JP4062037B2 - インフレータ及びエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車乗員の保護用エアバッグ等を膨張させる用途に好適なインフレータと、このインフレータを備えたエアバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の乗員を保護するエアバッグを膨張させるインフレータとして、イニシエータが作動すると内部に衝撃波が発生し、この衝撃波によって前記ガス出口を開放させるようにしたものがある(米国特許第6,273,462号)。第2図はこの米国特許第6,273,462号のインフレータの断面図である。
【0003】
このインフレータ100は、高圧ガスが充填されたガス貯蔵室102を有する略円筒形状の耐圧容器104を備えている。この耐圧容器104の筒軸方向の一端(先端部)側に円形開口よりなるガス噴出口106が設けられている。このガス噴出口106は、金属薄板等よりなるバーストディスク108によって閉鎖されている。このバーストディスク108は、ガス貯蔵室102内の圧力が所定以上となるか、或いは後述のイニシエータ116により衝撃波が加えられると破裂して該ガス噴出口106を開放するように構成されている。
【0004】
該耐圧容器104の他端(後端部)側にはイニシエータ設置用のイニシエータハウジング114が設けられている。このイニシエータハウジング114は、該耐圧容器104の後端部から該ガス噴出口106に向ってガス貯蔵室102内に延出した略円筒状のものである。このイニシエータハウジング114内に衝撃波発生用のイニシエータ116が設置されている。
【0005】
このイニシエータ116は、後端側から延出した1対の通電用の電極118,120に通電されることにより作動し、ガス貯蔵室102内の圧力よりも高く、なおかつ該ガス貯蔵室102内に衝撃波を発生させるのに十分な差圧を有した高圧ガスを発生させ、その先端側から瞬間的に該ガス貯蔵室102内に噴出させるよう構成されている。
【0006】
このように構成されたインフレータ100においては、イニシエータ116が作動し、該イニシエータ116からガス貯蔵室102内に高圧ガスが噴出されると、このイニシエータ116からのガスの圧力とガス貯蔵室102内のガスの圧力との間の差圧により、該ガス貯蔵室102内に衝撃波が発生する。この衝撃波は該ガス貯蔵室102内をガス噴出口106に向って伝播する。この衝撃波が該ガス噴出口106を閉鎖しているバーストディスク108に到達すると、バーストディスク108は、ガス貯蔵室102内の全体の圧力が該バーストディスク108の破裂圧に達する前にこの衝撃波により破裂し、該ガス噴出口106を開放する。これにより、該インフレータ100からガスが噴出するようになる。
【0007】
このインフレータ100においては、耐圧容器104の先端側には該ガス噴出口106に被さるように略キャップ状のディフューザ110が冠着されている。そのため、該バーストディスク108が破裂すると、ガス貯蔵室102内のガスは該ガス噴出口106から該ディフューザ110を経由し、該ディフューザ110の側周面に設けられたオリフィス112を通って外部に噴出する。
【0008】
なお、上記のように、ガス貯蔵室102内の全体のガス圧がバーストディスク108の破裂強度に達するよりも前に該バーストディスク108を破ってガスを噴出口106から噴出させるように構成したインフレータ100にあっては、該噴出口106から比較的低目のガス圧のガスを比較的長時間にわたって噴出させることができる。これにより、エアバッグを比較的ゆっくりと膨張させると共に、比較的長時間にわたってエアバッグ内圧を高く保つことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記第2図のインフレータ100にあっては、イニシエータ116が高圧のガス貯蔵室102内に向ってガスを噴出させて衝撃波を発生させる構成であるところから、イニシエータ116は、ガス貯蔵室102内に充填された高圧ガスよりも十分に高圧のガスを急激に発生させる高性能のものである必要がある。もしくは、そこまで高性能でなくても、ある程度の性能のあるイニシエータを利用した場合、発生する衝撃波が充分でない場合が考えられ、バーストディスク108までたどり着かないか、たどり着いても、バーストディスクを破るほどの威力のないものである可能性がある。そのために、インフレータの耐圧容器の長さを短くして、衝撃波がバーストディスクまで充分にたどり着くようにする必要がある。
【0010】
本発明は、イニシエータが上記ほど急激かつ高圧にガスを発生させるものでなくても衝撃波が発生し、耐圧容器のガス出口が衝撃波で破れてガスが噴出するよう構成されたインフレータと、このインフレータを備えたエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のインフレータは、衝撃波を受けることによって開放するガス出口が一端に設けられ、内部に高圧ガスが充填された耐圧容器と、該耐圧容器の他端側に設けられた、該ガス出口に向って衝撃波を発生させるための衝撃波発生器と、を備えてなり、該衝撃波発生器は、内側から衝撃波を受けることにより破れて衝撃波を前記ガス出口に向けて発生させる先端部を有し、内部に前記高圧ガスよりも低圧のガスが充填されたチューブと、該チューブの後端側に設けられており、ガス発生作動することにより該チューブ内に衝撃波を放出するイニシエータとを有することを特徴とするものである。
本発明のエアバッグ装置は、エアバッグと、上記本発明のインフレータとを備えたものである。
【0012】
かかる本発明のインフレータにあっては、イニシエータが作動するとイニシエータの発生ガス圧とチューブ内のガス圧の差圧によりチューブ内に衝撃波が発生し、この衝撃波を受けたチューブ先端が破れてチューブ内圧と耐圧容器内圧の差圧によりさらに衝撃波が発生する。この衝撃波は耐圧容器内を急速に伝播し、耐圧容器のガス出口に到達し、該ガス出口を破って開放させる。これにより、耐圧容器からガスが噴出する。
【0013】
本発明においては、ガス圧が比較的低いチューブにイニシエータが設けられており、イニシエータはこのチューブ内に向けてガスを噴出させて衝撃波を発生させるので、イニシエータの作動時に発生するガス圧が前記米国特許6,273,462のイニシエータ116より低くても衝撃波を発生させることができる。このため、イニシエータとして構成が簡易で低コストのものを用いることができる。
【0014】
本発明のインフレータは、チューブ内に、イニシエータによる衝撃波の発生を助勢するためのブースタが設けられていることが好ましい。
【0015】
このブースタは、例えば、イニシエータのガス発生作動によってガス発生反応が誘起されるプロペラント(ガス発生剤)を備えてなり、イニシエータがガス発生作動したときに、その発生ガス圧により該イニシエータの発生ガス圧を昇圧してチューブ内における衝撃波の発生を助勢するよう構成されている。
【0016】
このブースタをチューブ内に設けることにより、イニシエータの出力がさらに低くても足りるようになる。このため、イニシエータとしてより一層構成が簡易で低廉なものを用いることが可能となる。また、インフレータの耐圧容器として比較的大容量のものを採用した場合や、耐圧容器内の気体圧力を比較的高く設定した場合にも、比較的発生ガス圧の低いイニシエータにより、該耐圧容器のガス出口を開放させるのに十分な規模の衝撃波を発生させることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形態に係るインフレータの断面図である。
【0018】
このインフレータ1は、高圧のガスが充填されたガス貯蔵室2を有する略円筒形状の耐圧容器4を備えている。この耐圧容器4の筒軸方向の一端(先端部)側にガス噴出口6が設けられている。このガス噴出口6はバーストディスク8によって閉鎖されている。このバーストディスク8は、後述の衝撃波発生器10からの衝撃波が加えられることにより破裂して該ガス噴出口6を開放するように構成されている。
【0019】
耐圧容器4の他端(後端部)側には、このバーストディスク8を破裂させる衝撃波を発生させるための衝撃波発生器10が設けられている。この衝撃波発生器10は、該耐圧容器4の後端部に取り付けられたイニシエータ設置用のイニシエータハウジング12と、該イニシエータハウジング12からガス噴出口6に向かうようにガス貯蔵室2内に延出したチューブ14と、該イニシエータハウジング12を介して耐圧容器4の後端部に設置されており、先端側が該チューブ14の基端側に内嵌したイニシエータ16と、該チューブ14の先端側を閉鎖しており、該チューブ14内で衝撃波が発生すると破裂して該チューブ14の先端側を開放するよう構成されたクロージャディスク18を備えている。このクロージャディスク18により閉鎖された状態において、該チューブ14内にはガス貯蔵室2内の圧力よりも低い圧力にてガスが充填されている。このチューブ14内のガス充填圧と、ガス貯蔵室2内のガス充填圧の差圧は大きければ大きい程好ましいが、例えばチューブ内のガス圧が1気圧とした場合、ガス貯蔵室のガス圧はその1.5倍以上であるのが好ましい。
【0020】
なお、該チューブ14内に充填されるガス及びガス貯蔵室2内に充填されるガスはそれぞれ非燃焼性のガスで足り、例えば空気、窒素、ヘリウムなどが充填される。
【0021】
該イニシエータ16は、後端側に設けられた通電用の電極20,22に通電されることにより作動し、チューブ14内のガス圧よりも高く、該チューブ14内に衝撃波を発生させるのに十分な圧力を有した高圧ガスを噴出させるように構成されている。
【0022】
このように構成されたインフレータ1においては、イニシエータ16が作動し、該イニシエータ16からチューブ14内に高圧ガスが噴出されると、イニシエータより発生したガス圧とチューブ14内の内圧との差圧により該チューブ14内に衝撃波が発生する。この衝撃波は、チューブ14内を該チューブ14の先端側に向って急速に伝播してクロージャディスク18を破裂させる。さらに、ガス貯蔵室2内に充填されている充填ガス圧と、衝撃波発生器10からの衝撃波から発生する圧力との差圧により、衝撃波が発生し、ガス噴出口6に向ってガス貯蔵室2内を伝播する。この衝撃波が該ガス噴出口6を閉鎖しているバーストディスク8に到達すると、バーストディスク8はガス貯蔵室2内の全体の圧力が該バーストディスク8の破裂圧に達する前にこの衝撃波により破裂し、該ガス噴出口6を開放する。これにより、該インフレータ1からガスが噴出するようになる。
【0023】
また、本実施の形態においては、チューブ14の先端がクロージャディスク18により蓋をされているため、イニシエータの作動により発生したガス圧は、衝撃波によりクロージャディスクが破壊されるまでの間、チューブ内の低圧ガスとあいまって、圧縮圧となる。ガスが圧縮されたときには熱が発生し、それにより、衝撃波だけでなく、熱膨張によってもクロージャディスクを破断させることとなり、より効果的にガスを放出することができる。
【0024】
先述のUSP6273462の場合、イニシエータハウジングは封鎖されていないため、熱は発生せず、衝撃波のみが発生することとなる。
【0025】
なお、この実施の形態では、耐圧容器4の先端側にディフューザ24が冠着されており、ガス噴出口6から噴出したガスはこのディフューザ24を経由し、該ディフューザ24の側周面に設けられたオリフィス26から外部に流出する。
【0026】
このインフレータ1においては、ガス貯蔵室2よりもガス圧が低いチューブ14内に向けてイニシエータ16からガスを噴出させて該チューブ14内に衝撃波を発生させるので、イニシエータ16からのガス圧が前記第2図のイニシエータ116からのガス圧より低くても衝撃波を発生させることができる。また、チューブ14内の圧力はガス貯蔵室2内の圧力より低いものであり、例えば通常の大気圧程度の圧力でもよい。そのため、該チューブ14内に衝撃波を発生させるのに必要なイニシエータ16からのガス圧はさほど高くなくても足り、比較的低出力のイニシエータでもチューブ14内に衝撃波を発生させることができる。
【0027】
これにより、このインフレータ1にあっては、イニシエータとして構成が簡易で低コストのものを用いることが可能となる。
【0028】
第3図は、本発明の別の実施の形態に係るインフレータ1Aの断面図である。この実施の形態では、耐圧容器4Aの先端にディフューザ24Aを一体に設け、このディフューザ24Aの先端面にオリフィス26Aを設けている。これにより、ガス噴出口6からのガスがそのまま耐圧容器4Aの軸方向に放出される。
【0029】
また、この実施の形態にあっては、衝撃波発生器10のチューブ14Aは、クロージャディスク18A側を先細形状としている。これにより、発生した衝撃波が、バーストディスク8Aに伝播されやすくなる。
【0030】
このインフレータ1Aにおいては、耐圧容器4Aが細長いが、チューブ14Aも長くしている。耐圧容器4Aが細長いために、衝撃波発生器10のイニシエータ16とバーストディスク8Aが離間し、衝撃波が伝播されにくくなったとしても、チューブ14Aの長さが長いので、バーストディスク8Aにより近いところで衝撃波が放出される。そのため、充分にバーストディスク8Aを破ることができ、インフレータを細長くしたからといって、イニシエータ16を高出力のものにする必要はない。
【0031】
第4図及び第5図は、それぞれ、本発明の異なる実施の形態に係るインフレータの断面図であり、チューブ内に、イニシエータによる衝撃波の発生を助勢するためのブースタを設けた構成を示している。
【0032】
この第4図及び第5図のインフレータ1’,1A’においては、それぞれ、チューブ14,14A内に、イニシエータ16の先端部と隣接するようにブースタ30が配設されている。このブースタ30は、該イニシエータ16のガス発生作動によりガス発生反応が誘起されるプロペラント(ガス発生剤)を備えてなり、イニシエータ16がガス発生作動したときには、該プロペラントからの発生ガス圧により該イニシエータ16の発生ガス圧を昇圧してチューブ14,14A内における衝撃波の発生を助勢するよう構成されている。
【0033】
なお、このインフレータ1’,1A’は、それぞれ、チューブ14,14A内にブースタ30が設けられたこと以外は、前述の第1図のインフレータ1及び第3図のインフレータ1Aと同一の構成となっており、第4図及び第5図において、それぞれ第1図及び第3図と同一の符号は同一の部分を示している。
【0034】
このように構成されたインフレータ1’,1A’にあっては、イニシエータ16がガス発生作動すると、ブースタ30のプロペラントがガス発生反応を起し、このブースタ30の発生ガス圧によりイニシエータ16の発生ガス圧が昇圧される。このため、該イニシエータ16は、前記第1図及び第3図のインフレータ1,1Aの場合と比べて、このブースタ30の発生ガス圧の分だけ発生ガス圧が低くてもチューブ14,14A内に衝撃波を発生させることができる。これにより、このインフレータ1’及びインフレータ1A’にあっては、イニシエータとしてより一層構成が簡易で低コストのものを用いることが可能である。
【0035】
また、耐圧容器4,4Aとしてガス貯蔵室2の容積が比較的大きなもの或いは細長いものを採用した場合や、該ガス貯蔵室2内の貯蔵気体の圧力が比較的高く設定されている場合でも、このようにチューブ14,14A内にブースタ30を設けることにより、比較的発生ガス圧の低いインフレータにより、ガス噴出口6のバーストディスク8,8Aを破裂させるのに十分な衝撃波を発生させることが可能となる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によると、イニシエータが著しく急激且つ高圧にガスを発生させるものでなくても衝撃波が発生し、この衝撃波により耐圧容器のガス出口を破裂させてガスを噴出させることが可能なインフレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインフレータの断面図である。
【図2】従来例に係るインフレータの断面図である。
【図3】別の実施の形態に係るインフレータの断面図である。
【図4】異なる実施の形態に係るインフレータの断面図である。
【図5】さらに異なる実施の形態に係るインフレータの断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1’,1A’ インフレータ
2 ガス貯蔵室
4 耐圧容器
6 ガス噴出口
8,8A バーストディスク
10 衝撃波発生器
12 イニシエータハウジング
14,14A チューブ
16 イニシエータ
18,18A クロージャディスク
30 ブースタ
Claims (3)
- 衝撃波を受けることによって開放するガス出口が一端に設けられ、内部に高圧ガスが充填された耐圧容器と、
該耐圧容器の他端側に設けられた、該ガス出口に向って衝撃波を発生させるための衝撃波発生器と、
を備えてなり、該衝撃波発生器は、
内側から衝撃波を受けることにより破れて衝撃波を前記ガス出口に向けて発生させる先端部を有し、内部に前記高圧ガスよりも低圧のガスが充填されたチューブと、
該チューブの後端側に設けられており、ガス発生作動することにより該チューブ内に衝撃波を放出するイニシエータと、
を有することを特徴とするインフレータ。 - 請求項1において、前記チューブ内に、前記イニシエータによる衝撃波の発生を助勢するためのブースタが設けられていることを特徴とするインフレータ。
- エアバッグと、請求項1又は2に記載のインフレータとを備えてなるエアバッグ装置。
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