JP4062927B2 - Optical element cleaning jig - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光学素子の洗浄治具に係り、特に、プリズム、平行平面板、ローパスフィルタ、等の平面部分を有する光学素子の洗浄治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学素子は、研磨等の機械加工の後には洗浄されるのが一般的であり、特に効果的に洗浄を行うために、超音波洗浄機により洗浄されるのが一般的である。
【0003】
たとえば、TV用光学系等、一般的なプリズムの洗浄においては、図4に(a)正面図、(b)平面図及び(c)側面図で示されるような洗浄治具1が使用される。この洗浄治具1に設けられた複数の貫通孔2、2…に、光学素子Kであるプリズムが嵌挿されることにより保持される。この状態が図5の(a)平面図、(b)正断面図及び図6の斜視図で示される。
【0004】
しかしながら、内視鏡用光学系のような、光学素子Kが小さいサイズの場合においては上記と同様な結果とならず、各種の問題を生じる。すなわち、光学素子Kを収納した洗浄治具1を洗浄液に浸漬させる際に、表面張力により光学素子Kが浮き上がり、洗浄治具1から脱落する現象が見られる。同様に、超音波振動により光学素子Kが浮き上がり、洗浄治具1から脱落する現象も生じる。
【0005】
このような不具合に対応すべく図7及び図8に示される洗浄治具3が用いられている。図7において、下から升形枠材A、升形金網B、樹脂製網C、ホルダ板Dの順で積層し、ホルダ板Dの貫通孔4、4…の孔内部に光学素子Kを遊挿し、その後、樹脂製網E、上部枠材Fの順で更に積層して洗浄治具3が組み立てられる。組み立てられた状態の拡大断面図が図8に示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような洗浄治具3を使用して超音波洗浄を行うと、升形金網B、樹脂製網C、樹脂製網E、等に遮られて超音波が光学素子Kにまで及びにくく、洗浄が不十分になるという問題点がある。また、図8に示されるように、光学素子Kの樹脂製網C等と接触する部分には液溜りを生じやすく、洗浄液の液切れが悪くなり、その結果、光学素子Kの光学機能面にヤケやシミを生じさせることとなる。
【0007】
一方、洗浄治具からの脱落を防止し、かつ、洗浄液の液切れが良好となる光学素子の洗浄治具も公知例が存在する。たとえば、特開平8−158049号に洗浄パレットの開示があり、レンズ等の光学素子の洗浄に使用できる旨が説明されている。
【0008】
しかし、これらの先行例は、いずれもレンズ等の定型サイズの光学素子には好適に使用できるが、プリズム、平行平面板、ローパスフィルタ、等の平面部分を有する光学素子であり、かつ、サイズの小さいもの、たとえば、平面サイズが2×3mm程度のプリズムには適用が困難である。
【0009】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、サイズの小さい光学素子を脱落させずに保持でき、かつ、超音波が充分に導入でき、更に、洗浄液の液切れが良好な構造の光学素子の洗浄治具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、光学素子の洗浄治具であって、該洗浄治具は、略同一平面サイズのベース板、本体板及びカバー板の順で積層されることにより構成され、前記ベース板、本体板及びカバー板のそれぞれに対応する平面部分には複数の貫通孔が穿設されており、前記本体板の貫通孔は、該貫通孔内部に前記光学素子が遊挿できる断面形状であるとともに、前記ベース板の貫通孔は、板厚方向で略中央付近の孔径最狭部より両表面側に向かって拡径する断面形状であり、前記カバー板の貫通孔は、前記本体板側の表面では前記本体板表面の貫通孔と略同一形状であり、反対の表面側に向かって縮径する断面形状であって、前記ベース板及びカバー板の貫通孔は、前記光学素子の該洗浄治具からの脱落を防止できる断面形状であることを特徴とする光学素子の洗浄治具を提供する。
【0011】
本発明によれば、光学素子の洗浄治具からの脱落が確実に防止できる。また、3層の構成の治具であり超音波が充分に導入でき、かつ、洗浄液の液切れも良好となる。
【0012】
また、本発明によれば、ベース板の貫通孔が板厚方向で略中央付近の孔径最狭部より両表面側に向かって拡径する断面形状であるため、上部のテーパ部によって光学素子を洗浄液の液切れ良く保持できる。また、下部のテーパ部によって超音波が良好に導入できる。
【0013】
