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JP4081164B2 - Plastic pipe fittings - Google Patents

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JP4081164B2
JP4081164B2 JP30983197A JP30983197A JP4081164B2 JP 4081164 B2 JP4081164 B2 JP 4081164B2 JP 30983197 A JP30983197 A JP 30983197A JP 30983197 A JP30983197 A JP 30983197A JP 4081164 B2 JP4081164 B2 JP 4081164B2
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socket
resin
resin pipe
joint
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパイプ継手に関するものであり、更に詳しくは樹脂パイプ用のワンプッシュ型継手の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、集合住宅はもとより戸建住宅の水廻りに樹脂パイプが広く採用されており、従って、樹脂パイプ同士の接続も頻繁に行われている。しかるに、特に給水や給湯用パイプの継手にあっては漏水の発生は全く許されず、しかも接続が簡便であることとの要請が高い。このため多くの提案がなされているが、未だ充分満足できる継手は出現していないのが現状である。
【0003】
ここで従来のパイプ用継手の一例を述べれば、パイプ用継手の本体となるソケット内に漏水対策としてのO−リングと、樹脂パイプの接続を完全にするためのグラブリングが挿入されており、樹脂パイプはこのソケット内に挿入されてグラブリングの爪部によって外表面が喰い込まれて接続されると共に、樹脂パイプの外表面とソケット内表面との間にO−リングを挟み込んで漏水の発生を防いでいる構造となっている。
【0004】
しかるに、グラブリング等の係止リングが浅い部位に、O−リングが深部にある構造の継手の最大の欠点は、樹脂パイプをソケット内に挿入する際に、グラブリングの爪部によって樹脂パイプの外表面にパイプ軸方向に筋状の傷を付け、樹脂パイプにO−リングを嵌めても筋状の傷(凹み)の部位はシ−ルすることができず、これに起因する漏水を招いてしまうこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来のパイプ用継手の欠点を改良せんとするものであり、ソケット内に樹脂パイプを挿入した際にもグラブリングの爪部によって傷を全く生じることのない樹脂パイプ用継手を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の樹脂パイプ用継手は、上記の課題を解決するために次の構造としたものである。即ち、樹脂パイプの差し込みを許容する継手本体の一部を構成するソケットと、このソケット内にO−リング、グラブリング、バックアップリングが順次配置された樹脂パイプ用継手であって、前記継手本体における前記クラブリングの配置部位より樹脂パイプの差し込み側の最深部と反対側に環状凹部を設け、筒状パイプカバ−の後端に形成されたフランジが前記環状凹部内に隙間をもって嵌合され、筒状パイプカバ−の前端がソケット内側に向かう傾斜部とされて前記グラブリングの爪部を覆う形状とした継手にかかり、通常は、ソケット内部の最深部に、挿入される樹脂パイプの先端が当接する段部10a を形成し、次いでO−リングを収容する段部10b が形成されるものである。更に好ましくは、樹脂パイプの挿入を目視確認をするための確認孔を、樹脂パイプの差し込み側の最深部に対して、継手本体のソケット内のO−リングより外側の継手本体の部位に形成するのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の樹脂パイプ用継手は以上の構成としたため、樹脂パイプをソケット内に挿入するに当って、樹脂パイプの先端によって筒状パイプカバ−の傾斜部が押され、環状凹部と筒状パイプカバ−の後端のフランジとの間の隙間分だけ筒状パイプカバ−がソケットの深部に向かって移動する。この時、樹脂パイプから見れば筒状パイプカバ−がグラブリングの爪部を覆い、グラブリングの爪部を樹脂パイプが通過する際には樹脂パイプの外表面は爪部によって傷が付くことは全くなくなったものであり、樹脂パイプがソケットの最深部に到達した後は筒状パイプカバ−が環状凹部と筒状パイプカバ−の後端のフランジとの間の隙間分だけ戻ることになる。このように、筒状パイプカバ−が戻った際にはグラブリングの爪部が樹脂パイプの外表面に食い込むこととなり、この傷に起因する漏水は全く解消したものである。そして、ソケット内のO−リングは樹脂パイプの表面に密着するためにO−リングの位置よりも外側における樹脂パイプの外周側は水密とされている。このため、好ましくは樹脂パイプの挿入を目視確認をするための確認孔を、樹脂パイプの差し込み側の最深部に対して、継手本体のソケット内のO−リングより外側の継手本体に穿孔して樹脂パイプの挿入を確認するのがよい。
