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JP4053368B2 - Optical connector boot and optical connector - Google Patents

Optical connector boot and optical connector Download PDF

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JP4053368B2
JP4053368B2 JP2002220410A JP2002220410A JP4053368B2 JP 4053368 B2 JP4053368 B2 JP 4053368B2 JP 2002220410 A JP2002220410 A JP 2002220410A JP 2002220410 A JP2002220410 A JP 2002220410A JP 4053368 B2 JP4053368 B2 JP 4053368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boot
optical connector
optical fiber
optical
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2002220410A
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Japanese (ja)
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JP2004061883A (en
Inventor
達哉 太田
哲郎 野澤
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接合端面に開口される光ファイバ穴が二次元配列された光コネクタに取り付けられる光コネクタ用ブーツおよびそれを用いた光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1(a)は、従来の二次元配列型光コネクタの一例を示す斜視図であり、図1(b)は部分切断図である。この光コネクタ10は、JIS C 5981に規定されているF12形光ファイバコネクタと同様に、接合端面11に開口する光ファイバ穴12とガイドピン穴13を有する嵌合ピン位置合わせ方式のMT形多心光コネクタ(MT:Mechanically Transferable)であるが、特に、光ファイバ穴12が二次元配列され、等間隔のピッチP(例えば0.25mm、0.5mmなど)により複数の段Dが形成されたものである。
【0003】
この光コネクタ10は、図5〜7に示すように、光ファイバ穴12の各段Dに対応して、光ファイバ20(ここでは、光ファイバテープ心線であり、以下、光ファイバをテープ心線ということがある)を配列させ、各テープ心線20から口出しされた光ファイバ(裸光ファイバ等)21を光ファイバ穴12に挿入することにより、これらのテープ心線20を一括して収納し、高密度一括接続を可能にする。
なお、符号14は、光コネクタ10内における光ファイバ20等の挿入状態を確認可能とするとともに、ここから光ファイバ21等を固定するための接着剤を注入するための窓であり、符号15は、ブーツ1を挿入するためのブーツ挿入穴15であり、符号16は、光ファイバ21の先端を光ファイバ穴12に容易に挿入できるようにするためのガイド溝である。このガイド溝16は、光ファイバ穴12の各段Dに対応して、棚状の段Sを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の光コネクタ10においては、テープ心線20を保護するため、これらのテープ心線20を一括に収納して保持する貫通穴2を有するスリーブ状のブーツ1を用い、このブーツ1の前端部を、光コネクタ10の後端側に設けられたブーツ挿入穴15に挿入して取り付けるようにしている。
しかしながら、光ファイバ穴12の段DのピッチPがテープ心線20の厚さより大きい場合、以下に示す不都合があった。
【0005】
(1) 図5に示すように、ブーツ1の貫通穴2の高さHが、テープ心線20の厚さの合計と同程度である場合、テープ心線20を相互に密着させてブーツ1内に収納することができるが、テープ心線20の先端部に口出しした光ファイバ21を光ファイバ穴12に挿入すると、テープ心線20は光コネクタ10内で縦方向に広がり、曲げが加わることになるので、光損失の増加をもたらす。
【0006】
(2) 図6に示すように、ブーツ1の貫通穴2の高さHが、光ファイバ穴12のピッチPに合わせた余裕を有する場合、テープ心線20を光コネクタ10内で真っ直ぐ伸ばして収納することができるが、テープ心線20の間に隙間30が生じるため、光コネクタ10の窓14から接着剤を注入したとき、この隙間30を介して接着剤がブーツ1の後端部から漏出することがある。
【0007】
この場合、隙間30のために、テープ心線20の位置決めを特に行わないと、図7に示すように、テープ心線20の配置に片寄りが生じることがある。これにより、テープ心線20に曲げが加わって、光損失の増加をもたらすとともに、テープ心線20が相互に接着されてしまい、光コネクタ10の後方に引き出されたテープ心線20の可撓性が低下するおそれがある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光ファイバの曲げや接着剤の漏出を防ぐことができる光コネクタ用ブーツを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、接合端面に開口された光ファイバ穴が二次元配列されている光コネクタに取り付けられる光コネクタ用ブーツであって、前記光コネクタに、該光コネクタの後端側から挿入される複数の光ファイバを収納して保持する貫通穴を有するスリーブ状に形成されており、前記貫通穴の光コネクタ側の開口部が、該貫通穴内に形成された仕切りによって、それぞれ光ファイバを挿通可能な複数の光ファイバ挿入穴に分割されており、前記ブーツの前端部では、前記仕切りは、幅方向の全長に亘って形成されているとともに、前記ブーツの後端部では、前記仕切りは、幅方向の中央部に切欠を有し、かつブーツの幅方向両側の側壁に沿う突条様の突起となっていることを特徴とする光コネクタ用ブーツを提供する。
このような光コネクタ用ブーツによれば、各光ファイバ挿入穴に挿入された光ファイバの隙間を、仕切りによって塞ぐことができるので、光ファイバの曲げや接着剤の漏出を防ぐことができる。
【0010】
このブーツの光ファイバ挿入穴は、光コネクタ側から見た形状を長穴状として、並列に配列することが好ましい。これにより、ブーツから引き出される光ファイバの取りまとめ性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図2〜図4は、本発明の光コネクタ用ブーツ(以下、単にブーツということがある)の一例を示す図であり、図2は前端側からの斜視図、図3は後端側からの斜視図、図4は、このブーツ1を光コネクタ10に取り付けた状態を示す断面図である。
なお、ブーツ1の前端側とは、該ブーツ1を光コネクタ10に挿入したときに、該光コネクタ10の接合端面11に向かう側を指し、後端側とは、前端側と反対の側を指す。
【0012】
このブーツ1が適用される光コネクタ10は、例えば、図1に示すような光コネクタ10であり、JIS C 5981に規定されているF12形光ファイバコネクタと同様に、接合端面11に開口する光ファイバ穴12とガイドピン穴13を有する嵌合ピン位置合わせ方式のMT形多心光コネクタ(フェルール)であって、光ファイバ穴12が複数の段Dを形成するように二次元配列されている。すなわち、これらの光ファイバ穴12は、2つのガイドピン穴13を結ぶ方向に沿う段Dを複数形成しており、その各段Dは、等間隔のピッチP(例えば0.25mm、0.5mmなど)を介して並設されている。
また、ガイド溝16は、光ファイバ穴12の各段Dに対応して、光コネクタ10の内部に、棚状に段Sを形成するように設けられている。
【0013】
なお、以下の説明では、光コネクタ10とブーツ1を組み立てた状態において、光ファイバ穴12の段Dの延在方向(本実施の形態においては、2つのガイドピン穴13を結ぶ方向)を幅方向とし、光ファイバ穴12の段Dの並設方向(本実施の形態においては、図1〜3の上下方向)を高さ方向と呼ぶことにする。
【0014】
同図に示す光コネクタ10は、各段12心×2段(合計24心)の光ファイバ穴12を有するタイプであるが、本発明において、光ファイバ穴12の個数(各段Dの心数×段数)は特に限定されるものではない。段数は2段以上あればよく、例えば、2段、3段、5段などとすることができる。各段の心数も適宜変更可能であるが、例えば、2心、4心、8心、10心、12心、16心などが例示される。
光ファイバ20は、本実施の形態においては、1枚が、光コネクタ10の各段Dに対応した光ファイバテープ心線であり、以下、光ファイバ20をテープ心線ということがある。
【0015】
本実施の形態のブーツ1は、ゴムやプラスチック(エラストマー)からなり、テープ心線20を収納して保持するための貫通穴2を有するスリーブ状の成形体であって、貫通穴2の前端側の開口部3が、該貫通穴2内に形成された仕切り4によって、それぞれ光ファイバ20を挿通可能な複数の光ファイバ挿入穴5に分割されている。
【0016】
仕切り4は、光ファイバ挿入穴5に収納されるテープ心線20を離隔するように、ブーツ1の幅方向に延在して形成されている。
本実施の形態のブーツ1においては、ブーツ1の前端部では、図2に示すように、幅方向の全長に亘って形成されている。一方、後端部では、図3に示すように、幅方向の中央部に切欠4aを有し、ブーツ1の幅方向両側の側壁に沿う突条様の突起となっている。
【0017】
このように切欠4aを設けることにより、ブーツ1にテープ心線20を挿入する際、テープ心線20の幅と、光ファイバ挿入穴5の幅とが近接していても、ブーツ1が幅方向に若干拡張させることが容易にでき、テープ心線20を挿入することが容易になる。
また、仕切り4は概して比較的薄く形成されることになるが、仕切り4に切欠4aを設けることにより、ブーツ1に挿入する光ファイバ20の接触などに対して破れにくい仕切り4をより確実に得ることができる。
つまり、ブーツ1を金型により成型して製造する場合、仕切り4の形成は、光ファイバ挿入穴5に対応して配置された入れ子の間隙に樹脂を充填することにより行うことができるが、この間隙は非常に狭くなるため、該間隙全体に樹脂を均等に充填することは難しい。切欠4aを設けることにより、当該切欠4a部分への樹脂の充填を不要にし、成形不良を生じやすい部分の成形を無くし、成形樹脂の充填が容易な部分、つまり、ブーツ1の前後方向一方の端部(ここでは前端)の成形を行うようにする。これにより、破損しにくい仕切り4が確実に得られるようになる。
【0019】
光ファイバ挿入穴5は、光ファイバ穴12の各段Dに対応して、その段数(図では2段)と同数設けられている。これらの光ファイバ挿入穴5をブーツ1の前端側から見た形状は、図2に示すように、テープ心線20の外周面が略密着するように、長穴状になっており、ピッチQを介して並列に配列されたものとなっている。つまり、ほぼ平行となるように、長さ方向を揃えて配列されている。また、光ファイバ挿入穴5のピッチQは、光コネクタ10の光ファイバ穴12のピッチPに一致させられている。
【0020】
このような構造のブーツ1によれば、図4に示すように、テープ心線20をブーツ1内に収納し、光ファイバ21を口出しし、ブーツ1の前端部を光コネクタ10のブーツ挿入穴15に挿入したとき、テープ心線20を光ファイバ挿入穴5内に収まりよく保持し、かつ、光コネクタ10内で真っ直ぐ収納することができる。このため、テープ心線20に曲げがほとんど生じない上に、テープ心線20同士またはブーツ1の内壁とテープ心線20との間に隙間が生じることなく、テープ心線20を片寄りなく配置させることができる。このため、低損失な光コネクタ10を容易に組み立てることができる。
また、光ファイバ挿入穴5が並列に配列されていることにより、ブーツ1から引き出されるテープ心線20は、その厚さ方向に積層させることができ、取りまとめ性がよい。
【0021】
次に、本実施の形態のブーツ1を用いて光コネクタ10を組み立てる手順の一例を説明する。なお、この組立手順は本発明を何ら限定するものではなく、適宜改変が可能であることはいうまでもない。
【0022】
まず、テープ心線20をブーツ1の貫通穴2に、該ブーツ1の後端側から挿通し、前端側から引き出したのち、テープ心線20の先端部の被覆を除去して光ファイバ21の端面を適当な長さにカットすることにより、口出しを行う。
次いで、光コネクタ10の光ファイバ穴12に予め接着剤を注入させたのち、ブーツ1をその前端側から光コネクタ10のブーツ挿入穴15に挿入して、光ファイバ21を一括して光ファイバ穴12に挿入する。この際、上述のように、ブーツ1の光ファイバ挿入穴5の位置が光コネクタ10の光ファイバ穴12の位置に合わせられているので、テープ心線20を光コネクタ10内に真っ直ぐに収納することができるとともに、位置決めが容易である。
【0023】
さらに、光コネクタ10の窓14から、光ファイバ21固定用の接着剤を注入したのち、光コネクタ10を加熱して接着剤を硬化させ、光ファイバ21を光ファイバ穴12に接着固定する。この際、テープ心線20同士またはブーツ1の内壁とテープ心線20との間が、仕切り4により塞がれているので、接着剤が漏出せず、また、ブーツ1内でテープ心線20が互いに接着されることが防止される。仕上げとして、光コネクタ10の接合端面11を研磨することにより、光コネクタ付き光ファイバの組立てが完了する。
【0024】
組み立て方法の改変例としては、例えば、光コネクタ10のブーツ挿入穴15にブーツ1を挿入したのち、テープ心線20を光コネクタ10の光ファイバ穴12の各段Dに一枚ずつ挿入していく方法などが挙げられる。
【0025】
以上説明したように、本実施の形態の光コネクタ用ブーツおよびこれを用いたブーツによれば、貫通穴の光コネクタ側の開口部が、該貫通穴内に形成された仕切りによって、それぞれ1枚のテープ心線を挿通可能な複数の光ファイバ挿入穴に分割されているとともに、光ファイバ挿入穴を光コネクタ側から見た形状が、テープ心線の断面形状と同様の長穴状となっていて、光ファイバ穴の段Dの並設方向に沿って、並列に配列されているので、テープ心線同士またはブーツの内壁とテープ心線との間に隙間が生じず、テープ心線を真っ直ぐ配置することができ、ブーツの後端部からの接着剤の漏出や、テープ心線の片寄り等の不都合が防止され、低損失な光コネクタを容易に組み立てることができる。
また、ブーツから引き出されるテープ心線をその厚さ方向に積層させることができるので、ブーツの曲げ特性や光ファイバの取りまとめ性が極めてよい。
【0026】
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明はこの実施の形態のみに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、ブーツ1の具体的形状は、種々の形状が可能であり、上記実施の形態においては、幅に対して高さが小さい偏平形のブーツを例示したが、これに限定されるものではなく、幅と高さが同程度のもの、幅に対して高さが大きいものなどでもよい。
【0027】
また、光ファイバ20としては、上記実施の形態においては、ブーツ1の各光ファイバ挿入穴5に1枚ずつ挿入されるようなテープ心線を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、各光ファイバ挿入穴5に、単心または多心(2心、4心等)の光ファイバ心線や、光ファイバ素線のうちの一種類または複数種類を、複数、一方向に密着させた状態で挿入することもできる。
【0028】
また、光コネクタ10の光ファイバ穴12の段Dの形成方向は、特に限定されるものではなく、例えば、2つのガイドピン穴13を結ぶ方向と垂直な方向など、他の方向であってもよい。この場合も、それぞれの光ファイバ挿入穴5が光ファイバ穴12の各段Dに対応するように、ブーツ1に仕切り4を設けることが好ましい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光コネクタ用ブーツによれば、光ファイバを収納して保持する貫通穴の光コネクタ側の開口部が、該貫通穴内に形成された仕切りによって、それぞれ光ファイバを挿通可能な複数の光ファイバ挿入穴に分割されており、前記ブーツの前端部では、前記仕切りは、幅方向の全長に亘って形成されているとともに、前記ブーツの後端部では、前記仕切りは、幅方向の中央部に切欠を有し、かつブーツの幅方向両側の側壁に沿う突条様の突起となっているので、光ファイバ同士またはブーツの内壁と光ファイバとの間に隙間が生じず、光ファイバを真っ直ぐ配置することができる。このため、ブーツの後端部からの接着剤の漏出や、光ファイバの片寄り等の不都合が防止され、低損失な光コネクタを容易に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光コネクタ(フェルール)の一例を示す(a)斜視図、(b)部分切断図である。
【図2】 本発明の光コネクタ用ブーツの一例を示す斜視図である。
【図3】 本発明の光コネクタ用ブーツの一例を示す斜視図である。
【図4】 本発明の光コネクタ用ブーツを用いて光コネクタを組み立てた状態の一例を示す断面図である。
【図5】 従来の光コネクタ用ブーツを用いて光コネクタを組み立てた状態の一例を示す(a)縦断面図、(b)A−A線に沿う横断面図である。
【図6】 従来の光コネクタ用ブーツを用いて光コネクタを組み立てた状態の一例を示す(a)縦断面図、(b)B−B線に沿う横断面図である。
【図7】 従来の光コネクタ用ブーツを用いて光コネクタを組み立てた状態の一例を示す(a)縦断面図、(b)C−C線に沿う横断面図である。
【符号の説明】
1…光コネクタ用ブーツ(ブーツ)、2…貫通穴、3…貫通穴の光コネクタ側の開口部、4…仕切り、4a…切欠、5…光ファイバ挿入穴、10…光コネクタ、11…接合端面、12…光ファイバ穴、20…光ファイバ(テープ心線)。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a boot for an optical connector that is attached to an optical connector in which optical fiber holes opened in a joining end face are two-dimensionally arranged, and an optical connector using the same.
[0002]
[Prior art]
FIG. 1A is a perspective view showing an example of a conventional two-dimensional array type optical connector, and FIG. 1B is a partial cutaway view. This optical connector 10 is an MT-type multi-fitting pin alignment system having an optical fiber hole 12 and a guide pin hole 13 that are opened in the joint end face 11 in the same manner as the F12 type optical fiber connector defined in JIS C 5981. Although it is a cardiac optical connector (MT: Mechanically Transferable), in particular, the optical fiber holes 12 are two-dimensionally arranged, and a plurality of stages D are formed with a pitch P (for example, 0.25 mm, 0.5 mm, etc.) at equal intervals. Is.
[0003]
As shown in FIGS. 5 to 7, the optical connector 10 corresponds to each stage D of the optical fiber hole 12, and is an optical fiber 20 (here, an optical fiber tape core wire. Are arranged), and optical fibers (bare optical fibers, etc.) 21 led out from the respective tape cores 20 are inserted into the optical fiber holes 12 so that these tape cores 20 are stored together. And enables high-density batch connection.
Reference numeral 14 denotes a window for allowing an optical fiber 20 or the like to be inserted into the optical connector 10 and for injecting an adhesive for fixing the optical fiber 21 or the like. , A boot insertion hole 15 for inserting the boot 1, and a reference numeral 16 is a guide groove for allowing the tip of the optical fiber 21 to be easily inserted into the optical fiber hole 12. The guide groove 16 forms a shelf-like step S corresponding to each step D of the optical fiber hole 12.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in this type of optical connector 10, in order to protect the tape core wire 20, a sleeve-like boot 1 having a through hole 2 for collectively storing and holding the tape core wire 20 is used. Is inserted into a boot insertion hole 15 provided on the rear end side of the optical connector 10 for attachment.
However, when the pitch P of the stage D of the optical fiber hole 12 is larger than the thickness of the tape core wire 20, there are the following inconveniences.
[0005]
(1) As shown in FIG. 5, when the height H of the through hole 2 of the boot 1 is about the same as the total thickness of the tape core wire 20, the tape core wire 20 is brought into close contact with each other to boot 1. However, when the optical fiber 21 led out at the tip of the tape core wire 20 is inserted into the optical fiber hole 12, the tape core wire 20 extends in the vertical direction in the optical connector 10 and is bent. As a result, the optical loss increases.
[0006]
(2) As shown in FIG. 6, when the height H of the through hole 2 of the boot 1 has a margin according to the pitch P of the optical fiber hole 12, the tape core wire 20 is straightly extended in the optical connector 10. Although the gap 30 is formed between the tape core wires 20 when the adhesive is injected from the window 14 of the optical connector 10, the adhesive is passed through the gap 30 from the rear end portion of the boot 1. May leak.
[0007]
In this case, if the positioning of the tape core wire 20 is not particularly performed due to the gap 30, as shown in FIG. As a result, bending is applied to the tape core wire 20 to increase optical loss, and the tape core wires 20 are bonded to each other, so that the flexibility of the tape core wire 20 drawn out behind the optical connector 10 is achieved. May decrease.
[0008]
This invention is made | formed in view of the said situation, and makes it a subject to provide the boot for optical connectors which can prevent the bending of an optical fiber, or the leakage of an adhesive agent.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides an optical connector boot that is attached to an optical connector in which optical fiber holes opened in a joining end face are two-dimensionally arranged. accommodating a plurality of optical fibers to be inserted from the end side is formed in a sleeve-shaped having a through hole for holding, opening of the optical connector side of the through hole, by a partition formed in the through hole, It is divided into a plurality of optical fiber insertion holes through which optical fibers can be inserted, and at the front end of the boot, the partition is formed over the entire length in the width direction, and at the rear end of the boot The partition has a notch in the center in the width direction, and is a ridge-like protrusion along the side walls on both sides in the width direction of the boot.
According to such an optical connector boot, the gaps of the optical fibers inserted into the respective optical fiber insertion holes can be closed by the partitions, so that bending of the optical fibers and leakage of the adhesive can be prevented.
[0010]
The optical fiber insertion holes of the boot are preferably arranged in parallel with the shape viewed from the optical connector side as a long hole. Thereby, the manageability of the optical fiber pulled out from the boot can be improved.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments.
2 to 4 are views showing an example of the optical connector boot of the present invention (hereinafter sometimes simply referred to as a boot), FIG. 2 is a perspective view from the front end side, and FIG. 3 is a view from the rear end side. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state in which the boot 1 is attached to the optical connector 10.
The front end side of the boot 1 refers to a side toward the joining end surface 11 of the optical connector 10 when the boot 1 is inserted into the optical connector 10, and the rear end side refers to a side opposite to the front end side. Point to.
[0012]
An optical connector 10 to which the boot 1 is applied is, for example, an optical connector 10 as shown in FIG. 1, and an optical opening at the joining end face 11 as in the F12 type optical fiber connector defined in JIS C 5981. A fitting pin alignment type MT type multi-fiber optical connector (ferrule) having a fiber hole 12 and a guide pin hole 13, wherein the optical fiber holes 12 are two-dimensionally arranged so as to form a plurality of stages D. . That is, these optical fiber holes 12 form a plurality of steps D along the direction connecting the two guide pin holes 13, and each step D has a pitch P (for example, 0.25 mm, 0.5 mm) at equal intervals. Etc.).
Further, the guide groove 16 is provided so as to form a step S in a shelf shape inside the optical connector 10 corresponding to each step D of the optical fiber hole 12.
[0013]
In the following description, in the state where the optical connector 10 and the boot 1 are assembled, the extending direction of the step D of the optical fiber hole 12 (in the present embodiment, the direction connecting the two guide pin holes 13) has a width. The direction in which the stage D of the optical fiber hole 12 is juxtaposed (the vertical direction in FIGS. 1 to 3 in this embodiment) is referred to as the height direction.
[0014]
The optical connector 10 shown in the figure is of a type having optical fiber holes 12 of 12 stages × 2 stages (total of 24 cores). In the present invention, the number of optical fiber holes 12 (the number of cores of each stage D) × stage number) is not particularly limited. The number of stages may be two or more, for example, two stages, three stages, and five stages. Although the number of hearts in each stage can be changed as appropriate, examples include 2 hearts, 4 hearts, 8 hearts, 10 hearts, 12 hearts, and 16 hearts.
In the present embodiment, one optical fiber 20 is an optical fiber tape core corresponding to each stage D of the optical connector 10, and hereinafter, the optical fiber 20 may be referred to as a tape core.
[0015]
The boot 1 of the present embodiment is a sleeve-like molded body made of rubber or plastic (elastomer) and having a through-hole 2 for housing and holding the tape core wire 20, and the front end side of the through-hole 2 The openings 3 are divided into a plurality of optical fiber insertion holes 5 through which the optical fibers 20 can be inserted, respectively, by a partition 4 formed in the through hole 2.
[0016]
The partition 4 is formed to extend in the width direction of the boot 1 so as to separate the tape core wire 20 accommodated in the optical fiber insertion hole 5.
In the boot 1 of the present embodiment, the front end portion of the boot 1 is formed over the entire length in the width direction as shown in FIG. On the other hand, as shown in FIG. 3, the rear end portion has a notch 4 a at the center in the width direction, and is a ridge-like protrusion along the side walls on both sides in the width direction of the boot 1.
[0017]
By providing the cutout 4a in this way, when the tape core wire 20 is inserted into the boot 1, the boot 1 remains in the width direction even if the width of the tape core wire 20 and the width of the optical fiber insertion hole 5 are close to each other. The tape core 20 can be easily inserted.
In addition, the partition 4 is generally formed to be relatively thin. However, by providing the partition 4 with the notch 4a, the partition 4 that is not easily broken against the contact of the optical fiber 20 inserted into the boot 1 is more reliably obtained. be able to.
That is, when the boot 1 is manufactured by molding with a mold, the partition 4 can be formed by filling a resin in a gap between the inserts corresponding to the optical fiber insertion holes 5. Since the gap becomes very narrow, it is difficult to uniformly fill the entire gap with resin. By providing the notch 4a, it becomes unnecessary to fill the resin into the notch 4a, eliminate the molding of the portion that is likely to cause molding defects, and easily fill the molded resin, that is, one end in the front-rear direction of the boot 1. The part (here, the front end) is molded. Thereby, the partition 4 which is hard to be damaged can be obtained reliably.
[0019]
The optical fiber insertion holes 5 are provided in the same number as the number of stages (two stages in the figure) corresponding to each stage D of the optical fiber hole 12. The shape of these optical fiber insertion holes 5 viewed from the front end side of the boot 1 is an elongated hole shape so that the outer peripheral surface of the tape core wire 20 is substantially in close contact with the pitch Q as shown in FIG. It is arranged in parallel through. That is, the length directions are aligned so as to be substantially parallel. Further, the pitch Q of the optical fiber insertion holes 5 is matched with the pitch P of the optical fiber holes 12 of the optical connector 10.
[0020]
According to the boot 1 having such a structure, as shown in FIG. 4, the tape core wire 20 is accommodated in the boot 1, the optical fiber 21 is led out, and the front end portion of the boot 1 is connected to the boot insertion hole of the optical connector 10. When inserted into the optical fiber 15, the tape core wire 20 can be stored in the optical fiber insertion hole 5 and can be stored straight in the optical connector 10. For this reason, the tape core wire 20 is hardly bent, and the tape core wire 20 is arranged without any gap without causing a gap between the tape core wires 20 or between the inner wall of the boot 1 and the tape core wire 20. Can be made. For this reason, the low-loss optical connector 10 can be easily assembled.
Further, since the optical fiber insertion holes 5 are arranged in parallel, the tape core wires 20 drawn from the boot 1 can be laminated in the thickness direction, and the collectability is good.
[0021]
Next, an example of a procedure for assembling the optical connector 10 using the boot 1 of the present embodiment will be described. Needless to say, this assembly procedure does not limit the present invention in any way and can be modified as appropriate.
[0022]
First, the tape core wire 20 is inserted into the through hole 2 of the boot 1 from the rear end side of the boot 1 and pulled out from the front end side, and then the coating of the tip end portion of the tape core wire 20 is removed to remove the optical fiber 21. The end face is cut out to an appropriate length, and the squeezing is performed.
Next, after an adhesive is injected into the optical fiber hole 12 of the optical connector 10 in advance, the boot 1 is inserted into the boot insertion hole 15 of the optical connector 10 from the front end side thereof, and the optical fibers 21 are collectively bundled into the optical fiber hole. 12 is inserted. At this time, as described above, since the position of the optical fiber insertion hole 5 of the boot 1 is aligned with the position of the optical fiber hole 12 of the optical connector 10, the tape core wire 20 is stored straight in the optical connector 10. And can be positioned easily.
[0023]
Further, after injecting an adhesive for fixing the optical fiber 21 from the window 14 of the optical connector 10, the optical connector 10 is heated to cure the adhesive, and the optical fiber 21 is adhesively fixed to the optical fiber hole 12. At this time, since the tape cores 20 or between the inner wall of the boot 1 and the tape core 20 are closed by the partition 4, the adhesive does not leak out and the tape core 20 within the boot 1. Are prevented from being adhered to each other. As finishing, the joining end face 11 of the optical connector 10 is polished, whereby the assembly of the optical fiber with the optical connector is completed.
[0024]
As an example of modification of the assembling method, for example, after the boot 1 is inserted into the boot insertion hole 15 of the optical connector 10, the tape core wire 20 is inserted one by one into each stage D of the optical fiber hole 12 of the optical connector 10. How to go.
[0025]
As described above, according to the optical connector boot of the present embodiment and the boot using the same, the opening on the side of the optical connector of the through hole is separated by one partition formed in the through hole. The optical fiber insertion hole is divided into a plurality of optical fiber insertion holes that can be inserted into the tape core wire, and the shape of the optical fiber insertion hole viewed from the optical connector side is an elongated hole shape similar to the cross-sectional shape of the tape core wire. Since the optical fiber hole stages D are arranged in parallel along the parallel direction, there is no gap between the tape cores or between the inner wall of the boot and the tape core, and the tape cores are arranged straight. Inconveniences such as leakage of adhesive from the rear end of the boot and offset of the tape core wire can be prevented, and a low-loss optical connector can be easily assembled.
Further, since the tape core wires drawn from the boot can be laminated in the thickness direction, the bending characteristics of the boot and the collectability of the optical fiber are extremely good.
[0026]
Although the present invention has been described based on the preferred embodiment, the present invention is not limited to this embodiment, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
For example, the boot 1 can have various shapes, and in the above embodiment, the flat boot having a small height with respect to the width is exemplified, but the present invention is not limited to this. The width and height may be the same, or the width and height may be large.
[0027]
Further, as the optical fiber 20, in the above-described embodiment, a tape core wire that is inserted one by one into each optical fiber insertion hole 5 of the boot 1 is used, but the present invention is not limited to this. For example, each optical fiber insertion hole 5 has one or more types of single-core or multi-core (two-core, four-core, etc.) optical fiber cores or optical fiber strands in close contact with each other in one direction. It can also be inserted in a state of being allowed.
[0028]
Further, the formation direction of the step D of the optical fiber hole 12 of the optical connector 10 is not particularly limited, and may be another direction such as a direction perpendicular to the direction connecting the two guide pin holes 13. Good. Also in this case, it is preferable to provide the partition 4 in the boot 1 so that each optical fiber insertion hole 5 corresponds to each stage D of the optical fiber hole 12.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the optical connector boot of the present invention, the opening on the optical connector side of the through hole that houses and holds the optical fiber is separated from the optical fiber by the partition formed in the through hole. It is divided into a plurality of optical fiber insertion holes that can be inserted, and at the front end of the boot, the partition is formed over the entire length in the width direction, and at the rear end of the boot, the partition is , Because it has a notch in the center in the width direction and is a ridge-like projection along the side walls on both sides in the width direction of the boot, there is a gap between the optical fibers or between the inner wall of the boot and the optical fiber The optical fiber can be arranged straight. For this reason, inconveniences such as leakage of the adhesive from the rear end of the boot and deviation of the optical fiber are prevented, and a low-loss optical connector can be easily assembled.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a perspective view showing an example of an optical connector (ferrule), and FIG.
FIG. 2 is a perspective view showing an example of an optical connector boot of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing an example of an optical connector boot of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an example of an optical connector assembled using the optical connector boot of the present invention.
5A is a longitudinal sectional view showing an example of a state where an optical connector is assembled using a conventional optical connector boot, and FIG. 5B is a transverse sectional view taken along line AA.
6A is a longitudinal sectional view showing an example of a state where an optical connector is assembled using a conventional optical connector boot, and FIG. 6B is a transverse sectional view taken along line BB.
7A is a longitudinal sectional view showing an example of a state where an optical connector is assembled using a conventional optical connector boot, and FIG. 7B is a transverse sectional view taken along line CC.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Optical connector boot (boot), 2 ... Through-hole, 3 ... Opening of optical connector side of through-hole, 4 ... Partition, 4a ... Notch, 5 ... Optical fiber insertion hole, 10 ... Optical connector, 11 ... Joining End face, 12 ... optical fiber hole, 20 ... optical fiber (tape core wire).

Claims (3)

接合端面(11)に開口された光ファイバ穴(12)が二次元配列されている光コネクタ(10)に取り付けられる光コネクタ用ブーツ(1)であって、
前記光コネクタに、該光コネクタの後端側から挿入される複数の光ファイバ(20)を収納して保持する貫通穴(2)を有して、スリーブ状に形成されており、
前記貫通穴の光コネクタ側の開口部(3)が、該貫通穴内に形成された仕切り(4)によって、それぞれ光ファイバを挿通可能な複数の光ファイバ挿入穴(5)に分割されており、
前記ブーツの前端部では、前記仕切りは、幅方向の全長に亘って形成されているとともに、前記ブーツの後端部では、前記仕切りは、幅方向の中央部に切欠(4a)を有し、かつブーツの幅方向両側の側壁に沿う突条様の突起となっていることを特徴とする光コネクタ用ブーツ。
An optical connector boot (1) attached to an optical connector (10) in which optical fiber holes (12) opened in a joining end face (11) are two-dimensionally arranged,
The optical connector has a through hole (2) for storing and holding a plurality of optical fibers (20) inserted from the rear end side of the optical connector, and is formed in a sleeve shape ,
The opening (3) on the optical connector side of the through hole is divided into a plurality of optical fiber insertion holes (5) through which optical fibers can be inserted, respectively, by a partition (4) formed in the through hole ,
At the front end of the boot, the partition is formed over the entire length in the width direction, and at the rear end of the boot, the partition has a notch (4a) at the center in the width direction, And the boot for optical connectors characterized by it being the protrusion-like protrusion along the side wall of the width direction both sides of a boot.
前記光ファイバ挿入穴は、光コネクタ側から見た形状が長穴状であって、並列に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ用ブーツ。  2. The optical connector boot according to claim 1, wherein the optical fiber insertion hole has an elongated shape when viewed from the optical connector side and is arranged in parallel. 請求項1または2に記載の光コネクタ用ブーツを取り付けたことを特徴とする光コネクタ。  An optical connector comprising the optical connector boot according to claim 1.
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