JP4063826B2 - 測位システム、測位局、測位端末および測位方法 - Google Patents
測位システム、測位局、測位端末および測位方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4063826B2 JP4063826B2 JP2005031872A JP2005031872A JP4063826B2 JP 4063826 B2 JP4063826 B2 JP 4063826B2 JP 2005031872 A JP2005031872 A JP 2005031872A JP 2005031872 A JP2005031872 A JP 2005031872A JP 4063826 B2 JP4063826 B2 JP 4063826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- terminal
- signal
- communication satellite
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
また、GPSでは通常4機の測位用衛星からの信号を受信し測位を行なうが、この測位用衛星を少なくして受信機を簡素化するアイデアとして特許文献1や特許文献2が発案されている。特許文献1は2機の測位用衛星を用いるものであり、特許文献2は1機の測位用衛星と1機の通信衛星を用いるものである。
また、特許文献1も特許文献2も同時間帯に複数の衛星から信号を受信する必要があることから、アンテナは広い指向性を必要とする。その影響で反射波であるマルチパスが妨害波となって測位精度に影響を与えることが推測される。このように衛星測位を簡素化するという目的で発明されたこれらの発明は、その目的は達成できる発明である一方、複数の衛星と通信をするということに関しては従来のGPSによる測位と変らないため、マルチパスの影響を受けやすいという課題がある。
また、複数の衛星から信号を受信できない状況でも測位が行え、測位システムの利便性を向上することができる。
図1は、実施の形態1における測位システムの構成図である。
実施の形態1における測位システムの構成について、図1に基づいて以下に説明する。
測位端末300は、実施の形態1における測位システムの測位対象である。
移動衛星400は測位処理のために信号を中継する。数は1機でよく、GPSの機能を持つ測位用衛星でなく信号の中継を行える人工衛星で構わない。また、移動衛星400の軌道情報は既知であり、該時刻における移動衛星400の位置が算出できる。
測位センター局100は、移動衛星400から測位端末300までの距離の測定や測位端末300の位置の測位を行なう。
測位モニター局200は、絶対位置が既知であり、移動衛星400から測位端末300までの距離を算出するのに利用される。
実施の形態1における測位システムの測位処理について、図1および図2に基づいて以下に説明する。
これにより、測位モニター局200と測位端末300との処理性能の違いにより生ずる処理時間の差の影響を受けずに、測位センター局100が、測位モニター局200および測位端末300までのそれぞれの距離に比例する測位時刻信号の各搬送時間を算出することができる。
これにより、測位センター局100が、返信されたデータが測位モニター局200から返信されたデータか測位端末300から返信されたデータか判別することができる。
このとき、測位モニター局搬送時間は、測位時刻信号が移動衛星400を経由して測位センター局100と測位モニター局200との間を往復する時間にS103の処理で述べた特定の時間を加えた時間を示している。また、測位端末搬送時間は、測位時刻信号が移動衛星400を経由して測位センター局100と測位端末300との間を往復する時間にS103’の処理で述べた特定の時間を加えた時間を示している。
つまり、測位センター局100は、測位モニター局搬送時間と測位端末搬送時間との差を算出することで、測位モニター局200と測位端末300との処理時間を省いた、測位時刻信号の往復の搬送時間差を取得することができる。
そして、測位時刻信号の往復の搬送時間差の2分の1、つまり片道分の搬送時間差を算出する。算出した片道分の搬送時間差に光速を乗じることで、移動衛星400から測位モニター局200までの距離と移動衛星400から測位端末300までの距離との距離差を算出することができる。
しかし、実施の形態1では、S103/S103’の処理により時刻誤差という未知数が生じない為、S101〜S108の処理で取得した3つの距離に基づいて測位することができる。
そして、測位センター局100は、T2,T2’からT1を減算することで、測位時刻信号の片道の搬送時間を、測位モニター局200と測位端末300との処理時間を省いて算出できる。そして、上記のS106,S107の処理と同様にして、搬送時間の差から移動衛星400から測位端末300までの距離を取得することができ、測位処理を行える。
この場合、測位センター局100と測位モニター局200と測位端末300の各時計の時刻誤差を考慮し、S101〜S108の処理を4回繰り返して4つの距離を取得して測位計算することで、測位精度を向上することができる。
図3において、測位センター局100,測位モニター局200,測位端末300は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、ディスプレイ901、入力装置902、磁気ディスク装置920と接続されている。ここで、測位センター局100,測位モニター局200はサーバや端末などの処理装置のことを示す。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
例えば、通信ボード915、入力装置902などは、情報入力部の一例である。
また、例えば、通信ボード915、ディスプレイ901などは、出力部の一例である。