【0008】
そして、通常はパイプ用継手の本体となるソケットの内部には段部10a と段部10b とが形成されるが、段部10a は樹脂パイプの先端が完全にソケット内に挿入されたことを確認する機能を有し、段部10b は樹脂パイプが挿入された際のO−リングの収容部である。この段部10b の存在によりO−リングが樹脂パイプの先端によって押されて異常な変形をすることなく、正常なリング状を保つこととなる。尚、O−リング用の段部10b は周溝であってもよい。
【0009】
本発明のパイプ用継手の本体となるソケットは通常は砲金製であるが、場合によってはポリブテンやポリフッ化ビリニデン等の樹脂製であってもよい。
【0010】
本発明にて用いられる筒状パイプカバ−は樹脂製であってもよいが、通常はグラブリングの爪部によって傷が付きにくくしかも耐食性のある例えばSUS304やSUS316等の金属製のものがよい。そしてこの筒状パイプカバ−は、通常は先端が縮径して傾斜部が形成され、その先端部より複数のスリットが入っているものである。
【0011】
尚、本発明の樹脂パイプ用継手はO−リングをソケットの深部側に位置させ、グラブリングをそれより浅い側に配置したものであり、このことにより樹脂パイプの挿入不足の発見は容易となるという機能を併せ持っている。即ち、樹脂パイプをソケット内に挿入する際、樹脂パイプの先端によってO−リングを拡径しつつ嵌合するためかなりの挿入抵抗がある。従って、グラブリングよりもO−リングがソケット内の浅い側にあると、樹脂パイプがO−リングを通過しただけで挿入が完了したものと勘違いすることもあり、水圧により樹脂パイプがソケットより外れてしまうことになる。
【0012】
しかるに、本発明の樹脂パイプ用継手にあっては、O−リングがソケットの最深部にあるため樹脂パイプ先端のO−リングとの挿入抵抗は、樹脂パイプが最深部にまで挿入されることによってはじめて挿入抵抗があるもので、勘違いによる挿入の不良も防止可能となったものである。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の樹脂パイプ用継手を具体例をもって更に詳細に説明する。
図1は本発明の樹脂パイプ用継手の第1例を示す半裁図であり、図2はその分解図である。さて、砲金製ソケット10には樹脂パイプ30の差し込み側に最深部より段部10a 、段部10b 、更にこの例では段部10c を形成したもので、段部10b にはO−リング11が配置され、段部10c には樹脂製のワッシャ−12、次いでグラブリング13、そしてバックアップリング14が順次配置される。このバックアップリング14はそれ自体独立した部材であってもよいが、この例ではソケット10の内周面に刻設された雌ネジ部15に螺合される雄ネジ部16を有する環状部材17と一体となっており、この両者を螺合することにより各部材がソケット10内に納められる。
【0014】
そして、バックアップリング14の後方に環状凹部140 を設け、筒状パイプカバ−20の後端が外側に向けてフランジ21が形成され、このフランジ21が前記環状凹部140 内に隙間をもって嵌合されている。そして、筒状パイプカバ−20の前端がソケット1の内側に向かう傾斜部22とされ、前記の隙間分だけ筒状パイプカバ−20が動くことによりグラブリング13の爪部130 を覆うこととなる。
【0015】
この筒状パイプカバ−20は図2に示すように後端部に外側に向けてフランジ21が、そして前端部が縮径した傾斜部22とされ、これに軸方向にスリット23が多数形成されている。
【0016】
さて、このように各部材がソケット10内に組み込まれるが、挿入される樹脂パイプ30の先端にはその内径を保つためにスリ−ブ31が嵌合され、この状態で樹脂パイプ30をソケット10内に挿入されるものである。
図3は樹脂パイプ30の挿入途中にあり、樹脂パイプ30の先端がグラブリング13の爪部130 を通過した際の半裁図であり、図4は樹脂パイプ30が完全に挿入された際の半裁図である。
【0017】
