[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4061290B2 - 通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステム、イベントサーバおよびコミュニケーション方法 - Google Patents

通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステム、イベントサーバおよびコミュニケーション方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4061290B2
JP4061290B2 JP2004163617A JP2004163617A JP4061290B2 JP 4061290 B2 JP4061290 B2 JP 4061290B2 JP 2004163617 A JP2004163617 A JP 2004163617A JP 2004163617 A JP2004163617 A JP 2004163617A JP 4061290 B2 JP4061290 B2 JP 4061290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
community
event
information
participant
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004163617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005346299A (ja
Inventor
美佐 齋藤
和男 伏見
智恒 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2004163617A priority Critical patent/JP4061290B2/ja
Publication of JP2005346299A publication Critical patent/JP2005346299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4061290B2 publication Critical patent/JP4061290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、インターネット等の通信ネットワークを利用して、旅行等の同じイベントに参加した者同士がコミュニケーションを行なえるコミュニケーションシステムに関する。
近年のインターネットの普及を受けて、実空間で開催されるイベントとインターネット等の通信ネットワークを組み合わせたシステムが数多く考案されている。
例えば、イベントを旅行とした場合、旅行会社はインターネット上に旅行に関するWebサイトを開設し、利用者はWebサイトを利用して、交通機関・宿等の予約および旅行先の情報収集行ない手軽に旅行計画を立てられるようになったばかりか、旅行先から通信ネットワークに接続した端末を通して旅行計画を閲覧することもでき、加えて旅行中の道案内や旅行記録を保存できるデータベースを備えたシステムも開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1のシステムは、旅行計画および旅行自体をサポートすること、すなわち実空間で開催されるイベントをサポートすることを目的として考案されたシステムであって、実空間で開催されるイベントに参加する者同士でコミュニケーションを行なうために開発されたシステムではない。
近年の趣味嗜好の多様化に伴い、集団でイベントに参加せずに、個人でイベントに参加するケースが増えている。例えば旅行においては、旅行代理店が企画するパッケージツアーに参加せずに、個人で旅行するケースが増え、同じ旅行目的を持つ者同士でコミュニケーションを行なえるシステムが必要になってきている。
現実の世界で実際に同じものを見聞き・経験した者同士がリアルタイムで意見を交換し合うシステムとしては、例えば、特許文献2においては、現実世界の限られた空間を感知する情報に基づき、現実に空間にいる者同士がリアルタイムに感想、意見を交換し合う仮想コミュニケーション空間を構築するシステムが開示されている。
特開2003−150680号公報 WO00/076154号公報
しかしながら、特許文献2で開示されたシステムは、確かに現実の世界で実際に同じものを見聞き・経験した者同士がリアルタイムで意見を交換し合うシステムを実現できるが、次に述べる問題点がある。
一つ目の問題点は、仮想コミュニケーション空間を構築する手段が必要になるため、仮想コミュニケーション空間を構築するごとに、仮想コミュニケーション空間を構築する手段が必要になることである。
特許文献2においては、現実世界の限られた空間内において通信を可能とする通信チャンネルを提供する通信メディアによって仮想コミュニケーション空間は構築され、仮想コミュニケーション空間を構築する毎に通信メディアを実現する手段が必要になる。例えば、通信メディアを無線通信とする場合は、仮想コミュニケーション空間を構築する仮想コミュニケーション提供手段は、無線通信アンテナを持ち、無線通信アンテナで送受信可能なエリアが仮想コミュニケーション空間となる。よって、複数の仮想コミュニケーション空間を構築する場合は、無線通信アンテナを備えた複数の仮想コミュニケーション提供手段を設けなければならない。
複数の仮想コミュニケーション空間を構築するために、複数の前記仮想コミュニケーション提供手段を設けなければならないことは、システムを構築する費用が嵩んでしまう問題がある。例えば、仮想コミュニケーション空間を無線通信で実現し、かつ仮想コミュニケーション空間を広範囲にする場合は、無線通信アンテナは高出力になってしまい容易に設定できるものではなくなる。
二つ目の問題点は、仮想コミュニケーション空間は通信メディアで実現されるため、一度設定した仮想コミュニケーション空間のサイズを変更することが容易でないばかりか、細かく前記仮想コミュニケーション空間を設定することも容易ではなくなる。
例えば、仮想コミュニケーション空間を無線通信で実現する場合、仮想コミュニケーション空間のサイズを変更することは、無線通信アンテナの出力を調整することになる。無線通信アンテナの出力を調整する作業は大変であるばかりか、無線通信アンテナの出力を高める場合には、電波法の制限によって、仮想コミュニケーション空間のサイズを所望するサイズに拡大できない場合もある。
そこで本発明は上述の問題点を鑑みて、特別な通信メディアを必要とせずに、旅行等の実空間で開催されるイベントに参加し同じ目的を持った者同士が、前記イベントが開催されるエリア内でコミュニケーションを行なうことができるコミュニケーションシステム、イベントサーバおよび方法を提供することを目的とする。
更に、イベントが開催されるエリアが変更される場合でも、容易にコミュニケーションが行なえるエリアを変更でき、加えて、複数の前記イベントの開催に対しても容易に対応が取れるコミュニケーションシステムおよび方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末と、同じ前記イベントに参加している前記イベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバとから成る通信ネットワークを用いたコミュニケーションシステムであって、前記情報端末は、前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報で、前記イベントを識別するイベント番号、前記イベント参加者を識別するイベント参加者番号、および、前記イベントサーバによって認証される署名情報とが含まれる権利情報を記憶し、更に、通信ネットワークを利用して情報を送受信する通信手段と、前記情報端末の位置情報を計測する位置情報検出手段と、コミュニケーション相手を制限する条件として、コミュニケーション相手との距離を規定する距離条件を、前記イベント参加者が前記イベントサーバに設定するためのコミュニケーション条件設定手段を備え、 前記イベントサーバは、前記イベント番号に関連付けて、前記イベント番号で識別される前記イベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を記憶したイベント地理情報データベースと、前記イベントが開催されている期間中に、前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証する権利情報認証手段と、仮想的に前記イベントのコミュニティーを形成するコミュニティー形成手段と、前記コミュニティーに登録された前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段を備え、
前記コミュニティー形成手段は、前記情報端末から前記コミュニティーへの参加を要求するアクセスがあると、前記位置情報、前記権利情報および前記距離条件を前記情報端末から取得し、前記権利情報認証手段を用いて前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証し、前記署名情報の認証に成功すると、前記権利情報に含まれる前記イベント番号に対応する前記イベント地理情報を前記イベント地理情報データベースから取得し、取得した前記イベント地理情報で特定される領域に、前記情報端末から取得した前記位置情報が含まれるとき、前記権利情報で特定される前記イベント参加者をコミュニティー参加者としてコミュニティーリストに登録する共に、前記コミュニティーリストに登録した前記コミュニティー参加者の前記位置情報を記憶し、更に、前記イベント参加者を前記コミュニティー参加者として前記コミュニティーリストに登録したとき、或いは、一定時間が経過する毎に、前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末から前記位置情報を取得し、前記コミュニティーリストの内容と前記コミュニティー参加者の位置情報を更新し、更に、前記コミュニティーリストを更新したとき、更新した前記コミュニティーリストを参照し、前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者の前記位置情報と他の前記コミュニティー参加者の前記位置情報から双方の距離を求め、この距離が双方の前記距離条件を満たしている場合、他の前記コミュニティー参加者をコミュニケーション候補として抽出することで、前記コミュニティーリストをカスタマイズし、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末に送信する手段で、前記コミュニケーション手段は、カスタマイズされた前記コミュニティーリストに記述された前記コミュニティー参加者との通信要求を前記情報端末から受けたとき、通信要求をした前記情報端末と、通信要求した前記情報端末によって指示された前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末とでピアツーピア(P2P)のメッセージ交換を行う手段であることを特徴とする。
第1の解決手段によれば、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で示される領域内に限られる。すなわち、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定されるため、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域を設定するために、特別な装置は不要となり、法律等で前記コミュニケーションを行なえる領域が制約されることはない。
また、前記コミュニケーションを行なえる領域を、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定できること、前記イベントが開催される実空間上の領域に対応して、容易に複数個の前記コミュニケーションを行なえる領域を設定できるようになる。加えて、前記コミュニケーションを行なえる領域の大きさを変更する場合も、前記イベント地理情報を変更するだけで済む。
