3に点線にて、図5に実線にて線図的に示すように、皮膚の隆起部57を吸引室39内に引き入れる。
このマッサージ器1において、図4に詳細に示す上述の真空解除弁装置7は第3ホース部58を介して第1T継手54に連結されている。負圧解除弁装置7は相互に対向して配置された2個の空気弁59、60を具える。図3には一方の空気弁60を示す。真空解除弁装置7は貫通孔62を有する弁体61を具える。この貫通孔62の一端は第1空気弁59によって閉じることができ、他端は第2空気弁60によって閉じることができる。空気の移送のため、貫通孔62は弁体61の連結管63に連通している。第3ホース部58を連結管63に嵌着する。第1枢着支持体64によって、第1作動レバー65を、また、第2枢着支持体66によって、第2作動レバー67を弁体61上に回動可能に取り付ける。第1作動レバー65はその端部68の位置に第1空気弁59を支持する。第2作動レバー67はその端部69の位置に第2空気弁60を支持する。第1作動レバー65はその他端70に第1押ボタン5を支持する。第2作動レバー67はその他端71に第2押ボタン6を支持する。それぞれの作動レバー65、67の突起72、73に取り付けられた圧縮ばね74はこれ等2個の作動レバー65、67間に作用し、2個の空気弁59、60をその閉塞位置に保持する傾向がある。第1押ボタン5の操作により、第1空気弁59を開くことができる。第2押ボタン6の操作により、第2空気弁60を開くことができる。2個の空気弁59、60の少なくとも一方を開く時、ポンプ50によって吸引室39内に予め形成されていた負圧は、第3ホース部57、第1T継手54、第1ホース部53、及び第1連結管47によって形成された空気移送負圧解除管を経て消滅する。このことは吸引室39、即ちマッサージ器1を人の皮膚21から容易に苦痛無く取り外すことができるので有利である。
このマッサージ器1においては、第2空気移送管75を吸引室39の第2連結管48に連結する。この第2空気移送管75は吸引室39の第2連結管48に嵌着された第4ホース部76と、第4ホース部76に連結された第2T継手77と、第2T継手77、及び負圧制御弁79に連結された第5ホース部78とを具える。回転ノブ10をそのオフ位置からその種々の設定位置の1つに適切に回転することによって、負圧制御弁79により吸引室39内に希望する負圧値の負圧を選択することができる。ポンプ50のポンプ作用によってマッサージ器1の吸引室39内に発生し得る負圧がまだ所定値に到達していない限り、負圧制御弁79はその閉塞位置にある。しかし、吸引室内の希望する負圧が超過する値になると、負圧制御弁79は自動的に開き、吸引室39内に希望する負圧が確立するまで、空気移送管75を通じて吸引室39内に空気を送給する。
マッサージ器1はこのマッサージ器1の吸引室39内の負圧に応動する制御装置を具える。この制御装置は所定の負圧値に関して制御機能を遂行し、この制御装置は空気移送管を通じて吸引室39に連通しており、吸引室39内の負圧が所定値に達すると、この制御装置は図5に鎖線にて線図的に示すローラ駆動装置24を作動させることができる。この制御装置を構成している電子空気負圧スイッチ80は第6ホース部81を通じて第2T継手77に連結されている。負圧の所定値に関して、負圧スイッチ80は電気スイッチの機能を遂行する。負圧スイッチ80は例えば約80ミリバールの所定負圧値で電気スイッチの機能を遂行する。この負圧スイッチ80はダイアフラムにより形成され第6ホース部81に接続された圧力トランスジューサ82と、鎖線にて示した線83を通じて圧力トランスジューサ82によって作動することができる電気スイッチ84とを具える。このマッサージ器1においては、この真空スイッチ80はローラ駆動モータ25のためのモータ電源装置85の一部を形成しており、このモータ電源装置は図5に線図的にブロックで示し、図6に詳細に示した。真空スイッチ80はローラ駆動モータ24をオンにすることができ、吸引室39内の負圧が所定値に達した時、その電気スイッチを閉じる。
