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JP4067933B2 - 交通情報提供システム - Google Patents

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JP4067933B2 JP2002306438A JP2002306438A JP4067933B2 JP 4067933 B2 JP4067933 B2 JP 4067933B2 JP 2002306438 A JP2002306438 A JP 2002306438A JP 2002306438 A JP2002306438 A JP 2002306438A JP 4067933 B2 JP4067933 B2 JP 4067933B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は交通情報提供システムに関し、詳細にはGPS(Global Positioning System)を利用して計測した現在位置と予め登録した待避所等の目的地の位置情報から目的地までの距離等の交通情報を、除雪車等の道路作業車の後続を走行する一般車両の運転手に提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
全国を網羅している国道や県道、そして高速道路における車両の安全な走行を保全するために、道路工事や清掃などの公共の作業を行う作業車が従事している。そして、その作業車には「作業中」、「車線減少」や「徐行運転」などの案内表示を行う交通情報表示板が搭載され、後続車両に作業状況等の情報を提供することで注意を促している。また、時には雪害等による道路閉鎖を解除するために除雪を行う除雪車を走行させて道路上に立ち往生した車両を待避所まで案内することもある。この場合、図9に従来の道路状況の様子を示すように、例えば高速道路の場合中央分離帯11を挟んで上下車線それぞれに、走行車線12、追い越し車線13、そして緊急車両が走行するための路肩14が設けられているが、雪害によって道路が閉鎖され、多くの車両30が立ち往生している状況を回避するために、除雪車20がそれぞれの車線の除雪を行いながら、後続の車両30を待避所まで案内する。
【0003】
【発明が解決するために課題】
しかしながら、図9に示すように、低速で作業を行っている除雪車20に後続車両20が滞留してしまい、更に除雪が完了した反対車線のスムーズな車両の流れを見た徐行中の車両30の運転手は、待避所までどのくらい距離があるのか、またどのくらい時間がかかるのか、全くわからないために、走行禁止である路肩を走行し始めたり、無理な車線変更による追い越しを行い、事故を引き起こす恐れがあった。
【0004】
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、登録した待避所まで距離や所要時間などの交通情報を後続車両に提供し、安全走行を支援できる交通情報提供システムを構築することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記問題点を解決するために、本発明の交通情報提供システムは、現在位置から予め登録した待避所までの距離や所要時間等の交通情報を提供する交通情報提供車両と、この交通情報提供車両から提供される前記交通情報や他の交通情報を後続車両に提供する交通情報センター基地局とを含んで構築されている。そして、本発明の交通情報提供システムにおける交通情報提供車両は、少なくとも2基のGPS衛星から受信した各GPSデータに基づいて現在位置を取得するGPSユニットと、このGPSユニットにより取得した現在位置から予め登録した待避所までの距離や所要時間を算出する計算手段と、この計算手段により算出した待避所までの距離や所要時間を交通情報として後続車両に対して搭載した表示板に表示する表示手段と、計算手段により算出した待避所までの距離や所要時間を含む交通情報を、交通情報センター基地局に送信する第1の送信手段とを有し、また交通情報センター基地局は、交通情報提供車両から受信する交通情報と、自局で収集した他の交通情報とを加味して作成した交通情報を後続車両に送信する第2の送信手段を有する。よって、登録した待避所ま距離や所要時間などの交通情報を後続車両に提供し、安全走行を支援できるシステムを汎用的に構築できる
【0006】