本発明の樹脂パイプ継手にあっては、図3に示すように樹脂パイプ30がソケット10内に挿入されると樹脂パイプ30の先端にて筒状パイプカバ−20の傾斜部22を押し、このまま樹脂パイプ30と共に筒状パイプカバ−20が環状凹部140 とフランジ21との隙間分だけ移動し、グラブリング13の爪部130 を覆ってしまう。従って、樹脂パイプ30が深部に向かって挿入される場合には、グラグリング13の爪部130 とは直接接触せず、この爪部130 に対しては筒状パイプカバ−20が接触しつつ更に挿入されることとなる。このようにグラブリング13の爪130 によって樹脂パイプ30の外表面には傷が付かないこととなる。
【0018】
このように、本発明の樹脂パイプ継手にあっては樹脂パイプ30とソケット10との嵌合時にグラブリング13の爪部130 によって樹脂パイプ30の表面に傷が付くことは全くなく、深部側にO−リング11があっても漏水することはなくなったものである。
【0019】
図5は本発明の樹脂パイプ用継手の第2例を示す半裁概略図であり、環状凹部140 を形成するためにバックアップリング14の後方に内径即ち環状凹部140 を形成するワッシャ−141 を挟んだものである。従って、この例ではワッシャ−141 の内径内に筒状パイプカバ−20のフランジ21が隙間をもって嵌り込むこととなる。
【0020】
図6は本発明の樹脂パイプ用継手の第3例を示す半裁概略図であり、環状凹部140 を形成するために環状部材17より環状凸部170 を形成し、バックアップリング14の後方に環状凹部140 を形成したものである。従って、この例では環状凸部170 にて形成された環状凹部140 内に筒状パイプカバ−20のフランジ21が隙間をもって嵌り込むこととなる。尚、この例ではワッシャ−12の代わりにソケット1に突周10 を形成し、これにてO−リング11が納まる内周溝110 を構成したものである。
【0021】
尚、符号40はかかる突周10 に対してソケット10に穿孔された施工確認孔である。図でも分かるように、O−リング11と樹脂パイプ30の外周面は水密に密着されているが故にO−リング11より外側の部位における樹脂パイプ30の外表面は漏水は全くない。従って、この部位即ちソケット10のO−リング11より外側の突周10 の部位に孔40を開けて、樹脂パイプ30の挿入の確認を行うものである。この施工確認孔40を形成したことにより樹脂パイプ30の挿入不足による漏水や樹脂パイプ30の抜け等の現象がなくなるものである。
【0022】
図7は本発明の樹脂パイプ用継手の第4例を示す半裁概略図であり、環状部材17の代りにキャップ25をソケット10の外表面に刻設した雄ネジ26に螺合した例であり、キャップ25の内フランジ27により各部材をソケット10内に配置した例である。尚、ワッシャ−141 はキャップ25と一体でもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明の樹脂パイプ用継手にあっては、ソケットに差し込む際にグラブリングの爪部との接触がないため、パイプの外表面に傷が付くことはなく、このため、漏水の発生は極めて低減されたものであって、更に構造上からみてパイプの差し込み不足もなくなり、施工時にさほど熟練を要さずに作業ができるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の樹脂パイプ用継手を示す半裁図である。
【図2】図2は図1の樹脂パイプ用継手の分解図である。
【図3】図3は樹脂パイプの先端がグラブリングの爪部を通過した状態を示す半裁図である。
【図4】図4は樹脂パイプが完全に挿入された際の半裁図である。
【図5】図5は本発明の樹脂パイプ用継手の第2例を示す半裁概略図である。
【図6】図6は本発明の樹脂パイプ用継手の第3例を示す半裁概略図である。
【図7】図7は本発明の樹脂パイプ用継手の第4例を示す半裁概略図である。である。
【符号の説明】
10‥‥ソケット、
10a 、10b 、10c ‥‥段部、
11‥‥O−リング、
12‥‥ワッシャ−、
13‥‥グラブリング、
130 ‥‥グラブリングの爪部、
14‥‥バックアップリング、
15‥‥ソケットの内周面に刻設された雌ネジ部、
16‥‥環状部材に刻設された雄ネジ部、
17‥‥環状部材、
20‥‥筒状パイプカバ−、
21‥‥フランジ、
22‥‥傾斜部、
23‥‥スリット、
25‥‥キャップ、
26‥‥ソケットの外表面に刻設した雄ネジ、
27‥‥キャップの内フランジ、
30‥‥樹脂パイプ、
31‥‥スリ−ブ、
40‥‥施工確認孔。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe joint, and more particularly to an improvement of a one-push type joint for resin pipes.
[0002]
[Prior art]
In recent years, resin pipes have been widely used around apartment buildings as well as in detached houses, and therefore, resin pipes are frequently connected. However, there is a high demand for water leakage and hot water pipe joints that are not allowed to leak and that the connection is simple. For this reason, many proposals have been made, but the present situation is that no satisfactory joint has yet appeared.
[0003]
Here, an example of a conventional joint for pipes is described. An O-ring as a countermeasure against water leakage and a grab ring for complete connection of resin pipes are inserted in a socket that is a main body of a joint for pipes. The resin pipe is inserted into this socket and the outer surface of the resin pipe is engulfed and connected by the grab ring claw, and an O-ring is sandwiched between the outer surface of the resin pipe and the inner surface of the socket to generate water leakage. It has a structure that prevents.
[0004]
However, the biggest drawback of a joint with a structure in which a locking ring such as a grab ring is shallow and an O-ring is deep is that when the resin pipe is inserted into the socket, the claw part of the grab ring causes the resin pipe to Even if a streak is formed on the outer surface in the axial direction of the pipe and an O-ring is fitted to the resin pipe, the streak-like flaw (dent) cannot be sealed, resulting in water leakage. It will end up.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention is intended to improve the above-described drawbacks of conventional pipe joints. For resin pipes that do not cause any damage due to the grab ring claw even when the resin pipe is inserted into the socket. The problem is to provide a joint.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The joint for resin pipes of the present invention has the following structure in order to solve the above problems. That is, a socket constituting a part of a joint body that allows insertion of a resin pipe, and a joint for a resin pipe in which an O-ring, a grab ring, and a backup ring are sequentially arranged in the socket . An annular recess is provided on the side opposite to the deepest part on the insertion side of the resin pipe from the arrangement part of the club ring, and a flange formed at the rear end of the cylindrical pipe cover is fitted into the annular recess with a gap, thereby forming a cylindrical shape. The front end of the pipe cover is an inclined part that faces the inner side of the socket and is applied to a joint that covers the grab ring claw. Usually, the step where the tip of the inserted resin pipe abuts the deepest part inside the socket. The portion 10a is formed, and then the step portion 10b for accommodating the O-ring is formed. More preferably, a confirmation hole for visually confirming the insertion of the resin pipe is formed in a portion of the joint body outside the O-ring in the socket of the joint body with respect to the deepest portion on the insertion side of the resin pipe. It is good.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Since the joint for resin pipes of the present invention has the above-described configuration, when the resin pipe is inserted into the socket, the inclined portion of the cylindrical pipe cover is pushed by the tip of the resin pipe, and the annular recess and the cylindrical pipe cover are connected. The cylindrical pipe cover moves toward the depth of the socket by the gap between the rear end flange. At this time, when viewed from the resin pipe, the cylindrical pipe cover covers the grab ring claw, and when the resin pipe passes through the grab ring claw, the outer surface of the resin pipe is not damaged by the claw. After the resin pipe reaches the deepest part of the socket, the cylindrical pipe cover returns by the gap between the annular recess and the flange at the rear end of the cylindrical pipe cover. Thus, when the tubular pipe cover is returned, the claw portion of the grabbing bites into the outer surface of the resin pipe, and the water leakage due to this scratch is completely eliminated. And since the O-ring in a socket closely_contact | adheres to the surface of a resin pipe, the outer peripheral side of the resin pipe in the outer side rather than the position of an O-ring is watertight. For this reason, preferably, a confirmation hole for visually confirming the insertion of the resin pipe is drilled in the joint body outside the O-ring in the socket of the joint body with respect to the deepest part on the insertion side of the resin pipe. It is recommended to confirm the insertion of the resin pipe.
[0008]
Normally, a step 10a and a step 10b are formed inside the socket which is the main body of the pipe joint. The step 10a confirms that the end of the resin pipe is completely inserted into the socket. The step portion 10b is a housing portion for the O-ring when the resin pipe is inserted. Due to the presence of the stepped portion 10b, the O-ring is pushed by the tip of the resin pipe and does not deform abnormally, so that a normal ring shape is maintained. The O-ring step 10b may be a circumferential groove.
[0009]
The socket that is the main body of the pipe joint of the present invention is usually made of gun metal, but may be made of resin such as polybutene or polyvinylidene fluoride in some cases.
[0010]
The cylindrical pipe cover used in the present invention may be made of resin, but is usually made of a metal such as SUS304 or SUS316 which is hardly damaged by the claw portion of the grab ring and has corrosion resistance. In this cylindrical pipe cover, the tip is usually reduced in diameter to form an inclined portion, and a plurality of slits are inserted from the tip.
[0011]
The resin pipe joint of the present invention has an O-ring positioned on the deep side of the socket and a grab ring disposed on the shallower side, which makes it easy to find that the resin pipe is insufficiently inserted. It also has the function of That is, when the resin pipe is inserted into the socket, the O-ring is fitted while the diameter of the O-ring is expanded by the tip of the resin pipe. Therefore, if the O-ring is closer to the inside of the socket than the grab ring, it may be misunderstood that the insertion has been completed just by passing the resin pipe through the O-ring. It will end up.
[0012]
However, in the joint for resin pipes of the present invention, since the O-ring is at the deepest part of the socket, the insertion resistance with the O-ring at the tip of the resin pipe is that the resin pipe is inserted to the deepest part. This is the first time that there is an insertion resistance, and it is possible to prevent poor insertion due to misunderstanding.
[0013]
【Example】
Hereinafter, the joint for resin pipes of the present invention will be described in more detail with specific examples.
FIG. 1 is a half cut view showing a first example of the joint for resin pipes of the present invention, and FIG. 2 is an exploded view thereof. The gunmetal socket 10 is formed with a step portion 10a and a step portion 10b from the deepest part on the insertion side of the resin pipe 30, and further, in this example, a step portion 10c. An O-ring 11 is arranged on the step portion 10b. A resin washer 12, then a grab ring 13, and a backup ring 14 are sequentially arranged on the step portion 10c. The backup ring 14 may be an independent member, but in this example, an annular member 17 having a male screw portion 16 screwed into a female screw portion 15 engraved on the inner peripheral surface of the socket 10 and The members are integrated, and each member is accommodated in the socket 10 by screwing them together.
[0014]
Then, the annular recess 14 0 is provided at the rear of the backup ring 14, the rear end of the tubular Paipukaba -20 is the flange 21 toward the outside is formed, the flange 21 is fitted with a gap to the annular recess 14 in the 0 ing. Then, the front end of the tubular Paipukaba -20 is an inclined portion 22 towards the inside of the socket 1, so that the covering claw 13 0 of the grab ring 13 by the gap amount corresponding cylindrical Paipukaba -20 of movement.
[0015]
As shown in FIG. 2, this cylindrical pipe cover 20 has a rear end portion with an outward flange 21 and a front end portion having a slanted portion 22 with a reduced diameter. A number of slits 23 are formed in the axial direction on the flange portion. Yes.