また、前記コミュニティー参加者がコミュニケーションを行う相手を制限するために設 定した距離条件に基づき、コミュニケーションを希望する前記コミュニティー参加者とコ ミュニケーション可能なる前記コミュニティー参加者を抽出することで、前記イベント参 加者は、前記イベントに参加した同じ目的を持った者同士の中から、自分自身の近辺にい る者または近辺にいない者を抽出してコミュニケーションすることができるようになる。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末に備えられた前記コミュニケーション条件設定手段は、前記イベント参加者が、コミュニケーション相手を制限する条件として、前記距離条件に加え、コミュニケーション相手のプロフィールが示されたプロフィール条件を前記イベントサーバに設定する手段で、前記イベントサーバに備えられた前記コミュニティー形成手段は、前記距離条件に基づいて前記コミュニティー参加者を抽出した後、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者と前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者双方の前記プロフィール条件に適合する前記コミュニティー参加者を、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者の中から抽出することで、前記プロフィール条件に基づいて前記コミュニティーリストをカスタマイズすることを特徴とする。
第2の発明によれば、プロフィールに関する条件でコミュニケーションの相手を抽出す ることにより、年齢が近いまたは性別が同じ者を抽出することができる。
更に、第3の発明は、実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末を利用して、同じ前記イベントに参加している前記イベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバであって、前記イベントサーバは、前記イベントを識別するイベント番号に関連付けて、前記イベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を記憶したイベント地理情報データベースと、前記イベントが開催されている期間中に、前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報である権利情報に含まれる署名情報を認証する権利情報認証手段と、仮想的に前記イベントのコミュニティーを形成するコミュニティー形成手段と、前記コミュニティーに登録された前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段を備え、前記コミュニティー形成手段は、前記情報端末から前記コミュニティーへの参加を要求するアクセスがあると、前記位置情報、前記イベントに参加する権利を取得した前記イベントの前記イベント番号を含む前記権利情報、および、コミュニケーション相手との距離を規定する距離条件を前記情報端末から取得し、前記権利情報認証手段を用いて前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証し、前記署名情報の認証に成功すると、前記権利情報に含まれる前記イベント番号に対応する前記イベント地理情報を前記イベント地理情報データベースから取得し、取得した前記イベント地理情報で特定される領域に、前記情報端末から取得した前記位置情報が含まれるとき、前記権利情報で特定される前記イベント参加者をコミュニティー参加者としてコミュニティーリストに登録する共に、前記コミュニティーリストに登録した前記コミュニティー参加者の前記位置情報を記憶し、更に、前記イベント参加者を前記コミュニティー参加者として前記コミュニティーリストに登録したとき、或いは、一定時間が経過する毎に、前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末から前記位置情報を取得し、前記コミュニティーリストの内容と前記コミュニティー参加者の位置情報を更新し、更に、前記コミュニティーリストを更新したとき、更新した前記コミュニティーリストを参照し、前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者の前記位置情報と他の前記コミュニティー参加者の前記位置情報から双方の距離を求め、この距離が双方の前記距離条件を満たしている場合、他の前記コミュニティー参加者をコミュニケーション候補として抽出することで、前記コミュニティーリストをカスタマイズし、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末に送信する手段で、前記コミュニケーション手段は、カスタマイズされた前記コミュニティーリストに記述された前記コミュニティー参加者との通信要求を前記情報端末から受けたとき、通信要求をした前記情報端末と、通信要求した前記情報端末によって指示された前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末とでピアツーピア(P2P)のメッセージ交換を行う手段であることを特徴とするイベントサーバである。
更に、第4の発明は、第3の発明に記載のイベントサーバであって、前記コミュニケーション手段は、前記位置情報、前記権利情報および前記距離条件に加え、コミュニケーション相手のプロフィールが示されたプロフィール条件を前記情報端末から取得し、前記距離条件に基づいて前記コミュニティー参加者を抽出した後、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者と前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者双方の前記プロフィール条件に適合する前記コミュニティー参加者を、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者の中から抽出することで、前記プロフィール条件に基づいて前記コミュニティーリストをカスタマイズすることを特徴とする。
更に、第5の発明は、実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末を利用して、同じ前記イベントに参加している前記イベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバで実行されるコミュニケーション方法であって、前記コミュニケーション方法は、前記イベントサーバが、前記イベントのコミュニティーへの参加を希望する前記イベント参加者が所持する前記情報端末から前記コミュニティーへの参加要求を受けるステップ、前記コミュニティーへの参加を希望する前記イベント参加者が所持する前記情報端末から、前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報で、前記イベントを識別するイベント番号、前記イベント参加者を識別するイベント参加者番号、および、前記イベントサーバによって認証される署名情報とが含まれる権利情報と、前記情報端末の前記位置情報と、コミュニケーション相手との距離を規定する距離条件を取得するステップ、前記イベントサーバが、前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証し、前記署名情報の認証に成功すると、前記イベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を前記イベント番号に関連付けて記憶しているデータベースから、前記権利情報に含まれる前記イベント番号に対応する前記イベントの前記イベント地理情報を取得し、取得した前記イベント地理情報で特定される領域に、前記情報端末から取得した前記位置情報が含まれるときに、前記権利情報で特定される前記イベント参加者をコミュニティー参加者としてコミュニティーリストに登録する共に、前記コミュニティーリストに登録した前記コミュニティー参加者の前記位置情報を記憶するステップ、が実行されるコミュニティー形成工程と、前記イベント参加者を前記コミュニティー参加者として前記コミュニティーリストに登録したとき、或いは、一定時間が経過する毎に、前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末から前記位置情報を取得し、前記コミュニティーリストの内容と前記コミュニティー参加者の位置情報を更新するステップ、前記コミュニティーリストを更新したとき、更新した前記コミュニティーリストを参照し、前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者の前記位置情報と他の前記コミュニティー参加者の前記位置情報から双方の距離を求め、この距離が双方の前記距離条件を満たしている場合、他の前記コミュニティー参加者をコミュニケーション候補として抽出することで、前記コミュニティーリストをカスタマイズするステップ、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末に送信するステップ、が実行されるコミュニティーリストカスタマイズ工程と、前記コミュニケーション工程は、前記イベントサーバが、前記情報端末から、コミュニケーションの要求を受信するステップ、コミュニケーションする要求をした前記情報端末と、コミュニケーションを要求した前記情報端末によって指示された前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末とでピアツーピア(P2P)のメッセージ交換を行うステップ、が実行されるコミュニケーション工程と、を含むことを特徴とするコミュニケーション方法である。
更に、第6の発明は、第5の発明に記載のコミュニケーション方法において、前記コミュニティー形成工程では、前記イベントサーバは、前記位置情報、前記権利情報および前記距離条件に加え、コミュニケーション相手のプロフィールが示されたプロフィール条件を前記情報端末から取得し、前記コミュニティーリストカスタマイズ工程では、前記距離条件に基づいて前記コミュニティー参加者を抽出した後、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者と前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者双方の前記プロフィール条件に適合する前記コミュニティー参加者を、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者の中から抽出することで、前記プロフィール条件に基づいて前記コミュニティーリストをカスタマイズするステップが実行されることを特徴とする。
これまで述べた発明によれば、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定されるため、コミュニケーションを行なえる領域を設定するために特別な手段は必要なくなる。更に、
特別な通信メディアを必要とせずに、旅行等の実空間で開催される前記イベントに参加した同じ目的を持った者同士の前記コミュニティーを仮想的に前記イベントサーバ内に形成することで、前記イベントに参加した同じ目的を持った者同士の間でコミュニケーションを行なうことができる。
加えて、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定することで、前記イベントが開催される領域が変更される場合でも、容易にコミュニケーションが行なえる領域を変更でき、加えて、複数の前記イベントの開催に対しても容易に対応が取れる。
〔コミュニケーションシステムの基本原理〕
まず、図を参照しながら、コミュニケーションシステムの基本原理について説明する。 図1は、コミュニケーションシステムの基本原理を説明するための図である。
本発明に係るコミュニケーションシステムは、実空間上で開催されるイベントに参加し ている者90(以下、イベント参加者と記載する)が所持する情報端末を携帯電話10と し、イベントのコミュニティーをイベントサーバ20内に仮想的に形成し、コミュニティ ーに参加しているイベント参加者91、92(以下、コミュニティー参加者と記す)の間 のコミュニケーションを仲介するシステムで、情報端末である携帯電話10と、イベント のコミュニティーを仮想的に形成する機能を備えたイベントサーバ20と、通信ネットワ ークとして携帯電話網80およびインターネット81とから構成される。