また、本発明によれば、カバー板の貫通孔が本体側の表面では本体板表面の貫通孔と略同一形状であり、反対の表面側に向かって縮径する断面形状であるため、光学素子の洗浄治具からの脱落が確実に防止できる。
【0014】
また、本発明において、前記ベース板、本体板及びカバー板のいずれか1以上は金属板で構成されていることが好ましい。洗浄治具の構成部分のいずれか1以上が金属板で構成されていれば、熱伝導率の高い金属板により光学素子及び洗浄治具の乾燥が促進できるからである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る光学素子の洗浄治具の好ましい実施の形態について詳説する。図1は、本発明に係る光学素子の洗浄治具10の全体構成を示す概略図であり、図2は、洗浄治具10の構成を示す要部断面図であり、図3は、洗浄治具10の使用状態を示す要部断面図である
図1において、洗浄治具10は、下から略同一平面サイズのベース板12、本体板14及びカバー板16の順で積層されることにより構成される。ベース板12の4隅部分には内部に雌ねじ加工が施された円柱部材12Hが立設されており、本体板14及びカバー板16の4隅の該当する部分には、円柱部材12Hが嵌挿できる貫通孔14H、16Hが穿設されている。
【0016】
また、円柱部材の内の一本12Haは、他の三本の円柱部材12Hより太径に形成され、それに対応する本体板14及びカバー板16にも他の貫通孔14H、16Hより大径の貫通孔14Ha、16Haが形成されている。これによって、ベース板12に対する本体板14及びカバー板16の取り付け方向(表裏)の間違いを防ぐことができる。
【0017】
したがって、ベース板12、本体板14及びカバー板16の順で積層し、円柱部材12Hを貫通孔14H、16Hに嵌挿した後、ボルト部材(蝶ねじ)90を円柱部材12Hの雌ねじに螺合させることにより、三者が一体化され洗浄治具10が組上がる。なお、ベース板12、本体板14及びカバー板16の相互の固定には、上記構成以外にも各種の手段、たとえば、ワンタッチ式のクランプ等が採用できる。
【0018】
ベース板12、本体板14及びカバー板16の略全面において、それぞれ対応する部分には複数の貫通孔12A、14A、16Aが穿設されている。この貫通孔12A、14A、16Aの平面配置は、洗浄治具10のサイズ、光学素子Hのサイズ等に応じて任意に設計し得る。
【0019】
図2は、洗浄治具10の構成を示す要部断面図であり、(a)は、ベース板12、本体板14及びカバー板16が分離された状態を示し、(b)は、三者が一体化された状態を示す。このように三者が一体化されることにより、ベース板12、本体板14及びカバー板16の貫通孔12A、14A、16Aで洗浄空間20が形成される。
【0020】
ベース板12の貫通孔12Aは、板厚方向で略中央付近の孔径最狭部12Bより両表面側に向かって拡径する断面形状となっている。すなわち、孔径最狭部12Bから下方は拡径するテーパ部12Dが形成されている。該テーパ部12Dの開口角θは60〜90度であることが好ましい。開口角θが小さ過ぎると超音波が洗浄空間20に入りにくく、開口角θが大き過ぎると超音波がテーパ部12Dで反射され、いずれも好ましくないからである。
【0021】
孔径最狭部12Bから上方は拡径するテーパ部12Cが形成されている。該テーパ部12Cの断面形状は円弧状となっており、光学素子Hが点接触し、洗浄液が液切れ良く保持できるように構成されている。ただし、光学素子Hの形状によっては、テーパ部12Cは直線状等のテーパ形状でもよく、任意のテーパ形状が採用できる。
【0022】
なお、貫通孔12Aの孔径最狭部12Bは、光学素子Hが脱落しないサイズであることが必要である。
【0023】
本体板14の貫通孔14Aは、該貫通孔14Aの内部に光学素子Hが遊挿できる断面形状であることが求められる。また、図示の構成では、貫通孔14Aの下側表面の孔径は、ベース板12の貫通孔12Aの上側表面の孔径と同一に形成されているとともに、貫通孔14Aは上部に向かって僅かに拡径するようなテーパ状に形成されている。このように構成されるのは、光学素子Hの洗浄空間20への挿入が容易となるためである(図3(a)参照)。
【0024】
カバー板16の貫通孔16Aは、下側(本体板側)の表面では本体板14の貫通孔14Aの上側表面と略同一形状であり、反対の表面側(上側)に向かって縮径するテーパ状の断面形状となっている。このように構成されるのは、光学素子Hが脱落せず(上部から飛び出さず)、かつ、超音波が洗浄空間20から抜けやすくするためである。
【0025】
ただし、カバー板16の貫通孔16Aの断面形状は、光学素子Hの洗浄治具10からの脱落が確実に防止でき、かつ、超音波が抜ける構成であれば、上記の構成に限定されるものではなく、各種の構成が採用できる。
【0026】
ベース板12、本体板14及びカバー板16の材質としては、洗浄治具10のサイズ(平面形状、板厚、貫通孔の径、等)、光学素子Hの形状、光学素子Hの材質(たとえば、硝材種別)、洗浄液の組成、等により任意のものが選択できる。たとえば、樹脂材としては、四フッ化エチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、等が使用でき、金属材としては、真鍮、アルミニウム、ステンレス鋼、等が使用できる。
【0027】
ただし、ベース板12、本体板14及びカバー板16のいずれか1以上が金属板で構成されていることが好ましい。洗浄治具の構成部分のいずれか1以上が金属板で構成されていれば、熱伝導率の良い金属板により光学素子及び洗浄治具自体の乾燥が促進できるからである。
【0028】
すなわち、超音波洗浄を主体とする精密洗浄装置において、洗浄工程の仕上げには蒸気乾燥、たとえば、IPA(イソプロピルアルコール)蒸気乾燥が採用されることが多いが、その際に洗浄治具の構成部分に熱伝導率の良い金属板が採用されていれば、洗浄治具の温度が容易に雰囲気温度に調整され、乾燥が速やかに行われるからである。
【0029】
前記のように構成された洗浄治具10の使用方法は次のとおりである。先ず、図3(a)に示されるように、ベース板12と本体板14とが積層された状態の洗浄治具10において、貫通孔に光学素子H(この場合はプリズム)が挿入される。光学素子Hのハンドリングは、樹脂製のピンセット等、任意の手段で行われる。
【0030】
この際、本体板14の貫通孔14Aがガイドとなって光学素子Hの挿入を容易にしている。また、貫通孔14Aが上方に拡径するテーパ形状となっていることより、光学素子Hの挿入を一層容易にしている。
【0031】
全ての光学素子Hが挿入された後に、図3(b)に示されるように、カバー板16が積層され、ベース板12、本体板14及びカバー板16の三者が一体化された洗浄治具10が組上がる。この状態で超音波洗浄がなされても、光学素子Hは洗浄治具10から脱落しない。また、超音波は貫通孔12Aより導入され、貫通孔16Aより抜けるため、光学素子Hが充分に洗浄される。乾燥時にも、光学素子Hが点状に洗浄治具10に接していることより、液溜りは生じにくく、その結果、ヤケやシミは生じにくい。
【0032】
洗浄が終了した後、図3(c)に示されるように、カバー板16及び本体板14が取り外される。図3(a)に示される構成と異なり、本体板14までもが取り外されるので、光学素子Hのハンドリング(アンローディング)は非常に容易となる。
【0033】
以上、本発明に係る光学素子の洗浄治具の実施形態の例について説明したが、本発明は上記実施形態の例に限定されるものではなく、各種の態様が採り得る。たとえば、本実施形態においては、貫通孔12A、14A及び16Aはいずれ円形の孔として説明したが、光学素子Hの形状によっては矩形状の孔とすることもできるし、三角形状の孔とすることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、サイズの小さい光学素子を脱落させずに保持でき、かつ、超音波が充分に導入でき、更に、洗浄液の液切れが良好な構造の光学素子の洗浄治具を提供できる。これにより、サイズの小さい光学素子の洗浄が良好に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学素子の洗浄治具の全体構成を示す概略図である。
【図2】本発明に係る光学素子の洗浄治具の構成を示す要部断面図である。
【図3】本発明に係る光学素子の洗浄治具の使用状態を示す要部断面図である。
【図4】従来例の洗浄治具を示す概略図である。
【図5】従来例の洗浄治具の使用状態を示す概略図である。
【図6】従来例の洗浄治具の使用状態を示す概略図である。
【図7】他の従来例の洗浄治具の全体構成を示す概略図である。
【図8】他の従来例の洗浄治具の使用状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10…洗浄治具、12…ベース板、12A…貫通孔、14…本体板、14A…貫通孔、16…カバー板、16A…貫通孔、20…洗浄空間、H…光学素子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical element cleaning jig, and more particularly, to an optical element cleaning jig having a planar portion such as a prism, a plane parallel plate, and a low-pass filter.
[0002]
[Prior art]
The optical element is generally cleaned after machining such as polishing, and is generally cleaned by an ultrasonic cleaning machine in order to perform cleaning effectively.
[0003]
For example, in the cleaning of a general prism such as a TV optical system, a cleaning jig 1 as shown in FIG. 4A is a front view, FIG. 4B is a plan view, and FIG. 4C is a side view. . The plurality of through
[0004]
However, when the optical element K has a small size, such as an endoscope optical system, the same result as described above is not obtained, and various problems occur. That is, when the cleaning jig 1 containing the optical element K is immersed in the cleaning liquid, the phenomenon that the optical element K rises due to surface tension and falls off the cleaning jig 1 is observed. Similarly, the phenomenon that the optical element K is lifted by ultrasonic vibration and falls off the cleaning jig 1 also occurs.
[0005]
A
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, when ultrasonic cleaning is performed using such a
[0007]
On the other hand, there are known examples of cleaning jigs for optical elements that prevent the cleaning jig from falling off and that the cleaning liquid can be easily removed. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 8-158049 discloses a cleaning pallet, which explains that it can be used for cleaning optical elements such as lenses.
[0008]
However, any of these preceding examples can be suitably used for a standard-sized optical element such as a lens, but is an optical element having a planar portion such as a prism, a plane parallel plate, a low-pass filter, and the like. It is difficult to apply to a small prism, for example, a prism having a plane size of about 2 × 3 mm.
[0009]
The present invention has been made in view of such circumstances. An optical element having a structure in which a small-sized optical element can be held without dropping, an ultrasonic wave can be sufficiently introduced, and the cleaning liquid is sufficiently drained. An object is to provide a cleaning jig.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a cleaning jig for an optical element, wherein the cleaning jig is configured by laminating a base plate, a main body plate, and a cover plate having substantially the same plane size in this order. is, the base plate, the flat portion corresponding to each of the main plate and the cover plate has a plurality of through holes are bored through-hole of said body plate, said optical element within said through hole loosely fitted The through-hole of the base plate has a cross-sectional shape that expands from the narrowest portion of the hole diameter near the center in the plate thickness direction toward both surfaces, and the through-hole of the cover plate The surface on the main body plate side is substantially the same shape as the through hole on the surface of the main body plate, and has a cross-sectional shape that is reduced in diameter toward the opposite surface side. Cross-sectional shape that prevents the element from falling off the cleaning jig It provides cleaning jig of the optical element, characterized in that.
[0011]
According to the present invention, it is possible to reliably prevent the optical element from falling off the cleaning jig. Moreover, it is a jig having a three-layer structure, and ultrasonic waves can be sufficiently introduced, and the cleaning liquid can be satisfactorily discharged.
[0012]
In addition, according to the present invention, the through hole of the base plate has a cross-sectional shape in which the diameter increases toward both surfaces from the narrowest hole diameter portion near the center in the plate thickness direction. It is possible to hold the cleaning liquid well. Moreover, an ultrasonic wave can be satisfactorily introduced by the lower tapered portion.
[0013]
Further, according to the present invention, since the through hole of the cover plate has substantially the same shape as the through hole on the surface of the main body plate on the surface on the main body side, and has a cross-sectional shape that decreases in diameter toward the opposite surface side, the optical element dropping from the cleaning jig of Ru can be reliably prevented.
[0014]
Moreover, in this invention, it is preferable that any one or more of the said base board, a main body board, and a cover board is comprised with the metal plate. This is because if any one or more of the constituent parts of the cleaning jig is made of a metal plate, drying of the optical element and the cleaning jig can be promoted by the metal plate having high thermal conductivity.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of an optical element cleaning jig according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a schematic diagram showing the overall configuration of an optical
[0016]
Further, one of the cylindrical members 12Ha is formed to have a larger diameter than the other three
[0017]
Therefore, after laminating the
[0018]
A plurality of through
[0019]
2A and 2B are cross-sectional views of the main part showing the configuration of the cleaning
[0020]
The through-
[0021]
A tapered
[0022]
It should be noted that the narrowest hole diameter portion 12B of the through
[0023]
The through
[0024]
The through-
[0025]
However, the cross-sectional shape of the through-
[0026]
The material of the
[0027]
However, it is preferable that any one or more of the
[0028]
That is, in a precision cleaning apparatus mainly composed of ultrasonic cleaning, steam drying, for example, IPA (isopropyl alcohol) steam drying is often employed for finishing the cleaning process. If a metal plate with good thermal conductivity is used, the temperature of the cleaning jig is easily adjusted to the ambient temperature, and drying is performed quickly.
[0029]
The method of using the cleaning
[0030]
At this time, the through
[0031]
After all the optical elements H are inserted, as shown in FIG. 3B, the
[0032]
After the cleaning is finished, the
[0033]
As mentioned above, although the example of embodiment of the cleaning jig | tool of the optical element which concerns on this invention was demonstrated, this invention is not limited to the example of the said embodiment, Various aspects can be taken. For example, in the present embodiment, the through
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, an optical element having a structure that can hold an optical element having a small size without dropping, can sufficiently introduce ultrasonic waves, and has a structure in which the cleaning liquid is sufficiently drained. A cleaning jig can be provided. Thereby, it is possible to satisfactorily clean the small-sized optical element.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an overall configuration of an optical element cleaning jig according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a principal part showing a configuration of an optical element cleaning jig according to the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of an essential part showing a use state of a cleaning jig for an optical element according to the present invention.
FIG. 4 is a schematic view showing a conventional cleaning jig.
FIG. 5 is a schematic view showing a usage state of a conventional cleaning jig.
FIG. 6 is a schematic view showing a usage state of a conventional cleaning jig.
FIG. 7 is a schematic view showing the overall configuration of another conventional cleaning jig.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a main part showing a usage state of another conventional cleaning jig.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
該洗浄治具は、略同一平面サイズのベース板、本体板及びカバー板の順で積層されることにより構成され、
前記ベース板、本体板及びカバー板のそれぞれに対応する平面部分には複数の貫通孔が穿設されており、
前記本体板の貫通孔は、該貫通孔内部に前記光学素子が遊挿できる断面形状であるとともに、前記ベース板の貫通孔は、板厚方向で略中央付近の孔径最狭部より両表面側に向かって拡径する断面形状であり、前記カバー板の貫通孔は、前記本体板側の表面では前記本体板表面の貫通孔と略同一形状であり、反対の表面側に向かって縮径する断面形状であって、前記ベース板及びカバー板の貫通孔は、前記光学素子の該洗浄治具からの脱落を防止できる断面形状であることを特徴とする光学素子の洗浄治具。An optical element cleaning jig,
The cleaning jig is configured by laminating a base plate, a main body plate and a cover plate of substantially the same plane size in this order,
The base plate, a plurality of through holes are drilled in the flat portion corresponding to each of the main plate and the cover plate,
The through hole of the main body plate has a cross-sectional shape in which the optical element can be loosely inserted into the through hole, and the through hole of the base plate is on both surface sides from the narrowest portion of the hole diameter near the center in the plate thickness direction. The through hole of the cover plate has substantially the same shape as the through hole on the surface of the main body plate on the surface on the main body plate side, and the diameter decreases toward the opposite surface side. A cleaning jig for an optical element, wherein the through hole of the base plate and the cover plate has a cross-sectional shape that can prevent the optical element from falling off the cleaning jig.
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