また、後続車両は、交通情報センター基地局から受信した交通情報を文字情報及び音声情報で出力する出力手段を有することにより、後続車両の運転手は表示画面で文字情報としての交通情報を視認することができ、あるいは音声情報としての交通情報を聞いて確認することできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の交通情報提供システムは、現在位置から予め登録した待避所までの距離や所要時間等の交通情報を提供する交通情報提供車両と、この交通情報提供車両から提供される前記交通情報や他の交通情報を後続車両に提供する交通情報センター基地局とを含んで構築されている。そして、本発明の交通情報提供システムにおける交通情報提供車両は、少なくとも2基のGPS衛星から受信した各GPSデータに基づいて現在位置を取得するGPSユニットと、このGPSユニットにより取得した現在位置から予め登録した待避所までの距離や所要時間を算出する計算手段と、この計算手段により算出した待避所までの距離や所要時間を交通情報として後続車両に対して搭載した表示板に表示する表示手段と、計算手段により算出した待避所までの距離や所要時間を含む交通情報を、交通情報センター基地局に送信する第1の送信手段とを有し、また交通情報センター基地局は、交通情報提供車両から受信する交通情報と、自局で収集した他の交通情報とを加味して作成した交通情報を後続車両に送信する第2の送信手段を有する。
【0014】
【実施例】
図1は本発明の一実施例に係る交通情報提供システムのシステム構成を示す概略図である。同図において、本実施例の交通情報提供システムは、主に、交通情報提供車両100、少なくとも2基のGPS衛星200、交通情報センター基地局300、後続車両400を含んで構築されている。また、交通情報提供車両100は、GPSユニット101、GPSアンテナ102、車載用パソコン(以下車載用PCと略す)103、操作部104、表示制御部105、交通情報表示板106、合成音声生成部107、送信部108、地上波送信アンテナ109、外部メディアドライブ110及び記憶部111を有している。そして、GPSユニット101は、少なくとも2基のGPS衛星200から逐次送られてくる位置情報であるGPSデータ201をGPSアンテナ102を介して受信し、現在位置の緯度、経度の計測を行うものであり、車載用PC103と図示していないシリアルI/Fを介してデータの供給を行う。車載用PC103は、後述する算出方法により目的地までの距離等を算出したり、後述する記憶部111に記憶された交通情報の内容を後続車両400に提供するための各種処理を行う。操作部104は、操作者が指示やデータ入力を行うためのキーやボタンを有するものである。表示制御部105は、車者用PC103で処理された交通情報の内容、例えば図2に示すように待避所までの残り距離や注意情報を、LED式などの交通情報表示板106に表示するために記憶部111に記憶されたパターン番号に対応した交通情報の内容への表示処理等の処理を行う。合成音声生成部107は、車載用PC103で処理された交通情報を合成音声に変換して生成する。送信部108は、表示制御部105で処理された交通情報のパターン番号に基づく文字情報や、合成音声生成部107で生成された合成音声による音声情報を、ディジタルFM文字多重波や長波等の地上波112で、交通情報センター基地局300に、あるいは直接後続車両400に、送信するアンテナである。また、外部メディアドライブ110は、本システムを管理する交通情報本部(図示せず)から、地図情報の更新やディジタル地図を利用した「業務管理ナビゲーションシステム」のソフトウェアをバージョンアップするために地図データやアプリケーションソフトのバージョンアップ版が保存されたCD−ROMやメモリカード等のメディア500からインストールしたり、あるいは上記交通情報本部に処理済みのデータのやり取りを担うためにメディア500に書き込み/読み出しを行う外部メディアドライブである。記憶部111は、図3に示すような、テーブルメモリ形式で、パターン番号に対応して交通情報の内容を格納している。そして、交通情報センター基地局300は、交通情報提供車両100からのディジタルFM文字多重波や長波等の地上波112によって送信された文字情報や音声情報と、他の交通情報提供車両等から受信した多くの情報とに基づいて作成したセンターからの交通情報をディジタルFM文字多重波や長波等の地上波301により後続車両400に送信する。後続車両400では、交通情報提供車両100から送られてくる地上波112を、または交通情報センター基地局300から送られてくる地上波301を車載アンテナ401で受信し、図示していないラジオから交通情報の音声案内を出力し、または搭載している表示モニタ402に文字情報として表示させる。
【0015】
このような構成を有する本実施例の交通情報提供システムの運用について以下に説明する。
