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JP4060972B2 - 圧電振動子及びその製造方法 - Google Patents

圧電振動子及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電振動片と枠とが一体的に形成された圧電振動子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧電振動子としては、例えば、図8に示すように、圧電振動片と枠とが一体的に形成された圧電振動板61の上下面に、一端がリード電極62に接続されて圧電振動片を振動させるための励振電極膜63を有し、この励振電極膜63上に接合材64を介して接合され、圧電振動片の振動を妨げない程度の空間を画成する凹部65を有する一対の蓋体66を具備する構造のものが知られている。
【0003】
このような圧電振動子では、一般的に、励振電極膜63は、それぞれ、圧電振動板61の異なる長手方向の端部から側面上まで延設されてリード電極62と接続され、このリード電極62は一方の蓋体66の表面まで延設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の構造では、圧電振動板61の励振電極膜63が延設されている側とは反対側の面の長手方向端部近傍では、圧電振動板61と蓋体66との間に隙間が生じてしまう。そのため、リード電極62の内側には、空間Aが画成されてしまい、この部分では、リード電極62の強度が低く断線の可能性が非常に高いという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、リード電極の断線を防止し、信頼性を向上した圧電振動子の電極構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、圧電振動片とその基端部に一体的に接続されて当該圧電振動片の周囲を囲む枠状部とを有する圧電振動板と、当該圧電振動板の両側表面に設けられて前記圧電振動板を振動させる一対の励振電極と、前記圧電振動板に接合されて前記圧電振動片を気密封止する一対の蓋体とを具備する圧電振動子であって、前記圧電振動板は、予め複数の第1の貫通孔と共に圧電体ウェハに複数形成され、前記一対の蓋体は、予めそれぞれ複数の第2の貫通孔と共に一対の蓋体形成部材に複数形成され、前記圧電体ウェハに複数形成された前記圧電振動板の前記一対の励振電極は、一方の電極が前記圧電振動板の一方の表面の長手方向一端部まで延設されると共に他方の電極が他方の表面の長手方向他端部まで延設され、且つ少なくとも片方の電極が前記第1の貫通孔の内面を介して前記圧電振動板の反対側の表面まで延設され、前記圧電体ウェハの両面は、前記一対の蓋体形成部材により挟まれるように接合され、切断されてなることを特徴とする圧電振動子にある。
【0007】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記一対の励振電極は、両方の電極がそれぞれ延設側の前記第1の貫通孔の内面を介して反対側の表面まで延設されていることを特徴とする圧電振動子にある。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記一対の励振電極の長手方向両端部には、片方の電極が前記圧電振動板の反対側の表面まで延設されている場合に、少なくとも当該電極が延設されている側の前記蓋体表面上まで前記第2の貫通孔の内面を介して延びるリード電極が接続され、両方の電極が前記圧電振動板の反対側の表面まで延設されている場合に、前記一対の蓋体のうち一方の蓋体に、該蓋体の非接合面上まで前記第2の貫通孔の内面を介して延びるリード電極が接続されていることを特徴とする圧電振動子にある。
【0008】
かかる本発明では、リード電極の断線を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る圧電振動子の分解斜視図であり、図2は、その断面図である。
本実施形態の圧電振動子は、例えば、水晶(SiO2)からなる音叉型の水晶振動片11を有する水晶振動子10であり、図示するように、水晶振動片11を有する水晶振動板12と、この水晶振動板12の両面に接合されて水晶振振動片11を振動可能な状態で気密封止する一対の蓋体14とを具備する。
【0010】
本実施形態の水晶振動板12は、音叉型の水晶振動片11と、その基端部と一体的に接続され水晶振動片11の周囲を囲む枠状部15とを有する。