図5に簡単に示し、図6に詳細に示したモータ電源装置85は回転ノブ10をそのオフ位置からそのオン位置に回転することによって作動させることができ、回転ノブ10のオン位置では+Vの供給電圧に接続された電気スイッチ86を閉じている。モータ電源装置85の作動状態、即ち電気スイッチ96が閉じていて、このマッサージ器1の吸引室39内の負圧が所定値に達した時、負圧スイッチ80の電気スイッチ84は閉じる。このようにして、モータ電源装置85の制御情報が発生し、第1トランジスタ88のベース電圧除算器87を大地電位に接続し、その結果、第1トランジスタ88をオンにする。この導電第1トランジスタ88は他のベース電圧除算器89を+Vの供給電圧に接続し、その結果、第2トランジスタ90をオンにする。この第2トランジスタ90は第3トランジスタ91のベース回路に含まれており、第3トランジスタ91はそのエミッタコレクタ回路にローラ駆動モータ25を直列に配置している。第2トランジスタ90に電流を流すと、第3トランジスタ91にも電流が流れ、その結果、ローラ駆動モータ25がオンになり、従ってローラ駆動装置24によってマッサージ器1の2個のローラ14、15を駆動する。
マッサージ器1の使用者が負圧解除弁装置7の2個の空気弁59、60の1個を開くや否や、その結果として吸引室39が周囲の空気に連通し、吸引室39内の負圧が消滅し、このことは電子空気負圧スイッチ80によって直ちに検出され、負圧スイッチ80の電気スイッチ84を開き、第1トランジスタ88、第2トランジスタ90、そして最後に第3トランジスタ91をカットオフし、その結果、ローラ駆動モータ25を停止させ、マッサージ器1の2個のローラ14、15を、も早駆動しない。
上述の方法により、低いコストで次のことを達成できる。即ち、図1〜図6に示すマッサージ器1のローラ14、15を人の皮膚21の上に設置した後、マッサージ器1の吸引室39内の負圧が所定値に達するまでは、マッサージ器1を人の皮膚21の上に動かさない。これはマッサージ器1の吸引室39内に負圧が所定値に達するまでは負圧作動制御装置を形成する電子空気負圧スイッチによってローラ駆動装置24を作動させず、即ち所定の負圧が達成されるまでは2個のローラ14、15はモータで駆動されないからである。このことはローラ14、15によって人の皮膚21上にマッサージ器1を動かし始めた直後にはマッサージ作用が得られているという利点がある。これは、ローラを動かし始めた瞬間には、マッサージ器1の吸引室39内に既に所定の負圧が生じている結果、吸引された皮膚の隆起部57が既に形成されており、従ってマッサージ器1を人の皮膚21上に動かせば、皮膚の隆起部は混練マッサージ作用を受けるからである。また、図1〜図6に示すマッサージ器の他の利点は、マッサージ器を人の皮膚21に設置した後、最初はこのマッサージ器1は静止したままであり、その結果、マッサージ器1の吸引室39は皮膚21に対する相対運動を行わないから、皮膚21と吸引室39との間が正しくシールされ、従って、吸引室39を比較的迅速に排気し、負圧の発生を保証することである。負圧解除弁装置7を設けるから、図1〜図6に示すマッサージ器の場合には、マッサージが終わった後、マッサージ器1の吸引室39内の負圧を除去すると、マッサージ器1を人の皮膚21から容易に障害なく取り外すのを有利に行うことができる。更に、吸引室39内の負圧を除去することによってローラ駆動モータ25を自動的に停止させ、ローラ14、15を静止させたまま、次にマッサージ器1を人の皮膚21上に設置することができる利点が得られる。グリップ部材4の両側に2個の押ボタン5、6を設けることによって、使用者の右手、及び左手により便利に、簡単にマッサージ器1の吸引室39内の負圧を消滅させるのを有利に達成することができる。マッサージ器1のポンプ50、及び負圧スイッチ80がそれぞれ別個の空気移送管、及び2個の別個の連結管47、48を介して吸引室39に連通しているから、吸引室39内の空気の容積が減衰質量体として作用し、この作用により、負圧スイッチ80の反跳を引き起こさない程度までポンプ50による負圧の変動を減衰させる利点が得られる。