先ず、例えば除雪機能を有する交通情報提供車両100の後ろに後続車両400が滞留しているとき、交通情報提供車両100のGPSユニット101は、逐次少なくとも2基のGPS衛星200から位置情報であるGPSデータ201をGPSアンテナ102により受信し、受信した位置情報であるGPSデータ201に基づいて現在位置の緯度や経度を計測する。車載用PC103は、計測した現在位置から予め登録されている待避所等の目的地までの残り距離を後述する算出方法により求め、記憶部111に記憶されているパターン番号に対応した交通情報の内容を読み出す。そして、車載用PC103は、例えば図2に示すように待避所までの残り距離や注意情報を、LED式などの交通情報表示板106に表示するために表示制御部105に表示指示、あるいは交通情報を合成音声に変換して生成するために合成音声生成部107に変換指示を行う。そして、車載用PC103からの指示を受けた表示制御部105は、交通情報の内容を交通情報表示板106に表示させる。または、交通情報提供車両100は、交通情報の内容である文字情報を送信部108を介してディジタルFM文字多重波の地上波112で、交通情報センター基地局300に、又は直接後続車両400に送信する。一方、交通情報センター基地局300は交通情報提供車両100から受信した文字情報と他の多くの情報とに基づいて作成した交通情報の文字情報をディジタルFM文字多重波の地上波301で後続車両400に送信する。もしくは、車載用PC103からの指示を受けた合成音声生成部107は交通情報の内容を合成音声に変換して生成し、合成音声生成部107で生成された合成音声による音声情報を送信部108を介して長波等の地上波112で、交通情報センター基地局300に、又は直接後続車両400に送信する。一方、交通情報センター基地局300は交通情報提供車両100から受信した音声情報と他の多くの情報とに基づいて作成した交通情報の音声情報を地上波301で後続車両400に送信する。そして、後続車両400では、交通情報提供車両100から直接送られてくる地上波112、又は交通情報センター基地局300から送られてくる地上波301を車載アンテナ401で受信し、搭載しているラジオ(図示せず)から交通情報の案内を合成音声による音声で出力し、または搭載している表示モニタ401に文字情報として表示させる。
【0016】
なお、本システムを管理する交通情報本部(図示せず)から、地図情報の更新やディジタル地図を利用した「業務管理ナビゲーションシステム」のソフトウェアをバージョンアップする際は、地図データやアプリケーションソフトのバージョンアップ版が保存されたCD−ROMやメモリカード等のメディア500から外部メディアドライブ110によりインストールし、あるいは上記交通情報本部に処理済みのデータのやり取りを行う際は、外部メディアドライブ110によりメディア500に書き込み/読み出しを行って実施できる。
【0017】
ここでGPSユニット101から取得するGPSデータ201は、図4に示すように、1秒毎に計測される緯度や経度、そして高度及びジャイロの信頼性から構成されている。なお、GPSデータ201は測位不可、かつジャイロの信頼性無しの場合はデータを破棄して距離計測処理を行わないものとする。
【0018】
このように取得した現在位置に基づいて車載用PC103では、現在位置から待避所までの距離を図5に示す算出フローに従って求める。なお、待避所は複数(=h(hは正の整数))箇所あるものとし、動作フロー中で現在算出中の待避所番号をn(nは正の整数)とする。現在位置から最も近い待避所までの距離iを求める(ステップS101,S102)。そして、求めた距離iから100を減算した距離を新たな距離iとし、残り距離を表示するための指示を行う(ステップS103,S104)。この指示を受けた図1の表示制御部105は記憶部111に記憶している図3に示すようなパターン番号に対応して交通情報の内容を図1の交通情報表示板106に表示して後続車両400の運転手に交通情報を視認させ、あるいは送信部108により送信アンテナ109を介して地上波112で交通情報センター基地局300に、又は直接後続車両400に送信する。そして、交通情報センター基地局300では受信した交通情報のパターン番号に基づく文字情報と他の多くの情報とに基づいて作成した交通情報の文字情報をディジタルFM文字多重波の地上波301に乗せて後続車両400に送信する。そして、交通情報提供車両100からの地上波112、又は交通情報センター基地局300からの地上波301を受信した後続車両400では、文字情報を表示モニタに表示して運転手に注意を促す。または、この指示を受けた図1の合成音声生成部107は記憶部111に記憶している図3に示すようなパターン番号に対応して交通情報の内容を合成音声に変換して送信部108により送信アンテナ109を介して長波などの地上波112で交通情報センター基地局300に、又は直接後続車両400に送信する。そして、交通情報センター基地局300では受信した交通情報と他の多くの交通情報とに基づいて作成した交通情報の音声情報を地上波301で後続車両400に送信する。そして、交通情報提供車両100からの地上波112、又は交通情報センター基地局300からの地上波301を受信した後続車両400では、交通情報の音声情報をラジオに出力させて注意を促す。そして、最初の待避所までの残り距離iが0となったか否かを判断し(ステップS105)、0でなければステップS103に戻って最初の待避所までの残り距離の表示を繰り返す(ステップS105;NO、ステップ)。一方、最初の待避所までの残り距離iが0になると、次の待避所までの距離計算を行う(ステップS105;YES、ステップS106;NO、ステップS101〜S105)。そして、最後の待避所(n=h)までの残り距離iが0になれば、全ての処理を終了する(ステップS106;YES)。なお、残り距離算出に多少の時間を要するが、その間の交通情報としては、図3に示すパターン番号12の「只今除雪中」を提供することも可能である。また、残り距離の提供を行うことと併用してパターン番号13の「追越・路肩走行はやめましょう」の注意情報の提供を行い、安全運転を運転手に促すことも可能である。
【0019】
次に、本交通情報提供システムのソフトウェア処理として、車載情報提供ソフトウェアの現在位置−待避所間距離計算機能処理が挙げられる。この距離計算は図6に示すステップで処理を行い、ステップS202からステップS204までの処理を一纏めにしてマッチング処理という。このマッチング処理とは、誤差を持つGPSデータの現在位置を登録されている走査ルート上の最も近い位置(補正現在位置と呼ぶ)に強制的にプロットすることをいう。先ず、図4に示すように、図1のGPSユニット101は1秒毎にGPSデータを取得する(ステップS201)。そして、管理ナビゲーションソフトを用いて設定した走行ルートは、例として、図7に示すように、q−q間の緯度経度の座標を連続的につないだベクトルデータとして記録される。q点からq点を進行方向とした走行ルートをシステム搭載車が走行した場合、取得するGPSデータの現在位置地点をpとする。現在位置pに対し、最近傍線r(図7のq−qベクトル)の取得を行う(ステップS202)。最近傍線rの取得は以下の処理を行う。
【0020】
現在位置の座標をP、路座標配列をR、R線分の始点座標Q[n]とする。Rの要素全てに対して以下の処理を行う。
【0021】
S[n]=(P−Q[n]の距離)+(P−Q[n+1]の距離)−(Q[n]−Q[n+1]の距離) …(式1)
【0022】
図8を例として考えるとn番目の線分をr[n],p−q[n]線分をl[n]と表し、式1にあてはめると
【0023】
s[n]=l[n]+l[n+1]−r[n]
【0024】
よって、sの値が最も小さかった経路座標配列のインデックス(n)が、最近傍線Rの始点インデックスとなり、図8の場合、線分rが現在位置p対し、最近傍線地となる。
【0025】
次に、進行方向の判定を行う(ステップS203)。なお、走行ルートの設定によっては、同じ道を引き返す場合がある。その場合、同じ区間に対して、往復方向のベクトルが存在し、その結果、現在位置P点に対する最近傍線Rを選択するため、進行方向の判定処理を持たせた。また、同じ区間で往復方向のベクトルを往路ベクトル、復路方向のベクトルを復路ベクトルと呼ぶ。図8をモデル図の例として、q→q→q→q→qの順に走行するルートを考える。q→q→qを往路とし、q→q→qを復路とし、システム搭載車が往路を走行した場合、取得するGPSデータを現在位置pとする。
【0026】
そして、p点に対するq−qベクトルが最近傍線rとする処理として、現在位置座標−ルート始点座標Q[1]間距離の増減を比較し、以下の処理を行う。
【0027】
現在位置−ルート始点座標Q[1]間距離が連続して増加した場合、「往路」の判定フラグを走行履歴として記録する。同様に現在位置−ルート始点座標Q[1]間距離が連続して減少した場合、「復路」の判定フラグを走行履歴に記録する。
【0028】
最近傍線Rが2線存在する場合、「往路」、「復路」判定フラグより、往路走行判定時は最初にルート設定された区間(図8のq−qベクトル:往路ベクトル)を最近傍線とし、復路走行判定時は次ぎに設定された同区間(図8のq−qベクトル:復路ベクトル)を最近傍線とする。
【0029】
次に、交点pを取得する(ステップS204)。詳細には、図8に示すように、現在位置pに対し、最近傍線rに垂直線を引き、その交点p’をマッチング処理を行った補正現在位置として記録する。
【0030】
そして、補正現在位置−待避所間距離の計算を行う(ステップS205)。以上のマッチング処理により、補正した現在位置から走行ルート上に沿って、登録されている待避所までの距離を計算する。
【0031】
なお、上記実施例によれば、交通情報の提供手段として、交通情報提供車両100に搭載した交通情報表示板106に交通情報の内容を表示させ、あるいは交通情報の内容を文字情報として地上波で後続車両400内の表示モニタ402に表示させ、もしくは交通情報の内容を地上波で後続車両400内のラジオから合成音声又は肉声で出力させているが、後続車両400の運転手に、より一層注意を促すために、上記各手段を組み合わせてもよい。
【0032】
また、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換が可能であることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の交通情報提供システムは、現在位置から予め登録した待避所までの距離や所要時間等の交通情報を提供する交通情報提供車両と、この交通情報提供車両から提供される前記交通情報や他の交通情報を後続車両に提供する交通情報センター基地局とを含んで構築されている。そして、本発明の交通情報提供システムにおける交通情報提供車両は、少なくとも2基のGPS衛星から受信した各GPSデータに基づいて現在位置を取得するGPSユニットと、このGPSユニットにより取得した現在位置から予め登録した待避所までの距離や所要時間を算出する計算手段と、この計算手段により算出した待避所までの距離や所要時間を交通情報として後続車両に対して搭載した表示板に表示する表示手段と、計算手段により算出した待避所までの距離や所要時間を含む交通情報を、交通情報センター基地局に送信する第1の送信手段とを有し、また交通情報センター基地局は、交通情報提供車両から受信する交通情報と、自局で収集した他の交通情報とを加味して作成した交通情報を後続車両に送信する第2の送信手段を有する。よって、登録した待避所ま距離や所要時間などの交通情報を後続車両に提供し、安全走行を支援できるシステムを汎用的に構築できる
【0034】
また、後続車両は、交通情報センター基地局から受信した交通情報を文字情報及び音声情報で出力する出力手段を有することにより、後続車両の運転手は表示画面で文字情報としての交通情報を視認することができ、あるいは音声情報としての交通情報を聞いて確認することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る交通情報提供システムのシステム構成を示す概略図である。
【図2】交通情報表示板の表示例を示す図である。
【図3】交通情報の内容の一例を示す図である。
【図4】GPSデータの一例を示す図である。
【図5】現在位置から待避所までの距離の算出フローを示すフローチャートである。
【図6】現在位置−待避所間距離計算処理を示すフローチャートである。
【図7】走行ルートと現在位置との関係を示す模式図である。
【図8】現在位置、最近傍線及び補正位置の関係を示す模式図である。
【図9】従来の道路状況の様子を示す概略平面図である。
【符号の説明】
100;交通情報提供車両、101;GPSユニット、
102;GPSアンテナ、103;車載用PC、104;操作部、
105;表示制御部、106;交通情報表示板、107;合成音声生成部、
108;送信部、109;地上波送信アンテナ、
110;外部メディアドライブ、111;記憶部、112,301;地上波、
200;GPS衛星、201;GPSデータ、
300;交通情報センター基地局、400;後続車両、
401;車載アンテナ、402;表示モニタ、500;メディア。

Claims (2)

  1. 現在位置から予め登録した待避所までの距離や所要時間等の交通情報を提供する交通情報提供車両と、該交通情報提供車両から提供される前記交通情報や他の交通情報を後続車両に提供する交通情報センター基地局とを含んで構築される交通情報提供システムにおいて、
    前記交通情報提供車両は、少なくとも2基のGPS衛星から受信した各GPSデータに基づいて前記現在位置を取得するGPSユニットと、該GPSユニットにより取得した前記現在位置から予め登録した前記待避所までの距離や所要時間を算出する計算手段と、該計算手段により算出した前記待避所までの距離や所要時間を前記交通情報として後続車両に対して搭載した表示板に表示する表示手段と、前記計算手段により算出した前記待避所までの距離や所要時間を含む前記交通情報を、前記交通情報センター基地局に送信する第1の送信手段とを有し、
    前記交通情報センター基地局は、前記交通情報提供車両から受信する前記交通情報と、自局で収集した他の交通情報とを加味して作成した交通情報を後続車両に送信する第2の送信手段を有することを特徴とする交通情報提供システム
  2. 前記後続車両は、前記交通情報センター基地局から受信した前記交通情報を文字情報及び音声情報で出力する出力手段を有する請求項1記載の交通情報提供システム
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