JP4047486B2 - Mounting structure for wiring equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面等の造営面に形成した埋込孔に埋込型の配線器具を取り付けるために用いられる配線器具用の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、新築される建築物においてコンセントやスイッチのような配線器具を壁面等の造営面に施工するに際しては、造営面内の空間に配線を収納しておき、配線に接続される配線器具の一部を造営面に埋め込んだ形で造営面に取り付けている。このように、いわゆる先行配線を行うことによって造営面に配線を露出させず、また埋込型の配線器具を用いることによって造営面での配線器具の露出量を少なくし、結果的に配線器具を配置する造営面の外観が損なわれないようにしているのである。
【0003】
ところで、埋込型の配線器具を造営面に取り付けるには、配線器具を保持するとともに造営面に取着される取付枠と、配線器具を埋め込むために設けた埋込孔の周部を覆うプレート枠とが必要であり、一般にはプレート枠と取付枠とを同時に造営面に固定している。また、プレート枠は化粧プレートによって覆われる。しかしながら、このような構成では配線器具を造営面に取り付けるために固定具類を除いても取付枠とプレート枠と化粧プレートとの3部材が必要になり、部材数が多くなる。また、化粧プレートは取付枠に螺合するねじを用いて取付枠に固定されるようになっているから、化粧プレートの前面側にねじが露出して外観を損なうという問題を有している。
【0004】
そこで、プレート枠に配線器具を保持する機能を持たせた取付プレートを設けることによって取付枠を不要にすることが提案されている(実開平164911号公報等)。この種の取付プレートでは化粧プレートを着脱自在に係着する構成を採用し、化粧プレートの表面にねじ類を露出させないようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した配線器具を屋外(つまり外壁)に配置するには、雨滴などから配線器具を保護する必要がある。そこで、造営面との間にパッキンを挟装した形で取付枠に取り付けられるとともに、配線器具を覆う位置と配線器具を露出させる位置との間で開閉するカバー体を備えた防滴プレートが提供されている(特開昭63−16106号公報に記載された従来例など)。防滴プレートを用いる際にはプレート枠および化粧プレートは不要であるから、化粧プレートを取り付けるためのプレート固定ねじが螺合するねじ孔を用いて防滴プレートを取り付けるようにしている。つまり、防滴プレートは、取付枠に対してプレート固定ねじねじを用いて固定され、プレート固定ねじの締付力によってパッキンを造営面に押し付けるようになっている。
【0006】
しかしながら、上述した取付プレートを用いる際には取付枠を用いずに施工しており、しかも化粧プレートが取付プレートに係着される構造を採用しているから、防滴プレートを取り付けるためのプレート固定ねじを螺合させる相手が存在せず、防滴プレートを取り付けることができない。つまり、上述した配線器具を外壁に取り付ける際には取付プレートを用いることができない。
【0007】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、屋外と屋内とのいずれでも使用できるようにした配線器具用の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、造営面に設けた埋込孔の開口周部を覆う形で造営面に取着されるとともに埋込型の配線器具が挿入される開口窓を有した枠本体と、前記配線器具の一側面に突設した取付爪を係止する取付溝を有し前記開口窓の一側縁に沿って設けられた固定梁部と、前記配線器具の他側面に突設した取付爪を係止する取付溝を有し前記開口窓の他側縁に沿って設けられ固定梁部との距離が可変となる方向に撓み自在である可動梁部とを備え、前記配線器具の一部を露出させた形で前記枠本体を覆う化粧プレートを着脱自在に係止する化粧プレート係止部が前記枠本体に設けられ、前記枠本体を防滴した形で覆う防滴プレートを取付可能とするプレート取付部が前記枠本体に設けられている配線器具用の取付プレートと、前記防滴プレートは、前記枠本体を覆うベースと、前記配線器具を覆う位置と前記配線器具を開放する位置との間で開閉自在となるようにベースに取り付けられたカバー体と、前記造営面と前記ベースの周部との間に挟装される枠状のパッキンとを備え、パッキンの造営面側の周部には他の部位よりも後方に突出しパッキンが造営面に当接したときに撓むフィン部が形成され、前記取付プレートの一側縁において造営面に沿って突設された受け片を挿入可能とする複数個の逃がし切欠が、フィン部の内側であって前記パッキンの中心を通る対称軸の回りで2回回転対称となる位置で前記パッキンに設けられている防滴プレートを具備するものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記可動梁部および前記固定梁部の延長方向において前記開口窓に3個まで並設可能な配線器具の寸法を単位寸法として、前記取付溝を単位寸法の配線器具を2個取付可能に設けるとともに、前記可動梁部および前記固定梁部の延長方向において前記開口窓を等分する中心線に対して前記取付溝を対称に配置しているものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記防滴プレートにプレート固定ねじが挿通される固定孔を設け、前記プレート取付部をプレート固定ねじを受けるねじ受け部としたものである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記ねじ受け部をプレート固定ねじに螺合するナットが圧入可能な形状に形成したものである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項3の発明において、前記ねじ受け部をプレート固定ねじが螺合するねじ孔としたものである。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5の発明において、前記化粧プレート係止部を、前記化粧プレートに突設された係止突起が挿入係止される化粧プレート係止孔としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下に示す取付プレート10は、図1ないし図5に示すように、スイッチやコンセントなどの埋込型の配線器具40(図には2個口のコンセントを示してある)保持するとともに壁面のような造営面1(図2参照)に設けた埋込孔2の開口周部を覆う形で造営面に取着されるものである。この取付プレート10は、図6ないし図11に示すように、絶縁性を有する合成樹脂(ABS樹脂のような熱可塑性樹脂または弾性を有する熱硬化性樹脂)を用いて矩形枠状に形成された枠本体11を有し、枠本体11の中央部には配線器具40の器体41の一部が挿入される矩形状の開口窓12が設けてある。配線器具40は取付プレート10に対して、取付プレート10の前面側(つまり造営面1に取り付けたときに露出する側)に配線器具40の機能面(つまりスイッチであれば操作部を設けた面であり、コンセントであれば差込口を設けた面)が臨むように挿入される。
【0016】
枠本体11は、平行な一対の取付枠片11a,11bの両端間を一対の保持枠片11c,11dにより連続一体に結合した形で矩形枠状に形成されている。開口窓12の長手方向の一方の側縁には帯状の固定梁部13が形成され、他方の側縁には帯状の可動梁部14が設けられる。可動梁部14の中間部は保持枠片11dから一体に延設された支持リブ14aに連続一体に結合された部位を除いて一方の保持枠片11dから離間している。また、可動梁部14の両端部は連結部14bを介して取付枠片11a,11bに連続一体に結合されている。したがって、可動梁部14と保持枠片11dとの間に形成される隙間は支持リブ14aによって3区画に分割されることになる(以下では、各区画をスリット15a〜15cと呼ぶ。)。このうち、両側のスリット15,15cは取付枠片11a,11b側の端部が保持枠片11c側に延長された略L字状に形成されている。さらに保持枠片11dにおいて各支持リブ14a近傍部位には、可動梁部14を撓み易くさせるために保持枠片11dの長手方向に延長された長孔状の一対の溝孔16が形成されている。
【0017】
固定梁部13および可動梁部14において開口窓12に臨む面には、配線器具40の器体41の両側面に突設された取付爪42を係止する取付溝13c,14cをそれぞれ3対設けてある。また、各保持枠片11c,11dにおいて固定梁部13の突設部位および可動梁部14の突設部位よりも開口窓12側には当接部13d,14dがそれぞれ設けてある。配線器具40の器体41の両側面には後述するようにそれぞれ取付係止台41aが突設され、取付爪42は取付係止台41aの側面に突設されているのであって、取付爪42を取付溝13c,14cに係止した状態において取付係止台41aの前面が当接部13d,14dに当接するようにしてある。
【0018】
上述のように、配線器具40の器体41に設けた取付爪42を各取付溝13c,14cに係止させるとともに、取付係止台41aの前面を当接部13d,14dに当接させることによって、配線器具40の機能面を開口窓12から露出させた形で取付プレート10に配線器具40を取着することができる。したがって、取付プレート10に取り付けられた配線器具40に取付プレート10の前方への外力が作用したとしても取付係止台41aと当接部13d,14dとが当接していることにより前方への移動が規制され、配線器具40に後方への外力が作用したとしても取付爪42と取付溝13c,14cとが当接していることにより後方への移動が規制される。
【0019】
加えて、取付プレート10の可動梁部14の両端部に設けた連結部14bは取付枠片11a,11bに連続しているから、配線器具40の器体41に前面側から後方に強い押圧力が作用しても可動梁部14の後端部が配線器具40の器体41から離れる向きに撓むことがなく、取付爪42が取付溝13c,14cから外れることがないのであって、取付プレート10からの配線器具40の脱落を防止することができる。
【0020】
ここに、配線器具40を開口窓12に3個まで取り付けることができるとき、つまり開口窓12の長手方向において配線器具40の機能面の寸法が開口窓12の開口幅の略3分の1であるときに、この配線器具40を単位寸法の配線器具40と呼ぶことにする。つまり、単位寸法の配線器具40は固定梁部13と可動梁部14との各一対ずつの取付溝13c,14cに対して取付爪42を係合させることによって取付プレート10に保持される。このように配線器具40の単位寸法を規格化しておくことにより、各種の配線器具を1種類の取付プレート10に取り付けることができることになる。また、単位寸法の配線器具40であれば上述した開口窓12には3個まで取り付けることができるから、同種の配線器具40を取り付ける個数を変えたり、異なる種類の配線器具を組み合わせて用いたりすることができる。たとえばJIC C 8375の「大角形連用配線器具」等はこの種の規格であり、このような寸法に適合した配線器具であれば、取付プレート10を共用することができる。
【0021】
本実施形態においては単位寸法の配線器具40の3個分に相当する寸法のコンセントを配線器具40として例示してあり、したがって取付プレート10に対して1個だけ取り付けられている。また、器体41の左右各側面に2個ずつの取付係止台41aが突設され、各取付係止台41aの側面に一対ずつの取付爪42が突設されている。つまり、器体41の各側面には2対ずつの取付爪42が形成される。
【0022】
本実施形態で用いる配線器具40は機能面に2個口の差込部を備えており、各差込部は3個の差込口43a〜43cを有している。1つの差込口43cは接地用として用いられる。また、他の2個の差込口43a,43bはそれぞれ矩形の一側縁に円形を連続させた形状(Ω字形に近い形状)に形成されており、矩形部分に平板状の栓刃が挿入可能であるとともに、円形部分に丸ピン状の栓刃が挿入可能になっている。つまり、複数種類の形態のプラグに対応可能になっている。
【0023】
ところで、固定梁部13および可動梁部14の後端部には、配線器具40の取付爪42を取付プレート10の後面側から取付溝13c,14cに導入する際に各取付爪42を取付溝13c,14cに追い込むように案内する案内部13e,14eが形成されている。案内部13e,14eは開口窓12側の面が後端側ほど互いの距離を広げるように傾斜した傾斜面を有する。したがって、この傾斜面に取付爪42を当接させた状態で配線器具40を取付プレート10の後側から前方に押し込めば、取付爪42がガイド部13e,14eの傾斜面に沿って取付溝13c,14cに案内されることになる。
【0024】
一方、各一対の取付溝13cの間には、取付プレート10の前後に貫通する器具外し孔13bが形成されている。取付プレート10に取り付けた配線器具40を取り外す際には、器具外し孔13bにマイナスドライバや専用の治具の先端部を挿入し、その先端部で器体41を可動梁部14側へ押すように力を加えると、梃子の原理によって比較的小さい力で可動梁部14を撓ませることができる。したがって、固定梁部13側の取付溝13cと配線器具40の取付爪42との係止状態が解除されて取付プレート10から配線器具40を取り外すことができるようになる。
【0025】
ところで、取付プレート10の取付枠片11a,11bにはそれぞれ前面を凹没させた凹所17が形成してある。各凹所17には、埋込ボックス3(図2参照)の舌片3aに螺合するボックスねじ4が挿通される長孔状のボックス用孔18aが形成されるとともに、取付プレート10を壁面等の造営面に直付けするための直付けねじが挿通されるねじ挿通孔18bが形成される。さらに、凹所17に対応する部位には、造営面を形成する壁パネル等に取り付ける際に使用するはさみ金具(図示せず)の一端部を引掛けるためのはさみ金具引掛孔18cも設けられる。はさみ金具はボックス用孔18aに挿通される締付ねじの先端部に螺合し、締付ねじを締め付けることによって取付プレート10の周部との距離を小さくするように構成される。したがって、造営面を壁パネル等で形成しているときには、埋込孔2の周部を取付プレート10の周部とはさみ金具との間で挟持することによって取付プレート10を造営面に固定することができる。
【0026】
取付プレート10の枠本体11の四隅には、後述する化粧プレート30のプレート本体31の後面から突設した係止突起33が挿入される化粧プレート係止孔19aがそれぞれ設けてある。各化粧プレート係止孔19aにそれぞれ係止突起33を挿入すると係止突起33は枠本体11に係止され、取付プレート10の前面側に化粧プレート30が着脱自在に取り付けられる。
【0027】
本実施形態の特徴は、防滴プレート20に設けた固定孔21を通して挿通されるプレート固定ねじ22を受けるねじ受け部19bを各取付枠片11a,11bの中央部に設けたことにあり、ねじ受け部19bはプレート固定ねじ22が挿入可能な貫通孔として形成されている。また、プレート固定ねじ22に螺合するナット23(図4、図5参照)をねじ受け部19bの後面側からねじ受け部19bに圧入可能になっている。ここに、ナット23を設けずにねじ受け部19bをねじ孔としてプレート固定ねじ22を螺合させるようにしてもよい。
【0028】
次に、本実施形態で用いる防滴プレート20について説明する。防滴プレート20は塩化ビニルのような耐候性のよい材料により形成され、取付プレート10の前面側を覆うとともに配線器具40を露出させるための窓孔24を有した矩形枠状のベース25と、ベース25の長手方向の一端縁に沿って配置された回転軸27を用いてベース25に軸着されるカバー体26とを備える。回転軸27はベース25の前面に突設された軸受台25aに保持され、カバー体26に設けた軸受部26aに挿通される。この構成によって、カバー体26は、窓孔24を覆う位置と窓孔24を開放する位置との間でベース25に対して開閉自在になっている。また、カバー体26の長手方向において軸受部26aとは反対側の端縁にはつまみ突片26bが突設され、カバー体26を開閉する際につまみ突片26bに指を引掛けてカバー体26の開閉操作が容易にできるようにしてある。
【0029】
ベース25の前面であって固定孔21および窓孔24を囲む部位には水切壁25bが突設されている。さらに、ベース25の周縁には後方に向かって位置決め突片25cが突設され、位置決め突片25cは矩形環状に形成されたパッキン28が装着される。パッキン28は、図14ないし図17に示すように、矩形環状であって位置決め突片25cと嵌合する位置決め溝28aが前面周部に形成されたものである。パッキン28の内周形状は取付プレート10の外周形状にほぼ一致し、取付プレート10の外周がパッキン28で囲まれるようになっている。また、パッキン28の後面周部には複数本の水切溝28bが形成され、水切溝28bの近傍には他の部位よりも後方に突出しパッキン28が造営面1に当接したときに撓むフィン部28cが形成されている。さらに、パッキン28の左右両側部には各2個ずつの逃がし切欠28dを形成してある。逃がし切欠28dは取付プレート10の一方の側縁に突設した2個の受け片10aを挿入可能とするものであり、取付プレート10をパッキン28が囲んだ状態で受け片10aが逃がし切欠28dに挿入されることによって、パッキン28が受け片10aの前面側に乗り上げないようにしてある。また、パッキン28の左右両側部に逃がし切欠28dを形成しているから、図18に示すように、取付プレート10の上下を逆にしても防滴プレート20の取付が可能になる。要するに、4個の逃がし切欠28dは矩形枠状に形成したパッキン28の中心を通る対称軸の回りで2回回転対称となる位置に設けられていることになる。ここに、受け片10aは、取付プレート10に化粧プレート30を取り付けたときに、その化粧プレート30を外すために設けられている。
【0030】
上述したパッキン28の位置決め溝28aにベース25の位置決め突片25cを嵌着し、パッキン28を造営面1に当接させた形でプレート固定ねじ22を締め付けると、パッキン28の周部がベース25によって造営面1に押し付けられ、ベース25の周部と造営面1との間の水密性を確保することができる。また、上述したようにベース25の前面には水切壁25bが形成されているから、カバー体26を閉じた状態でベース25とカバー体26との間に雨滴が入ったとしても水切壁25bが存在していることによって固定孔21や窓孔24に水が浸入することがないのである。
【0031】
ところで、化粧プレート30は絶縁性を有する合成樹脂(ABS樹脂のような熱可塑性樹脂または弾性を有する熱硬化性樹脂)により形成され、図20ないし図23に示すように、取付プレート10の前面を覆う矩形のプレート本体31の周縁の全周に亘って周壁32が後方に延設された薄箱状になっている。取付プレート10の化粧プレート係止孔19aに挿入される係止突起33は、プレート本体31の後面の四隅に突設してある。プレート本体31の中央部には、取付プレート10に取り付けた配線器具40の機能面を露出させる窓孔34が開口する。化粧プレート30の周壁32の内周面の形状は取付プレート10の外周面の形状にほぼ一致しており、図19に示すように、造営面1に取り付けた取付プレート10の前面側に化粧プレート30を取着すると、取付プレート10が化粧プレート30の内側に収まり、周壁32の先端縁が造営面1にほぼ当接するようにしてある。その結果、取付プレート10と化粧プレート30との突き合わせ面が造営面1よりも前方へ出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほとんど見えなくなって見映えがよくなる。
【0032】
また、化粧プレート30の左右の周壁32の後部内周面には、図24のように、後部ほど開口幅を広げるように傾斜した傾斜面32aが形成される。また、周壁32の内周面にはそれぞれ取付プレート10の周縁に当接して化粧プレート30が取付プレート10に対してがたつくのを防止する規制リブ35が複数個設けられる。ここに、規制リブ35の後面側にもガイド用のテーパ面35aを設けるようにすれば、化粧プレート30がさらに取り付けやすくなる。
【0033】
一方、図10に示すように、取付プレート10の両保持枠片11c,11dの外周部には後方に向かって外側に開くように傾斜するテーパ面10bが形成されるとともに、保持枠片11cに設けたテーパ面10bには張出部10cが形成されている。化粧プレート30の左右の周壁の内側面には押さえリブ36が突設され、張出部10cの前面に押さえリブ36が載置されることにより、化粧プレート30のがたつきが防止される。ここで、取付プレート10に化粧プレート30を取り付ける際には、規制リブ35が取付プレート10の保持枠片11c,11dに形成した上記テーパ面10bによって案内されるから、取り付けが容易になる。
【0034】
プレート本体31の長手方向に沿った一方の周壁32には一対の切欠部37が設けてあり、取付プレート10に化粧プレート30を取り付けるときには、取付プレート10に設けた受け片10aが切欠部37に嵌合するようになっている。したがって、取付プレート10に結合した化粧プレート30を取り外す際には、受け片10aと切欠部37との間に治具(マイナスドライバの先端部等)を差し込んで化粧プレート30に前方への力を作用させると、プレート本体31の係止突起33と取付プレート10の化粧プレート係止孔15との係合状態を解除することができる。つまり、化粧プレート30を取付プレート10から取り外すことができる。ここで、取付プレート10の保持枠片11dにおいて受け片10aに対応する部位には、テーパ面10bよりも内側へ凹んだ逃がし部10d(図11参照)が形成され、切欠部37に差し込まれた治具を逃がし部10dまで挿入することにより、治具の挿入量を大きくすることができ、化粧プレート30を取り外す際に容易に力を作用させることができるようにしてある。また、受け片10aの突出量は化粧プレート30の切欠部37から突出しない程度に設定してる。この受け片10aを設けていることによって、切欠部37を通して差し込んだ治具が造営面1に直接当接するのを防止することができ、化粧プレート30を取付プレート10から取り外す際に治具によって造営面1に傷が付くのを防ぐことができる。
【0035】
またプレート本体31の後面には、化粧プレート30を取付プレート10に取着したときに取付プレート10に設けた3つのスリット15a〜15cにそれぞれ嵌入される突条片38a〜38cを突設してある(図22、図25参照)。ここで、各突条片38a〜38cの寸法は、取付プレート10の各スリット15a〜15cに嵌入された状態で、スリット15a〜15cの内周面と各突条片38a〜38cとの間にほとんど隙間が生じないような寸法に設定してある。すなわち、配線器具40を取り付けた取付プレート10に化粧プレート30を取着した状態では、3つの突条片38a〜38cが取付プレート10の各スリット15a〜15cに嵌入され、スリット15a〜15cの内周面と各突条片38a〜38cとの間にはほとんど隙間が生じないから、取付プレート10の可動梁部14の撓みが規制されることになる。その結果、配線器具40としてコンセントを使用しているときにコンセントに差し込まれたプラグを異常に大きな力で引き抜く等の衝撃が加えられた場合でも、上記の如く可動梁部14の動きが規制されているために配線器具40の取付爪42と可動梁部14および固定梁部13の取付溝13c,14cとの係止が外れ難くなるものである。
【0036】
化粧プレート30に設けた規制リブ35や押さえリブ36を載置する張出部10cは取付プレート10の全周に亘って設けることも可能であるが、埋込ボックス3に取り付けるためにボックスねじ4を締め付けたときに取付プレート10が多少変形することでボックスねじ4が挿通されるボックス用孔18aの周辺部分で化粧プレート30と取付プレート10とが干渉することがあり、この場合、化粧プレート30が見映え良く取り付けられない可能性がある。対して本実施形態では、ボックス用孔18aの周辺(取付プレート10の四隅)を避けて張出部10cを設けているから、ボックスねじ4の締め付けで取付プレート10が変形しても化粧プレート30に干渉せずに見映えよく取り付けることができる。
【0037】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、取付プレート10として左右に3対ずつの取付溝13c,14cを設けた例を示したが、第1の実施の形態の構成では、単位寸法の配線器具40を2個用いるときには取付プレート10の長手方向の中心に対して非対称な位置に取り付けるか、あるいは互いに離して取り付けることになる。また、単位寸法の配線器具40の2個分の寸法を有する配線器具40を用いる場合も取付プレート10の長手方向の中心に対して非対称な位置に取り付けることになる。
【0038】
本実施形態は、単位寸法の配線器具40を2個用いたり、単位寸法の配線器具40の2個分の寸法を有する配線器具40を用いたりする際に見映えよく取り付けることができるようにしたものである。以下では単位寸法の配線器具40の2個分の寸法を有する配線器具40を用いる場合について例示する。
【0039】
図29ないし図32に示すように、本実施形態において用いる取付プレート10は単位寸法の配線器具40を3個まで配列することが可能な寸法の開口窓12を有しているが、固定梁部13と可動梁部14とにはそれぞれ2対ずつの取付溝13c,14cを設けている。また、開口窓12の長手方向を2分する中心線を挟んで一対ずつの取付溝13c,14cが対称に位置するように配置してあり、しかも、単位寸法の配線器具40を2個並べて取付プレート10に取り付けたときに、両配線器具40の器体41の間に隙間が形成されないような位置関係としてある。
【0040】
したがって、図26ないし図28に示すように、単位寸法の配線器具40の2個分の寸法を有する配線器具40を取付プレート10に取り付けたときに、開口窓12の長手方向おいて器体41を除く部位の開口幅はほぼ等しくなる。また、防滴プレート20に形成される窓孔24は、配線器具40が単位寸法の2倍の大きさであるにもかかわらずベース25の長手方向の1側に偏ることなくほぼ中央部に形成されることになる。このような構成を採用することによって、見映えよく施工することができる。
【0041】
他の構成は第1の実施の形態と同様であり、本実施形態の取付プレート10においても図33のように、化粧プレート30を取付プレート10に着脱することができる。ここで、化粧プレート30の窓孔34についても、化粧プレート30の中央部に形成されるから、見映えがよいものである。化粧プレート30は、図34に示す形状に形成されている。この化粧プレート30は窓孔34の寸法および位置が第1の実施の形態で用いた化粧プレート30とは異なるが、他の構成および機能については第1の実施の形態と同様である。
【0042】
【発明の効果】
請求項1の発明は、造営面に設けた埋込孔の開口周部を覆う形で造営面に取着されるとともに埋込型の配線器具が挿入される開口窓を有した枠本体と、配線器具の一側面に突設した取付爪を係止する取付溝を有し開口窓の一側縁に沿って設けられた固定梁部と、配線器具の他側面に突設した取付爪を係止する取付溝を有し開口窓の他側縁に沿って設けられ固定梁部との距離が可変となる方向に撓み自在である可動梁部とを備え、配線器具の一部を露出させた形で枠本体を覆う化粧プレートを着脱自在に係止する化粧プレート係止部が枠本体に設けられ、前記枠本体を防滴した形で覆う防滴プレートを取付可能とするプレート取付部が前記枠本体に設けられている配線器具用の取付プレートと、前記防滴プレートは、前記枠本体を覆うベースと、前記配線器具を覆う位置と前記配線器具を開放する位置との間で開閉自在となるようにベースに取り付けられたカバー体と、前記造営面と前記ベースの周部との間に挟装される枠状のパッキンとを備え、パッキンの造営面側の周部には他の部位よりも後方に突出しパッキンが造営面に当接したときに撓むフィン部が形成され、前記取付プレートの一側縁において造営面に沿って突設された受け片を挿入可能とする複数個の逃がし切欠が、フィン部の内側であって前記パッキンの中心を通る対称軸の回りで2回回転対称となる位置で前記パッキンに設けられている防滴プレートを具備するものであり、枠本体の一側縁に設けた受け片が挿入可能となる逃がし切欠をパッキンに設け、その位置が2回回転対称となるようにしているから、配線器具の左右を入れ換えても逃がし切欠に受け片を挿入することが可能であり、配線器具の取り付け方向の制約が少なくなる。
【0043】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、可動梁部および固定梁部の延長方向において開口窓に3個まで並設可能な配線器具の寸法を単位寸法として、取付溝を単位寸法の配線器具を2個取付可能に設けるとともに、可動梁部および固定梁部の延長方向において開口窓を等分する中心線に対して取付溝を対称に配置しているものであり、単位寸法の配線器具を2個並設する場合や単位寸法の2倍の配線器具を取り付ける場合には、開口窓に対してほぼ対称に配線器具を配置することができ、見映えよく配線器具を配置することができる。
【0044】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、防滴プレートにプレート固定ねじが挿通される固定孔を設け、プレート取付部をプレート固定ねじを受けるねじ受け部としたものであり、プレート固定ねじを受けるねじ受け部を枠本体に設けたことによって従来から提供されている防滴プレートを枠本体に取り付けることができるようになる。
【0045】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、ねじ受け部をプレート固定ねじに螺合するナットが圧入可能な形状に形成したものであり、枠本体が合成樹脂成型品であってもプレート固定ねじをナットに螺合させることによって、強固に結合することができる。
【0046】
請求項5の発明は、請求項3の発明において、ねじ受け部をプレート固定ねじが螺合するねじ孔としたものであり、別部材を用いることなく枠本体にプレート固定ねじを結合することができる。
【0047】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5の発明において、化粧プレート係止部を、化粧プレートに突設された係止突起が挿入係止される化粧プレート係止孔としたものであり、化粧プレートを枠本体に取り付ける部材を外部に露出させることがないから、見映えよく施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用例を示す分解斜視図である。
【図2】同上の施工例を示す分解斜視図である。
【図3】同上の使用例を示す一部切欠した正面図である。
【図4】同上の使用例を示す一部切欠した側面図である。
【図5】同上の使用例を示す背面図である。
【図6】同上の正面図である。
【図7】同上の縦断面図である。
【図8】同上の縦断面図である。
【図9】同上の背面図である。
【図10】同上の横断面図である。
【図11】同上の横断面図である。
【図12】同上の要部断面図である。
【図13】同上の要部断面図である。
【図14】同上に用いるパッキンを示す正面図である。
【図15】同上に用いるパッキンの縦断面図である。
【図16】同上に用いるパッキンの背面図である。
【図17】同上に用いるパッキンの一部切欠下面図である。
【図18】同上の使用例を示す動作説明図である。
【図19】同上に化粧プレートを取り付ける状態の分解斜視図である。
【図20】同上に用いる化粧プレートの正面図である。
【図21】同上に用いる化粧プレートの縦断面図である。
【図22】同上に用いる化粧プレートの背面図である。
【図23】同上に用いる化粧プレートの横断面図である。
【図24】同上に用いる化粧プレートの要部断面図である。
【図25】同上に用いる化粧プレートの要部断面図である。
【図26】本発明の第2の実施の形態の使用例を示す分解斜視図である。
【図27】同上の施工例を示す断面図である。
【図28】同上の施工例を示す正面図である。
【図29】同上の正面図である。
【図30】同上の縦断面図である。
【図31】同上の縦断面図である。
【図32】同上の背面図である。
【図33】同上に化粧プレートを取り付ける状態の分解斜視図である。
【図34】同上に用いる化粧プレートを示し、(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【符号の説明】
1 造営面
2 埋込孔
10 取付プレート
10a 受け片
11 枠本体
12 開口窓
13 固定梁部
14 可動梁部
13c,14c 取付溝
19a 化粧プレート係止孔
19b ねじ受け部
20 防滴プレート
21 固定孔
22 プレート固定ねじ
23 ナット
25 ベース
26 カバー体
28 パッキン
28d 逃がし切欠
30 化粧プレート
33 係止突起
40 配線器具
42 取付爪[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiring device used for mounting an embedded wiring device in an embedded hole formed in a construction surface such as a wall surface. Mounting structure It is about.
[0002]
[Prior art]
In general, when installing a wiring device such as an outlet or switch on a construction surface such as a wall surface in a newly constructed building, the wiring is stored in a space in the construction surface and one of the wiring devices connected to the wiring. It is attached to the construction surface with the part embedded in the construction surface. Thus, the wiring is not exposed to the construction surface by performing so-called preceding wiring, and the exposure amount of the wiring device on the construction surface is reduced by using the embedded wiring device, and as a result, the wiring device is The appearance of the construction surface to be placed is kept intact.
[0003]
By the way, in order to attach the embedded wiring device to the construction surface, a mounting frame that holds the wiring device and is attached to the construction surface, and a plate that covers the peripheral portion of the embedding hole provided for embedding the wiring device In general, the plate frame and the mounting frame are simultaneously fixed to the construction surface. The plate frame is covered with a decorative plate. However, in such a configuration, three members of the mounting frame, the plate frame, and the decorative plate are necessary to remove the fixtures in order to attach the wiring device to the construction surface, and the number of members increases. Further, since the decorative plate is fixed to the mounting frame using screws that are screwed into the mounting frame, there is a problem that the screw is exposed on the front side of the decorative plate and the appearance is impaired.
[0004]
In view of this, it has been proposed that the mounting frame is unnecessary by providing a mounting plate having a function of holding the wiring device on the plate frame (Japanese Utility Model Laid-Open No. 164911). This type of mounting plate employs a configuration in which the decorative plate is detachably engaged so that the screws are not exposed on the surface of the decorative plate.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in order to arrange the wiring device described above outdoors (that is, on the outer wall), it is necessary to protect the wiring device from raindrops or the like. Therefore, a drip-proof plate is provided that is attached to the mounting frame with a packing sandwiched between the construction surface and a cover body that opens and closes between a position covering the wiring device and a position exposing the wiring device. (A conventional example described in Japanese Patent Laid-Open No. 63-16106). Since the plate frame and the decorative plate are unnecessary when using the drip-proof plate, the drip-proof plate is attached using a screw hole into which a plate fixing screw for attaching the decorative plate is screwed. That is, the drip-proof plate is fixed to the mounting frame using the plate fixing screw, and the packing is pressed against the construction surface by the tightening force of the plate fixing screw.
[0006]
However, when using the mounting plate described above, it is constructed without using a mounting frame, and the decorative plate is attached to the mounting plate. There is no partner to which the screw is screwed, and the drip-proof plate cannot be attached. In other words, the attachment plate cannot be used when attaching the above-described wiring device to the outer wall.
[0007]
The present invention has been made in view of the above reasons, and its purpose is for a wiring apparatus that can be used both outdoors and indoors. Mounting structure Is to provide.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention of
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the mounting groove may have the dimension of a wiring fixture that can be arranged in parallel up to three in the opening window in the extending direction of the movable beam portion and the fixed beam portion. Are provided so that two wiring devices of unit dimensions can be mounted, and the mounting grooves are arranged symmetrically with respect to a center line that equally divides the opening window in the extending direction of the movable beam portion and the fixed beam portion. Is.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, a fixing hole through which a plate fixing screw is inserted is provided in the drip-proof plate, and the plate mounting portion is a screw receiving portion that receives the plate fixing screw. Is.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the screw receiving portion is formed in a shape capable of being press-fitted with a nut that is screwed into a plate fixing screw.
[0012]
The invention of claim 5 is the invention of
[0013]
The invention of claim 6 is the invention of
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
As shown in FIGS. 1 to 5, the
[0016]
The
[0017]
Three surfaces of the fixed
[0018]
As described above, the
[0019]
In addition, since the connecting
[0020]
Here, when up to three
[0021]
In the present embodiment, an outlet having a size corresponding to three of the
[0022]
The
[0023]
By the way, at the rear end portions of the fixed
[0024]
On the other hand, between each pair of
[0025]
By the way, the mounting frame pieces 11a and 11b of the mounting
[0026]
At the four corners of the frame
[0027]
A feature of the present embodiment is that a
[0028]
Next, the drip-
[0029]
A draining
[0030]
When the
[0031]
By the way, the
[0032]
Further, as shown in FIG. 24, an
[0033]
On the other hand, as shown in FIG. 10, a tapered surface 10b is formed on the outer peripheral portion of both the holding frame pieces 11c and 11d of the mounting
[0034]
A pair of
[0035]
Further, on the rear surface of the
[0036]
The overhanging
[0037]
(Second Embodiment)
In the first embodiment, an example in which three pairs of
[0038]
In the present embodiment, when two
[0039]
As shown in FIGS. 29 to 32, the mounting
[0040]
Accordingly, as shown in FIGS. 26 to 28, when the
[0041]
Other configurations are the same as those of the first embodiment, and the
[0042]
【The invention's effect】
The invention of
[0043]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the dimension of the wiring device that can be arranged in parallel in the opening window in the extension direction of the movable beam portion and the fixed beam portion is a unit dimension, and the mounting groove is a unit dimension. Two wiring fixtures are provided so that they can be mounted, and the mounting grooves are symmetrically arranged with respect to the center line that equally divides the opening window in the extending direction of the movable beam portion and the fixed beam portion. When installing two pieces of equipment side by side or when installing a wiring equipment that is twice the unit size, the wiring equipment can be placed almost symmetrically with respect to the opening window, and the wiring equipment can be placed with good appearance. it can.
[0044]
The invention of
[0045]
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the screw receiving portion is formed into a shape that can be press-fitted with a nut that is screwed into the plate fixing screw. Even if the frame body is a synthetic resin molded product, the plate By fixing the fixing screw to the nut, it can be firmly coupled.
[0046]
The invention of claim 5 is the invention of
[0047]
The invention of claim 6 is the invention according to any one of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an example of use of a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a construction example same as above.
FIG. 3 is a partially cutaway front view showing an example of use of the above.
FIG. 4 is a partially cutaway side view showing an example of use of the above.
FIG. 5 is a rear view showing an example of use of the above.
FIG. 6 is a front view of the above.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of the same.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view of the same.
FIG. 9 is a rear view of the above.
FIG. 10 is a cross-sectional view of the above.
FIG. 11 is a transverse sectional view of the same.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a main part of the above.
FIG. 13 is a cross-sectional view of a main part of the above.
FIG. 14 is a front view showing a packing used for the above.
FIG. 15 is a longitudinal sectional view of the packing used in the above.
FIG. 16 is a rear view of the packing used in the above.
FIG. 17 is a partially cut bottom view of the packing used for the above.
FIG. 18 is an operation explanatory diagram showing an example of use of the above.
FIG. 19 is an exploded perspective view of a state in which a decorative plate is attached to the same.
FIG. 20 is a front view of a decorative plate used in the above.
FIG. 21 is a longitudinal sectional view of a decorative plate used in the above.
FIG. 22 is a rear view of the decorative plate used in the above.
FIG. 23 is a cross-sectional view of a decorative plate used in the above.
FIG. 24 is a cross-sectional view of a main part of a decorative plate used in the above.
FIG. 25 is a cross-sectional view of a main part of a decorative plate used in the above.
FIG. 26 is an exploded perspective view showing an example of use of the second embodiment of the present invention.
FIG. 27 is a cross-sectional view showing a construction example same as above.
FIG. 28 is a front view showing a construction example same as above.
FIG. 29 is a front view of the same.
FIG. 30 is a longitudinal sectional view of the same.
FIG. 31 is a longitudinal sectional view of the same.
FIG. 32 is a rear view of the same.
FIG. 33 is an exploded perspective view showing a state in which a decorative plate is attached to the same.
FIG. 34 shows a decorative plate used in the above, wherein (a) is a rear view, (b) is a side view, and (c) is a bottom view.
[Explanation of symbols]
1 Construction side
2 Embedded hole
10 Mounting plate
10a receiving piece
11 Frame body
12 Open windows
13 Fixed beam
14 Movable beam
13c, 14c Mounting groove
19a Decorative plate locking hole
19b Screw receiving part
20 Drip-proof plate
21 fixing hole
22 Plate fixing screw
23 Nut
25 base
26 Cover body
28 Packing
28d relief notch
30 makeup plate
33 Locking projection
40 Wiring equipment
42 Mounting claws
Claims (6)
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