[0016]
Now, each member is incorporated in the socket 10 in this way, and a sleeve 31 is fitted to the tip of the resin pipe 30 to be inserted in order to keep the inner diameter. In this state, the resin pipe 30 is inserted into the socket 10. It is inserted into the inside.
Figure 3 is a half-inserted resin pipe 30, a cut in half view when the leading end of the resin pipe 30 has passed through the claw portion 13 0 of the grab ring 13, FIG. 4 when the resin pipe 30 is fully inserted It is a half-cut diagram.
[0017]
In the resin pipe joint of the present invention, as shown in FIG. 3, when the resin pipe 30 is inserted into the socket 10, the inclined portion 22 of the cylindrical pipe cover 20 is pushed at the tip of the resin pipe 30, and the resin pipe is left as it is. tubular Paipukaba -20 is moved by a gap amount between the annular recess 14 0 and the flange 21 together with the pipe 30, thereby covering the claw portion 13 0 of the grab ring 13. Therefore, further in the case where the resin pipe 30 is inserted toward the deep portion does not directly contact the claw portion 13 0 of Guraguringu 13, while contacting the tubular Paipukaba -20 for the claw portions 13 0 Will be inserted. Thus a possible avoid scratching the outer surface of the resin pipe 30 by the pawl 13 0 grab ring 13.
[0018]
Thus, in the resin pipe joint of the present invention the resin pipe 30 and without any scratches that the surface of the plastic pipe 30 during mating by the claw portion 13 0 of the grab ring 13 of the socket 10, the depth side Even if the O-ring 11 is present, no water leaks.
[0019]
Figure 5 is a cut in half schematic diagram showing a second example of the plastic pipe fitting of the present invention, the washer -14 1 forming an inner diameter That annular recess 14 0 behind the backup ring 14 to form an annular recess 14 0 Is sandwiched between. Accordingly, the flange 21 of the tubular Paipukaba -20 washer -14 1 in inner diameter in this example is that the fit with a gap therebetween.
[0020]
Figure 6 is a cut in half schematic diagram showing a third example of the plastic pipe fitting of the present invention, to form an annular protrusion 17 0 from the annular member 17 to form an annular recess 14 0, to the rear of the backup ring 14 it is obtained by forming an annular recess 14 0. Therefore, the flange 21 of the tubular Paipukaba -20 in an annular recess 14 0 formed by an annular protrusion 17 0 is fitted with a gap in this example. In this example forms a circular projection 1 0 into the socket 1 in place of the washer -12 is obtained by constituting the inner peripheral groove 11 0 this by O- ring 11 fits.
[0021]
Reference numeral 40 is a construction confirmation hole formed in the socket 10 for such circular projection 1 0. As can be seen from the figure, since the outer peripheral surfaces of the O-ring 11 and the resin pipe 30 are in close contact with each other in a watertight manner, the outer surface of the resin pipe 30 outside the O-ring 11 has no water leakage. Therefore, a hole 40 in a portion of the circular projection 1 0 outside the O- ring 11 in this region i.e. the socket 10, and performs confirmation of the insertion of the resin pipe 30. The formation of the construction confirmation hole 40 eliminates the phenomenon such as water leakage due to insufficient insertion of the resin pipe 30 and disconnection of the resin pipe 30.
[0022]
FIG. 7 is a schematic half-cut view showing a fourth example of the joint for resin pipes of the present invention, in which a cap 25 is screwed into a male screw 26 carved on the outer surface of the socket 10 instead of the annular member 17. This is an example in which each member is arranged in the socket 10 by the inner flange 27 of the cap 25. Incidentally, the washer -14 1 may be integral with the cap 25.
[0023]
【The invention's effect】
In the joint for resin pipes of the present invention, since there is no contact with the claw part of the grab ring when inserted into the socket, the outer surface of the pipe is not damaged, and therefore the occurrence of water leakage is extremely reduced. Furthermore, there is no shortage of pipe insertion in view of the structure, and there is a feature that work can be performed without requiring much skill during construction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a half cut view showing a joint for resin pipes of the present invention.
FIG. 2 is an exploded view of the joint for resin pipes of FIG.
FIG. 3 is a half-cut view showing a state in which a tip of a resin pipe has passed through a claw portion of a grab ring.
FIG. 4 is a half-cut view when the resin pipe is completely inserted.
FIG. 5 is a half-cut schematic diagram showing a second example of the joint for resin pipes of the present invention.
FIG. 6 is a half-cut schematic diagram showing a third example of the joint for resin pipes of the present invention.
FIG. 7 is a half-cut schematic diagram showing a fourth example of the joint for resin pipes of the present invention. It is.
[Explanation of symbols]
10 ... Socket,
10a, 10b, 10c ... stepped part,
11 ... O-ring,
12. Washer,
13 Grabbing,
13 0 ... grab ring nails,
14 ... Backup ring,
15 ... Female thread engraved on the inner peripheral surface of the socket,
16 ... Male thread engraved on the annular member,
17 ... Annular member,
20 ... Cylinder-shaped pipe cover,
21 ... Flange,
22 ... inclined part,
23 ... slit,
25 ... Cap,
26 ...... Male thread engraved on the outer surface of the socket,
27 ... The inner flange of the cap,
30 ... Resin pipe,
31 ... sleeve,
40 ... Construction confirmation hole.

Claims (4)

樹脂パイプの差し込みを許容する継手本体の一部を構成するソケットと、このソケット内にO−リング、グラブリング、バックアップリングが順次配置された樹脂パイプ用継手であって、前記継手本体における前記クラブリングの配置部位より樹脂パイプの差し込み側の最深部と反対側に環状凹部を設け、筒状パイプカバ−の後端に形成されたフランジが前記環状凹部内に隙間をもって嵌合され、筒状パイプカバ−の前端がソケット内側に向かう傾斜部とされ、当該傾斜部にて前記グラブリングの爪部を覆う形状としたことを特徴とする樹脂パイプ用継手。 A socket constituting a part of a joint body that allows insertion of a resin pipe, and a joint for resin pipe in which an O-ring, a grab ring, and a backup ring are sequentially arranged in the socket, wherein the club in the joint body An annular recess is provided on the opposite side of the resin pipe from the deepest portion on the insertion side of the ring, and a flange formed at the rear end of the cylindrical pipe cover is fitted with a gap in the annular recess, so that the cylindrical pipe cover The joint for resin pipes is characterized in that the front end is an inclined part toward the inside of the socket, and the inclined part covers the claw part of the grab ring. ソケット内部の最深部に、挿入される樹脂パイプの先端が当接する段部10a を形成し、次いでO−リングを収容する段部10b が形成された請求項第1項記載の樹脂パイプ用継手。 The joint for resin pipes according to claim 1, wherein a stepped portion 10a is formed at the deepest portion inside the socket, and a stepped portion 10a is formed to contact the tip of the inserted resin pipe, and then a stepped portion 10b for accommodating an O-ring is formed. ソケット内に挿入された樹脂パイプの先端にて前記筒状パイプカバ−の傾斜部を押し、樹脂パイプの先端がグラブリングの爪部を通過する際には前記筒状パイプカバ−が樹脂パイプの先端外表面を覆っている請求項第1項記載の樹脂パイプ用継手。 The inclined portion of the cylindrical pipe cover is pushed by the tip of the resin pipe inserted into the socket, and when the tip of the resin pipe passes the claw portion of the grab ring, the cylindrical pipe cover is outside the tip of the resin pipe. The joint for resin pipes of Claim 1 which has covered the surface. 樹脂パイプの差し込み側の最深部に対して、継手本体のソケット内のO−リングより外側の継手本体の部位に施工確認孔を形成した請求項第1項記載の樹脂パイプ用継手。 The joint for resin pipes according to claim 1, wherein a construction confirmation hole is formed in a portion of the joint body outside the O-ring in the socket of the joint body with respect to the deepest portion on the insertion side of the resin pipe.
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