一対の蓋体14は、例えば、ソーダライムガラス等で形成され、それぞれ、水晶振動片11に対応する領域に水晶振動片11の振動を妨げない程度の空間を画成する凹部13を有する。
【0011】
また、このような蓋体14が接合される水晶振動板12には、図2に示すように、その表裏両面及び側面に水晶振動片11を振動させるための励振電極膜16が形成されると共に、枠状部15に対応する領域に励振電極膜16と同一材料からなり、蓋体14との実際の接合部となる接合膜17,18が設けられている。そして、この接合膜17,18と蓋体14とを、詳しくは後述するが、いわゆる陽極接合によって接合することにより、水晶振動板12と蓋体14とが接合される。
【0012】
また、水晶振動板12の表裏両面に形成された各励振電極膜16は、各面の長手方向反対側の端部まで延設されており、本実施形態では、さらに、水晶振動板12の長手方向のそれぞれの端部側面を介して反対側の表面の蓋体14に対向する領域まで延設されている。すなわち、本実施形態では、励振電極膜16の一方の極である電極16aが、図中右端の端部まで延設されて同じ面の端子接続用接合膜17aとなり、さらに端部側面上の連結部17bを介して反対側の面の回り込み部17cまで連続して設けられている。一方、他方の極となる電極16bは、図中左端の端部まで延設されて、端子接続用接合膜18aとなり、端部側面上の連結部18bを介して反対側の面の回り込み部18cまで連続して設けられている。このようにすることにより、通常、蓋体14より突出している水晶振動板12の端部に、各電極16a,16bに連結する接合膜17a〜17c,18a〜18cが蓋体14との間に隙間なく設けられる。したがって、外部接続が容易となる。本実施形態では、これらの接合膜17b,17cに接触してリード電極19を、また接合膜18b,18cに接触してリード電極20を設け、図中上部に接点部19a,20aを設けている。
【0013】
なお、水晶振動板12の両面に形成される端子接続用接合膜17a及び18aの少なくとも一部は、両面においてそれぞれ凹部13を取り囲むように形成されており、接合後は凹部13が気密に封止されるようになっている。
このように、本実施形態では、水晶振動板12の各面に形成された接合膜17を水晶振動板12の長手方向端部から側面を介して反対側の表面の蓋体14に対向する領域まで延設するようにした。これにより、リード電極19,20を設けてもその内側に空間が形成されず、リード電極19,20は、接合膜17b、17c及び18b,18cと蓋体14とに確実に密着される。したがって、リード電極19,20の断線の可能性が著しく低下し、信頼性を向上した水晶振動子を形成することができる。
【0014】
以下、このような水晶振動子の製造工程について説明する。なお、図3は、本実施形態に係る水晶ウェハの概略を示す平面図であり、図4は、本実施形態に係る蓋体形成部材の概略を示す平面図である。
まず、図3に示すように、例えば、厚さが0.1〜0.2mmの水晶ウェハ20をエッチングすることにより、一枚の水晶ウェハ21上に複数の水晶振動片11を形成する。すなわち、水晶ウェハ21に複数の水晶振動板12を一体的に形成する。また同時に、水晶振動片11の長手方向における各水晶振動片11の間に第1の貫通孔21aが形成され、この第1の貫通孔21aの内面は、水晶ウェハ21を切断後、水晶振動板12の側面の一部となる。
【0015】
また、図4に示すように、例えば、ソーダライムガラスからなる蓋体形成部材22をエッチングすることにより、水晶ウェハ21の各水晶振動片11に対応して凹部13を形成する。すなわち、蓋体形成部材22に複数の蓋体14を一体的に形成する。また同時に、水晶ウェハ21の貫通孔21aに対応する部分には、貫通孔21aよりも大きい第2の貫通孔22aが形成され、この第2の貫通孔22aの内面は、蓋体14の側面の一部となる。
【0016】
次に、図5(a)に示すように、このように形成された水晶ウェハ21の全表面に亘って第1の金属膜23をスパッタリング等によって成膜する。この第1の金属膜23は、水晶振動片11を振動させるための励振電極膜16及び蓋体形成部材22との実際の接合部となる接合膜17,18を構成する膜であり、その材質は特に限定されないが、例えば、クロム、アルミニウム等を用いることが好ましく、本実施形態では、クロムを用いた。
【0017】
次に、図5(b)に示すように、第1の金属膜23をパターニングして、励振電極膜16及びその周囲の枠状部15となる部分に対応して接合膜17を形成する。
