JP4046459B2 - Hot water mixing valve - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は湯水混合弁に関し、特に給湯装置内にて熱いお湯と冷たい水とを混合して適温の出湯を得るようにした湯水混合弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は給湯装置の第1の構成例を示す図である。この第1の構成例によれば、水が供給される給水管1は、熱交換器2およびバイパス制御弁3に接続され、これら熱交換器2およびバイパス制御弁3の下流側は、出湯制御弁4を介して出湯管5に接続されている。
【0003】
給水管1によって供給された水は、熱交換器2に供給されるとともに、この熱交換器2をバイパスするように配置されたバイパス制御弁3にも供給される。熱交換器2に供給された水は、バーナ6による燃焼熱により加熱され、高温の湯を出力する。バイパス制御弁3は、熱交換器2から出力された湯に混合する水の量を調節して出湯温度を制御するオン・オフ弁である。出湯制御弁4は、出湯管5より出湯される湯の量を制御する。
【0004】
図7は給湯装置の流量特性を示す図である。この流量特性は、給湯装置に一般的に求められている水量、湯量および水と湯とを合わせた総流量の変化を示したもので、横軸に湯および水の制御域を表し、縦軸に流量を表している。給湯装置の流量特性は、水および湯を混合して出湯する混合領域と湯のみを制御する湯側制御域とを有している。なお、混合領域の最大流量の位置をa、湯の最大流量の位置をbで示している。
【0005】
このような流量特性は、図6のバイパス制御弁3および出湯制御弁4を制御することによって実現している。すなわち、混合領域では、バイパス制御弁3および出湯制御弁4をともに制御して総流量がリニアに変化するようにし、混合領域の位置aから湯側制御域の位置bへはバイパス制御弁3を一気に閉じ、湯側制御域では出湯制御弁4のみで湯の総流量を制御するようにしている。なお、バーナ6の火力およびバイパス制御弁3および出湯制御弁4の弁開度は、図示はしないが、給水流量、給水温度、熱交換器出口温度および出湯温度に基づいて制御されている。
【0006】
図8は給湯装置の第2の構成例を示す図である。この第2の構成例によれば、水が供給される給水管1は、熱交換器2に接続されるとともに、湯水混合弁7の給水口に接続され、熱交換器2の下流側は、湯水混合弁7の給湯口に接続され、湯水混合弁7の出湯口は、出湯管5に接続されている。
【0007】
給水管1によって供給された水は、熱交換器2に供給され、バーナ6による燃焼熱により加熱されて出力される。湯水混合弁7は、その給水口に水を受け、その給湯口に熱交換器2からの湯を受け、湯の通水量および水のバイパス量を制御して出湯管5へ送り出す。このように1つの湯水混合弁7で混合比および総流量を制御することにより、図7に示したような流量特性を得ている。
【0008】
ここで、湯水混合弁7の流量制御について説明する。湯水混合弁7は水用および湯用の弁体を有し、その弁体を各弁座に対して弁が開閉するよう弁軸方向へ昇降することにより水および湯の流量を制御して出湯する総流量を制御している。また、弁体はその周囲の一部分に切り欠きが設けられていてその切り欠き部とその弁体を収容しているハウジングの側壁との間に空間を形成するようにし、その空間とハウジングの側壁に弁軸方向へ延びるように設けられたスリットとを通して熱交換器2をバイパスする水を通し、水用の弁体に行くようにしている。そして、図7に示した流量特性において、水量を一気に絞っている混合領域の水の全開位置である位置aから水の全閉位置である湯側制御域の位置bへの遷移は、弁体を回転し、その切り欠き部をスリットと整合しない位置まで移動させてスリットを弁体で塞ぐことによって実現している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の給湯装置において、バイパス制御弁および出湯制御弁を使用する構成では、制御弁が2つ必要なため、コスト的に高くなり、レイアウト的にも非常に大きくなってしまうという問題点があった。
【0010】
また、1つの湯水混合弁を使用する構成では、水側の制御において、全開の位置aから全閉の位置bへの切り換えは、弁体を回転させて水が通るスリットを締め切ることにより行っているため、そのスリットにおける締め切り時の通水音が高くなってしまうという問題点があった。
【0011】
さらに、流量特性の混合領域では、湯水の比率が一定であるため、湯の温度が急激に変化した場合には、弁の方がすぐには対応できず、思いがけない温度の湯が出湯してしまうといった問題点があった。
【0012】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、1つの制御弁にて構成できる湯水混合弁であって、水側の締め切り制御時の通水音が高くなく、急激な温度変化にも対応することができる湯水混合弁を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、給湯口に供給された湯と給水口に供給された水とを混合して出湯口に送り出す湯水混合弁において、前記給湯口と前記出湯口との間の通路内に配置され、前記給湯口に供給された湯の流量を湯用弁体の移動方向に従って混合領域では最大流量まで増加し、湯側制御域では前記最大流量から減少するよう制御する湯側制御弁と、前記給水口と前記出湯口との間の通路内に配置され、前記給水口に供給された水の流量を水用弁体の移動方向に従って前記混合領域では所定の水量から減少させた後最大流量まで増加させ、さらに最大流量から最少流量へ切り換え、前記湯側制御域では前記最少流量に保持するよう制御し、前記最大流量から最少流量への切り換えを前記水用弁体の軸方向移動により行うようにした水側制御弁と、を備え、前記湯側制御弁は、前記給湯口と前記出湯口との間の通路内に形成された湯用弁座と、前記湯用弁座に貫通配置され前記湯側制御域の最大流量制御時に前記湯用弁座との間の隙間が最も大きくなるよう糸巻き状に中央がくびれた形状を有する湯用弁体とを備え、前記水側制御弁は、前記給水口と前記出湯口との間の通路内に配置され上流側に小さな通路径を有する第1弁座部と下流側に大きな通路径を有する第2弁座部とからなる水用弁座と、前記第1弁座部を軸方向へ貫通移動することにより前記混合領域で所定の水量から減少させた後最大流量まで増加させる制御を行う第1弁体部と前記最大流量への制御後に前記第2弁座部と協働して前記最少流量への切り換え制御を行う第2弁体部とからなる水用弁体とを備えていることを特徴とする湯水混合弁が提供される。
【0014】
このような湯水混合弁によれば、水側の水量制御において、最大流量から最少流量への切り換えを水用弁体の軸方向移動により行うことで、弁の締め切り時における水流の集中がなくなるため、通水音が高くなるのを回避することができる。また、混合領域では、水用弁体の移動開始時にあらかじめ所定の水量を流す、すなわち水の混合比を高くしておくように制御することで、制御開始時に供給される湯の温度が高温の状態で供給されたとしても、出湯開始時の高温出湯を抑制することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明による湯水混合弁の構成を示す断面図である。
【0016】
本発明による湯水混合弁は、水を供給する給水管が接続される給水口11と、熱交換器からの湯を供給する配管が接続される給湯口12と、湯水混合水を送り出す配管が接続される出湯口13とが形成された円筒状のボディ14を有している。このボディ14の中央にはその長手方向に延びるシャフト15が配置されている。このシャフト15は、ハウジング16によって収納され、かつハウジング16に形成されたねじ部17に螺合されていて、回転しながら軸線方向へ移動することができるようになっている。また、このシャフト15の下端には、弁体18が設けられている。この弁体18は、上部の水用弁体19と下部の湯用弁体20とが一体に形成されている。水用弁体19は、水量を制御する小径部と水側通路をシャットダウンする大径部とからなり、湯用弁体20は糸巻き状に中央がくびれた形状を有している。給水口11と出湯口13との間のボディ14内の通路には、水用弁座21が配置されている。この水用弁座21は、中央に位置し水用弁体19の小径部と協働して水量を制御する弁を構成する第1弁座部と、出湯口13に通じる通路側に位置し水用弁体19の大径部と協働して水側通路のオン・オフ弁を構成する第2弁座部とからなっている。また、給湯口12と出湯口13との間のボディ14内の通路には、弁体18の湯用弁体20と協働して湯量を制御する弁を構成する湯用弁座22がボディ14と一体に形成されている。そして、シャフト15の上端部には、これを回転駆動するアクチュエータ23が配置されている。
【0017】
以上の構成の湯水混合弁において、アクチュエータ23がシャフト15の上端部を回転駆動することにより、ハウジング16のねじ部17に螺合されシャフト15は軸線方向に移動し、これに伴って、弁体18が移動し、湯および水の流量を制御することができるようになる。
【0018】
図2は湯水混合弁の流量特性を示す図である。この流量特性は、給湯装置に一般的に求められている水量、湯量および水と湯とを合わせた総流量の変化を示したもので、横軸にシャフト15の回転角度または弁体18のストロークを表し、縦軸に流量を表している。給湯装置の流量特性は、水および湯を混合して出湯する混合領域と湯のみを制御する湯側制御域とを有している。なお、混合領域の最大流量の弁位置をa、湯の最大流量の弁位置をbで示している。
【0019】
この流量特性で、最も特徴的なところは、混合領域の特性にある。すなわち、混合領域は、湯水比率可変の領域と湯水比率一定の領域とを有している点である。湯水比率可変の領域において、湯の流量変化については従来と同様の変化傾向を有しているが、水の流量変化については、弁ストロークの小さい位置では、少量の水量があり、弁ストロークが大きくなるに従って、水量が減るような特性にしている。
【0020】
その後、混合領域の湯水比率一定の領域では、弁ストロークが大きくなるに従って、湯および水の混合比がほぼ一定で推移し、弁位置aから弁位置bにかけて水がシャットダウンされ、そして、弁ストロークの大きい領域では、湯量のみの制御となる湯側制御域となる。
【0021】
次に、この湯水混合弁の流量特性と照らし合わせて、湯水混合弁の動作を説明する。
まず、弁体18が最も下に下がった弁ストローク最少位置Aでは、図1に示したように、弁体18の湯用弁体20は閉じているが、弁体18の水用弁体19は水用弁座21の出湯口13側通路に位置していて、水側の弁が若干開いている状態になっている。これにより、出湯口13側通路には、水側の弁を通過してきた水と湯側の弁から漏出してきた湯とが混合されて出てくる。総流量的には、どちらかというと水側から多く出るようになっている。
【0022】
次に、アクチュエータ23によるシャフト15の回転駆動により、弁体18が上昇すると、弁体18の水用弁体19は水用弁座21に接近していくことにより弁開度が徐々に減少するため水量が絞られていく。一方、弁体18の湯用弁体20は、その中央部の糸巻き状にくびれた部分が湯用弁座22に接近していくことで、弁開度が徐々に増加し、湯量が増えていく。
【0023】
図3は混合領域における湯水比率一定の開始位置を示す湯水混合弁の断面図である。
混合領域の湯水比率一定の開始位置Bでは、弁体18の水用弁体19の小径部が水用弁座21の第1弁座部の位置にあり、水量はこの弁部から漏出する量だけとなる。一方、弁体18の湯用弁体20に関しては、引き続き弁開度が徐々に増加し、ほぼリニアに湯量が増えている。
【0024】
これ以降、弁体18が上昇するにつれて、弁体18の水用弁体19の小径部は水用弁座21の第1弁座部の位置から離れていくため、ここでの弁開度が徐々に増加し、ほぼリニアに水量が増えていくことになる。同時に、湯側の弁開度も徐々に増加し、湯量も増えていく。
【0025】
その後、混合領域の湯水比率一定の領域が終了する弁位置aでは、弁体18の水用弁体19の大径部が水用弁座21の第2弁座部に接近し、その水用弁体19の大径部と水用弁座21の第2弁座部との間のオリフィスの通路面積が水用弁体19の小径部と水用弁座21の第1弁座部との間のオリフィスの通路面積に等しくなり、この弁位置aが水側の弁の全開状態である。
【0026】
さらに弁体18が上昇すると、水用弁体19の大径部と水用弁座21の第2弁座部との間のオリフィスの通路面積が小さくなり、水量は急速に絞られるようになる。この水用弁座21の第2弁座部の内径は、第1弁座部の内径よりもかなり大きいため、水用弁体19の大径部が水用弁座21の第2弁座部の直前に接近するまでは、基本的には水用弁体19の小径部と水用弁座21の第1弁座部とによる水量制御のみである。したがって、水用弁体19の大径部と水用弁座21の第2弁座部とによる弁は、その通路面積が非常に大きいために非常に小さいオリフィスでも大流量を流すことができることから、弁体18の少ないストロークで水側通路を瞬時に閉めてしまうことができるのである。このとき、水側の通路が全閉するまでは、水用弁座21の第2弁座部の全周にわたって流れるため、局所的な流れによって発生する通水音は大きく低減する。
【0027】
図4は湯側制御域の開始位置を示す湯水混合弁の断面図である。
水用弁体19の大径部が水用弁座21の第2弁座部の入口位置に達すると、水側の弁は全閉となる弁位置bをとり、ここから、湯側制御域が開始される。この湯側制御域の開始位置Cにあるとき、湯側では、弁体18の湯用弁体20と湯用弁座22との間のオリフィスの通路面積が最大になっており、湯側の弁は全開状態である。
【0028】
さらに弁体18が上昇すると、水用弁体19の大径部が水用弁座21の第2弁座部に嵌合するため、水側の弁は全閉位置を保持する。しかし、湯側の弁は、弁体18の湯用弁体20と湯用弁座22との間のオリフィスの通路面積が全開状態から次第に小さくなっていくため、その弁開度は徐々に低下し、湯量はほぼリニアに減少していく。
【0029】
図5は湯側制御域の終了位置を示す湯水混合弁の断面図である。
そして、弁体18がその弁ストローク最大位置となる湯側制御域の終了位置Dに達すると、図5に示したように、水側の弁は全閉状態、湯側の弁も全閉状態になり、出湯口13側通路には、ほとんど湯側の弁から漏出してきた湯が出てくるだけとなる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、1つの制御弁にて構成される湯水混合弁において、水側通路に直動式の弁を配置して水側通路を締め切るように構成した。これにより、弁の締め切り時に流れる水は、流れが1ヶ所に集中するのではなく、弁体の外周にわたり分散して流れるため、流通音が低くなり、湯水混合弁の静音化を図ることができる。
【0031】
また、流量特性において、湯水比率一定であった混合領域に湯水比率可変の領域を設け、弁ストローク最少位置で水の比率を大きくした流れとなるような構成とした。これにより、急激な温度変化にも対応することができるようになる。たとえば、追い炊き機能を持つ給湯装置において、熱交換器が1つで出湯用と追い炊き用との2系路を備えたタイプがある。このようなタイプのものでは、追い炊き機能を使用していて、途中から追い炊き・出湯の両方を使用するように切り換えた場合、熱交換器を共用する出湯側の系路内の水は、既に高温になっているため、出湯側の出始めが高温出湯になってしまう。本発明の湯水混合弁では、水の比率を大きくしたことにより、出始めの高温出湯を抑えることができ、出湯の出始めにいきなり高温のお湯が出てしまうことを回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による湯水混合弁の構成を示す断面図である。
【図2】湯水混合弁の流量特性を示す図である。
【図3】混合領域における湯水比率一定の開始位置を示す湯水混合弁の断面図である。
【図4】湯側制御域の開始位置を示す湯水混合弁の断面図である。
【図5】湯側制御域の終了位置を示す湯水混合弁の断面図である。
【図6】給湯装置の第1の構成例を示す図である。
【図7】給湯装置の流量特性を示す図である。
【図8】給湯装置の第2の構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 給水口
12 給湯口
13 出湯口
14 ボディ
15 シャフト
16 ハウジング
17 ねじ部
18 弁体
19 水用弁体
20 湯用弁体
21 水用弁座
22 湯用弁座
23 アクチュエータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hot and cold water mixing valve, and more particularly to a hot and cold water mixing valve in which hot hot water and cold water are mixed in a hot water supply device to obtain an appropriate temperature hot water.
[0002]
[Prior art]
FIG. 6 is a diagram illustrating a first configuration example of the hot water supply apparatus. According to the first configuration example, the water supply pipe 1 to which water is supplied is connected to the
[0003]
The water supplied by the water supply pipe 1 is supplied to the
[0004]
FIG. 7 is a diagram showing the flow rate characteristics of the hot water supply apparatus. This flow rate characteristic shows the change in the total amount of water, the amount of hot water, and the total amount of water and hot water generally required for a hot water supply device. The horizontal axis represents the control area of hot water and water, and the vertical axis Represents the flow rate. The flow rate characteristic of the hot water supply device has a mixing region where water and hot water are mixed and discharged, and a hot water side control region where only hot water is controlled. The position of the maximum flow rate in the mixing area is indicated by a, and the position of the maximum flow rate of hot water is indicated by b.
[0005]
Such a flow rate characteristic is realized by controlling the
[0006]
FIG. 8 is a diagram illustrating a second configuration example of the hot water supply apparatus. According to this second configuration example, the water supply pipe 1 to which water is supplied is connected to the
[0007]
The water supplied by the water supply pipe 1 is supplied to the
[0008]
Here, the flow control of the hot / cold
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional hot water supply apparatus, in the configuration using the bypass control valve and the hot water control valve, since two control valves are required, there is a problem that the cost increases and the layout becomes very large. there were.
[0010]
In the configuration using one hot and cold water mixing valve, in the water-side control, switching from the fully open position a to the fully closed position b is performed by rotating the valve body and closing the slit through which water passes. Therefore, there is a problem that the water passing sound at the time of closing the slit becomes high.
[0011]
Furthermore, since the ratio of hot and cold water is constant in the mixing region of the flow rate characteristics, when the temperature of hot water changes suddenly, the valve cannot respond immediately, and hot water at an unexpected temperature comes out. There was a problem such as.
[0012]
The present invention has been made in view of the above points, and is a hot and cold water mixing valve that can be configured with a single control valve. An object of the present invention is to provide a hot and cold water mixing valve that can cope with the above.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to solve the above problem, in a hot water mixing valve that mixes hot water supplied to a hot water supply port and water supplied to the water supply port and sends the mixed water to the hot water outlet, The hot water flow rate is controlled in such a way that the flow rate of hot water supplied to the hot water supply port is increased to the maximum flow rate in the mixing region and decreased from the maximum flow rate in the hot water side control region. The flow rate of water supplied to the water supply port is reduced from a predetermined amount of water in the mixing region in accordance with the moving direction of the water valve body, disposed in a passage between the side control valve and the water supply port and the hot water outlet. After that, the maximum flow rate is increased, the maximum flow rate is switched to the minimum flow rate, and the hot water side control area is controlled to maintain the minimum flow rate, and the switching from the maximum flow rate to the minimum flow rate is performed on the water valve body. As with axial movement And water-side control valve, wherein the hot water-side control valve, a hot water valve seat formed in the passage between the hot water supply port and the outflow position, through arranged the said hot water valve seat A hot water valve body having a constricted shape in the center so that the gap between the hot water valve control zone and the hot water valve seat becomes the largest at the time of maximum flow rate control of the hot water side control region, A water valve seat comprising a first valve seat portion having a small passage diameter on the upstream side and a second valve seat portion having a large passage diameter on the downstream side, disposed in a passage between the water supply port and the outlet port; The first valve body portion is controlled to increase to the maximum flow rate after being reduced from a predetermined amount of water in the mixing region by penetrating the first valve seat portion in the axial direction, and after the control to the maximum flow rate, A water valve body comprising a second valve body portion for performing switching control to the minimum flow rate in cooperation with the second valve seat portion; Hot and cold water mixing valve, characterized in that it comprises is provided.
[0014]
According to such a hot and cold water mixing valve, in the water volume control on the water side, the switching from the maximum flow rate to the minimum flow rate is performed by moving the water valve body in the axial direction, thereby eliminating the concentration of water flow when the valve is closed. , It is possible to avoid a high water flow noise. In the mixing region, the temperature of the hot water supplied at the start of the control is high by flowing a predetermined amount of water at the start of the movement of the water valve body, that is, by controlling the water mixing ratio to be high. Even if it is supplied in a state, it becomes possible to suppress high-temperature hot water at the start of hot water.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the configuration of a hot and cold water mixing valve according to the present invention.
[0016]
The hot water / water mixing valve according to the present invention is connected to a
[0017]
In the hot and cold water mixing valve having the above-described configuration, the
[0018]
FIG. 2 is a diagram showing the flow rate characteristics of the hot and cold mixing valve. This flow rate characteristic shows the change in the total flow rate of water volume, hot water volume, and water and hot water generally required for a hot water supply device. The horizontal axis represents the rotation angle of the
[0019]
The most characteristic of this flow rate characteristic is the characteristics of the mixing region. That is, the mixing area has a variable hot water ratio area and a constant hot water ratio area. In the hot water ratio variable region, the flow rate change of hot water has the same change tendency as before, but the change in water flow rate has a small amount of water at a small valve stroke position, and the valve stroke is large. As it becomes, the water volume is reduced.
[0020]
Thereafter, in the region where the hot water ratio is constant in the mixing region, the hot water and water mixing ratio is substantially constant as the valve stroke increases, and water is shut down from the valve position a to the valve position b. In a large area, it becomes a hot water side control area where only the amount of hot water is controlled.
[0021]
Next, the operation of the hot and cold water mixing valve will be described in light of the flow rate characteristics of the hot and cold water mixing valve.
First, in the valve stroke minimum position A in which the
[0022]
Next, when the
[0023]
FIG. 3 is a cross-sectional view of the hot water / water mixing valve showing a starting position where the hot water / water ratio is constant in the mixing region.
At the start position B where the hot water ratio in the mixing region is constant, the small diameter portion of the
[0024]
Thereafter, as the
[0025]
After that, at the valve position a where the constant hot water ratio of the mixing region ends, the large diameter portion of the
[0026]
When the
[0027]
FIG. 4 is a cross-sectional view of the hot water / water mixing valve showing the start position of the hot water side control region.
When the large-diameter portion of the
[0028]
When the
[0029]
FIG. 5 is a sectional view of the hot and cold water mixing valve showing the end position of the hot water side control region.
Then, when the
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the hot and cold water mixing valve constituted by one control valve, a direct acting valve is arranged in the water side passage so that the water side passage is closed. As a result, the water flowing when the valve is closed does not concentrate in one place, but is distributed over the outer periphery of the valve body, so that the flow noise is reduced and the hot water mixing valve can be made quieter. .
[0031]
Further, in the flow rate characteristics, a region where the hot water ratio is variable is provided in the mixing region where the hot water ratio is constant, and the flow is such that the water ratio is increased at the minimum valve stroke position. Thereby, it becomes possible to cope with a sudden temperature change. For example, in a hot water supply apparatus having a cooking function, there is a type having a single heat exchanger and two system paths for hot water and cooking. In such a type, if you use the additional cooking function and switch to using both additional cooking and hot water from the middle, the water in the hot water side that shares the heat exchanger will be Since it has already been hot, the hot water at the beginning of the hot water side becomes hot hot water. In the hot and cold water mixing valve of the present invention, by increasing the ratio of water, it is possible to suppress high temperature hot water at the beginning of discharge, and it is possible to avoid the occurrence of hot hot water at the beginning of the discharge of hot water.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the configuration of a hot and cold water mixing valve according to the present invention.
FIG. 2 is a view showing a flow rate characteristic of a hot and cold mixing valve.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a hot / cold water mixing valve showing a starting position where the hot water / water ratio is constant in the mixing region.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a hot and cold water mixing valve showing a start position of a hot water side control region.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the hot and cold water mixing valve showing the end position of the hot water side control region.
FIG. 6 is a diagram illustrating a first configuration example of a hot water supply apparatus.
FIG. 7 is a view showing a flow rate characteristic of a hot water supply device.
FIG. 8 is a diagram illustrating a second configuration example of the hot water supply apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記給湯口と前記出湯口との間の通路内に配置され、前記給湯口に供給された湯の流量を湯用弁体の移動方向に従って混合領域では最大流量まで増加し、湯側制御域では前記最大流量から減少するよう制御する湯側制御弁と、
前記給水口と前記出湯口との間の通路内に配置され、前記給水口に供給された水の流量を水用弁体の移動方向に従って前記混合領域では所定の水量から減少させた後最大流量まで増加させ、さらに最大流量から最少流量へ切り換え、前記湯側制御域では前記最少流量に保持するよう制御し、前記最大流量から最少流量への切り換えを前記水用弁体の軸方向移動により行うようにした水側制御弁と、
を備え、
前記湯側制御弁は、前記給湯口と前記出湯口との間の通路内に形成された湯用弁座と、前記湯用弁座に貫通配置され前記湯側制御域の最大流量制御時に前記湯用弁座との間の隙間が最も大きくなるよう糸巻き状に中央がくびれた形状を有する湯用弁体とを備え、
前記水側制御弁は、前記給水口と前記出湯口との間の通路内に配置され上流側に小さな通路径を有する第1弁座部と下流側に大きな通路径を有する第2弁座部とからなる水用弁座と、前記第1弁座部を軸方向へ貫通移動することにより前記混合領域で所定の水量から減少させた後最大流量まで増加させる制御を行う第1弁体部と前記最大流量への制御後に前記第2弁座部と協働して前記最少流量への切り換え制御を行う第2弁体部とからなる水用弁体とを備えていることを特徴とする湯水混合弁。In the hot and cold water mixing valve that mixes the hot water supplied to the hot water inlet and the water supplied to the hot water outlet and sends it to the hot water outlet.
Wherein disposed in the passage between the hot water port and the outflow position, the increases to a maximum flow rate the flow rate of the hot water supplied to the hot water inlet in the mixing area according to the movement direction of the hot water valve element, the hot water side control frequency Then, a hot water side control valve that controls to decrease from the maximum flow rate,
A maximum flow rate after the flow rate of water supplied to the water supply port is reduced from a predetermined amount of water in the mixing region according to the moving direction of the water valve body, disposed in a passage between the water supply port and the tap port. until increases, further changes from maximum flow to minimum flow Rikae, in the hot water side control area and controls to hold the minimum flow, from said maximum flow rate switching Rikae to minimum flow rate of the cold water valve body shaft A water-side control valve that is configured to move by direction,
Equipped with a,
The hot water control valve includes a hot water valve seat formed in a passage between the hot water supply port and the hot water outlet, and a hot water valve seat that is disposed through the hot water valve seat during maximum flow rate control in the hot water control region. A hot water valve body having a thread-wound shape with a constricted center so that the gap between the hot water valve seat is the largest,
The water-side control valve is disposed in a passage between the water supply port and the hot water outlet, and a first valve seat portion having a small passage diameter on the upstream side and a second valve seat portion having a large passage diameter on the downstream side. A water valve seat comprising: a first valve body portion that performs control to increase the maximum flow rate after reducing the predetermined water amount in the mixing region by penetrating the first valve seat portion in the axial direction; And a water valve body comprising a second valve body portion that performs switching control to the minimum flow rate in cooperation with the second valve seat portion after the control to the maximum flow rate. Mixing valve.
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