図1においては、イベント参加者90が所持する携帯電話10は、携帯電話網80およびインターネット81を経由して情報を送受信する通信手段13と、GPS衛星70を利用して携帯電話10自身の位置情報を検出する位置検出手段12とを備え、イベント参加者90が前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報として権利情報11を少なくとも記憶している。
イベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する機能を備えたイベントサーバ20は、実空間で開催されるイベントに関する情報として、実空間上でイベントが開催されるエリアを示す情報としてイベント地理情報21と、前記イベントの名称等の情報であるイベント情報22とを少なくとも記憶し、コミュニティーを仮想的に形成するコミュニティー形成手段24と、同じコミュニティーに属するコミュニティー参加者が所持する携帯 電話10間でピアツゥピア(P2P)のメッセージ交換を行うコミュニケーション手段2 とを備え、コミュニティー形成手段24は、携帯電話10から送信される権利情報11の有効性を認証する権利情報認証手段23を備え、コミュニティーに属する者の情報を記述したコミュニティーリスト25を保持している。
コミュニティー形成手段24は、携帯電話10を所持するイベント参加者90が、実空間上で開催されるイベントに関するコミュニティーに参加する条件を満たしていることを検証するため、次の2つ条件を検証する。一つ目の条件は、イベント参加者90が実空間で開催されるイベントに参加する権利を取得していることで、二つ目の条件は、イベントが実空間上で開催されるエリアにイベント参加者90がいることである。
一つ目の条件を検証するために、コミュニティー形成手段24は、携帯電話10から送信された権利情報11の有効性を検証する。
携帯電話10から送信される権利情報11には、少なくともイベントに関する情報(イベントを識別するイベント識別番号、イベントの名称、イベントが開催される期間等)と、イベント参加者90の個人情報と、権利情報11の認証情報とが少なく含まれる。コミュニティー形成手段24は、前記イベントを識別する情報とイベント情報22を比較し、権利情報確認手段23を用いて前記認証情報を認証するなどして、権利情報11の有効性を認証することで、携帯電話10を所持するイベント参加者90が、実空間上で開催されるイベントに参加する権利を取得している条件を満たしていることを検証する。
二つ目の条件の検証は、携帯電話10に備えられた位置検出手段12が位置情報を計測し、携帯電話10からイベントサーバ20に計測した位置情報が送信され、コミュニティー形成手段24が、携帯電話10から送信された位置情報がイベントサーバ20内で記憶されているイベント地理情報21で示されるエリア内に含まれることを検証することで実現される。
図1においては、携帯電話10に備えられた位置検出手段12はGPS衛星70を利用して、携帯電話10自身の位置情報を計測し、計測した位置情報をイベントサーバ20に送信する。イベントサーバ20に備えられたコミュニティー形成手段24は送信された位置情報が、イベントサーバ20内に記憶しているイベント地理情報21で示されるエリア内に含まれることを検証する。
上述した2つの条件を検証することで、イベントサーバ20に備えられたコミュニティー形成手段24は、携帯電話10を所持するイベント参加者90が実空間上で開催されるイベントに関するコミュニティーに参加する条件を満たしていることを検証する。そして、コミュニティー形成手段24は、前述の2つの条件を満たしたイベント参加者90に対して、イベント毎に仮想的に設けられたコミュニティーへの参加を許可し、前記コミュニティーに参加したイベント参加者90は、コミュニティー参加者としてコミュニティーリスト25に登録される。
このように前述の2つの条件を満たした複数のイベント参加者をコミュニティーリスト25に登録することで、イベント参加者間のコミュニティー25aがイベントサーバ20内で仮想的に形成される。また、イベント参加者90はコミュニティーリスト25に登録されることでコミュニティー参加者となり、同じコミュニティーのコミュニティー参加者、すなわち同じコミュニティーリストに登録された者同士は、コミュニケーション手段26によってコミュニケーションが可能になる。
コミュニティー参加者(例えば、イベント参加者90)は、コミュニケーションを行う 相手を制限する条件となるコミュニケーション条件をイベントサーバ20に対し設定し、 イベントサーバ20に備えられたコミュニティー形成手段24は、コミュニケーション条 件に基づき、コミュニケーションを希望するコミュニティー参加者とコミュニケーション 可能なるコミュニティー参加者を抽出し、コミュニケーション手段26は、コミュニケー ションを希望するコミュニティー参加者が所持する携帯電話10と、コミュニケーション を希望するコミュニティー参加者によって指定された前記コミュニティー参加者が所持す る携帯電話10とでピアツーピア(P2P)のメッセージ交換を行う。
例えば、図1において、イベントサーバ20内に記憶されたイベント地理情報21に対応する実空間上のエリア21aにいるイベント参加者90は、前述の2つの条件を満たしていることが検証されることでコミュニティー参加者となり、イベントサーバ20内に記憶されたイベント地理情報21に対応する実空間上のエリア21a内にいる他のコミュニ ティー参加者91または92のいずれかと、双方のコミュニケーション条件に適合する場 合、イベントサーバ20に備えられたコミュニケーション手段26を利用してコミュニケーションを行うことができる。
〔コミュニケーションシステムの詳細説明〕
これより、本発明に係るコミュニケーションシステム構成について、図を参照しながら詳細に説明する。図2は、本発明に係るコミュニケーションシステムを詳細に説明するための図である。
(情報端末の説明)
情報端末として用いられる携帯電話110は、携帯電話110自身の位置情報を計測する位置検出手段112と、携帯電話180網およびインターネット181を経由して情報 を送受信する通信手段114と、イベントサーバ120から送信されるコンテンツを表示するブラウザ113と、権利情報111を記憶した記憶部115とを備えている。
位置検出手段112とは、携帯電話110自身の位置情報を計測する手段である。イベント参加者が携帯電話110を所持することで、携帯電話110の現在位置からイベント参加者の現在位置が特定できる。図2において、携帯電話110は、位置検出手段112してGPS衛星170を利用した位置検出手段を備え,GPS衛星170の信号を受信することで携帯電話110自身の正確な現在位置を計測する。
ブラウザ113は、イベントサーバ120から送信されるコンテンツを表示する手段である。利用者は、携帯電話110に備わっているブラウザを利用して、イベントサーバ120から送信されるコンテンツを閲覧・操作できる。
記憶部115とは、情報を記憶する手段で、携帯電話110が具備するメモリで実現される。記憶部115には権利情報111が少なくとも記憶されている。
図3は権利情報111を説明するための図である。権利情報111とは、イベントに参加する権利を取得したことを示す情報で、イベント参加者がイベントに参加する前にイベントサーバ120にアクセスし、イベントへの参加を申し込んだイベント参加者に対し、イベントサーバ120から送信される情報である。権利情報111には、イベントを特定する情報(本実施の形態ではイベントを識別できるイベント番号111aと、イベントの名称であるイベント名称111bと、イベントの開催期間を示した期間情報111c)と、イベント参加者個人に関する情報(本実施の形態ではイベント参加者を識別できるイベント参加者番号111d)と、イベントサーバ120が権利情報111を認証する際に使用する署名情報111eとが少なくとも含まれている。
通信手段114とは文字・音声・画像等の情報を送受信するための手段で、実施の形態1において携帯電話110には通信手段114として、無線通信機能、インターネット通信機能、文字作成/表示機能等の機能が備わっている。
図2においては、イベント参加者が所持する情報端末を携帯電話110としているが、他の情報端末を用いても本発明を実現できる。例えば、GPS機能を備えたモバイルコンピュータ、GPS機能を備えたPDA(Personal Digital Assistance の略)、PHS(Personal Handyphone System の略)等のネットワーク通信が可能なコンピュータ機器を情報端末として用いることができる。
また、図2においては、位置検出手段112としてGPS衛星を利用した位置検出手段を使用しているが、イベント参加者の現在位置を計測できる他の位置検出手段112を用いてもよい。例えば、PHSの基地局を利用した位置検出手段112である。
(イベントサーバの説明)
イベントサーバ120とは、インターネット181で稼動し、実空間上で開催されるイベントのイベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する機能を備えたネットワークサーバである。
イベントサーバ120は、イベント名称、イベントが開催される期間情報等の内容を記述したイベント情報122とを少なくとも記憶したイベント情報データベース121と、イベントのイベント参加者を記憶したイベント登録者データベース123と、イベントが開催される実空間上の領域(以下、イベントエリアと記す)を示すイベント地理情報125を記憶したイベント地理情報データベース124と、イベント毎にコミュニティーを仮想的に形成するコミュニティー形成手段127と、コミュニティー形成手段127が仮想的に形成した同じコミュニティーに属するコミュニティー参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段130とから少なくとも構成され、コミュニティー形成手段127は、コミュニティーを形成するために、携帯電話110から送信される権利情報111を認証する手段として権利情報認証手段126を備え、コミュニティー毎にコミュニティー参加者を記憶したコミュニティーリスト128と、コミュニティー参加者の位置情報129とを記憶している。
イベントサーバ120に備えられたコミュニティー形成手段127は、イベント毎にイベントサーバ内で仮想的にコミュニティーを形成し、形成したコミュニティーに属するコミュニティー参加者の情報としてコミュニティーリスト128を作成する。イベント参加者からコミュニティーに参加を希望するアクセスがイベントサーバ120にあると、イベントサーバ120は、イベント参加者が所持する携帯電話110から送信される情報とイベントサーバ120内に記憶された情報とから、イベント参加者がコミュニティーに参加できるか判断する。
具体的には、コミュニティー形成手段127は、権利情報111に含まれるイベントを特定する情報とイベント情報データベース121にイベント情報122として登録されているイベントを特定する情報とが同じであることを検証し、権利情報認証手段126を用いて権利情報111に含まれる著名情報111eを認証した後、携帯電話110からイベントサーバ120にアクセスされた日時が、イベント参加者が参加を申し込んだイベントのイベント情報122で示される期間内の日時であり、かつ携帯電話110から送信される位置情報がイベント参加者が参加を申し込んだイベントのイベント地理情報125で示される領域内に含まれる場合のみ、携帯電話110を用いてイベントサーバ120にアクセスしたイベント参加者がコミュニティーに参加することを許可し、イベント参加者をコミュニティーリスト128に追加し、送信された位置情報をコミュニティー参加者位置情報129として記憶する。
加えて、コミュニティー形成手段127は、作成したコミュニティーリスト128を一定時間毎に更新する機能も備えている。更新する際は、コミュニティー形成手段127は、コミュニティーリスト128に記述されたコミュニティー参加者が所持する携帯電話110から最新の位置情報を取得し、イベント地理情報125で示される領域外にいるコミュニティー参加者をコミュニティーリスト128から削除する。