入力装置902には、例えば携帯端末のボタンやタッチパネル、パーソナルコンピュータのキーボードなどがある。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜を判定し」、「〜を判定した結果」、「〜を計算し」、「〜を計算した結果」、「〜を処理し」、「〜を処理した結果」のような表現で説明する結果情報が、「〜ファイル」として記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk cartridge)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)、その他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
測位センター局100は、送信部110、受信部120、距離差算出部130、距離算出部140、測位部150、記憶部190を備える。
受信部120は、アンテナを備え、上記でS105の処理として説明した、測位時刻信号の受信処理を行う。このとき、測位時刻信号の受信時の時刻T4/T4’又は受信した測位時刻信号の搬送したデータに設定されたタイムスタンプおよび発信時の時刻T1を記憶装置の記憶領域に設定する。
送信部110と受信部120とは、移動衛星400を利用した衛星通信や地上の無線局および有線通信網を利用した通信を行う。また、送信部110と受信部120とは同一のアンテナを使用してもよい。
測位端末300は受信部310と発信部320と時計部330とを備える。
また、測位モニター局200も測位端末300と同様に受信部210と発信部220と時計部230とを備える。
各受信部は、アンテナを備え、上記S102/S102’の処理として説明した、測位時刻信号の受信処理を行う。
各発信部は、アンテナを備え、上記S104/S104’の処理として説明した、測位時刻信号の返信処理を行う。
送信部110と受信部120とは、移動衛星400を利用した衛星通信や地上の無線局および有線通信網を利用した通信を行う。また、送信部110と受信部120とは同一のアンテナを使用してもよい。
各時計部は、上記S103/S103’の処理として説明した時刻処理を行う。
このとき、測位端末300は、1機の通信衛星からのみ測位時刻信号を受信すればよい為、アンテナの指向性を低くすることができる。また、アンテナの指向性を低くできることでマルチパスの受信を減少することができる。これにより、測位時刻信号の受信時刻の誤検出を防ぐことができ、測位精度が向上する。
以下、実施の形態2において、上記実施の形態1と異なる部分を説明し、その他の部分は上記実施の形態1と同様であるものとする。
図6において、実施の形態2における測位システムは、複数の移動衛星を有する移動衛星群500を利用する。
但し、測位端末300は、上記実施の形態1と同様に1機の移動衛星からのみ測位時刻信号を受信する。移動衛星群500中のいずれかの移動衛星から測位時刻信号を受信すればよい。
測位システムにおいて、移動衛星群500を利用することにより、建物などの遮蔽物が存在するなどして、ある移動衛星400を介して測位時刻信号の送受信が行えない状況でも、その他の移動衛星400を介して測位時刻信号の送受信が行える。つまり、測位システムが測位可能な地域、時間帯を拡張することができる。
例えば、測位システムを利用する地域が日本であるならば、異なる軌道上の3機の移動衛星を備え、3機の移動衛星が交互に日本上空の天頂近くを通過する準天頂衛星システムを利用するとよい。
以下、実施の形態3において、上記実施の形態1および2と異なる部分を説明し、その他の部分は上記実施の形態1または2と同様であるものとする。
図8は、実施の形態3における測位システムの測位処理の流れを示すフローチャートである。
実施の形態3における測位システムの測位処理について、図7および図8に基づいて以下に説明する。
以下、実施の形態4において、上記実施の形態3と異なる部分を説明し、その他の部分は上記実施の形態3と同様であるものとする。
図10は、実施の形態4における測位システムの測位処理の流れを示すフローチャートである。
実施の形態4における測位システムの測位処理について、図9および図10に基づいて以下に説明する。
図12は、実施の形態4における測位端末300の構成図である。
上記の処理を行うため測位端末300は図12に示すように測位情報に基づいて測位計算を行う測位部340を備える。測位端末300が備える測位部340は、上記実施の形態1のS109の処理として説明した測位処理を行う。また、測位センター局100は図11に示すように測位部150を備えなくても構わない。
例えば、移動衛星400から測位端末300までの距離を算出するために、移動衛星400の位置情報と、測位モニター局200の位置情報と、移動衛星400と測位端末300との間での信号の搬送時間と移動衛星400と測位モニター局200との間での信号の搬送時間との時間差とを測位情報としてもよい。
また例えば、搬送時間の時間差を算出するために、移動衛星400を介した通信時の、測位センター局100と測位端末300との間の信号の搬送時間と測位センター局100と測位モニター局200との間の信号の搬送時間を測位情報としてもよい。
実施の形態5における測位処理について、上記実施の形態3と異なる部分を説明し、その他の部分は上記実施の形態3と同様であるものとする。
図13において、測位センター局100は電離層や対流圏による測位時刻信号の搬送遅延量を計算に加えて測位処理を行う。また、測位センター局100は測位計算結果を測位端末300に送信し、測位端末300は測位計算結果を受信する。
また例えば、測位センター局100は、上記実施の形態1で説明したように測位端末300の位置を測位し、測位結果に基づいて測位端末300の近郊に位置する測位モニター局200を選定して通信し、移動衛星400から測位モニター局200までの距離と信号の搬送時間に光速を乗じて算出した距離との差を電離層や対流圏による搬送遅延量とする。そして、移動衛星400から測位端末300までの距離や測位端末300の位置情報を搬送遅延量で補正する。
実施の形態6における測位処理について、上記実施の形態5と異なる部分を説明し、その他の部分は上記実施の形態5と同様であるものとする。
図14において、測位センター局100は電離層や対流圏による測位時刻信号の搬送遅延量を計算に加えて移動衛星400から測位端末300までの距離を測位情報として算出する。また、測位センター局100は測位情報を測位端末300に送信し、測位端末300は測位情報に基づいて自己の位置を測位する。
Claims (13)
- 信号を中継する通信衛星から信号を受信する端末受信部と前記通信衛星に信号を発信する端末発信部とを備える測位端末と、
前記通信衛星から信号を受信する地上局受信部と前記通信衛星に信号を発信する地上局発信部とを備える地上局サーバと、
前記通信衛星の位置情報と前記地上局サーバの位置情報とを記憶する記憶部と前記通信衛星を介して前記測位端末と前記地上局サーバとに信号を発信する測位局発信部と前記測位端末が発信した信号と前記地上局サーバが発信した信号とを前記通信衛星を介して受信する測位局受信部と前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記測位端末に信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記測位端末から信号を受信するまでの時間と前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバに信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバから信号を受信するまでの時間との時間差に基づいて前記通信衛星から前記測位端末までの距離と前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離との距離差を算出する第1の算出部と前記記憶部に記憶された前記通信衛星の位置情報と前記地上局サーバの位置情報とに基づく前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離と前記第1の算出部が算出した前記距離差とに基づいて前記通信衛星から前記測位端末までの距離を算出する第2の算出部と前記第2の算出部が算出した距離に基づいて前記測位端末の位置を測位する測位局測位部とを備える測位局サーバと
を有することを特徴とする測位システム。 - 信号を中継する通信衛星から信号を受信する端末受信部と前記通信衛星に信号を発信する端末発信部とデータの受信処理を行う端末データ受信部と測位処理を行う端末測位部とを備える測位端末と、
前記通信衛星から信号を受信する地上局受信部と前記通信衛星に信号を発信する地上局発信部とを備える地上局サーバと、
前記通信衛星を介して前記測位端末と前記地上局サーバとに信号を発信する測位局発信部と前記測位端末が発信した信号と前記地上局サーバが発信した信号とを前記通信衛星を介して受信する測位局受信部と前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記測位端末に信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記測位端末から信号を受信するまでの時間と前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバに信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバから信号を受信するまでの時間とを測定する測位局測定部とデータの送信処理を行う測位局データ送信部とを備える測位局サーバと
を有し、
前記測位局サーバにおいて前記測位局データ送信部は、前記測位局測定部が測定した前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記測位端末に信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記測位端末から信号を受信するまでの時間と前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバに信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバから信号を受信するまでの時間とに基づく測位情報データを前記測位端末に送信し、
前記測位端末において前記端末データ受信部は、前記測位情報データを受信し、前記端末測位部は前記端末データ受信部が受信した前記測位情報データに基づいて前記測位端末の位置を測位する
ことを特徴とする測位システム。 - 前記測位局サーバにおいて前記測位局データ送信部は、
前記通信衛星と前記測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と前記地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差と、前記時間差に基づく前記通信衛星から前記測位端末までの距離と前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離との距離差と、前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離と前記距離差とに基づく前記通信衛星から前記測位端末までの距離との少なくともいずれかを含むデータを前記測位情報データとして前記測位端末に送信する
ことを特徴とする請求項2記載の測位システム。 - 測位対象に対する測位情報を取得する測位局サーバにおいて、
通信衛星の位置情報と地上局サーバの位置情報とを記憶する記憶部と、
前記通信衛星を介して測位対象である測位端末と前記地上局サーバとに信号を発信する測位局発信部と、
前記測位端末から発信された信号と前記地上局サーバから発信された信号とを前記通信衛星を介して受信する測位局受信部と、
前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記測位端末に信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記測位端末から信号を受信するまでの時間と前記測位局発信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバに信号を発信して前記測位局受信部が前記通信衛星を介して前記地上局サーバから信号を受信するまでの時間とを測位情報として測定し取得する測位局測定部と
を備えることを特徴とする測位局サーバ。 - 前記測位局サーバは、さらに、
前記測位局測定部が測定した測位情報に基づく前記通信衛星と前記測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と前記地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差と、前記時間差に基づく前記通信衛星から前記測位端末までの距離と前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離との距離差と、前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離と前記距離差とに基づく前記通信衛星から前記測位端末までの距離との少なくともいずれかの値を算出する測位局算出部を備える
ことを特徴とする請求項4記載の測位局サーバ。 - 前記測位局サーバは、さらに、
前記測位局算出部が算出した少なくともいずれかの値に基づいて前記測位端末の位置を測位する測位局測位部を備える
ことを特徴とする請求項5記載の測位局サーバ。 - 測位対象である測位端末において、
通信衛星と前記測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差を算出するための信号を受信する端末受信部と、
前記時間差の算出のために信号を発信する端末発信部と、
特定時間の経過を検出する時計部とを備え、
前記端末発信部は、
前記時計部が前記端末受信部の信号の受信時から特定時間の経過を検出時に、信号を発信し、
前記測位端末は、前記時間差に基づいて位置を測位される
ことを特徴とする測位端末。 - 測位対象である測位端末において、
通信衛星と前記測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差を算出するための信号を受信する端末受信部と、
前記時間差の算出のために信号を発信する端末発信部と、
時刻を出力する時計部とを備え、
前記端末発信部は、
前記端末受信部が信号を受信時の時刻を前記時計部から取得し、取得した時刻を示す時刻データを含む信号を発信し、
前記測位端末は、前記時間差に基づいて位置を測位される
ことを特徴とする測位端末。 - 測位対象である測位端末において、
通信衛星と前記測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差を算出するための信号を受信する端末受信部と、
前記時間差の算出のために信号を発信する端末発信部と
前記時間差に基づく前記測位端末の測位情報データを受信する端末データ受信部と、
前記端末データ受信部が受信した前記測位情報データに基づいて前記測位端末の位置を測位する端末測位部と、
特定時間の経過を検出する時計部とを備え、
前記端末発信部は、
前記時計部が前記端末受信部の信号の受信時から特定時間の経過を検出時に、信号を発信する
ことを特徴とする測位端末。 - 測位対象である測位端末において、
通信衛星と前記測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差を算出するための信号を受信する端末受信部と、
前記時間差の算出のために信号を発信する端末発信部と
前記時間差に基づく前記測位端末の測位情報データを受信する端末データ受信部と、
前記端末データ受信部が受信した前記測位情報データに基づいて前記測位端末の位置を測位する端末測位部と、
時刻を出力する時計部とを備え、
前記端末発信部は、
前記端末受信部が信号を受信時の時刻を前記時計部から取得し、取得した時刻を示す時刻データを含む信号を発信する
ことを特徴とする測位端末。 - 通信衛星の位置情報と地上局サーバの位置情報とを記憶部に記憶し、
前記通信衛星を介して測位対象である測位端末と前記地上局サーバとに信号を発信し、
前記測位端末から発信された信号と前記地上局サーバから発信された信号とを前記通信衛星を介して受信し、
前記測位端末に信号を発信して前記測位端末から信号を受信するまでの時間と前記地上局サーバに信号を発信して前記地上局サーバから信号を受信するまでの時間との時間差に基づいて、前記通信衛星から前記測位端末までの距離と前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離との距離差を算出し、
前記記憶部に記憶された前記通信衛星の位置情報と前記地上局サーバの位置情報とに基づく前記通信衛星から前記地上局サーバまでの距離と算出した前記距離差とに基づいて、前記通信衛星から前記測位端末までの距離を算出し、
前記通信衛星から前記測位端末までの距離に基づいて前記測位端末の位置を測位する
ことを特徴とする測位方法。 - 通信衛星と測位対象である測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差を算出するための信号を受信し、
信号の受信時から特定時間の経過を検出し、
信号の受信時から特定時間の経過を検出した時に、前記時間差の算出のために信号を発信し、
前記時間差に基づく前記測位端末の測位情報データを受信し、
受信した前記測位情報データに基づいて前記測位端末の位置を測位する
ことを特徴とする測位方法。 - 通信衛星と測位対象である測位端末との間での信号の搬送時間と前記通信衛星と地上局サーバとの間での信号の搬送時間との時間差を算出するための信号を受信し、
信号を受信時の時刻を取得し、
取得した時刻を示す時刻データを含む信号を前記時間差の算出のために発信し、
前記時間差に基づく前記測位端末の測位情報データを受信し、
受信した前記測位情報データに基づいて前記測位端末の位置を測位する
ことを特徴とする測位方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005031872A JP4063826B2 (ja) | 2005-02-08 | 2005-02-08 | 測位システム、測位局、測位端末および測位方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005031872A JP4063826B2 (ja) | 2005-02-08 | 2005-02-08 | 測位システム、測位局、測位端末および測位方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006220441A JP2006220441A (ja) | 2006-08-24 |
JP4063826B2 true JP4063826B2 (ja) | 2008-03-19 |
Family
ID=36982874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005031872A Expired - Fee Related JP4063826B2 (ja) | 2005-02-08 | 2005-02-08 | 測位システム、測位局、測位端末および測位方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4063826B2 (ja) |
-
2005
- 2005-02-08 JP JP2005031872A patent/JP4063826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006220441A (ja) | 2006-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4414136B2 (ja) | ハイブリッド位置決定システムにおける誤差推定値を決定するための方法および装置 | |
US8340684B2 (en) | Mobile station | |
US9213081B2 (en) | Cooperative positioning | |
EP2496962B1 (en) | Methods and apparatuses for estimating time relationship information between navigation systems | |
JP4781313B2 (ja) | マルチパス検出装置、測位装置、姿勢方位標定装置、マルチパス検出方法およびマルチパス検出プログラム | |
EP3408686B1 (en) | Hybrid rtk | |
KR102488643B1 (ko) | 측위 차이를 이용한 정밀 위치 보정 장치 및 그 방법 | |
KR101489729B1 (ko) | 위성 포지셔닝 시스템 측정 정보를 선택적으로 검증하기 위한 방법들 및 장치들 | |
US10197680B2 (en) | GNSS receiver | |
CN101155371A (zh) | 用于接收位置信息服务的移动通信终端及其方法 | |
US20190011570A1 (en) | Gnss device location verification | |
KR20160009277A (ko) | 이동 측위 장치 및 그 위치 측정 방법 | |
CN114779297A (zh) | 终端定位方法及相关装置 | |
US20120086597A1 (en) | Apparatus for processing satellite navigation signals adaptively, and method therefor | |
US20160124069A1 (en) | Systems and methods for estimating a two-dimensional position of a receiver | |
JP4063826B2 (ja) | 測位システム、測位局、測位端末および測位方法 | |
JP2008267973A (ja) | 測位システム、移動通信端末、測位方法、測位サーバ、測位用icチップ、及び測位プログラム | |
EP3518004A2 (en) | Gnss receiver to antenna communications | |
JP2006258461A (ja) | 測位装置、測位方法および測位プログラム | |
JP4169056B2 (ja) | 通信基地局、通信基地局の制御方法、及び、プログラム | |
JP2003050273A (ja) | サイクルスリップ発生有無検出装置およびその方法 | |
JP2013108959A (ja) | 測位方法決定装置及び測位方法決定方法 | |
CN114623827A (zh) | 室内终端定位方法、系统、装置以及电子设备 | |
JP6634142B1 (ja) | 測位システム、サーバ、測位方法、測位対象の装置及び移動体 | |
EP4365635A1 (en) | Rover position computation using safe data |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070904 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |