JP4066824B2 - 熱交換器の固定構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置などにおいて、ヒータコアなど熱交換器をユニットケースの熱交換器収容部に固定するための熱交換器の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用空調装置などにおいて熱交換器例えばヒータコアをユニットケースの熱交換器収容部に固定する固定構造として、ヒータコアを通過すべき空気がヒータコアを迂回して下流側に流れる(漏れる)不具合をパッキンを用いることなく解消するために、熱交換器収容部にリブを突設し、このリブによってヒータコアのボトム部をシールするとともに、空気流路の上流側又は下流側に三角形状リブを設け、このリブによってヒータコアのタンク部(サイド部)を反対側の壁面に押し付けてタンク部をシールする構成が開示されている(特開平10−58957号公報参照)。
【0003】
しかし、上記従来技術によると、上記三角形状リブがヒータコアの挿入方向に対し垂直方向に伸びて設けられていることから、ユニットケース成形時の型抜き方向がヒータコアの挿入方向と同一方向である場合に、上記三角形状リブを成形できないという問題があり、また、上記三角形状リブを押し潰してヒータコアをユニットケース内部に挿入するようにしていることから、ヒータコアに対し大きな挿入力を加える必要があり、自動組付設備がコスト高になるとともに、ヒータコア挿入時に三角形状リブ係止部が削られ隙間が発生することからシール性が劣るという問題があった。
【0004】
そこで、本発明者は、ユニットケース成形時の型抜き方向がヒータコアの挿入方向と同一方向であってもシール用リブを形成することが可能であり、しかも、ヒータコアのユニットケース内への挿入力を減少させることができるユニットケースを提供することを目的とした発明を特願2002−163962において提案した。つまり、図6に示すように、ユニットケース1の壁面から、ヒータコア7の一対のタンク部71の外周面と当接可能なシール用リブ100を突設し、シール用リブ100を、その成形時、当該ユニットケース1内にヒータコア7を挿入する方向Aと同一方向への型抜きが可能なように形成し、また、シール用リブ100を、タンク部71を挟む一対のリブから構成し、少なくとも一方のリブを、ばね力によりタンク部71の外周面と当接させるようにしたユニットケースを提案した。なお、符号72は、タンク部71をラジエタ側に接続するための配管、73は、一方のタンク部71内の冷却水を分配して他方のタンク部71へ流す複数の偏平チューブ、74は、偏平チューブ73間に配設された放熱フィン、75は、偏平チューブ73と放熱フィン74とからなるヒータコア7のコア部、76は、ヒータコア挿入口20におけるシール性を確保し、ユニットケース1内の空気がヒータコア挿入口20から漏れるのを防止するために、ヒータコア7の外周面に接着されたパッキン(シール材)を表している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような前提発明においては、ユニットケースの小型化を図ろうとすると、ユニットケース1の本体部の壁面からばね力を有する専用のシール用リブ100を特別に設けるだけのスペースが無くなり、ユニットケース1の本体部自体によってシール用リブ100を構成させる必要が生じるが、このようにユニットケース1の本体部自体によってシール用リブ100を構成させると、ユニットケース1の薄肉化には強度的な面から自ずと制限があるためばね力が低減することになり、熱交換器を熱交換器収容部に挿入する際の容易性とシール用リブのシール性の両立が図れなくなるという問題がある。
【0006】
本発明は、ヒータコアのみに限定されず熱交換器全般にわたって適用可能な発明であり、上記前提発明における上記のような問題点にかんがみ、ユニットケースの小型化を図る場合においても挿入性とシール性の両立を図ることができる熱交換器の固定構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る熱交換器の固定構造は、コア部と該コア部の両側に配された一対のタンク部とからなる熱交換器をユニットケースの熱交換器収容部に固定するための熱交換器の固定構造において、前記熱交換器収容部は、前記一対のタンク部を挿入固定するための一対のタンク保持部からなり、前記一対のタンク保持部は、それぞれ、前記ユニットケースの壁面にそれぞれ突設され、かつ、前記ユニットケース内の空気の流れ方向に間隔を置いて対向して形成された押付用リブとシールリブとを有し、前記押付用リブは、前記熱交換器の挿入方向と一致する当該タンク部の長手方向に沿って複数形成され、当該タンク部と接触する接触部分を有し、前記シールリブは、当該タンク部の長手方向に沿って当該タンク部の全長にわたって形成され、かつ、前記押付用リブによって当該タンク部が当該シールリブに押し付けられた状態のとき、前記ユニットケース内を流れる空気が前記コア部を迂回し、当該タンク部の外周面に回り込んで下流側に流れるのを防止する作用をするよう構成され、前記押付用リブと前記シールリブは、当該タンク部に接する状態のとき、当該タンク部の長手方向に直交する方向での前記両リブの両隣において、前記タンク保持部の壁面のうち当該タンク部に対向する領域と当該タンク部の外周面との間に空間を形成する形状であることを特徴とする。
【0008】
請求項1に係る熱交換器の固定構造によると、シールリブ及び押付用リブはそれぞれユニットケースの壁面に突設されたものであって、押付用リブがタンク部をシールリブに対して押し付けることによってシールリブのシール性を確保することができるため、ユニットケースを小型化してもシール性を十分に確保することができる。また、押付用リブは少なくとも2点でタンク部をシールリブに対して押し付ける作用をするものであり、タンク部の長手方向の全長に亘ってタンク部をシールリブに押し付ける構成をとっていないため、熱交換器を熱交換器収容部に挿入する際に、タンク部と押付用リブとの接触抵抗(挿入抵抗)が小さく、熱交換器を熱交換器収容部に容易に挿入することが可能となる。
【0011】
請求項2に係る熱交換器の固定構造は、請求項1において、前記押付用リブは、前記タンク部の長手方向に沿って前記接触部分と連なって形成され前記タンク部と非接触の非接触部分を有し、該非接触部分は、シール作用を発揮し得るよう前記タンク部に向かって突出して形成されることを特徴とする
【0012】
請求項2に係る熱交換器の固定構造によると、押付用リブもシール作用を発揮できるため、シールリブのシール作用と相俟ってシール性が一層向上する。
【0013】
請求項3に係る熱交換器の固定構造は、請求項1又は2において、前記押付用リブにおいて、前記複数の接触部分のうち、当該熱交換器収容部への熱交換器の挿入方向手前側の接触部分は、弾性を有することを特徴とする。
【0014】
請求項3に係る熱交換器の固定構造によると、熱交換器収容部に熱交換器を挿入する際、押付用リブの前記接触部分が弾性変形することから、熱交換器の挿入が一層容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る熱交換器の固定構造が組み込まれる自動車用空調装置の概念的構成図、図2は、ヒータコアがユニットケースの熱交換器収容部内に固定配置されている状態をヒータコアの挿入方向から見たときの平面図、図3は、図2図示III-III断面図、図4は、他の実施形態に係る押付用リブを用いた場合の図2図示III-III断面図、図5は、さらに他の実施形態に係る押付用リブを用いた場合の図2図示III-III断面図をそれぞれ示す。
【0017】
図1において、1は樹脂製例えばPP(ポリプロピレン)製のユニットケースを表している。ユニットケース1の内部には、空気をユニットケース1内に吸い込み熱交換後の空気を車内に吹出すためのブロワ付きモータ2が配置されている。ブロワ付きモータ2の上流側のユニットケース部分には、車内空気をケース1内に取り込むための内気取入口3、及び、車外空気をユニットケース1内に取り込むための外気取入口4がそれぞれ形成されており、これらの空気取入口3,4は、内外気切替ドア5によって選択的に開閉され、内外気切替ドア5によって選択された車内空気又は車外空気がユニットケース1内に取り込まれる。ブロワ付きモータ2の下流側には、冷凍サイクルの一部を構成し、冷媒との熱交換によって空気を冷却し、冷風をつくりだすエバポレータ6が配置されている。エバポレータ6の下流側の空気通路の一部には、エンジン冷却水との熱交換によって冷風を加熱し、温風をつくりだすヒータコア7が配置されている。ヒータコア7とエバポレータ6との中間部位には、エアミックスドア8が配置されており、エアミックスドア8は、その開度によって、エバポレータ6からの冷風のうちヒータコア7に導く冷風と、ヒータコア7を迂回する迂回通路9に導く冷風との割合を調整するドアである。ヒータコア7の下流側のユニットケース部分には、フット吹出口10、フェース吹出口11及びデフロスタ吹出口12が形成されている。フット吹出口10及びフェース吹出口11は、熱交換後の空気をそれぞれ乗員の足元付近及び顔付近に向けて吹出す空気吹出口であり、デフロスタ吹出口12は、熱交換後の空気をフロントガラスに向けて吹出す空気吹出口である。フット吹出口10、フェース吹出口11及びデフロスタ吹出口12には、それぞれ吹出される空気量を調整するためのフットドア13、フェースドア14及びデフロスタドア15が配置されている。
【0018】
図2に示すように、ユニットケース1は、その小型化を図るために、ヒータコア収容部(熱交換器収容部)31の上流側及び下流側において空気通路21,22の幅が狭められている(図6と比較されたい。)。換言すると、熱交換器収容部31は、空気通路21,22に対して空気の流れ方向Bと直交する方向に外方向へ突出して形成されている。熱交換器収容部31は、コア部75とその両側の一対のタンク部71とからなるヒータコア7の一対のタンク部71を挿入固定するための一対のタンク保持部32からなる。一対のタンク保持部32は、上述した前提発明のシール用リブ100と異なり、ばね力を殆んどもたないリジッドに形成されており、ユニットケース1の強度は十分に保持されている。
【0019】
図2及び図3に示すように、一対のタンク保持部32は、それぞれ、ユニットケース1の壁面にそれぞれ突設された押付用リブ33とシールリブ34とを有する。押付用リブ33及びシールリブ34は、ユニットケース1内の空気の流れ方向Bに間隔を置いて対向して形成される。
【0020】
押付用リブ33は、本実施形態の場合、ヒータコア7の挿入方向Aつまりタンク部71の長手方向に沿った挿入方向手前側のリブ33Aと挿入方向奥側のリブ33Bとからなる。各リブ33A,33Bは、縦断面及び横断面のいずれも三角形状をしており、しかも、ヒータコア7を挿入方向奥側へ案内するための傾斜部33aを有している。また、各リブ33A,33Bは、タンク部71に対し小さな接触面積となる断面形状を有し、ヒータコア7を熱交換器収容部31に挿入する際に、タンク部71と押付用リブ33との接触抵抗(挿入抵抗)を小さくし、ヒータコア7を熱交換器収容部31に容易に挿入することを可能にする。
【0021】
シールリブ34は、ヒータコア7の挿入方向Aつまりタンク部71の長手方向に沿って形成される。シールリブ34は、押付用リブ33がタンク部71をシールリブ34側に押し付けた状態にあるとき、全長に亘ってタンク部71と圧接状態となり、ユニットケース1内を流れる空気が図2図示矢印Cで示すようにコア部75を迂回し、タンク部71の外周面に回り込んで下流側に流れるのを防止する作用をする。シールリブ34は、横断面(挿入方向Aと垂直な断面)が三角形状をしており、しかも、タンク部71に対し小さな接触面積となる断面形状を有しており、ヒータコア7を熱交換器収容部31に挿入する際に、タンク部71と押付用リブ33との接触抵抗(挿入抵抗)を小さくし、ヒータコア7を熱交換器収容部31に容易に挿入することを可能にする。
【0022】
図4に示した他の実施形態に係る固定構造は、押付用リブ33が、上記リブ33Aに相当するタンク部71との接触部分33A´と、上記リブ33Bに相当するタンク部71との接触部分33B´を有するとともに、これらの接触部分33A´、33B´を除いた部分33Cは、シール作用を発揮し得るようタンク部71に向かって突出して形成される。つまり、押付用リブ33において接触部分33A´、33B´を除いた部分33Cは、タンク部71の外周面に僅かな隙間をもって対向しており、シールリブ34のシール性に近いシール性を発揮する。
【0023】
この固定構造によると、押付用リブ33もシール作用を発揮できるため、シールリブ34のシール作用と相俟ってシール性が一層向上する。
【0024】
図5に示したさらに他の実施形態に係る熱交換器の固定構造は、押付用リブ33が、図3図示の押付用リブ33と同様、挿入方向手前側のリブ33Aと、挿入方向奥側のリブ33Bとからなるが、挿入方向手前側のリブ33Aに弾性を付与している。つまり、リブ33Aは、挿入方向奥側が抉られており、図示矢印Cの方向に弾性変形可能に構成される。
【0025】
この固定構造によると、熱交換器収容部31にヒータコア7を挿入する際、押付用リブ33の挿入方向手前側のリブ33Aが弾性変形することから、ヒータコア7の挿入が一層容易になる。
【0026】
なお、押付用リブ33は、2点のみでタンク部71と接触する構成に限定されるものでなく、3点以上で接触する構成を採用することは自由である。
【0027】
以上説明したように、本実施形態に係る熱交換器の固定構造は、コア部75とコア部75の両側に配された一対のタンク部71とからなる熱交換器(ヒータコア7)をユニットケース1の熱交換器収容部31に固定するための熱交換器の固定構造において、熱交換器収容部31は、一対のタンク部71を挿入固定するための一対のタンク保持部32からなり、一対のタンク保持部32は、それぞれ、ユニットケース1の壁面にそれぞれ突設され、かつ、ユニットケース1内の空気の流れ方向Bに間隔を置いて対向して形成された押付用リブ33とシールリブ34とを有し、押付用リブ33は、タンク部71の長手方向に沿った少なくとも2点でタンク部71をシールリブ34に対して押し付ける作用をするよう構成され、シールリブ34は、タンク部71の長手方向に沿って形成され、かつ、押付用リブ33によってタンク部71がシールリブ34に押し付けられた状態のとき、ユニットケース1内を流れる空気がコア部75を迂回し、タンク部71の外周面に回り込んで下流側に流れるのを防止する作用をするよう構成される。
【0028】
この熱交換器の固定構造によると、シールリブ34及び押付用リブ33はそれぞれユニットケース1の壁面に突設されたものであって、押付用リブ33がタンク部71をシールリブ34に対して押し付けることによってシールリブ34のシール性を確保することができるため、ユニットケース1を小型化してもシール性を十分に確保することができる。また、押付用リブ33は少なくとも2点でタンク部71をシールリブ34に対して押し付ける作用をするものであり、タンク部71の長手方向の全長に亘ってタンク部71をシールリブ34に押し付ける構成をとっていないため、熱交換器7を熱交換器収容部31に挿入する際に、タンク部71と押付用リブ33との接触抵抗(挿入抵抗)が小さく、熱交換器7を熱交換器収容部31に容易に挿入することが可能となる。
【0029】
また、熱交換器の固定構造は、押付用リブ33及びシールリブ34は、それぞれ、タンク部71に対し小さな接触面積となる断面形状を有する構成であるため、熱交換器7を熱交換器収容部31に挿入する際に、タンク部71と押付用リブ33との接触抵抗(挿入抵抗)がさらに小さくなり、熱交換器7を熱交換器収容部31に一層容易に挿入することが可能となる。
【0030】
また、熱交換器の固定構造は、押付用リブ33において、タンク部71との接触部分33A、33Bを除いた部分33Cは、シール作用を発揮し得るようタンク部71に向かって突出して形成されるため、押付用リブ33もシール作用を発揮でき、シールリブ34のシール作用と相俟ってシール性が一層向上する。
【0031】
また、熱交換器の固定構造は、押付用リブ33において、タンク部71との接触部分であって、熱交換器収容部31への熱交換器7の挿入方向手前側の接触部分33Aは、弾性を有するため、熱交換器収容部31に熱交換器7を挿入する際、押付用リブ33の接触部分33Aが弾性変形することから、熱交換器7の挿入が一層容易になる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の熱交換器の固定構造によると、ユニットケースの小型化を図る場合においても熱交換器の挿入性とシール性の両立を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る熱交換器の固定構造が組み込まれる自動車用空調装置の概念的構成図である。
【図2】ヒータコアがユニットケースの熱交換器収容部内に固定配置されている状態をヒータコアの挿入方向から見たときの平面図である。
【図3】図2図示III-III断面図である。
【図4】他の実施形態に係る押付用リブを用いた場合の図2図示III-III断面図である。
【図5】さらに他の実施形態に係る押付用リブを用いた場合の図2図示III-III断面図である。
【図6】前提発明による固定構造の説明図である。
【符号の説明】
1 ユニットケース
7 ヒータコア(熱交換器)
71 タンク部
75 コア部
31 熱交換器収容部
32 タンク保持部
33 押付用リブ
33A、33A´ リブ(挿入方向手前側の接触部分)
33B、33B´ リブ(挿入方向奥側の接触部分)
33C 押付用リブにおける接触部分33A、33Bを除いた部分
34 シールリブ
Claims (3)
- コア部と該コア部の両側に配された一対のタンク部とからなる熱交換器をユニットケースの熱交換器収容部に固定するための熱交換器の固定構造において、
前記熱交換器収容部は、前記一対のタンク部を挿入固定するための一対のタンク保持部からなり、
前記一対のタンク保持部は、それぞれ、
前記ユニットケースの壁面にそれぞれ突設され、かつ、前記ユニットケース内の空気の流れ方向に間隔を置いて対向して形成された押付用リブとシールリブとを有し、
前記押付用リブは、前記熱交換器の挿入方向と一致する当該タンク部の長手方向に沿って複数形成され、当該タンク部と接触する接触部分を有し、
前記シールリブは、当該タンク部の長手方向に沿って当該タンク部の全長にわたって形成され、かつ、前記押付用リブによって当該タンク部が当該シールリブに押し付けられた状態のとき、前記ユニットケース内を流れる空気が前記コア部を迂回し、当該タンク部の外周面に回り込んで下流側に流れるのを防止する作用をするよう構成され、
前記押付用リブと前記シールリブは、当該タンク部に接する状態のとき、当該タンク部の長手方向に直交する方向での前記両リブの両隣において、前記タンク保持部の壁面のうち当該タンク部に対向する領域と当該タンク部の外周面との間に空間を形成する形状である
ことを特徴とする熱交換器の固定構造。 - 前記押付用リブは、前記タンク部の長手方向に沿って前記接触部分と連なって形成され前記タンク部と非接触の非接触部分を有し、該非接触部分は、シール作用を発揮し得るよう前記タンク部に向かって突出して形成されることを特徴とする請求項1記載の熱交換器の固定構造。
- 前記押付用リブにおいて、前記複数の接触部分のうち、当該熱交換器収容部への熱交換器の挿入方向手前側の接触部分は、弾性を有することを特徴とする請求項1又は2記載の熱交換器の固定構造。
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