なお、実施の形態においては、権利情報認証手段126はコミュニティー形成手段127に備えられているが、権利情報認証手段126は、コミュニティー形成手段127に備えられていなくとも、イベントサーバ120に備わっていればよい。
図4(a)は、イベント情報データベース121に記憶されるイベント情報122を説明するための図である。図4(a)に示したように、イベント情報データベース121にはイベント情報122として、実空間上で開催されるイベントを識別するイベント番号122aおよびイベント名称122b、イベントが開催される期間情報122c等の内容を記述した情報が記憶されている。
イベント情報データベース121に記憶されるイベント番号122a、イベント名称122bおよび期間情報122cはイベントを特定する情報で、コミュニティー形成手段127は、権利情報111に含まれるイベント番号111a、イベント名称111bおよび期間情報111cと、イベント情報データベース121に記憶されるイベント番号122a、イベント名称122bおよび期間情報122cとをそれぞれ比較することで、コミュニティーに参加を希望するイベント参加者がコミュニティーに参加する条件を満たしているか検証する。また、イベント情報データベース121に記憶される情報は、イベント参加者がイベントへの参加を申し込む際にイベントサーバ120から前記イベント参加者に提供するコンテンツを作成する情報としても利用される。
図4(b)は、イベント登録者データベース123に記憶される情報説明するための図である。図4(b)に示したように、イベント登録者データベース123には、イベントを識別するイベント番号に関連付けて、イベント参加者を識別するイベント参加者番号、イベント参加者の個人情報123a(例えば、氏名、年齢および性別等)、イベント参加者の携帯電話番号(または、メールアドレス)、イベント参加者の認証情報123bが記憶されている。
ここでイベント参加者の認証情報123bとは、イベント参加者が所持する携帯電話110から送信された権利情報111の署名情報を認証するための情報である。コミュニティー形成手段127に備えられた権利情報認証手段126は、携帯電話110から権利情報111が送信されると、権利情報111に含まれるイベント番号とイベント参加者番号に基いてイベント登録者データベース123から認証情報123bを取得し、取得した認証情報123bを用いて権利情報111の署名情報111eを認証する。例えば、権利情報111から暗合演算で署名情報111eを生成した場合は、イベント参加者の認証情報123bは署名情報111eを生成した時に使用した暗号鍵となる。
このように、イベント情報データベース121およびイベント登録者データベース1223に記憶された情報を用いて、携帯電話10から送信された権利情報111を検証することで、コミュニティー形成手段127は、前述した一つ目の条件である「イベント参加者が実空間で開催されるイベントに参加する権利を取得していること」を検証する。
図4(c)は、イベント地理情報データベース124に記憶される情報を示した図である。イベント地理情報データベース124には、イベント番号に関連付けてイベントエリアを示すイベント地理情報125が記憶されている。実施の形態1においては、図4(c)に示したように、イベント地理情報125としてイベントエリアの基準点情報125a(緯度および経度)およびイベントエリアの距離情報125bとが記憶されている。コミュニティー形成手段127は、基準点情報125aおよび距離情報125bとを用いて円形状のイベントエリアを算出する。
このように、イベントエリアはイベントサーバ120内においては算出され求められる。よって、イベントサーバ120は、それぞれ異なる複数のイベントを同じイベントエリアに設定することもできるし、イベントエリア同士は部分的に重なっていても構わない。
図5は、算出されるイベントエリアを説明するための図である。中心点140はイベント地理情報データベース124に記憶された基準点情報125aで示される緯度および経度で特定される実空間上の位置である。イベントサーバ120で算出されるイベントエリアは基準点情報125aを中心点140とし半径141を距離情報125bとした円形状であり、図5において、算出されるイベントエリアに対応する実空間上のエリアを円形状142で示している。なお、図の地点A、Bはイベント参加者がいる実空間上の地点である。
コミュニティー形成手段127は、算出されるイベントエリアに対応する実空間上のエリアにいるイベント参加者に対してのみ、すなわち、図5においては円形状142で示されるエリア内にいるイベント参加者に対してのみ、コミュニティーへの参加を許可する。図5では、地点Aにいるイベント参加者に対してはコミュニティーへの参加を許可するが、地点Bにいるイベント参加者に対してはコミュニティーへの参加は許可しない。
このように、イベント地理情報データベース124に記憶されたイベント地理情報125を用いて、携帯電話10から送信された位置情報を検証することで、コミュニティー形成手段127は、前述した二つ目の条件である「イベントが実空間上で開催されるエリアに、イベント参加者90がいること」を検証する。
また、図5においては、イベントエリアの形状を円形状142としているが、イベントエリアの形状は楕円形、四角形、三角形等のどうような形状でもよい。また実施の形態においては、イベント地理情報データベース124には、イベントエリアの形状を算出するために必要な情報を記憶しているが、イベントエリアを特定する地理情報をイベント地理情報データベース124に記憶してもよい。例えば、イベントエリアの形状が四角形の場合、四角形の四隅の緯度と経度をそれぞれイベント地理情報データベース124に記憶すれば、イベントサーバ120は算出することなく四角形のイベントエリアを特定できる。
ここから、イベントサーバ120に備えられたコミュニティー形成手段127が、イベ ントのコミュニティを形成する手順について説明する。コミュニティを形成する手順は、イベント参加者がイベントサーバ120にアクセスしイベントへの参加を申し込むイベント申し込み工程と、イベントサーバ120がコミュニティーを形成するコミュニティー形成工程とから成る。
(イベント申し込み工程)
まず、イベントに参加を希望する者がイベントへの参加を申し込み、イベントサーバ120からイベントに参加する権利を取得したことを意味する権利情報111を取得するイベント申し込み工程について説明する。図6は、イベント申し込み工程の手順を示したフロー図である。イベント申し込み工程の最初のステップは、イベントに参加を申し込む者(以下、イベント申し込み者と記す)が所持する携帯電話110を用いてイベントサーバ120にアクセスするステップである(ステップS100)。
イベントサーバ120に携帯電話110からイベントの参加を意味するアクセスがあると、イベントサーバ120は、イベント情報データベース121に記憶された情報を利用しイベントの一覧情報を作成するなどして、イベントに関する情報を携帯電話110に提供する(ステップS110)。
イベント申し込み者はイベントに関する情報を参照するなどして、希望するイベントに参加を申し込む。イベントに参加を申し込む際は、イベント申し込み者の個人情報(例えば氏名や自宅電話番号)、イベント申し込み者が所持する携帯電話の携帯電話番号、およびイベントに参加費が設定されている場合は参加費の課金処理に必要な情報(例えばクレジットカード番号)等の情報がイベントサーバ120に送信され、イベントサーバ120は送信された情報をイベントサーバ120内で一時的に記憶する(ステップS120)。
イベントサーバ120は、イベント申し込み者から送信された情報を確認し、必要な情報が揃っている場合(課金処理がある場合は、課金処理を行った後)には、一時的に記憶していたイベント申し込み者の情報(例えば、イベント申し込み者の個人情報)をイベント登録者データベース123に個人情報123a等として登録する(ステップS130)。なお、イベント申し込み者はイベント登録者データベース123に登録されることで、イベント参加者となる。
イベントサーバ120は、イベント申し込み者をイベント登録者データベース123に登録する際に、イベント申し込み者を認証するための情報である権利情報111と、権利情報111を認証するための情報で認証情報123bを生成する。生成した権利情報111は携帯電話110に送信され、送信された権利情報111は携帯電話110の記憶部115に記憶される。また、生成した認証情報123bはイベント申し込み者から送信された情報と共にイベント登録者データベース123に記憶される(ステップS140)。
なお、上記例では、携帯電話110からイベントサーバ120にアクセスし、イベントへの参加を申し込みしたが、携帯電話110が外部メモリ(例えば、メモリカード)に対応している場合は、イベント申し込み者が所持するパーソナルコンピュータ(Personal Computer)からイベントサーバ120にアクセスし、イベントの申し込みを行なうこともできる。この場合は、イベント申し込み者はイベントサーバ120から送信された権利情報111を外部メモリに記憶し、イベントに参加する時は外部メモリを携帯電話110に挿入して使用する。また、イベント申し込み者がパーソナルコンピュータ(Personal Computer)を用いてイベントへの参加を申し込み、権利情報111をイベント申し込み者が所持する携帯電話110に送信してもよい。
(コミュニティー形成工程)
コミュニティー形成工程とは、同じイベントに参加しているイベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する工程で、同じコミュニティーに属するコミュニティー参加者はコミュニケーション手段130により、コミュニティー参加者間でコミュニケーションが行なえる。図7は、コミュニティー形成工程の手順を示したフロー図である。
コミュニティー形成工程の最初のステップは、携帯電話110を用いてイベント参加者がイベントサーバ120にアクセスし、コミュニティーに参加を希望するステップである。コミュニティーに参加を希望する際は、携帯電話110は位置検出手段112を用いて現在の位置情報を取得し、取得した現在の位置情報と携帯電話の記憶部115に記憶されている権利情報111とを少なくともイベントサーバ120に送信する(ステップS200)。
携帯電話110からコミュニティーに参加を希望するアクセスがあると、イベントサーバ120は、携帯電話110から送信された権利情報111に含まれるイベントを特定する情報(イベント番号111a、イベント名称111bおよび期間情報111c)が、イベント情報データベース121に記憶されている情報(イベント番号122a、イベント名称122bおよび期間情報122c)と一致するか検証する(ステップS210)。
次に、コミュニティー形成手段127に備えられた権利情報認証手段126は、権利情報111に含まれるイベント参加者番号111dに対応する認証情報123bをイベント登録者データベース123から取得する(ステップS220)。イベントサーバ120は認証情報123bを取得すると、取得した認証情報123bを用いて携帯電話110から送信された権利情報111の著名情報111eを認証する(ステップS230)。認証に成功した場合は処理を続行し、認証に失敗した場合は処理を中止する。
次に、コミュニティー形成手段127は携帯電話110からアクセスのあった日時が、イベント情報122から取得したイベント番号に対応する期間情報122cで示される期間に含まれることを確認する(ステップS240)。携帯電話110からアクセスのあった日時が期間情報122cで示される期間に含まれる場合は処理を続行し、含まれない場合は処理を中止する。
次に、コミュニティー形成手段127は取得したイベント番号に対応するイベント地理情報125をイベント地理情報データベース124から取得し、イベントエリアを演算する。実施の形態においては、イベント地理情報データベース124から取得したイベント地理情報125を用いて円形状のイベントエリアを算出する(ステップS250)。
イベントエリアを演算したすると、コミュニティー形成手段127は携帯電話110から送信された位置情報が、算出したイベントエリアに含まれることを確認する(ステップS260)。位置情報が算出したイベントエリアに含まれる場合は処理を続行し、算出したイベントエリアに含まれない場合は処理を中止する。