次いで、図5(c)に示すように、不活性ガス中、又は真空中で水晶ウェハ21の両面側に一対の蓋体形成部材22を陽極接合によって接合し、各凹部13内に水晶振動片11を気密封止する。この陽極接合の際、特にソーダライムガラスを用いた場合には、各部材をガラスの軟化点よりも低い、例えば、100℃〜150℃に加熱すると共に、水晶ウェハ21のそれぞれの面の第1の金属膜23による接合膜17,18と蓋体形成部材22とに蓋体形成部材22側が陽極となるように、直流電源30によってそれぞれ3〜5kVの直流電圧を印加する必要がある。例えば、本実施形態では、各部材を120℃に加熱すると共に約3.5kVの直流電圧を印加して陽極接合した。
【0018】
このように、上述のような条件で接合膜17,18を介して水晶振動板12と蓋体14とを陽極接合することにより、接合膜17,18と蓋体14とが良好に接合される。すなわち、水晶振動板12と蓋体14とが、第1の金属膜23による接合膜17,18を介して良好に接合され、割れ等が発生することがない。
ここで、水晶振動板12の材質である水晶の熱膨張率は、13.7ppm/℃であり、蓋体14として使用したソーダライムガラスの熱膨張率は、8.5ppm/℃である。すなわち、これらの熱膨張率の差は、5.2ppm/℃と比較的大きいものであり、これらを従来から知られている条件で陽極接合するのは難しい。しかしながら、本実施形態のように、接合温度を約100〜150℃と低温として且つ約3〜5kVと比較的高い直流電圧を印加して陽極接合することにより、熱膨張率の影響を極めて少なく抑えられ、熱膨張率の差が比較的大きい部材同士であっても良好に接合することができる。
【0019】
このように、陽極接合によって水晶ウェハ21及び蓋体形成部材22を接合すると、次いで、図5(d)に示すように、第1の金属膜23による接合膜17,18及び一方の蓋体14の表面上に、例えば、クロム(Cr)及び金(Au)等からなる第2の金属膜をスパッタリング等により成膜して、さらにこの第2の金属膜をパターニングすることによりリード電極19,20を形成する。
【0020】
なお、本実施形態のように、第1の金属膜23による接合膜17,18をクロムで形成する場合には、その表面にリード電極19,20をスパッタリングで容易に形成することができる。しかし、接合膜17,18をアルミニウムで形成する場合には、接合膜17,18のパターニングの際にアルミニウムが酸化されてしまうためリード電極19,20をスパッタリングで成膜するのは難しく、例えば、逆スパッタリング等により形成するのが好ましい。
【0021】
その後、図5(e)に示すように、水晶ウェハ21及び蓋体形成部材22を第1の貫通孔21a及び第2の貫通孔22aを分割するように、所定の位置でダイシング等の技術を用いて機械的に切断して、個別の水晶振動子10とする。
なお、本実施形態では、水晶振動板12の両面の第1の金属膜23による励振電極膜16が接続された接合膜17,18を、それぞれ水晶振動板12の反対側の表面まで延設するようにしたが、これに限定されず、例えば、図6に示すように、水晶振動板12の一方面側の接合膜17のみを反対側の面まで延設するようにし、他方面側の接合膜18は、水晶振動板12の側面上まで延設するようにしてもよい。この場合、リード電極19,20を接合膜17,18上から接合膜17が延設された側の蓋体14表面に延設するようにすれば、上述と同様の効果が得られる。
【0022】
また、本実施形態では、陽極接合によって水晶振動板12と蓋体14とを接合するようにしたが、これに限定されず、例えば、図7に示すように、勿論、水晶振動板12と蓋体14とを、例えば、低融点ガラス等の接合部材25を介して接合するようにしても良い。このような構成であっても、水晶振動板12の少なくとも一方面の接合膜を水晶振動板の反対側の面まで延設することにより、上述と同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、圧電振動板の両面に設けられた励振電極膜を、それぞれ、圧電振動板の長手方向一端部の側面を介して圧電振動板の反対側の表面まで延設するようにした。これにより、リード電極をその内側に空間を画成することなく形成することができる。したがって、リード電極の断線の可能性が著しく低下し、信頼性を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る水晶振動子の分解斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る水晶振動子の断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る水晶ウェハの概略を示す平面図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る蓋体形成部材の概略を示す平面図である。
【図5】 本発明に係る圧電振動子の製造工程を示す断面図である。
【図6】 本発明の他の実施形態に係る水晶振動子の断面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態に係る水晶振動子の断面図である。
【図8】 従来技術に係る圧電振動子の例を示す断面図である。

Claims (5)

  1. 圧電振動片とその基端部に一体的に接続されて当該圧電振動片の周囲を囲む枠状部とを有する圧電振動板と、
    当該圧電振動板の両側表面に設けられて前記圧電振動板を振動させる一対の励振電極と、
    前記圧電振動板に接合されて前記圧電振動片を気密封止する一対の蓋体とを具備する圧電振動子であって、
    前記圧電振動板は、圧電ウエハに複数形成された前記圧電振動片同士の間に形成された複数の第1の貫通孔と共に前記圧電体ウェハに複数形成され、
    前記一対の蓋体は、前記第1の貫通孔と当接する位置に形成された複数の第2の貫通孔と共に一対の蓋体形成部材に複数形成され、
    前記圧電体ウェハに複数形成された前記圧電振動板の前記一対の励振電極は、一方の電極が前記圧電振動板の一方の表面の長手方向一端部まで延設されて前記枠状部と前記蓋体の一方に挟持され、且つ前記第1の貫通孔の内面を介して前記圧電振動板の反対側の表面まで延設されて前記枠状部と前記蓋体の他方に挟持されると共に、他方の電極が前記圧電振動板の他方の表面の長手方向他端部まで延設されて前記枠状部と前記蓋体の他方に挟持され、且つ前記第1の貫通孔の内面を介して前記圧電振動板の反対側の表面まで延設されて前記枠状部と前記蓋体の一方に挟持され、
    前記圧電体ウェハの両面は、前記一対の蓋体形成部材により挟まれるように接合され、前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔を切断されてなることを特徴とする圧電振動子。
  2. 前記一対の励振電極の長手方向両端部には、前記一対の蓋体のうち一方の蓋体に、該蓋体の非接合面上まで前記第2の貫通孔の内面を介して延びるリード電極が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電振動子。
  3. 前記一対の励振電極は、クロムまたはアルミニウムから成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧電振動子。
  4. 圧電体ウェハに、圧電振動片とその基端部に一体的に接続され該圧電振動片の周囲を囲む枠状部とを有する複数の圧電振動板と、複数の第1の貫通孔とを形成する工程と、
    前記圧電体ウェハの全表面に第1の金属膜を形成する工程と、
    前記第1の金属膜をパターニングし、前記圧電振動片の両面に、前記圧電振動板の端部まで延設され、且つ前記第1の貫通孔の内面を介して前記圧電振動板の反対側の表面まで延設された、励振電極膜を形成すると共に、前記枠状部の両面に接合膜を形成する工程と、
    蓋体形成部材に、前記圧電体ウェハの前記圧電振動片に対応した複数の凹部と、複数の第2の貫通孔とを形成する工程と、
    前記圧電体ウェハの両面それぞれに前記接合膜を介して前記蓋体形成部材を接合し、前記凹部の内側に前記圧電振動片を気密封止する工程と、
    前記圧電体ウェハの両面のうちの一方の前記蓋体形成部材の表面から前記第2の貫通孔の内面と、前記圧電体ウェハの前記第1の貫通孔の内面の前記第1の金属膜の表面まで延設された、第2の金属膜を形成する工程と、
    前記第2の金属膜をパターニングし、複数のリード電極を形成する工程と、
    前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔を分割するように、前記圧電体ウェハ及び前記蓋体形成部材を切断する工程と、
    を有することを特徴とする圧電振動子の製造方法。
  5. 前記圧電体ウェハと前記蓋体形成部材との接合を陽極接合により行うことを特徴とする請求項4に記載の圧電振動子の製造方法。
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