本発明マッサージ器1の第2実施例を図7に線図的に示す。図7に示すマッサージ器1においては、吸引室39は唯1個の連結管92を有する。吸引室39、即ちその連結管92は空気移送管93を通じてポンプ50に連通している。この場合、ポンプ50と吸引室39との間の空気移送管93は連結管92に嵌着された第1ホース部94と、十字継手95の一部と、ポンプ50の空気ポンプ装置52に連結された第2ホース部96とを具える。
図7に示すマッサージ器においては、空気送給管97は吸引室39を包囲する周囲の空気に、ポンプ50と吸引室39との間の空気移送管93を連結する。空気移送管97は吸引室側に空気送給部98を具える。この空気送給部98は十字継手95に連結された第3ホース部によって形成されており、空気の流通のための制御可能な空気送給弁99にこの空気送給部98は連結されている。中心空気送給部100は制御可能な空気送給弁99に連結されており、第4ホース部101と、この第4ホース部101に連結されたT継手102と、このT継手102に連結された第5ホース部103とを具える。非制御空気送給弁104は中心空気送給部100に連通し、吸引室39の周囲の空気に連通している。負圧スイッチ80はT継手102、及び第6ホース部105を通じて中心空気送給部100に連通する。
更に、図7に示すマッサージ器は負圧解除管106を具える。この負圧解除管106は基本的に第7ホース部によって形成されており、吸引室側における空気送給部98を吸引室39の周囲の空気に連結する。手動で操作される真空解除弁装置7は負圧解除管106に連通する。
非制御空気送給弁104に関しては、この空気送給弁104は、ほぼ100ミリバールの負圧で開くことに注意すべきである。制御可能な空気送給弁99は零と200ミリバールとの間の範囲内で調整可能である。このため、吸引室39内の負圧は100ミリバールから300ミリバールの希望する範囲に調整可能である。
図7に示すマッサージ器1の作動を一層詳細に次に説明する。
図7のマッサージ器1を人の皮膚21上に設置した時、吸引室39内の負圧は選択された値まで生ずる。この選択された値に達すると、これにより2個の空気送給弁99、104を同時に開く。2個の空気送給弁99、104が同時に開いた瞬間に、非制御空気送給弁104はほぼ100ミリバールの負圧で開放するから、中心空気送給部100内に100ミリバールの負圧が突然生ずる。中心空気送給部100内に突然生じた100ミリバールの負圧は負圧スイッチ80によって検出される。図7のマッサージ器1では、この真空スイッチ80もほぼ80ミリバールの負圧で作動する。非制御空気送給弁104に起因し、中心空気送給部100内の負圧は常に100ミリバール、即ち80ミリバールの作用負圧値の下に20ミリバールと言う明確な値にあるから、負圧スイッチ80は図7のマッサージ器1の吸引室39内に希望する負圧に達したことを非常に信頼性あるように検出することを保証するものである。図7のマッサージ器1は、制御可能な空気送給弁99によって種々の値に設定し得るマッサージ器1の吸引室39内の希望する負圧に達した時、負圧スイッチ80はその切換え機能のみを遂行する利点がある。
図7に示すマッサージ器1においては、負圧スイッチ80の電気スイッチ84によって発生する制御情報と無関係にローラ駆動モータ25も切り替わる。
マッサージ作用が終わった後、図7のマッサージ器1が人の皮膚21から容易に苦痛なく持ち上げることができるようにするため、図7のマッサージ器1も負圧解除弁装置を具え、図7のマッサージ器1においてもこの負圧解除弁装置は図7には図示しないが相互に対向して配置された2個の空気弁を具える。しかし、代案として負圧解除弁装置に単一の空気弁を設けてもよい。負圧解除弁装置7を作動させた時、吸引室39によって画成された吸引空間は、第1ホース部94、十字継手95の一部、及び第7ホース部により形成された負圧解除管106を通じて吸引室39の大気に連通し、この結果、吸引室39内の負圧は消滅する。
図7のマッサージ器1においては、これは非常に稀に発生することであるが、負圧解除弁装置7の作動後、即ち吸引室39内の吸引空間内の負圧が消去され、即ち負圧が解除された後、両方の空気弁99、104が正確に同一瞬時に閉じる状態が発生することがあり、その結果、中心空気送給部100内に予め生じていた負圧を閉じ込め、吸引室39内に、も早、負圧が存在しないにも拘らず、負圧スイッチ80を通じてローラ駆動モータ25は付勢されたままに留まる。この稀ではあるが起こり得る状態を防止するため、図7に示すマッサージ器1では真空解除管106を形成する第7ホース部と第6ホース部105との間に、第8ホース部によって形成され図7に破線にて示す空気移送管107を配置することができる。
図7のマッサージ器1に関し、このマッサージ器1の吸引室39は同様に2個の別個の連結管を有し、この場合、図1〜図6に示すマッサージ器1に類似し、ポンプ50、及び負圧解除弁装置7はこれ等連結管の1個に連結されており、吸引室側に空気送給部を形成するホース部を介して、制御可能な空気送給弁99と、この空気送給弁、及び他の空気移動管を介して、制御できない空気送給弁104と、負圧スイッチ80とを他の連結管に連結する。
図8は本発明マッサージ器1の第3実施例のモータ電源装置85のみを示す。負圧スイッチ80とローラ駆動モータ25との間にあるモータ電源装置85の一部は図1〜図6のマッサージ器1の一部を形成している図6に示すモータ電源装置85とほぼ同一の構造である。
しかし、図8のマッサージ器1のモータ電源装置85は更にモータ電流制御装置108を具え、ローラ駆動モータ25によって駆動されるローラが過大な制動作用を受けた結果、ローラ駆動モータ25のモータ電流が所定の限界値を超過すると、モータ電流制御装置108は制御情報を発生し、供給する。更に、モータ電源装置85はモータ電流制御装置108に接続されたモータオフ装置109を具え、モータ電流制御装置108によって制御情報が供給された時、このモータオフ装置109によってローラ駆動モータ25をオフにすることができる。
このモータ電流制御装置108は第3トランジスタ91に直列に配置された検知抵抗体110を具え、ローラ駆動モータ25のモータ電流に比例する電圧UMがこの検知抵抗体110の前後に現れる。この電圧UMは遅延時間を生ずる低域フィルタ111を経て第1比較器113の逆相入力端子112に加えられる。ダイオードDRによって得られる基準電圧URを第1比較器113の正相入力端子114に加える。ローラ駆動モータ25の始動電流が偶然にローラ駆動モータ25をオフにすることがないようにするため、低域フィルタ111によって得られる上記遅延時間が必要である。ローラ駆動モータ25がオンでない限り、即ちローラ駆動モータ25のモータ電流が許容値以下である限り、電圧UMに対応する電圧として逆相入力端子112に現れる電圧は基準電圧URより低く、その結果、第1比較器113の出力端子115は高電位である。第1比較器113の出力端子115は第4トランジスタ116をドライブし、この第4トランジスタによっ
て抵抗器117を介してコンデンサ118の充電放電プロセスに影響を与えることができる。コンデンサ118は第4抵抗器119を通じて放電することができる。抵抗器117とコンデンサ118との間の接続点を抵抗器120を介して第2比較器122の正相入力端子121に接続する。この第2比較器122も線124を通じて逆相入力端子123に基準電圧URを受ける。第2比較器122の出力端子125もモータ電流制御装置108の出力端子を形成している。ローラ駆動モータ25のモータ電流が所定の限界値を超過した時、モータ電流制御装置108は第2比較器122の出力端子125に制御情報を発生する。第2比較器122の出力端子125は第5トランジスタ127のベース端子に接続されており、この第5トランジスタ127はモータオフ装置109の必須の構成部分を形成している。第5トランジスタ127のコレクタ端子128は分圧器89のセンタタップ129に接続されている。
図8のマッサージ器1のローラ駆動モータ25のモータ電流が所定の限界値を超過し、検知抵抗体110の前後に現れる電圧UMも同様に所定の限界値を超過した時、電圧UMに対応して第1比較器113の逆相入力端子112の電圧も第1比較器113の正相入力端子114に現れる基準電圧URを超過し、その結果、第1比較器113の出力端子115には低電圧を生ずる。この結果、第4トランジスタ116は導電状態にドライブされ、そのためコンデンサ118は抵抗体117を通じて迅速に充電される。コンデンサ118の前後の電圧UCが所定の限界値を超過し、この場合、第2比較器122の正相入力端子121に現れる電圧も第2比較器122の逆相入力端子123に現れる基準電圧URを超過するや直ちに、第2比較器122の出力端子125に高い電位を生ずる。この結果、第5トランジスタ127は導電状態にドライブされ、そのため第2トランジスタ90と第3トランジスタ91とを共にオフにする。このことは、ローラ駆動モータ25の回路を中断し、従ってローラ駆動モータ25をオフにすることを意味する。
ローラ駆動モータ25がオフになった後は、電圧UMは第1比較器113の逆相入力端子112に、も早、現れず、その結果、第1比較器113の出力端子115は高電位となる。この結果、第4トランジスタ116はカットオフされ、コンデンサ118は他の抵抗体119を通じて放電することができる。コンデンサ
118は放電するから、このコンデンサ118の前後の電圧UC、従って第2比較器122の正相入力端子121の対応する電圧が低くなる。第2比較器122の正相入力端子121の電圧が基準電圧URより低くなると、直ちに第2比較器122の出力端子125は低電位になり、その結果、第5トランジスタ127はカットオフされ、その結果として、第2トランジスタ90、及び第3トランジスタ91を再びオンにする。従って、コンデンサ118の放電プロセスの所定の放電時間後は、ローラ駆動モータ25を再びオンにし、マッサージ器1のローラに過大な制動作用が加わらなければ、ローラ駆動モータ25は付勢された状態に留まる。しかし、ローラ、従ってローラ駆動モータ25に過大な制動作用が加わる原因がなお残存していればローラ駆動モータ25を再びオフにする。
図8に示すようなマッサージ器1にモータ電流制御装置108、及びモータオフ装置109を設けることによって、ローラ駆動モータ25、又はこのモータによって駆動されるローラ駆動装置が、このローラ駆動装置を介してローラ駆動モータ25によって駆動されるローラの過大な制動の結果として破損し、又は破壊することがなく、更に、ローラ駆動モータ25によって駆動されるローラの過大制動に起因して、人の皮膚の損傷を防止することができる利点がある。
本発明は上述の実施例に限定されない。本発明の要旨は異なる構造のマッサージ器にも有利に適用することができる。例えば、ローラ駆動モータによって回転駆動され得る2個のローラを具えるマッサージ器において、代案としてローラ駆動モータと2個のローラのおのおのとの間に相互に少なくとも一部独立した独立駆動伝動装置を設け、マッサージ器の所定の作動方向に見て後部のローラより一層早い速度で前部のローラを駆動することも可能であり、この構造によって後部のローラによって皮膚、又は組織を吸引室の外へ動かす速さよりも、後部のローラより一層早く駆動される前部のローラによって皮膚、又は組織を吸引室内に一層早く送り込む傾向を生ぜしめ、このマッサージ器の吸引室内に引き入れる皮膚の隆起部を形成する作用における2個のローラを助けるようにする。本発明マッサージ器においては、ローラ駆動装置によって2個のローラの一方のみを駆動し得るようにすることもできる。
Claims (9)
- 2個の相互に平行な離間するローラ軸線の1個の周りにそれぞれ回転可能である2個のローラであって、これ等ローラの円周面は人の皮膚の上に設置することができ、前記ローラ軸線の横方向に延びる所定の作動方向に人の皮膚の上に2個のローラを介してマッサージ器を動かす時、少なくとも一方のローラが所定の回転方向に回転駆動される2個のローラを具え、更に、これ等2個のローラの区域にあって吸引空間を包囲している吸引室であって、人の皮膚に前記ローラを加えた時、人の皮膚に向く区域にこの吸引室が開放しており、人の皮膚を前記吸引室に引き入れて皮膚の隆起部を形成するため人の皮膚に前記ローラを加えた時、前記吸引室内に負圧を発生させるポンプに空気移送管を介して連通している吸引室を具えるマッサージ器において、空気移送管を介して前記吸引室に連通していて、負圧に応動し、その負圧の所定値に関して制御機能を遂行する制御装置を設け、前記吸引室内に所定の負圧が達成された時、前記ローラを駆動するローラ駆動装置を前記制御装置によって作動させるよう構成したことを特徴とするマッサージ器。
- 空気移送負圧解除管を介して前記吸引室に連通する手動で操作する負圧解除弁装置を設け、前記吸引室内に発生している負圧を解除するため、前記負圧解除弁装置を作動させた時、前記吸引室によって包囲されている前記吸引空間が前記吸引室を包囲する大気に前記負圧解除弁装置によって連通され得るよう構成したことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ器。
- 前記負圧解除管を通じて前記吸引室に連通しており相互に対向して配置された2個の空気弁を前記負圧解除弁装置に設け、前記マッサージ器のグリップ部材の両側に配置され、前記2個の空気弁の1個をそれぞれ開く作用を有する2個の作動素子を前記マッサージ器に設けたことを特徴とする請求項2に記載のマッサージ器。
- モータ電源装置の一部を形成していて、所定の負圧値で電気的切換え機能を遂行する電子空気負圧スイッチによって前記制御装置を構成し、前記吸引室内に所定値の負圧が生じた時、前記電子空気負圧スイッチによって前記ローラ駆動モータをオンにし得るよう構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項の記載のマッサージ器。
- 前記負圧スイッチ、及び前記ポンプのおのおのが別個の空気移送管を通じて吸引室に連通していることを特徴とする請求項4に記載のマッサージ器。
- 前記吸引室を包囲する大気に、前記ポンプと前記吸引室との間の前記空気移送管を連結する空気送給管を設け、前記吸引室側の空気送給部を通じて前記ポンプと前記吸引室との間の前記空気移送管に連通する制御可能な空気送給弁と、中心空気送給部を通じて前記制御可能な空気送給弁に連通すると共に前記吸引室の大気に連通する非制御空気送給弁とを前記空気送給管に設け、前記負圧スイッチは別個の空気移送管を通じて前記中心空気送給部に連通していることを特徴とする請求項4に記載のマッサージ器。
- 前記吸引室側の前記空気送給部を前記吸引室の大気に連結する負圧解除管と、この負圧解除管に連通する手動操作する負圧解除弁装置とを設けたことを特徴とする、請求項4が請求項1に従属する場合の請求項6に記載のマッサージ器。
- 前記負圧解除管は前記吸引室側の前記空気送給部を前記吸引室の大気に連結し、前記負圧解除弁装置は、この負圧解除管に連通する手動操作する負圧解除弁装置である、請求項4が請求項2又は3に従属する場合の請求項6に記載のマッサージ器。
- 前記ローラ駆動モータのためのモータ電源装置の一部を形成している前記負圧スイッチは前記ローラ駆動モータによって駆動されるローラの過大な制動の結果としてモータ電流が所定限界値を越えると制御情報を発生し供給するモータ電流制御装置を具え、この制御情報が現れた時、前記ローラ駆動モータをオフにすることができ、前記モータ電流制御装置に接続されたモータオフ装置を前記モータ電流制御装置が具えることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のマッサージ器。
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