次のステップでは、コミュニティー形成手段127はコミュニティーに参加を希望するアクセスのあったイベント参加者をコミュニティーに参加することを許可し、コミュニティー形成手段127は前記イベント参加者をコミュニティーリスト128に加え、携帯電話110から送信された位置情報をコミュニティー参加者位置情報129として記憶する(ステップS270)。
このように、イベントのコミュニティーに参加するには、権利情報111の有効性が検証され、イベント開催期間中に実空間上のイベントエリアにいることが条件となる。なお、コミュニティーに登録されたイベント参加者はコミュニティー参加者となり、コミュニケーション手段130によって同じコミュニティーに属する他のコミュニティー参加者とコミュニケーションが行なえる。
また、他の携帯電話110からイベントのコミュニティーに参加するアクセスがある場合は、またはコミュニティーティリスト128を作成または更新した後一定期間が経過すると、イベントサーバ120はコミュニティーリスト128に記述されたすべてのコミュニティー参加者の位置情報を携帯電話110から取得し、ステップS250以降のステップを繰り返すことでコミュニティーリスト128を更新する。
図2で図示したようにイベントサーバ120のコミュニティー形成手段127は、コミュニケーションを希望するコミュニティー参加者とコミュニケーション可能なるコミュニティー参加者を抽出するために、コミュニティー参加者から送信されるコミュニケーション条件131を記憶し、コミュニティー形成手段127はコミュニティー参加者のコミュニケーション条件131に基いてコミュニティーリスト128をカスタマイズして、コミュニティー参加者に送信する。
ここで、コミュニケーション条件131とは、コミュニティー参加者がコミュニケーション行なう相手を制限するための条件で、コミュニケーションを行なう相手との距離に依存する距離条件と、コミュニケーション行なう相手のプロフィールに依存するプロフィール条件を含んでいる。
イベントサーバ120に備えられたコミュニケーション手段130は、コミュニティー 参加者が所持する携帯電話110間のピア ツー ピア(P2P、Person to P erson)のメッセージ交換を行なう手段で、ピア ツー ピアの文字情報を交換する手 段や、インターネット182を利用してリアルタイムの音声通話を行なう手段が好適であ る。コミュニティー参加者は、カスタマイズされたコミュニティーリスト128に記述さ れている他のコミュニティー参加者を携帯電話110のブラウザ113で選択することで 、選択したコミュニティー参加者とピア ツー ピアのメッセージ交換を行なうことができ る。
また、携帯電話110に備えられたブラウザ113には、コミュニケーション条件13 をイベント参加者が任意に設定できるコミュニケーション条件設定手段113aが設けられている。コミュニケーション条件設定手段113aは、携帯電話110の記憶部11 1aに記憶されたアプリケーションで実現される。
図2に示しているように、イベント参加者がコミュニティーへの参加を希望する際は、ブラウザ113に備えられたコミュニケーション条件設定手段113aを用いてコミュニケーション条件131を設定し、携帯電話110からイベントサーバ120に対してコミュニケーション条件131が送信される。イベントサーバ120に備えられたコミュニティー形成手段127はイベント参加者の検証を実施した後、送信されたコミュニケーション条件131をコミュニケーション参加者に関連付けて記憶する。そして、コミュニティー形成手段127は、コミュニティーリスト128を送信されたコミュニケーション条件131に基いてカスタマイズし、カスタマイズしたコミュニティーリスト128を前記コミュニティー参加者に送信する。
コミュニティー参加者に送信されるコミュニティーリスト128は、コミュニティー参加者のコミュニケーション条件131によってカスタマイズされているため、コミュニティー参加者は設定したコミュニケーション条件131に合致する他のコミュニティー参加者とのみと、コミュニケーションを行なうことができる。
(距離条件に基くコミュニティーリストをカスタマイズ)
ここから、距離条件に基くコミュニティーリスト128のカスタマイズについて説明する。コミュニケーション条件131の距離条件とは、コミュニティー参加者はコミュニティー参加者の現在位置からの距離に基いてコミュニケーションする相手を制限する条件である。例えば、コミュニティー参加者から一定の距離内にいる他のコミュニティー参加者とのみコミュニケーションを行ないたい、もしくはコミュニティー参加者から一定の距離内にいる他のコミュニティー参加者とはコミュニケーションを行ないたくないといった条件を意味する。
距離条件に基くコミュニティーリスト128のカスタマイズは、2つの手順を踏み実行される。一つ目の手順は、コミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者の距離条件に基いて、コミュニティー形成手段127が記憶しているコミュニティーリスト128から距離条件に合致するコミュニティー参加者を抽出する手順である。
コミュニティー参加者は距離条件を設定し、イベントサーバ120に設定した距離条件を送信する。イベントサーバ120に備えられたコミュニティー形成手段127は、コミュニティー形成手段127で記憶しているコミュニティー参加者の位置情報とコミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者の位置情報とから、コミュニティー参 加者と同じコミュニティーに属する他のコミュニティー参加者との距離を演算し、距離条 と比較することによって、コミュニティー形成手段127コミュニティー参加者がコミュニケーションを行ないたい相手をコミュニティーリスト128から抽出する。
二つ目の手順は、一つ目の手順で抽出したコミュニティー参加者の距離条件にコミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者が適合しているか判断し、適合していない距離条件を設定しているコミュニティー参加者を一つ目の手順で抽出したコミュニティー参加者から削除する手順である。
上述の一つ目の手順でコミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者の距離条件を確認し、二つ目の手順で、一つ目の手順で抽出したコミュニティー参加者の距離条件を確認することで、コミュニケーションを行なう者同士はそれぞれの距離条件を満たしていることになる。
図8は、上述の一つ目の手順を説明するための図である。図8(a)はイベントエリアとイベントエリア内にいるコミュニティー参加者の位置を示した図である。図8(a)において、イベントエリア240内に記した地点241はコミュニティー参加者Aの現在位置を示し、イベントエリア240内にはコミュニティー参加者A以外にコミュニティー参加者BとCの2人のコミュニティー参加者がいるとする。地点242はコミュニティー参加者Bの現在位置で、地点243はコミュニティー参加者Cの現在位置である。なお、図8(a)においてコミュニティー参加者Aは、半径Rの円形状241a内にいる他のコミュニティー参加者とコミュニケーションを行なう距離条件を定めているとする。
図8(b)は、図8(a)の状態におけるコミュニティーリスト128を説明するための図である。図8(a)の状態において、コミュニティー形成手段127が記憶しているコミュニティーリスト128は図8(b)である。コミュニティー形成手段127は、コミュニティー参加者Aにコミュニティーリスト128を送信する際は、コミュニティー形成手段127が記憶しているコミュニティー参加者位置情報129を使用して、コミュニティー参加者Aと他のコミュニティー参加者との距離を演算で求め、コミュニティー参加者Aの距離条件に合致する他のコミュニティー参加者をコミュニティーリスト128から抽出する。コミュニティー参加者Aの距離条件に合致する他のコミュニティー参加者をコミュニティーリスト128から抽出したコミュニティーリスト128が図8(c)である。図8(c)に示したように、コミュニティー参加者Aの距離条件に従えば、コミュニティー参加者Aとコミュニケーションが行なえるコミュニティー参加者は、コミュニティー参加者Aの現在位置(地点241)から半径Rの円形状241a内にいるコミュニティー参加者Bのみである。
図8(d)は、コミュニティー参加者Aの距離条件を半径Rの円形状241a外と設定したときの例である。図8(a)において、コミュニティー参加者Aの位置から半径Rの円形状241a外にいる他のコミュニティー参加者は地点243にいるコミュニティー参加者Cのみであるので、コミュニティー参加者Aの距離条件に従えば、コミュニティー参加者Aとコミュニケーションが行なえるコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cとなる。
図9は、上述の二つ目の手順を説明するための図である。図9(a)は、図8(a)に加えて、コミュニティー参加者B、Cの距離条件を図示している。図9(a)において、コミュニティー参加者Aの距離条件は半径Rの円形状241a外で、コミュニティー参加者Bの距離条件は半径R1の円形状242a外、そしてコミュニティー参加者Cの距離条件は半径R2の円形243a外をそれぞれ設定している。
図9(b)は、コミュニティー参加者A,BおよびCのそれぞれの距離条件に基いて、一つ目の手順に従いをコミュニティー参加者を抽出した状況を示した図である。図9(b)において、「○」は抽出したコミュニティー参加者を示し、「×」は抽出されなかったコミュニティー参加者を示している。例えば、コミュニティー参加者Aの距離条件に基けば、前述した通り、一つ目の手順で抽出されたコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cのみである。
二つ目の手順においては、コミュニティー参加者Cの距離条件にコミュニティー参加者Aが適合しているか確認する。図9(b)を参照すればわかるように、コミュニティー参加者Aはコミュニティー参加者Cの距離条件に適合しているので、コミュニティー参加者Aに送信するコミュニティーリスト128に記述されるコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cのみである。
コミュニティー参加者Bに送信するコミュニティーリスト128について考えてみると、図9(b)を参照すればわかるように、コミュニティー参加者Bの距離条件に基いて一つ目の手順で抽出されたコミュニティー参加者は、コミュニティー参加者Aとコミュニティー参加者Cである。ただし、二つ目の手順において、コミュニティー参加者Bはコミュニティー参加者Aの距離条件に適合していないので、コミュニティー参加者Aはコミュニティー参加者Bに送信されるコミュニティーリスト128から削除される。コミュニティー参加者Cにおいては、コミュニティー参加者Bは、コミュニティー参加者Cの距離条件に適合しているので、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Bに送信されるコミュニティーリスト128に記述される。
(プロフィール条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズ)
ここから、コミュニティー参加者が設定するプロフィール条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズについて説明する。プロフィール条件とは、例えばコミュニティー参加者の年齢または性別といったプロフィールに基いて、コミュニケーションを行なう相手を制限する条件である。
イベント登録者データベース123に記憶されたイベント参加者の個人情報の項目とプロフィール条件と比較することで、コミュニケーションする相手を抽出する。コミュニティー参加者のプロフィール条件に基くコミュニティーリスト128のカスタマイズにおいても、距離条件に基くコミュニティーリスト128のカスタマイズと同様に、コミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者のプロフィール条件に適合するコミュニティー参加者を抽出し、抽出したコミュニティー参加者のプロフィール条件にコミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者が適合しているか確認した後に、カスタマイズしたコミュニティーリスト128を送信する。
図10は、プロフィール条件に基くコミュニティーリスト128のカスタマイズを説明するための図である。図10(a)は、イベント登録者データベース123に記憶されたイベント参加者の個人情報の項目の一例を示した図である。図10(a)に示したように、イベント登録者データベース123には個人情報の項目として、イベント参加者の年齢および性別が記憶されている。なお、図10(a)に示した個人情報は、図9(a)のコミュニティー参加者AからCのそれぞれの個人情報である。
図10(b)は、コミュニティー参加者AからCのそれぞれのプロフィール条件を示した図である。図10(b)に示したプロフィール条件において、コミュニケーションをする相手の個人情報の各項目に対する要求を記述している。例えば、コミュニティー参加者Aのプロフィール条件の年齢に関する項目は「Free」で、年齢に関しては制限を設定しないことを意味する。またプロフィール条件の性別に関する項目は「女性」で、性別に関しては「女性」をコミュニケーションの相手として要求することを意味している。プロフィール条件に基いてコミュニティー参加者を抽出する際は、プロフィール条件の各々の項目は論理積(AND論理)で抽出する。すなわち、プロフィール条件の年齢の項目および性別の項目にすべて合致した個人情報を有するコミュニティー参加者が抽出される。
図10(c)は、コミュニティー参加者AからCのそれぞれのプロフィール条件に基いて、コミュニティー参加者を抽出した状況を説明するための図である。図10(c)において、「○」は抽出したコミュニティー参加者を示し、「×」は抽出されなかったコミュニティー参加者を示している。例えば、コミュニティー参加者Aのプロフィール条件に基けば、コミュニティー参加者Bの年齢および性別ともコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致ため抽出される。コミュニティー参加者Cの年齢はコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致するが、性別はコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致しないので抽出されない。
プロフィール条件に基いてコミュニティーリストをカスタマイズする動作について、コミュニティー参加者Cを例に取り説明する。まず、コミュニティー参加者Cのプロフィール条件に基いてコミュニティー参加者を抽出する。図10(c)に示したように、コミュニティー参加者Cのプロフィール条件に合致するコミュニティー参加者はコミュニティー参加者AおよびBである。次に抽出したコミュニティー参加者の要求プロフィールにコミュニティー参加者Cが合致しているか確認する。図10(c)に示したように、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致せず、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Bのプロフィール条件に合致するため、最終的にコミュニティー参加者Cに送信するプロフィール条件に基いてカスタマイズされたコミュニティーリストに記述されるコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Bのみである。
このように、コミュニティ参加者が設定したコミュニケーション条件によってコミュニティーリストをカスタマイズすることで、コミュニティ参加者のコミュニケーション条件に合致したコミュニティー参加者のみとコミュニケーションを行なうことができる。例えば、図9においては、コミュニティー参加者Aの距離条件に合致するコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cのみであるが、図10においては、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致しない。よって図9(a)においては、コミュニティー参加者Aのコミュニケーション条件131(距離条件、プロフィール条件)にすべて合致するコミュニティー参加者は誰もいないことになる。また、コミュニティー参加者Cのコミュニケーション条件(距離条件、プロフィール条件)にすべて合致するコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Bのみとなる。
加えて、コミュニケーション条件131に時間経過に依存する条件がある場合は、コミュニティー形成手段127は作成したコミュニティーリスト128を一定時間毎に更新し、それぞれのコミュニティー参加者のコミュニケーション条件131に基いてカスタマイズしたコミュニティーリスト128を、それぞれのコミュニティー参加者に送信する。
例えば、コミュニケーション条件131に距離条件が設定されている場合は、時間経過と共にコミュニティー参加者の位置情報は変化するため、コミュニティーリスト128を更新する際は、コミュニティー形成手段127は、更新時のコミュニティー参加者の位置情報に基いて、コミュニティー参加者間の距離を演算し、更新されたコミュニティーリスト128に含まるコミュニティー参加者が設定しているコミュニケーション条件131に基き更新されたコミュニティーリスト128をカスタマイズし、それぞれのコミュニティ ー参加者にカスタマイズしたコミュニティーリストを送信する。コミュニティー参加者は、カスタマイズされたコミュニティーリスト128に記述されている他のコミュニティー参加者を携帯電話110のブラウザ113で選択することで、選択したコミュニティー参加者とピア ツー ピアのメッセージ交換を行なうことができる。
ここから、イベントサーバ120のコミュニティー形成手段127が、コミュニケーシ ョンリスト128をカスタマイズする手順について説明する。図11は、コミュニケーシ ョン条件131に基いて、コミュニケーションリスト128をカスタマイズする手順を説 明するためのフロー図である。
コミュニティーリスト128をカスタマイズする手順の最初のステップは、コミュニティー参加者からコミュニケーション条件131が送信されるステップである(ステップS300)。
次のステップは、コミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者から送信されたコミュニケーション条件131に合致する他のコミュニティー参加者を抽出するステップである(ステップS310)。このステップでは、少なくとも、コミュニケーション条件131の距離条件に基づいて、他のコミュニティー参加者との距離を演算し、演算した距離が距離条件に合致するコミュニティー参加者が抽出される。ステップS310が、前述したコミュニティーリスト128のカスタマイズにおける一つ目の手順である。
次のステップは、ステップS310で抽出されたコミュニティー参加者のコミュニケーション条件131に、コミュニティーリスト128を送信するコミュニティー参加者が合致するか確認するステップである(ステップS320)。コミュニケーション条件131の距離条件に従えば、ステップS310で演算した距離が合致しない距離条件を設定しているコミュニティー参加者は、ステップS310で抽出したコミュニティー参加者の中から削除される。ステップS320が、コミュニティーリスト128のカスタマイズにおける二つ目の手順である。
次のステップは、ステップS310で抽出し、かつステップS320で削除されなかったコミュニティー参加者のみ記述したコミュニティーリスト128を送信するステップである(ステップS330)。コミュニティー参加者は、カスタマイズされたコミュニティーリスト128に記述されている他のコミュニティー参加者を携帯電話110のブラウザ113で選択することで、選択したコミュニティー参加者とピア ツー ピアのメッセージ交換を行なうことができる。
〔旅行ツアーに適用した実施の形態〕
ここから、本発明を、実空間上で開催されるイベントを旅行ツアーに適用したときの実施の形態について説明する。図12は、本発明を旅行ツアーに適用した実施の形態を説明するための図である。図12に示したように、イベントサーバ520は旅行会社510に設置されている。イベント参加者すなわち旅行ツアーの参加者530は情報端末として携帯電話540を所持している。参加者530は、携帯体電話網550およびインターネット551を利用して、携帯電話540からイベントサーバ520にアクセスできる。
図13は、旅行会社510がイベントサーバ520内に設定したイベントエリアを説明する図である。図12に示しているように、旅行会社510はイベントエリアとして、一つの旅行ツアーに独立したイ3つのベントエリア560、561および562を設定し、イベントエリアを設定した情報は、イベントエリア地理情報としてイベントサーバ520に記憶されている。
参加者510が所持する携帯電話540には、旅行に申し込んだ際、権利情報が送信され、権利情報は携帯電話540の記憶部に記憶されている。参加者530は携帯電話540を利用してイベントサーバ520にアクセスすることで、前述した内容に従い、イベントエリア560、561および562のいずれかのイベントエリアにいれば、前記旅行ツアーのコミュニティーに参加することができ、イベントエリア560、561および562のいずれかのイベントエリアにいる旅行ツアーの他の参加者と携帯電話540を用いてコミュニケーションをすることができる。
コミュニティー形成の基本原理を説明する図。 コミュニケーションシステムの説明図。 権利情報の説明図。 イベントサーバの各データベースに記憶された情報の説明図。 イベントエリアとイベント参加者の位置情報を説明するための図。 イベントに申し込む手順を示した図。 コミュニティーの形成の手順を示した図。 距離条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズを説明する第1図。 距離条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズを説明する第2図。 プロフィール条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズを説明する 図。 コミュニティーリストのカスタマイズ手順を示した図。 旅行ツアーに適用した実施の形態の説明図。 旅行会社が設定したイベントエリアの説明図。
符号の説明
10、110 携帯電話
111 権利情報
112 位置検出手段
113 ブラウザ
113a コミュニケーション条件設定手段
20、120 イベントサーバ
121 イベント情報データベース
122 イベント情報
123 イベント登録者データベース
124 イベント地理情報データベース
125 イベント地理情報
126 権利情報認証手段
127 コミュニティー形成手段
128 コミュニティーリスト
129 コミュニティー参加者位置情報
130 コミュニケーション手段
131 コミュニケーション条件
70、170 GPS衛星

Claims (6)

  1. 実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末と、同じ前記イベントに参加している前記イベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバとから成る通信ネットワークを用いたコミュニケーションシステムであって、
    前記情報端末は、前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報で、前記イベントを識別するイベント番号、前記イベント参加者を識別するイベント参加者番号、および、前記イベントサーバによって認証される署名情報とが含まれる権利情報を記憶し、更に、通信ネットワークを利用して情報を送受信する通信手段と、前記情報端末の位置情報を計測する位置情報検出手段と、コミュニケーション相手を制限する条件として、コミュニケーション相手との距離を規定する距離条件を、前記イベント参加者が前記イベントサーバに設定するためのコミュニケーション条件設定手段を備え、
    前記イベントサーバは、前記イベント番号に関連付けて、前記イベント番号で識別される前記イベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を記憶したイベント地理情報データベースと、前記イベントが開催されている期間中に、前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証する権利情報認証手段と、仮想的に前記イベントのコミュニティーを形成するコミュニティー形成手段と、前記コミュニティーに登録された前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段を備え、
    前記コミュニティー形成手段は、前記情報端末から前記コミュニティーへの参加を要求するアクセスがあると、前記位置情報、前記権利情報および前記距離条件を前記情報端末から取得し、前記権利情報認証手段を用いて前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証し、前記署名情報の認証に成功すると、前記権利情報に含まれる前記イベント番号に対応する前記イベント地理情報を前記イベント地理情報データベースから取得し、取得した前記イベント地理情報で特定される領域に、前記情報端末から取得した前記位置情報が含まれるとき、前記権利情報で特定される前記イベント参加者をコミュニティー参加者としてコミュニティーリストに登録する共に、前記コミュニティーリストに登録した前記コミュニティー参加者の前記位置情報を記憶し、
    更に、前記イベント参加者を前記コミュニティー参加者として前記コミュニティーリストに登録したとき、或いは、一定時間が経過する毎に、前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末から前記位置情報を取得し、前記コミュニティーリストの内容と前記コミュニティー参加者の位置情報を更新し、
    更に、前記コミュニティーリストを更新したとき、更新した前記コミュニティーリストを参照し、前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者の前記位置情報と他の前記コミュニティー参加者の前記位置情報から双方の距離を求め、この距離が双方の前記距離条件を満たしている場合、他の前記コミュニティー参加者をコミュニケーション候補として抽出することで、前記コミュニティーリストをカスタマイズし、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末に送信する手段で、
    前記コミュニケーション手段は、カスタマイズされた前記コミュニティーリストに記述された前記コミュニティー参加者との通信要求を前記情報端末から受けたとき、通信要求をした前記情報端末と、通信要求した前記情報端末によって指示された前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末とでピアツーピア(P2P)のメッセージ交換を行う手段であることを特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 請求項1に記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末に備えられた前記コミュニケーション条件設定手段は、前記イベント参加者が、コミュニケーション相手を制限する条件として、前記距離条件に加え、コミュニケーション相手のプロフィールが示されたプロフィール条件を前記イベントサーバに設定する手段で、
    前記イベントサーバに備えられた前記コミュニティー形成手段は、前記距離条件に基づいて前記コミュニティー参加者を抽出した後、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者と前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者双方の前記プロフィール条件に適合する前記コミュニティー参加者を、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者の中から抽出することで、前記プロフィール条件に基づいて前記コミュニティーリストをカスタマイズすることを特徴とするコミュニケーションシステム。
  3. 実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末を利用して、同じ前記イベントに参加している前記イベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバであって、
    前記イベントサーバは、前記イベントを識別するイベント番号に関連付けて、前記イベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を記憶したイベント地理情報データベースと、前記イベントが開催されている期間中に、前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報である権利情報に含まれる署名情報を認証する権利情報認証手段と、仮想的に前記イベントのコミュニティーを形成するコミュニティー形成手段と、前記コミュニティーに登録された前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段を備え、
    前記コミュニティー形成手段は、前記情報端末から前記コミュニティーへの参加を要求するアクセスがあると、前記位置情報、前記イベントに参加する権利を取得した前記イベントの前記イベント番号を含む前記権利情報、および、コミュニケーション相手との距離を規定する距離条件を前記情報端末から取得し、前記権利情報認証手段を用いて前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証し、前記署名情報の認証に成功すると、前記権利情報に含まれる前記イベント番号に対応する前記イベント地理情報を前記イベント地理情報データベースから取得し、取得した前記イベント地理情報で特定される領域に、前記情報端末から取得した前記位置情報が含まれるとき、前記権利情報で特定される前記イベント参加者をコミュニティー参加者としてコミュニティーリストに登録する共に、前記コミュニティーリストに登録した前記コミュニティー参加者の前記位置情報を記憶し、
    更に、前記イベント参加者を前記コミュニティー参加者として前記コミュニティーリストに登録したとき、或いは、一定時間が経過する毎に、前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末から前記位置情報を取得し、前記コミュニティーリストの内容と前記コミュニティー参加者の位置情報を更新し、
    更に、前記コミュニティーリストを更新したとき、更新した前記コミュニティーリストを参照し、前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者の前記位置情報と他の前記コミュニティー参加者の前記位置情報から双方の距離を求め、この距離が双方の前記距離条件を満たしている場合、他の前記コミュニティー参加者をコミュニケーション候補として抽出することで、前記コミュニティーリストをカスタマイズし、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末に送信する手段で、
    前記コミュニケーション手段は、カスタマイズされた前記コミュニティーリストに記述された前記コミュニティー参加者との通信要求を前記情報端末から受けたとき、通信要求をした前記情報端末と、通信要求した前記情報端末によって指示された前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末とでピアツーピア(P2P)のメッセージ交換を行う手段であることを特徴とするイベントサーバ。
  4. 請求項3に記載のイベントサーバであって、前記コミュニケーション手段は、前記位置情報、前記権利情報および前記距離条件に加え、コミュニケーション相手のプロフィールが示されたプロフィール条件を前記情報端末から取得し、前記距離条件に基づいて前記コミュニティー参加者を抽出した後、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者と前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者双方の前記プロフィール条件に適合する前記コミュニティー参加者を、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者の中から抽出することで、前記プロフィール条件に基づいて前記コミュニティーリストをカスタマイズすることを特徴とするイベントサーバ。
  5. 実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末を利用して、同じ前記イベントに参加している前記イベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバで実行されるコミュニケーション方法であって、前記コミュニケーション方法は、
    前記イベントサーバが、前記イベントのコミュニティーへの参加を希望する前記イベント参加者が所持する前記情報端末から前記コミュニティーへの参加要求を受けるステップ、前記コミュニティーへの参加を希望する前記イベント参加者が所持する前記情報端末から、前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報で、前記イベントを識別するイベント番号、前記イベント参加者を識別するイベント参加者番号、および、前記イベントサーバによって認証される署名情報とが含まれる権利情報と、前記情報端末の前記位置情報と、コミュニケーション相手との距離を規定する距離条件を取得するステップ、前記イベントサーバが、前記権利情報に含まれる前記署名情報を認証し、前記署名情報の認証に成功すると、前記イベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を前記イベント番号に関連付けて記憶しているデータベースから、前記権利情報に含まれる前記イベント番号に対応する前記イベントの前記イベント地理情報を取得し、取得した前記イベント地理情報で特定される領域に、前記情報端末から取得した前記位置情報が含まれるときに、前記権利情報で特定される前記イベント参加者をコミュニティー参加者としてコミュニティーリストに登録する共に、前記コミュニティーリストに登録した前記コミュニティー参加者の前記位置情報を記憶するステップ、が実行されるコミュニティー形成工程と、
    前記イベント参加者を前記コミュニティー参加者として前記コミュニティーリストに登録したとき、或いは、一定時間が経過する毎に、前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末から前記位置情報を取得し、前記コミュニティーリストの内容と前記コミュニティー参加者の位置情報を更新するステップ、前記コミュニティーリストを更新したとき、更新した前記コミュニティーリストを参照し、前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者の前記位置情報と他の前記コミュニティー参加者の前記位置情報から双方の距離を求め、この距離が双方の前記距離条件を満たしている場合、他の前記コミュニティー参加者をコミュニケーション候補として抽出することで、前記コミュニティーリストをカスタマイズするステップ、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末に送信するステップ、が実行されるコミュニティーリストカスタマイズ工程と、
    前記コミュニケーション工程は、前記イベントサーバが、前記情報端末から、コミュニケーションの要求を受信するステップ、コミュニケーションする要求をした前記情報端末と、コミュニケーションを要求した前記情報端末によって指示された前記コミュニティー参加者が所持する前記情報端末とでピアツーピア(P2P)のメッセージ交換を行うステップ、が実行されるコミュニケーション工程と、を含むことを特徴とするコミュニケーション方法。
  6. 請求項5に記載のコミュニケーション方法において、前記コミュニティー形成工程では、
    前記イベントサーバは、前記位置情報、前記権利情報および前記距離条件に加え、コミュニケーション相手のプロフィールが示されたプロフィール条件を前記情報端末から取得し、
    前記コミュニティーリストカスタマイズ工程では、前記距離条件に基づいて前記コミュニティー参加者を抽出した後、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者と前記コミュニティーリストの送信先となる前記コミュニティー参加者双方の前記プロフィール条件に適合する前記コミュニティー参加者を、前記距離条件に基づいて抽出した前記コミュニティー参加者の中から抽出することで、前記プロフィール条件に基づいて前記コミュニティーリストをカスタマイズするステップが実行されることを特徴とするコミュニケーション方法。
JP2004163617A 2004-06-01 2004-06-01 通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステム、イベントサーバおよびコミュニケーション方法 Expired - Fee Related JP4061290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004163617A JP4061290B2 (ja) 2004-06-01 2004-06-01 通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステム、イベントサーバおよびコミュニケーション方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004163617A JP4061290B2 (ja) 2004-06-01 2004-06-01 通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステム、イベントサーバおよびコミュニケーション方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005346299A JP2005346299A (ja) 2005-12-15
JP4061290B2 true JP4061290B2 (ja) 2008-03-12

Family

ID=35498628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004163617A Expired - Fee Related JP4061290B2 (ja) 2004-06-01 2004-06-01 通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステム、イベントサーバおよびコミュニケーション方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4061290B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5072003B2 (ja) * 2006-03-13 2012-11-14 富岳通運株式会社 イベント管理システム及びイベント管理方法
JP5004635B2 (ja) * 2007-04-05 2012-08-22 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 認証装置、認証システム、放送装置、認証方法、及び放送方法
JP2009157551A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Dainippon Printing Co Ltd 属性管理システム
WO2011099192A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 石井 美恵子 アクセス制御システム、アクセス制御方法およびサーバ
JP2012130671A (ja) * 2010-11-30 2012-07-12 Exit Tunes Kk ゲーム提供システム
JP6035705B2 (ja) * 2011-03-30 2016-11-30 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、端末装置、並びに情報処理システム
US9955287B2 (en) 2011-09-26 2018-04-24 Nec Corporation Setting up of condition based on location for a mobile terminal
CN103178878B (zh) * 2011-12-21 2015-07-22 国际商业机器公司 一种用于连接无线设备的方法和系统
US9626726B2 (en) * 2012-10-10 2017-04-18 Google Inc. Location based social networking system and method
JP6026454B2 (ja) * 2014-03-13 2016-11-16 株式会社コナミデジタルエンタテインメント コミュニティ提供システム、コミュニティ提供方法及びコミュニティ提供プログラム
JP6376205B2 (ja) * 2016-11-02 2018-08-22 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP6914307B2 (ja) * 2019-10-16 2021-08-04 楽天グループ株式会社 投稿権限付与装置、投稿権限付与方法、及び投稿権限付与プログラム
JP2020201942A (ja) * 2020-05-05 2020-12-17 Juwwa株式会社 情報処理システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175718A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Nec Corp 紹介システム及び紹介方法並びに紹介用プログラムを記録した記録媒体
JP2002082893A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Hiroyuki Tarumi チャット手段を有する端末装置、編集装置、チャットサーバ、および記録媒体
JP2002150037A (ja) * 2000-11-06 2002-05-24 Tetsuya Oshima 位置情報を使用した情報仲介システム
JP2002175434A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Megafusion Corp 仲介システム
JP2002259313A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Square Co Ltd 電子会議方法およびそのシステム
JP2003058482A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Fujitsu Ltd エリアチャットルーム提供方法,端末側エリアチャット処理方法,エリアチャットルーム提供処理プログラム記録媒体,エリアチャットルーム提供装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005346299A (ja) 2005-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10321267B2 (en) Location-based discovery of network members
US9918194B2 (en) Apparatus and systems for providing location-based services within a wireless network
US7203502B2 (en) System for providing location-based services in a wireless network, such as locating individuals and coordinating meetings
US7190960B2 (en) System for providing location-based services in a wireless network, such as modifying locating privileges among individuals and managing lists of individuals associated with such privileges
CN102082881B (zh) 用于实时显示呼叫者位置、简介和信任关系的方法与系统
US7116985B2 (en) Method for providing location-based services in a wireless network, such as varying levels of services
US8655960B2 (en) Location-aware instant messaging
US7181227B2 (en) Data structures and methods for location-based services within a wireless network
CN100365385C (zh) 提供位置信息的装置和方法
ES2295183T3 (es) Un sistema y metodo de servicios de directorio y comercio electronico entre redes de diferentes proveedores.
JP4061290B2 (ja) 通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステム、イベントサーバおよびコミュニケーション方法
ES2397478T3 (es) Métodos y sistemas para el intercambio de información a nivel de comunidades a través de terminales de comunicación individuales
JP2008511268A (ja) 社会的ネットワークを生成するための位置特定に基づくサービス(lbs)のシステムおよび方法
CN102422609A (zh) 用于呈现信息的基于内容的发布-订购系统
AU2003237993B2 (en) Location determining system for wireless network and associated methods
JP4092682B2 (ja) 情報通信支援サーバ
KR20080074813A (ko) 위치정보 제공 시스템 및 그 방법
KR20090000606A (ko) 위치정보 제공 시스템 및 그 방법
JP2001211256A (ja) コミュニケーション支援方法およびコミュニケーション支援サービス
BR102018014922B1 (pt) Método para determinar as posições relativas de pelo menos dois dispositivos terminais móveis um em relação ao outro
US20240302540A1 (en) Methods and apparatus for providing high-precision spatiotemporal identifer services
JP3984600B2 (ja) 通信システム
KR101114639B1 (ko) 위치 정보 등록이 가능한 위치 기반 서비스 방법 및 그장치
KR20140015655A (ko) 커뮤니티 그룹 가입자 간의 현재 위치 정보 공유 방법
JP2004159058A (ja) 伝言システムおよびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees